JP3954835B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の冷蔵庫としては、特開平8−210753号公報に示されているものがある。
【0003】
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫を説明する。
【0004】
図8は従来例を示す冷蔵庫の概略的な構成を示した側断面図である。図9は従来例を示す冷凍サイクル図である。図10は従来例を示す運転制御回路のブロック図である。
【0005】
図8において、701は冷蔵庫本体であり、相互間の冷気混合が起こらないように区画された冷蔵室702と冷凍室703に構成されている。冷蔵室702には、第一の蒸発器704が設置されており冷凍室703には第二の蒸発器705が設置されている。また、706は第一の蒸発器704と隣接して設けられた第一の送風機、707は第二の蒸発器705と隣接して設けられた第二の送風機である。708は冷蔵庫本体701の下部後方に設けられた圧縮機である。
【0006】
また、図9において、801は凝縮器、802は減圧器としてのキャピラリチューブ、803は第一の蒸発器704と第二の蒸発器705を接続する冷媒管であり、圧縮機708、凝縮器801、キャピラリチューブ802、第一の蒸発器704、冷媒管803、第二の蒸発器705を順に接続して閉回路を構成している。
【0007】
次に、図10において、制御部である制御手段901は、入力端子に、冷凍室703の温度を設定する冷凍室温度調節器902及び冷蔵室702の温度を設定する冷蔵室温度調節器903と、冷凍室703の温度を検知する冷凍室温度検知手段904と、冷蔵室702の温度を検知する冷蔵室温度検知手段905とが接続され、出力端子には、第一のリレー906と第二のリレー907とが接続されている。
【0008】
また、電源908の端子の一方には、第一のリレー906の動作に従ってオン/オフされる第一のスイッチ909が接続され、第一のスイッチ909の出力端には、圧縮機708と第二のスイッチ910が接続されている。また、第二のスイッチ910の接点aには前述した第二の送風機707が、接点bには、前述した第一の送風機706が各々が接続されている。
【0009】
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0010】
圧縮機708で圧縮し、凝縮器801で放熱し、液化された冷媒は、キャピラリチューブ802にて減圧され第一の蒸発器704にて一部が蒸発し、第二の蒸発器705を通過しながら残りが蒸発してそれぞれ熱交換作用を行う。その後、ガス状態の冷媒は、圧縮機708に吸入される。このような冷凍サイクルは、圧縮機708が駆動されるに従って繰り返される。
【0011】
また、第一の送風機706と、第二の送風機707の強制通風作用により、冷蔵室702及び冷凍室703の空気が第一の蒸発器704及び第二の蒸発器705において熱交換される。
【0012】
ここで、冷凍室温度調節器902の設定に基づいた設定温度より冷凍室温度検知手段904の温度が高い場合には、制御手段901により第一のリレー906が作動して第一のスイッチ909がオンし、圧縮機708が運転される。さらに、冷蔵室温度調節器903の設定に基づいた設定温度より冷蔵室温度検知手段905の温度が高い場合には、制御手段901により第二のリレー907が作動して第二のスイッチ910の接点bに接続され、第一の送風機706が運転される。この作用によって冷蔵室702が選択的に冷却され、所定温度に制御される。
【0013】
一方、冷凍室温度調節器902の設定に基づいた設定温度より冷凍室温度検知手段904の温度が高く、且つ、冷蔵室温度調節器903の設定に基づいた設定温度より冷蔵室温度検知手段905の温度が低い場合には、制御手段901により第二のリレー907が作動して第二のスイッチ910の接点aに接続され、第二の送風機707が運転される。この作用によって冷凍室703が選択的に冷却され、所定温度に制御される。
【0014】
そして、冷凍室温度調節器902の設定に基づいた設定温度より冷凍室温度検知手段904の温度が低い場合には、制御手段901により第一のリレー906が作動して第一のスイッチ909がオフし、圧縮機708の運転が停止される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の冷蔵庫の構成では、第一の蒸発器704と第二の蒸発器705が直列にかつ閉回路に配列された単一冷凍サイクルであるため、第一の蒸発器704で冷却する冷蔵室702の温度が設定温度に到達しても過冷却するという欠点を有していた。
