JPH09160848A - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JPH09160848A
JPH09160848A JP7318955A JP31895595A JPH09160848A JP H09160848 A JPH09160848 A JP H09160848A JP 7318955 A JP7318955 A JP 7318955A JP 31895595 A JP31895595 A JP 31895595A JP H09160848 A JPH09160848 A JP H09160848A
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JP
Japan
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signal
transmission
data
circuit
computer
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JP7318955A
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English (en)
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Takehiro Sugita
武弘 杉田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ通信を行うのに、端末となるコ
ンピュータと電話回線との接続が容易となるモデム装置
を構成する送受信装置を提供する。 【解決手段】 コンピュータ105に対してデータを入
力及び出力するための入出力接点を有するモデムステー
ション103と、無線信号を送受信するとともに、モデ
ムステーション103とは着脱可能であって、モデムス
テーション103に装着時に上記入出力接点と電気的に
接続する接点を有する子機102と、子機102あるい
はモデムステーション103内に設けられるコンピュー
タ105の入力及び出力データと、上記無線信号との間
の変換を行うためのデータ変換部とを備えて成るもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムにお
いて通信端末と通信回線とを接続する送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年において、パーソナルコンピュータ
を用いてのコンピュータ通信が盛んになっている。この
場合、該コンピュータと電話回線とは、データの変復調
装置いわゆるモデム装置を介して接続される。このモデ
ム装置は、コンピュータで使用されるデジタルデータ
と、電話回線で用いられるアナログデータとの間のデー
タ変換処理を行ういわゆるインタフェースするものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、屋内におい
てコンピュータと電話回線とをモデム装置を介して接続
する場合、電話回線の端子が設置するコンピュータの近
くにあることが望まれる。
【0004】しかし、多くの場合、コンピュータの設置
可能な場所と電話回線の端子とは離れている。この場
合、コンピュータ通信を行うときだけ長いケーブルを引
き回すか、あるいは屋内工事を行って必要なところに電
話回線の端子を敷設する必要がある。
【0005】前者の場合、毎回ケーブルを接続しなけれ
ばならないといった手間が掛かったり、あるいはケーブ
ルを引っかけて怪我等をしてしまう危険性がある。ま
た、後者の場合、壁内配線が出来ない状況があり、建築
後の建物における対応としては困難である場合が多い。
【0006】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであり、コンピュータ通信を行うのに、端末
となるコンピュータと電話回線との接続が容易となるモ
デム装置を構成する送受信装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る送受信装置
は、コンピュータに対してデータを入力及び出力するた
めの入出力接点を有するインタフェース部と、無線信号
を送受信するとともに、上記インタフェース部とは着脱
可能であって、上記インタフェース部に装着時に上記入
出力接点と電気的に接続する接点を有する送受信部と、
上記コンピュータの入力及び出力データと、上記無線信
号との間の変換を行うためのデータ変換部とを備えるこ
とを特徴とすることで、上述の問題を解決する。
【0008】上記送受信装置によれば、コンピュータ通
信の回線からのデータを取り出す際には、送受信部にて
コンピュータ通信の回線からの無線信号が受信され、こ
の無線信号がデータ変換部にてコンピュータにて扱うデ
ータに変換される。データ変換部からの出力は、インタ
フェース部に配設される入出力接点よりコンピュータに
出力される。また、上記コンピュータ通信の回線にデー
タを送る際には、コンピュータからのデータは、上記入
出力接点よりインタフェース部に出力され、このデータ
は上記データ変換部にて無線信号に変換され、この無線
信号は送受信部にて出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る送受信装置が
適用される具体例について、図面を参照しながら説明す
る。なお、本具体例は上記送受信装置をいわゆるコード
レス電話装置の子機を用いて構成されるモデム装置に適
用した例を示す。
