JPS6124962A - 冷蔵庫等の断熱壁 - Google Patents
冷蔵庫等の断熱壁Info
- Publication number
- JPS6124962A JPS6124962A JP14512384A JP14512384A JPS6124962A JP S6124962 A JPS6124962 A JP S6124962A JP 14512384 A JP14512384 A JP 14512384A JP 14512384 A JP14512384 A JP 14512384A JP S6124962 A JPS6124962 A JP S6124962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- refrigerator
- vacuum
- heat insulating
- vacuum insulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野］
本発明は、内壁と外壁との間に真空断熱パネル？埋設す
る如く発泡断熱材を充填発泡してなる冷蔵庫等の断熱壁
に関するものである。
る如く発泡断熱材を充填発泡してなる冷蔵庫等の断熱壁
に関するものである。
［従来技術］
現在、冷蔵庫等に組み込んで使用される真空断熱パネル
１は第２図に示す如く強度的な問題等から内壁２と外壁
３との間に充填発泡する発泡断熱材４中に埋め込んで用
いられることが多い。
１は第２図に示す如く強度的な問題等から内壁２と外壁
３との間に充填発泡する発泡断熱材４中に埋め込んで用
いられることが多い。
又、上記真空断熱パネル１の外装体５は価格及び表面熱
伝導等の問題から金属板を用いることが難しく、プラス
チック、金属箔、金属蒸着膜等からなるラミネートフィ
ルムを使用している。
伝導等の問題から金属板を用いることが難しく、プラス
チック、金属箔、金属蒸着膜等からなるラミネートフィ
ルムを使用している。
一般に、プラスチック等からなるラミネートフィルムは
水蒸気等の気体の透過度が非常に大きく周囲に存在して
いる水蒸気等の気体が上記外装体５全通して真空断熱パ
ネル１中に透過し真空度を劣化させ、その結果長期に亘
りその断熱特性を発揮できないという欠点があった。
水蒸気等の気体の透過度が非常に大きく周囲に存在して
いる水蒸気等の気体が上記外装体５全通して真空断熱パ
ネル１中に透過し真空度を劣化させ、その結果長期に亘
りその断熱特性を発揮できないという欠点があった。
本発明は真空断熱パネルの真空度を長期間に亘って保持
できるようにした冷蔵庫等の断熱壁に係るものである。
できるようにした冷蔵庫等の断熱壁に係るものである。
１１は冷蔵庫等の断熱壁にして、内壁１２と外壁１３と
の間に硬質ウレタンフオーム等の発泡断熱材１４を充填
発泡してなり、該発泡断熱材１４内には真空断熱パネル
１５が埋設されている。
の間に硬質ウレタンフオーム等の発泡断熱材１４を充填
発泡してなり、該発泡断熱材１４内には真空断熱パネル
１５が埋設されている。
該真空断熱パネル１５は、パーライト、珪酸カルシウム
等の、無機質粉末或いはグラスウール等の繊維或いは発
泡ポリウレタン等の有′機発泡体等のスペーサー材１６
と、プラスチック、金属箔、金属蒸着フィルム等からな
るラミネート製の外装体１７とからなって居り、その内
部は真空引きされている。
等の、無機質粉末或いはグラスウール等の繊維或いは発
泡ポリウレタン等の有′機発泡体等のスペーサー材１６
と、プラスチック、金属箔、金属蒸着フィルム等からな
るラミネート製の外装体１７とからなって居り、その内
部は真空引きされている。
１８は真空断熱パネル１５の低温側となる面（ここでは
内壁１２）の内側に配設された貯溜部にして、上記外装
体１７を透過した水蒸気等の凝縮性気体の凝縮液を貯溜
するためのものである。
内壁１２）の内側に配設された貯溜部にして、上記外装
体１７を透過した水蒸気等の凝縮性気体の凝縮液を貯溜
するためのものである。
一般に真空断熱パネル１５ではスペーサ材１６の気孔部
の径が小さくなる程必要とされる真空度は低いもので良
くなり、ｙ径数μの無機質粉末を用いた場合、２〜３
Ｔｏｒｒ程度の真空度があれば目的とする真空断熱の効
果が得られる。
の径が小さくなる程必要とされる真空度は低いもので良
くなり、ｙ径数μの無機質粉末を用いた場合、２〜３
Ｔｏｒｒ程度の真空度があれば目的とする真空断熱の効
果が得られる。
一方、水蒸気の飽和蒸気圧は約−１０’Ｃで２Ｔｏｒｒ
、約−５℃で３Ｔｏｒｒである。
、約−５℃で３Ｔｏｒｒである。
又、上記真空断熱パネル１５の内部の様に閉じられた系
の場合、内部に存在する凝縮性の気体は系の中で最も温
度の低い部分に凝縮し、その系中の圧力はその温度での
飽和蒸気圧となる。
の場合、内部に存在する凝縮性の気体は系の中で最も温
度の低い部分に凝縮し、その系中の圧力はその温度での
飽和蒸気圧となる。
このため、上記真空断熱パネル１５を冷蔵庫の冷凍室等
に用いた場合、貯溜部１８中にはラミネートフィルム製
の外装体１７を透過してきた水蒸気等の凝縮性の気体が
捕捉され、その時のスペーサー材１６中の圧力は貯溜部
１８の温度での飽和蒸気圧となり、この場合断熱壁１１