また、第一の蒸発器704と第二の蒸発器705が減圧機能のない冷媒管803で連結されているため、各蒸発器の蒸発温度がほぼ同一であり、且つ、冷蔵室702、冷凍室703の冷却制御を、第一の送風機706と第二の送風機707の運転制御で行っているため、特に、蒸発温度との温度差が大きい冷蔵室702において必要以上の低温度冷気による冷却で冷却効率が低下して無駄な電力を消費し、併せて室内の温度変動や湿度低下を招き、食品に温度ストレスがかかったり、乾燥が促進されて食品品質が低下するという欠点を有していた。
【0016】
本発明は従来の課題を解決するもので、冷凍室703を独立の冷凍サイクルにより分割して冷却することにより冷蔵室702の過冷却を改善し、また、各蒸発器の蒸発温度を各冷却室の設定温度に近づけることにより、冷却効率を高め、食品の貯蔵品質が高い冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0017】
また、上記従来の冷蔵庫構成では、圧縮機708の運転が停止する際に、凝縮器801で液化された高温高圧の冷媒が第一蒸発器704、第二蒸発器705に流入し、冷蔵室702の庫内温度及び冷凍室703の庫内温度が上昇し冷却効率が低下して無駄な電力を消費し、併せて庫内の温度変動を促進させる欠点を有していた。
【0018】
本発明は従来の課題を解決するもので、圧縮機708が停止する際に冷媒回路を高圧と低圧に回路を分離することにより庫内温度の上昇を低減することにより冷却効率を上げ消費電力を低減し、併せて庫内の温度変動を低減させることを目的とする。
【0019】
また、上記従来の構成では、通常運転中の蒸発温度が第一蒸発器704、第二蒸発器705共に低いため着霜量が多くかつデフロスト時デフロストヒーターの熱源による昇温効果しかないため、デフロスト時間が長く冷蔵室702の庫内温度及び冷凍室703の庫内温度が上昇し冷却効率が低下して無駄な電力を消費し、併せて庫内の温度変動を促進させる欠点を有していた。
【0020】
本発明は従来の課題を解決するもので、通常運転中第一蒸発器704の蒸発温度を高め、第二蒸発器705の蒸発温度を低く設定することで、デフロストの際に着霜量の少ない第一蒸発器704の熱源を利用し、冷媒回路を第二蒸発器705側に切り換えることにより、第二蒸発器705のデフロストを促進させることによりデフロスト時間を短縮し、庫内温度の上昇を低減し、冷却効率を上げ消費電力を低減し、併せて庫内の温度変動を低減させることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、冷凍サイクルの高圧側に三方弁を有し、前記三方弁により第1蒸発器と第2蒸発器に分流する冷媒回路を備えた冷蔵庫において、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器の上流にそれぞれ減圧器を接続し、前記第1蒸発器の下流に冷媒の流量を制御する冷媒流量可変装置を配置して前記第2蒸発器の上流に接続した後、前記第2蒸発器の下流側を圧縮機に接続したものであり、各冷却器の蒸発温度を各冷却室の庫内温度に近づけることができ、過冷却を改善して冷却効率を高め、庫内の乾燥を防止できる、という作用を有する。
【0022】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、三方弁を機械室に設置し、冷媒流量可変装置を冷凍室内に備えたものであり、高圧高温の冷媒を機械室にて分岐させるためフラッシュガスを防止し、冷凍温度室にて減圧するため熱ロスを低減する、という作用を有する。
【0023】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、三方弁に流路を閉じる全閉機能を有したものであり、高温高圧ガス冷媒の庫内への侵入を防止し、庫内温度の上昇を低減することで冷却効率を高める、という作用を有する。
【0024】
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、圧縮機停止中に、三方弁を全閉させるものであり、冷媒回路を高圧と低圧に回路を分離することにより、圧縮機停止中に圧力差による庫内への高温ガス冷媒の侵入を防止し、停止中の蒸発器温度の上昇を低減することで冷却効率を高める、という作用を有する。
