JPS59224385A - インクジエツト記録方法 - Google Patents

インクジエツト記録方法

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JPS59224385A
JPS59224385A JP58100026A JP10002683A JPS59224385A JP S59224385 A JPS59224385 A JP S59224385A JP 58100026 A JP58100026 A JP 58100026A JP 10002683 A JP10002683 A JP 10002683A JP S59224385 A JPS59224385 A JP S59224385A
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JP
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ink
inks
recording
dye
recorded
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JP58100026A
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English (en)
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Eiichi Suzuki
鈴木 鋭一
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/40Ink-sets specially adapted for multi-colour inkjet printing

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Duplication Or Marking (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インク(記録液)の飛翔的液滴を被記録材に
付着させてカラー画像を記録するインクジェット記録方
法に関し、とりわけ染料濃度が異なったインクを用いて
広い色再現範囲と豊かな階調性を持ったフルカラー画像
を記録するのに好適なインクジェット記録方法に関する
。  “インクジェット記録方法は、高電圧印加による
静電吸引方式、圧電素子を用いてインクに機械的振動ま
たは変位を与える方式、インクを加熱して瞬間的に発泡
させその圧力を利用する方式などのインク吐出方式によ
り、インクの小滴を発生させてその小滴を紙などの被記
録材に付着させて記録を行なう記録方法であり、騒音の
発生が少なく、高速記録の行なえる記録方法として注目
されている。
インクジェット記録法により銀塩写真の様な濃淡の微妙
なカラー画像を記録する場合は、これまで記録しようと
する原画の三色濃度成分に応じて、例えばシアン、マゼ
ンタ、イエロー、ブラックのインクを用いて、それらの
インクによって記録されるインクドツトの径や個数を制
御し混色して、記録画像中の各色の濃度階調を表現して
きた。
ところが、この様なインクドツトの径や個数を変えて記
録を行なう方法では、原画に対応した画像濃度の低濃度
域から高濃度域全域にわたって連続的になだらかに変化
するような階調表現を行なうことができず、解像度の低
い画像や不自然な画像な力えていた。
こJtらの問題点を解決するため(二種々のインクジェ
ット記録方式が提案されているが、その中でも、同一色
について、染料濃度の異なる少なくとも2種類のインク
を用いて画像を記録する方式力1、特開昭57−156
264号公報などにより知らItでいる。
殊に、特開昭’5’7−156264号公報に開示され
ているインクジェット記録方式は、同一色につ1.Nで
染料濃度が異なった複数のインクを用いて、原画の画像
akノベルに応じて、記録されるインクドツトの径と個
数を変えるとともに、染料濃度が薄いインクによるイン
クドツトが画像の濃度表現範囲のほぼ全域に於て記録さ
れることを特徴としており、直像の各色の濃度階調表現
能力は、従来の記録方式にくらべ改善されたものとなり
、特に画像濃度の低い領域に於ける表現能力が改善され
た。
しかしながら、これらの記録方式に於ては、記録に使用
されるインクを調製する場合に、同一色については、染
料濃度を変えて同じ成分からなる溶媒に溶解して、染料
濃度の異なる複数のインクが調製されており、それらの
複数のインク間で、その染料濃度が異なることに起因す
る粘度、表面張力、pHなどのインク物性にバラツキが
生じていた。殊にpHはインクの色調を規定する一つの
要素であり、同一染料を用いたインクでもpHが異なる
とインクの色調が異なったものとなる。従って同一色の
染料濃度の異なる複数のインク間でのpHのバラツキは
、各インク間での色調のバラツギを生じ、それらのイン
クを使用して記録された画像は非常に不自然な感じのす
るものとなった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、同一色に
ついて染料aMの異なる複数のインクを使用して記録を
