JPS6014208A - 被覆光フアイバ - Google Patents

被覆光フアイバ

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JPS6014208A
JPS6014208A JP58121992A JP12199283A JPS6014208A JP S6014208 A JPS6014208 A JP S6014208A JP 58121992 A JP58121992 A JP 58121992A JP 12199283 A JP12199283 A JP 12199283A JP S6014208 A JPS6014208 A JP S6014208A
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JP
Japan
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layer
optical fiber
resin
reinforcing
coating layer
Prior art date
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Application number
JP58121992A
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English (en)
Inventor
Ario Shirasaka
白坂 有生
Kenichi Fuse
憲一 布施
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4402Optical cables with one single optical waveguide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/104Coating to obtain optical fibres
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables
    • G02B6/4486Protective covering

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は光ファイバの外周に形成された補強用の被覆
層がFRPからなり、その光ファイバとFRP製被覆層
との間に機械的特性、光伝送特性(以下単に伝送特性と
いう)を改善するための層が介在されている被覆光ファ
イバに関する。
(背景技術) 一般的な被覆光ファイバは、その素線段階での被覆層と
して1次被覆層と緩衝層とを有するか、または1次被覆
層を兼ねた緩衝層を有し、この緩衝層の外周に補強用の
被覆層が形成されている。
補強用被覆層に関して、これをFRPとすることはすで
に実施されており、該補強被覆層をFRP製とした場合
、被覆光ファイバの機械的特性が大幅に向上し、温度変
化をともなう使用条件下での伝送ロス増が一般的なナイ
ロン被覆光ファイバよりも小さくなるとさ既知のごとく
、光ファイバの長手方向に沿うガラス製の補強繊維材と
、これに含浸硬化された熱硬化性樹脂とからなり、当該
FRP層は緩衝層の直上においてパイプ形状をなしてい
る。
しかしFRP層にも、つぎに述べる唯一の弱点がみられ
る。
すなわちパイプ形状をなすFRP層に側面からの圧迫力
、ねじれ、曲げ等が作用した場合、そのパイプ形状が偏
平化する方向に変形して補強繊維材の長手方向に沿う縦
割れが起こりがちとなる。
これは緩衝層にも起因しており、該緩衝層が軟らかく、
上記変形阻止効果が乏しいため、FRP層の縦割れが発
生するといえる。
その他、FRP層を有する被覆光ファイバの場合は、伝
送特性をより高度化する上で改善の余地が多く残されて
いる。
この発明の主たる目的は上述した縦割れを防止すること
にあり、併せて高い伝送特性を確保しようとするもので
ある。
(発明の開示) コノ発明は、光ファイバの外周に緩衝層が形成されてお
り、該緩衝層の外周には補強繊維材とこれに含浸硬化さ
れた熱硬化性樹脂とからなる補強樹脂層が形成されてい
る被覆光ファイバにおいて、」二記緩?dtr層と補強
被覆層との間に、樹脂層が介在され、該樹脂層が補強被
覆層と接着していることを特徴としている。
この発明の被覆光ファイバは、上記樹脂層が補強被覆層
を支持し、その補強被覆層の変形を抑制するので、機械
的特性が向上し、前述した縦割れの発生率が減少する。
さらに上記において、補強被覆層と樹脂層とが接着一体
化していることによりその補強被覆層の縦割れ発生率が
より減少し、光ファイバの防護効果も高まる。
また、」−記構脂層により、補強被覆層に起因した光フ
ァイバのマイクロベンドが防止できるので被覆光ファイ
バの高い伝送特性が確保できる。
(発明を実施するための最良の形態) この発明に係る被覆光ファイバにつき添付の図面に参照
して詳細に説明する。
第1図、第2図において、1はコアおよびクラッドから
なる既知の石英系光ファイバであり、第1図のものでは
光コア・イバ1の外周にシリコーン樹脂等による1次被
覆層2、緩衝層3が形成されているが、これら両層2.
