JPH085172A - 冷凍冷蔵庫の冷却装置 - Google Patents
冷凍冷蔵庫の冷却装置Info
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- JPH085172A JPH085172A JP14016294A JP14016294A JPH085172A JP H085172 A JPH085172 A JP H085172A JP 14016294 A JP14016294 A JP 14016294A JP 14016294 A JP14016294 A JP 14016294A JP H085172 A JPH085172 A JP H085172A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷蔵室の冷えすぎ、高温、高圧の冷媒がエバ
ポレータに流入するのを阻止して庫内温度の安定を図
り、冷却効率の向上および消費電力の低減を図る。 【構成】 ドライヤー15と第一キャピラリーチューブ
17との間に第一電磁弁16を接続し、ドライヤー15
と第一電磁弁16との間に第二電磁弁22および第三キ
ャピラリーチューブ19の一端を接続し、その他端を第
二キャピラリーチューブ18および冷凍室エバポレータ
7の間に接続し、かつ冷凍室サーモスタット20と冷蔵
室サーモスタット23を有する。
ポレータに流入するのを阻止して庫内温度の安定を図
り、冷却効率の向上および消費電力の低減を図る。 【構成】 ドライヤー15と第一キャピラリーチューブ
17との間に第一電磁弁16を接続し、ドライヤー15
と第一電磁弁16との間に第二電磁弁22および第三キ
ャピラリーチューブ19の一端を接続し、その他端を第
二キャピラリーチューブ18および冷凍室エバポレータ
7の間に接続し、かつ冷凍室サーモスタット20と冷蔵
室サーモスタット23を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍冷蔵庫の冷却装置に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一つの圧縮機で冷凍室と冷蔵室と
をそれぞれ所定の温度に冷却制御する冷凍冷蔵庫が開発
されている。
をそれぞれ所定の温度に冷却制御する冷凍冷蔵庫が開発
されている。
【0003】以下図5および図6を参照しながら上述し
た従来の冷凍冷蔵庫の冷却装置について説明する。図5
および図6において、1は冷凍冷蔵庫本体、2は冷凍室
扉、3は冷蔵室扉で、冷凍冷蔵庫本体1の庫内は、上下
二つに仕切壁4に仕切られていて、冷凍室5、冷蔵室6
を構成している。7は冷凍室エバポレータ、8は冷凍室
用送風ファンモータで冷凍室5内に設置されている。9
は冷蔵室エバポレータ、10は冷蔵室用送風ファンモー
タで冷蔵室6内に設置されている。また冷凍冷蔵庫本体
1の上部機械室には、圧縮機11、凝縮器12、凝縮器
用ファン13を組み合せたコンデンシングユニット14
が配備されていて、前記冷凍室エバポレータ7および冷
蔵室エバポレータ9とにより冷媒回路を構成している。
た従来の冷凍冷蔵庫の冷却装置について説明する。図5
および図6において、1は冷凍冷蔵庫本体、2は冷凍室
扉、3は冷蔵室扉で、冷凍冷蔵庫本体1の庫内は、上下
二つに仕切壁4に仕切られていて、冷凍室5、冷蔵室6
を構成している。7は冷凍室エバポレータ、8は冷凍室
用送風ファンモータで冷凍室5内に設置されている。9
は冷蔵室エバポレータ、10は冷蔵室用送風ファンモー
タで冷蔵室6内に設置されている。また冷凍冷蔵庫本体
1の上部機械室には、圧縮機11、凝縮器12、凝縮器
用ファン13を組み合せたコンデンシングユニット14
が配備されていて、前記冷凍室エバポレータ7および冷
蔵室エバポレータ9とにより冷媒回路を構成している。
【0004】次に上記冷媒回路について図6を参照して
説明する。図6において、圧縮機11、凝縮器12、ド
