JP2005069539A - 乾燥機 - Google Patents

乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005069539A
JP2005069539A JP2003298405A JP2003298405A JP2005069539A JP 2005069539 A JP2005069539 A JP 2005069539A JP 2003298405 A JP2003298405 A JP 2003298405A JP 2003298405 A JP2003298405 A JP 2003298405A JP 2005069539 A JP2005069539 A JP 2005069539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
temperature
air
storage chamber
expansion valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003298405A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Tomochika
一善 友近
Hiroshi Mukoyama
洋 向山
Kimito Ono
公人 小野
Masaya Tadano
昌也 只野
Tetsuya Masuda
哲也 増田
Etsushi Nagae
悦史 長江
Takahiro Nakamura
隆広 中村
Masakatsu Morishige
正克 森重
Harumi Takeuchi
晴美 竹内
Kiyokazu Fujikawa
清和 藤川
Tamotsu Kawamura
保 川村
Motohiko Osano
元彦 小佐野
Shinichi Akiyama
真一 秋山
Nobuhisa Koumoto
伸央 甲元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2003298405A priority Critical patent/JP2005069539A/ja
Publication of JP2005069539A publication Critical patent/JP2005069539A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

【課題】 コンプレッサの運転や膨張弁の弁開度、若しくは、送風手段の風量を制御して、被乾燥物の乾燥時間の短縮を図ることができる乾燥機を提供する。
【解決手段】 被洗濯物(被乾燥物)を収容する収容室10を備え、この収容室10内において被洗濯物の乾燥運転を実行する洗濯乾燥機100において、コンプレッサ21、放熱器としてのガスクーラ22、膨張弁23及び蒸発器24等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路20と、送風機75により、ガスクーラ22と熱交換した空気を収容室10内に吐出し、この収容室10内を経た空気を蒸発器24と熱交換させるための空気循環経路と、膨張弁23の弁開度を制御する制御装置110とを備え、制御装置110は、蒸発器24における冷媒の蒸発温度に基づいて、膨張弁23の弁開度を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被乾燥物を収容する収容室を備え、この収容室内において被乾燥物の乾燥を実行する乾燥機に関するものである。
従来、係る乾燥機は電気ヒータやガス燃焼を熱源とし、外気をこれらの電気ヒータやガス燃焼によって加熱して高温空気とした後、衣類等の被乾燥物が収容された収容室内に吹き出して、収容室内の被乾燥物を乾燥させるものであった。そして、被乾燥物を乾燥させた収容室内の高温空気は外部に排出されていた。
しかしながら、このような電気ヒータやガス燃焼などを使用している乾燥機においては、収容室内に送出される高温空気は、収容室外の外気が使用されるため、乾燥時間は外気の条件によって大きく変化してしまうという問題があった。また、収容室を出た高温多湿な空気を外部に排出するため、乾燥機を設置している場所の温度や湿度が高くなってしまうと云う問題があった。
そこで、衣類乾燥機では圧縮機、加熱コイル、膨張弁及び冷却コイルから成り、熱交換媒体を循環可能とした冷媒回路から成るヒートポンプを利用し、前記加熱コイルにて加熱された高温空気にて被乾燥物を乾燥させ、当該被乾燥物から蒸発した湿気は冷却コイルに凝結させて廃棄するものも開発されている(特許文献1参照)。
特開平11−99299号公報
このようなヒートポンプを用いることで、被乾燥物の乾燥に要する時間を短縮し、エネルギー効率を改善することが期待できるが、更なる乾燥時間の短縮が切望されていた。
また、従来のヒートポンプを利用した衣類乾燥機では、冷媒回路の圧縮機の運転や膨張弁の弁開度の制御方法に関しては触れられていない。