行ない、記録される画像の広い濃度範囲にわたって連続
的かつ滑らかに変化する濃度階調を表現することのでき
るインクジェット記録方式に於て、インクの染料濃度に
かかわらず濃度の異なる同一色のインクドツトが、色調
に)(ラッキなく得られ、高品位な画像を記録すること
のできるインクジェット記録方法を提供することを主た
る目的とする。
上記の目的は、以下の本発明によって達成される。
すなわち本発明は、1色以上のインクを使用し、同一色
のインクについては染料濃度の異なる複数のインクを使
用して記録を行なうインクジェット記録方法に於て、前
記複数のインクのそれぞれのpHが、それらのpHの最
大値をpH+w、  最小値をpH=としたときに、 pH馴 085 ≦−− pH藏 なる関係を満たずことを特徴とするインクジェット記録
方法である。
本発明の方法に於ては、単一色のインクを用いて記録を
行なう場合は、所望の色のインクが使用され、またカラ
ー画像の記録を行なう場合は、通常3〜4種の原色(例
えばシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど)のイ
ンクが使用され、各色のインクドツトの径や個数を制御
して原画の色に応じて各色が混色されて記録される。
本発明の方法に於て使用されるインクは、いずれも記録
剤成分としての染料と水及び水溶性溶剤からなる溶媒成
分とで組成される。
上記記録剤成分である染料としては、一般にインクジェ
ット記録用インクに使用されている染料を用いることが
できる。本発明の方法に於ては、広い濃度範囲にわたっ
て連続的かつ滑らかに変化する濃度階調を表現するため
に、同一色については、染料濃度の異なる複数のインク
が使用される。
この様な複数のインクは、含有させる染料のa度を変化
させて調製することができるが、同一色については、同
一の染料をその濃度を変えて使用することが望しい。こ
れは、2種以上の同一色の染料を使用した場合に、各イ
ンク間での染料が異なることによって生じる色調のズレ
更には耐光性の違いによる経時的な色調のズレな防ぐた
めである。
その染料の濃度は、通常0.1〜4.0重量%の範囲か
ら選ばれ、好ましくは0.3重量−程度のものと、0.
7重量係程度のものと、3.0重量%程度のものの3種
以上を用いることが望ましい。
本発明の方法に於て使用されるインクのpHは、インク
の染料濃度に応じてインク組成中のpH調整剤の含有量
を変えて、インクが安定7.cpH8〜pH11゜好ま
しくはpH8〜pH10の領域から選ばれた一定範囲内
に調整される。この一定範囲内とは、染料濃度の異なる
同一色のインク間で、記録されるインクドツトの色調に
バラツキの生じない様な各インクのpHの分布範囲を示
し、本発明に於ては、各インクのpHが、それらのイン
クのpHの中での最大値(pHm)と最小値(pH=)
との比を用いて示なる関係を満たずことを意味する。
後述する比較例にも示される様に、同一の溶媒を用いて
染料濃度だけを変化させてインクを調製釜インクによっ
て記録されたインクドツトの色調にバラツキが生じ記録
された画像の品位を損なってしまう。更に、インクのp
Hがインクが安定な領域からズしてしまうインクもあり
、インク中に含有されている記録剤の分解や結晶化など
が起こり、インクの目詰りやインクの変色退色が進行し
、保存安定性の欠けるものとなった。
本発明の方法に於けるインクのpH3調整剤とし5ては
、インクの記録特性や保存安定性を損なわずにインクの
pHが調整できるものなら例えば酸、塩基、酸性塩、塩
基性塩、緩衝剤などのいずれのものも使用でき、好まし
いものとして尿素;トリエタノールアミン、ジェタノー
ルアミン、エタノールアミンなどのアミン類;アンモニ
ア;水酸化アンモニウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムなどのアルカリ金属水酸化物などが挙げられ、こ
れらの1種以上を用いてインクのpHを調整することが
できる。
本発明のインクを組成するための溶媒成分としては、水
あるいは水と水溶性の各種有機溶剤との混合物が使用さ
れる。水溶性の有機溶剤としては、例エバ、メチルアル
コール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、
イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、 s
ec −ブチルアルコール、tert −メチルアルコ
ール、イソブチルアルコール等の炭素数1〜4のアルキ
ルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコー
ル等のケトン又はケトンアルコール類;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類;N−メチル−2−ピ
ロリドン、■、3−ジメチルー2−イミダゾリジノン等
の含窒素複素環式ケトン類;ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコー
ル類;エチレングリコール、フロピレンゲリコール、フ
テレンクリコール、トリエチレングリコール、1,2.