ライヤー15、第一電磁弁16、第一キャピラリーチュ
ーブ17、冷蔵室エバポレータ9、第二キャピラリーチ
ューブ18および冷凍室エバポレータ7を順次接続し、
第一キャピラリーチューブ17より十分抵抗の小さい第
三キャピラリーチューブ19を前記第一電磁弁16の出
口側と、前記第二キャピラリーチューブ18と前記冷凍
室エバポレータ7との間に介在させて接続している。ま
た冷凍室5、冷蔵室6における貯蔵品の冷却温度を適温
に維持する為の制御手段として冷凍室5の温度を感知し
て設定温度で作動する冷凍室サーモスタット20を備え
て圧縮機11を制御している。また、冷蔵室6の温度を
感知して設定温度で作動する冷蔵室サーモスタット21
を備えて、電磁弁16を開閉制御している。
説明する。図6において、圧縮機11、凝縮器12、ド
ライヤー15、第一電磁弁16、第一キャピラリーチュ
ーブ17、冷蔵室エバポレータ9、第二キャピラリーチ
ューブ18および冷凍室エバポレータ7を順次接続し、
第一キャピラリーチューブ17より十分抵抗の小さい第
三キャピラリーチューブ19を前記第一電磁弁16の出
口側と、前記第二キャピラリーチューブ18と前記冷凍
室エバポレータ7との間に介在させて接続している。ま
た冷凍室5、冷蔵室6における貯蔵品の冷却温度を適温
に維持する為の制御手段として冷凍室5の温度を感知し
て設定温度で作動する冷凍室サーモスタット20を備え
て圧縮機11を制御している。また、冷蔵室6の温度を
感知して設定温度で作動する冷蔵室サーモスタット21
を備えて、電磁弁16を開閉制御している。
【0005】次に、図6に示した冷媒回路の電気的な制
御回路を図7を参照して説明する。図7において、冷凍
室5に備えた冷凍室サーモスタット20により圧縮機1
1および凝縮器用ファンモータ13が運転あるいは停止
され、その結果冷凍室5の温度が制御される。また、冷
凍室サーモスタット20がオフする前に、冷蔵室6が設
定温度になると、冷蔵室サーモスタット21がオフとな
り、第一電磁弁16が開放して、冷蔵室6への冷媒の流
れが阻止されると共に、第三キャピラリーチューブ19
を通じて冷凍室用エバポレータ7に冷媒が流れ、冷蔵室
6の温度が制御される。
御回路を図7を参照して説明する。図7において、冷凍
室5に備えた冷凍室サーモスタット20により圧縮機1
1および凝縮器用ファンモータ13が運転あるいは停止
され、その結果冷凍室5の温度が制御される。また、冷
凍室サーモスタット20がオフする前に、冷蔵室6が設
定温度になると、冷蔵室サーモスタット21がオフとな
り、第一電磁弁16が開放して、冷蔵室6への冷媒の流
れが阻止されると共に、第三キャピラリーチューブ19
を通じて冷凍室用エバポレータ7に冷媒が流れ、冷蔵室
6の温度が制御される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、冷蔵室6が所定の温度に下がり、電磁弁
16が開放して、第三キャピラリーチューブ19の抵抗
値を第一キャピラリーチューブ17より十分小さく設定
している事により、冷媒が冷凍室エバポレータ7にバイ
パスするが、第一電磁弁16の入口、出口が共に開放状
態であり、第一キャピラリーチューブ17にも冷媒が洩
れる特性があり、一部冷媒が冷蔵室エバポレータ9に流
入し、冷蔵室6が所定の温度に達したにもかかわらず、
さらに冷却作用を継続し、冷蔵室6が冷えすぎるという
問題点を有していた。
来の構成では、冷蔵室6が所定の温度に下がり、電磁弁
16が開放して、第三キャピラリーチューブ19の抵抗
値を第一キャピラリーチューブ17より十分小さく設定
している事により、冷媒が冷凍室エバポレータ7にバイ
パスするが、第一電磁弁16の入口、出口が共に開放状
態であり、第一キャピラリーチューブ17にも冷媒が洩
れる特性があり、一部冷媒が冷蔵室エバポレータ9に流
入し、冷蔵室6が所定の温度に達したにもかかわらず、
さらに冷却作用を継続し、冷蔵室6が冷えすぎるという
問題点を有していた。
