JPH05110718A - モデム - Google Patents

モデム

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JPH05110718A
JPH05110718A JP27151691A JP27151691A JPH05110718A JP H05110718 A JPH05110718 A JP H05110718A JP 27151691 A JP27151691 A JP 27151691A JP 27151691 A JP27151691 A JP 27151691A JP H05110718 A JPH05110718 A JP H05110718A
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analog
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wire
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JP27151691A
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So Akazawa
創 赤沢
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車・携帯電話網等の移動通信網を介し
て、公衆電話網と接続不可能な場所でのデータ通信を可
能にする。 【構成】 自動車・携帯電話網を介するデータ通信の場
合、データ送信時には、出力系122から出力されるア
ナログ送信信号がインタフェース切換部220及び信号
レベル調整部230を介し、携帯電話30のマイクジャ
ック31aに出力される。一方、データ受信時には、携
帯電話のイヤホンジャック31bから出力されるアナロ
グ受信信号が、信号レベル調整部230及びインタフェ
ース切換部220を介して入力系125に出力される。
また、公衆電話網を介するデータ通信の場合、4線−2
線変換部123及びNCU部124を介して加入者線を
介したアナログ信号の送受が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモデムに係わり、特に4
線方式による全二重通信が可能なモデムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、パーソナルコンピュータ(以下、
パソコンと記述する)を用いたデータ通信、いわゆるパ
ソコン通信が盛んになってきている。このパソコン通信
においては、単なるパソコン間のデータ通信だけでな
く、パソコンによるファクシミリ(FAX)から送信さ
れる文字・図形データの受信等、多様なニューメディア
・サービスが受けられるようになってきている。
【0003】パソコン通信は、一般に公衆電話網(加入
電話網)を介して行うようになっており、パソコンはモ
デムまたは音響カプラ等を介して公衆電話網に接続され
る。公衆電話網の加入者線は、双方向の伝送を同時に行
う全二重通信であり、2本の電線を対にした2線式(よ
り対線)となっている。従って、モデムにおける加入者
線接続用の出力インタフェースは、上記2線式に対応し
た方式となっている。
【0004】一方、最近では、携帯電話や自動車電話等
を用いたパーソナル移動通信システムの普及・開発も盛
んになってきている。パーソナル移動の通信システム
は、個人が1人1台、移動通信機(携帯電話や自動者電
話等)を持つことにより、移動しながらでも通話(広義
では通信)を可能にしたシステムであり、現在の携帯電
話をより軽量・小型化した次世代の携帯電話の研究・開
発も盛んである。
【0005】ところで、このような携帯電話や自動車電
話を用いることによって、自動車・携帯電話網を介する
公衆電話網との接続を行い、加入者線(電話回線)のモ
ジュラージャックや電話の無い所でも、公衆電話網を介
するパソコン通信を可能にする携帯電話用モデムアダプ
タ23(以後、単にモデムアダプタ23と略称する)が
市販されている。
【0006】図6に、上記モデムアダプタ23を用いた
携帯電話30を利用するパソコン通信システムの構成を
示す。パソコン21は、RS−232Cケーブル25に
よりモデム22と接続され、モデム22は2線式入出力
コード(モジュラーコード)26によりモデムアダプタ
23に接続されている。そして、モデムアダプタ23
は、4線式入出力コード(携帯電話接続コード)27に
より携帯電話30に接続されている。すなわち、モデム
アダプタ23は、2線−4線変換器を内蔵しており、2
線式によりデータの全二重通信を行うための2線式入出
力端子を備えたモデム22と4線式入出力端子(マイク
・イヤホンジャック31)を備えた携帯電話30とを接
続させるためのアダプタである。
【0007】モデムアダプタ30は、モデム22の2線
式入出力端子に接続された2線式入出力コード26から
モデム22により変調出力されたパソコン21のアナロ
グ送信信号を取り込み、そのアナログ送信信号を4線式
入出力コード27を介し、携帯電話30のマイクジャッ
ク31aに出力する。また、モデムアダプタ23は、携
帯電話24が受信したパソコン21宛のアナログ受信信
号を携帯電話30のインホンジャック31bから入力
し、2線式入出力コード26を介しモデム22へ出力す
る。