【0025】
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、冷媒流量可変装置は全閉機能を有した膨張弁とし、圧縮機停止中に、高圧側に設けた三方弁により全閉回路とし一定時間経過後、前記三方弁を第1蒸発器側に開放し、前記冷媒流量可変装置を全閉としたものであり、高低圧力差を保持させることにより次回圧縮機の起動する際、冷凍サイクルの圧力バランスの即応性が良化し、かつ庫内温度の上昇を低減し、冷却効率を向上させる、という作用を有する。
【0026】
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、冷媒流量可変装置は全閉機能を有した膨張弁とし、圧縮機停止時に前記冷媒流量可変装置を閉じ、三方弁を第1蒸発器側に開放して前記圧縮機停止時の間、冷媒を前記第1蒸発器に封じこめ、一定時間経過後、前記三方弁を第2蒸発器側に開放するものであり、第2蒸発器に滞留する冷媒量を減少させ冷媒流音を低減する、という作用を有する。
【0027】
本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、冷媒流量可変装置は開閉のみの制御とし、前記冷媒流量可変装置が開時は、三方弁を第1蒸発器側に開放し、前記冷媒流量可変装置が閉時は第2蒸発器側に開放とし、第1蒸発器の蒸発温度を低く制御するものであり、冷蔵室内湿度が低湿に保たれ、乾物等の保存性を維持させる、という作用を有する。
【0028】
本発明の請求項8に記載の発明は、請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の発明において、第1の蒸発器と第2蒸発器のデフロストを同時に行う時、デフロスト中の一定時間、三方弁を第2蒸発器側に開放し、冷媒流量可変装置を閉じるものであり、第1蒸発器のデフロスト時の熱源を第2蒸発器に送り込んで第2蒸発器のデフロストを促進させることによりデフロスト時間を短縮して、デフロスト効率を高める、という作用を有する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0030】
(実施の形態1)
図1は本発明による冷蔵庫の実施の形態1の冷媒回路図である。図1において、冷蔵庫本体101は冷蔵室102,冷凍室103を備えており、第1の蒸発器104が冷蔵室102に、第2の蒸発器105が冷凍室103に設置されている。106は例えば電動式の膨張弁などの冷媒流量可変装置であり、第1の蒸発器104と第2の蒸発器105の間に設けられている。
【0031】
107は圧縮機、108は凝縮器、109は例えば高圧側に設けた三方切換装置としての電動式の三方弁であり、110は第1蒸発器104のキャピラリチューブ、111は第2蒸発器105のキャピラリーチューブ、112は第2の蒸発器105と圧縮機107を接続するサクションパイプであり、三方弁109により第1の蒸発器104と第2の蒸発器105を直列に流れる第一冷凍サイクルと第二の蒸発器105のみに流れる第二冷凍サイクルに分岐する冷媒回路構成としている。
【0032】
また、113は第1の蒸発器104と冷蔵室102の空気を強制的に熱交換させる第一の送風機であり、114は第2の蒸発器105と冷凍室103の空気を強制的に熱交換させる第二の送風機である。115は第1の蒸発器104の出口近傍に設けた第1の蒸発器温度検知手段、116は冷蔵室102の庫内の温度を検知する冷蔵室温度検知手段である。
【0033】
117は第2の蒸発器105の出口近傍に設けた第2の蒸発器温度検知手段、118は冷凍室103の庫内の温度を検知する冷凍室温度検知手段である。
【0034】
119は制御手段で、冷蔵室温度検知手段116、冷凍室温度検知手段118により三方弁109の開度により、第一の冷凍サイクルと第二の冷凍サイクルの切り換えを制御する。
【0035】
120は制御手段で、第1の蒸発器温度検知手段115、冷蔵室温度検知手段116、第2の蒸発器温度検知手段117、冷凍室温度検知手段118により冷媒流量可変装置106の開度を制御する。
【0036】