3のいずれか一方が他方を兼ねるとき、その他方の層は
省略されることがある。
第2図のものは、このような例にならって光ファイバ1
の外周に1次被覆層を兼ねる緩衝層3が形成されている
4は上記緩衝層3の外周に形成された樹脂層、5は該樹
脂層4の外周に形成された補強被覆層であり、樹脂層4
は図示の層構成において緩衝層3と補強被覆層6との間
に介在されている。
上記における補強被覆層6は、長尺の補強繊維材6.6
.6・・・・・と熱硬化性樹脂7とからなる。
このうち、補強繊維材6.6.6・・・・・はそれぞれ
極細繊維のロービングまたはヤーン等よりなり、その材
質としては多成分系(Eガラス、Sガラス)又は石英系
のガラス繊維、= 5− カーボン繊維、アラミツド繊維、溶融シリカ繊維、セラ
ミック繊維など、これらの単体もしくは複合体が採用さ
れる。
一方、マトリックスレシンとしての上記樹脂7は、不飽
和ポリエステル、エポキシ、シリコーン、ビニルエステ
ルの他、ビスマルイミドとトリアジンとからなる熱硬化
性のポリアミドなど、各種熱硬化性樹脂のうちから適当
なものが採用される。
さらに樹脂層4は熱硬化性樹脂7と同じ材質であっても
異なる材質であってもよいが、主には熱硬化性とか、光
硬化性のごとき硬化性樹脂が採用され、その他、ポリエ
ステル系樹脂、ポリアミド系樹脂(ナイロン)など耐熱
性、高ヤング率の熱可塑性樹脂も採用される。
この樹脂層4に関して最も望ましいのは、補強被覆層5
の熱硬化性樹脂7に対して高い接着性を示し、かつ、破
断伸びが大きいことである。
これの具体的な樹脂としてはナイロン、ボ 6 − リカーボネート、ポリメチルメタアク9レート(PMM
A) 、ポリスチレンなどの熱可塑性樹脂やエポキシ系
アクリルコンパウンド、シリコーン系アクリルコンパウ
ンド、ウレタン系アクリルフンパウンド、これらコンパ
ウンドの共重合体など熱硬化性及び光硬化性(紫外線硬
化性)のものがあげられる。
上記樹脂層4は補強被覆層6よりも薄肉であり、樹脂層
4二補強被覆層5との厚さの比は1:3ないし1:10
程度である。
具体的1例として、光ファイバ1のコア/外径が50μ
m/125μmであり、補強被覆層5の外径950μm
〜1諭程度である第2図の被覆光ファイバでは、厚さ2
00μm以下、ヤング率30に97mA(ヤング率は常
温での値を示す。以下のヤング率値も同様である。)以
上の緩衝層3が採用され、厚さ50μm以下、ヤング率
70〜100にダ/−の樹脂層4が採用される。
つぎに圧壊試験により測定した本発明被覆光ファイバの
機械的特性を述べる。
この除の圧壊試験では、それぞれサンプル長50での被
覆光ファイバをつくす、圧壊用治具を介してこれらザン
プルをインストロン型引張試験機ヘセソトし、スピード
0.5 wn/m=にて側圧破壊試験をした。
圧壊点は時間の経過により変化する荷重曲線において、
その直線性が保持される最大荷重点で判断した。
また、この発明の各実施例と比較するため、公知例の被
覆光ファイバについても同様の試験を行なった。
公知例の結果を先に示す。
〔公知例〕
a)光ファイバ1 石莢系、Gl型、比屈折率差△=1%、コア/外径=5
0μml 125μm b)1次被覆層2 なし C)緩衝層3 シリコーンゴム“、ヤング率=2oKり/−1外径=4
00μm d)緩衝層3付の光ファイバ1 伝送損失−2,7dB/Km、(波長λ−o、85μm
)e)樹脂層4 なし f)補強樹脂層5 外径=950μm1 ガラス含有率=65vot%補強
繊維材6:外径10μm程度のEガラス繊維を数百本集
め て形成したロービング 熱硬化性樹脂7:不飽和ポリエステル 上記の構成からなる公知例の場合、側圧圧壊強度は10
〜1.5Kp/mmと低く、補強被覆層6を形成した後
の伝送損失が4〜5dB/Kmにもなっている。
〔実施例1〕 a、 b% cs dの各項については公知例と同じ。
ただし、e項での外径は350μmとした。
