JPS61252216A - 複合樹脂の製造法 - Google Patents

複合樹脂の製造法

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JPS61252216A
JPS61252216A JP8430885A JP8430885A JPS61252216A JP S61252216 A JPS61252216 A JP S61252216A JP 8430885 A JP8430885 A JP 8430885A JP 8430885 A JP8430885 A JP 8430885A JP S61252216 A JPS61252216 A JP S61252216A
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JP
Japan
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catalyst
filler particles
particles
composite resin
polymerization
Prior art date
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Pending
Application number
JP8430885A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Kageyama
景山 芳輝
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (背景) 本発明は、微粒子を高分散化した状態で含有する複合樹
脂の製法に関する。
一般に、合成樹脂に粒子状充填材を添加して複合樹脂と
する試みは光学的、電気的性質等の特性、機能性に注目
しているいろ行なわれている。
しかし、粒径の極めて小さい微粒子状の充填材は、粒径
の大きな充填材に比較して表面が活性のため凝集等がお
こりやすく高分散化が難しく、また、不安定であるため
、実用的な取扱いが雉かしいなどの難点がちる。
一方、微粒状の圧電性セラミックスを合成樹脂に配合し
て圧電膜を調製する場合等、合成樹脂に微粒子状充填材
を添加して合成樹脂に機能を付与することが行なわれて
おり、近年性能向上のために、益々極小粒子を高分散化
することが要請されている。
しかし、混線等、通常の複合化技術では、微粒子の凝集
エネルギーのために、微粒子状の高分散化は起らず、樹
脂内においても凝集した状態で存在する。
(発明の概要) 本発明は、上記の問題に鑑み、鋭意研究の結果、特定の
方法によって複合化することによって、微粒子状に高分
散化した複合樹脂が得られることを見出し、本発明を達
成した。
具体的には、微粒状充填材粒子又はその凝集物の表面に
1配位イオン重合触媒を担持し、得られた触媒に重合性
単量体を接触せしめて配位イオン重合を行なうことによ
り、充填材粒子を高分散化した複合樹脂を得ることを特
徴とする複合樹脂の製造法を提供するものである。
(発明の効果) 本発明によって微粒子含有複合樹脂を製造すると、充填
材粒子が高分散化した複合樹脂を製造することができる
。とりわけ、表面活性度が高く、凝集エネルギーが極め
て大きいために、高分散化が極めて熾かしい粉砕によっ
て形成された超微粒子凝集体についても樹脂内に高分散
化した状態で複合される。
本発明の上記の特別の効果は、微粒子状充填材の表面に
被覆した触媒上で重合体が形成されることによって生じ
る重合体の生長エネルギーにより、強く凝集した超微粒
子が分散化されるものと推定される。
(発明の詳細な説明) 使用成分 (1)  充填材 本発明は、極く微小粒子の充填材の複合化に適するが、
充填材の種類、粒径は特に制限されない。
本発明における充填材とは、合成樹脂に分散配合される
粒子状物を広く総称し、増量材、補強材、着色材、物性
改良材等一般の充填材の他、電導性、電磁シールド性、
圧電性等の機能を付与する材料も包含する。
一般に本発明に使用される充填材として、酸化亜鉛、酸
化ニッケル、炭酸カルシウム、金属チツ化物、金属硫化
物、チタン酸バリウム等の無機充填剤、木粉、イオン交
換樹脂等の有機充填剤をあげることができる。
粒子は、一般に重量平均粒径が5μ以下、好ましくは1
μ以下、更に好ましくは0.3μ以下が用いられる。該
粒子が凝集した二次粒子の大きさは特に制限がないが5
0μ以下が一般的である。
微粒子の製造法としては、粉砕によって形成する方法、
気相分解にて形成する方法および蒸発同化によって形成
する方法等がある。
(2)配位イオン重合用触媒 本発明で使用される配位イオン重合用触媒としては、チ
ーグラー触媒、メタセシス触媒等と知られている触媒を
用いることができ、具体列には、Ti、 V、 Cr、
 Co、 W等の遷移金属の化合物を用いることができ
る。
これら配位イオン重合用触媒は、上記の微粒子あるいは
微粒子凝集体に担持した状態で使用されるが、その被覆
量は、超微粒子に対し、重量比で0.1以下、好ましく
は0.01以下である。触媒の被覆方法としては、不活
l!11.溶媒中に触媒を溶解させて吸着させる方法、
触媒を気化して吸着させる方法、触媒と超微粒子とを機
械的に混合して吸着させる方法などがある。
(3)重合性単量体 本発明で使用される配位イオン重合用単量体とり、 テ
d、エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−1
、ヘキセン−1、オクテン−1などのオレフィン類、ブ