【0010】上記送受信装置は、図1に示すように、コ
ンピュータ105に対してデータを入力及び出力するた
めの入出力接点を有するインタフェース部としてのモデ
ムステーション103と、無線信号を送受信するととも
に、上記インタフェース部とは着脱可能であって、上記
インタフェース部に装着時に上記入出力接点と電気的に
接続する接点を有する送受信部としての子機102と、
上記コンピュータの入力及び出力データと、上記無線信
号との間の変換を行うためのデータ変換部とを備えて成
るものである。
【0011】なお、上記子機102は、親機101とと
もにコードレス電話装置を構成し、また、親機101は
コンピュータ通信回線としての電話回線106と有線接
続している。
【0012】また、図1において、子機102はモデム
ステーション103に装着されており、さらに、モデム
ステーション103はコンピュータ105とケーブル1
04を介して接続されている。
【0013】上記送受信装置によれば、電話回線106
より送られるデータを取り出す際には、親機101は、
電話回線106よりデータを受け取り、さらに、受け取
ったデータに基づく無線信号を子機102に送信する。
また、この無線信号が、上記データ変換部にてコンピュ
ータ105にて扱われるデータに変換される。また、上
記データ変換部からの出力は、モデムステーション10
3に配設される後述する入出力接点よりコンピュータ1
05に出力される。
【0014】また、上記電話回線106にデータを送る
際には、コンピュータ105からのデータは、上記入出
力接点よりモデムステーション103に出力され、この
データは上記データ変換部にて無線信号に変換され、こ
の無線信号は子機102にて親機101に出力され、電
話回線106に送られる。
【0015】上記送受信装置において、親機101は、
電話回線106と接続されるとともに、子機102と無
線信号のやり取りすなわち送受信している。
【0016】また、子機102は、図2に示すように、
例えば長方形状を有しており、底面部160にモデムス
テーション103と接続するための端子161が配設さ
れている。また、この端子161を介してモデムステー
ション103と接続し、モデムステーション103を介
してコンピュータ105とデータのやり取りを行う。ま
た、上述のように、親機101と送受信しており、親機
101ともデータのやり取りを行う。
【0017】モデムステーション103は、例えば図3
に示すように、上記子機102の装着を可能とするよう
に上方が開放している筐体であり、底面部170の内側
には上記端子161と接続するように入出力端子162
が配設されている。また、側面部171は、上記子機1
02が装着されたときに操作ボタン部分が露出されるよ
うに切り欠かれた構造を有している。
【0018】また、モデムステーション103は、上記
子機102の充電装置を形成することが挙げられる。
【0019】図2及び図3によれば、子機102をモデ
ムステーション103に装着することで上記端子161
と上記入出力端子162とが接続し、コンピュータ10
5からのデータが子機102を介して上記親機101に
送られることになり、上記コンピュータ105が上記電
話回線106すなわちコンピュータ通信の回線と送受信
可能となる。また、子機102をモデムステーション1
03より取り外した場合、親機101と子機102と
は、通常のコードレス電話装置として動作する。
【0020】また、子機102のモデムステーション1
03への装着時には、モデムステーション103が子機
102の充電装置としても機能する。すなわち、僅かな
構成を付加することで、従来より使用しているコードレ
ス電話装置を使用することが可能である。
【0021】また、上記子機102をモデムステーショ
ン103から切り放すと、図4に示すように、この子機
102は通常のコードレス電話の親機101に対する子
機として機能する。
【0022】また、上記送受信装置を実現する具体的な
ブロック構成の第1の例を図5に示す。なお、図5では
アナログ方式のコードレス電話装置を用いて構成される
場合であり、このコードレス電話装置の子機に、上記デ
ータ変換部が設けられる例が示される。
【0023】図5において、子機1は、音声信号を出力
する音声回路11と、上記無線信号を受信するととも
に、音声信号あるいは上記データ変換部としてのデータ
変復調回路12の出力信号を送信する送受信回路16
と、送受信回路16に入力する信号を切り換える切換手
段としてのアナログスイッチ15とを有する。
【0024】また、子機1は、当該子機1がモデムステ
ーション3に装着されたか否かを検出する検出手段とし
ての接続検出回路13を備えることが挙げられる。
【0025】音声回路11は、後述する制御部14から
の制御信号に基づいて、マイク4より入力された音声を
アナログデータに変換してアナログスイッチ15に出力
したり、また、アナログスイッチ15より出力される音
声信号をスピーカ5に出力する。
【0026】データ変復調回路12は、後述する制御部
14からの制御信号に基づいて、コンピュータ2からモ
デムステーション3を介して送られるデジタルのコンピ
ュータ処理用データを、ベースバンドアナログ信号であ
る通信用データに変換し、得られた通信用データをアナ
ログスイッチ15に出力する。また、送受信回路16か
らアナログスイッチ15を介して送られる通信用データ
をデジタルのコンピュータ処理用データに変換してモデ
ムステーション3に送る。
【0027】接続検出回路13は、例えば図6に示すよ
うに、一方が接地される抵抗125と、この抵抗125
の両端と接続するとともに、抵抗125により生じる電