上記の構成の中で冷媒の流れを順に説明すると以下のようになる。圧縮機107で圧縮された冷媒は凝縮器108にて放熱、液化し、三方弁109の開度を制御手段119により切り換え制御し、第一の冷凍サイクルへ切り換えた場合は、キャピラリチューブ110により減圧され、第1の蒸発器104に入り蒸発し、冷媒流量可変装置106の絞り量(開度)に応じた圧力の飽和温度で第2の蒸発器105へ入りサクションパイプ112を経て圧縮機107へ戻る。
【0037】
また、第二の冷凍サイクルへ切り換えた場合は、キャピラリーチューブ111により減圧され第2蒸発器105に入り蒸発しサクションパイプ112を経て圧縮機107へ戻る。
【0038】
ここで、冷蔵室温度検知手段115の検知温度が目標設定温度より高くかつ冷凍室温度検知手段116の検知温度が目標設定温度より高い場合制御手段119は三方弁109を第一の冷凍サイクル側とし、冷蔵室102と冷凍室103を冷却する。
【0039】
ここで、冷蔵室温度検知手段116の検知温度が目標設定温度に到達した瞬間、制御検知手段119により三方弁109を第二冷凍サイクル側へ切り換え、冷凍室103のみを冷却する。
【0040】
従って、冷蔵室102と冷凍室103の庫内温度を独立して冷却することが出来るため、冷蔵室の庫内温度が過冷却することなく、冷却効率を向上させ、併せて室内の温度変動を低減し、食品品質を維持せることが出来る。
【0041】
さらに、三方弁109を制御手段119により第一の冷凍サイクル側に設定されている場合、冷媒流量可変装置106により、冷蔵室102の庫内と第1の蒸発器104の温度差を小さくかつ一定に保つことが出来るため冷蔵室102の庫内を高湿に保持出来、冷蔵室102の庫内の温度変動を小さくすることができるため、冷却効率を向上させ、併せて室内の温度変動を低減し、食品品質をさらに長時間維持することが出来る。
【0042】
(実施の形態2)
図1において、三方弁109を例えば全閉機能を有した電動式の三方弁とし、圧縮機107の停止時に全閉制御されるよう構成している。
【0043】
このような構成において、圧縮機107が停止すると三方弁109が全閉し、冷媒回路を高圧と低圧に分離されることにより、高圧側の凝縮器108中に滞留した高温で高圧のガス冷媒が第1の蒸発器305と第2の蒸発器306に対して圧力差で侵入し、凝縮潜熱や顕熱を放出して庫内の熱負荷となることを防止できる。これにより、冷蔵室102と冷凍室103の庫内温度の上昇を低減でき、冷却効率を高めて消費電力を低減し、併せて庫内の温度変動を低減させて食品の貯蔵品質を高めることができる。
【0044】
(実施の形態3)
図2は本発明による冷蔵庫の実施の形態3の断面図である。図2において、
冷蔵庫本体301は冷蔵室302,冷凍室303を備えており、第1の蒸発器305と第1蒸発器用除霜ヒータ322が冷蔵室302に、第2の蒸発器306と第2蒸発器用除霜ヒータ323が冷凍室303に設置されている。307は例えば電動式の膨張弁などの冷媒流量可変装置であり、第1の蒸発器305と第2の蒸発器306の間に設けられており、冷凍室303の庫内に設けられている。
【0045】
308は圧縮機、309は凝縮器、310は三方弁であり、機械室304内に設けられている。311は第1蒸発器305のキャピラリチューブ、312は第2蒸発器306のキャピラリーチューブ、313は第2の蒸発器306と圧縮機308を接続するサクションパイプであり、三方弁310により第1の蒸発器305と第2の蒸発器306を直列に流れる第一冷凍サイクルと第2の蒸発器306のみに流れる第二冷凍サイクルに分岐する冷媒回路構成としている。
【0046】
また、314は第1の蒸発器305と冷蔵室302の空気を強制的に熱交換させる第一の送風機であり、315は第2の蒸発器306と冷凍室303の空気を強制的に熱交換させる第二の送風機である。316は第1の蒸発器305の出口近傍に設けた第1の蒸発器温度検知手段、317は冷蔵室302の庫内の温度を検知する冷蔵室温度検知手段である。318は第2の蒸発器306の出口近傍に設けた第2の蒸発器温度検知手段、319は冷凍室303の庫内の温度を検知する冷凍室温度検知手段である。
【0047】
320は制御手段で、冷蔵室温度検知手段317、冷凍室温度検知手段319により三方弁310の開度により、第一の冷凍サイクルと第二の冷凍サイクルの切り換えを制御する。
【0048】
321は制御手段で、第1の蒸発器温度検知手段316、冷蔵室温度検知手段317、第2の蒸発器温度検知手段318、冷凍室温度検知手段319により冷媒流量可変装置307の開度を制御する。
【0049】
上記の構成の中で冷媒の流れを順に説明すると以下のようになる。
【0050】
