JPH062847U - ハンドセットコードレス化装置 - Google Patents

ハンドセットコードレス化装置

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JPH062847U
JPH062847U JP3739392U JP3739392U JPH062847U JP H062847 U JPH062847 U JP H062847U JP 3739392 U JP3739392 U JP 3739392U JP 3739392 U JP3739392 U JP 3739392U JP H062847 U JPH062847 U JP H062847U
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JP
Japan
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handset
cordless
telephone
receiver
adder
Prior art date
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Pending
Application number
JP3739392U
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English (en)
Inventor
健三 椿
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Meisei Electric Co Ltd
Original Assignee
Meisei Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH062847U publication Critical patent/JPH062847U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カールコードレス電話機の利便性を安価に提
供すること。 【構成】 電話機本体1のハンドセット受部102に載
置可能な形に構成され、内部に送話器と受話器と無線送
受信部を備えたコードレスハンドセット3と、電話機本
体1のハンドセット接続部101に接続可能に構成さ
れ、上記コードレスハンドセット3の無線送受信部と交
信可能な無線送受信部を備えたコードレス付加器2で構
成し、既存の電話機のハンドセットを上記コードレス付
加器2に置き替え、上記コードレスハンドセット3の載
置場所を上記ハンドセット受部102とする。 【効果】 無線送受信部以外は全て既存電話機のものが
使用できるので、電話機のコードレス化を非常に安価に
実現できる。またハンドセットコードレス化に際して
は、有資格者による設置工事を必要とせず、誰にでも簡
単に本装置を利用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、既存の電話機に付加して、電話機の本体とハンドセットとの間を無 線結合するためのハンドセットコードレス化装置に関する。
【0002】
【従来技術】
電話機の本体とハンドセットにそれぞれ無線送受部を備え、本体とハンドセッ トとの間を無線結合することによって本体とハンドセットとの間のコード(多く の場合、カールコード)をなくした、所謂カールコードレス電話機が実用化され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
既存の電話機をカールコードレス電話機に置き替える場合、従来は、電話機の 本体も新たなものにしなければならないため、電話機のリプレイスコストが高く なるばかりか、既存の電話機が無駄となる問題点がある。本考案は、この問題点 を解決し、カールコードレス電話機の利便性を安価に提供することを課題とする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決のため、本考案は、電話機のハンドセット受部に載置可能で、 内部に無線送受信部を備えたコードレスハンドセットと、電話機のハンドセット 接続コネクタに接続可能で、上記コードレスハンドセットの無線送受信部と交信 が可能である無線送受信部を備えたコードレス付加器でなるハンドセットコード レス化装置を提供するものである。
【0005】
【作用】
本ハンドセットコードレス化装置は、既存の電話機の本体からハンドセットコ ードの接続を外して、そのあと本体のハンドセットコード接続部(多くの場合、 所謂モジュラコネクタが使用されている。)にコードレス付加器を接続し、コー ドレスハンドセットを本体のハンドセット受部に載置する。
【0006】 通話の際には、コードレスハンドセットを持ち上げれば、本体のフックスイッ チが作動し、これにより電話回線に対しては発信又は着信応答の状態となり、ま た、電話回線とコードレスハンドセットとの間は、コードレス付加器を介して無 線結合されるので、コードレスハンドセットと電話回線との間で通話が可能とな る。なお、発信の際のダイヤル操作は本体に備わったダイヤルによって行なう。
【0007】 通話回路網、着信表示手段(トーンリンガ)、ループ閉成手段(フックスイッ チ)、ダイヤル等は、既存の電話機のものがそのまま使用できるため、ハンドセ ットのコードレス化が非常に安価である。
【0008】
【実施例】
図1(A),(B)は、本考案の実施例の構成を示す斜視図、図2は、本考案 の実施例を示すブロック図である。
