JPS6125365A - 中間調画像形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は着色材のドツトを用いて階調を表現する中間調
画像形成方法に関する。

〈従来技術〉 従来この種の階調表現のためにはディザ法。

濃度パターン法などの画像の濃淡に応じて一定ドットの
密度を制御する密度変調法が一般的であった。

しかし、これらの方法においてより滑らかな階調性を得
ようとした場合、ディザマトリックスのナイズを大きく
とらなければならなかったり、濃度パターン法では分割
するサブマトリクスの分割数と大きくしなければならな
いので、実効的な画素サイズが大きくなり解像力が低下
してしまうという問題があった。

この問題点に対して、例えば、特開昭５８−６０８７８
号公報に示されているように、使用するドツトの種類を
ドツト径やインク濃度などを異ならせて複数個にしてい
わゆる多値化をおこない、階調性、解像力相方ともに優
れた画質を得ようとする試みが提案されている。

以下、インクジェットプリンタを例に説明する。

第１図に、ドツト径及びインク濃度を各々２種類ずつ異
ならせて、■打たない、■低濃度インクの小ドツト、■
低濃度インクの大ドツト、■高濃度インクの小ドツト、
■高濃度インクの大ドツト、以上合計５値の多値化を行
って、５値を２×２のマトリクスで密度変調した例を示
している。

このように全部で１７階調の表現が可能であるが、この
場合、第８番目と第１２番目の間では、使用するインク
濃度が異っている。即ち、４段階で低濃度インクから高
濃度インクに切り換わる。従って濃度が急激に変化する
と、その部分に、インクの濃度差による擬似輪郭が発生
してしまい、画質が劣化するという問題点があった。

く目　的〉 本発明け、上記の点にかんがみ、濃度が異なる着色材を
使用して多値化を行った場合においても擬似輪郭の発生
しない中間調画像形成方法を提供するものである。

〈実施例〉 第２図は、本発明による階調表現の例を示す。

高濃度インクの最小ドツトを所定の密度で形成した時の
反射光学濃度（以下ＯＤ値）を低濃度インクの最大ドツ
トのＯＤ値よりも小さく設定しであるので、低濃度イン
クから高濃度インクに切９換わる間に、第５〜第１１番
目の７つの段階が含まれている。

従って、急激に濃度変化がおこっているような場合でも
、擬似輪郭のない滑らかな画像が得られる。

第３図は、本実施例のインクジェットプリンタの信号処
理回路図である。

第３図において、ＣＰＩ〜ＣＰ３け着目画素の濃度りと
、参照電圧Ｌｌ、Ｌ２．Ｌ３を夫々比較する比較器、Ｄ
ＣＩは、濃度りが（１）Ｌ３〈Ｄ、　（２１Ｌ　２＜Ｄ
（Ｌ　３．　ｆ３１Ｌ　１　＜Ｄ＜Ｌ　２．　（４）Ｄ
＜Ｌｌを判別するデコーダ、ＤＲは第５図に示す４つの
ディザマトリクスが格納されているディザパターン発生
器、ＣＦ２はディザパターン発生器ＤＲの出力と濃度り
を比較する比較器、ＤＣ２はＣＦ２の出力とデコーダＤ
ＣＩの出力からインクジェットヘッド駆動回路ＭＤＩ、
ＨＪ）２ヲ制御するデコーダ、ヘッドＨ１は高濃度イン
クを吐出するインクジェットヘッド、ヘッドＨ２は低濃
度インクを吐出するインクジェットヘッド、両ヘッド共
に第４駆動電圧に応じてドツト径が変化する。

第３図の回路の動作を説明する。

（１）　　デコーダＤＣＩによりＤ）Ｌ３と判断される
と、第５図（ａ）のマトリクスＭ３が選択される。

ＤＴＨ＝　Ｍ３　（ｍｏｄ２Ｘ　、　ｍｏｄ２Ｙ　）Ｄ
≧ＤＴｔ（ ならばヘッドＨ１の駆動電圧Ｖｌは１００Ｖとなり、濃
い大きなドツトが形成され、ヘッドＨ２は駆動されない
。又％Ｄ＜ＤＴＨならばヘッドＨ１は駆動されずに、ヘ
ッドＨ２の駆＠シ圧ｖ２は１００Ｖとなり、低濃度の大
きなドツトが形成される。

