JPS6399662A - 自動車電話装置の回線切替制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は公衆自動車電話に付加するモデム及びファクシ
ミリ装置に回線接続を与えるための自動車電話装置の回
線切替制御方式に関するものである。

（従来の技ｍ） 自動車電話システムはアメリカ、ヨーロッパ。

日本等において既に商用化されており、移動無線、特に
自動車電話によるデータ通信及びファクシミリ通信の実
用化が間近にある。

現在は、市場の掘り起こし段階のため、データ通信の場
合はモデムに手動スイッチを備えてデータ及び音声モー
ドの切替を行うか、また自動車電話とモデム間に切替ボ
ックスを置き、そのボックスのスイッチによってモード
選択を行っている。

ファクシミリ装置による通信の場合は後者の方法を用い
ている。

一方、一般電話網を用いてのデータ通信あるいはファク
シミリ通信の場合はモデムにＮＣＩ］　　（網制御装置
）を外付するか又は内蔵するかしてそのＮＣ０機能に有
する手動スイッチにょフてデータ又はファックスか音声
かの回線切替を行っている。

なお、網制御装置については、例えば［加入電話網を利
用するデータ通信等のための技術参考資料、第２版］　
（旧）日本電信電話公社、　９２６−３３に開示されて
いる。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、データ通信又はファクシミリ通信を行う
公衆自動車電話装置においては、現在この種の制御機能
を有するものは存在せず、前記したようにモデム自身や
モデム又はファクシミリ装置と自動車電話間の切替ボッ
クスのようなものなどの手動スイッチによってしか制御
できない。このため、自動車電話とは別にモデム又は切
替ボックスなどのスイッチを用いて音声との回線切替を
手動で行う場合、自動車電話の車内設置が第１優先で、
そのモデム及びそのボックスは操作者から離れた場所に
（例えば助手席または助手席のダツシュボードなど）設
置されることが多い。したがって、操作者は手をのばす
か、またはその場所に近接して切替スイッチにアクセス
しなくてならないという不便さがあった。

特に、走行中に着呼があったときなど、このような操作
は非常に危険なため着呼に対し応じられない。

本発明は以−ト述べた問題点を解決し、データ通信又は
ファクシミリ通信のモードと、音声通信（電話）モード
との回線切替を容易に行うことができる自動車電話装置
の回線切替制御方式を提供するものである。

（問題点を解決するだめの手段） 本発明の自動車電話装置の回線切替制御方式は、前記問
題点を解決するために、空中線を介して信号を送受信す
る送受信手段と、前記送受信手段の信号線をモデム又は
ファクシミリ装置に接続する第１のモード、及び該信号
線を送受話器に接続する第２のモードの回線切替を行う
切替手段と、前記送受話器を含み、前記各手段を制御す
る制御手段とを有し、前記制御手段で設定される回線切
替制御情報に基づいて前記送受信手段が切替命令を首記
切替手段へ送出し、該切替命令に基づいて首記切替手段
が回線切替を行うものである。

（作　用） 本発明によれば、技術的手段は次のように作用する。例
えば、第２のモード（音声通信モード）から第１のモー
ド（データ通信又はファクシミリ通信モード）に切替え
る場合には、手元に配置される制御手段（例えば、後述
のコントロールユニット）により、第１のモードに切替
えるための回線切替制御情報を設定して送受信手段へ送
出する。この回線切替制御情報に基づいて、送受信手段
（後述の送受信器）が第１のモードに切替えるための切
替命令を切替手段に与える。切替手段はこの切替命令に
基づいて、第２のモードから第１のモードに切替える。

この結果、送受信手段の化３線（音声信号線）が切替手
段を介してモデム又はファクシミリ装置に接続されるの
で、データ通信又はファクシミリ通信を行うことができ
る。

従って、前記従来技術の問題点が解決できるのである。

（実施例） 第１図は本発明の方式を適用した第１の実施例を示す自
動車電話装置の構成図であって、面述の切替手段がデー
タモデム内にある場合を示すものである。

送受信器（ＴＲＩ）　１は受信部＋１．送信部１２．制
御部＋３．　Ｉ１０ポート１４′Ｊｉびアンテナ共用器
１５から構成される。受信部１１は、空中線からアンテ
ナ共用器１５を介して得られる受信信号（高周波信号）
を増幅する高周波増幅器１１ａ、局部周波数を発生ずる
局部発振器１１ｂ、高周波信号と局部発振周波数を混合
して中間周波信号に変換する混合器１１ｃ、中間周波信
号の増幅と振幅制御と復調を行って音声周波信号を取り
出す中間周波増幅器（リミッタ及びディスクリミネータ
を含む）１１ｄ及び音声周波信号を所定レベルまで増幅
する音声周波増幅器ｌｉｅから構成さねでいる。また、
送信部１２は音声増幅部。