6−ヘキサンドリオール、チオジグリコール、ヘキシレ
ングリコール、ジエチレングリコール等のアルキレン基
が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類:
グリセリン:エチレングリコールメチルエーテル、ジエ
チレングリコールメチル(又ハエチル)エーテル、トリ
エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル
等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類等があげ
られる。
これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、多価アルコー
ルのジエチレングリコール、多価アルコールの低級アル
キルエーテルのトリエチレングリコールモノメチル(又
はエチル)エーテル等は、好ましいものである。
インク中の上記水溶性有機溶剤の含有量は、一般にはイ
ンク全重量に対して重量パーセントで5〜.95%、好
ましくは10〜80チ、より好ましくは20〜50%の
範囲内とされる。
この様な成分から調合される本発明の方法に用いられる
インクは、すでにインクジェット記録用のインクとして
それ自体で記録特注(信号応答性、液滴形成の安定性、
吐出安定性、長時間の連続記録性、長期間の記録休止後
の吐出安定性)保存安定性、記録剤の溶解安定性、記録
部拐への定着性、あるいは記録画像の耐光性、耐候性、
耐水性、耐アルコール性等いずれもバランスのとれた優
れたものである。そしてこの様な特性を更に改良するた
めに、従来から知られている各種添加剤を更に添加含有
させても良い。
このような添加剤としては、例えば、ポリビニルアルコ
ール、セルロース類、水溶性樹脂等の粘度調整剤;カチ
オン、アニオン或いはノニオン系の各種界面活性剤;ジ
ェタノールアミン、トリエタノールアミン等の表面張力
調整剤等をあげることができる。
インクを帯電するタイプの記録方法に使用されるインク
を調合するためには、塩化9f−ラム、塩化アンモニウ
ム、塩化ナトリウム等の無機塩類等の比抵抗調整剤が使
用される。また吐出オリフィス先端での保水性向上剤と
して尿素、チオ尿素が好適に使用される。尚、熱エネル
ギーの作用によってインクを吐出させるタイプの場合に
は、熱的な物性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝導
率等)が調整されることもある。
以上の様な成分から調整されるインクを用いる本発明の
インクジェット記録方法によれば、同一色の染料濃度の
異なる複数のインクのpHをほぼ揃えることにより、同
一色のインクで記録されたドツト濃度の異なるインクド
ツト間での色調のバラツキをなくすことが可能となり、
また染料濃度差の大キナ複数の同一色のインクが使用で
きるので、記録される画像の広い濃度範囲にわたって連
続的かつ滑らかに変化する濃度階調を表現できる。特に
、2色以上のインクを用いて濃淡の微妙なカラー画像を
記録する場合、本発明の方法によれば、高品位で自然な
画像が記録できる。
以下、本発明を実施例及び比較例によって更に詳細に説
明する。
実施例1 記録剤成分としてC,1,ダイレクトイエロー142を
用い、これを表1に示す様な組成の溶媒に、インクの全
量に対して0.1 、0.3 、0.7 、1.0 、
2.0 、4.0重量%となる様に加え、染料がほぼ完
全に溶解するまで撹拌し、孔径1.0μのフロロボアフ
ィルター(住友電工製)で、加圧瀘過し、ろ液をインク
として得た。この様に調整された染料濃度の異なる6種
のインクのpHは、pH調整剤としての尿素の添加量を
、それぞれの染料濃度に応じて変化させて所望の範囲内
にall整された。
表1 以上の様に調整されたそれぞれのインクの25℃に於け
るpHをデジタルpHメータ(堀場製作所製)を用いて
測定した。その測定結果を表2C二示す。
表2 表2に示したpHの測定結果から各インクのpHのHm 分布範囲pHw−を求めると、0.94となり、はぼ一
定範囲内に統一された。
次に、これらのインクによって記録されるインクドツト
