JPH0336972Y2 - - Google Patents
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- JPH0336972Y2 JPH0336972Y2 JP1982086873U JP8687382U JPH0336972Y2 JP H0336972 Y2 JPH0336972 Y2 JP H0336972Y2 JP 1982086873 U JP1982086873 U JP 1982086873U JP 8687382 U JP8687382 U JP 8687382U JP H0336972 Y2 JPH0336972 Y2 JP H0336972Y2
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- optical fiber
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- kevlar
- resin
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- Expired
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Landscapes
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、特に架空にて使用される光フアイバ
ーケーブルの改良に係る。架空ケーブルは地下埋
設あるいは管路引込みなどの環境に比して、特に
機械強度と熱安定性に十分な配慮が必要となり、
架空光フアイバーケーブルの場合は従来の金属導
体ケーブルに比してケーブルの設計条件はより厳
しいものとなる。
ーケーブルの改良に係る。架空ケーブルは地下埋
設あるいは管路引込みなどの環境に比して、特に
機械強度と熱安定性に十分な配慮が必要となり、
架空光フアイバーケーブルの場合は従来の金属導
体ケーブルに比してケーブルの設計条件はより厳
しいものとなる。
つまり伝送路となるガラス層をシリコーンやナ
イロンあるいはこれらの材料を組合せて包被した
光フアイバー心線は曲げなどの外力に対しては金
属導体より弱いものであるため、各種構造のスペ
ーサー内に光フアイバー心線を収容するなどの工
夫が必要である。
イロンあるいはこれらの材料を組合せて包被した
光フアイバー心線は曲げなどの外力に対しては金
属導体より弱いものであるため、各種構造のスペ
ーサー内に光フアイバー心線を収容するなどの工
夫が必要である。
架空ケーブルに対しては軽量化を目的としてス
ペーサをポリエチレン、ナイロン、ポリプロピレ
ンなどプラスチツクで形成する方法が有利であ
る。
ペーサをポリエチレン、ナイロン、ポリプロピレ
ンなどプラスチツクで形成する方法が有利であ
る。
本考案は新しい構造の光フアイバーケーブルを
提供するものであり、その実施例を図を用いて詳
細説明する。
提供するものであり、その実施例を図を用いて詳
細説明する。
光フアイバー心線4は、外周に溝3を有するプ
ラスチツクスペーサー1の溝3内に収容されてお
り、その外周に被覆5が施されている。そして光
フアイバー心線の破断伸びが非常に小さいためケ
ーブルに伸びを与えない工夫が必要となるため布
設などの張力に耐える抗張力体いわゆるテンシヨ
ンメンバが中央部孔2に収容される。
ラスチツクスペーサー1の溝3内に収容されてお
り、その外周に被覆5が施されている。そして光
フアイバー心線の破断伸びが非常に小さいためケ
ーブルに伸びを与えない工夫が必要となるため布
設などの張力に耐える抗張力体いわゆるテンシヨ
ンメンバが中央部孔2に収容される。
このためテンシヨンメンバの材料としては、ヤ
ング率の大きい材料が選ばれ、この例として従来
は鋼線あるいは鋼撚線が使用されている。
ング率の大きい材料が選ばれ、この例として従来
は鋼線あるいは鋼撚線が使用されている。
しかしこれらの材料は確かにヤング率は大きい
(2.0×104Kg/mm2)が単位長当たりの重量が重く
(ρ=7.86)かつ可とう性が悪い欠点をもつてい
る。更に金属体であるため電磁誘導の問題も生
じ、ノンメタリツクである光フアイバーケーブル
の長所を生かせない場合がある。
(2.0×104Kg/mm2)が単位長当たりの重量が重く
(ρ=7.86)かつ可とう性が悪い欠点をもつてい
る。更に金属体であるため電磁誘導の問題も生
じ、ノンメタリツクである光フアイバーケーブル
の長所を生かせない場合がある。
ノンメタリツクテンシヨンメンバの材料として
は通常ガラス繊維強化ポリエステル樹脂(FRP)
が良く用いられるが、この材料でも重量、可とう
性の面で難点がある。
は通常ガラス繊維強化ポリエステル樹脂(FRP)
が良く用いられるが、この材料でも重量、可とう
性の面で難点がある。
本考案者等はかかる欠点を解決する手段として
芳香族ポリアミド繊維、具体的にはDu Pont社の
“ケブラー”アラミツド繊維に注目しこのケブラ
ー繊維、例えばケブラー49 1420デニールを33本
束ねて不飽和ポリエステル樹脂に含浸加熱硬化さ
せて3mmφのロツドとすることにより極めてすぐ
れたテンシヨンメンバが得られることを見い出し
たものである。ロツド径は使用するケブラーの種
類、本数により適宜変えることが出来ることは勿
論である。
芳香族ポリアミド繊維、具体的にはDu Pont社の
“ケブラー”アラミツド繊維に注目しこのケブラ
ー繊維、例えばケブラー49 1420デニールを33本
束ねて不飽和ポリエステル樹脂に含浸加熱硬化さ
せて3mmφのロツドとすることにより極めてすぐ
れたテンシヨンメンバが得られることを見い出し
たものである。ロツド径は使用するケブラーの種
