JPS61251542A - 繊維強化光フアイバ−の製造方法 - Google Patents
繊維強化光フアイバ−の製造方法Info
- Publication number
- JPS61251542A JPS61251542A JP60075165A JP7516585A JPS61251542A JP S61251542 A JPS61251542 A JP S61251542A JP 60075165 A JP60075165 A JP 60075165A JP 7516585 A JP7516585 A JP 7516585A JP S61251542 A JPS61251542 A JP S61251542A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- optical fiber
- die
- layer
- fiber
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- Granted
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は繊維強化光ファイバーの製造方法の改良に関す
るものである。
るものである。
〔先行技術と問題点]
光伝送ケーブルの素線である光ファイバーまたは、この
光ファイバーの集合線においては、補強層としてガラス
繊維強化樹脂層を被覆することが公知であり、その被覆
方法の1つとして、本出願人は樹脂を含浸した連続ガラ
ス繊維群と共に光ファイバーをダイスに引き通して光フ
アイバー上に繊維強化樹脂層を成形すると共にダイス内
で樹脂を硬化させる方法を既に提案した。
光ファイバーの集合線においては、補強層としてガラス
繊維強化樹脂層を被覆することが公知であり、その被覆
方法の1つとして、本出願人は樹脂を含浸した連続ガラ
ス繊維群と共に光ファイバーをダイスに引き通して光フ
アイバー上に繊維強化樹脂層を成形すると共にダイス内
で樹脂を硬化させる方法を既に提案した。
この方法は、ダイスで成形のみを行い、しかるのちに、
加熱炉に通して樹脂を硬化させる方法(特公昭56−7
61号公報)に較べて、例えば、被覆の偏肉防止に有利
であるといった利点があるが、ダイス内で樹脂を硬化さ
せるためにダイス引抜きに大なる張力を必要とし、光フ
ァイバーの機械的強度が低いことを勘案すれば問題であ
る。
加熱炉に通して樹脂を硬化させる方法(特公昭56−7
61号公報)に較べて、例えば、被覆の偏肉防止に有利
であるといった利点があるが、ダイス内で樹脂を硬化さ
せるためにダイス引抜きに大なる張力を必要とし、光フ
ァイバーの機械的強度が低いことを勘案すれば問題であ
る。
ところで、硬化性樹脂の種類のいかんによっては硬化収
縮の発生があり、従来、その樹脂の硬化成形に対し硬化
収縮は否定的要因として取扱われている。しかしながら
、上記のダイス引抜き成形においてダイス内で樹脂を積
極的に硬化収縮させれば、硬化収縮がダイス内面と硬化
樹脂との間の接着を妨げるように作用し、それだけ硬化
被覆層とダイス内面との間の拘束性をよく解除し、それ
ら相互間を滑り易くするから、上記引抜き張力の低減に
有利である。しかしながら、被覆層の硬化収縮に伴い、
光ファイバーの外周面に圧力が作用し、特に、光ファイ
バーが集合線である場合は、光フアイバー素線に複雑な
応力が発生し、これがマイクロベンドの原因となって、
光ファイバーの伝送特性の低下が懸念される。
縮の発生があり、従来、その樹脂の硬化成形に対し硬化
収縮は否定的要因として取扱われている。しかしながら
、上記のダイス引抜き成形においてダイス内で樹脂を積
極的に硬化収縮させれば、硬化収縮がダイス内面と硬化
樹脂との間の接着を妨げるように作用し、それだけ硬化
被覆層とダイス内面との間の拘束性をよく解除し、それ
ら相互間を滑り易くするから、上記引抜き張力の低減に
有利である。しかしながら、被覆層の硬化収縮に伴い、
光ファイバーの外周面に圧力が作用し、特に、光ファイ
バーが集合線である場合は、光フアイバー素線に複雑な
応力が発生し、これがマイクロベンドの原因となって、
光ファイバーの伝送特性の低下が懸念される。
本発明の目的は樹脂の硬化収縮を利用して上記したダイ
ス引抜き張力の低減を可能とし、この硬化収縮にもかか
わらず光ファイバーの加圧圧縮を充分に排除できる繊維
強化光ファイバーの製造方法を提供することにある。
ス引抜き張力の低減を可能とし、この硬化収縮にもかか
わらず光ファイバーの加圧圧縮を充分に排除できる繊維
強化光ファイバーの製造方法を提供することにある。
本発明に係る繊維強化光ファイバーの製造方法は樹脂を
含浸した連続繊維群と共に、弾性率10〜50Kg/c
iのプラスチックからなる耐圧層を被覆した光ファイバ
ーをダイスに引き通して樹脂含浸繊維層を成形すると共
にダイス内において樹脂を硬化収縮させつつ硬化させる
ことを特徴とする方法である。
含浸した連続繊維群と共に、弾性率10〜50Kg/c
iのプラスチックからなる耐圧層を被覆した光ファイバ
ーをダイスに引き通して樹脂含浸繊維層を成形すると共
にダイス内において樹脂を硬化収縮させつつ硬化させる
ことを特徴とする方法である。
以下、図面により本発明を説明する。
図面は本発明によって製造する繊維強化光ファイバーを
示している。
示している。
1は光ファイバー(外径は通常0.4朋φ)の集合線で
あり、光フアイバー素線11 、11.・・・・・・を
集合しである。光フアイバー素線にはその素線製造中に
おける機械的保護層、例えばシリコーン樹脂(弾性率1
0Kg/cJ以下)の塗布層を被覆しである。2は光フ
アイバー集合線上に被覆した耐圧層であり、弾性率は1
0〜50Kg/m、ショアー硬度はA40以上である。
あり、光フアイバー素線11 、11.・・・・・・を
集合しである。光フアイバー素線にはその素線製造中に
おける機械的保護層、例えばシリコーン樹脂(弾性率1
0Kg/cJ以下)の塗布層を被覆しである。2は光フ
アイバー集合線上に被覆した耐圧層であり、弾性率は1
0〜50Kg/m、ショアー硬度はA40以上である。
この耐圧層にはシリコーン樹脂、アクリルウレタン、エ
ポキシ樹脂等のプラスチックを使用できる。3は繊維強