発振部、変調部、逓倍部及び電力増幅部から構成される
公知のものである。制御部１３はＣＰＩＪ］３ａ、アド
レスラッチ１３ｂ、　ＲＡＭ］３ｃ及びＲＯＭ］３ｄか
ら成り、ＴＲ旧全全体制御すると共に、後述する切替コ
マンドを送出する。Ｉ１０ボート１４は後述するコント
ロールユニット（（：Ｉ］）２とデータモデム３との間
でバスＢを介して制御データの送受信を行うものである
。アンテナ共用器１５は送受信波を分波するものである
。

コントロールユニット（ＣＩ）２は音声周波信号を増幅
する音声周波増幅器２１．送受話器２２．　Ｉ１０ボー
ト２３．ダイヤルキー及びファンクションキーのキース
イッチ２５等から構成され、ハンドセット部及びハンド
セット収受部に相当するものである。ＣＩ２のキースイ
ッチ２５及び制御部２４で作成される制御データは、１
７０ボート２３によってバスＢを介してＴＲ旧及び後述
するデータモデム３の各制御部に送出される。またＣＩ
２の送受話器２２は音声周波増幅器２１．信号線ｕｂ、
後述するデータモデム３のスイッチ３１及び信号線を介
してＴＲ旧の受信部１１及び送信部１２に接続される。

データモデム３は回線切替用のスイッチ３１．モデム回
路３２．Ｉ１０ボート３３．制御部３４及びＲ５−２３
２Ｃ：インタフェースのボート部３５から構成される。

スイッチ３１は制御部３４の制御により、ＴＲ旧の受信
部１１及び送信部１２に接続される信号線Ｊ２ａを信号
線ｕｂを介して（：Ｕ２に接続するか、又は信号線ｎａ
をモデム回路３２に接続する。モデム回路３２はＩ１０
ボート３３を介して制御部３４の制御により、ＴＲ旧か
ら信号線１１ａ、スイッチ３１を介して入力されるデー
タを復調すると共に、端末装置４からボート３５゜制御
部３４を介して人力されるデータを変調する。

制御部３４はＣＰＵ３４ａ、アドレスラッチ３４ｂ、Ｒ
ＡＭ３４ｃ及びＲＯＭ３４ｂから成り、モデム回路３２
からの復調データな復号化すると共に、端末装置４から
ボート部３５を介し人力されるデータを符号化する。

次に動作を説明する。

まず、簡単に電話（音声）通信を行う場合を説明する。

ここで、初期状態では、データモデム３のスイッチ３１
は信号線１ａと信号線ｆｉｂとを接続しているものとす
る（音声通信モード）。ＴＲ旧にて受信され、受信部１
１により送出される音声は信号線ｆＬａ、スイッチ３１
．信号線ｕｂ、音声周波増幅器２１を介して送受話器２
２で受話される。一方、送話は送受話器２２より、Ｌ記
と逆ルー］・で、ＴＲ旧の送信部１２を介して送信する
ことにより行われる。

次にデータ通信を行う場合を第２図の動作フローチャー
トを参照して詳細に説明する。

まず、自動車電話装置の電源をオンにし、音声周波増幅
器２１に接続されるスピーカ（図示せず）によりウェー
クアップトーン（Ｗｅａｋ−ｕｐ　ｔｏｎｅ）を確認し
くＳｌ）、その後相手方に音声通信モードの状態て電話
を掛けて回線を接続する。その上で、キースイッチ２５
を用いて、データ又はファクシミリモード情報（回線切
替制御情報）を人力して設定する（Ｓ２）。この情報の
設定は、例えば数字１文字、記号等のうち１つ又は組合
せで行われる。このようにして入力された設定情報はＣ
１１２の制御部２４によって認識され、符号化された後
、Ｉ１０ボート２３及びバスＢを介してＴＲ旧へ送出さ
れる。ＴＲ１ｌｌではＩ１０ポート１４を介して制御部
１３が符号化された設定情報を認識する（Ｓ３）。設定
情報を認識した制御部１３は予め定められたデータパタ
ーンを持つ切替コマンド（例えばＦＦＦＦＩ＋）をバス
Ｂを介してデータモデム３へ送る（Ｓ４）。アイドル状
態（又はモニタモード）にあったデータモデム３では、
１１０ポート３３を介して制御部３４が切替コマンドを
認識すると、自身をデータ通信モードに設定して次の動
作を行う（Ｓ５）。まず、制御部３４はＴＲ旧の制御部
１３ヘフック信号を送出する。即ち、電話通信時におけ
る送受信器のオフ　フック信号に相当する信号を送出し
、回線の接続を保持する。次にスイッチ３１を制御して
回線を切替え、信号線Ｈａと信号線ｉＬｂとの接続を切
離し、信号線ｆｔａをモデム回路３２に接続させる。こ
の結果、通話（音声）モードからデータモードへ完全に
切替えられる。