圧縮機308で圧縮された冷媒は凝縮器309にて放熱、液化し、機械室304内に設けられた三方弁310の開度を制御手段320により切り換え制御し、第一の冷凍サイクルへ切り換えた場合は、キャピラリチューブ311により減圧され、第1の蒸発器305に入り蒸発し、冷凍室303の庫内に設けられた冷媒流量可変装置307の絞り量(開度)に応じた圧力の飽和温度で第2の蒸発器306へ入りサクションパイプ313を経て圧縮機308へ戻る。
【0051】
また、第二の冷凍サイクルへ切り換えた場合は、キャピラリーチューブ312により減圧され第2蒸発器306に入り蒸発しサクションパイプ313を経て圧縮機308へ戻る。
【0052】
ここで、冷蔵室温度検知手段317の検知温度が目標設定温度より高くかつ冷凍室温度検知手段319の検知温度が目標設定温度より高い場合制御手段320は三方弁310を第一の冷凍サイクル側とし、冷蔵室302と冷凍室303を冷却する。
【0053】
ここで、冷蔵室温度検知手段317の検知温度が目標設定温度に到達した瞬間、制御検知手段320により三方切り換え装置を第二冷凍サイクル側へ切り換え、冷凍室303のみを冷却する。
【0054】
上記の冷媒回路構成において、三方弁310を機械室304に設けることにより高温高圧の冷媒を外気の温度以上の雰囲気の状態で分岐出来るため、フラッシュガスを防止することが出来る。
【0055】
また、冷媒流量可変装置307を冷凍室303の庫内に設けることで、冷媒流量可変装置307により減圧された冷媒の飽和温度近傍の冷凍室303の庫内温度雰囲気において短配管にて第2蒸発器306へ運ぶことが出来るため、熱ロスを低減することが出来る。
【0056】
(実施の形態4)
図3は本発明による冷蔵庫の実施の形態4のタイミングチャートである。冷媒回路構成は実施の形態2と同一とする。
【0057】
以下その動作を図3のタイミングチャートをもとにして説明する。
【0058】
まずステップ1は、圧縮機308はONしており、例えば三方弁310は第一冷凍サイクル側へ接続されている場合、冷蔵室検知温度手段317の温度挙動は目標設定温度へ向かい下がり、かつ冷凍室検知温度手段319の温度挙動は目標設定温度へ向かい下がって行く。
【0059】
ステップ2は、冷蔵室検知温度手段317の温度は目標設定温度へ到達し、かつ冷凍室検知温度手段319の温度は目標設定温度へ到達すると、圧縮機308はOFFし、三方弁310は全閉位置へ切り換わり、高低圧力が分離した状態となる。
【0060】
ステップ3は、冷蔵室検知温度手段317の温度が冷却必要温度へ到達するか、あるいは、冷凍室検知温度手段319の温度が冷却必要温度へ到達すると三方弁310は第二冷凍サイクル側へ切り換わり、高低圧力をバランスさせる。ステップ4は、高低圧力のバランス後、三方弁310を例えば第一冷凍サイクル側へ切り換え、圧縮機308をONする。
【0061】
上記動作において、圧縮機308の停止中、三方弁310を全閉することにより高低圧力を分離するため冷蔵室及び冷凍室の庫内温度の上昇は極めて緩やかとなる。従って、庫内温度の上昇を低減することにより冷却効率を上げ消費電力を低減することにより電気代を低減し、併せて庫内の温度変動を抑制し、食品品質をさらに長時間維持せることが出来る。
【0062】
(実施の形態5)
図4は本発明による冷蔵庫の実施の形態5のタイミングチャートである。冷媒回路構成は実施の形態2と同一とする。
【0063】
以下その動作を図4のタイミングチャートをもとにして説明する。まずステップ1は、圧縮機308はONしており、例えば三方弁310は第一冷凍サイクル側へ接続されている場合、冷蔵室検知温度手段317の温度挙動は目標設定温度へ向かい下がり、かつ冷凍室検知温度手段319の温度挙動は目標設定温度へ向かい下がって行く。
【0064】
また、冷媒流量可変装置307の開度はある制御開度に設定されている。ステップ2は、冷蔵室検知温度手段317の温度は目標設定温度へ到達し、かつ冷凍室検知温度手段319の温度は目標設定温度へ到達すると、圧縮機308はOFFし、三方弁310は全閉位置へ切り換わり、高低圧力が分離した状態となる。この状態を例えば1分間継続する。
【0065】
ステップ3は、三方弁310は第一冷凍サイクル側へ切り換へ、冷媒流量可変装置307の開度は全閉とし、冷蔵室と冷凍室とで圧力が分離した状態となる。ステップ4は、冷凍室検知温度手段319の温度が冷却必要温度へ到達すると冷媒流量可変装置307の開度は全開となり、高低圧力をバランスさせる。ステップ5は、高低圧力のバランス後、圧縮機308をONする。