位または電圧を検出する電圧検出器121とから成って
いる。
【0028】ここで、図6において、モデムステーショ
ン側の入出力端子と、子機側の端子とが接続し、端子1
23及び124が形成されている。さらに、端子123
は子機とモデムステーションとでデータをやり取りする
ためのデータ通信用信号線122を接続する接点として
も用いられる。また、端子124側に設けられた抵抗1
25の両端に電源7から電圧Vccが印加される。なお、
出力端子126からは後述する図5の制御部14に検出
信号が送られる。
【0029】図6によれば、上記子機と上記モデムステ
ーションとが接続されると、上記電源127より電圧V
ccが端子124を介して抵抗125の両側に印加され
る。電圧検出器121は、この抵抗125にて生じる電
位を検出し、検出信号を出力端子126に送る。ここ
で、子機とモデムステーションとが非装着時には、抵抗
125の両側に電圧が印加されないため、電圧検出器1
21は電圧を検出しないため“Low”レベルの検出信
号を出力し、装着時には抵抗125に電圧Vccが印加さ
れるため電圧検出器121は電圧を検出し“High”
レベルの検出信号を出力する。
【0030】図5に戻り、制御部14は接続検出回路1
3からの検出信号に基づいて後述する子機1の動作モー
ドを規定し、この動作モードに応じて、リンガー6、音
声回路11、データ変復調回路12、アナログスイッチ
15及び送受信回路16の動作を制御する。
【0031】アナログスイッチ15は、制御部14から
の制御信号に基づいて、音声回路11側とデータ変復調
回路12側とを選択切換し、選択した方を送受信回路1
6と接続する。
【0032】送受信回路16は、アナログスイッチ15
を介して送られるベースバンドアナログ信号を高周波信
号に変換、増幅し、アンテナ17より無線信号で電話回
線と接続している親機に出力する。また、上記親機より
送られる無線信号をベースバンドアナログ信号に変換
し、アナログスイッチ15に送る。
【0033】図5によれば、子機1をモデムステーショ
ン3に接続すると、接続検出回路13より“High”
レベルの検出信号が制御部14に送られる。制御部14
は、この“High”レベルの信号が入力されると、リ
ンガー6、データ変復調回路12及び送受信回路16に
動作オンの制御信号を、また、アナログスイッチ15を
データ変復調回路12側に切り換える制御信号を、ま
た、音声回路11に動作オフの制御信号をそれぞれ出力
する。
【0034】また、子機1をモデムステーション3より
取り出すと、接続検出回路13より“Low”レベルの
信号が制御部14に送られる。制御部14は、この“L
ow”レベルの検出信号が入力されると、子機1が通常
のコードレス電話装置として動作するように、リンガー
6、音声回路11及び送受信回路16に動作オンの制御
信号を、また、アナログスイッチ15を音声回路11側
に切り換える制御信号を、また、データ変復調回路12
の動作オフの制御信号をそれぞれ出力する。
【0035】すなわち、コンピュータ2を用いてコンピ
ュータ通信を行う際に、モデム装置として例えばコード
レス電話装置の子機を用いることで、上記コンピュータ
と電話回線とを無線的に接続することが可能になるた
め、コンピュータを設置する際に電話回線の端子の位置
を気にしなくてもよい。
【0036】また、ここでは、上記接続検出回路13と
して図6に示した構成を一例に挙げたが、他にも例えば
図7及び図8示すような構成をとってもよい。
【0037】先ず、図7において、モデムステーション
側の入出力端子と、子機側の端子とが接続し、端子13
3及び134a、bが形成されている。なお、端子13
4a、bはモデムステーションの中で互いに接続されて
いる。さらに、端子133は、子機側とモデムステーシ
ョン側とでデータをやり取りするためのデータ通信用信
号線132の接点としても用いられている。
【0038】また、子機側では、電圧検出器131と抵
抗135とが配設され、さらにこの抵抗135の一端は
端子134bと電圧検出器131との接続線上に接続さ
れ、他端は接地されている。また、端子134aに電圧
Vccを印加する図示しない電源も設けられている。
【0039】図7によれば、モデムステーションと上記
子機とが接続されると、上記電圧Vccが端子134a及
び134bを介して抵抗135の一端に印加される。電
圧検出器131には、この抵抗135にて生じる電位が
印加され“High”レベルの信号を検出信号として出
力端子136に送る。なお、モデムステーションと子機
とが接続されていない場合、電圧検出器131には接地
電位が印加されるため、“Low”レベルの信号が出力
される。
【0040】次に、図8において、モデムステーション
側の入出力端子と、子機側の端子とが接続し、端子14
3及び144が形成されている。また、端子143、1
44ともに、子機側とモデムステーション側とでデータ
をやり取りするためのデータ通信用信号線142の接点
としても用いられている。さらに、端子143は、例え
ばコンピュータから通信端末としての動作の準備が完了
した時点で発信されるデータ端末レディ(data termina
l ready :DTR)等の通信制御信号の接点としても用
いられている。
【0041】また、子機側では、この通信制御信号が、
一端が接地されている抵抗145の他端を介して電圧検
出器141に送られる。この電圧検出器141からは、
検出信号が出力端子146に送られる。
【0042】図8によれば、モデムステーションと上記
子機とが接続されるとともに、通信端末用のコンピュー
タが通信可能な状態になると、“High”レベルの通
