JP2001108319A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2001108319A
JP2001108319A JP28558099A JP28558099A JP2001108319A JP 2001108319 A JP2001108319 A JP 2001108319A JP 28558099 A JP28558099 A JP 28558099A JP 28558099 A JP28558099 A JP 28558099A JP 2001108319 A JP2001108319 A JP 2001108319A
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evaporator
refrigerant flow
capillary tube
condenser
refrigerant
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JP28558099A
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English (en)
Inventor
Shuzo Kamimura
修三 上村
Hiroshi Yamada
宏 山田
Masashi Yuasa
雅司 湯浅
Hideki Fukui
秀樹 福井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の蒸発器の蒸発温度を可変、制御するこ
とができ、冷却室の温度変化が小さく、高効率な冷凍装
置を提供する。 【解決手段】 圧縮機21と、凝縮器22と、直列接続
した第一の蒸発器24および第二の蒸発器25を備え、
少なくとも第一の蒸発器24と第二の蒸発器25の間に
冷媒流量可変装置26を設けた冷凍サイクルを構成し、
第一の蒸発器24および第二の蒸発器25の蒸発温度を
冷媒流量可変装置26により可変、制御することによ
り、第一の蒸発器24および第二の蒸発器25の蒸発温
度、および冷媒循環量を、最適制御し、冷却対象の温度
変動を小さくできるとともに、冷凍装置の効率向上が図
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫等に搭載さ
れる冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫等においては複数の庫内を
それぞれに蒸発器を設けて冷却する冷凍装置が適用され
ている。
【0003】従来のこの種の冷凍装置としては、特開昭
58−21966号公報に示されているものがある。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の冷凍
装置を説明する。
【0005】図13は従来例を示す冷凍装置の冷凍サイ
クル図である。図13において、1は圧縮機で、圧縮さ
れた冷媒は凝縮器2で放熱、液化し冷媒分岐部3に入
る。分岐された冷媒の一部は第一の電磁弁4、第一のキ
ャピラリチューブ5、第一の蒸発器6を通り圧縮機1に
戻り、第一の冷媒回路を構成している。また前記第一の
冷媒回路とは並列に、冷媒分岐部3から第二の電磁弁
7、第二のキャピラリチューブ8、第二の蒸発器9を通
り圧縮機1に戻る第二の冷媒回路が構成されている。
【0006】そして、第一の蒸発器6は冷蔵庫本体10
の、第一の冷却室11内に、第二の蒸発器9は、第二の
冷却室12内に設置されている。13は第一の冷却室1
1内の温度を検知し、第一の電磁弁の開閉を制御する第
一の制御手段、14は第二の冷却室12内の温度を検知
し、第二の電磁弁の開閉を制御する第二の制御手段であ
る。
【0007】以上のように構成された冷凍装置につい
て、以下その動作を説明する。
【0008】圧縮機1で圧縮、凝縮器2で放熱、液化さ
れた冷媒は冷媒分岐部3を通り、第一の電磁弁4の開
時、第一のキャピラリチューブ5にて減圧され第一の蒸
発器6にて蒸発し、第一の冷却室11を冷却する。そし
て第一の制御手段13により、第一の電磁弁4の開閉を
制御し、第一の冷却室11を所定の温度に制御する。
【0009】同様に冷媒分岐部3で分岐した冷媒は第二
の電磁弁7の開時、第二のキャピラリチューブ8にて減
圧され第二の蒸発器9にて蒸発し、第二の冷却室12を
冷却する。そして第二の制御手段14により、第二の電
磁弁7の開閉を制御し、第二の冷却室12を所定の温度
に制御する。さらに各電磁弁の開閉のみで各冷却室を制
御できないときは、圧縮機1の運転、停止で制御してい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、各冷却室の冷却制御を、各電磁弁の開閉、
あるいは圧縮機の運転、停止で制御しているため、各蒸
発器の温度変動が大きく各冷却室内の温度変動も大きく