e)樹脂層4 ウレタン系アクリルコンパウンド、ヤ ング率= 50Kq/mノ 外径=400μm f項は公知例と同じ。
g)各層3.4.6の関係 緩衝層3と樹脂層4とは微小な間隙を おいて互いに遊離、樹脂層4と補強被覆層5とは互いに
接着。
この実施例1の場合、側圧圧壊強度が】3〜1.6 K
、q/wnと公知例よりも微増し、補強被覆層6を形成
した後の伝送損失は3.od’B/Km以下とかなり抑
制できた。
〔実施例2〕 8〜gまでの各項は実施例1と同じ、ただしe項でのヤ
ング率は75 Kg/−とした。
この実施例2の場合、側圧圧壊強度が1.5〜2.0 
Kg/1tanと公知例よりも大幅に向上し、補強被覆
層6形成後の伝送損失も3.OdB/Km以下であった
〔実施例3〕 a −gまでの各項は実施例1と同じ、ただしe項での
ヤング率は95 Kp/−とした。
この実施例3の場合、側圧圧壊強度が25〜2.8 K
g/ltrmと実施例2を上回り、補強被覆層5形成後
の光伝送損失も3dB/Krnであった。
〔実施例4〕 a −gまでの各項は実施例1と同じ、ただしe項での
材質はヤング率120 Kf/mのエポキシ系アクリル
コンパウンドとした。
この実施例4の場合、補強被覆層6形成後の伝送損失3
dB/Km以下を確保しながらも、側圧圧壊強度は実施
例3をさらに上回り、30〜3.3にり/諭にもなった
〔実施例5〕 as blCs di fの各項は実施例1と同じ、e
項に関しては外径400μmのナイロン12を採用した
この実施例5の場合、側圧圧壊強度は20〜2.8Kg
/mmとかなりの値を示したが、補強被覆層6を形成し
た後の伝送損失が5〜6dB/Kmにもなった。
これは樹脂層4が補強被覆層6の内面と局部的に熱融着
し、これによって該両層4.6間の界面に凹凸が生じ、
これに起因したマイクロベンドにより伝送ロスが増加し
たと考えられる。
〔実施例6〕 a、bl Cs dの各項は公知例と同じ、ただし0項
での44質はシリコーン樹脂とした。
e)樹脂層4 不飽和ポリエステル、ヤング率=100r<g7能、外
径=450μm f項に関しては外径−1,0mmとした伸開と同じ。
この実施例6の場合、側圧圧壊強度が17〜2.2にり
/輔であり、光伝損失が3dB/Km以下であった。
なお、実施例1〜4、実施例6において補強被覆層5を
形成した後の伝送損失が3dB/Km以下に抑制できた
点はつぎのようにいえる。
つまり、補強繊維材6,6.6・・・・・がランダムな
状態で緩衝層3と直接接触するのを樹脂層4が阻止して
いるので、該緩衝層3の吸収能力を上向るような不均一
な側圧が発生せず、これにより光ファイバ1の低損失状
態が保持されているといえる。
樹脂層4のヤング率は緩衝層3のヤング率に対し、2倍
以上であるのがよい。
以上の実施例はいずれも補強被覆層5内に一本の光ファ
イバが配設される場合を説明しているが、本発明は補強
被覆層6の内側に樹脂層4があり、その内側に複数の緩
衝層付き光ファイバが配置された場合であってもよい。
つぎにこの発明の被覆光ファイバに関する望ましい実施
形態について、他の角度から検討した結果を説明する。
被覆光ファイバの一般的な引抜成形法では前述したよう
に、極細繊維のロービングまた13− はヤーン等からなる補強繊維材に液状の熱硬化性樹脂を
含浸させ、該樹脂含浸の補強繊維材を光フアイバ素線(
緩衝層付の光ファイバ)の周囲に縦添え状態としてこれ
らを加熱式の引抜成形型へ引き通すことにより所定の樹
脂硬化を行なっているが、こうして製造される被覆光フ
ァイバの場合、引抜成形型内において樹脂含浸の各補強
繊維材により光フアイバ素線を偏心なく被包しなければ
ならず、このような偏心度が大きい場合は、伝送損失が
増加したり、圧壊や曲げに対する光フアイバ素線の防護
効果も低下する。
これに対処するには補強繊維材を増やし、多くの該繊維
材で光フアイバ素線を被包すればよく、こうすることに