信制御信号が端子143を介して、さらに抵抗145の
接地されていない側の端部を介して電圧検出器141に
送られる。電圧検出器141には、この抵抗145にて
上記“High”レベルの通信制御信号に基づいて生じ
る電位が印加され、“High”レベルの信号を検出信
号として出力端子146に送る。なお、モデムステーシ
ョンと子機とが接続されていない場合、電圧検出器13
1には接地電位が印加されるため、“Low”レベルの
信号が出力される。また、モデムステーションと子機と
が接続していても通信端末用のコンピュータが通信可能
でない場合、“Low”レベルの通信制御信号が端子1
43を介して、さらに抵抗145の接地されていない側
の端部を介して電圧検出器141に送られる。電圧検出
器141には、この抵抗145にて上記“Low”レベ
ルの通信制御信号に基づいて生じる電位が印加され、
“Low”レベルの信号を検出信号として出力端子14
6に送る。
【0043】ここで、図9を用いて、上記子機1の動作
モードについて説明する。
【0044】図9は、上記動作モードの状態遷移図であ
る。この図9において、コードレス電話装置全体を電源
オンにする状態151で、上記子機1が上記モデムステ
ーション3に対して未接続の状態、すなわち該子機1が
該モデムステーション3より取り出された状態では、矢
印aの方向に進んで上記子機1は通話モードの状態15
2に遷移する。この通話モードでは、通常のコードレス
電話装置における通話動作が行われる。
【0045】また、上記状態151で、上記子機1が上
記モデムステーション3に対して接続される状態、すな
わち該子機1が該モデムステーション3に装着される状
態では、矢印bの方向に進んで、上記子機1はモデムモ
ードの状態153に遷移する。
【0046】また、上記通話モードの状態152では、
上記子機1が上記モデムステーション3に対して接続さ
れると、矢印cの方向に進んで上記子機1はモデムモー
ドの状態153に遷移する。また、逆に上記モデムモー
ドで、上記子機1が上記モデムステーション3に対して
未接続の状態になると、矢印dの方向に進んで上記子機
1は、通話モードの状態152に遷移する。
【0047】また、モデムモードにおいては、着信につ
いては通常のコードレス電話装置と同様の動作を行う
が、発信についてはコンピュータとの接続が優先され
る。
【0048】ここで、上記モデムモードの状態153に
おける上記コードレス電話装置の動作について、図10
のフローチャートを用いて説明する。
【0049】モデムモードが開始され、先ずステップS
1では、上記親機より電話回線より信号を受けた場合に
出力される着信信号が送られたか否かが判別される。こ
の判別結果がNOの場合すなわち着信信号がない場合
は、ステップS2に進んで、上記モデムステーションに
接続されるコンピュータから上記電話回線に接続する指
示があるか否か例えば上記DTR等の通信制御信号が送
られているか否かが判別される。
【0050】このステップS2での判別結果がNOすな
わち通信制御信号が送られて来ない場合、ステップS1
に戻って、着信信号待ちの状態になる。また、ステップ
S2での判別結果がYESすなわち上記コンピュータよ
り接続する指示が出されている場合、ステップS3に進
んで、子機から親機への無線回線の接続が行われ、ステ
ップS4に進んで、該コンピュータの指示により電話回
線への接続が行われ、ステップS5に進んで、上記コン
ピュータよりデータ通信が行われる。続いて、ステップ
S6に進んで、上記コンピュータより終了の指示が出さ
れたか否かが判別される。この判別結果がNOすなわち
終了の指示が出されない場合、ステップS5に戻りデー
タ通信の続きが行われる。また、ステップS6での判別
結果がYESすなわち終了の指示が出されている場合、
ステップS1に戻り着信信号待ちの状態になる。
【0051】また、ステップS1での判別結果がYES
すなわち着信信号が送られる場合、ステップS7に進ん
で、当該着信信号の処理が行われ、ステップS8に進ん
で、使用者が着信信号に対して応答するか否かすなわち
使用者が子機を取り出すか否かが判別される。ステップ
S8での判別結果がYESすなわち使用者が子機をモデ
ムステーションより取り出した場合、ステップS9に進
んで子機は通話モードの状態に遷移する。
【0052】ステップS8での判別結果がNOすなわち
上記子機が上記モデムステーションに接続されている場
合、ステップS10に進んで、さらに着信信号待ちの状
態になる。ステップS10では、上記親機より子機に対
して着信信号が送られているか否かが判別される。
【0053】このステップS10での判別結果がYES
すなわち着信信号が送られている場合、ステップS8に
進んで、使用者の応答待ちとなる。また、ステップS1
0での判別結果がNOすなわち着信信号が送られていな
い場合、ステップS11に進んで、リンガーを停止させ
て無線回線を切り放し、待ち受け状態に移行する処理い
わゆる着信非応答処理が行われ、ステップS1に戻って
着信信号待ちの状態になる。
【0054】また、図10に示したフローチャートに沿
って動作する送受信装置の具体的なブロック構成の第2
の例を図11に示す。なお、図11ではアナログ方式の
コードレス電話装置を用いて構成される場合であり、第
1の例とは異なり、上記データ変換部がモデムステーシ
ョン内に設けられる例が示される。
【0055】図11において、子機21は、音声信号を
出力する音声回路31と、上記無線信号を受信するとと
もに、音声信号あるいは上記データ変換部としてのデー
タ変復調回路32の出力信号を送信する送受信回路36