【0007】また、圧縮機11が停止時において、圧縮
機11および凝縮器12の高温、高圧の冷媒が冷凍室エ
バポレータ7へ流入し、冷凍室エバポレータ7の温度が
上昇して冷却効率の低下および消費電力の増大になると
いう問題点を有していた。
機11および凝縮器12の高温、高圧の冷媒が冷凍室エ
バポレータ7へ流入し、冷凍室エバポレータ7の温度が
上昇して冷却効率の低下および消費電力の増大になると
いう問題点を有していた。
【0008】また、冷凍室5と冷蔵室6の冷凍負荷がア
ンバランスな場合、例えば低外気周囲温度で、かつ冷凍
室温度が高温度設定で冷蔵室温度が低温度設定の場合に
は、冷凍室5の温度が所定温度に到達するのが速く、冷
蔵室6の温度が所定の温度に到達する迄に、冷凍室サー
モスタット20が作動して圧縮機11が停止し、冷蔵室
6の庫内温度が所定温度以下に達しないという問題点を
有していた。
ンバランスな場合、例えば低外気周囲温度で、かつ冷凍
室温度が高温度設定で冷蔵室温度が低温度設定の場合に
は、冷凍室5の温度が所定温度に到達するのが速く、冷
蔵室6の温度が所定の温度に到達する迄に、冷凍室サー
モスタット20が作動して圧縮機11が停止し、冷蔵室
6の庫内温度が所定温度以下に達しないという問題点を
有していた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、冷蔵室エバポレータへ冷媒が流入するのを阻止して
冷蔵室の冷えすぎを防止すると共に、高温、高圧の冷媒
が冷蔵室エバポレータおよび冷凍室エバポレータへ流入
するのを阻止し、さらに低外気周囲温度で冷凍負荷がア
ンバランスになった場合、冷蔵室の庫内温度を所定温度
に制御することを目的としている。
で、冷蔵室エバポレータへ冷媒が流入するのを阻止して
冷蔵室の冷えすぎを防止すると共に、高温、高圧の冷媒
が冷蔵室エバポレータおよび冷凍室エバポレータへ流入
するのを阻止し、さらに低外気周囲温度で冷凍負荷がア
ンバランスになった場合、冷蔵室の庫内温度を所定温度
に制御することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の冷凍冷蔵庫の冷却装置においては、ドライ
ヤーと第一キャピラリーチューブとの間に、第一電磁弁
を介在し、かつ、ドライヤーと第一電磁弁との間に、第
二電磁弁および第三キャピラリーチューブの接続体の一
端を接続し、第二キャピラリーチューブと、冷凍室エバ
ポレータとの間に上記接続体の他端を接続し、第一電磁
弁と第二電磁弁を開閉制御するNC接点とNO接点を有
する冷蔵室サーモスタットを備えたものである。
に、本発明の冷凍冷蔵庫の冷却装置においては、ドライ
ヤーと第一キャピラリーチューブとの間に、第一電磁弁
を介在し、かつ、ドライヤーと第一電磁弁との間に、第
二電磁弁および第三キャピラリーチューブの接続体の一
端を接続し、第二キャピラリーチューブと、冷凍室エバ
ポレータとの間に上記接続体の他端を接続し、第一電磁
弁と第二電磁弁を開閉制御するNC接点とNO接点を有
する冷蔵室サーモスタットを備えたものである。
【0011】また、第四キャピラリーチューブおよび第
三電磁弁の接続体を第二キャピラリーチューブと並列に
接続し、その一端を冷蔵室エバポレータと冷凍室エバポ
レータとの間に介在接続し、かつ、第三電磁弁を開閉制
御する外気温サーモスタットを備えたものである。
三電磁弁の接続体を第二キャピラリーチューブと並列に
接続し、その一端を冷蔵室エバポレータと冷凍室エバポ
レータとの間に介在接続し、かつ、第三電磁弁を開閉制
御する外気温サーモスタットを備えたものである。
【0012】
【作用】本発明の冷凍冷蔵庫の冷却装置では、ドライヤ
ーと第一電磁弁との間に、第二電磁弁、第三キャピラリ
ーチューブを順次第二キャピラリーチューブと冷凍室エ
バポレータの間に接続すると共に、第一電磁弁と第二電
磁弁を開閉制御する冷蔵室サーモスタットを有している
ので、冷蔵室が所定温度に下がると、第一電磁弁が閉止