なり、その結果貯蔵品の品質を長期間に維持できないと
いう欠点を有していた。
【0011】また各蒸発器への減圧手段は、キャピラリ
チューブを用いているため各蒸発器の蒸発温度は各蒸発
器の入口部の圧力によって決まり、各蒸発器の蒸発温度
を可変、制御できないために冷凍装置の効率を十分に高
められず、電力消費の低減を十分に図れないという欠点
があった。
【0012】本発明は従来の課題を解決するもので、蒸
発器による冷却対象の温度変動が小さく、高効率な冷凍
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、直列接続した複数の蒸発器相互間に冷媒流
量可変装置を設けた冷凍サイクルを構成し、蒸発器の蒸
発温度を冷媒流量可変装置により可変、制御するのであ
る。
【0014】これにより、各蒸発器の蒸発温度を任意に
調整することで冷却対象の温度変動を小さくすることが
でき、冷却対象に見合った高効率な冷凍装置を提供でき
る。
【0015】また、本発明は、直列接続した複数の蒸発
器相互間にキャピラリチューブを設け、凝縮器と蒸発器
の間に冷媒流量可変装置を設けた冷凍サイクルを構成
し、蒸発器の蒸発温度を冷媒流量可変装置により可変、
制御するのである。
【0016】これにより、複数の蒸発器間に必要な蒸発
圧力差を加えた上で、各蒸発器の蒸発温度を所望の範囲
にスライドすることで冷却対象の温度変動を小さくする
ことができ、冷却対象に見合った高効率な冷凍装置を提
供できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧縮機と、凝縮器と、直列接続した複数の蒸発器
と、冷媒流量可変装置とを備えて、前記複数の蒸発器相
互間に前記冷媒流量可変装置を設けた冷凍サイクルを構
成し、前記蒸発器の蒸発温度を前記冷媒流量可変装置に
より可変、制御するものであり、蒸発器の蒸発温度を任
意に調整することで所望の冷却能力を提供でき、冷却対
象の温度変動を抑制し、冷却対象に見合った蒸発温度で
効率の高い冷却が行われる。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、複数の蒸発器は第一の蒸発器と第二の
蒸発器よりなり、第一の蒸発器と第二の蒸発器の間に冷
媒流量可変装置を設け、凝縮器と第一の蒸発器の間に第
二の冷媒流量可変装置を設けたものであり、第一の蒸発
器と第二の蒸発器をそれぞれ個別に任意の蒸発温度に設
定できる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、第一の蒸発器と第二の蒸発器の間に冷媒
流量可変装置を設け、凝縮器と第一の蒸発器の間に第二
の冷媒流量可変装置とキャピラリチューブを直列接続し
たものであり、冷媒流量可変装置とキャピラリチューブ
を直列接続することにより冷媒循環量の比較的少ない冷
凍装置においても安定して流量制御が行える。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、第二の冷媒流量可変装置をキャピラリ
チューブの上流に直列接続したものであり、凝縮器から
出た冷媒が確実に液冷媒の状態で第一の冷媒流量可変装
置に流入し安定した流量制御が行える。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、第一の蒸発器と第二の蒸発器の間に冷
媒流量可変装置と第二のキャピラリチューブを直列接続
し、凝縮器と第一の蒸発器の間に第二の冷媒流量可変装
置とキャピラリチューブを直列接続したものであり、冷
媒流量可変装置とキャピラリチューブを直列接続するこ
とにより冷媒循環量の比較的少ない冷凍装置においても
安定して流量制御が行え、且つ、第一の蒸発器と第二の
蒸発器をそれぞれ個別に任意の蒸発温度に設定できる。
【0022】請求項6に記載の発明は、圧縮機と、凝縮
器と、直列接続した複数の蒸発器と、冷媒流量可変装置
と、キャピラリチューブとを備えて、少なくとも前記凝
縮器と前記蒸発器の間に前記冷媒流量可変装置を設け、
前記複数の蒸発器相互間に前記キャピラリチューブを設
けた冷凍サイクルを構成し、前記蒸発器の蒸発温度を前
記冷媒流量可変装置により可変、制御するものであり、
複数の蒸発器に必要な蒸発圧力差をつけた上で各蒸発器
の蒸発温度を所望の範囲にスライドすることで各蒸発器
に所望の冷却能力を提供でき、冷却対象の温度変動を抑
制し、冷却対象に見合った蒸発温度で効率の高い冷却が
行われる。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、複数の蒸発器は第一の蒸発器と第二の
蒸発器よりなり、凝縮器と第一の蒸発器の間に冷媒流量
可変装置とキャピラリチューブを直列接続し、第一の蒸
発器と第二の蒸発器の間に第二のキャピラリチューブを
設けたものであり、冷媒循環量の比較的少ない冷凍装置