【0008】尚、図6においては、マイクジャック31
aとインホンジャック31bは、別々のジャックのよう
に示されているが、実際には、ヘッドフォンとマイクが
一体化されたヘッドセットのプラグが接続される4端子
を有する1個のジャック31である。このため、マイク
・イヤホンジャック31に4線式入出力コード27を挿
入・接続すると、マイクジャック31aはマイク153
側に、イヤホンジャック31bはスピーカ154側に自
動的に接続される機構となっている。一方、4線式入出
力コード27がマイク・イヤホンジャック31に接続さ
れていない状態では、入力アンプ142は内蔵マイク1
53に、出力アンプは内蔵スピーカ154に接続され
る。
【0009】次に、図7に従来のモデム22及び携帯電
話30の内部回路構成を示す。同図に示すように、モデ
ム22は、パソコン21とRS−232C規格に沿った
データの送受信を調歩同期方式等により行うRS−23
2Cインタフェース部121と、そのRS−232Cイ
ンタフェース部121から入力されるパソコン21のデ
ィジタル送信信号を電話回線伝送用の周波数帯域(音声
周波数帯)のアナログ信号に変換して4線−2線変換部
123へ出力する変調部122a並びに出力用バッファ
122bから成る出力系122と、通常の電話機と同様
の手順で公衆電話網との接続を制御するNCU部124
と、パソコン21宛のアナログ送信信号をNCU部12
4、2線式回線126及び4線−2線変換部123を介
して入力し、そのアナログ送信信号を元のディジタル信
号に復調してRS−232Cインタフェース部121へ
出力する入力用バッファ125a並びに復調部125b
から成る入力系125と、上記出力系122から出力さ
れる変調されたパソコン21のアナログ送信信号を2線
式回線126を介してNCU部124へ出力すると共
に、NCU部124がモデムアダプタ23から2線式入
出力コード26を介して受信するパソコン21宛の変調
されたアナログ信号を、上記2線回線126から取り込
み、入力系125の入力用バッファ125aに出力する
4線/2線変換部123とを有している。また、更に上
記各部を制御する制御部127、上記各部に動作電力を
供給する電源部128も有している。そして、上記NC
U部124の2線式入出力端子には、公衆電話網の加入
者線のモジュラージャックに接続される2線式入出力コ
ード26が接続されている。このように、モデム22
は、パソコン21のRS−232Cポート接続用のRS
−232Cインタフェース部121と、加入者線のモジ
ュラージャックに挿入・接続されるプラグが先端に取り
付けられた2線式入出力コード26を有している。
【0010】また、モデムアダプタ23は、上述したモ
デム22の2線式入出力コード26が挿入・接続される
モジュラージャックと、その2線式入出力コード26か
らモデム22から出力されるアナログ送信信号を取り込
み4線式入出力コード27を介し携帯電話30のマイク
ジャック31aに送出すると共に、携帯電話30のイヤ
ホンジャック31bから出力されるパソコン21宛のア
ナログ信号を4線式入出力コード27を介して入力し、
そのアナログ信号を2線式入出力コード26に送出する
2線/4線変換器131等を有している。
【0011】すなわち、モデムアダプタ23は、携帯電
話30のマイク・イヤホンジャック31からの4線式入
出力を2線式入出力に変換して2線式入出力コード26
を介しモデム22に入出力する。
【0012】次に、上述のようにして、パソコン21を
モデム22並びにモデムアダプタ23を介して携帯電話
30に接続して、パソコン通信を行う方法を説明する。 まず、携帯電話30により、発呼信号並びに通信相
手側のパソコンが接続されている加入者線のダイヤル番
号を無線基地局に対し所定の制御チャネルの電波で無線
により送出する。 上記発呼信号並びに上記ダイヤル番号を受信した無
線基地局は、それらを換・制御局(無線制御局→自動車
交換局)に有線により送信する。 交換・制御局は、受信する上記発呼を行った携帯電
話30の番号から、そのホームメモリ局を見つけ出し、
そのホームメモリ局に対し、携帯電話30が正規の加入
者であるかどうか問い合わせる。 そして、正規の加入者であった場合、交換・制御局
は、上記発呼信号を送信してきた無線基地局の空き通話
チャネルを選択し、その通話チャネルを無線基地局を介
して携帯電話30に知らせる。また同時に、受信したダ
イヤル信号に基づいて、公衆通信網を介し上記通信相手
側のパソコンが接続されている加入者線との回線接続を
行う。
【0013】上述のようにして、パソコン同士間の回線
接続が完了すると、パソコン21から相手側パソコンへ
のデータ通信が可能となる。そして、パソコン21らか
RS−232Cケーブル25を介して送信されるディジ
タル信号(送信データ)は、モデム22のRS−232
Cインタフェース部121、出力系122、4線/2線
変換部123、及びNCU部124を介し、音声周波数
帯のアナログ信号に変換されて2線式入出力コード26
からモデムアダプタ23に出力される。
【0014】モデムアダプタ23は、上記入力される変
調されたパソコン21のアナログ送信信号を、4線式入
出力コード27を介し携帯電話30のマイクジャック3
1aに出力する。
【0015】携帯電話30は、上記マイクジャック31
aに入力されるパソコン21のアナログ送信信号を入力
