JPS61252031A - 移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、プリント基板等の物品の組立工程における
物品の移送装置に関する。

従来の技術 近年、プリント基板への電気部品の実装、製品の組み立
て等の物品の組立工程において、オートメーション化が
進み、諸工程間を結ぶベルトコンベア・チェーンコンベ
ア等の移送装置を設け、諸工程間に順次物品を移送しな
がら組立作業を進めるようにしている。

この種の移送装置として、単純に物品をある工程から他
の工程に移送するだけの構成のものとか、ある定まった
速度で移送しながら、移送途中で作業を順次行えるよう
にしたもの等がある。

発明が解決しようと゛する問題点 しかしながら、従来の移送装置は、単純に一定速度で移
動するだけのものであり、物品の移送工程の途中で、停
止させて何らかの作業２行いたい場合、移送装置全体を
停止させなければならないものであった。

例えば、プリント基板のハンダ付は工程等のようにプリ
ント基板を一定速度で移送しながら行う作業工程を含む
場合、移送動作全体を停止させない限り、一部分のみを
所定の位置で停止させて、そこで何らかの作業を行うと
いうようなことは到底できない。

本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、物品の移
送途中で装置全体を停止させることなく、移送過程にち
る物品の一部のみを移送ライン所定の部位で他と切り離
して一時的に停止できるようにした装置を提供すること
を目的とする。

問題点を解決するための手段 以上の目的を達成するために、本発明は、チェーン等の
無端帯状回転体に複数の従動子を一定間隔で設け、この
従動子にプリント基板等の物品を保持したキャリアを順
次係合させ、このキャリアを一方から他方まで移送する
装置であって、前記従動子と前記キャリアとの係合状態
をキャリア移送途中で一時的に離脱させる解除手段を設
け、前記従動子が前記キャリアの一側の一端部から他端
部まで移動し再び係合状態に復帰するまでの所要の時間
前記キャリアを移送途中で一時的に停止させるようにし
たこと全特徴として構成した。

作用 以上の構成による本発明の装置によれば、従動子との係
合により順次移送されるキャリアの移動を停止すること
なく、移送ラインの所定の位置まで移送されたキャリア
のみを従動子との係合状態全解除して一時的に停止させ
ることができる。

移送ラインに沿って順次移送されるキャリヤが所定の位
置に達すると、解除手段が作動して従動子との係合が解
除される。これによって当該キャリヤのみが他から切り
離されて一時的に停止される。その後、所定の時間経過
すると、キャリヤが従動子と再び係合し、その移送が再
開される。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図、第２図は本発明に係る装置を示すもので、ｔｏ
、ｉｔはスプロケット、１２はチェーン、１４は従動子
、２２はガイドレール、２３はキャリアを示している。

駆動側スプロケツ）１０と従動側スプロケット１１とに
チェーン１２が掛は渡されている。チェーン１２の連結
部には、近接して一対で設けたビン１３．１３が一定間
隔おいて複数組設けられている。ビン１３．１３には従
動子１４が取り付けられている。従動子１４は、一定間
隔おいて設けた複数組の一対のビン１３．１３に夫々取
り付けられている。

従動子１４には、ブロック体１５の一方側にビン１３．
１３への取付穴１６１，１６２を形成した取付板１６を
設け、他方側に一対の略コ字状のスライド部材１７．１
７’を設けである。取付板１６の一方の取付穴１６１は
長尺状に形成され、従動子１４がスプロケット１０ある
いは１１に沿って回動する際、支障のないようになって
いる。さらに、ブロック体１５上に立設された軸１８に
レバー１９が回動可能に取り付けられている。レバー１
９の一方には係合爪片１９１が形成され、他方にはロー
ラ２０が取り付けられている。このレバー１９はネジリ
パネ２１によって一方向に付勢されている。

チェーン１２と平行に、一対のガイドレール２２．２２
が配設されている。このガイドレール２２．２２に沿っ
てキャリア２３がレール２２゜２２上に車輪を介して移
動可能に載せられている。

