JP3104614B2 - Phsを採用した簡易リピータ - Google Patents
Phsを採用した簡易リピータInfo
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Description
の電話番号の管理下のもとで、PHSの電波が届き難い
屋内からでも通話が可能なPHS(パーソナル・ハンデ
ィホン・システム)を採用した簡易リピータに関するも
のである。
し、且つ、基地局を介してPHSの電波を送受信できる
PHS端末機を採用したPHS(パーソナル・ハンディ
ホン・システム)が利用されている。このPHSは、比
較的狭いエリア内に設置された基地局を介してPHS端
末機同士でPHSの電波を無線交信できると共に、基地
局がNTT交換器と有線で接続されているためにPHS
端末機と一般的な電話機とも接続が可能であり、このP
HSは簡易携帯電話機能を備えながら通話コストが安価
となるシステムである。即ち、一つのPHS端末機には
端末機固有の電話番号が予め登録されて、この端末機固
有の電話番号の管理下のもとで、他のPHS端末機又は
一般的な電話機と通話可能となっているものである。
HS(パーソナル・ハンディホン・システム)では、P
HS端末機固有の電話番号の管理下のもとでPHSの電
波を無線で受信する際、発信先からのPHSの電波が届
く範囲以内に着信側のPHS端末機がいない場合に交信
することができず、例えば着信側のPHS端末機がPH
Sの電波が届きにくい屋内に置かれている場合には発信
先と通話できない場合が起きている。ここで、発信先か
らのPHSの電波が屋内に設置したPHS端末機に届き
にくい理由は、PHSが比較的狭いエリア内での交信の
ためPHSの電波が弱く、且つ、PHSの電波の周波数
帯域が高周波であるため光と同様に遮蔽物などにより電
波が遮られてしまうからである。
かれたPHS端末機からの発信も不可能となっている。
理下のもとで、PHSの電波が届き難い屋内からでも通
話が可能なPHSを採用した簡易リピータが望まれてい
る。
てなされたものであり、端末機固有の電話番号を予め登
録し、且つ、基地局を介してPHSの電波を送受信でき
るPHS端末機を採用したパーソナル・ハンディホン・
システムにおいて、前記PHSの電波が届き易い屋内の
場所に設置されたPHS端末機と、屋内に設置された電
話機との間で通話内容を相互に授受可能に接続したこと
を特徴とするPHSを採用した簡易リピータである。
ピータにおいて、前記PHS端末機と、前記コードレス
型親電話機との間を有線で接続したことを特徴とするP
HSを採用した簡易リピータである。
用した簡易リピータの一実施例を図1乃至図2を参照し
て詳細に説明する。
易リピータの構成を示した構成図、図2は同PHSを採
用した簡易リピータの動作シーケエンスを説明するため
の図である。
ータは、PHS端末機固有の電話番号の管理下のもと
で、PHSの電波を無線で送受信できるPHS(パーソ
ナル・ハンディホン・システム)を利用したものであ
る。
であり、2は基地局Kから有線で接続されたNTT交換
器Nを介して接続した一般的な電話機であり、10は屋
内に設置されて相手先のPHS端末機1又は一般的な電
話機2と基地局Kを介してPHS端末機固有の電話番号
の管理下のもとで、PHSの電波を無線で送受信できる
ように少なくともPHS端末機20,電話機30を備え
て構成した本発明に係わるPHSを採用した簡易リピー
タ10である。この際、相手先のPHS端末機1及び簡
易リピータ10の一部を構成するPHS端末機20に
は、夫々固有の電話番号が予め登録されているものであ
る。また、簡易リピータ10の一部を構成するコードレ
ス型親電話機30はNTT交換器Nと有線で接続されて
いる。
交信できるコードレス型親電話機30について説明する
が、子電話機を持たない構造形態であっても良いもので
ある。
届き易い屋内の窓ぎわなどの場所に設置されたPHS端
末機20と、このPHS端末機20と屋内で有線で接続
された電話機(以下、コードレス型親電話機と呼称す
る)30と、コードレス型親電話機30と無線交信する
コードレス型子電話機40とで構成されている。そし
て、この簡易リピータ10は、PHS端末機20と、コ
ードレス型親電話機30及びコードレス型子電話機40
との間で通話内容を一方から他方にリピートするが如く
相互に授受可能になっているものである。
るPHS端末機20は、相手先のPHS端末機1又は一
般的な電話機2と基地局Kを介してPHS端末機固有の
電話番号の管理下のもとでPHSの電波を送受信するア
ンテナ21及びこのアンテナ21と双方向に接続した送
受信部22と、送受信部22と双方向に接続して、受信
時にはPHSのディジタルな電波をアナログ信号に変換
する一方、送信時にはアナログ信号をPHSのディジタ
ルな電波に変換するコーデック部23と、コーデック部
23と双方向に接続してPHS端末機20内のアナログ
信号及び後述するコードレス型親電話機30からのアナ
ログ信号を適宜処理する入出力回路部24と、入出力回
路部24と接続してアナログ信号を音声で出力するスピ
ーカ25と、入出力回路部24と接続して音声を入力す
るマイク26と、入出力回路部24と双方向に接続して
後述するコードレス型親電話機30との間で通話内容を
含むアナログ信号を相互に授受する接続端子27と、送
受信部22及び入出力回路部24を適宜制御する制御用
マイコン28とで構成されている。
コードレス型親電話機30は、上記PHS端末機20と
の間で通話内容を含むアナログ信号を相互に授受する接
続端子31と、接続端子31と双方向に接続して上記P
HS端末機20からのアナログ信号及びコードレス型親
電話機30内のアナログ信号並びにコードレス型子電話
機40からのアナログ信号を適宜処理する入出力回路部
32と、NTT回線と回線接続端子33を介して接続し
たNCU(ネットワーク・コントロール・ユニット)3
4と、入出力回路部32とNCU34とを選択的に切り
換えるスイッチ35と、一端側をスイッチ35に接続
し、且つ、他端側にアンテナ36を接続してコードレス
型子電話機40との間で無線交信するコードレス部37
と、入出力回路部32,NCU34,スイッチ35及び
コードレス部37を適宜制御する制御用マイコン38と
で構成されている。
形態である場合には、コードレス型親電話機30からス
イッチ35とコードレス部37を外せば良いものであ