アンプ142により増幅した後、変調部143により前
記無線基地局から割り当てられた通話チャネルのアナロ
グ信号に変換した後、そのアナログ信号を送信ミキサ並
びに送信電力増幅器等から成る送信部144、送信帯域
通過フィルタ、受信帯域通過フィルタ並びにそれらの各
フィルタの一端をアンテナ153側に供給するための結
合回路から成る送受分波器149、及びアンテナ153
を介して、前記通話チャネルの周波数帯の電波により無
線基地局へ無線により送出する。
【0016】そして、上記無線基地局へ電波により送出
されたパソコン21の送信データは、交換・制御局を中
継して公衆電話網へ送信され、さらに公衆電話網を介し
て相手側パソコンが接続されている加入者線へ送信され
る。そして、通信相手側のパソコンは、上記加入者線に
接続されたモデムを介して、パソコン21から送信され
たディジタル信号を受信する。
【0017】次に、公衆電話網に接続された相手側パソ
コンからパソコン21へのデータ送信動作を説明する。
相手側パソコンは、通常の公衆電話網を介するパソコン
通信と同様の手順で、モデムを介しパソコン21に対し
ディジタル信号(送信データ)を送信する。すなわち、
送信するディジタル信号をモデムを介して音声周波数帯
のアナログ信号に変換した後、加入者線を介し公衆通信
網へ送信する。公衆電話網は、そのアナログ送信信号
を、既に接続がなされている交換・制御局へ送信する。
交換・制御局は、その受信する相手側パソコンからのア
ナログ送信信号を、有線伝送路を介してパソコン21が
在るゾーン内の無線基地局へ送信する。無線基地局は、
その受信するアナログ送信信号を前記割り当てられた通
話チャネルの電波により、携帯電話30へ無線により送
信する。
【0018】携帯電話30は、アンテナ153により上
記電波を受信し、送受波器149、及び受信ミキサ並び
に増幅器等から成る受信部145を介して復調部146
に出力する。復調部146は、上記電波から音声周波数
帯のアナログ信号を復調し出力アンプ147に出力す
る。出力アンプ147はそのアナログ信号を増幅してイ
ヤホンジャック31bに出力し、そのアナログ送信信号
は4線式入出力コード27を介してモデムアダプタ23
に入力される。
【0019】モデムアダプ23は、内蔵している2線/
4線変換回路131により、上記アナログ送信データを
2線式入出力コード26に送出する。次に、その2線式
入出力コード26に入力された上記アナログ信号は、モ
デム22内のNCU部124を介して2線式回線126
へ送出される。続いて、この2線式回線126上の上記
アナログ信号は、4線−2線変換部123により取り込
まれて、入力系125へ出力され、入力系125の復調
部125bにより、“1”,“0”のビット列から成る
元のディジタル信号に復元され、RS−232Cインタ
フェース部121及びRS−232Cケーブル25を介
して、パソコン21へ送信される。
【0020】尚、以上の説明は、パソコン21側(実際
にはモデム及びモデムアダプタ13を介して接続される
携帯電話14)から“発呼”を行うデータ通信の例であ
るが、相手側パソコンからのデータ送信要求を受けてデ
ータ通信を行うことも可能である。この場合には、携帯
電話30は、無線基地局からの一斉呼び出し信号を受け
て、無線基地局に対し応答信号の電波を無線により返送
する。すると、無線基地局は、交換・制御局により割り
当てられた空き通話チャネルを携帯電話30に知らせて
くる。そして、以後、携帯電話30は、その通話チャネ
ルを用いて、無線基地局と通信することが可能となる。
すなわち、携帯電話30は無線基地局から相手側パソコ
ンのパソコン21宛の送信データを、上記割り当てられ
た通話チャネルの電波により受信することが可能とな
る。そして、パソコン21は、以後、上述した自己の方
から“発呼”を行ったときと同様にして、自動車・携帯
電話網及び公衆電話網を介して、相手側パソコンとデー
タ通信を行うことが可能となる。
【0021】また、双方のパソコンが、共に前記図7に
示す構成を用意することにより、双方が自動車・携帯電
話網をアクセスしてデータ通信を行うことも可能であ
る。尚、図7に示す携帯電話30において、制御部15
1は、上述した無線基地局との接続制御の他に、通話中
のチャネル切替、及び自動車・携帯電話網において必要
な位置登録等の制御を行うものである。また、電源部1
52は、装着される2次電池から供給される電力によ
り、携帯電話30内の各回路に電流を供給する。
【0022】ところで、上記モデムアダプタ23は、上
記携帯電話のみならず、ショルダホンや自動車電話にも
接続可能である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
においても、モデムアダプタ23を介してモデム22と
携帯電話30または自動車電話を接続することにより、
自動車・携帯電話網を利用したパソコン通信が可能であ
った。
【0024】ところで、このような携帯電話30を利用
したパソコン通信は、例えば営業マンや保険の外交員
が、外出先で営業所や本店に新規契約に関するデータの
伝送を行ったり、逆に本店のデータベースから顧客情報
や商品に関する情報を引き出すために利用される機会が
多い。従って、利便性の観点からも、持ち歩く機器の数
がより少ないことが望まれる。
【0025】してみれば、RS−232Cポートを有す
る情報処理機器と4線式の外部入出力インタフェースを