以下、次の如く制御される。

（２）　　Ｌ　３　＞Ｊ）＞Ｌ　２ならば　ＤＴＨ＝＋
Ｍ２　（＋ｎｏｄ２Ｘ　、　ｍｏｄ２Ｙ　）として Ｄ≧ＤＴＨならば　ｖ２＝　０■　■１＝１００ＶＤ＜
ＤＴＨならば　Ｖ２＝２０Ｖ　　Ｖ、＝　　０Ｖ（３１
Ｌ２＞Ｄ）ＬｌならばＩ）ＴＨ＝Ｍ１　（ｍｏｄ　２Ｘ
　、　ｍｏｄ　２Ｙ　）として Ｄ≧ＤＴＨ’ｌラバＶ２＝２０Ｖ　　Ｖ、＝　　ＯＶＤ
＜ＤＴＨ７’ｚうｌ’ｌ：　　Ｖｚ＝　　ＯＶ　　Ｖ１
＝２ｏＶ（、ｉｌ　　Ｌ　１　＞Ｄならば　ＤＴＨ：Ｍ
Ｏ（ｍｏｄ２Ｘ、　ｍｏｄ４Ｙ　　）として Ｄ≧ＤＴＨナラｔ’ｆ　　Ｖｚ＝　　ｏｖ　　ｖｌ＝２
ｏｖＤ＜ＤＴＨならば　ｖ２＝　ＯＶ　Ｖｌ＝　Ｏｖこ
こで一般に、２×２マトリツクスを使用する場合、Ｐ）
Ｄ＞Ｑの時、ディザマトリックスＡは ａｌｌ−Ｑ十−！−（Ｐ−Ｑ） ａｚｚ：　Ｑ＋３−（Ｐ−Ｑ　） ａ１２＝　Ｑ　十ｓ　（Ｐ　　Ｑ　） ａ１３−Ｑ＋１（Ｐ−Ｑ） として、同様にすれば良い。

以上の説明では、インク濃度、ドツト径が各々２通りの
場合について述べたが各々３以Ｌの多値になっても同様
に行なうことができる。

ディザマトリクスも２Ｘ２以外のマトリクスを用いるこ
ともできる。また、以上をシアン。

マゼンタ、イエロー、ブラックに当てはめることＫよっ
て良好なカラー中間調を得ることもできる。更に密度変
調法としてディザ法を用いたが、濃度パターン法も使用
できる。

く効　果〉 以上、詳述した０口＜本発明に依れば、濃度の異なる着
色材を用いて階調表現する際急激な濃度変化があっても
ドツトの濃度差圧よる擬似輪郭の発生を防止することが
可能となり、高画質の画像が得られる。

尚、本実施例においてはインクジェットプリンタを例に
説明したが、サーマル転写型プリンタ、゛ｄ子写真プリ
ンタ等種々のプリンタに適用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の階調表現の説明図、第２図は本実施例の
階調表現の説明図、第３図は本実施例のインクジェット
プリンタの信号処理回路図、第４図は各ドツトのＯＤ値
と駆動電圧の関係を示す図、第５図Ｃａ）、　（ｂ）　
、　（Ｃ）　、　（ｄ）　はディザパターンを示す図で
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少くとも２種の着色濃度の各着色材について少くとも２
   種以上のサイズのドットを提供し、前記ドットの密度変
   調により中間調画像を表現する中間調画像形成方法にお
   いて、着色濃度が高い着色材の最小ドットの反射光学濃
   度を着色濃度が低い着色材の最大ドットのそれよりも小
   さくしたことを特徴とする中間調画像形成方法。