請求項1の発明は、被乾燥物を収容する収容室を備え、この収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、送風手段により、放熱器と熱交換した空気を収容室内に吐出し、この収容室内を経た空気を放熱器と熱交換させるための空気経路と、膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて、膨張弁の弁開度を制御するものである。
請求項2の発明は、被乾燥物を収容する収容室を備え、この収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、送風手段により、放熱器と熱交換した空気を収容室内に吐出し、この収容室内を経た空気を放熱器と熱交換させるための空気経路と、膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、収容室を出た空気の露点温度と蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて膨張弁の弁開度を制御するものである。
請求項3の発明は、被乾燥物を収容する収容室を備え、この収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、送風手段により、放熱器と熱交換した空気を収容室内に吐出し、この収容室内を経た空気を放熱器と熱交換させるための空気経路と、膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、収容室を出た空気の温度と蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて膨張弁の弁開度を制御するものである。
請求項4の発明は、被乾燥物を収容する収容室を備え、この収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、送風手段により、放熱器と熱交換した空気を収容室内に吐出し、この収容室内を経た空気を放熱器と熱交換させるための空気経路と、膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、収容室を出た空気の絶対湿度と蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて膨張弁の弁開度を制御するものである。
請求項5の発明は、上記各発明において制御手段は、収容室に入る空気の温度に基づいて、コンプレッサの能力を制御するものである。
請求項6の発明は、上記各発明において制御手段は、収容室に入る空気の温度に基づいて、送風手段の風量を制御するものである。
請求項7の発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明において制御手段は、蒸発器入口の冷媒温度と当該蒸発器出口の冷媒温度との差に基づいて、送風手段の風量を制御するものである。
請求項8の発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明において制御手段は、膨張弁手前の冷媒温度に基づいて、送風手段の風量を制御するものである。
請求項9の発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明において制御手段は、収容室に入る空気温度、蒸発器入口の冷媒温度と蒸発器出口の冷媒温度との差及び膨張弁手前の冷媒温度に基づいて、送風手段の風量を制御するものである。
請求項10の発明は、上記各発明においてコンプレッサは、密閉容器内に第1の圧縮要素及び第2の圧縮要素を備え、第1の圧縮要素で圧縮された冷媒を第2の圧縮要素に吸い込んで圧縮した後、放熱器に吐出すると共に、制御手段は、第1の圧縮要素で圧縮された冷媒温度又は冷媒圧力に基づいて、コンプレッサの保護動作を実行するものである。
請求項11の発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9の発明においてコンプレッサは、密閉容器内に第1の圧縮要素及び第2の圧縮要素を備え、第1の圧縮要素で圧縮された冷媒を第2の圧縮要素に吸い込んで圧縮した後、放熱器に吐出すると共に、制御手段は、密閉容器の温度に基づいて、コンプレッサの保護動作を実行するものである。
請求項12の発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9の発明においてコンプレッサは、密閉容器内に第1の圧縮要素及び第2の圧縮要素を備え、第1の圧縮要素で圧縮された冷媒を第2の圧縮要素に吸い込んで圧縮した後、放熱器に吐出すると共に、制御手段は、第2の圧縮要素から吐出された冷媒温度又は冷媒圧力に基づいて、コンプレッサの保護動作を実行するものである。