有する携帯電話や自動車電話等の移動通信機間のデータ
伝送をモデムのみを介して行うことができるようにすれ
ば、モデムアダプタを持ち歩かなくても、情報処理機器
を上記モデムを介して携帯電話や自動車電話等の移動通
信機と接続することにより、電話回線接続用のモジュラ
ージャックが無い所でも、自動車・携帯電話網等の移動
通信網と公衆電話網、または上記移動通信網のみを介す
る情報処理機器間のデータ通信が可能になることは明ら
かである。
【0026】本発明の課題は、RS−232Cポートを
有する情報処理機器と4線式の外部入出力インタフェー
スを有する携帯電話や自動車電話等の移動通信機間のデ
ータ伝送をモデムのみを介して行うことができるように
することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。請求項1記載の第1の発明は、以下の手段を有
する。RS−232Cインタフェース1(図1のブロッ
ク図参照、以下同じ)は、RS−232C規格に沿っ
て、データの送受信を制御する。変調部2は、RS−2
32Cインタフェース1を介して入力されるディジタル
信号を対応する音声周波数帯のアナログ送信信号に変換
する。復調部3は、入力される音声周波数帯のアナログ
受信信号を対応するディジタル信号に変換して、RS−
232Cインタフェース1に出力する。信号レベル調整
部4は、変調部2から出力されるアナログ送信信号をレ
ベル調整して出力端子から外部出力すると共に、入力端
子から外部入力されるアナログ受信信号をレベル調整し
て復調部3に出力する。次に、請求項2記載の第2の発
明の手段は次の通りである。この第2の発明は、上記第
1の発明の同一名称の各手段と同様な機能を有するRS
−232Cインタフェース11(図2のブロック図参
照、以下同じ)、変調部12、復調部13、及び信号レ
ベル調整部14を有し、さらに、以下の各手段を有す
る。網制御部15は、2線式の加入者線を介して電話網
との接続制御を行うと共に、前記2線式の加入者線を介
してアナログ送受信信号の送受を行う。4線−2線変換
部16は、網制御部15を介して前記2線式の加入者線
に変調部12から出力されるアナログ送信信号を送出す
ると共に、網制御部15を介して前記2線式の加入者線
からアナログ受信信号を取り込み出力する。インタフェ
ース切換部17は、変調部12から出力されるアナログ
信号を信号レベル調整部14に出力させると共に信号レ
ベル調整部14から出力されるアナログ受信信号を復調
部13に入力させる第1の選択と、変調部12から出力
されるアナログ送信信号を4線−2線変換部16に出力
させると共に4線−2線変換部16から入力されるアナ
ログ受信信号を復調部13に出力させる第2の選択との
切換えを行う。
【0028】
【作用】本発明の手段の作用は、次の通りである。最初
に、前記第1の発明の手段の作用を説明する。RS−2
32Cインタフェース1は、RS−232Cポートを有
するパソコンやハンディターミナル、または電子手帳等
の各種情報処理機器と、RS−232Cケーブルを介
し、所定のデータ伝送手順に従って、ディジタル信号を
シリアル方式で送受信する。変調部2は、RS−232
Cインタフェース1により受信されるディジタル信号
を、音声周波数帯の対応するアナログ信号に変換し信号
レベル調整部4へ出力する。信号レベル調整部4は、そ
のアナログ信号をレベル調整した後、出力端子4aから
外部出力する。一方、信号レベル調整部4は入力端子4
bから入力される音声周波数帯のアナログ信号を、レベ
ル調整した後、復調部3に出力する。復調部3は、上記
アナログ信号を対応する“0”または“1”のビット列
から成るディジタル信号に変換してRS−232Cイン
タフェース1に出力する。RS−232Cインタフェー
ス1は、そのディジタル信号をRS−232Cケーブル
を介し情報処理機器にシリアル伝送する。したがって、
RS−232Cポートを有する情報処理機器と4線式の
外部入出力インタフェースを有する携帯電話や自動車電
話等の移動通信機間のデータ伝送を、上記第1の発明の
モデムのみを介して行うことができる。次に、前記第2
の発明の手段の作用は、次の通りである。インタフェー
ス切換部17により、変調部12の出力が信号レベル調
整部14に入力され、その信号レベル調整部14の出力
が復調部13に入力されるような第1の切換選択を行っ
た場合、第2の発明のモデムは、前記第1の発明のモデ
ムと全く同様の回路構成となる。従って、前記第1の発
明のモデムと同様に、RS−232Cポートを有する情
報処理機器と4線式の外部入出力インタフェースを有す
る携帯電話や自動車電話等の移動通信機間のデータ伝送
を、上記第2の発明のモデムのみを介して行うことがで
きる。一方、インタフェース切換部17により、変調部
12の出力が4線−2線変換部16に入力され、さらに
4線−2線変換部16の出力が復調部13に入力される
ような第2の切換選択を行った場合、以下に述べるよう
な作用が行われる。まず、網制御部15は、RS−23
2C11から送信されてくるオートダイヤルコマンド及
び通信相手側のダイヤル番号を受け取ると、公衆電話網
を介して、自己に接続された情報処理機器と通信相手先
の情報処理機器とを回線接続させる。続いて行われるR
S−232C11および変調部12の作用は、前記第1
の説明と同様であり、変調部12から出力されるアナロ
