JPS58163105A - 移動用ケ−ブル及びその製造方法 - Google Patents
移動用ケ−ブル及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS58163105A JPS58163105A JP4578482A JP4578482A JPS58163105A JP S58163105 A JPS58163105 A JP S58163105A JP 4578482 A JP4578482 A JP 4578482A JP 4578482 A JP4578482 A JP 4578482A JP S58163105 A JPS58163105 A JP S58163105A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- wire core
- sheath
- inclusion
- fiber bundle
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- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、軽量かつ張力強度に優れた移動用ケーブル及
びその製造方法に関するものである。
びその製造方法に関するものである。
従来、高層ビル用エレベータケーブルや竪型クレーン用
キャブタイヤケーブルなどに於ては、第１図に示す様に
、線心（１）及び介在物（２）の撚合わせの中心にテン
ションメンバートシテワイヤーロープ（３）全入れて、
ケーブル自重及び外方が導体にそのまま加わるのを防ぐ
ため、導体に加わる張力に分担していｋ。そしてその外
方にシース（４）ト施したものであった。
キャブタイヤケーブルなどに於ては、第１図に示す様に
、線心（１）及び介在物（２）の撚合わせの中心にテン
ションメンバートシテワイヤーロープ（３）全入れて、
ケーブル自重及び外方が導体にそのまま加わるのを防ぐ
ため、導体に加わる張力に分担していｋ。そしてその外
方にシース（４）ト施したものであった。
しかし乍ら、ケーブル亘長が長くなるにつれ、ワイヤー
ロープ自身の重量が無視できすくすり、ケーブル自重が
増大し、かつ、ケーブル支持端ではワイヤーロープがワ
イヤーローブ自身全文えることとなり、ワイヤーロープ
の補強力も低下することとなる。特に極端に長いケーブ
ルにはその様な構造のものは適用できなかった。
ロープ自身の重量が無視できすくすり、ケーブル自重が
増大し、かつ、ケーブル支持端ではワイヤーロープがワ
イヤーローブ自身全文えることとなり、ワイヤーロープ
の補強力も低下することとなる。特に極端に長いケーブ
ルにはその様な構造のものは適用できなかった。
本発明は、」−記の点に鑑み、従来の中心ワイヤーロー
プに代り、介在物に熱硬化性樹脂全含浸させた繊維束を
用い、線心と撚合わせ後に上記熱硬化性樹脂に熱硬化さ
せることにより、軽量かつ優れた張力強度企持つ高張力
型移動用ケーブルを提供することにあり、その要旨とす
るところは、線心と介在物が撚合わされ、その外方にシ
ースを施した移動用ケーブルに於て、上記介在物が繊維
束と該繊維束に含浸され熱硬化された熱硬化性樹脂から
為ることに特徴とする移動用ケーブルにある。
プに代り、介在物に熱硬化性樹脂全含浸させた繊維束を
用い、線心と撚合わせ後に上記熱硬化性樹脂に熱硬化さ
せることにより、軽量かつ優れた張力強度企持つ高張力
型移動用ケーブルを提供することにあり、その要旨とす
るところは、線心と介在物が撚合わされ、その外方にシ
ースを施した移動用ケーブルに於て、上記介在物が繊維
束と該繊維束に含浸され熱硬化された熱硬化性樹脂から
為ることに特徴とする移動用ケーブルにある。
本発明企図面を以って説明すると、第１図は本発明の一
実施例である移動用ケーブルの縦断面図で、（５）は繊
維束と該繊維束に含浸され熱硬化された熱硬化性樹脂か
ら成る介在物である。第１図と同−ａ号は同一部ＩＷを
示す。
実施例である移動用ケーブルの縦断面図で、（５）は繊
維束と該繊維束に含浸され熱硬化された熱硬化性樹脂か
ら成る介在物である。第１図と同−ａ号は同一部ＩＷを
示す。
本発明に於て、介在物に用いる繊維は、例えばポリエス
テル繊維、芳香族ポリアミド繊維など繊維自体が高抗張
力を有するものであればよい。
テル繊維、芳香族ポリアミド繊維など繊維自体が高抗張