の内壁１２は約−１８℃以下となるため貯溜部１８の温
度もこれに近いものとなる。このため、スペーサー材１
６中の圧力は真空断熱効果を得るのに必要な圧力以下に
まで減少する。
に用いた場合、貯溜部１８中にはラミネートフィルム製
の外装体１７を透過してきた水蒸気等の凝縮性の気体が
捕捉され、その時のスペーサー材１６中の圧力は貯溜部
１８の温度での飽和蒸気圧となり、この場合断熱壁１１
の内壁１２は約−１８℃以下となるため貯溜部１８の温
度もこれに近いものとなる。このため、スペーサー材１
６中の圧力は真空断熱効果を得るのに必要な圧力以下に
まで減少する。
因みに、上記貯溜部１８を設けなかった場合には、真空
断熱パネル１５の低温側に凝縮液が耐着し、該凝縮液は
真空断熱パネル１５の最下方に溜まるが、この部分では
比較的温度か高くなるので凝縮液が再蒸発し、結局はヒ
ートパイプのような作用をして熱的な移動が起こるとい
う欠点が有る。
断熱パネル１５の低温側に凝縮液が耐着し、該凝縮液は
真空断熱パネル１５の最下方に溜まるが、この部分では
比較的温度か高くなるので凝縮液が再蒸発し、結局はヒ
ートパイプのような作用をして熱的な移動が起こるとい
う欠点が有る。
〔効果］
本発明は、以上の如く内壁と外壁との間に真空熱パネル
を埋設する如く発泡断熱材を充填発泡してなる冷蔵庫等
の断熱壁に於いて、上記真空断熱パネルの低温側となる
面の内側に、凝縮性気体の凝縮液を貯溜する貯溜部を設
けたものであるから、真空断熱パネルの外装体を透過し
てきた水蒸気等の凝縮性ガスを効果的に捕捉することか
できそれ故真空度の劣化を防止し長期に亘りその断熱特
性を維持することができるという顕著な効果を奏し得る
ものである。
を埋設する如く発泡断熱材を充填発泡してなる冷蔵庫等
の断熱壁に於いて、上記真空断熱パネルの低温側となる
面の内側に、凝縮性気体の凝縮液を貯溜する貯溜部を設
けたものであるから、真空断熱パネルの外装体を透過し
てきた水蒸気等の凝縮性ガスを効果的に捕捉することか
できそれ故真空度の劣化を防止し長期に亘りその断熱特
性を維持することができるという顕著な効果を奏し得る
ものである。
第１図は本発明断熱壁の縦断面図、第２図は従来断熱壁
の縦Ｆ！ｌｆｒ面図を示す。 １１：断熱壁、 １２：内壁、 １３：外壁、１４：発
泡断熱材、 １５：真空断熱パネル、１６：スペーサー
材、 １７：外装体、１８：貯溜部。
の縦Ｆ！ｌｆｒ面図を示す。 １１：断熱壁、 １２：内壁、 １３：外壁、１４：発
泡断熱材、 １５：真空断熱パネル、１６：スペーサー
材、 １７：外装体、１８：貯溜部。
Claims (1)
- １、内壁と外壁との間に真空断熱パネルを埋設する如く
発泡断熱材を充填発泡してなる冷蔵庫等の断熱壁に於い
て、上記真空断熱パネルの低温側となる面の内側に、凝
縮性気体の凝縮液を貯溜する貯溜部を設けた事を特徴と
してなる冷蔵庫等の断熱壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14512384A JPS6124962A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 冷蔵庫等の断熱壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14512384A JPS6124962A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 冷蔵庫等の断熱壁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6124962A true JPS6124962A (ja) | 1986-02-03 |
Family
ID=15377928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14512384A Pending JPS6124962A (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 冷蔵庫等の断熱壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6124962A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4786851A (en) * | 1987-03-04 | 1988-11-22 | Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Battery charger |
-
1984
- 1984-07-11 JP JP14512384A patent/JPS6124962A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4786851A (en) * | 1987-03-04 | 1988-11-22 | Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Battery charger |
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