グ信号は、インタフェース切換部17を介して4線−2
線変換部16へ送られる。4線−2線変換部16は、そ
の送られてくるアナログ信号を2線式の回線を介し網制
御部15に出力する。そして、網制御部15は、そのア
ナログ信号を2線式の加入者線に出力する。一方、網制
御部15は、2線式の加入者線を介して送信されてくる
アナログ信号を、上記2線式の回線へ送出する。4線−
2線変換部16は、その2線式の回線から上記アナログ
信号を取り込み、インタフェース切換部17を介して復
調部13へ出力する。そして、復調部13及びRS−2
32Cインタフェース11により、前記第1の発明の復
調部3及びRS−232Cインタフェース1と同様の動
作が行われ、RS−232Cケーブルを介し復調された
ディジタル信号が情報処理機器へシリアル伝送される。
従って、この第2の発明のモデムは、従来のモデムと同
様に、直接、公衆電話網と接続されたデータ通信も可能
である。
【0029】
【実施例】以下、図3〜図5を参照して実施例を説明す
る。図3は、自動車・携帯電話網を利用してパソコン通
信を行うシステムの構成を示す図であり、図4はそのシ
ステムで用いられるモデム200の詳細な回路構成を示
す図である。尚、同図においてパソコン21、RS−2
32Cケーブル25、及び携帯電話30は、前述した図
7に示す同一符号が付与されたものと同一である。
【0030】同図に示すモデム200は、従来のモデム
と同様に加入者回線接続用の2線式モジュラプラグ20
1が先端に取り付けられた外部入出力インタフェースの
他に、携帯電話30のマイク・イヤホンジャック31に
接続可能なプラグが先端に取り付けられた4線式入出力
コード210が接続され4線式対応の外部入出力インタ
フェースを備えている。このように、従来のモデムとは
異なり、2線式入出力コード以外に、4線式入出力コー
ド210も備えているために、図4に示すように、モデ
ム200は、従来のモデム(図7参照)が有するRS−
232Cインタフェース121、出力系122、4線−
2線変換部123、NCU部124以外に、インタフェ
ース切換部202及び信号レベル調整部203も備えて
いる。また、上記インタフェース切換部202及び信号
レベル調整部203が新たに付加されているため、制御
部204の回路構成も従来のモデム22の制御部127
とは若干異なっている。
【0031】インタフェース切換部220は、2線式外
部入出力インタフェース(NCU部124の入出力)ま
たは4線式外部入出力インタフェース(信号レベル調整
部203の入出力)のいずれか一方を有効する回路であ
り、その外部入出力インタフェースの切換制御は、制御
部204が4線式入出力コード210が携帯電話30の
マイク・イヤホンジャック31に接続されているか否か
を自動的に検出して行う。このインタフェース切換部2
20は、アナログスイッチである2つの切換スイッチ2
21,222から成っており、4線式入出力コード21
0が携帯電話30のマイン・イヤホンジャック31に接
続されているときは、切換スイッチ221,222は、
制御部204により共に、端子A側に接続制御される。
そして、このことにより、出力系122の出力(変調さ
れたパソコン21の送信したアナログ信号)が信号レベ
ル調整部230の出力用バッファ231に出力され、ま
た信号レベル調整部230の入力バッファ236から出
力される相手側パソコンから送信されてくる変調された
アナログ信号(アナログ受信信号)が入力系125の入
力用バッファ125aに入力される。一方、4線式入出
力コード210が携帯電話30のマイク・イヤホンジャ
ック31a,31bに接続されていないときには、切換
スイッチ211,212は、共に制御部204により端
子B側に接続される。そして、このことにより出力系1
22の出力(上記変調されたパソコン21の送信したア
ナログ信号)が4線−2線変換部123に出力され、ま
た4線−2線変換部123により取り込まれた加入者線
を介して送信されてきた相手側パソコンからの変調され
たアナログ信号が入力系125の入力用バッファ125
aに入力される。
【0032】信号レベル調整部230は、出力用バッフ
ァ231、可変抵抗器VRO1 ,VRO2 、及び信号レ
ベル切換スイッチ232等から成る出力系と、信号レベ
ル切換スイッチ237、可変抵抗器VRI1 ,VR
2 、及び入力用バッファ236等から成る入力系とか
ら成っている。
【0033】信号レベル切換スイッチ232及び信号レ
ベル切換スイッチ237は、携帯電話30の機種によっ
て、マイクジャック31a及びイヤホンジャック31b
から入・出力される信号レベルが異なることに対応して
設けられたものであり、上記信号レベルが相対的に低い
機種に対しては、信号レベル切換スイッチ232及び信
号レベル切換スイッチ237を、それぞれ端子LI1
LO1 側に切り換える。一方、上記信号レベルが相対的
に高い機種に対しては、信号レベル切換スイッチ232
及び信号レベル切換スイッチ237を、それぞれ端子L
2 ,LO2 側に切り換える。以上のようにして、レベ
ル切換を行った入・出力信号のレベルは、上記各端子L
1 ,LI2 及びLI3 ,LI4 に接続される可変抵抗
器VRI 1 ,VRI2 ,VRO1,VRO2 の抵抗値を
調整することによって、さらに微調整される。そして、
これらの可変抵抗器VRI1 ,VRI2 及びVRO1