【0066】
上記動作において、圧縮機308の停止中、三方弁310を全閉することにより高低圧力を分離するため冷蔵室及び冷凍室の庫内温度の上昇は極めて緩やかとなる。
【0067】
また、次に三方弁310を第一冷凍サイクルへ切り換え、冷媒流量可変装置307の開度を全閉することで高低圧力差を縮めて高圧と低圧の分離を保持することで、冷凍サイクルの圧力バランスを良化させ、次に圧縮機が起動する際の起動性が大きく良化する。
【0068】
従って、庫内温度の上昇を低減することにより冷却効率を上げ消費電力を低減することにより電気代を低減し、併せて庫内の温度変動を抑制し、食品品質をさらに長時間維持せることが出来ると同時に圧縮機の起動性が大きく良化している。
【0069】
(実施の形態6)
図5は本発明による実施の形態6のタイミングチャートである。冷媒回路構成は実施の形態2と同一とする。
【0070】
以下その動作を図5のタイミングチャートをもとにして説明する。図5の場合ステップ1では圧縮機308はONし、三方弁310は第1蒸発器305側に開放して第1冷凍サイクルを形成している。
【0071】
ステップ2で圧縮機308がOFFし、この間冷媒流量可変装置307は完全に閉じられ、圧縮機308のOFF後一定時間(実施例の場合1分間)三方弁310は第1蒸発器305側に開放し第1冷凍サイクルを形成する。
【0072】
そして一定時間経過後ステップ3では、三方弁310は第2蒸発器306側に開放され第1蒸発器305内に冷媒を閉じ込めた状態で第2冷凍サイクルを形成する。そして冷凍室温度検知手段319の温度が冷却必要温度に達すると、圧縮機308がONし、冷媒流量可変装置307が制御開度に応じて開放される。
【0073】
このように一旦第1蒸発器305内に冷媒を封じこめ、その後第2冷凍サイクルを形成するので第2蒸発器306に滞留する冷媒量を減少させることができ、圧縮機308起動時の冷媒流音を低減できる。
【0074】
また、起動時に圧縮機308にかかる負荷を低減することができるので消費電力を低減することができる。
【0075】
(実施の形態7)
図6は、冷蔵庫の実施の形態7のモリエル線図である。
【0076】
以下に冷媒回路構成は実施の形態3の図2を用いて説明し、その動作を図5のモリエル線図をもとに説明する。第一冷凍サイクルにて冷却する場合でかつ通常運転時の冷媒流量可変装置の開度における運転状態を順を追って説明する。
【0077】
凝縮器309によりA点からB点へ、第1の蒸発器305のキャピラリチューブ311によりB点からC点に減圧、C点で第1の蒸発器305に入った冷媒はP1の圧力に飽和した温度で蒸発する。
【0078】
D点は冷媒流量可変装置307の入口で、出口E点まで減圧され第2の蒸発器306に入りP2の圧力に飽和した温度で蒸発する。そしてF点で圧縮機308に吸込まれ、A点まで圧縮される。次に第一冷凍サイクルにて冷却する場合でかつ冷媒流量可変装置の開度が全開の場合における運転状態を順を追って説明する。
【0079】
凝縮器309によりA点からB点へ、第1の蒸発器305のキャピラリチューブ311によりB点からC'点に減圧、C'点で第1の蒸発器305に入った冷媒はP3の圧力に飽和した温度で蒸発する。
【0080】
D'点は冷媒流量可変装置307の入口で、出口E'点まで減圧され第2の蒸発器306に入りP4の圧力に飽和した温度で蒸発する。そしてF'点で圧縮機308に吸込まれ、A点まで圧縮される。
【0081】
従って、第1蒸発器の蒸発温度は、冷媒流量可変装置307の開度が通常運転時の開度ではP1の飽和温度で蒸発し、全開開度ではP3の飽和温度で蒸発する。蒸発圧力はP1>P3であることから、冷媒流量可変装置307の開度が全開時は通常運転時の開度より低い蒸発温度で冷却出来る。
【0082】
また、冷蔵室302の庫内温度が設定温度に到達すると、三方切り換え装置310を第二冷凍サイクル側へ切り換え、冷凍室303のみの冷却となる。このことから、冷媒流量調整装置307と三方切り換え装置310とにより冷蔵室302の庫内湿度を低湿に保持出来ることから、乾物等の保存性を維持させることが出来る。
【0083】
(実施の形態8)