化樹脂層でか2〜9%の熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂等)を使用してあり、゛硬化収
縮率は樹脂、硬化剤の選択によって調整できる。
ポキシ樹脂等のプラスチックを使用できる。3は繊維強
化樹脂層でか2〜9%の熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂等)を使用してあり、゛硬化収
縮率は樹脂、硬化剤の選択によって調整できる。
繊維には、ガラス繊維、カーボン繊維またはポリアミド
繊維、金属繊維またはこれらの混合繊維(単繊維直径5
〜251)、を使用できる。
繊維、金属繊維またはこれらの混合繊維(単繊維直径5
〜251)、を使用できる。
本発明により繊維強化光ファイバーを製造するには、光
ファイバーの集合線に耐圧層を被覆し、この光ファイバ
ーと樹脂含浸ガラス繊維ロービングとを加熱ダイスで一
括引抜き成形すると共にダイス内で樹脂を加熱硬化させ
る。ガラス繊維ロービングへの樹脂含浸には、ロービン
グを樹脂浴に浸漬通過させるディッピング法を用いるこ
とができる。
ファイバーの集合線に耐圧層を被覆し、この光ファイバ
ーと樹脂含浸ガラス繊維ロービングとを加熱ダイスで一
括引抜き成形すると共にダイス内で樹脂を加熱硬化させ
る。ガラス繊維ロービングへの樹脂含浸には、ロービン
グを樹脂浴に浸漬通過させるディッピング法を用いるこ
とができる。
上記においてダイス内で樹脂の硬化を完了させ、その硬
化中、積極的に硬化収縮を起させ、ダイス内面と硬化層
との接着力を減じ、それらの間の拘束力を小さくしてダ
イス引抜力を低減している。
化中、積極的に硬化収縮を起させ、ダイス内面と硬化層
との接着力を減じ、それらの間の拘束力を小さくしてダ
イス引抜力を低減している。
この場合、硬化被覆層の硬化収縮圧力は耐圧層で受圧さ
れ、その耐圧層の変形はその高弾性率のために僅小であ
り、光ファイバーへの硬化収縮圧力の伝達はよく防止で
きる。
れ、その耐圧層の変形はその高弾性率のために僅小であ
り、光ファイバーへの硬化収縮圧力の伝達はよく防止で
きる。
第1表に耐圧層(シリコーン樹脂)のヤング率(弾性率
)を種々かえた時のFRP硬化被覆層の伝送損失変化j
l (at O,85PLLED )を示した。
)を種々かえた時のFRP硬化被覆層の伝送損失変化j
l (at O,85PLLED )を示した。
第 1 表
これらの結果より、ヤング率は10〜50Kg/dの間
のものが、FRP被覆後の伝送損失変化を少くすること
ができることがわかった。
のものが、FRP被覆後の伝送損失変化を少くすること
ができることがわかった。
このように、本発明に係る繊維強化光ファイバーの製造
方法によれば、ダイス引抜き成形と同時に樹脂を硬化さ
せる方法であるにもかかわらず、積極的な樹脂の硬化収
縮性の利用によりダイス引抜き張力を低減でき、光ファ
イバーに大なる引張力を作用させることがない。また、
耐圧層の使用により硬化収縮圧力の光ファイバーへの作
用も充分に防止できる。
方法によれば、ダイス引抜き成形と同時に樹脂を硬化さ
せる方法であるにもかかわらず、積極的な樹脂の硬化収
縮性の利用によりダイス引抜き張力を低減でき、光ファ
イバーに大なる引張力を作用させることがない。また、
耐圧層の使用により硬化収縮圧力の光ファイバーへの作
用も充分に防止できる。
従って、本発明によれば光ファイバーにさしたる応力を
発生させることなしに樹脂含浸繊維層を被覆できる。
発生させることなしに樹脂含浸繊維層を被覆できる。
図面は本発明によって製造する繊維強化光ファイバーを
示す説明図である。 図において、1は光フアイバー集合線、2は耐圧層、3
はFRP層である。 特許出願人 住友電気工業株式会社(外1名)代理人
弁理士祢亘元邦夫′ 1 2活折4
示す説明図である。 図において、1は光フアイバー集合線、2は耐圧層、3
はFRP層である。 特許出願人 住友電気工業株式会社(外1名)代理人
弁理士祢亘元邦夫′ 1 2活折4
Claims (1)
- (1)樹脂を含浸した連続繊維群と共に弾性率10〜5
0kg/cm^2のプラスチックからなる耐圧層を被覆
した光ファイバーをダイスに引き通して樹脂含浸繊維層
を成形すると共にダイス内において樹脂を硬化収縮させ
つつ硬化させることを特徴とする繊維強化光ファイバー
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60075165A JPS61251542A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 繊維強化光フアイバ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60075165A JPS61251542A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 繊維強化光フアイバ−の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61251542A true JPS61251542A (ja) | 1986-11-08 |
JPH0217497B2 JPH0217497B2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=13568314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60075165A Granted JPS61251542A (ja) | 1985-04-08 | 1985-04-08 | 繊維強化光フアイバ−の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61251542A (ja) |
-
1985
- 1985-04-08 JP JP60075165A patent/JPS61251542A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0217497B2 (ja) | 1990-04-20 |
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