VRO2 は、それぞれ入力用バッファ236の入力端
子、出力用バッファ237の出力端子に接続されてい
る。入力バッファ235は、上記可変抵抗器VRI1
もしくはVRI2 を介して入力される相手側パソコンの
送信してきたアナログ信号を増幅して前記インタフェー
ス切換部220の切換スイッチ221の端子Aに出力す
る。また、出力用バッファ231は、インタフェース切
換部220の切換スイッチ222の端子Aから入力され
るパソコン21の変調されたアナログ送信信号を増幅し
て上記可変抵抗器VRO1 もしくはVRO2 に出力す
る。
【0034】続いて、上記構成のモデム200を用いた
パソコン21によるデータ通信の動作を説明する。ま
ず、パソコン21が、携帯電話30を用いて、自動車・
携帯電話網を介するデータ通信を行う方法を説明する。
【0035】この場合には、パソコン21のRS−23
2Cポートとモデム200のRS−232Cインタフェ
ース部121とをRS−232ケーブル25により接続
する。そして、モデム200の信号レベル調整部230
と携帯電話30のマイク・イヤホンジャック31とを4
線式入力コード210により接続する。
【0036】そして、以上のような接続を行った後、モ
デム200の電源部128をオンにすると、制御部20
4が、4線式入出力コード210が携帯電話30のマイ
クジャック・イヤホンジャック31に接続されているこ
とを自動的に検出し、インタフェース切換部220の切
換スイッチ221及び切換スイッチ222を共に端子A
側に接続する。
【0037】続いて、携帯電話30を操作して、無線基
地局に対して、発呼信号並びに通信相手側のパソコンが
接続されている加入者線回線のダイヤル番号を、所定の
制御チャネルの電波で無線により送出する。
【0038】そして、無線基地局及び交換・制御局によ
り前述したような一連の動作が行われ、通信相手側のパ
ソコンが公衆電話回線網に回線接続されると共に、交換
局(自動交換局)が公衆電話網に接続される。そして携
帯電話30が無線基地局から通話チャネルを受け取る
と、パソコン間のデータ通信(パソコン通信)が可能に
なる。
【0039】このパソコン通信において、パソコン21
から送信するデータは、モデム200内において、以下
に示すような経路で携帯電話30に送信される。まず、
RS−232Cインタフェース部121により受信され
たパソコン21のディジタル送信信号(送信データ)
は、出力系122により音声周波数帯のアナログ送信信
号に変換された後、増幅されてインタフェース切換部2
20の切換スイッチ221に入力される。そして、上記
アナログ送信信号(パソコン21の送信データ)は、切
換スイッチ221を介して信号レベル調整部230の出
力用バッファ231に入力されて増幅された後、可変抵
抗器VRO1 (またはVRO 2 )及び信号レベル切換ス
イッチ232を介して所定のレベルに調整される。そし
て、そのレベル調整がなされたアナログ送信信号は、4
線式入出力コード210を介して携帯電話30のマイク
ジャック31aに入力される。
【0040】そして、上記アナログ送信信号は、前述し
たように、携帯電話30内で無線基地局から割り当てら
れた前記通話チャネルの無線周波数帯域の電波に変換さ
れ、アンテナ153を介して無線基地局に送出される。
そして、前述したように、無線基地局、交換・制御局、
及び公衆電話網を介して、パソコン21の送信したデー
タが相手側のパソコンに受信される。
【0041】一方、相手側パソコンが送信するデータ
は、以下に述べるような過程を経てパソコン21に受信
される。相手側パソコンの送信するデータは、モデムに
より音声周波数帯のアナログ信号に変換された後、公衆
電話網を介し、交換・制御局に送信される。そして、上
記アナログ信号は、所定の有線伝送路を介し交換・制御
局からパソコン21が存在するゾーンを管理している無
線基地局へ送出される。
【0042】次に、無線基地局は、携帯電話20に割り
当てた前記通話チャネルの電波により、相手側パソコン
の送信したデータを、携帯電話30に送出する。携帯電
話30は、その電波をアンテナ153により受信して、
前述したように、内部で音声周波数帯のアナログ信号に
変換してイヤホンジャック31bから出力する。このイ
ヤホンジャック31bから出力されるアナログ信号は、
4線式入出力コード210を介して、モデム200の信
号レベル調整部230の信号レベル切換スイッチ237
に入力され、信号レベル切換スイッチ237及び可変抵
抗器VRI1 (またはVRI2 )を介して、適切なレベ
ルに調整される。そして、そのレベル調整がなされたア
ナログ信号は入力用バッファ236により増幅された
後、切換スイッチ222を介して入力系125に入力さ
れ、元のディジタル送信データに復元される。そして、
そのディジタル送信データは、RS−232Cインタフ
ェース121及びRS−232Cケーブル25を介し
て、パソコン21に受信される。
【0043】一方、パソコン21が、直接、公衆電話網
を介してデータ通信を行う場合には、4線式入出力コー
ド210を無接続の状態にしたままで、2線式入出力コ
ード26のプラグ201を電話回線(加入回線)のモジ
ュラジャックに接続する。このような接続を行うことに
より、公衆電話回線網を介するパソコン通信が可能とな
る。
【0044】尚、以上の説明は、一方のパソコンが携帯
電話・自動車電話網、他方のパソコンが公衆電話網に接