【0009】 図1(A),(B)に示すように、本考案に係るハンドセットコードレス化装 置は、既存の電話機本体1のハンドセット接続部101に接続されたコードレス 付加器2と、コードレスハンドセット3とで構成されている。
【0010】 コードレス付加器2は、付加器本体201からコード202が導出されており 、その先端にはコネクタ203が接続されている。また、電話機本体1のハンド セット接続部101は、多くの場合モジュラジャックによって構成されているの で、上記コネクタ203には通常モジュラコネクタが使用される。
【0011】 コードレスハンドセット3は、電話機本体1のハンドセット受部102に載置 可能な形状にその本体301の外観が形成されており、当該コードレスハンドセ ット3を電話機本体1(ハンドセット受部102)に置いたり持ち上げたりする ことにより、フックボタン103が上下し、電話回線に対する通話ループの開閉 制御がなされる。また、当該コードレスハンドセット3の本体301から外部に 露出してアンテナ302を取り付けてあるが、当該アンテナ302をハンドセッ ト本体301に内蔵する構造とすることもできる。
【0012】 図2により各機器の構成を説明する。
【0013】 既存の電話機は、電話機本体1とハンドセット4とで構成されており、本考案 に係るハンドセットコードレス化装置を使用しないときは、電話機本体1のハン ドセット接続部101にハンドセットコード401が接続されていて、従来から の有線式電話機として使用される。
【0014】 電話機本体1は、通話回路網104、フックスイッチ105(フックボタン1 03の動作に連動して開閉動作する。)、ダイヤル106、トーンリンガ(着信 表示手段)107等を有し、また、ハンドセット4は送話器401、受話器40 2を有する。これらの構成は、従来の電話機の構成と同じである。
【0015】 コードレス付加器2は、アンテナ204と、音声の無線送信部(以下、送信部 という。)205と、音声の無線受信部(以下、受信部という。)206と、送 信電波及び受信電波を相互に分離するハイブリッド207と、送信部205及び 受信部206をMCA(マルチチャネルアクセス)制御する制御部208を付加 器本体201に有し、前記したように、当該付加器本体201からは、先端に例 えばモジュラコネクタのようなコネクタ203を有するコード202が導出され ており、当該コード202は、上記送信部205及び受信部206に接続されて いる。なお、アンテナ204は実施例では付加器本体201に内蔵して設けてあ るが、当該アンテナ204を付加器本体201の外部に設けてもよい。
【0016】 コードレスハンドセット3は、前記コードレス付加器2の本体201内に設け られたと同様の機能の無線送信部(以下、送信部という。)305、無線受信部 (以下、受信部という。)306、ハイブリッド307及び制御部308を有す る他、送信部305に接続された送話器303及び受信部306に接続された受 話器304をハンドセット本体301に有する。
【0017】 本考案に係るハンドセットコードレス化装置を使用するときには、前記したよ うにハンドセットコード401を電話機本体1のハンドセット接続部101から 外したのち、当該ハンドセット接続部101にコードレス付加器2のコード20 2を接続する。
【0018】 電話機本体1のハンドセット受部102にコードレスハンドセット3が置かれ ているときは、フックボタン103が下降していてフックスイッチ105が開い ているので、電話回線5に対する通話ループは開いており、電話機は通話待ちの 状態となっている。
【0019】 電話機本体1のトーンリンガ107の鳴動によって電話回線5への着信を知り 、コードレスハンドセット3をハンドセット受部102から持ち上げると、フッ クボタン103が上昇してフックスイッチ105が閉じ、電話回線5に対して閉 ループが形成され、相手側と通話が可能となる。また、電話回線5に発呼すべく コードレスハンドセット3をハンドセット受部102から持ち上げると、上記と 同様にして電話回線5に対して閉ループが形成され、ここでダイヤル106によ り相手側電話番号をダイヤルし、相手側の応答によって通話が可能となる。以上 の制御は全て、電話機本体1(既存の電話機)側で行なわれる。なお、上記発呼 動作において、電話回線5から送付される発信音(ダイヤルトーン)及び呼出音 (リングバックトーン)は、後述の通話音声の聴取動作と同様にして、コードレ スハンドセット3により聴き取ることができる。
【0020】 以上のようにして相手側と通話が開始されると、送話音声はコードレスハンド セット3の送話器303から入力され、送信部305で高周波信号(送話音声に よる変調信号)にされ、ハイブリッド307を経てアンテナ302から電波とし て放出される。
【0021】 このようにしてコードレスハンドセット3から放出された送話音声(電波)は コードレス付加器2のアンテナ204に入射し、ハイブリッド207を経て受信 部206で受信され、復調されて元の送話音声(可聴周波数信号)となり、コー ド202を介して電話機本体1に入力され、通話回路網104及びフックスイッ チ105を経て電話回線5に送出される。
【0022】 また、電話回線5からの受話音声は電話機本体1に入力され、フックスイッチ 105を経て通話回路網104で前記送話音声と分離されて、コード202を介 してコードレス付加器2の送信部205に入力され、ここで高周波信号(受話音 声による変調信号)にされ、ハイブリッド207を経てアンテナ204から電波 として放出される。
