JPS6124960A

JPS6124960A - 氷温室付冷凍冷蔵庫

Info

Publication number: JPS6124960A
Application number: JP14487184A
Authority: JP
Inventors: 浪平鈴木
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1984-07-12
Filing date: 1984-07-12
Publication date: 1986-02-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈発明の技術分野〉本発明は氷温室の温度制御を冷凍室からの冷気の送１！
ｌ量を調節することにより行なう氷温室付冷凍冷蔵庫に
関するものである。

〈従来技術〉従来のこの種氷温室付冷凍冷蔵庫を第７図に基づいて初
明すると、氷温室付冷凍冷蔵庫１は、上部から冷凍室２
．冷蔵室３．氷温室４及び野菜室５の温度の異なる各保
冷室からなり、６は前記冷凍室２の奥部に設けたファン
で、ファンモータ７により回転し、冷却器８で冷却され
た冷気を送風して庫内に循環させている。

前記ファン６により送風される冷気は、冷凍室２内のば
か冷却器８の背面側に設けて冷蔵室３に連通する冷気ダ
クト９に送風され、冷蔵室３と氷温室４への送Ｆｊｉｍ
を調節するガスチャージ式のダンパーサーモスタット１
０へ送られる。そして該ダンパーサーモスタット１０の
開閉作動により送風量を調節された冷気は、冷蔵室３の
背面側に形成された氷温室冷気ダクト１１を通って氷温
室４へ導かれると共に、その一部は氷温室４下部の野菜
室５へ送られる。

このダンパーサーモスタット１０は、氷温室４内上部に
設けたキャピラリー１０ａの温度によって該ダンパーサ
ーモスタット１０を開閉作動させることにより、氷温室
４への送風量を調節して氷温室４の温度制御を行なうも
のである。

しかし、このガスチャージ式のダシバーサーモスタット
１０は、全開となる温度が第８図に示す如く食品保存温
度である氷点よりも低温に設定されており、しかも、通
常、氷温室４はダンパーサーモスタット１０の開閉作動
よりも、氷温室付冷凍冷蔵庫１下部に設置した冷媒循環
用の圧縮ｌ１１２の０Ｎ１０ＦＦ運転と同期した前記フ
ァンモータ７によるファン６の送風の切断により温度制
御がなされるようにしである。このため外気温が高くな
って圧縮機１２の運転率が上昇してくると、氷温室４へ
送られる冷気の絶対量が増し、氷温室４の温度が下がり
すぎて第９・図に示す如く氷温室４内が氷点以下となり
、氷温室４に保冷されている食品等が凍結する虞があっ
た。

〈発明の概要〉本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、温度検知装
置及びダンパーサーモスタット制御装置を設け、ダンパ
ーサーモスタット制御装置からの出力信号によって氷温
室に送風される冷気の送風量を調節するダンパーサーモ
スタットを作動させ、外気温に左右されることなく氷温
室の確実な温度制御が行なえる氷温室付冷凍冷蔵庫を提
供することを目的とする。

〈発明の実施例〉　　　　゛以下、本発明の一実施例を第１図乃至第６図に基づいて
説明する。尚、これらの図において第７図と同一要素の
ものには同一符号を付して説明を簡略にする。

第１図は氷温室付冷凍冷蔵庫１の断面正面図であり、１
３は氷温室冷気ダクト６の入口近傍に設けられ、電気信
号により開閉作動をするダシバーサーモスタット、１４
は氷温室４の温度を検知して信号を出力するダンパーサ
ーモスタット１３用の温度検知装置で、氷温室４内上部
に設りられている。

第２図は、前記ダンパーサーモスタット１３に連続通電
型のソレノイドを利用した断面正面図で、１５はコイル
、１６はプランジャ、１７はコイル１５により磁性され
る吸着部、１８は冷気を冷蔵室３へ送風する冷気ダクト
９の吹出口９ａを閉塞するバッフルで、プランジャ１６
の作動によって前記吹出口９ａを開閉して冷気の吹出量
を調節するようリンク１９で連結されており、コイル１
５に通電すると吸着部１７が励磁してプランジャ１６が
吸引され、バッフル′１８が吹出口９ａを閉塞し、通電
を停止すると逆の作動により吹出し口９ａが開放される
。

以上のようなダンパーサーモスタット１３は、第３図の
ように構成した温度検知装置１４と、該温度検知装置１
４からの出力信号を入力してダンバーサーモスタット１
３を作動させる電気信号を発するダンパーサーモスタッ
ト制御装置２０とにより！ｌｊｔ［！され、例えば、湿
度検知装置１４にサーミスタを、ダンパーサーモスタッ
ト制御装置２０にプログラムの変更により設定温度を任
意に変えることが可能なマイクロコンピュータを夫々用
いて、第４図に示すように氷温室４の温度制御を行なう
。即ち、予め氷温室４の上限温度へ及び下限温度Ｂをダ
ンパーサーモスタット制御装置２０により設定しておき
、温度検知装置１４からの出力信号を入力したダンパー
サーモスタット制御装置２０により前記バッフル１８を
開閉する電気信号をダンパーサーモスタット１３に出力
してコイル１５に通電する。これにより氷温室冷気ダク
ト１１へ送風する冷気の送風量を調節して氷温室４の温
度制御が行なわれ、外気温が上昇して圧ｗｉ機１２の運
転率が上昇しても、氷温室４内の温度が設定温度から外
れないよう確実に制御することができる。