続される場合のパソコン通信の例であるが、双方のパソ
コンが図4に示すモデム200並びに携帯電話30を用
意することにより、双方が携帯電話・自動車電話網のみ
を介してパソコン通信を行うことも可能である。また、
パソコン同士のみならず、RS−232Cポートを有す
る通信機能を備えた電子手帳とパソコン(またはホスト
コンピュータ)、上記電子手帳同士、さらにはハンディ
ターミナルとパソコン(ホストコンピュータ)等、各種
情報処理機器間での携帯電話・自動車電話網を介するデ
ータ通信も、モデム200並びに携帯電話30を用いる
ことにより可能である。
【0045】また、上記データ通信は、モデムアダプタ
を使わないので、S/N比が良く、さらに、データのエ
ラー発生率も低いので、信頼性が高い。次に、上記モデ
ム200を利用したパソコン21によるデータ通信の他
の応用例を図5に示す。
【0046】同図は、モデム200をPBX(構内交換
機;Private Branch Exchage)500に接続されるディ
ジタル電話機400にハンドセット/モデム切換スイッ
チ300(以下、単に切換スイッチ300と記述する)
を介して接続して、パソコン21がデータ通信を行うシ
ステムの構成例である。
【0047】ハンドセット/モデム切換スイッチ300
は、モデム120に接続された4線式入出力コード21
0が接続されるモジュラジャック310、ディジタル電
話機400のPBX500接続用のモジュラコネクタ4
10に接続されるモジュラジャック320、及びディジ
タル電話機400のハンドセット420のモジュラコネ
クタ423に接続されるモジュラジャック330を備え
ており、モデム200またはハンドセット420のいず
れか一方を、ディジタル電話機400のモジュラコネク
タ410に切換選択して接続するものである。そして、
その切換選択は上記切換スイッチ300の内部に設けら
れた2つの内部スイッチ340,350により行われる
ようになっている。これらの切換スイッチ340,35
0は、外部操作により自由に設定できるようになってお
り、モデム200をディジタル電話機400のモジュラ
コネクタ410に接続する際には、上記内部スイッチ3
40,350を、共に端子A側に接続されるように設定
する。一方、ディジタル電話機400のハンドセット4
20のモジュラコネクタ423をモジュラコネクタ41
0に接続する際には、上記内部スイッチ340,350
を共に端子B側に接続されるように設定する。
【0048】ディジタル電話機400は、音声、データ
の送受信が可能な特殊回線600によりPBX500と
接続されており、通話の送受を行うためのハンドセット
420、通常はPBX500に接続される音声信号並び
に制御信号の入出力用のモジュラコネクタ410、及び
特に符号を記していない「0」〜「9」,「*」,
「#」のダイヤルキーや各種機能キー、及びLCD(液
晶表示装置)等を備えている。ハンドセット420は、
受話用のスピーカ421と送話用のマイク(マイクロホ
ン)422を内蔵しており、これらスピーカ421並び
にマイク422は、モジュラコネクタ423を介して4
線式入出力コード700により、上記切換スイッチ30
0のモジュラジャック330に接続される。また、モジ
ュラコネクタ410は、4線式入出力コード800によ
り切換スイッチ300のモジュラジャック320に接続
される。
【0049】ユーザは、ディジタル電話機400により
外線もしくは内線の通話を行う場合には、切換スイッチ
300を操作して、内部スイッチ340,350を共に
端子B側に設定する。このことにより、ハンドセット4
20を介して、外線通話もしくはPBX500に接続さ
れている他の電話機との内線通話が可能になる。
【0050】一方、ユーザはパソコン21によりデータ
通信を行う場合には、切換スイッチ300の内部スイッ
チ340,350を共に端子A側に設定する。このこと
により、モデム200は、切換スイッチ300、ディジ
タル電話機400、及び特殊回線600を介してPBX
500と接続され、さらにPBX500を介して公衆電
話網と回線接続が可能となる。従って、パソコン21
は、他のパソコンやホストコンピュータ、さらにはRS
−232Cポートを有し通信機能を備えたハンディター
ミナルや電子手帳等の各種情報処理機器と、公衆電話網
を介するデータ通信を行うことができる。
【0051】ところで、上記実施例ではディジタル電話
機400を用いているが、各種ボタン電話システムのボ
タン電話機を用いても同様なデータ通信が可能である。
この場合には、PBX500の代わりにボタン電話シス
テムの主装置が用いられる。
【0052】このように、モデム200を用いることに
より、特殊なアダプタを用いることなく、PBXや、ボ
タン電話システムに接続される各種電話機を利用した公
衆電話網を介するデータ通信も可能となる。
【0053】尚、上記モデム200は、公衆電話網に接
続するためにNCU部124を内蔵しているが、4線式
外部入出力インタフェースのみを有する構成としてもよ
い。この場合には、図4に示すモデム200において、
インタフェース切換部220、4線−2線変換部12
3、及びNCU部124を取り除き、出力系122の出
力用バッファ122b及び入力系125の入力用バッフ
ァ125aを、それぞれ信号レベル調整部230の入力
用バッファ236及び出力用バッファ231に接続する