においても第一の蒸発器と第二の蒸発器の蒸発圧力差を
安定的に確保した上で安定した流量制御が行える。
【0024】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、冷媒流量可変装置をキャピラリチュー
ブの上流に直列接続したものであり、凝縮器から出た冷
媒が確実に液冷媒の状態で第一の冷媒流量可変装置に流
入し、一層安定した流量制御が行える。
【0025】請求項9に記載の発明は、請求項1から8
に記載の発明において、冷媒流量可変装置を電動膨張弁
としたものであり、安価で木目細かい流量制御が行え
る。
【0026】請求項10に記載の発明は、請求項1から
9に記載の発明において、冷冷媒流量可変装置に全閉機
能を有したものであり、圧縮機停止時、高圧ガスの蒸発
器への流入を防止し、冷却システム効率の向上が図れ
る。
【0027】請求項11に記載の発明は、請求項3から
5、請求項7または8に記載の発明において、凝縮器と
第一の蒸発器の間のキャピラリチューブと圧縮機への吸
入管を熱交換させたものであり、冷凍サイクルの効率向
上が図れる。
【0028】請求項12に記載の発明は、請求項2また
は6に記載の発明において、凝縮器と冷媒流量可変装置
との連通管と圧縮機への吸入管を熱交換させたものであ
り、冷凍サイクルの効率向上が図れる。
【0029】請求項13に記載の発明は、請求項1から
8のいずれか一項に記載の発明において、圧縮機への吸
入管に逆止弁を設けたものであり、空間内高圧型圧縮機
適用システムにおいて、圧縮機停止時、高圧ガスの蒸発
器への逆流を防止し、システム効率の向上が図れる。
【0030】請求項14に記載の発明は、請求項3から
5、請求項7または8に記載の発明において、凝縮器と
第一の蒸発器の間のキャピラリチューブの絞り量を冷凍
サイクル全体の略1/2としたものであり、高圧側から
の蒸発器への熱リークが低減し、かつ冷媒流量可変装置
による蒸発温度の制御が確実になる。
【0031】
【実施例】以下、本発明による冷凍装置の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0032】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る冷凍装置の冷凍サイクル図である。図2は同実施例の
冷凍装置のモリエル線図である。図1において、21は
圧縮機、22は凝縮器、23はキャピラリチューブで、
24、25は直列に接続された第一の蒸発器、第二の蒸
発器である。また、26は冷媒流量可変装置であり具体
的には膨張弁などである。そして、キャピラリチューブ
23は凝縮器22の出口と第一の蒸発器24の入口に接
続され、冷媒流量可変装置26は第一の蒸発器24と第
二の蒸発器25の間に設けられている。また、27は吸
入管で、第二の蒸発器26の出口と圧縮機21を接続
し、冷凍サイクルを構成している。
【0033】28は形態を図示しないが本実施例の冷凍
装置を適用した冷蔵庫本体であり、第一の冷却室29と
第二の冷却室30を備えている。そして第一の蒸発器2
4は第一の冷却室29内に、第二の蒸発器25は第二の
冷却室30内に設置されている。また、31は第一の冷
却室29内に設置した第一の送風機、32は第二の冷却
室30内に設置した第二の送風機である。
【0034】33は第一の蒸発器24の出口近傍に設け
た第一の蒸発器温度検知手段、34は第一の冷却室29
内の温度を検知する第一の冷却室温度検知手段である。
35は第二の蒸発器25の出口近傍に設けた第二の蒸発
器温度検知手段、36は第二の冷却室30内の温度を検
知する第二の冷却室温度検知手段である。また、37は
制御手段で、前記第一の蒸発器温度検知手段33、第一
の冷却室温度検知手段34、第二の蒸発器温度検知手段
35、第二の冷却室温度検知手段36により冷媒流量可
変装置26の開度を制御する。
【0035】以上のように構成された冷凍装置につい
て、以下その動作を説明する。
【0036】圧縮機21で圧縮された冷媒は凝縮器22
にて放熱、液化しキャピラリチューブ23に入る。そし
て減圧された液冷媒は第一の蒸発器24に入り、冷媒流
量可変装置26の絞り量(開度)に応じた圧力の飽和温
度で蒸発する。
【0037】この第一の蒸発器24の蒸発温度は、冷媒
流量可変装置26の開度が大きくなれば圧縮機21の吸
込み圧力(低圧)に近くなるため低くなる。逆に開度を
小さくすれば、第一の蒸発器24内の圧力が高くなり蒸
発温度も高くなる。
【0038】第一の蒸発器24の蒸発温度の制御は、制
御手段37により、冷媒流量可変装置26の開度を調節
するが、その判断情報は、第一の蒸発器温度検知手段3
3、第一冷却室温度検知手段34である。そして冷媒流
量可変装置26でさらに減圧された冷媒は第二の蒸発器
25にて蒸発し、吸入管27を通り圧縮機21へ戻る。