し、第二電磁弁が開放し、冷媒が冷蔵室エバポレータへ
流入するのを確実に阻止することができる。
ーと第一電磁弁との間に、第二電磁弁、第三キャピラリ
ーチューブを順次第二キャピラリーチューブと冷凍室エ
バポレータの間に接続すると共に、第一電磁弁と第二電
磁弁を開閉制御する冷蔵室サーモスタットを有している
ので、冷蔵室が所定温度に下がると、第一電磁弁が閉止
し、第二電磁弁が開放し、冷媒が冷蔵室エバポレータへ
流入するのを確実に阻止することができる。
【0013】また、圧縮機停止時においては、第一電磁
弁、第二電磁弁と共に閉止され、圧縮機、凝縮器への高
温、高圧冷媒の冷蔵室エバポレータ、冷凍室エバポレー
タへの流入を阻止することができる。
弁、第二電磁弁と共に閉止され、圧縮機、凝縮器への高
温、高圧冷媒の冷蔵室エバポレータ、冷凍室エバポレー
タへの流入を阻止することができる。
【0014】さらに、第四キャピラリーチューブと第三
電磁弁を順次接続し、第二キャピラリーチューブと並列
に冷蔵室エバポレータと冷凍室エバポレータの間に介在
接続すると共に、第三電磁弁を開閉制御する外気温サー
モスタットを有しているので、低外気周囲温度では第三
電磁弁が開放し、第四キャピラリーチューブにも冷媒が
流れ、冷蔵室エバポレータと冷凍室エバポレータ間の流
路抵抗が減少し、冷蔵室エバポレータの冷却能力が向上
し、さらに冷蔵室冷却能力に余裕ができるものである。
電磁弁を順次接続し、第二キャピラリーチューブと並列
に冷蔵室エバポレータと冷凍室エバポレータの間に介在
接続すると共に、第三電磁弁を開閉制御する外気温サー
モスタットを有しているので、低外気周囲温度では第三
電磁弁が開放し、第四キャピラリーチューブにも冷媒が
流れ、冷蔵室エバポレータと冷凍室エバポレータ間の流
路抵抗が減少し、冷蔵室エバポレータの冷却能力が向上
し、さらに冷蔵室冷却能力に余裕ができるものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1ないし
図5を参照しながら説明する。なお、従来例として説明
した構成部分と同じ構成部分については、同一符号を付
してその詳細な説明は省略する。
図5を参照しながら説明する。なお、従来例として説明
した構成部分と同じ構成部分については、同一符号を付
してその詳細な説明は省略する。
【0016】図1および図2において、22は第二電磁
弁で、第三キャピラリーチューブ19と接続され、入口
側はドライヤー15と第一キャピラリーチューブ17に
接続した第一電磁弁16との間に接続されると共に、こ
の第三キャピラリーチューブ19は第二キャピラリーチ
ューブ18と冷凍室エバポレータ7との間に接続されて
いる。23は冷蔵室サーモスタットで、第一電磁弁16
と第二電磁弁22とを制御するNC接点とNO接点とを
有する。
弁で、第三キャピラリーチューブ19と接続され、入口
側はドライヤー15と第一キャピラリーチューブ17に
接続した第一電磁弁16との間に接続されると共に、こ
の第三キャピラリーチューブ19は第二キャピラリーチ
ューブ18と冷凍室エバポレータ7との間に接続されて
いる。23は冷蔵室サーモスタットで、第一電磁弁16
と第二電磁弁22とを制御するNC接点とNO接点とを
有する。
【0017】次に図1の冷媒回路の電気的な制御回路を
図2を参照して説明する。図2において、冷凍室サーモ
スタット20がオフになる前に、冷蔵室サーモスタット
23がNC接点からNO接点に移動すると、第一電磁弁
16が閉止され、第二電磁弁22が開放され、冷蔵室6
への冷媒の流れが阻止されると共に、第二電磁弁22を
介して、第三キャピラリーチューブ19および冷凍室エ
バポレータ7に冷媒が流れ、冷蔵室6の温度が制御され
る。
図2を参照して説明する。図2において、冷凍室サーモ
スタット20がオフになる前に、冷蔵室サーモスタット
23がNC接点からNO接点に移動すると、第一電磁弁
16が閉止され、第二電磁弁22が開放され、冷蔵室6