図7は、冷蔵庫の実施の形態8のタイミングチャートである。冷媒回路構成は実施の形態2と同一とする。以下その動作を図7のタイミングチャートをもとにして説明する。まずステップ1は、圧縮機308はONしており、例えば三方弁310は第一冷凍サイクル側へ接続されている場合、冷蔵室検知温度手段317の温度挙動は目標設定温度へ向かい下がり、かつ冷凍室検知温度手段319の温度挙動は目標設定温度へ向かい下がって行く。
【0084】
また、冷媒流量可変装置307の開度はある制御開度に設定されている。ステップ2は、第1蒸発器除霜信号316a、第2蒸発器除霜信号318aを受け、圧縮機308をOFFし、第1及び第2蒸発器用ヒータをONし、三方弁310の開度を第一冷凍サイクル側へ、冷媒流量可変装置307の開度を全開としデフロストを開始する。第1蒸発器温度検知手段316、第2蒸発器温度検知手段318の温度は徐々に上昇する。
【0085】
ステップ3は、第2蒸発器温度検知手段318の温度が制御温度A(例えば2度)に到達すると、三方弁310の開度を第二冷凍サイクル側へ、冷媒流量可変装置307の開度を全閉とし、時間T(例えば2分間)だけ上記負荷動作を保持する。
【0086】
ステップ4は、三方弁310の開度を第一冷凍サイクル側へ、冷媒流量可変装置307の開度を全開とする。ステップ5は、第1蒸発器温度検知手段316、第2蒸発器温度検知手段318の温度が共に除霜終了温度に到達すると、第1蒸発器除霜信号316a、第2蒸発器除霜信号318aがOFFし、第1及び第2蒸発器用ヒータをOFFし、三方弁310の開度を例えば第一冷凍サイクル側へ、冷媒流量可変装置307の開度を通常の制御開度とし、圧縮機308をONし通常運転に戻る。
【0087】
上記動作において、デフロスト中に時間Tだけ蒸発温度の高い第1蒸発器305を封鎖してデフロストを促進し、時間Tの経過後、冷媒流量可変装置307の開度を全開とし三方弁310を第1蒸発器305側に切り替えて、第1蒸発器305内のデフロストによる加熱で温度上昇した冷媒を第2蒸発器306内に熱源として送り込む。
【0088】
これにより、加熱冷媒を有効に活用して第2蒸発器306のデフロストを促進させることによりデフロスト時間を短縮し、庫内温度の上昇を低減し、冷却効率を上げ消費電力を低減し、併せて庫内の温度変動を低減させることが出来る。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、冷凍サイクルの高圧側に備えた三方弁により第1蒸発器と第2蒸発器に分流する冷媒回路を備えて、第1蒸発器の下流に冷媒の流量を制御する冷媒流量可変装置を配置して第2蒸発器の上流に接続したので、適正な蒸発温度により過冷却を改善して冷却効率を高め、庫内高湿化して食品の貯蔵品質を高めることができる。
【0090】
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、三方弁を機械室に設置し、冷媒流量可変装置を冷凍室内に備えたので、フラッシュガスを防止し、熱ロスを低減できる。
【0091】
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、三方弁に流路を閉じる全閉機能を有したので、高温高圧ガス冷媒の庫内への侵入を防止し、冷却効率を高めて消費電力を低減できる。また、庫内の温度上昇を抑制して貯蔵品質を高めることができる。
【0092】
また、本発明の請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、圧縮機停止中に、三方弁を全閉させるので、圧縮機停止中に圧力差による庫内への高温ガス冷媒の侵入を防止し、停止中の蒸発器温度の上昇を低減することで冷却効率を高めることができる。
【0093】
また、本発明の請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、冷媒流量可変装置は全閉機能を有した膨張弁とし、圧縮機停止中に三方弁を全閉し一定時間経過後、三方弁を第1蒸発器側に開放し、冷媒流量可変装置を全閉としたので、次回圧縮機の起動する際、冷凍サイクルの圧力バランスの即応性が良化し、冷却効率を向上でき、庫内温度の上昇を低減できる。
【0094】
また、本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、冷媒流量可変装置は全閉機能を有した膨張弁とし、圧縮機停止時に冷媒流量可変装置を閉じ、三方弁を第1蒸発器側に開放して圧縮機停止時の間、冷媒を第1蒸発器に封じこめ、一定時間経過後、三方弁を第2蒸発器側に開放するので、第2蒸発器に滞留する冷媒量を減少させ冷媒流音を低減できる。