力を有するものであればよい。
」−記繊維束に含浸する樹脂として、例えばアクリル酸
またはメククリル酸エステルに他の単量体を共重合させ
て、カルボキシル基、エポキシ基、ヒドロキシル基、ア
ミド基、アミノ基などを導入したもの、である熱硬化性
アクリル酸エステル、不飽和ポリエステル樹脂或はアリ
ル樹脂などの熱硬化性エテノイド樹脂、若しくはエポキ
シ樹脂などの熱硬化性樹脂が用いられる。
またはメククリル酸エステルに他の単量体を共重合させ
て、カルボキシル基、エポキシ基、ヒドロキシル基、ア
ミド基、アミノ基などを導入したもの、である熱硬化性
アクリル酸エステル、不飽和ポリエステル樹脂或はアリ
ル樹脂などの熱硬化性エテノイド樹脂、若しくはエポキ
シ樹脂などの熱硬化性樹脂が用いられる。
本発明の移動用ケーブルは、上記の様に、従来のジーー
ト、綿糸等の介在と同程度の比重を持ちながら、鋼線と
同等の引張強さを有する熱硬化性樹脂含浸繊維全介在に
用いたものであるから、ケーブル中心にワイヤーロープ
などを入れる必要がなく、したがって従来のケーブルに
比べて極めて軽量であり、高抗張力を有するものである
。
ト、綿糸等の介在と同程度の比重を持ちながら、鋼線と
同等の引張強さを有する熱硬化性樹脂含浸繊維全介在に
用いたものであるから、ケーブル中心にワイヤーロープ
などを入れる必要がなく、したがって従来のケーブルに
比べて極めて軽量であり、高抗張力を有するものである
。
その為、本発明の移動用ケーブルと用いることにより、
移動体システム（例えば、超高層ビル用エレヘータ、竪
型クレーン、岩石運搬用トロッコなど）を構成する構造
物の強度、機器の容量等のシステムの規模を低く押える
ことができて、非常に経済的なシステムが構成できる。
移動体システム（例えば、超高層ビル用エレヘータ、竪
型クレーン、岩石運搬用トロッコなど）を構成する構造
物の強度、機器の容量等のシステムの規模を低く押える
ことができて、非常に経済的なシステムが構成できる。
本発明の移動用ケーブルを製造するに当っては熱硬化性
樹脂分含浸させた繊維束を介在物として線心と撚合わせ
た後、上記熱硬化性樹脂を熱硬化させて、介在物と線心
群とに一体化するが、介在物と熱硬化させる方法として
は、シースに施す際のシースコンパウンドの熱により介
在物を硬化させる方法、シースを施した後、シースコン
パウンドを加硫（又は架橋）する際の熱により介在物を
熱硬化させる方法、及び介在物と線心を撚合せた後、線
心撚合体を加熱して介在物を熱硬化させる方法などがあ
る。
樹脂分含浸させた繊維束を介在物として線心と撚合わせ
た後、上記熱硬化性樹脂を熱硬化させて、介在物と線心
群とに一体化するが、介在物と熱硬化させる方法として
は、シースに施す際のシースコンパウンドの熱により介
在物を硬化させる方法、シースを施した後、シースコン
パウンドを加硫（又は架橋）する際の熱により介在物を
熱硬化させる方法、及び介在物と線心を撚合せた後、線
心撚合体を加熱して介在物を熱硬化させる方法などがあ
る。
線心の撚合わせは、適用するケーブルの用途によって適
当な撚ピツチで撚合わせるが、大体層心径の約８〜約１
２倍の範囲で撚合わせるのが適当なところである。各線
心を構成する各導体上に被覆する絶縁体、及びシースは
、介在物を熱硬化させるときに熱に耐えるもの（例えば
、エチレンプロピレンゴム、架橋ポリエチレン等）ｋ使
用する。
当な撚ピツチで撚合わせるが、大体層心径の約８〜約１
２倍の範囲で撚合わせるのが適当なところである。各線
心を構成する各導体上に被覆する絶縁体、及びシースは
、介在物を熱硬化させるときに熱に耐えるもの（例えば
、エチレンプロピレンゴム、架橋ポリエチレン等）ｋ使
用する。
本発明の効果を見るために、縦断面図が第３図及び第４
図の下記二種のケーブルを用い、後に説５− 明する屈曲試験を行った。
図の下記二種のケーブルを用い、後に説５− 明する屈曲試験を行った。
屈曲試験に用いたケーブル構造
第３図及び第４図に於て、（６）及び（７）はそれぞれ
線心を構成する導体及び絶縁体、（８）はゴム被覆ワイ
ヤーロープ、（９）はジーート介在、他の符号は第１図
及び第２図と同一部位を示す。
線心を構成する導体及び絶縁体、（８）はゴム被覆ワイ
ヤーロープ、（９）はジーート介在、他の符号は第１図
及び第２図と同一部位を示す。
屈曲試験
第５図は試験装置の概略図で、（９）はケーブル、（１