より偏心度が小さくなるとともに伝送特性、温度特性、
機械的特性も向上するかのごとくであるが、実際上は補
強繊維4′Aが増えるにしたがい、成形型内での引抜抵
抗が大きくなり、これに起因した繊維破断、可撓性不良
、含浸樹脂の浸透不均一、14− 外観不良などが発生する。
」二記に対処するため、この発明の被覆光ファイバでは
、光フアイバ素線の外径(緩衝層3の外径)をdl、各
補強繊維相6.6.6・・・を構成している第3図の極
細繊維6/ 、6/、6′ ・・・・・の平均直径をd
2i熱硬化性樹脂7の量をA、補強繊維材6.6.6・
・・・・の量をBとした場合、AとBとの体積比C1す
な×100をO<Dr<6としている。
以下これら45≦C≦75、O< D r (6とした
理由について説明する。
まず、45≦C≦75におけるC≦75 に関して、C
が704%75を越えるようになると、既述の通り繊維
過剰による併置があられれ、成形時の繊維破断、可撓性
不良、含浸樹脂の浸透不均一、外観不良などが発生する
したがってCの上限値は75 voA%である。
つぎに45≦C≦75における45≦Cに関して、Cが
■ot%で45を下回るようになると、これも既述の通
り樹脂過剰(逆には繊維不足)に起因した光フアイバ素
線の偏心、伝送損失増、温度特性の低下、機械的特性の
低下などが生じる。
したがってCの下限値はi+5voz%である。
ところで、−1=記のように45≦C≦75のみを満足
させればよいかというと、そうではない。
例えばロービング状態で樹脂を含浸している各補強繊維
相6.6,6・・・・・が光フアイバ素線を被包しつつ
引抜成形型内へ進入し、これらが該型内で加圧されると
、各補強繊却体6,6.6・・・・・は解繊され、極細
繊維616’ 、6’ ・・・・・が補強被覆層6内で
点在するが、上記のごとく45≦C≦75を設定した場
合において極細繊維6′の径が大きいものであると、補
強繊維材6の構成単位である極細繊維6′の本数が少な
くなり、光フアイバ素線を包みこむ効果が低下する。
一方、各補強繊維相6.6.6・・・・・中へ浸透した
液状(未硬化)の熱硬化性樹脂7は、極細繊維6′、6
′、6′ ・・・・・の表面に付着し、これら極細繊維
6′、6′6′ ・・・・・に担持されて引抜成形型内
へ進入するのであり、したがってこの際の樹脂担持量は
極細繊維6′、6′、6′ ・・・・・の総表面積に依
存して定まるが、この場合も極細繊維6′の径が大きく
、かつ、本数が少ないと、上記総表面積が小さくなり、
樹脂担持量が減少する。
その結果、45≦C≦75の設定に困難を来すこともあ
る。
したがって極細繊維6、については、前述したように0
<Dr(6を満足させるものでなければならず、Drが
6を越えるようなものでは既述の問題が生じる。
実験例によると、上述した設定値の範囲内にあるものは
成形性、伝送特性、温度特性、偏心の有無などにつき、
望ましい結果を示したが、その範囲外のものでは成形不
良、伝送ロス増大、温度特性不良、偏心などの問題が−
1,7−a+v 単一または複合的に発生した。
もちろん上記設定値内にあるものは機械的特性だけでな
く、可撓性についても好結果を示し、特にC−60、d
r=3.5のものがすべてについて最良であった。
つぎに補強被覆層5内にフィラーが混入される場合につ
いて説明する。
補強被覆層6の成形に際して、同層6の表面にけずれ、
ささくれなどの外観不良が発生する場合、一般的にはフ
ィラーと称する微粒子が補強被覆層6内に混入される。
従来例の場合、外観不良のみを改善する目的で補強被覆
層中に炭酸カルシウム、ガラス短繊維などの無機系フィ
ラーを入れているが、補強被覆層形成時の高温域(10
0〜150℃)において伝送特性の低下を来たしている
これは緩衝層と補強被覆層との相対関係において、補強
被覆層の径方向の線膨張係数が5X1.(T−5である
のに対し、1次被覆層、緩衝層(例えばシリツー/ゴム