る。
ードレス型子電話機40は、周知な構成のものを使用し
ているのでここでの説明を省略する。
は、上記構成による簡易リピータ10において、PHS
端末機20とコードレス型親電話機30とを有線で接続
することである。言い換えると、PHS端末機20に設
けた接続端子27と、コードレス型親電話機30に設け
た接続端子31との間を着脱自在なケーブル50を介し
て接続し、PHS端末機20とコードレス型親電話機3
0との間で通話内容を含むアナログ信号を相互に授受し
ている。この際、PHS端末機20に設けた接続端子2
7は、とくに限定するものではないが、イヤホン端子を
利用すれば新たな接続端子を設ける必要もない。また、
接続端子27と接続端子31との間を着脱自在に接続す
るケーブル50は、一般的にアナログ信号用として使用
されている安価なもので良い。
るPHS端末機20をPHSの電波が届き易い屋内の窓
ぎわなどの場所に設置し、且つ、PHS端末機20とコ
ードレス型親電話機30とを屋内で有線で接続すること
により、簡易リピータ10の一部を構成するPHS端末
機固有の電話番号の管理下のもとで、PHSの電波が届
き難い屋内からでも簡易リピータ10の一部を構成する
PHS端末機20を介してコードレス型親電話機30及
びコードレス型子電話機40と、相手先のPHS端末機
1又は一般的な電話機2との間で図2に示した動作シー
ケエンスで相互に通話できる形態となる。
端末機1又は一般的な電話機2で簡易リピータ10の一
部を構成するPHS端末機20の電話番号を入力する
と、相手先のPHS端末機1又は一般的な電話機2から
送信されたPHSの電波は基地局Kを介してPHSの電
波が届き易い屋内の窓ぎわなどの場所に設置したPHS
端末機20に着呼され、PHS端末機20から着呼信号
がPHS端末機20と有線で接続したコードレス型親電
話機30に送出される。ここでコードレス型親電話機3
0はコードレス型子電話機40に向けてベル呼動信号を
送出するので、室内の使用者はコードレス型子電話機4
0をオフフックさせると、コードレス型子電話機40か
らオフフック信号がコードレス型親電話機30に送出さ
れる。ここでコードレス型親電話機30はPHS端末機
20にオフフックしたことを知らせる応答信号をPHS
端末機20を介して相手先のPHS端末機1又は一般的
な電話機2に送信するので、コードレス型子電話機40
と相手先のPHS端末機1又は一般的な電話機2との間
で通話状態になる。
先のPHS端末機1又は一般的な電話機2との間で通話
を終了する場合には、上記とは逆の動作でゴードレス型
子電話機40を図示の如くオンフック状態にすれば、コ
ードレス型子電話機40からコードレス型親電話機30
にオンフック信号が送信され、このオンフック信号を受
けたコードレス型親電話機30が終話信号を相手先に送
信して終話処理される。
10側から相手先に発信できる。
0内でPHS端末機20とコードレス型親電話機30と
をケーブル50により有線で接続して説明したが、これ
に限定されることなく、光インターフェィスにより光無
線で接続しても良い。
用した簡易リピータによると、とくに、PHSの電波が
届き易い屋内の場所に設置されたPHS端末機と、屋内
に設置されたコードレス型親電話機との間で通話内容を
相互に授受可能に接続したため、簡易リピータの一部を
構成するPHS端末機固有の電話番号の管理下のもと
で、PHSの電波が届き難い屋内からでも簡易リピータ
の一部を構成するPHS端末機を介してコードレス型親
電話機及びコードレス型子電話機と、相手先のPHS端
末機又は一般的な電話機との間で相互に通話できる利点
がある。
の構成を示した構成図である。
の動作シーケエンスを説明するための図である。
Claims (2)
- 【請求項1】端末機固有の電話番号を予め登録し、且
つ、基地局を介してPHSの電波を送受信できるPHS
端末機を採用したパーソナル・ハンディホン・システム
において、 前記PHSの電波が届き易い屋内の場所に設置されたP
HS端末機と、屋内に設置された電話機との間で通話内
容を相互に授受可能に接続したことを特徴とするPHS
を採用した簡易リピータ。 - 【請求項2】請求項1のPHSを採用した簡易リピータ
において、 前記PHS端末機と、前記電話機との間を有線で接続し
たことを特徴とするPHSを採用した簡易リピータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8078396A JP3104614B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | Phsを採用した簡易リピータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8078396A JP3104614B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | Phsを採用した簡易リピータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09247080A JPH09247080A (ja) | 1997-09-19 |
JP3104614B2 true JP3104614B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=13728051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP8078396A Expired - Fee Related JP3104614B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | Phsを採用した簡易リピータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3104614B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP8078396A patent/JP3104614B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09247080A (ja) | 1997-09-19 |
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