０）は１ｏｏＫｐ（ケーブルＩの１００ｍ当りの重量に
相当）の荷重、（１１）は直径１４０ ｍｍ （ケーブ
ル仕上り外径の５倍）の回転体である。上記試験装置−
〇− を用いて、回転体（１１）を往復運動させることにより
屈曲試験を行ったところ、ケーブルＩは１０万回で断線
し、ケーブル■は１５万回で断線した。
０）は１ｏｏＫｐ（ケーブルＩの１００ｍ当りの重量に
相当）の荷重、（１１）は直径１４０ ｍｍ （ケーブ
ル仕上り外径の５倍）の回転体である。上記試験装置−
〇− を用いて、回転体（１１）を往復運動させることにより
屈曲試験を行ったところ、ケーブルＩは１０万回で断線
し、ケーブル■は１５万回で断線した。
ｌ 記試験結果に於て、ケーブルＩとケーブル■の耐屈
曲性に差が認められるのは、ケーブルＩとケーブル■と
では重量比で１：０．９３とケーブルＨの方が軽く、ま
た、ケーブルＩはゴム被覆ワイヤーローブの回りに線心
群を撚合わせた構造となっており、ゴム被覆ワイヤーロ
ープ自身がゴム被覆ワイヤーロープの自重も張力分担す
るため各線心が分担する張力がかなり大きくなるが、ケ
ーブル■は介在物と各線心と全一体化した構造であるか
ら張力の殆んどが介在繊維に加わり導体に加わる張力分
担が非常に小さいことによるものと考えられる。
曲性に差が認められるのは、ケーブルＩとケーブル■と
では重量比で１：０．９３とケーブルＨの方が軽く、ま
た、ケーブルＩはゴム被覆ワイヤーローブの回りに線心
群を撚合わせた構造となっており、ゴム被覆ワイヤーロ
ープ自身がゴム被覆ワイヤーロープの自重も張力分担す
るため各線心が分担する張力がかなり大きくなるが、ケ
ーブル■は介在物と各線心と全一体化した構造であるか
ら張力の殆んどが介在繊維に加わり導体に加わる張力分
担が非常に小さいことによるものと考えられる。
以上により従来のケーブルＩよりも本発明の一実施例で
あるケーブルＨの方が高張力下での使用に於て、優秀で
あることが明らかに示された。
あるケーブルＨの方が高張力下での使用に於て、優秀で
あることが明らかに示された。
第１図は従来の移動用ケーブルの縦断面図、第２図は本
発明の一実施例である移動用ケーブルの縦断面図、第３
図はケーブルＩ（従来の池の移動用ケーブル）の縦断面
図、第４図はケーブル■（本発明の他の実施例である移
動用ケーブル）の縦断面図である。 １・・線心、２・・・介在、３・・・ワイヤーロープ、
４・・・シース、５・・・繊維束と繊維束に含浸硬化さ
れた熱硬化性樹脂から成る介在物、９・・・ケーブル、
１０・・荷重 手続補正書（方式） 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 ■、事件の表示 昭和５７年特許願 第４５７８４ 号２ 発明の名称 移動用ケーブル及びその製造方法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区北浜５丁目１５番地名称（２１
３）住友電気工業株式会社 社長 用上哲部 ４１８代理人 住所 大阪市此花区島屋１丁目１番３号昭和５
７年６月２９日 ６、補正の対象 明細書中図面の簡単な説明の欄 ７、補正の内容 （１）明細書第８頁第５行目 「縦断面図である。」の後に、［第５図は屈曲試験装置
の概略図である。」の文を挿入する。 ＝２−
発明の一実施例である移動用ケーブルの縦断面図、第３
図はケーブルＩ（従来の池の移動用ケーブル）の縦断面
図、第４図はケーブル■（本発明の他の実施例である移
動用ケーブル）の縦断面図である。 １・・線心、２・・・介在、３・・・ワイヤーロープ、
４・・・シース、５・・・繊維束と繊維束に含浸硬化さ
れた熱硬化性樹脂から成る介在物、９・・・ケーブル、
１０・・荷重 手続補正書（方式） 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 ■、事件の表示 昭和５７年特許願 第４５７８４ 号２ 発明の名称 移動用ケーブル及びその製造方法 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪市東区北浜５丁目１５番地名称（２１
３）住友電気工業株式会社 社長 用上哲部 ４１８代理人 住所 大阪市此花区島屋１丁目１番３号昭和５
７年６月２９日 ６、補正の対象 明細書中図面の簡単な説明の欄 ７、補正の内容 （１）明細書第８頁第５行目 「縦断面図である。」の後に、［第５図は屈曲試験装置