)のそれがs X i E ’と18− なっているため高温域では緩衝層などがより熱膨張する
こととなり、しかもこの際の膨張による側圧が光ファイ
バにかかるとき、補強被覆層中の上記フィラーがこれを
不均一にしてしまい、したがって光ファイバには不均一
な側圧によるマイクロベンドが生じて伝送ロスが大きく
なる。
もちろんこの発明の被覆光ファイバでは、前述したよう
に緩衝層3と補強樹脂層6との間に樹脂層4が介在され
ているので、フィラーに起因した問題はまずないといえ
るが、この問題点も解決しておくべきである。
上記フィラーに起因した問題は当該フィラーの粒径を適
切に設定することにより解決できる。
また、熱硬化性樹脂7に対するフィラーの量を適切に設
定することにより、より望ましい結果が得られる。
この際のフィラーとしては無機系微粒子と熱可塑性微粒
子とがあげられる。
’7(シーカ無機系微粒子のとき、これは炭酸カルシウ
ム、タルク、水利アルミナ、クレー、ゼオライトから選
ばれた1種または複数種からなる。
この無機系微粒子は、最大粒径が03μm以下、平均粒
径が30μm以下であり、さらに補強被覆層6中におけ
る無機系微粒子の含有率は熱硬化性樹脂7に対し25重
量%以下に設定される。
この場合、無機系微粒子の最大粒径30μm以下を満足
させたところ、伝送特性、成形性が共に改善され、具体
例において最大粒径25μm1平均粒径30μmのとき
「良」の結果が得られ、最大粒径10μm1平均粒径1
.0μmのとき「優良」の結果が得られ、さらに平均粒
径7.Omμのとき「最良」の結果が得られた。
一方、フィラーが熱可塑性微粒子のとき、これはポリス
チレン、塩素化ポリスチレン、ABS樹脂、セルロース
プラスチックのいずれか1つ、または2つ以上からなり
、その粒径は5〜50μmであり、その軟化温度は12
0℃以下である。
補強被覆層6中における熱可塑性微粒子の含有率は、前
記熱硬化性樹脂7に対し25重量%以下がよい。
熱可塑性微粒子がフィラーとして補強被覆層6中に混入
された場合、該補強被覆層6の成形時、熱硬化性樹脂7
は軟化した上記微粒子を介して見掛は上の粘度が増し、
したがって補強被覆層60表面には成形金型によるけず
れ、ささくれなどの外観問題が生ぜず、しかも上記微粒
子が可塑化するため、この際の高温成形時、マイクロベ
ンドの原因となるような不均一な側圧も発生せず、光フ
ァイバ1の光伝送損失を抑制しながら補強被覆層5を形
成し得る。
より具体的な例を説明すると、既述の被覆光ファイバに
おいてその補強被覆層6中における熱可塑性微粒子を平
均粒径30μmのポリスチレン製とし、これを10重量
%混合して−21−m+ 当該補強被覆層6を成形したところ、同層2の表面には
外観不良が殆どみられず、光伝送損失増もO〜0.5 
dB/Kmにとどまった。
なお、この際の成形に用いた引き抜きダイスの温度は1
60〜195℃であり、熱可塑性微粒子の可塑化温度は
106℃であった。
なお、前述したC = −’−X 1. OOにおいて
、A+B フィラーが熱可塑性微粒子のとき、該微粒子はAに含め
るものとし、また、フィラーが無機系微粒子のときはこ
れをBに含めるものとする。
その他の技術的事項として、緩衝層付光ファイバすなわ
ち光フアイバ素線が0.01〜010%の引張り歪みを
有しているとよい。
その理由として、補強被覆層内における光フアイバ素線
が引張り歪みを有していることを特徴としているか、ら
、マイクロベンドの原因となる圧縮歪みが生じがたく、
シたがって外力、温度変化により補強被覆層が収縮した
としても光ファイバの伝送ロス増が殆ど発生22− せず、また、製品管理上の信頼性も高まることになる。
つぎにこの発明に係る被覆光ファイバの製造例を第4図
、第5図により説明する。
第4図では共給機8から緩衝層3付の光ファイバ1を供
給してこれを浸漬槽9に通し、同種9内においては樹脂