への冷媒の流れが阻止されると共に、第二電磁弁22を
介して、第三キャピラリーチューブ19および冷凍室エ
バポレータ7に冷媒が流れ、冷蔵室6の温度が制御され
る。
【0018】そして、冷蔵室6が所定温度に達すると、
第一電磁弁16が閉止され、第二電磁弁22が開放され
るので冷蔵室エバポレータ9へ冷媒が流入するのを阻止
する事ができ、確実に冷凍室エバポレータ7へ冷媒を流
して冷蔵室6の冷えすぎを防止できるものである。
第一電磁弁16が閉止され、第二電磁弁22が開放され
るので冷蔵室エバポレータ9へ冷媒が流入するのを阻止
する事ができ、確実に冷凍室エバポレータ7へ冷媒を流
して冷蔵室6の冷えすぎを防止できるものである。
【0019】また、圧縮機11が停止した時には、第一
電磁弁16および第二電磁弁22が共に閉止するため、
圧縮機11および凝縮器12における高温高圧の冷媒が
冷蔵室エバポレータ9および冷凍室エバポレータ7へ流
入するのを阻止することができる。
電磁弁16および第二電磁弁22が共に閉止するため、
圧縮機11および凝縮器12における高温高圧の冷媒が
冷蔵室エバポレータ9および冷凍室エバポレータ7へ流
入するのを阻止することができる。
【0020】次に、本発明の別の実施例における冷凍冷
蔵庫の冷却装置について、図3および図4を参照しなが
ら説明する。なお、第1の実施例と同じ構成部分につい
ては、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
蔵庫の冷却装置について、図3および図4を参照しなが
ら説明する。なお、第1の実施例と同じ構成部分につい
ては、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0021】図3および図4において、24は第四キャ
ピラリーチューブで、第三電磁弁25と接続され、第二
キャピラリーチューブ18と並列に接続されて冷蔵室エ
バポレータ9と冷凍室エバポレータ7との間に介在接続
されている。26は外気温サーモスタットで第三電磁弁
25の開閉を制御している。
ピラリーチューブで、第三電磁弁25と接続され、第二
キャピラリーチューブ18と並列に接続されて冷蔵室エ
バポレータ9と冷凍室エバポレータ7との間に介在接続
されている。26は外気温サーモスタットで第三電磁弁
25の開閉を制御している。
【0022】次に図3の冷媒回路の電気的な制御回路を
図4を参照して説明する。図4において、外気周囲温度
が低下し、外気温サーモスタット26が設定温度に達す
ると、第三電磁弁25が開放し、冷媒は第二キャピラリ
ーチューブ18と第四キャピラリーチューブ24とに流
れて冷凍室エバポレータ7へ流入する。
図4を参照して説明する。図4において、外気周囲温度
が低下し、外気温サーモスタット26が設定温度に達す
ると、第三電磁弁25が開放し、冷媒は第二キャピラリ
ーチューブ18と第四キャピラリーチューブ24とに流
れて冷凍室エバポレータ7へ流入する。
【0023】本実施例によれば、外気温度が低下すると
外気温サーモスタット26の接点がオンの状態となり、
第三電磁弁25が開放状態となって、第四キャピラリー
チューブ24にも冷媒が流れる。
外気温サーモスタット26の接点がオンの状態となり、
第三電磁弁25が開放状態となって、第四キャピラリー
チューブ24にも冷媒が流れる。
【0024】したがって、外気温度が外気温度サーモス
タット26の設定温度以下にまで下がると、冷媒が第四
キャピラリーチューブ24および第二キャピラリーチュ
ーブ18にも流れるので冷蔵室エバポレータ9と冷凍室
エバポレータ7との間の流路抵抗が減少し、コンデンシ
ングユニット14全体の冷媒循環量が増大するため冷蔵
室冷却能力が向上する。
タット26の設定温度以下にまで下がると、冷媒が第四
キャピラリーチューブ24および第二キャピラリーチュ
ーブ18にも流れるので冷蔵室エバポレータ9と冷凍室
エバポレータ7との間の流路抵抗が減少し、コンデンシ
ングユニット14全体の冷媒循環量が増大するため冷蔵
