JPS61251932A - 情報検索処理システムにおける処理経過制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 一定の条件に合致する情報を検索あるいは照会する情報
検索処理システムにおいて、依頼を受けた検索や照会な
どの処理中に２条件に合致するものとして中間的に得ら
れている処理結果を、定期的に依頼者に報告し、依頼者
の必要に応じて処理の継続あるいは中止を可能にする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、情報検索処理システムに関するものであり、
特に処理依頼者に対し、処理経過を中間報告し、処理継
続あるいは中止を制御する方式に関する。

〔従来の技術〕

たとえば、多数の文献情報の中から一定のキーワードを
含むもののみを抽出する文献検索システムや、多数の不
動産物件情報の中から指定された一定の条件に合致する
もののみを抽出する不動産取引情報照会システムのよう
に、処理依頼に応した条件でデータベースの検索処理を
行う情報検索処理システムがある。

第３図は、従来の情報検索処理システムの１例を示した
もので、３１はホストシステム、３２は検索処理部、３
３はデータベース、３４ないし３６は端末を表している
。

いずれかの端末（３４ないし３６）からオンラインによ
る検索処理依頼が行われると、ホストシステム３１では
、検索処理部３２が、依頼された検索条件に合致する全
ての情報をデータベース３３から抽出して、最終結果を
依頼元の端末へ転送する。

このような情報検索処理システムでは、処理依願に基づ
いて検索処理した結果得られる全情報の量やその検索処
理に要する時間の長さは、データベースの大きさや設定
した検索条件により異なり。

一般には予測できない場合が多い。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の情報検索処理システムでは、検索処理の依頼が行
われてから、検索処理が全て終了するまでの間、依頼者
はシステムから何の情報も得ることができず、検索時間
が長くかかる場合には、その間単に待ち続けるだけとな
る。

また依願側の事情によっては５完全な検索結果を必要と
せず、ある程度の件数が得られれば十分な場合がある。

しかしそのような場合であっても。

検索が完了するまで検索結果の抽出件数を知ることがで
きないため、不必要な程多量の件数が得られて処理時間
や料金等の無駄が生じる場合がしばしば起こるという問
題があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、情報検索処理システムにおいて、検索処理の
経過報告、すなわち中間的な検索結果の報告を行うこと
により、依頼者に検索処理の継続あるいは中止等の適切
な処置を可能にするものである。

第１図は５本発明の原理的構成を示す図である。

図中の１はホストシステム、２は検索処理部、３はデー
タベース、４ないし６は端末、７は検索経過制御部、８
はタイマ、９は抽出件数カウンタを表している。

ホストシステム１は、端末４ないし６からの検索依願が
あったとき、検索経過制御部７を起動し。

初期化処理を行わせた後、検索処理部２を起動し。

指定された検索条件のもとでデータベース３を対象とす
る検索処理を行わせる。

検索経過制御部７の初期化処理では、タイマ８による割
込み環境を設定して、一定時間ごとにタイマ割込みが発
生されるようにする。

検索処理部２は検索処理を実行し、検索対象を１件抽出
するごとに抽出件数カウンタ９を１ずつカウントアツプ
する。

検索経過制御部７ば、タイマ８による割込みが発生した
とき、検索処理部２の動作を停止させるとともに、抽出
件数カウンタ９の現在値、すなわち中間的な抽出件数を
読出して、これを検索依頼元の端末へ経過報告する。

通知を受けた端末の依頼者は、その抽出件数が必要十分
なものであれば中止指示を行い、また不十分なものであ
れば継続指示を行なう。

これらの指示は、ホストシステム１へ送出される。

ホストシステム１の検索経過制御部７は、中止指示があ
った場合、それまでに抽出された結果の情報を依頼元の
端末へ転送し、またｗＥ続指示があれば検索処理部２の
動作を再開させる。