【0039】上記動作を、図2のモリエル線図で説明す
れば、凝縮器22によりA点からB点へ、キャピラリチ
ューブ23によりB点からC点に減圧、C点で第一の蒸
発器24に入った冷媒はP1の圧力に飽和した温度で蒸
発する。D点は冷媒流量可変装置26の入口で、出口E
点まで減圧され第二の蒸発器25に入りP3の圧力に飽
和した温度で蒸発する。そしてF点で圧縮機21に吸込
まれ、A点まで圧縮される。ここで、冷媒流量可変装置
26の開度を絞るとC点がC'点に、D点がD'点とな
り、P2の圧力まで上昇し第一の蒸発器24の蒸発温度
も上昇する。逆に冷媒流量可変装置26の開度を開くと
C点の圧力は下がり第一の蒸発器24の蒸発温度も下が
る。
【0040】従って、第一の冷却室29は、第一の蒸発
器24、および第一の送風機31により、例えば冷蔵温
度(0〜5℃)に保つ場合、冷媒流量可変装置26の開
度を制御し、第一の冷却室29内と第一の蒸発器24の
温度差を小さく(例えば5℃程度)かつ一定に保ち、第
一の冷却室29内の温度変動を小さくすることができ
る。
【0041】さらに第一の冷却室29内と第一の蒸発器
24の温度差を小さくすると、第一の冷却室29内の除
湿作用も抑えることができ、第一の冷却室29内を高湿
に保ち食品の乾燥を抑えることができる。
【0042】さらに冷媒流量可変装置26の開度を制御
し、定期的(例えば1時間に一回程度)に第一の蒸発器
24の蒸発温度を+5℃〜10℃程度にすることによ
り、特別な加熱装置を必要とせず、第一の冷却室29内
の温度上昇を抑えて、第一の蒸発器24を除霜すること
ができる。
【0043】さらに第一の冷却室29内の負荷が大きか
ったり、設置初期の場合、冷媒流量可変装置26の開度
を制御し冷媒循環量を多くすることにより、短い時間で
所定の温度にすることができる。
【0044】さらに第一の冷却室29は、冷媒流量可変
装置25の開度を制御し、冷蔵から冷凍の温度まで自由
に設定できることはもちろんである。
【0045】また、第二の冷却室30は、第二の蒸発器
25、および第二の送風機32により、所定の温度、例
えば冷凍温度(−20℃)に保たれるが、第二の冷却室
30内の負荷が大きくなった時には、第二の蒸発器温度
検知手段35、第二の冷却室温度検知手段36により冷
媒流量可変装置26の開度を制御し、冷媒循環量を多く
することにより、短い時間で所定の温度にすることがで
きる。
【0046】さらに第二の冷却室25の負荷が小さい時
は、冷媒流量可変装置26の開度を制御し、冷媒循環量
を少なくすることにより、システム効率向上が図れ、省
エネルギーとなる。
【0047】なお、キャピラリチューブ23の絞り量を
冷凍サイクル全体の略1/2とすることによって、高圧
冷媒がキャピラリチューブ23で冷凍サイクル全体の略
1/2(第一の蒸発器24に平均的に必要な蒸発温度に
相当する圧力)まで断熱膨張されるため、高圧側からの
熱伝導等による蒸発器への熱リークを減らすことができ
る。そして中間圧まで減圧されたあと、冷媒流量可変装
置26で減圧制御することにより、第一の蒸発器24お
よび第二の蒸発器25の蒸発温度を必要な温度により確
実に制御できる。
【0048】(実施例2)図3は本発明の実施例2によ
る冷凍装置の冷凍サイクル図である。図3において、4
0はキャピラリチューブ23と第一の蒸発器24の間に
設けた第二の冷媒流量可変装置であり、制御手段37に
よって開度が制御される。
【0049】以上のような構成によって、冷媒流量可変
装置26、および第二の冷媒流量可変装置40の開度制
御の組み合せにより、複数の蒸発器の蒸発温度および冷
媒循環量は、よりきめ細かく制御できるようになる。
【0050】また、キャピラリチューブ23を第二の冷
媒流量可変装置40に直列接続することで、冷蔵庫など
冷凍装置としての所望蒸発温度が低く、比較的冷媒循環
量の少ない領域で使用される場合にも安定した精度の高
い流量制御が行える。
【0051】(実施例3)図4は本発明の実施例3によ
る冷凍装置の冷凍サイクル図である。図4において、4
1は、第一の蒸発器24の出口と冷媒流量可変装置26
の間に設けた第二のキャピラリチューブである。
【0052】以上のような構成によって、第二のキャピ
ラリチューブ41により第一の蒸発器24と第二の蒸発
器25の最低限の蒸発温度差を確実に安定的に確保した
うえで、冷媒流量可変装置26、および第二の冷媒流量
可変装置40の開度制御の組み合せにより、複数の蒸発
器の蒸発温度および冷媒循環量は、よりきめ細かく、且
つ、任意の組合わせで制御できるようになる。
【0053】また、キャピラリチューブ23を第二の冷
媒流量可変装置40と直列接続し、第二のキャピラリチ
ューブ41を冷媒流量可変装置26と直列接続すること
で、冷蔵庫など冷凍装置としての所望蒸発温度が低く、
比較的冷媒循環量の少ない領域で使用される場合にも安