請求項1の発明の乾燥機は、被乾燥物を収容する収容室を備え、この収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行するものであって、コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、送風手段により、放熱器と熱交換した空気を収容室内に吐出し、この収容室内を経た空気を放熱器と熱交換させるための空気経路と、膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて、膨張弁の弁開度を制御するので、蒸発器において必要な水分回収能力が得られるように冷媒の蒸発温度を調整することにより、乾燥効率の向上を図ることができるようになる。これにより、被乾燥物を迅速に乾燥することができるようになり、乾燥時間の著しい短縮を図ることができるようになる。
請求項2の発明の乾燥機は、被乾燥物を収容する収容室を備え、この収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行するものであって、コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、送風手段により、放熱器と熱交換した空気を収容室内に吐出し、この収容室内を経た空気を放熱器と熱交換させるための空気経路と、膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、収容室を出た空気の露点温度と蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて膨張弁の弁開度を制御するので、収容室を出た空気の露点温度と蒸発器における冷媒の蒸発温度との差により、露点温度以下に蒸発温度を調整することで、蒸発器において充分な水分回収能力が得られるようになる。これにより、被乾燥物を迅速に乾燥することができるようになり、乾燥時間の著しい短縮を図ることができるようになる。
請求項3の発明の乾燥機は、被乾燥物を収容する収容室を備え、この収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行するものであって、コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、送風手段により、放熱器と熱交換した空気を収容室内に吐出し、この収容室内を経た空気を放熱器と熱交換させるための空気経路と、膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、収容室を出た空気の温度と蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて膨張弁の弁開度を制御するので、収容室を出た空気の温度と蒸発器における冷媒の蒸発温度との差により、収容室を出た空気の温度上昇に伴い蒸発温度を下げることができるようになる。
特に、乾燥の最終段階では収容室を出た空気の温度が上がり、蒸発器入口の空気温度が上昇するので、蒸発器における冷媒の蒸発温度を下げれば蒸発器において充分な水分回収能力が得られるようになる。これにより、被乾燥物を迅速に乾燥することができるようになり、乾燥時間の著しい短縮を図ることができるようになる。
請求項4の発明の乾燥機は、被乾燥物を収容する収容室を備え、この収容室内において被乾燥物の乾燥運転を実行するものであって、コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、送風手段により、放熱器と熱交換した空気を収容室内に吐出し、この収容室内を経た空気を放熱器と熱交換させるための空気経路と、膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、収容室を出た空気の絶対湿度と蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて膨張弁の弁開度を制御するので、収容室を出た空気の絶対湿度の低下に伴い蒸発温度を下げることができるようになる。
特に、乾燥の最終段階で、空気中に含まれる水分が減少するので、蒸発器における冷媒の温度を下げれば蒸発器において充分な水分回収能力が得られるようになる。これにより、被乾燥物を迅速に乾燥することができるようになり、乾燥時間の著しい短縮を図ることができるようになる。
請求項5の発明は、上記各発明に加えて制御手段は、収容室に入る空気の温度に基づいて、コンプレッサの能力を制御するので、例えば、収容室に入る空気の温度が低いときはコンプレッサの能力を上げ、温度が高いときはコンプレッサの能力を下げることで、放熱器において必要な空気加熱能力を安定して得ることができる。
請求項6の発明は、上記各発明に加えて制御手段は、収容室に入る空気の温度に基づいて、送風手段の風量を制御するので、例えば、収容室に入る空気の温度が高いときは送風手段の風量を増大させ、低いときは減少させることで、収容室に入る空気温度を最適に維持しながら被乾燥物の乾燥の迅速化を達成することができるようになる。
請求項7の発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加えて制御手段は、蒸発器入口の冷媒温度と蒸発器出口の冷媒温度との差に基づいて、送風手段の風量を制御するので、例えば、温度差が大きいときは送風手段の風量を減少させ小さいときは増大させることで、蒸発器における水分回収能力を最適に維持しながら、乾燥の迅速化を達成することができるようになる。