室冷却能力が向上する。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の冷凍冷蔵庫の冷却
装置では、ドライヤーと第一キャピラリーチューブとの
間に、第一電磁弁を介在し、かつ、上記ドライヤーと上
記第一電磁弁との間に、第二電磁弁および第三キャピラ
リーチューブの接続体の一端を接続し、この接続体の他
端を第二キャピラリーチューブと、冷凍室エバポレータ
との間に接続し、前記第一電磁弁と第二電磁弁とを開閉
制御するNC接点とNO接点を有する冷蔵室サーモスタ
ットを備えることにより、冷蔵室が設定温度以下に到達
しても冷媒が冷蔵室エバポレータに流入せず、冷蔵室の
冷えすぎを防止できるものである。
装置では、ドライヤーと第一キャピラリーチューブとの
間に、第一電磁弁を介在し、かつ、上記ドライヤーと上
記第一電磁弁との間に、第二電磁弁および第三キャピラ
リーチューブの接続体の一端を接続し、この接続体の他
端を第二キャピラリーチューブと、冷凍室エバポレータ
との間に接続し、前記第一電磁弁と第二電磁弁とを開閉
制御するNC接点とNO接点を有する冷蔵室サーモスタ
ットを備えることにより、冷蔵室が設定温度以下に到達
しても冷媒が冷蔵室エバポレータに流入せず、冷蔵室の
冷えすぎを防止できるものである。
【0026】また、圧縮機が停止している時において
は、第一電磁弁および第二電磁弁が閉止しているため、
冷蔵室エバポレータおよび冷凍室エバポレータに高温高
圧の冷媒が流入しなく、冷却効率の向上および消費電力
の低減を図ることができる。
は、第一電磁弁および第二電磁弁が閉止しているため、
冷蔵室エバポレータおよび冷凍室エバポレータに高温高
圧の冷媒が流入しなく、冷却効率の向上および消費電力
の低減を図ることができる。
【0027】さらに、第四キャピラリーチューブと第三
電磁弁とを接続したものに、第二キャピラリーチューブ
を並列に接続し、これを冷蔵室エバポレータと冷凍室エ
バポレータとの間に介在接続すると共に、第三電磁弁を
開閉する外気温サーモスタットを備えることにより、低
外気周囲温度で、冷凍室と冷蔵室の冷凍負荷がアンバラ
ンスな場合に、低外気温サーモスタットの作動および第
三電磁弁の開放により、冷却システム内の循環量が増大
する結果、冷蔵室エバポレータの冷却能力に余裕がで
き、冷蔵室の冷却不足の解消を図ることができる。
電磁弁とを接続したものに、第二キャピラリーチューブ
を並列に接続し、これを冷蔵室エバポレータと冷凍室エ
バポレータとの間に介在接続すると共に、第三電磁弁を
開閉する外気温サーモスタットを備えることにより、低
外気周囲温度で、冷凍室と冷蔵室の冷凍負荷がアンバラ
ンスな場合に、低外気温サーモスタットの作動および第
三電磁弁の開放により、冷却システム内の循環量が増大
する結果、冷蔵室エバポレータの冷却能力に余裕がで
き、冷蔵室の冷却不足の解消を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例における冷凍冷蔵庫の冷媒回
路図
路図
【図2】同冷媒回路図の電気制御回路図
【図3】本発明の他の実施例における冷凍冷蔵庫の冷媒
回路図
回路図
【図4】同冷媒回路図の電気制御回路図
【図5】従来の冷凍冷蔵庫の断面図
【図6】同冷凍冷蔵庫の冷媒回路図
【図7】同冷媒回路図の電気制御回路図
7 冷凍室エバポレータ 9 冷蔵室エバポレータ 11 圧縮機 12 凝縮器 15 ドライヤー 16 第一電磁弁 17 第一キャピラリーチューブ 18 第二キャピラリーチューブ 19 第三キャピラリーチューブ 20 冷凍室サーモスタット 22 第二電磁弁 23 冷蔵室サーモスタット 24 第四キャピラリーチューブ 25 第三電磁弁 26 外気温サーモスタット
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、ドライヤー、第一キャ
ピラリーチューブ、冷蔵室エバポレータ、第二キャピラ