定した精度の高い流量制御が行える。
【0054】(実施例4)図5は本発明の実施例4によ
る冷凍装置の冷凍サイクル図である。図5において、4
2は、凝縮器22とキャピラリチューブ23との間に設
けた第二の冷媒流量可変装置であり、制御手段37によ
って開度が制御される。
【0055】以上のような構成によって、凝縮器22か
ら出た液冷媒を第二の冷媒流量可変装置42で確実に液
状態で安定的に流量制御できる。そして、冷媒流量可変
装置26、および第二の冷媒流量可変装置42の開度制
御の組み合せにより、複数の蒸発器の蒸発温度および冷
媒循環量は、よりきめ細かく制御できるようになる。
【0056】(実施例5)図6は本発明の実施例5によ
る冷凍装置の冷凍サイクル図である。図6において、4
3は凝縮器22と、第一の蒸発器24の入口の間に設け
た第二の冷媒流量可変装置であり、制御手段37によっ
て開度が制御される。
【0057】以上のような構成によって、冷媒流量可変
装置26、および第二の冷媒流量可変装置43の開度制
御の組み合せにより、複数の蒸発器の蒸発温度および冷
媒循環量は、簡素な配管で任意に制御できるようにな
る。
【0058】また、冷媒流量可変装置26、40、4
2、43はそれぞれ電動膨張弁とすることにより、安価
で精度の高い制御ができ、多様な制御も可能となって多
機能化が図れるようになる。
【0059】さらに、冷媒流量可変装置26、40、4
2、43に全閉機能を有することにより、圧縮機停止
時、高圧ガスの蒸発器への流入を防止して熱負荷を軽減
し、システム効率の向上による省エネルギー化が図れ
る。
【0060】(実施例6)図7は本発明の実施例6によ
る冷凍装置の冷凍サイクル図である。図7において、4
4は、第一の蒸発器24と第二の蒸発器25の間に設け
たキャピラリチューブである。45は、凝縮器22と第
一の蒸発器24の間に設けた冷媒流量可変装置であり、
制御手段37によって開度が制御される。
【0061】以上のような構成によって、凝縮器22で
液化された冷媒は、冷媒流量可変装置45の減圧作用に
より第一の蒸発器24にて所定の温度で蒸発するが、そ
の冷媒流量可変装置45の絞り量は制御手段37によっ
て制御され、その判断情報は、第一の蒸発器温度検知手
段33、第一の冷却室温度検知手段34である。
【0062】つまり冷媒流量可変装置45の開度を大き
くすれば蒸発温度は高くなり冷媒循環量も増える。逆に
開度を小さくすれば蒸発温度は低くなり冷媒循環量は減
る。そしてキャピラリチューブ44の減圧作用により、
第一の蒸発器24と第二の蒸発器25の間には圧力差が
生じ、第二の蒸発器25は第一の蒸発器24よりさらに
低い蒸発温度となる。そして吸入管27を通り圧縮機2
1へ戻る。
【0063】従って、第一の冷却室29は第一の蒸発器
24、および第一の送風機31により、例えば冷蔵温度
(0〜5℃)に保つ場合、冷媒流量可変装置45の開度
を制御し、第一の冷却室29内と第一の蒸発器24の温
度差を小さく(例えば5℃程度)かつ一定に保ち、第一
の冷却室29内の温度変動を小さくすることができる。
【0064】さらに第一の冷却室29内と第一の蒸発器
24の温度差を小さくすることは、第一の冷却室29内
の除湿作用も抑えることができ、第一の冷却室29内を
高湿に保ち食品の乾燥を抑えることができる。
【0065】さらに冷媒流量可変装置45の開度を制御
し、定期的(例えば1時間に一回程度)に蒸発器24の
蒸発温度を+5℃〜10℃程度にすることにより、特別
な加熱装置を必要とせず、第一の冷却室29内の温度上
昇を抑えて、第一の蒸発器24を除霜することができ
る。
【0066】さらに第一の冷却室29内の負荷が大きか
ったり、設置初期の場合、冷媒流量可変装置45の開度
を制御し冷媒循環量を多くすることにより、短い時間で
所定の温度にすることができる。
【0067】さらに第一の冷却室29は、冷媒流量可変
装置45の開度を制御し、冷蔵から冷凍の温度まで自由
に設定できることはもちろんである。
【0068】また、第二の冷却室30は、キャピラリチ
ューブ44によって第一の蒸発器24からさらに低い温
度で蒸発する第二の蒸発器25、および第二の送風機3
2により、所定の温度、例えば冷凍温度(−20℃)に
保たれるが、第二の冷却室30内の負荷が大きくなった
時には、第二の蒸発器温度検知手段35、第二の冷却室
温度検知手段36により冷媒流量可変装置45の開度を
制御し、冷媒循環量を多くすることにより、短い時間で
所定の温度にすることができる。
【0069】さらに第二の冷却室30の負荷が小さい時
は、冷媒流量可変装置45の開度を制御し、冷媒循環量
を少なくすることにより、システム効率向上が図れ、省
エネルギーとなる。
【0070】(実施例7)図8は本発明の実施例7によ
る冷凍装置の冷凍サイクル図である。図8において、4
6は、凝縮器22と冷媒流量可変装置45との間に設け