請求項8の発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加えて制御手段は、膨張弁手前の冷媒温度に基づいて、送風手段の風量を制御するので、例えば、膨張弁手前の冷媒温度が高い場合には、送風手段の風量を増大させ、膨張弁手前の冷媒温度が低い場合には、送風機の風量を減少させることで、収容室に入る空気温度を最適に維持しながら、被洗濯物の乾燥の迅速化を図ることができるようになる。
請求項9の発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加えて制御手段は、収容室に入る空気温度、蒸発器入口の冷媒温度と蒸発器出口の冷媒温度との差及び膨張弁手前の冷媒温度に基づいて、送風手段の風量を制御するので、収容室に入る空気温度及び蒸発器における水分回収能力を適切に維持しながら乾燥の迅速化を達成することができるようになる。
請求項10の発明は、上記各発明に加えてコンプレッサは、密閉容器内に第1の圧縮要素及び第2の圧縮要素を備え、第1の圧縮要素で圧縮された冷媒を第2の圧縮要素に吸い込んで圧縮した後、放熱器に吐出すると共に、制御手段は、第1の圧縮要素で圧縮された冷媒温度又は冷媒圧力に基づいて、コンプレッサの保護動作を実行するので、第1の圧縮要素の吐出冷媒温度又は圧力上昇で、例えば、コンプレッサの能力低下或いは膨張弁の弁開度を増大させることで、冷媒の温度及び圧力を低下させて、コンプレッサの保護を図ることができるようになる。
請求項11の発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9の発明に加えてコンプレッサは、密閉容器内に第1の圧縮要素及び第2の圧縮要素を備え、第1の圧縮要素で圧縮された冷媒を第2の圧縮要素に吸い込んで圧縮した後、放熱器に吐出すると共に、制御手段は、密閉容器の温度に基づいて、コンプレッサの保護動作を実行するので、密閉容器の温度が上昇した場合に、例えばコンプレッサの能力低下或いは膨張弁の弁開度を増大させることで、冷媒の温度を低下させ、コンプレッサの保護を図ることができるようになる。
請求項12の発明は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9の発明に加えてコンプレッサは、密閉容器内に第1の圧縮要素及び第2の圧縮要素を備え、第1の圧縮要素で圧縮された冷媒を第2の圧縮要素に吸い込んで圧縮した後、放熱器に吐出すると共に、制御手段は、第2の圧縮要素から吐出された冷媒温度又は冷媒圧力に基づいて、コンプレッサの保護動作を実行するので、第2の圧縮要素の吐出冷媒温度又は圧力が上昇した場合に、例えば、コンプレッサの能力低下或いは膨張弁の弁開度を増大させることで、冷媒の温度及び圧力を低下させ、コンプレッサの保護を図ることができるようになる。
本発明は、係る従来の技術的問題を解決するために、コンプレッサの運転や膨張弁の弁開度、若しくは、送風手段の風量を制御して、被乾燥物の乾燥時間の短縮を図ることができる乾燥機を提供する。以下に図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。
図1は本発明を適用した乾燥機の一実施例として、例えば、洗濯運転と洗濯運転終了後の乾燥運転を実行する洗濯乾燥機100の側面から見た内部構成図を示している。洗濯乾燥機100は、衣類等の被洗濯物(被乾燥物)を洗濯、及び、乾燥するために使用するもので、外郭を形成する本体1の上面中央部には被洗濯物を納出するための開閉扉3が取り付けられており、開閉扉3の側方の本体1上面には各種の操作スイッチや表示部が配設された図示しない操作パネルが設けられている。
前記本体1内には、貯水可能な樹脂製の外槽ドラム2が設けられ、この外槽ドラム2は軸受けと駆動モータMを左右方向として配設されている。そして、この外槽ドラム2の内側には、洗濯槽と脱水槽を兼ねる円筒状ステンレス製の内槽ドラム5が設けられている。この内槽ドラム5の内部は被洗濯物を収容する収容室10とされ、円筒の軸を左右方向として配設されると共に、この軸が外槽ドラム2の側壁(図1の奥側)に装着された駆動モータMの軸8に連結され、当該軸8を中心とし、外槽ドラム2内で回転可能に保持されている。
前記外槽ドラム2の上部には、前記開閉扉3に対応して被洗濯物を納出するための図示しない水密性の開閉蓋が設けられている。また、内槽ドラム5の全周壁には、空気及び水が流通可能な多数の透孔7・・が形成されている。また、当該内槽ドラム5の停止位置は規定されており、この停止時に前記外槽ドラム2の開閉蓋に対応する位置(上面)には被洗濯物を納出するための図示しない開閉蓋を有している。
一方、前記本体1の上部には、内槽ドラム5内に給水するための給水手段としての給水通路15が設けられており、この給水通路15の一端はこれも給水手段を構成する給水バルブ35を介して水道水などの給水源に接続されている。この給水バルブ35は後述する制御装置110にて開閉が制御される。また、給水通路15の他端は、前記外槽ドラム2に接続されて内部と連通しており、制御装置110にて前記給水バルブ35が開放されると、外槽ドラム2内に設けられた内槽ドラム5内の収容室10に給水源から水(水道水)が供給されるように構成されている。