【0023】 以上のようにしてコードレス付加器2から放出された受話音声(電波)はコー ドレスハンドセット3のアンテナ302に入射し、ハイブリッド307を経て受 信部306で受信され、復調されて元の受話音声(可聴周波数信号)となり受話 器304に入力される。
【0024】 以上の動作によって、コードレスハンドセット3と電話回線5との間で双方向 通話が可能となる。終話時には、コードレスハンドセット3を電話機本体1のハ ンドセット受部102に置くと、フックスイッチ105が開き、電話回線5の通 話ループが開放されるので、終話となる。
【0025】 また、上記双方向通話は、コードレス付加器2の制御部208及びコードレス ハンドセット3の制御部308によるMCA制御で、空いている無線チャネルを 使用して行なわれる。なお、コードレスハンドセット3による通話可能エリアを 狭く規制して(すなわち、送信出力を小さくして)他のコードレス方式の電話機 との混信の恐れがないようにした場合には、上記MCA制御を必要としない。
【0026】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案は、既存の電話機本体を利用してハンドセット のコードレス化を行なうようにしたものであり、無線の送受信部以外は、全て既 存の電話機のものを使用できるので、電話機のコードレス化を非常に安価に実現 できる効果がある。
【0027】 また、本考案に係るハンドセットコードレス化装置を使用するときには、既存 の電話機のハンドセットをコネクタ接続替えによりコードレス付加器に置き替え るだけでよく、有資格者による設置工事等を必要とせず、誰にでも簡単に本装置 を利用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は既存の電話機本体に、本考案の実施例
に係るコードレス付加器を接続した状態を示す斜視図、
(B)は本考案の実施例に係るコードレスハンドセット
の斜視図。
【図2】本考案の実施例のブロック図。
【符号の説明】
1…電話機本体 101…ハンドセッ
ト接続部 102…ハンドセット受部 103…フックボタ
ン 105…フックスイッチ 2…コードレス付加器 202…コード 203…コネクタ 204…アンテナ 205…送信部 206…受信部 3…コードレスハンドセット 302…アンテナ 303…送話器 304…受話器 305…送信部 306…受信部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機のハンドセット受部に載置し、フ
    ックボタンの制御が可能な形状に構成され、内部に送話
    器と受話器と無線送受信部を備えたコードレスハンドセ
    ットと、電話機のハンドセット接続部にコネクタ接続が
    可能であるように構成され、上記コードレスハンドセッ
    トの無線送受信部と交信が可能である無線送受信部を備
    えたコードレス付加器でなるハンドセットコードレス化
    装置。
JP3739392U 1992-06-03 1992-06-03 ハンドセットコードレス化装置 Pending JPH062847U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3739392U JPH062847U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 ハンドセットコードレス化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3739392U JPH062847U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 ハンドセットコードレス化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062847U true JPH062847U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12496291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3739392U Pending JPH062847U (ja) 1992-06-03 1992-06-03 ハンドセットコードレス化装置

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JP (1) JPH062847U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60106517U (ja) * 1983-12-27 1985-07-20 松本 英夫 ジユ−ス製造機
JPS6110125U (ja) * 1984-06-20 1986-01-21 大日本印刷株式会社 プレスジユ−サ−

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60106517U (ja) * 1983-12-27 1985-07-20 松本 英夫 ジユ−ス製造機
JPS6120996Y2 (ja) * 1983-12-27 1986-06-24
JPS6110125U (ja) * 1984-06-20 1986-01-21 大日本印刷株式会社 プレスジユ−サ−

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