の色相にバラツキがあるかどうかを以下に述べる方法に
より判定した。
先ず、本実施例に於て調製した6種の染料濃度の異なる
インクの一つを使用して、以下に示す条件によりインク
ジェット記録を実施した。ここでは、ピエゾ振動子駆動
電圧をioo vから20Vまで10Vステツプで変化
させて、記録されるインクドツトの径を連続的に小さく
し、低彩度、域へ連続的に変化するべ3反階調のある記
録サンプルを得た。
記録条件;吐出オリフィス径   65μm応答周波数
      2 kHz インクドツト密度   5ドツト/門 更に、これと同様にして他の5種の染料濃度の異なるイ
ンクのそれぞれに対応した濃度階調のある記録サンプル
を得た。
これらの記録サンプルのa度階調性を、記録サンプルな
カラーバラフンステム(■島津製作所製)を用いて測色
し、色彩計算を行ない、Lab色度図上に曲線として描
き、その曲線から各記録サンプルの色相差、すなわちサ
ンプルを記録したインクの色相差を判定した。
Lab色度図は、ある色をa−b座標のある一点(a、
b)として表わし、任意の二つの色に対して、それらの
知覚的な色の差をa −b座標のそれぞれの点の位置の
相違として定量的に判断するために用いることができる
ものである。
Lab色度図に於ては、ある色の彩度を色相を変えるこ
となく連続的に低彩度域へ変化させると、それに伴ない
色度座標(a、b)は無彩色点(0゜0)へ近づき、そ
の色個有の曲線を色度図上に描く。
本実施例の記録サンプルの様に、同一色のインクドツト
の径を変化させて濃度階調を記録すると、色相は変わら
ず彩度だけが変化するので、濃度階調に対応したLab
色度図上の曲線がそれぞれの記録サンプルについて得ら
れる。
これらの曲線は、各インクの色相にバラツキがないなら
ば、互いに重なり合い、原点へ向かう一つの曲線に収束
する。一方、各インクに色相のズレがある場合は、原点
へ向かう曲線は、互いに重なり合わない。
本実施例に於て調製された、染料濃度0.3 、1.0
及び4.0重量%の3種のインクを使用して上述したイ
ンクジェット記録を実施し、それによって得られた記録
サンプルLab色度図を第1図にポア。
第1図に於て、曲線1は染料濃度4,0重量%のインク
を使用して記録したサンプル、曲線2は染料濃ai、o
i量係のインクを使用して記録したサンプル、曲線3は
染料濃度0.3重量%のインクを使用して記録したサン
プルにそれぞれ対応したものである。
第1図に示した様に、各インクに対応した曲線1.2及
び3は、はぼ重なり合い、これらのインクの色相はほぼ
バラツキのないものと判定できる。
また、本実施例に於て調整された6種のインクは、記録
剤の分解や結晶化などが起らず、非常に安定性に優れた
ものであった。
実施例2 記録剤としてC,1,アシッドブルー185を用いて、
6種の染料濃度の異なる一インクを実施例1の方法に従
って調整した。そJtらのインクの組成を表3に示す。
本実施例では、pH調整剤として表面張力調整剤として
の効果もあるトリエタノールアミンを使用し、染料濃度
に応じて添加量を変化させた。
表3 以上の様に調整されたそれぞれのインクの25℃に於け
るpHを実施例1の方法に従って測定した。その結果を
表4に示す。
表4 表4に示した各インクのpHの測定結果からpHりのp
Hは、はぼ一定範囲内に統一された。
次にこれらのインクを用いて、実施例1の方法に従って
インクジェット記録を実施し、記録されたそれぞれの記
録物について、色相にバラツキがあるかどうかを判定し
た。
本実施例に於て調整された染料濃度4.0 、1.0及
び0.3重量%のインクのそれぞれを使用して記録され
たサンプルの色度図を第2図に示す。
第2図に於て、曲線4は本実施例で調製した染料濃度4
,0重量%のインクを使用して記録したサンプル、曲線
5は染料濃度1.0重量%のインクを使用して記録した
サンプル、曲線6は染料濃度0.3重量%のインクを使
用して記録したサンプルにそれぞれ対応したものである
第2図に示した様に、各インクに対応した曲線4.5及
び6はほぼ互いに重なり合い、各インク間に色相のバラ
ツキは、はぼないものと判定できる。
また、本実施例に於て調製された6種のインクも、記録