た第二のキャピラリチューブである。
【0071】以上のような構成によって、第二のキャピ
ラリチューブ46により第一の蒸発器24の最低限の蒸
発温度を確実に安定的に確保したうえで、冷媒流量可変
装置45の開度制御の組み合せにより、複数の蒸発器の
蒸発温度および冷媒循環量は、よりきめ細かく制御でき
るようになる。
【0072】(実施例8)図9は本発明の実施例8によ
る冷凍装置の冷凍サイクル図である。図9において、4
7は、凝縮器22と第二のキャピラリチューブ46との
間に設けた冷媒流量可変装置である。
【0073】以上のような構成によって、第二のキャピ
ラリチューブ46により、第一の蒸発器24の最低限の
蒸発温度を確実に安定的に確保したうえで、冷媒流量可
変装置47の開度制御の組み合せにより、複数の蒸発器
の蒸発温度および冷媒循環量は、よりきめ細かく制御で
きるようになる。
【0074】このとき、冷媒流量可変装置47が第二の
キャピラリチューブ46の上流側に接続されているた
め、凝縮器22から出た液冷媒を冷媒流量可変装置47
で確実に液状態で安定的に流量制御できる。
【0075】また、冷媒流量可変装置45、47はそれ
ぞれ電動膨張弁とすることにより、安価で精度の高い制
御ができ、多様な制御も可能となって多機能化が図れる
ようになる。
【0076】さらに、冷媒流量可変装置45、47に全
閉機能を有することにより、圧縮機停止時、高圧ガスの
蒸発器への流入を防止して熱負荷を軽減し、システム効
率の向上による省エネルギー化が図れる。
【0077】(実施例9)図10は本発明の実施例9に
よる冷凍装置の冷凍サイクル図である。図10におい
て、吸入管27はキャピラリチューブ23と熱交換的に
配設されている。
【0078】以上のような構成によって、第二の蒸発器
25から吸入管27を通って圧縮機21に戻る冷媒は、
キャピラリチューブ23と熱交換的に配設されているた
め、キャピラリチューブ23を通り、第一の蒸発器24
に入る冷媒を冷却し、冷凍効果が増しシステム効率が向
上し、さらに省エネルギー化が図れる。
【0079】(実施例10)図11は本発明の実施例1
0による冷凍装置の冷凍サイクル図である。図11にお
いて、48は、凝縮器22と冷媒流量可変装置45を連
結する連結管である。そして、吸入管27は連結管52
と熱交換的に配設されている。
【0080】以上のような構成によって、第二の蒸発器
25から吸入管27を通って圧縮機21に戻る冷媒は、
連結管48と熱交換的に配設されているため、連結管4
8を通り、冷媒流量可変装置45に入る冷媒を過冷却
し、冷凍効果が増しシステム効率が向上し、さらに省エ
ネルギー化が図れる。
【0081】(実施例11)図12は本発明の実施例1
1による冷凍装置の冷凍サイクル図である。図12にお
いて、49は吸入管27の途中経路に設けた逆止弁であ
る。
【0082】以上のような構成によって、圧縮機21が
空間内高圧型圧縮機である場合は、圧縮機21の停止
時、高圧ガスが吸入管を逆流するが、この高圧ガスによ
って逆止弁49が動作し高圧ガスの第二の蒸発器25へ
の逆流を防止して熱負荷を軽減し、システム効率の向上
によりさらに省エネルギー化が図れる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、直列接続した複数の蒸発器相互間に冷媒流量可変
装置を設けた冷凍サイクルを構成し、蒸発器の蒸発温度
を冷媒流量可変装置により可変、制御するので、蒸発器
の蒸発温度を任意に調整して冷却対象の温度変動を抑制
し、冷却対象に見合った蒸発温度で雰囲気を高湿に保ち
冷却対象の乾燥などの品質劣化を抑えることができる。
また、冷却効率が高まり省エネルギー化が図れる。
【0084】また、冷媒流量可変装置の開度を定期的に
制御することにより、特別な加熱装置を必要とせず蒸発
器を除霜することができる。
【0085】また、高負荷時や運転初期の場合、冷媒流
量可変装置の開度を制御し特に冷媒循環量を多くするこ
とにより、短時間で所定温度範囲まで冷却することがで
きる。
【0086】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、第一の蒸発器と第二の蒸発器の
間に冷媒流量可変装置を設け、凝縮器と第一の蒸発器の
間に第二の冷媒流量可変装置を設けたので、第一の蒸発
器と第二の蒸発器をそれぞれ個別に任意の蒸発温度に設
定できる。
【0087】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
記載の発明において、第一の蒸発器と第二の蒸発器の間
に冷媒流量可変装置を設け、凝縮器と第一の蒸発器の間
に第二の冷媒流量可変装置とキャピラリチューブを直列
接続したので、冷媒循環量の比較的少ない冷凍装置にお
いても安定して流量制御が行える。