また、前記本体1の下部には、内槽ドラム5内の収容室10の水を排出するための排水手段としての排水通路12が設けられており、この排水通路12の一端は、制御装置110にて開閉を制御される排水バルブ13(これも排水手段を構成する)を介して外槽ドラム2の最底部と連通している。また、排水通路12の他端は、洗濯乾燥機100の外部に導出され、排水溝等に至る。
他方、洗濯乾燥機100には、本体1内の外槽ドラム2の下側及び/又は後側から側方に渡って機械室70が構成されており、この機械室70内には後述する空気循環経路72が構成されている。
前述する空気循環経路72は軸8の一端(図1の手前側)に形成された内部中空の中空部9を介して、内槽ドラム5と連通されている。この空気循環経路72の一端には入口73が形成され、空気循環経路73の入口73の近傍の空気循環経路72内には後述する冷媒回路20の蒸発器24が設置されている。そして、この空気循環経路72の入口73は外槽ドラム2内の後部と連通している。また、空気循環経路72の他端には出口74が形成され、この出口74近傍の空気循環経路72内には後述する冷媒回路20のガスクーラ22が設置されている。この空気循環経路72の出口74は軸8の一端に形成された中空部9にて開口している。
また、空気循環経路72内には、送風手段としての送風機75が設けられており、空気循環経路72の出口74から軸8の中空部9を経て内槽ドラム5内の収容室10内に送風する。即ち、洗濯乾燥機100は、乾燥運転時に内槽ドラム5の空気を送風機75により空気循環経路72内に循環させることにより、空気循環経路72の出口74側に設けられたガスクーラ22との熱交換にて空気を加熱した後、内槽ドラム5内の収容室10に吐出する。そして、収容室10を循環し、被洗濯物を乾燥させた後の空気は、入口73から空気循環経路72内に吸い込まれ、この入口73側に設けられた蒸発器24と熱交換して冷却され、除湿された後、再び送風機75に吸い込まれてガスクーラ22に送られ、収容室10内に吐出される構成とされている。
ここで、空気循環経路72の出口74側には、ガスクーラ22にて高温高圧の冷媒と熱交換して加熱され、収容室10に入る空気の温度を検出するための温度センサ202が設置されている。この温度センサ202の出力は制御装置110に接続されている。そして、当該制御装置110は、温度センサ202にて検出される収容室10に入る空気の温度に基づいて、後述するコンプレッサ21の能力及び送風機75の風量を制御している。また、空気循環経路72の入口73側には、収容室10を出た空気温度を検出するための温度センサ212が設置され、温度センサ202と同様に制御装置110に接続されている。
次に、20は前述した冷媒回路であり、当該冷媒回路20は前述したコンプレッサ21、放熱器としてのガスクーラ22、膨張弁23及び蒸発器24等を順次環状に配管接続して構成されている。また、冷媒回路20内には、冷媒として二酸化炭素(CO2)が所定量封入されている。尚、本実施例で使用するコンプレッサ21は、内部中間圧型多段圧縮式のロータリコンプレッサである。
この多段圧縮式ロータリコンプレッサ21は、密閉容器52内に図示しない電動要素と、この電動要素にて駆動される第1の圧縮要素としての第1の回転圧縮要素32及び第2の圧縮要素としての第2の回転圧縮要素34(2段目)が設けられている。
そして、冷媒導入管40からコンプレッサ21の第1の回転圧縮要素32に低圧冷媒が導入され、圧縮された冷媒が密閉容器52内に吐出され、冷媒導入管41を経て、第2の回転圧縮要素34に吸い込まれてそこで圧縮された後、高温高圧の冷媒ガスとなり、冷媒吐出管42からコンプレッサ21外に吐出される構成とされている。
このコンプレッサ21の冷媒吐出管42は、空気循環経路72の出口74側に設けられた空気加熱用のガスクーラ22の入口に接続される。このガスクーラ22を出た配管は、膨張弁23の入口に接続される。この膨張弁23を出た配管は、空気循環経路72の入口73側に設けられた蒸発器24の入口に至り、蒸発器24を出た配管は、冷媒導入管40と接続され、コンプレッサ21に至る。
ここで、冷媒回路20のコンプレッサ21の冷媒導入管41には、第1の回転圧縮要素32で圧縮された冷媒の温度を検出するための温度センサ204が設置されている。また、冷媒回路20の膨張弁23の手前には、膨張弁23に入る冷媒温度を検出するための冷媒温度センサ206が設置されている。温度センサ204及び冷媒温度センサ206の出力は制御装置110に接続されている。そして、制御装置110は、温度センサ204にて検出される第1の回転圧縮要素32で圧縮された冷媒温度に基づいてコンプレッサの保護動作を実行している。
一方、冷媒回路20の蒸発器24の入口には、蒸発器24において冷媒が蒸発する蒸発温度を検出するための蒸発温度センサ208が設置されている。そして、蒸発温度センサ208の出力は制御装置110に接続されており、当該制御装置110は蒸発温度センサ208の出力に基づいて、膨張弁23の弁開度を制御している。