類、本数により適宜変えることが出来ることは勿
論である。
これらテンシヨンメンバはケブラーを所定の本
数束ねた後樹脂含浸槽においてケブラーを不飽和
ポリエステル樹脂に含浸せしめた後、加熱して樹
脂を硬化させることにより高強度のケブラーの抗
張力体を容易に得ることができる。又これらケブ
ラーのテンシヨンメンバに表面状態を改善するた
めにポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等
の熱可塑性樹脂を被覆することは、スペーサーと
の密着を良くするのに1層好ましい。
数束ねた後樹脂含浸槽においてケブラーを不飽和
ポリエステル樹脂に含浸せしめた後、加熱して樹
脂を硬化させることにより高強度のケブラーの抗
張力体を容易に得ることができる。又これらケブ
ラーのテンシヨンメンバに表面状態を改善するた
めにポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン等
の熱可塑性樹脂を被覆することは、スペーサーと
の密着を良くするのに1層好ましい。
かかる抗張力体を使用することによりつぎの利
点が得られる。
点が得られる。
ノンメタリツクであるので、強電磁界の存在
する環境でも全く誘導を受けない。
する環境でも全く誘導を受けない。
単位当りの重量が軽い。
ケブラーの比重 1.45
FRP 2.48
ヤング率も大きく(1.33×104Kg/mm2)、抗張
力体の機能が果たせる。
力体の機能が果たせる。
可とう性に富む。
ケブラー49 1420デニールを33本束ねて不飽
和ポリエステル樹脂を含浸し加熱硬化させて径
3mmのロツドとした後、更に高密度ポリエチレ
ンを被覆して径4mmのテンシヨンメンバとした
時の最小曲げ半径は10cmであるのに対し、同一
径4mmのFRPの最小曲げ半径は100cmであつ
た。
和ポリエステル樹脂を含浸し加熱硬化させて径
3mmのロツドとした後、更に高密度ポリエチレ
ンを被覆して径4mmのテンシヨンメンバとした
時の最小曲げ半径は10cmであるのに対し、同一
径4mmのFRPの最小曲げ半径は100cmであつ
た。
スペーサーとの密着力が良いため、スペーサ
ーの線膨張率が小さくなり、フアイバーの構造
がより安定に保持できる。
ーの線膨張率が小さくなり、フアイバーの構造
がより安定に保持できる。
図は本考案の実施例の説明図を示す。
1……スペーサ、2……中央孔、3……外周
溝、4……フアイバー心線、5……外周被覆。
溝、4……フアイバー心線、5……外周被覆。
Claims (1)
- 断面内に複数個の溝を有するプラスチツクスペ
ーサーの溝内に光フアイバー心線を収容した構造
において、スペーサー中心部孔に、芳香族ポリア
ミド繊維に不飽和ポリエステル樹脂を含浸させて
加熱硬化し、さらにその表面に熱可塑性樹脂が被
覆された抗張力体を収納することを特徴とする光
フアイバーケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8687382U JPS58188607U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 光フアイバ−ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8687382U JPS58188607U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 光フアイバ−ケ−ブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58188607U JPS58188607U (ja) | 1983-12-15 |
JPH0336972Y2 true JPH0336972Y2 (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=30095637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8687382U Granted JPS58188607U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 光フアイバ−ケ−ブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58188607U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61149910A (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-08 | Ube Nitto Kasei Kk | 光フアイバ担持用スペ−サの製造方法 |
JPS62168104A (ja) * | 1986-01-20 | 1987-07-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光フアイバ収納用スペ−サ及びその製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51148956U (ja) * | 1975-05-22 | 1976-11-29 |
-
1982
- 1982-06-10 JP JP8687382U patent/JPS58188607U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58188607U (ja) | 1983-12-15 |
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