構成にすればよい。
【0054】
【発明の効果】この発明は、RS−232Cポートを有
する情報処理機器と4線式の外部入出力インタフェース
を有する携帯電話や自動車電話等の移動通信機間のデー
タ伝送をモデムのみを介して行うことができるので、モ
デムアダプタを持ち歩かなくても、情報処理機器を上記
モデムを介して携帯電話や自動車電話等の移動通信機と
接続することにより、電話回線接続用のモジュラージャ
ックが無い所でも、自動車・携帯電話網等の移動通信網
と公衆電話網、または上記移動通信網のみを介する情報
処理機器間のデータ通信が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図(その1)である。
【図2】本発明のブロック図(その2)である。
【図3】本発明の一実施例のモデムを用いたパソコン通
信システムの概略構成を示す全体図である。
【図4】上記一実施例のモデムの詳細な回路構成を示す
図である。
【図5】上記一実施例のモデムの他の応用例を示す図で
ある。
【図6】従来の携帯電話を用いたパソコン通信システム
の概略構成を示す全体図である。
【図7】従来のモデムの詳細な回路構成を示す図であ
る。
【符号の説明】 1,11 RS−232Cインタフェース 2,12 変調部 3,13 復調部 4,14 信号レベル調整部 15 網制御部 16 4線−2線切換部 17 インタフェース切換部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RS−232Cインタフェースと、 該RS−232Cインタフェースを介して入力されるデ
    ィジタル信号を対応する音声周波数帯のアナログ送信信
    号に変換する変調部と、 入力される音声周波数帯のアナログ受信信号を対応する
    ディジタル信号に変換して、前記RS232Cインタフ
    ェースに出力する復調部と、 前記変調部から出力されるアナログ送信信号をレベル調
    整して出力端子から外部出力すると共に、入力端子から
    外部入力されるアナログ受信信号をレベル調整して前記
    復調部に出力する信号レベル調整部と、 を有することを特徴とするモデム。
  2. 【請求項2】 RS−232Cインタフェースと、 該RS−232Cインタフェースから入力されるディジ
    タル信号を対応する音声周波数帯のアナログ送信信号に
    変換する変調部と、 入力される音声周波数帯のアナログ受信信号を対応する
    ディジタル信号に変換して、前記RS−232Cインタ
    フェースに出力する復調部と、 入力されるアナログ送信信号をレベル調整して出力端子
    から出力すると共に、入力端子から外部入力されるアナ
    ログ受信信号をレベル調整して出力する信号レベル調整
    部と、 2線式の加入者線を介して電話網との接続制御を行うと
    共に、前記2線式の加入者の線を介してアナログ送受信
    信号の送受を行う網制御部と、 該網制御部を介して前記2線式の加入者線に前記変換部
    から出力されるアナログ送信信号を送出すると共に、前
    記網制御部を介して前記2線式の加入者線からアナログ
    受信信号を取り込み出力する4線−2線変換部と、 入力されるアナログ送信信号をレベル調整して出力端子
    から出力すると共に、入力端子から外部入力されるアナ
    ログ受信信号をレベル調整して出力する信号レベル調整
    部と、 前記変調部から出力されるアナログ信号を前記信号レベ
    ル調整部に出力させると共に、前記信号レベル調整部か
    ら出力されるアナログ受信信号を前記復調部に入力させ
    る第1の選択と、前記変調部から出力されるアナログ送
    信信号を前記4線−2線変換部に出力させると共に、前
    記4線−2線変換部から出力されるアナログ受信信号を
    前記復調部に入力させる第2の選択との切換えを行うイ
    ンタフェース切換部と、 を有することを特徴とするモデム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0846677A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Daini Denden Kk イヤホンマイク端子を利用した移動通信機・端末装置間データ送信方式
US9747474B2 (en) 2009-06-10 2017-08-29 Robert E. Morley, Jr. Card reader device and method of use
US10970709B2 (en) 2009-02-10 2021-04-06 4361423 Canada Inc. Apparatus and method for commercial transactions using a communication device

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JPH0846677A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Daini Denden Kk イヤホンマイク端子を利用した移動通信機・端末装置間データ送信方式
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