尚、前記温度検知装置１４にはバイメタルスイッチを用
いてもよく、この場合、ダンパーサーモスタット１３の
制御回路は第５図に示す如く非常に簡単となる。即ち、
連続通電型のソレノイドを利用したダンパーサーモスタ
ット１３及びバイメタルスイッチ２１を電源２２に直列
接続して制御回路を形成すれば、氷温室４の温度が設定
温度より高くなると、バイメタルスイッチ２１がＯＮと
なってダンパーサーモスタット１３に通電してバッフル
１８の開作動をさせ、設定温度より低くなるとバイメタ
ル”スイッチ２１を０ＦＦＬ、て閉作動する。これによ
り氷温室４へ送風される冷気の送風量を調節し、氷温室
４の温度制御が行なわれる。

そして、ダンパーサーモスタット１３の開閉作動のｒｊ
間間隔は、該バイメタルスイッチ２１の０Ｎ１０ＦＦの
ヒステリシスにより調整できる。

更に、ダンパーサーモスタット制御装置１２０は第６図
に示す如くコンパレータ２３としてもよく、バイメタル
スイッチ２１の０Ｎ１０ＦＦによりダンパー防−モスタ
ンド１３を作動させることも可能である。また、ダンパ
ーサーモスタット１３には自己保持型のソレノイド、ス
テッピングモータあるいはインダクションモータを利用
することも可能である。そして冷凍室２や冷蔵室３にも
温度検知装置を設ければ氷温室４の温度制御と共に、冷
凍室２や冷蔵室３の温度制御を併せて行なうことができ
る。

〈発明の効果〉本発明は以上のように、冷気の送風量をダンパーサーモ
スタットにより調節して氷温室の温度制御を行なう氷温
室付冷凍冷蔵庫に、氷温室の温度を検知する温度検知装
置と、該温度検知装置からの出力を入力して前記ダンパ
ーサーモスタットを作動させる出力信号を発するダンパ
ーサーモスタット制御装置を設けたから、外気温が上昇
して圧縮機の運転率が上昇しても、ダンパーサーモスタ
ットを適切に作動させて氷温室に送風される冷気の送風
量を調節し、氷温室の温度を確実に制御して設定温度に
維持することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は本発明の一実施例を示ずもので、第
１図は氷温室付冷凍冷蔵庫の断面正面図、第２図はダン
パーサーモスタットの断面正面図、第３図はダンパーサ
ーモスタット、温度検知装置及びダンパーサーモスタッ
ト制御装置の構成図、第４図は氷温室の温度制御のフロ
ーチャート図、第５図は温度検知装置にバイメタルスイ
ッチを使用した制御回路図、第６図はダンパーサーモス
タット制御装置をコンパレータとした場合のバイメタル
スイッチ及びダンパーサーモスタットの構成図、第７図
は従来の氷温室付冷凍冷蔵庫の断面正面図、第８図は同
上冷蔵庫の氷温室の温度とダンパーサーモスタットの開
閉角度との関係を示すグラフ図、第９図は圧ａｍの運転
率と氷温室の温度との関係を示すグラフ図である。１・・・氷温室付冷凍冷蔵庫　　　２・・・冷凍室４・
・・氷温室　　６・・・）７ン　　７・・・ファンモー
タ８・・・冷却器　　　１３・・・ダンパーサーモスタ
ット１４・・・温度検知装置　　２０・・・ダンパーサ
ーモスタット制御装置　　２１・・・バイメタルスイッ
チ２３・・・コンバレータ第１図第３図第６図第８図第９図第５図第７図十

Claims

【特許請求の範囲】

（１）冷凍室よりの冷気をファンモータにて回転するフ
ァンにより強制的に循環させ、この循環冷気の一部を氷
温室に導く氷温室付冷凍冷蔵庫において、氷温室の温度
を検知する温度検知装置と、該温度検知装置からの出力
信号を入力してダンパーサーモスタットを作動させる出
力信号を発するダンパーサーモスタット制御装置とを設
けたことを特徴とする氷温室付冷凍冷蔵庫。
（２）前記温度検知装置はサーミスタを利用しているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の氷温室付冷
凍冷蔵庫。
（３）前記温度検知装置はバイメタルを利用しているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の氷温室付冷
凍冷蔵庫。
（４）前記ダンパーサーモスタット制御装置はマイクロ
コンピュータを利用していることを特徴とする特許請求
の範囲第１項〜第３項のうちいずれかに記載の氷温室付
冷凍冷蔵庫。
（５）前記ダンパーサーモスタット制御装置はコンパレ
ータを利用していることを特徴とする特許請求の範囲第
１項〜第３項のうちいずれかに記載の氷温室付冷凍冷蔵
庫。
（６）前記ダンパーサーモスタットは連続通電型のソレ
ノイドを利用していることを特徴とする特許請求の範囲
第１項〜第４項のうちいずれかに記載の氷温室付冷凍冷
蔵庫。
（７）前記ダンパーサーモスタットは自己保持型のソレ
ノイドを利用していることを特徴とする特許請求の範囲
第１項〜第４項のうちいずれかに記載の氷温室付冷凍冷
蔵庫。
（８）前記ダンパーサーモスタットはステッピングモー
タを利用していることを特徴とする特許請求の範囲第１
項〜第４項のうちいずれかに記載の氷温室付冷凍冷蔵庫
。
（９）前記ダンパーサーモスタットはインダクションモ
ータを利用していることを特徴とする特許請求の範囲第
１項〜第４項のうちいずれかに記載の氷温室付冷凍冷蔵
庫。