の概略図である。」の文を挿入する。 ＝２−
Claims (4)
- （１）線心と介在物が撚合わされ、その外方にシースを
施して成る移動用ケーブルに於て、上記介在物が繊維束
と該繊維束に含浸され熱硬化された熱硬化性樹脂から成
ることを特徴とする移動用ケーブル。 - （２）線心と介在物が撚合わされ、その外方にシースを
施して成る移動用ケーブルの製造方法に於て熱硬化性樹
脂全含浸した繊維束を介在物として線心と撚合わせて集
合した後、該線心集合体分加熱して上記熱硬化性樹脂を
熱硬化させ、上記介在物と線心群とを一体化することを
特徴とする移動用ケーブルの製造方法。 - （３）線心集合体の加熱が、シースを施す際のシースコ
ンパウンドの熱によりなされる特許請求の範囲第（２）
項記載の移動用ケーブルの製造方法。 - （４）線心集合体の加熱が、シースを施した後、シース
コンパウンドを加硫又は架橋する際の熱によりなされる
特許請求の範囲第（２）項記載の移動用ケーブルの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4578482A JPS58163105A (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | 移動用ケ−ブル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4578482A JPS58163105A (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | 移動用ケ−ブル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58163105A true JPS58163105A (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=12728900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4578482A Pending JPS58163105A (ja) | 1982-03-23 | 1982-03-23 | 移動用ケ−ブル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58163105A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007190157A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Yoshida Industry Co Ltd | コンパクト容器 |
| JP2014007005A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多芯ケーブルおよびその製造方法 |
-
1982
- 1982-03-23 JP JP4578482A patent/JPS58163105A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007190157A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-02 | Yoshida Industry Co Ltd | コンパクト容器 |
| JP2014007005A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 多芯ケーブルおよびその製造方法 |
| TWI500049B (zh) * | 2012-06-22 | 2015-09-11 | Sumitomo Electric Industries | Multi - core cable and its manufacturing method |
| US9244240B2 (en) | 2012-06-22 | 2016-01-26 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Multi-core cable and method of manufacturing the same |
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