剤の分解や結晶化などが起らず、非常に安定性に優れた
ものであった、 実施例3 記録剤としてC,1,アシッドレッド37を用いて、6
種の染料濃度の異なるインクを実施例1の方法に従って
調整した。それらのインク組成を表5に示す。本実施例
では、pH調整剤として表面張力調整剤としての効果も
あるトリエタノールアミンを使用し、染料濃度に応じて
添加量を変化させた。
表5 以上の様に調整されたそれぞれのインク25℃に於ける
pHを実施例1の方法に従って測定した。
その結果を表6に示す。
表6 表4に示した各インクのpHの測定結果がらpHpH5
゜ の分布範囲i…−一を求めると0.94となり、各イン
クのpHは、はぼ一定範囲内に統一された。
次にこれらのインクを用いて、実施例1の方法に従って
インクジェット記録を実施し、記録されたそれぞれの記
録物について、色相にバラツキがあるかどうかを判定し
た。
本実施例に於て調整された染料濃度4.0 、1.0及
び0.3重量%のインクのそれぞれぞれを使用して記録
されたサンプルの色度図を第3図に示す。
第3図に於て、曲線7は本実施例で調製した染料澹度4
.0重量係のインクを使用して記録したサンプル、曲線
8は染料濃度1.0重量%のインクを1吏用して記録し
たサンプル、曲線9は染料濃度0,3重量%のインクを
使用して記録したサンプルにそれぞれ対応したものであ
る。
第3図に示した様に、各インクに対応した曲線7.8及
び9はほぼ互いに重なり合い、各インク間に色相のバラ
ツキは、はぼないものと判定できる。
また、本実施例に於て調製された6種のインクも、記録
剤の分解や結晶化などが起らず、非常に安定性に優れた
ものであった。
比較例1 実施例1と同様の組成成分を用いて表7に示す様な組成
のインクを調整した。ここでは、pH調整剤としての尿
素の添加量を一定とした。
表7 以上の様(=調整した6種のインクの25℃に於けるp
)Iを実施例1の方法に従って測定した。その結果を表
8に示す。
表  8 表8に示した各インクのpHの測定結果からpHり間で
のpHのバラツキは大きなものとなった。
また、染料濃度0.1〜1.0重量%のインクでは、イ
ンクが安定な領域(pH8〜pr(tt)よりもpHが
低くなった。
次に、これらのインクを用いて、実施例1の方法に従っ
てインクジェット記録を実施し、記録されたそれぞれの
記録物について、色相にバラツキがあるかどうかを判定
した、。
本比較例に於て調製された染料濃度4.0 、1.0及
ンプルのLab色度図を第4図に示す。
第4図に於て、−#線10は染料濃度4.0重量%のイ
ンクを使用して記録したサンプル、曲線11は染料濃度
1.0重量−のインクを使用して記録したサンプル、曲
線12は染料濃度0.3重量%のインクを1吏用して記
録したサンプルのそれぞれに対応したものである。
第4図に示した様に、各インクに対応した曲線10.1
1及び12は、互いに重ならず、これらのインクの色相
は一致しないものと判定できる。
また、本比較例に於て調、製された6種のインク中で、
染料濃度160重量%以下のインクのpHは、表8に示
した様にインクが安定すpH領域8〜10よりも低くな
り、これらのインクは保存安定性に欠け、記録剤の分解
などが起こり、長期保存した場合変色や退色を起こした
比較例2 実施例2と同様の組成成分を用いて表9に示す様な組成
のインクを調整した。ここでは、pH調整剤としてのト
リエタノールアミンの添加量を一定とした。
表9 pHを実施例1の方法に従って測定した。その結果を表
10に示す。
表1O 表103二示した各インクのpHの測定結果からpHン
ク間でのpHのバラツキは非常に大きなものとなった。
また、染料濃度4N量チのインクのpHは、インクが安
定な領域(pH8〜pH1l)よりも高くなった。
次に、これらのインクを用いて、実施例1の方法(二従
ってインクジェット記録を実施し、記録されたそれぞれ
の記録物について、色相にバラツキがあるかどうかを判
定した。
本比較例に於て調製された染料濃度4.0 、1.0及
び0.3重t%のインクのそれぞ4tを使用して記録さ
れたサンプルのLab色度図を第5図に示す。
第5図に於て、曲線13は染料a度4.0重量係のイン