【0095】
また、本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、冷媒流量可変装置は開閉のみの制御とし、冷媒流量可変装置が開時は、三方弁を第1蒸発器側に開放し、冷媒流量可変装置が閉時は第2蒸発器側に開放とし、第1蒸発器の蒸発温度を低く制御するので、冷蔵室内湿度を低湿化でき、乾物等の保存性を向上できる。
【0096】
また、本発明の請求項8に記載の発明は、請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の発明において、第1の蒸発器と第2蒸発器のデフロストを同時に行う時、デフロスト中の一定時間、三方弁を第2蒸発器側に開放し、冷媒流量可変装置を閉じるので、デフロスト効率を高め、消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の実施の形態1の冷凍システム図
【図2】本発明による冷蔵庫の実施の形態3の側断面図
【図3】本発明による冷蔵庫の実施の形態4のタイミングチャート
【図4】本発明による冷蔵庫の実施の形態5のタイミングチャート
【図5】本発明による冷蔵庫の実施の形態6のタイミングチャート
【図6】本発明による冷蔵庫の実施の形態6のモリエル線図
【図7】本発明による冷蔵庫の実施の形態7のタイミングチャート
【図8】従来の冷凍装置の側断面図
【図9】従来の冷凍装置の冷凍システム図
【図10】従来の運転制御回路のブロック図
【符号の説明】
104,305 第1蒸発器
105,306 第2蒸発器
106,307 冷媒流量可変装置
107,308 圧縮機
108,309 凝縮器
109,310 三方弁
110,311 第1蒸発器用キャピラリーチーブ
111,312 第2蒸発器用キャピラリーチーブ
103,303 冷凍室
304 機械室

Claims (8)

  1. 冷凍サイクルの高圧側に三方弁を有し、前記三方弁により第1蒸発器と第2蒸発器に分流する冷媒回路を備えた冷蔵庫において、前記第1蒸発器と前記第2蒸発器の上流にそれぞれ減圧器を接続し、前記第1蒸発器の下流に冷媒の流量を制御する冷媒流量可変装置を配置して前記第2蒸発器の上流に接続した後、前記第2蒸発器の下流側を圧縮機に接続したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 三方弁を機械室に設置し、冷媒流量可変装置を冷凍室内に備えたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 三方弁に流路を閉じる全閉機能を有したことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 圧縮機停止中に、三方弁を全閉させることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 冷媒流量可変装置は全閉機能を有した膨張弁とし、圧縮機停止中に、高圧側に設けた三方弁により全閉回路とし一定時間経過後、前記三方弁を第1蒸発器側に開放し、前記冷媒流量可変装置を全閉としたことを特徴とする請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 冷媒流量可変装置は全閉機能を有した膨張弁とし、圧縮機停止時に前記冷媒流量可変装置を閉じ、三方弁を第1蒸発器側に開放して前記圧縮機停止時の間、冷媒を前記第1蒸発器に封じこめ、一定時間経過後、前記三方弁を第2蒸発器側に開放することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  7. 冷媒流量可変装置は開閉のみの制御とし、前記冷媒流量可変装置が開時は、三方弁を第1蒸発器側に開放し、前記冷媒流量可変装置が閉時は第2蒸発器側に開放とし、第1蒸発器の蒸発温度を低く制御することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  8. 第1の蒸発器と第2蒸発器のデフロストを同時に行う時、デフロスト中の一定時間、三方弁を第2蒸発器側に開放し、冷媒流量可変装置を閉じることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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