キャリア２３のチェーン１２と対応する一側辺には、立
上り壁２４が設けられ、この立上り壁２４に従動子１４
のスライド部材１７．１７と対応するガイドレール２５
と、レバー１９の係合爪片１９１と対応する略ノコ歯状
の係合部材２６が取り付けられている。

さらに、キャリア２３の移動方向の所定の位置に、レバ
ー１９に設けたローラ２０と対応するカム板２７が配設
されている。

次に、以上の構成による実施例の装置の動作について説
明する。

先ず、第３図に示すように、プリント基板等の物品を保
持したキャリア２３を待機させる。そうすると、チェー
ン１２の回転と共に移動する従動子１４が第３図破線で
示すようにスブロケツ）１１に沿って回転し、略１８０
度回転した出口側の位置で第３図実線で示すように、従
動子工４のスライド部材１７．１７がキャリア２３のガ
イドレール２５に、かつレバー１９の係合爪片１９１が
係合部材２６にそれぞれ係合される。この時、従動子１
４けキャリア２３の後方部に係合される。そうすると、
キャリア２３は従動子１４の移動と共にガイドレール２
２．２２に沿う矢印１００の方向（図面左方）に移送さ
れる。このキャリア２３の移送は従動子１４の取り付は
間隔で順次行われる０ 次いで、第４図に示すように、キャリア２３がカム板２
７を配設した位置まで移送されると、レバー１９のロー
ラ２０がカム板２７の一端に当接する。そうすると、レ
バー１９ば、カム板２７によって軸８を中心に矢印方向
に回動され、第４図破線で示すように、係合爪片１９１
が係合部材から離脱される。そうすると、キャリア２３
は停止し、従動子１４のみがチェーン１２の回動と共に
移動する。この時、従動子１４はキャリア２３のガイド
レール２５と摺接しながら移動する。

そして、第５図に示すところまで従動子１４が移動し、
レバー１９のローラ２０がカム板２７から離脱する位置
まで達し、かつ第５図破線で示すように、ローラ２０が
カム板２７から離脱すると、レバー１９はネジリバネ２
１の付勢力により係合爪片１９１が係合部材２６に係合
する方向に回動復帰される。そうすると、従動子１４と
キャリア２３とは係合状態に戻り、キャリア２３は再び
従動子１４と共に移送される。

キャリア２３の停止時間は、チェーン１２の回転による
従動子１４の移動速度すなわち、キャリア２３の送り速
度あるいはカム板２７の長さ等により適宜に設定できる
。

発明の詳細 な説明したとおり、本発明による移送装置によれば、移
送される物品の移送を装置全体全停止することなく移送
ライン途中の所定の位置で他と切り離して所要時間だけ
一時停止させることができる。したがって、他の物品の
移送を停めることなく、移送途中の所定の位置に達した
物品のみを所要時間停止させ、この位置で定められた作
業を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る装置を示す斜視図、第２図はその
要部斜視図、第３図、第４図および第５図はその動作を
説明する平面図である。 １０・・・・・・駆動側スプロケット、１１・・・・・
・従動側スプロケット、１２・・・・・・　チェーン、 １４・・・・・・従動子、 １９・・・・・・　レバー、 １９１・・・・・・係合爪片、 ２０・・・・・・　ローラ、 ２５・・・・・・係合部材、 ２７・・・・・・　カム板、 ２３・・・・・・　キャリア、 Ａ・・・・・・移送される物品（プリン）！板等）。 特許出願人　　　日本電気ホームエレクトロ第　　１　
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Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、チェーン等の無端帯状回転体に複数の従動子を
   一定間隔で設け、この従動子にプリント基板等の物品を
   保持したキャリアを順次係合させ、このキャリアを一方
   から他方まで移送する装置であつて、前記従動子と前記
   キャリアとの係合状態をキャリア移送途中で一時的に離
   脱させる解除手段を設け、前記従動子が前記キャリアの
   一側の一端部から他端部まで移動し再び係合状態に復帰
   するまでの所要の時間前記キャリアを移送途中で一時的
   に停止させるようにしたことを特徴とする移送装置。