【0088】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、第二の冷媒流量可変装置をキャ
ピラリチューブの上流に直列接続したので、確実に液冷
媒の状態で第一の冷媒流量可変装置に流入し安定した流
量制御が行える。
【0089】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、第一の蒸発器と第二の蒸発器の
間に冷媒流量可変装置と第二のキャピラリチューブを直
列接続し、凝縮器と第一の蒸発器の間に第二の冷媒流量
可変装置とキャピラリチューブを直列接続したので、冷
媒循環量の比較的少ない冷凍装置においても安定して流
量制御が行え、且つ、第一の蒸発器と第二の蒸発器をそ
れぞれ個別に任意の蒸発温度に設定できる。
【0090】また、請求項6に記載の発明は、直列接続
した複数の蒸発器相互間にキャピラリチューブを設け、
凝縮器と蒸発器の間に冷媒流量可変装置を設けた冷凍サ
イクルを構成し、蒸発器の蒸発温度を冷媒流量可変装置
により可変、制御するので、複数の蒸発器間に必要な蒸
発圧力差が予め設定されて蒸発温度がスライド調整さ
れ、冷却対象に見合った蒸発温度で冷却対象の品質劣化
を抑えることができる。
【0091】また、冷却効率が高まり省エネルギー化が
図れる。
【0092】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、凝縮器と第一の蒸発器の間に冷
媒流量可変装置とキャピラリチューブを直列接続し、第
一の蒸発器と第二の蒸発器の間に第二のキャピラリチュ
ーブを設けたので、冷媒循環量の比較的少ない冷凍装置
においても第一の蒸発器と第二の蒸発器の蒸発圧力差を
安定的に確保した上で安定した流量制御が行える。
【0093】また、請求項8に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、冷媒流量可変装置をキャピラリ
チューブの上流に直列接続したので、冷媒が確実に液冷
媒の状態で第一の冷媒流量可変装置に流入し、一層安定
した流量制御が行える。
【0094】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
から8に記載の発明において、冷媒流量可変装置を電動
膨張弁としたので、安価で木目細かい流量制御と制御の
多様化が図れる。
【0095】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1から9に記載の発明において、冷冷媒流量可変装置に
全閉機能を有したので、圧縮機停止時、高圧ガスの蒸発
器への流入を防止し、冷却システム効率の向上が図れ
る。
【0096】また、請求項11に記載の発明は、請求項
3から5、請求項7または8に記載の発明において、凝
縮器と第一の蒸発器の間のキャピラリチューブと圧縮機
への吸入管を熱交換させたので、冷凍サイクルの効率向
上が図れる。
【0097】また、請求項12に記載の発明は、請求項
2または6に記載の発明において、凝縮器と冷媒流量可
変装置との連通管と圧縮機への吸入管を熱交換させたの
で、冷凍サイクルの効率向上が図れる。
【0098】また、請求項13に記載の発明は、請求項
1から8のいずれか一項に記載の発明において、圧縮機
への吸入管に逆止弁を設けたので、空間内高圧型圧縮機
適用システムにおいては、圧縮機停止時、高圧ガスの蒸
発器への逆流を防止し、システム効率の向上が図れる。
【0099】また、請求項14に記載の発明は、請求項
3から5、請求項7または8に記載の発明において、凝
縮器と第一の蒸発器の間のキャピラリチューブの絞り量
を冷凍サイクル全体の略1/2としたので、高圧側から
の蒸発器への熱リークが低減し、かつ冷媒流量可変装置
による蒸発温度の制御が確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷凍装置の実施例1の冷凍サイク
ル図
【図2】同実施例の冷凍装置のモリエル線図
【図3】本発明による冷凍装置の実施例2の冷凍サイク
ル図
【図4】本発明による冷凍装置の実施例3の冷凍サイク
ル図
【図5】本発明による冷凍装置の実施例4の冷凍サイク
ル図
【図6】本発明による冷凍装置の実施例5の冷凍サイク
ル図
【図7】本発明による冷凍装置の実施例6の冷凍サイク
ル図
【図8】本発明による冷凍装置の実施例7の冷凍サイク
ル図
【図9】本発明による冷凍装置の実施例8の冷凍サイク
ル図
【図10】本発明による冷凍装置の実施例9の冷凍サイ
クル図
【図11】本発明による冷凍装置の実施例10の冷凍サ
イクル図
【図12】本発明による冷凍装置の実施例11の冷凍サ
イクル図
【図13】従来の冷凍装置の冷凍サイクル図
【符号の説明】