その後、ＴＲ旧は自身が着呼の場合は発呼側からのデー
タの受信を開始し、受信部１１から信号線２ａ及びスイ
ッチ３１を介してデータモデム３のモデム回路３２へ送
出する。データモデム３では、受信したデータをモデム
回路３２で復調して、制御部３４のＲＡＭ３４ｃに格納
する。この格納された復調データは制御部３４により復
号化等の処理がなされてボート部３５を介して端末装置
４へ送られる。以上は本装置が着呼の場合で述べたが、
発呼の場合は上記の反対手順となる。

第３図は本発明の第２の実施例を示す構成図である。第
１図との相違点は、データモデム３からモデム回路３２
を除いた切替ボックス５（前述の切替手段に相当する）
としたことである。この結果、スイッチ３１の出力をポ
ート部３５を介してモデム又はファクシミリ６に接続す
ると共に、制御部３４を切替コマンドの認識とスイッチ
３１の制御のみの制御部５１とする。従って、この場合
の制御部５１は１チツプタイプのものが使用できる。

次に第２の実施例の動作を説明する。

第１の実施例と同様に、データモード又はファクシミリ
モードの設定情報（回線切替制御情報）をＴＲ旧の制御
部１３が認識すると、制御部１３は切替コマンドをバス
Ｂを介して切替ボックス５へ送る。アイドル状態にある
切替ボックス５では、制御部５１が切替コマンドを受け
、スイッチ３１を制御して、信号線、ｆ２．ａを信号線
ｉｂから切離し、信号線！ａをポート部３５に接続させ
ることにより、モデム又はファクシミリ６に接続してデ
ータ通信モードに入る。ＴＲ旧が着呼の場合は第１の実
施例と同様に発呼側からのデータの受信を開始し、受信
部１１から信号線２ａ、スイッチ３１及びボート部３５
を介してモデム又はファクシミリ６ヘデータを送信する
。本装置のＴＲ旧が発呼の場合は上記の反対手順となる
。

このように、本実施例によるモデム及びファクシミリ装
置などに回線接続を与える制御機能を有する公衆自動車
電話装置はモデム３や切替ボックス５を介してのモデム
Ｂ及びファクシミリ装置がどんな場所に設置さねでも手
元にある当該装置のＣＯ２からデータ又はファクシミリ
モードと音声モートの切替を任意できるという効果が期
待できる。

（発明の効果） 以ト詳細に説明したように、本発明によれば、モデム又
はファクシミリ装置に接続する第１のモードと、送受話
器に接続する第２のモードとの回線切替を手元に配置さ
れる制御手段で容易に行うことかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す構成図、第２図は
第１図の実施例の動作フローチャート、第３図は本発明
の第２の実施例を示す構成図である。 ｌ・・・送受信器　　２・・・コントロールユニット３
・・・データモデム　　　４・・・端末装置５・・・切
替ボックス　６・・・モデム又はファクシミリ１１・・
・受信部　　　　　　１２・・・送信部１３．２４．３
４．５１・・・制御部　１４，２３．３３−Ｉ１０ポー
ト１５・・・アンテナ共用器　　２１・・・音声周波増
幅器２２・・・送受話器　　　　　２５・・・キースイ
ッチ３１・・・スイッチ　　　　　３２−・・モデム回
路３５・・・ボート部　　　　　ＩＬａ、ＩＬｂ・・・
信号線Ｂ・・・バス

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 空中線を介して信号を送受信する送受信手段と、 前記送受信手段の信号線をモデム又はファクシミリ装置
   に接続する第１のモード、及び該信号線を送受話器に接
   続する第２のモードの回線切替を行う切替手段と、 前記送受話器を含み、前記各手段を制御する制御手段と
   を有し、 前記制御手段で設定される回線切替制御情報に基づいて
   前記送受信手段が切替命令を前記切替手段へ送出し、該
   切替命令に基づいて前記切替手段が回線切替を行うこと
   を特徴とする自動車電話装置の回線切替制御方式。