以上の動作は５中止指示がない限り、検索処理が完了す
るまで繰り返される。

〔作用〕

本発明によれば、実行中の検索処理の中間結果が依頼者
に刻々と報告されるので、依頼者は、検索処理を任意適
当な段階で打切らせることができる。

〔実施例〕 第２図は９本発明の１実施例システムの構成図である。

図中の２１はホストシステム、２２は検索処理部、２３
はデータベース５２４ないし２６は端末、２７は検索経
過制御部、２８はタイマ。

２９は抽出件数設定域、３０は抽出結果設定域を表して
いる。なお、参照番号２１ないし２９で示される要素は
、それぞれ第１図中に参照番号１ないし９で示されてい
る要素に対応し、同一の機能を果すものである。

たとえば、端末２５からホストシステム２１に対して検
索依願が出されたとき、ホストシステム２１では、検索
経過制御部２７が起動される。

検索経過制御部２７は、まず■のタイム監視設定処理を
実行し、タイマ２８にタイマ割込みを行わせるための時
間を設定する。次に■の非同期入口点設定処理を実行し
、タイマ割込み発生時に経過報告処理を行う非同期ルー
チン（■、■、■。

■で示す）の非同期入口点■を設定する。

その後、■の検索処理部起動処理を実行し、検索処理部
２２は別途指定されている検索条件に基づきデータベー
ス２３を対象に検索処理を実行する。検索により得られ
た結果の情報は、１件ずつ抽出結果設定域３０に格納さ
れ、同時に抽出件数設定域２９に設定されている抽出件
数値を更新する。

非同期ルーチン■ないし■は、検索処理部２２の動作中
、その動作とは非同期的に、タイマ２８の設定時間に基
づいて割込みにより起動される。

上記のタイマ割込みにより検索処理を中断して■の非同
期入口点に入り１■の経過報告処理を実行する。■の経
過報告処理では、抽出件数設定域２９の件数値が依頼元
端末２５へ通知される。

経ｉｌ！５報告後、■で端末からの継続指示（あるいは
中止指示）の有無を監視する。

■で依頼元端末２５からの中止指示があった場合には、
■から■へ復帰し、検索処理部に対する中止指示を行っ
て検索処理を終了させ、■の結果報告処理を実行して２
抽出結果設定域３０に格納されているその時点での中間
的な検索結果の情報を、依頼元端末２５へ送出させる。

他方、■で依頼元端末２５からの継続指示かあった場合
には、■から■へ復帰し、検索処理部に対する中止指示
を行って検索処理を再開させる。

以後、タイム監視により、タイマ割込みが生じるごとに
上記した動作を繰り返し、最終的に検索処理が完了した
場合には、■で抽出結果設定域３０にある最終結果を、
依頼元端末２５へ送出する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、検索処理が長時間に及ぶ場合にも途中
経過が逐次的に依頼元へ報告されるため。

依頼者はいらぬ不安を抱くことがなく、また抽出件数の
出具合によっては検索処理の中止を指示することかでき
９時間や費用の無駄を、なくシ、システムの利用効率も
向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理的構成図、第２図は本発明の１実
施例システムの構成図、第３図は従来システムの構成図
である。 第１図において。 ■・・・ホストシステム　　２・・・検索処理部３・・
・データベース　　　４，５．６・・・端末７・・・検
索経過制御部　　８・・・タイマ９・・・抽出件数カウ
ンタ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 情報検索機能をもつホストシステム（１）と端末（４、
   ５、６）とにより構成される情報検索処理システムにお
   いて、 ホストシステム（１）は、 検索処理過程で逐次抽出される情報の件数を計数する抽
   出件数カウンタ（９）と、 検索処理中に一定時間ごとに割込みを発生するタイマ（
   ８）と、 タイマ（８）による割込みが発生したとき、抽出件数カ
   ウンタ（９）の内容である抽出件数値を読出して、検索
   依頼元の端末へ通知し、続いて検索依頼元の端末からの
   指示に基づき、検索処理の継続あるいは中止を制御する
   検索経過制御部（７）と、 をそなえていることを特徴とする情報検索処理システム
   における処理経過制御方式。