21 圧縮機 22 凝縮器 23、44 キャピラリチューブ 24 第一の蒸発器 25 第二の蒸発器 26、45、47 冷媒流量可変装置 27 吸入管 40、42、43 第二の冷媒流量可変装置 41、46 第二のキャピラリチューブ 48 連通管 49 逆止弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯浅 雅司 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 福井 秀樹 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA03 BA01 CA02 DA02 EA01 HA02 HA06 JA12 JA13 JA16 LA12 MA04 PA01 PA05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機と、凝縮器と、直列接続した複数
    の蒸発器と、冷媒流量可変装置とを備えて、前記複数の
    蒸発器相互間に前記冷媒流量可変装置を設けた冷凍サイ
    クルを構成し、前記蒸発器の蒸発温度を前記冷媒流量可
    変装置により可変、制御することを特徴とする冷凍装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の蒸発器は第一の蒸発器と第二の蒸
    発器よりなり、第一の蒸発器と第二の蒸発器の間に冷媒
    流量可変装置を設け、凝縮器と第一の蒸発器の間に第二
    の冷媒流量可変装置を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 第一の蒸発器と第二の蒸発器の間に冷媒
    流量可変装置を設け、凝縮器と第一の蒸発器の間に第二
    の冷媒流量可変装置とキャピラリチューブを直列接続し
    たことを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  4. 【請求項4】 第二の冷媒流量可変装置をキャピラリチ
    ューブの上流に直列接続したことを特徴とする請求項3
    に記載の冷凍装置。
  5. 【請求項5】 第一の蒸発器と第二の蒸発器の間に冷媒
    流量可変装置と第二のキャピラリチューブを直列接続
    し、凝縮器と第一の蒸発器の間に第二の冷媒流量可変装
    置とキャピラリチューブを直列接続したことを特徴とす
    る請求項1に記載の冷凍装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機と、凝縮器と、直列接続した複数
    の蒸発器と、冷媒流量可変装置と、キャピラリチューブ
    とを備えて、前記凝縮器と前記蒸発器の間に前記冷媒流
    量可変装置を設け、前記複数の蒸発器相互間に前記キャ
    ピラリチューブを設けた冷凍サイクルを構成し、前記蒸
    発器の蒸発温度を前記冷媒流量可変装置により可変、制
    御することを特徴とする冷凍装置。
  7. 【請求項7】 複数の蒸発器は第一の蒸発器と第二の蒸
    発器よりなり、凝縮器と第一の蒸発器の間に冷媒流量可
    変装置とキャピラリチューブを直列接続し、第一の蒸発
    器と第二の蒸発器の間に第二のキャピラリチューブを設
    けたことを特徴とする請求項6に記載の冷凍装置。
  8. 【請求項8】 冷媒流量可変装置をキャピラリチューブ
    の上流に直列接続したことを特徴とする請求項7に記載
    の冷凍装置。
  9. 【請求項9】 冷媒流量可変装置を電動膨張弁としたこ
    とを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の
    冷凍装置。
  10. 【請求項10】 冷媒流量可変装置に全閉機能を有した
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載
    の冷凍装置。
  11. 【請求項11】 凝縮器と第一の蒸発器の間のキャピラ
    リチューブと圧縮機への吸入管を熱交換させたことを特
    徴とする請求項3から5、請求項7または8のいずれか
    一項に記載の冷凍装置。
  12. 【請求項12】 凝縮器と冷媒流量可変装置との連通管
    と圧縮機への吸入管を熱交換させたことを特徴とする請
    求項2または6に記載の冷凍装置。
  13. 【請求項13】 圧縮機への吸入管に逆止弁を設けたこ
    とを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の
    冷凍装置。
  14. 【請求項14】 凝縮器と第一の蒸発器の間のキャピラ
    リチューブの絞り量を冷凍サイクル全体の略1/2とし
    たことを特徴とする請求項3から5、請求項7または8
    に記載の冷凍装置。
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