層4を形成すべき液状樹脂を緩衝層3の外周に均一に付
着させ、一方、他の供給機1Q110.10・・・・・
からはロービング状態などとした補強繊維材6.6.6
・・・・・を供給してこれらを各浸漬槽11.11.1
1・・・・・に通し、該各種11.11.11・・・・
・内では補強繊維材6.6.6・・・・・に液状の熱硬
化性樹脂7を含浸させる。
その後、所定の樹脂が付着、含浸された上記光ファイバ
1ならびに各補強繊維材6.6.6・・・・・を目板1
2に通してこれらを合流させ、ついで加熱炉を備えた引
抜成形型13、硬化炉14に通して所定の樹脂層4、補
強被覆層6を形成し、こうして製造されたものを引取機
15で引きとり、巻取機16で巻きとる。
なお、第5図の製造例も第4図とほぼ同じであり、この
第5図の場合では、緩衝層3の外周に樹脂層4用の液状
樹脂を付着させた後、同樹脂の保形効果を得るため液状
樹脂付光ファイバを硬化炉17に通す点が前記第4図と
相異している。
その他、別工程で光ファイバ1の外周に樹脂層4までを
形成しておき、これを第4図の被覆手段にかけてもよい
もちろんこの場合、第4図で述べた浸漬槽9は省略され
る。
なお、第4図、第5図に示す実施例において、浸漬槽1
1と目板12との間に、図示しない予備加熱炉を配置し
、補強繊維材6の表面に形成された樹脂を予備硬化させ
るようにしてもよい。
この場合は引抜成形型13で加熱硬化する時間が少なく
てすむことにより、引抜成形速度を増すことができる。
補強被覆層5中にフィラーが混入される場合、各浸漬層
11.11.11・・・・・内に所定の微粒子が混入さ
れるように攪拌する。
また、樹脂層4が補強被覆層6に対し接着性を有する場
合、硬化炉14内で樹脂層4が熱膨張し、この状態にお
いて両層4.6が相対接着する。
補強樹脂層6の硬化後、各層は冷却状態となり収縮する
が、この際、樹脂層4と補強被覆層5との接着状態はそ
のまま保持され、一方、緩衝層3と樹脂層4とは両者の
熱膨張係数の相異により互いに分離する。
なお、以上の説明文中、「外径」の語は「直径」を意味
する。
(産業上の利用可能性) この発明の被覆光ファイバは伝送特性が高いので主に通
信用に用いられ、特に機械的特性、温度特性に優れ不の
で、地下埋設通信ケーブル用、架空通信ケーブル用(海
底通信ケ25− −プル用、架空内線光ケーブル用、電力・光複合ケーブ
ル用などの光フアイバ心線に適している。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの発明に係る被覆光ファイバの代表
的な構成を示した断面図、第3図は補強繊維材の拡大断
面図、第4図、第5図はその被覆光ファイバの製造方法
を略示した説明図である。 1・・拳・・光ファイバ 3・・・・・緩衝層 4・・・・・樹脂層 5・・・・・補強被覆層 26− 手続補正書(放) ■、小事件表示 特願昭58−1219922、発明の
名称 被覆光ファイバ 3、補正をする者 事件との関係 特 許 出願人 古河電気工業株式会社 1、代理人〒100 1 補正の対象 明細書全文

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ファイバの外周に緩衝層が形成されており、該
    緩衝層の外周には、繊維補強プラスチックからなる補強
    被覆層が形成されている被覆光ファイバにおいて、上記
    緩衝層と補強被覆層との間に、樹脂層が介在され、該樹
    脂層が補強樹脂層と接着している被覆光ファイバ。
  2. (2)樹脂層が硬化性樹脂からなる特許請求の範囲第1
    項記載の被覆光ファイバ。
JP58121992A 1983-07-05 1983-07-05 被覆光フアイバ Pending JPS6014208A (ja)

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