と、送受信回路36に入力する信号を切り換える切換手
段としてのアナログスイッチ35とを有する。
【0056】また、子機21は、当該子機1がモデムス
テーション23に装着されたか否かを検出する検出手段
としての接続検出回路33を備えることが挙げられる。
【0057】音声回路31は、後述する制御部34から
の制御信号に基づいて、マイクより入力された音声をア
ナログデータに変換してアナログスイッチ35に出力し
たり、また、アナログスイッチ35より出力される音声
信号をスピーカに出力する。
【0058】データ変復調回路32は、モデムステーシ
ョン23内部に設けられ、後述する制御部38からの制
御信号に基づいて、コンピュータ22から送られるデジ
タルのコンピュータ処理用データを、ベースバンドアナ
ログ信号である通信用データに変換し、得られた通信用
データをアナログスイッチ35に出力する。また、送受
信回路36からアナログスイッチ35を介して送られる
通信用データをデジタルのコンピュータ処理用データに
変換してコンピュータ22に送る。
【0059】接続検出回路33は、図5で示した接続検
出回路13と同様に、子機21がモデムステーション2
3に装着されたか否かを検出し、この検出結果が制御部
34に送られる。
【0060】制御部34は接続検出回路33からの検出
信号に基づいて、リンガー、音声回路31、アナログス
イッチ35及び送受信回路36の動作を制御し、また、
モデムステーション23の中の制御部38に制御信号を
送る。
【0061】アナログスイッチ35は、制御部34から
の制御信号に基づいて、音声回路31側とデータ変復調
回路32側とを選択切換し、選択した方を送受信回路3
6と接続する。
【0062】送受信回路36は、アナログスイッチ35
を介して送られるベースバンドアナログ信号を高周波信
号に変換、増幅し、アンテナ37より無線信号で電話回
線と接続している親機に出力する。また、上記親機より
送られる無線信号をベースバンドアナログ信号に変換
し、アナログスイッチ35に送る。
【0063】図11によれば、子機21をモデムステー
ション23に接続すると、接続検出回路33より“Hi
gh”レベルの検出信号が制御部34に送られる。制御
部34は、この“High”レベルの信号が入力される
と、リンガー及び送受信回路36に動作オンの制御信号
を、また、アナログスイッチ35をデータ変復調回路3
2側に切り換える制御信号を、また、音声回路31に動
作オフの制御信号を、また、制御部38にデータ変復調
回路32を起動させる制御信号をそれぞれ出力する。
【0064】また、子機21をモデムステーション23
より取り出すと、接続検出回路33より“Low”レベ
ルの信号が制御部34に送られる。制御部34は、この
“Low”レベルの検出信号が入力されると、子機21
が通常のコードレス電話装置として動作するように、リ
ンガー、音声回路31及び送受信回路36に動作オンの
制御信号を、また、アナログスイッチ35を音声回路3
1側に切り換える制御信号を、また、制御部38にデー
タ変復調回路32を動作オフにする制御信号をそれぞれ
出力する。
【0065】すなわち、コンピュータ22を用いてコン
ピュータ通信を行う際に、モデム装置として例えばコー
ドレス電話装置の子機を用いることで、上記コンピュー
タと電話回線とを無線的に接続することが可能になるた
め、コンピュータを設置する際に電話回線の端子の位置
を気にしなくてもよい。
【0066】次に、上記送受信装置の具体的なブロック
構成の第3の例を図12に示す。なお、図12ではデジ
タル方式のコードレス電話装置を用いて構成される場合
であり、このコードレス電話装置の子機の中に上記デー
タ変換部が設けられる例が示される。
【0067】図12において、子機41は、音声信号を
出力する音声回路51と、上記無線信号を受信するとと
もに、音声信号あるいは上記データ変換部としてのデー
タ変復調回路52の出力信号を送信する送受信回路56
と、送受信回路56に入力する信号を切り換える切換手
段としてのデジタルスイッチ55とを有する。
【0068】また、子機41は、当該子機41がモデム
ステーション43に装着されたか否かを検出する検出手
段としての接続検出回路53を備えることが挙げられ
る。
【0069】音声回路51は、制御部54からの制御信
号に基づいて、マイクより入力された音声をデジタルデ
ータに変換してデジタルスイッチ55に出力したり、ま
た、デジタルスイッチ55より出力される音声信号をス
ピーカに出力する。
【0070】データ変復調回路52は、子機41の内部
に設けられ、制御部54からの制御信号に基づいて、コ
ンピュータ42から送られるデジタルのコンピュータ処
理用データを、ベースバンドデジタル信号である通信用
データに変換し、得られた通信用データをデジタルスイ
ッチ55に出力する。また、送受信回路56からデジタ
ルスイッチ55を介して送られる通信用データをデジタ
ルのコンピュータ処理用データに変換してコンピュータ
42に送る。
【0071】接続検出回路53は、図5で示した接続検
出回路13と同様に、子機41がモデムステーション4
3に装着されたか否かを検出し、この検出結果が制御部
54に送られる。
【0072】制御部54は接続検出回路53からの検出
信号に基づいて、リンガー、音声回路51、データ変復
調回路52、デジタルスイッチ55及び送受信回路56
の動作を制御するための制御信号を送る。
【0073】デジタルスイッチ55は、制御部54から
の制御信号に基づいて、音声回路51側とデータ変復調
回路52側とを選択切換し、選択した方を送受信回路5
6と接続する。