リーチューブおよび冷凍室エバポレータとを接続して冷
却システムを構成し前記ドライヤーと前記第一キャピラ
リーチューブとの間に、第一電磁弁を接続し、かつ、前
記ドライヤーと前記第一電磁弁との間に、第二電磁弁お
よび第三キャピラリーチューブの接続体の一端を接続
し、前記第二キャピラリーチューブと、前記冷凍室エバ
ポレータとの間に上記接続体の他端を接続し、前記圧縮
機も制御する冷凍室サーモスタットならびに前記第一電
磁弁と第二電磁弁とを開閉制御する冷蔵室サーモスタッ
トとを有する冷凍冷蔵庫の冷却装置。 - 【請求項2】 第四キャピラリーチューブおよび第三電
磁弁の接続体を第二キャピラリーチューブと並列に接続
し、その一端を冷蔵室エバポレータと冷凍室エバポレー
タとの間に介在接続し、かつ、第三電磁弁を開閉制御す
る外気温サーモスタットを有する請求項1記載の冷凍冷
蔵庫の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14016294A JPH085172A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 冷凍冷蔵庫の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14016294A JPH085172A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 冷凍冷蔵庫の冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH085172A true JPH085172A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15262322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14016294A Pending JPH085172A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 冷凍冷蔵庫の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085172A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100638103B1 (ko) * | 2002-11-06 | 2006-10-25 | 삼성전자주식회사 | 냉각 장치 |
CN1324277C (zh) * | 2002-12-04 | 2007-07-04 | 三星电子株式会社 | 时间分段多重循环型冷却装置及其控制方法 |
JP2008008505A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Denso Corp | エジェクタ式冷凍サイクル |
US20100037650A1 (en) * | 2006-11-09 | 2010-02-18 | Lg Electronics Inc. | Apparatus for refrigeration cycle and refrigerator |
CN101982714A (zh) * | 2010-11-11 | 2011-03-02 | 周奇迪 | 饮水机及其压缩机制冷系统 |
US8447432B2 (en) | 2006-12-26 | 2013-05-21 | Lg Electronics Inc. | Refrigerator and control method for the same |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP14016294A patent/JPH085172A/ja active Pending
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