クを使用して記録したサンプル、曲線14は染料濃度1
.0重量%のインクを匝用して記録したサンプル、曲線
15は染料濃度0.3重量%のインクを開用して記録し
たサンプルのそれぞれに対応したものである。
第5図に示した様に、各インクに対応した曲線13.1
4及び15は、互いに重t、Hらず、これらのインクの
色相は、一致しないものと判定できる。
本比較例に於て調整された6種のインク中、染料濃度4
.0重量−のインクのpHは、11以上となり、このイ
ンクは長期保存に際し変色し、また異物が発生してイン
クの目詰りを起こした。
比較例3 実施例3と同様の組成成分を用いて表11に示す様な組
成のインクを調整した。ここでは、pH調整剤としての
トリエタノールアミンの添加量を一定とした。
表11 以上の様に調整した6種のインクの25℃に於けるpH
な実施例1の方法に従って測定した。その結果を表12
に示す。
表12 表12に示した各インクのpHの測定結果からpHり間
でのpHのバラツキは非常に大きなものとなった。また
、染料濃度1.0重tS以下のインクのpHは、インク
が安定な領域(pH8〜pH11)よりも低くなった。
次に、これらのインクを用いて、実施例1の方法に従っ
てインクジェット記録を実施し、記録されたそれぞれの
記録物について、色相書=バラツキがあるかどうかを判
定した。
本比較例(二於て調製された染料濃度4.0 、1.0
及び0.3重量%のインクのそれぞれを使用して記録さ
れたサンプルのLab色度図を第6図に示す。
第6図に於て、曲線16は染料濃度4.0重量%のイン
クを使用して記録したサンプル、曲線17は染料濃度1
.0重t%のインクを使用して記録した    ゛サン
プル、曲線18は染料濃度0.3重量%のインクを使用
して記録したサンプルのそれぞれに対応したものである
第6図に示した様に、各インクに対応した曲線16.1
7及び18は、互いに重ならず、これらのインクの色相
は、一致しないものと判定できる。
本比較例に於て調整された6種のインク中、染料濃度1
.0%以下のインクのpHは、8以下となり、これらの
インクは長期保存に際し変色し、保存安定性に欠けたも
のとなった。
以上の実施例及び比較例をまとめると表13がが得られ
る。表13に於ては、インクドツトの色調にバラツキの
あったものを(l−)、バラツキかはとんど見られなか
ったものを(=)で表わした。
表 13 表1・3(二示した様に、本発明の方法による実施例で
は、同一色の染料濃度の異なる複数のインクのpHは、
インクが安定すpH領域内での高低にかからのインクに
よって記録されたインクドツトは、その色調がほぼ均一
となった。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は、実施例及び比較例中で得られた記
録サンプルの濃度階調性を表現したLab色度図である
。なお、第1図は実施例1、第2図は実施例・2、第3
図は実施例3、第4図は比較例1、第5−薗は比較例2
、第6図は比較例3中に於11′− て得られた記録サンプルにそれぞれ対応したものである
。 図中に於て、曲線1,4,7,10,13及び16は染
料濃度4.0重量%のインクを使用して記録したサンプ
ル、曲線2,5,8,11,14及び17は染料濃度1
.0重量%のインクを使用して記録したサンプル、曲線
3 、6 、9 、12 、15及び18は染料濃度0
.3重量%のインクを使用した記録サンプルのそれぞれ
の濃度階調性を表現したものである。 a 第  1  図 1!2   図 第  3  図 第  4  因

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1色以上のインクを使用し、同一色のインクについては
    染料濃度の異なる複数のインクを使用して記録を行なう
    インクジェット記録方法に於て、前記複数のインクのそ
    れぞれのpHが、それらのpHの最大値をpHM、最小
    値をpH−としたときに、なる関係を満たずことを特徴
    とするインクジェット記録方法。
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