【0074】送受信回路56は、デジタルスイッチ55
を介して送られるベースバンドデジタル信号を高周波信
号に変換、増幅し、アンテナ57より無線信号で電話回
線と接続している親機に出力する。また、上記親機より
送られる無線信号をベースバンドデジタル信号に変換
し、デジタルスイッチ55に送る。
【0075】図12によれば、子機41をモデムステー
ション43に装着すると、接続検出回路53より“Hi
gh”レベルの検出信号が制御部54に出力される。制
御部54は、この検出信号が入力されると、リンガー、
データ変復調回路52及び送受信回路56に動作オンの
制御信号を送り、また、音声回路51に動作オフの制御
信号を送り、デジタルスイッチ55にデータ変復調回路
52側に切り換える制御信号を送る。
【0076】このとき、コンピュータ42より出力され
るデータは、モデムステーション43を介して子機41
のデータ変復調回路52に送られる。このデータ変復調
回路52は、この通信用データをベースバンドデジタル
信号に変換し、このベースバンドデジタル信号をデジタ
ルスイッチ55を介して送受信回路56に送る。送受信
回路56は、入力されたベースバンドデジタル信号を高
周波信号に変換、増幅して、アンテナ57より無線信号
として出力する。また、アンテナ57で受けた無線信号
は、送受信回路56でベースバンドデジタル信号に変換
され、データ変復調回路52にてコンピュータ42にて
扱う信号に変換してモデムステーション43を介してコ
ンピュータ42に送られる。
【0077】また、子機41とモデムステーション43
とが未接続のとき、“Low”レベルの検出信号が制御
部54に出力される。制御部54は、この検出信号が入
力されると、リンガー、音声回路51及び送受信回路5
6に動作オンの制御信号を送り、データ変復調回路52
に動作オフの制御信号を送り、また、デジタルスイッチ
55に音声回路51側に切り換える制御信号を送る。
【0078】ここで、音声回路51より出力されるデジ
タル信号は、デジタルスイッチ55を介して送受信回路
56に送られ、高周波信号に変換、増幅後、アンテナ5
7より無線信号として出力される。また、アンテナ57
にて受けた無線信号は、送受信回路56にてベースバン
ドデジタル信号に変換され、デジタルスイッチ55を介
して音声回路51に送られ、所定の音声信号処理が行わ
れスピーカより出力される。
【0079】続いて、上記送受信装置の具体的なブロッ
ク構成の第4の例を図13に示す。なお、図13ではデ
ジタル方式のコードレス電話装置を用いて構成される場
合であり、上記データ変換部がモデムステーションの中
に設けられる例が示される。
【0080】図13において、子機61は、音声信号を
出力する音声回路71と、上記無線信号を受信するとと
もに、音声信号あるいは上記データ変換部としてのデー
タ変復調回路72の出力信号を送信する送受信回路76
と、送受信回路76に入力する信号を切り換える切換手
段としてのデジタルスイッチ75とを有する。
【0081】また、子機61は、当該子機61がモデム
ステーション63に装着されたか否かを検出する検出手
段としての接続検出回路73を備えることが挙げられ
る。
【0082】音声回路71は、制御部74からの制御信
号に基づいて、マイクより入力された音声をデジタルデ
ータに変換してデジタルスイッチ75に出力したり、ま
た、デジタルスイッチ75より出力される音声信号をス
ピーカに出力する。
【0083】データ変復調回路72は、モデムステーシ
ョン63内部に設けられ、制御部74からの制御信号に
基づいて、コンピュータ62から送られるデジタルのコ
ンピュータ処理用データを、ベースバンドデジタル信号
である通信用データに変換し、得られた通信用データを
デジタルスイッチ75に出力する。また、送受信回路7
6からデジタルスイッチ75を介して送られる通信用デ
ータをデジタルのコンピュータ処理用データに変換して
コンピュータ62に送る。
【0084】接続検出回路73は、図5で示した接続検
出回路13と同様に、子機61がモデムステーション6
3に装着されたか否かを検出し、この検出結果が制御部
74に送られる。
【0085】制御部74は接続検出回路53からの検出
信号に基づいて、リンガー、音声回路71、デジタルス
イッチ75及び送受信回路76の動作を制御し、また、
モデムステーション63の中の制御部78に制御信号を
送る。
【0086】デジタルスイッチ75は、制御部74から
の制御信号に基づいて、音声回路71側とデータ変復調
回路72側とを選択切換し、選択した方を送受信回路7
6と接続する。
【0087】送受信回路76は、デジタルスイッチ75
を介して送られるベースバンドデジタル信号を高周波信
号に変換、増幅し、アンテナ77より無線信号で電話回
線と接続している親機に出力する。また、上記親機より
送られる無線信号をベースバンドデジタル信号に変換
し、デジタルスイッチ75に送る。
【0088】図13によれば、子機61をモデムステー
ション63に装着すると、接続検出回路73より“Hi
gh”レベルの検出信号が制御部74に出力される。制
御部74は、この検出信号が入力されると、リンガー、
送受信回路56及びデータ変復調回路72を制御するた
めの制御部78に動作オンの制御信号を送り、また、音
声回路71に動作オフの制御信号を送り、デジタルスイ
ッチ75にデータ変復調回路72側に切り換える制御信
号を送る。
【0089】このとき、コンピュータ62より出力され
るデータは、モデムステーション63のデータ変復調回
路72に送られる。このデータ変復調回路72は、この
通信用データをベースバンドデジタル信号に変換し、こ
