JPS61251241A - 自動車電話 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 この発明は自動車電話に関する。

〔発明の概要〕

この発明は、自動車電話からデータを送信する場合にお
いて、ベース局との間のチャンネルが一時的に中断され
るときには、その中断の前にデータの送出を停止し、中
断の回復後にデータの送出を再開することにより、デー
タを受信側に確実に伝送できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

一般の電話回線を使用してデータを伝送することが行わ
れているが１．自動車電話のボイスチャンネル（音声チ
ャンネル）も一般の電話回線とほぼ同等の特性を有して
いるので、自動車電話を使用してデータを送信すること
ができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、自動車電話においては、その自動車電話を一
般の電話回線にリンクするためにベース局を必要とする
が、このベース局は受は持ち区域（サービスエリア）が
決められている０例えば、自動車がベース局Ａの受は持
ち区域にいるときには、その自動車電話はベース局Ａと
の間にチャンネルが形成されているが、自動車が移動し
てべ−ス局Ｂの受は持ち区域に入ると、たとえ自動車電
話が通話中であってもチャンネルはベース局Ｂに切り換
えられる。

そして、例えばアメリカでは、このようにペース局が切
り換わるときには、ベース局Ａから制御信号が送信され
、これにより０．２秒間程度チャンネル（送信）がオフ
とされる。

また、自動車とベース局との距離にしたがって自動車電
話側の送信出力を制御する制御信号がベース局から自動
車電話に送信され、したがって、その送信出力の変更時
にも一時的にチャンネルがオフになる。あるいは、電波
状態などに応じてベース局がチャンネルのチェックを行
うことがあり、このときも、そのチェックのため一時的
に通話ができな（なる。

したがって、自動車電話を使用して例えばハンドベルト
タイプのパーソナルコンピュータからデータを送信して
いるとき、ベース局の切り換わり、送信出力の変更、チ
ャンネルのチェックなどにより受信側ではデータが部分
的に欠落することがある。

このため、従来においては、自動車電話からデータを送
信する場合には、自動車を停めておいたり、あるいはデ
ータを再送信したりしていた。

しかし、これらの方法は不便であり、手間もかかり、使
いづらい。

この発明は、このような問題点を解決しようとするもの
である。

（間一点を解決するための手段〕 ところで、上述のように、ベース局が切り換わるとき、
送信出力を変更するとき、あるいはチャンネルのチェッ
クを行うときなどには、ベース局からそれらの制御信号
が送信され、その後、それぞれの制御が行われる。

そこで、この発明においては、このようにチャンネルが
一時的にオフになるときには、それぞれの制御信号がベ
ース局から送信されてくることに着目し、ベース局との
間のチャンネルが一時的に中断されるときには、その中
断の前にデータの送出を停止し、中断の回復後にデータ
の送出を再開することにより、データを受信側に確実に
伝送できるようにしたものである− 〔作用〕 ベース局との間のチャンネルが一時的にオフになるとき
には、データの送出が一時的に停止され、チャンネルの
回復後にデータの送出が再開され、すべてのデータが欠
落することなく受信側に伝送される。

〔実施例〕

図において、（１０）は受話系、（２０）は送話系を示
し、受話時には、ベース局からの下りチャンネルのＦＭ
信号Ｓｄがアンテナ（１）により受信さ、この信号Ｓｄ
が、高周波アンプからＦＭ復調回路まで゛を有する受信
回路（１１）に供給されて相手の電話からの音声信号が
取り出され、この音声信号がアンプ（１２）を通じて受
話器（１３）に供給される。

また、送話時には、送話器（２１）からの音声信号が、
アンプ（２２）および加算回路（２３）を通じてＦＭ変
調回路から高周波パワーアンプまでを有する送信回路（
２４）に供給されて上りチャンネルのＦＭ信％Ｓｕとさ
れ、この信号Ｓｕがアンテナ（１）からベース局へと送
信される。

さらに、（３０）は、通話などのための制御を行うコン
トロール回路で、これはｌチップタイプのマイクロコン
ピュータにより構成されている。すなわち、マイコン（
３０）において、（３１）は４ビツトのＣＰＵ、（３２
）は通話などを行うための各種のプログラムが書き込ま
れているＲＯＭ、（３３）はワークエリア用のＲＡＭ、
（３４）は入力ポート、（３５）は出力ボートで、これ
ら回路（３２）〜（３５）はシステムバス（３９）を通
じてＣＰＵ（３１）に接続されている。

そして、このマイコン（３０）には、そのボート（３４
）　、　　（３５）に、検出回路（１５）、変稠回路（
２５）、ダイヤルキー（テンキー’）　　（４１）およ
びトークスイッチ（フックスイッチ）　　（４２）が接
続される。

この場合、検出回路（１５）は、受信回路（１１）の出
力が供給され、ベース局からＭＳＫ信号が送信されてき
たとき、そのＭＳＫ信号から制御信号を取り出してマイ
コン（３０）に供給するものである。また、変掴回路（
２５）は、マイコン（３ｏ）からの制御信号をＭＳＫ信
号に変換して加算回路（２３）に供給するものである。