タジェン、1.3−ペンタジェン、イソプレン、4−メ
チルへキサジエン等の共役、非共役のジエン類、アクリ
ル酸エステル、酢酸ビニル等のビニル化合物の一種又は
二種以上を用いることかできる。
製造方法 (1)重合 本発明の重合法は、回分式操作でも実施できるが、重合
を連続式で行なうのが一般的である。重合は、通常の低
圧法ポリオレフィンの製造装置を用いたスラリー重合、
気相重合、溶液重合のほかに、高圧ラジカル重合法で用
いられる装置を使用して高温高圧下に重合することも可
能である。
本発明の重合に用いられる不活性溶媒としては、n−ペ
ンタン、n−へ中テンのような脂肪族炭化水素、ベンゼ
ン、トルエンのような芳香族炭化水素などを例示するこ
とができる。
重合圧力、重合温度、滞留時間には特に制限はなく、目
的に応じた物性の合成樹脂が得られる条件で重合を行な
う。
また、重合時に前記の触媒のほかに、助触媒も使用でき
る。助触媒としては、有機アルミニウム類が使用され、
具体列としては、トリエチルアルミニウム、ジエチルア
ルミニウムクロライド、工チルアルミニウムセスキクロ
クイド等が例示される。
(2)成形 得られた重合体は、必要に応じて脱触、乾燥を。
行った後、そのまま溶融成形に供することができ脂と同
種あるいは、該合成樹脂と相容性を有する他の合成樹脂
を添加することもできる。
更に目的に志して、安定剤、着色剤、補強材あるいは他
の充填材等を添加することも可能である。
本発明の複合樹脂は、複合する微粒子のもつ機能的な性
質、例えば誘電性、圧電性、導を性および磁性などによ
り、それぞれの用途分野において高機能性の複合樹脂と
して利用することができる。
実施例−1 (1)  BaTtOa微粒子への触媒担持内容積11
Jツトルのステンレス製ポットに、直径12.7−のス
テンレス製ボールを見掛は容積で800ミリリットル入
れ、充分に窒素で置換する。
次にBaTi0a粉末(平均粒径5μ)toorを入れ
、振動ミル(振動中5■、モーター回転速度1700 
rpm )で、96時間粉砕した。
粉砕後のBa ’ri 03の電子顕微鏡観察により、
BaTi0aが0.1μ程度の微粒子に粉砕され、それ
らが2μ程度の凝集体になっていることが認められた。
次に、内容積500ミリリツトルのフラスコに、n−へ
ブタン200ミ171Jツトル、上記の粉砕BaTiO
350f、 TiCt4o、sミリリットルを入れ、8
0℃で1時間攪拌した。その後、ヘプタンを用いて未反
応のTic/14を充分く洗浄し、触媒とした。
(2)  Ba Ti Os微粉子含有重合体の製造内
容積800ミリリツトルの1拌式オートクレーブに、n
−へブタン500ミリリツトル、上記触媒20f1 ト
リエチルアルミニウム0.2ミリモルを入れ、エチレン
4.sAy/cII、水素圧4.5#/−でエチレンの
重合を行ない、重合体の収量80tで重合を終了し、ろ
過後、充分に洗浄し、乾燥した。
得られた重合体を圧縮成形して厚さ2mのシートを得た
。このシートを酸素エツチングして、電子顕微鏡写真に
て観察したところ、0.1μ程度の微粒子が高分散状態
に複合化されていることが認められた。
比較例−1 実施例−1で粉砕によって得られたBa Ti Oa微
粒子300 f、高密度ポリエチレン800fを混合し
て二軸押出機にて混練し複合樹脂化した。
得られた複合樹脂を圧縮成形して厚さ2−のシートとし
、実施例−1と同様にして1子顕微鏡写真にて観察した
ところ、Ba Ti O3のfI!、粒子は分散化せず
、2μ程度の凝集体として樹脂に分数されていた。
特許出願人  三菱油化株式会社 代理人 弁理士 古 川 秀 利 (他1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 微粒状充填材粒子又はその凝集物の表面に、配位イオン
    重合触媒を担持し、得られた触媒に重合性単量体を接触
    せしめて配位イオン重合を行なうことにより、充填材粒
    子を高分散化した複合樹脂を得ることを特徴とする複合
    樹脂の製造法。
JP8430885A 1985-04-19 1985-04-19 複合樹脂の製造法 Pending JPS61252216A (ja)

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JPS61252216A true JPS61252216A (ja) 1986-11-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5258071A (en) * 1987-05-14 1993-11-02 Glaverbel Vitreous filler material for a polymeric matrix
US5370818A (en) * 1993-05-28 1994-12-06 Potters Industries, Inc. Free-flowing catalyst coated beads for curing polyester resin
AT398575B (de) * 1987-05-14 1994-12-27 Glaverbel Gläsernes füllstoffmaterial sowie verfahren zur herstellung einer füllstoffmaterial enthaltenden polymermatrix

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