のベースバンドデジタル信号をデジタルスイッチ75を
介して送受信回路76に送る。送受信回路76は、入力
されたベースバンドデジタル信号を高周波信号に変換、
増幅して、アンテナ77より無線信号として出力する。
また、アンテナ77で受けた無線信号は、送受信回路7
6でベースバンドデジタル信号に変換され、データ変復
調回路72にてコンピュータ62にて扱う信号に変換し
てモデムステーション63を介してコンピュータ62に
送られる。
【0090】また、子機61とモデムステーション63
とが未接続のとき、“Low”レベルの検出信号が制御
部74に出力される。制御部74は、この検出信号が入
力されると、リンガー、音声回路71及び送受信回路7
6に動作オンの制御信号を送り、データ変復調回路72
を制御するための制御部78に動作オフの制御信号を送
り、また、デジタルスイッチ75に音声回路71側に切
り換える制御信号を送る。
【0091】ここで、音声回路71より出力されるデジ
タル信号は、デジタルスイッチ75を介して送受信回路
76に送られ、高周波信号に変換、増幅後、アンテナ7
7より無線信号として出力される。また、アンテナ77
にて受けた無線信号は、送受信回路76にてベースバン
ドデジタル信号に変換され、デジタルスイッチ75を介
して音声回路71に送られ、所定の音声信号処理が行わ
れスピーカより出力される。
【0092】また、上記送受信装置の具体的なブロック
構成の第5の例を図14に示す。なお、図14ではデジ
タル方式のコードレス電話装置を用いて構成される場合
である。
【0093】図14において、子機81は、音声信号を
出力する音声回路91と、上記無線信号を受信するとと
もに、音声信号あるいは上記データ変換部を設けたコン
ピュータ82からの出力信号を送信する送受信回路96
と、送受信回路96に入力する信号を切り換える切換手
段としてのデジタルスイッチ95とを有する。
【0094】また、子機81は、当該子機81がモデム
ステーション83に装着されたか否かを検出する検出手
段としての接続検出回路93を備えることが挙げられ
る。
【0095】また、上記コンピュータ82より出力され
る通信用データは、通信網の1つであるサービス総合デ
ィジタル網いわゆるISDN(integrated services di
gital network)の方式で規定されたデータである。
【0096】音声回路91は、制御部94からの制御信
号に基づいて、マイクより入力された音声をデジタルデ
ータに変換してデジタルスイッチ95に出力したり、ま
た、デジタルスイッチ95より出力される音声信号をス
ピーカに出力する。
【0097】接続検出回路93は、図5で示した接続検
出回路13と同様に、子機81がモデムステーション8
3に装着されたか否かを検出し、この検出結果が制御部
94に送られる。
【0098】制御部94は接続検出回路93からの検出
信号に基づいて、リンガー、音声回路91、デジタルス
イッチ95及び送受信回路96の動作を制御するための
制御信号を送る。
【0099】デジタルスイッチ95は、制御部94から
の制御信号に基づいて、音声回路91側とコンピュータ
82側とを選択切換し、選択した方を送受信回路96と
接続する。
【0100】送受信回路96は、デジタルスイッチ95
を介して送られるISDN信号を高周波信号に変換、増
幅し、アンテナ97より無線信号で電話回線と接続して
いる親機に出力する。また、上記親機より送られる無線
信号をベースバンドデジタル信号に変換し、デジタルス
イッチ95に送る。
【0101】図14によれば、子機81をモデムステー
ション83に装着すると、接続検出回路93より“Hi
gh”レベルの検出信号が制御部94に出力される。制
御部94は、この検出信号が入力されると、リンガー及
び送受信回路96に動作オンの制御信号を送り、また、
音声回路91に動作オフの制御信号を送り、デジタルス
イッチ95にコンピュータ82側に切り換える制御信号
を送る。
【0102】このとき、コンピュータ82より出力され
るデータはISDN信号であって、モデムステーション
83を介して、さらに子機81のデジタルスイッチ95
を介して送受信回路96に送られる。送受信回路96
は、入力されたISDN信号を高周波信号に変換、増幅
して、アンテナ97より無線信号として出力する。ま
た、アンテナ97で受けた無線信号は、送受信回路96
でベースバンドデジタル信号に変換され、モデムステー
ション83を介してコンピュータ82に送られる。
【0103】また、子機81とモデムステーション83
とが未接続のとき、“Low”レベルの検出信号が制御
部94に出力される。制御部94は、この検出信号が入
力されると、リンガー、音声回路91及び送受信回路9
6に動作オンの制御信号を送り、また、デジタルスイッ
チ95に音声回路91側に切り換える制御信号を送る。
【0104】ここで、音声回路91より出力されるデジ
タル信号は、デジタルスイッチ95を介して送受信回路
96に送られ、高周波信号に変換、増幅後、アンテナ9
7より無線信号として出力される。また、アンテナ97
にて受けた無線信号は、送受信回路96にてベースバン
ドデジタル信号に変換され、デジタルスイッチ95を介
して音声回路91に送られ、所定の音声信号処理が行わ
れスピーカより出力される。
【0105】以上のように送受信装置を構成すること
で、コードレス電話装置の子機を用いて、この子機の充
電装置を通信端末用のコンピュータのインタフェースと
して用いて、さらに、上記子機あるいは上記充電装置の
何れかに、コンピュータで用いるデータと電話回線用の
データとの間の変換処理を行うデータ変換部を設けるこ