さらに、マイコン（３０）のボート（３５）がらは、信
号Ｓｕの送信の許可信号ＴＸｆ！Ｎ、信号Ｓｕ、　Ｓｄ
のチャンネルを指定するＣＨＮＬが取り出されて、受信
回路（１１）および送信回路（２４）に供給される。

そして、スイッチ（４２）を通話モードにすると、マイ
コン（３０）においてベース局を呼び出す制御信号が形
成され、この信号が変調回路（２５）によりＭＳＫ信号
とされ、この信号が加算回路（２３）を通じて送信回路
（２４）に供給されるとともに、信号ＴＸｆ！Ｎにより
送信回路（２４）の送信が許可される。したがって、ベ
ース局が呼び出されてチャンネルが開かれる。

そして、ダイヤルキー（４１）から相手の電話番号を人
力すると、同様にしてその電話番号の信号がベース局に
送信されて相手との間にボイスチャンネルが開かれ、し
たがって、以後、通話ができるようになる。

さらに、（１００）はデータの信号源、例えばハンドベ
ルトタイプのパーソナルコンピュータを示し、これはモ
デム（５０）を通じて音声信号ライン、すなわち、受信
回路（１１）および加算回路（２３）に接続される。ま
た、モデム（５０）には、データの送出の可否を指定す
る信号ＩＮ旧が供給される。

そして、コンピュータ（１００）のデータの送信中にベ
ース局が切り換わるときには、マイコン（３０）により
次のような動作が行われる。

すなわち、定常時には、コンピュータ（１００）のデー
タは１ピントづつ直列に取り出され、モデム（５０）に
供給されてＭＳＫ信号に変換され、このＭＳＫ信号が加
算回路（２３）を通じて送信回路（２４）に供給されて
信号Ｓｕによりベース局に送信されている。したがって
、コンピュータ（１００）のデータはベース局Ａを通じ
て相手に伝送されている。

そして、自動車が移動してベース局Ａの受は持ち区域か
らベース局Ｂの受は持ち区域に入るようになると、ベー
ス局Ａから制御信号（今の場合には、ハンド・オフ・ボ
イス・チャンネル、デジグネイション・メッセッージ）
が信号Ｓｄにより送信される。

そして、この制御信号を有する信号Ｓｄが受信回路（１
１）により受信されると、検出回路（１５）からその制
御信号が取り出されてマイ弓ン（３ｏ）に供給される。

すると、まず、マイコン（３ｏ）からの信号ｒＮＨＩに
よりモデム（５ｏ）のデータの送出がホールドされ（こ
のとき、モデム（５ｏ）からの制御によりコンピュータ
（１００）のデータの送出もホールドされる）、次に信
号ＴＸＥＮにより信号Ｓｕの送信が停止され、さらに続
いて信号ＣＨＮＬによりベース局Ｂとの交信チャンネル
が新しく設定される。

そして、次に、所定の期間後に信号ＴＸＥＮにより信号
Ｓｕの送信が再開され、続いて信号ＩＮ旧によりモデム
（５０）のデータの送出が再開される（このとき、モデ
ム（５０）からの制御によりコンピュータ（１００）の
データの送出が解除される）。したがって、以後、デー
タはベース局Ｂを通じて相手に伝送される。

なお、送信出力を変更するとき、チャンネルのチェック
を行うときなども同様にデータの送出が一時的にホール
ドされる。

こうして、この発明によれば、自動車電話からデータを
送信する場合、ベース局の切り換わり、送信出力の変更
、チャンネルのチェックなどによりベース局との間のチ
ャンネルが一時的に中断するときには、その中断の前に
データの送出をホールドし、中断の回復後にデータの送
出を再開するようにしているので、チャンネルが中断し
ても、受信側でデータが欠落することがない。また、デ
ータの送信のとき、自動車を停めたり、あるいはデータ
を再送信する必要がない。

なお、上述においては、受信側のモデムは、有効なデー
タが受信されないときには、受信を停止するタイプのも
のである必要があるが、このようなタイプではないとき
には、信号ＩＮＨＩによりデータの送信をホールドする
前に受信停止データを送出し、データの再開時に受信ス
タートデータを送出すればよい、また、信号ＩＮＨＩは
、音声信号系のミニ−ティング信号と共用してもよい。

〔発明の効果〕

この発明によれば、自動車電話からデータを送信する場
合、ベース局の切り換わり、送信出力の変更、チャンネ
ルのチェックなどによりベース局との間のチャンネルが
一時的に中断するときには、その中断の前にデータの送
出をホールドし、中断の回復後にデータの送出を再開す
るようにしているので、チャンネルが中断しても、受信
側でデータが欠落することがない、また、データの送信
のとき、自動車を停めたり、あるいはデータを再送信す
る必要がない。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一例の系統図である。 （ｌＯ）は受話系、（２０）は送話系、（３０）はコン
トロール回路、（５０）はモデム、（１００）はパーソ
ナルコンピュータである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 自動車電話のボイスチャンネルを使用して上記自動車電
   話からデータを送信している場合において、 ベース局との間の上記ボイスチャンネルが一時的に中断
   されるとき、その中断を制御する制御信号を検出し、 この検出出力により、上記ボイスチャンネルが中断され
   る前にデータの送出を停止し、 上記ボイスチャンネルの中断の回復後、上記データの送
   出を再開するようにした自動車電話。