とで、簡便な構成でモデム装置を構成することが可能に
なる他、上記子機と親機との間では無線信号でやり取り
できるため、コンピュータ通信を行うのに、端末となる
コンピュータと電話回線との接続が容易となる。また、
通常において上記子機を操作するように、上記充電装置
に装着したりあるいは取り出したりといった上記子機の
着脱操作により、通話モードとモデムモードとを切り換
えることが可能になるため、操作性が向上する。
【0106】ここでは、本発明に係る送受信装置の具体
例を幾つか示したが、本発明はこれら具体例に限定され
ることはなく、種々の変更が可能である。
【0107】例えば、上記具体例では、送受信部として
いわゆるコードレス電話装置の子機を用いたが、他に例
えば携帯電話装置等の無線電話装置を用いても差し支え
ない。
【0108】また、通信制御信号を用いて子機とモデム
ステーションとの接続を検出するのに、DTRを用いた
例を示したが、他の通信制御信号を用いても本発明の効
果を得ることが可能である。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る送受
信装置によれば、コンピュータを用いてコンピュータ通
信を行う際に、例えばコードレス電話装置の子機等の無
線的送受信装置を用いることで、上記コンピュータと電
話回線とを無線的に接続するモデム装置を構成すること
が可能になるため、通信端末用にコンピュータを設置す
る際に、当該コンピュータと電話回線との接続が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送受信装置の具体的な構成を示す
図である。
【図2】上記送受信装置の送受信部の一例を示す斜視図
である。
【図3】上記送受信装置のインタフェース部の一例を示
す斜視図である。
【図4】上記送受信装置の操作モードで、図1とは別の
モードの一例を説明する図である。
【図5】上記送受信装置の機能ブロックの第1の具体例
を示す図である。
【図6】上記送受信装置の接続検出部の第1の具体例を
示す図である。
【図7】上記送受信装置の接続検出部の第2の具体例を
示す図である。
【図8】上記送受信装置の接続検出部の第3の具体例を
示す図である。
【図9】上記送受信装置の動作モードを説明する状態遷
移図である。
【図10】上記動作モードのモデムモードにおける動作
を説明するフローチャートである。
【図11】上記送受信装置の機能ブロックの第2の具体
例を示す図である。
【図12】上記送受信装置の機能ブロックの第3の具体
例を示す図である。
【図13】上記送受信装置の機能ブロックの第4の具体
例を示す図である。
【図14】上記送受信装置の機能ブロックの第5の具体
例を示す図である。
【符号の説明】
1、21、41、61、81、102 子機 2、22、42、62、82、105 コンピュータ 3、23、43、63、83、103 モデムステーシ
ョン 11、31、51、71、91 音声回路 12、32、52、72 データ変復調回路 13、33、53、73、93 接続検出回路 15、35 アナログスイッチ 16、36、56、76、96 送受信回路 17、37、57、77、97 アンテナ 55、75、95 デジタルスイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータに対してデータを入力及び
    出力するための入出力接点を有するインタフェース部
    と、 無線信号を送受信するとともに、上記インタフェース部
    とは着脱可能であって、上記インタフェース部に装着時
    に上記入出力接点と電気的に接続する接点を有する送受
    信部と、 上記コンピュータの入力及び出力データと、上記無線信
    号との間の変換を行うためのデータ変換部とを備えるこ
    とを特徴とする送受信装置。
  2. 【請求項2】 上記送受信部と、上記データ変換部とは
    一体的に構成され、 上記送受信部は、電話回線あるいは電話回線に接続され
    た電話装置に対してデータを無線送信することを特徴と
    する請求項1記載の送受信装置。
  3. 【請求項3】 上記送受信部は、音声信号を出力する音
    声回路と、 上記無線信号を受信するとともに、音声信号あるいは上
    記データ変換部からの出力を送信する送受信回路と、 上記送受信回路に入力する信号を切り換える切換手段と
    を有することを特徴とする請求項2記載の送受信装置。
  4. 【請求項4】 上記インタフェース部と、上記データ変
    換部とは一体的に構成され、 上記送受信部は、電話回線あるいは電話回線に接続され
    た電話装置に対してデータを無線送信することを特徴と
    する請求項1記載の送受信装置。
  5. 【請求項5】 上記送受信部は、音声信号を出力する音
    声回路と、 上記無線信号を受信するとともに、音声信号あるいは上
    記データ変換部からの出力を送信する送受信回路と、 上記送受信回路に入力する信号を切り換える切換手段と
    を有することを特徴とする請求項4記載の送受信装置。
  6. 【請求項6】 上記インタフェース部は、上記送受信部
    の充電装置を形成することを特徴とする請求項1記載の
    送受信装置。
  7. 【請求項7】 上記送受信部は、当該送受信部が上記イ
    ンタフェース部に装着されたか否かを検出する検出手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載の送受信装置。
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