次に、図2には本発明の洗濯乾燥機100の前述した制御装置110の機能ブロック図を示している。制御装置110は洗濯乾燥機100の制御を司る制御手段であり、汎用のマイクロコンピュータにより構成されている。この制御装置110の入力には、前記収容室10に入る空気温度を検出する温度センサ202、収容室10を出た空気温度を検出する温度センサ212、コンプレッサ21の第1の回転圧縮要素32で圧縮された冷媒温度を検出する温度センサ204、冷媒回路20の膨張弁23手前の冷媒温度を検出する冷媒温度センサ206及び蒸発器24にて蒸発する冷媒の蒸発温度を検出するための蒸発温度センサ208の出力と本体1上面に配設された図示しない操作スイッチが接続されている。そして、制御装置110の出力には、コンプレッサ21と、膨張弁23と、送風機75と、駆動モータMと、給水通路15の給水バルブ35及び排水通路12の排水バルブ13が接続されている。
以上の構成で次に洗濯乾燥機100の動作を説明する。内槽ドラム5内の収容室10に被洗濯物と当該被洗濯物の量に応じた所定量の洗剤が投入され、前述した操作スイッチのうちの電源スイッチ及びスタートスイッチが操作されると、制御装置110は洗濯運転を開始する。そして、制御装置110は給水通路15の給水バルブ35を開いて給水通路15を開放する。これにより、給水源から外槽ドラム2内の内槽ドラム5の収容室10内に水が供給される。尚、このとき排水通路12の排水バルブ13は制御装置110により閉じられている。
内槽ドラム5内の収容室10に所定量の水が溜まると、制御装置110は給水バルブ35を閉じて給水通路15を閉塞する。これにより、給水源からの水の供給が停止される。
次に、制御装置110により外槽ドラム2の側壁に装着された駆動モータMが通電起動されて軸8が回転し、これにより、軸8に取り付けられた内槽ドラム5が外槽ドラム2内で回転し始め、洗濯運転の洗濯行程が開始される。
洗濯行程の開始から所定時間経過すると、制御装置110により駆動モータMが停止され、排水通路12の排水バルブ13が開放されて内槽ドラム5の収容室10内(即ち、外槽ドラム2内)の水(洗濯水)が排出されていく。
そして、内槽ドラム5の収容室10内の水が排出されると、制御装置110は再び駆動モータMを作動し、被洗濯物の脱水を行う。この脱水を所定時間実行した後、制御装置110は排水通路12の排水バルブ13を閉じる。
次に、制御装置110はすすぎ行程に移行し、給水通路15の給水バルブ35を開いて給水通路15を開放する。これにより、給水源から内槽ドラム5内の収容室10に再び水が供給される。
内槽ドラム5内の収容室10に所定量の給水が行われると、制御装置110は給水バルブ35を閉じ、給水通路15を閉塞する。これにより、給水源からの水の供給が停止される。
そして、前記駆動モータMの回転動作を所定時間繰り返してすすぎを行った後、制御装置110は駆動モータMを停止し、排水通路12の排水バルブ13を開いて収容室10内のすすぎ水を排水通路12に排出する。収容室10内のすすぎ水が排出されると、制御装置110は再び駆動モータMを作動し、前述同様に内槽ドラム5を回転させて、被洗濯物の脱水を行う脱水行程に移行する。
そして、この脱水行程を所定時間実行した後、制御装置110は排水バルブ13を閉じる。また、制御装置110は送風機75の運転を開始すると共に、コンプレッサ21の前記電動要素を起動して乾燥運転に移行する。
前記コンプレッサ21の起動により、コンプレッサ21の前記第1の回転圧縮要素32に低圧冷媒(CO2)が吸い込まれて圧縮される。第1の回転圧縮要素32で圧縮されて中間圧となった冷媒は第1の回転圧縮要素32から密閉容器52内に吐出され、この密閉容器52内に吐出された冷媒は第2の回転圧縮要素34に吸入され、2段目の圧縮が行われて高温高圧の冷媒ガスとなる。その後、第2の回転圧縮要素34から吐出され、冷媒吐出管42よりコンプレッサ21の外部に吐出される。
冷媒吐出管42から吐出された冷媒ガスはガスクーラ22に流入する。ここで、コンプレッサ21で圧縮された高温高圧の冷媒は凝縮せず、超臨界状態で運転される。また、ガスクーラ22に流入したときの冷媒は約+100℃〜+130℃程まで上昇しており、係る高温高圧の冷媒ガスはガスクーラ22で放熱する。ガスクーラ22を出た冷媒は、膨張弁23で減圧され、次に蒸発器24に流入してそこで周囲から吸熱し、蒸発して冷媒導入管40からコンプレッサ21の第1の回転圧縮要素32に吸い込まれる循環を行うようになる。
尚、膨張弁23の弁開度は前述する如く蒸発温度センサ208にて検出される蒸発器24における冷媒の蒸発温度に基づき、制御装置110にて制御されている。即ち、制御装置110は、蒸発温度センサ208にて検出される冷媒の蒸発温度が所定温度(0℃〜+30℃)となるように膨張弁23の弁開度を制御している。これにより、蒸発器24における水分回収能力を最大限に発揮することができるようになる。
このように、蒸発温度センサ208にて検出される冷媒の蒸発温度に基づいて、膨張弁23の弁開度を制御して、蒸発器24における冷媒の蒸発温度を一定に保つことで、蒸発器24において必要な水分回収能力を得ることができる。これにより、被洗濯物を迅速に乾燥させることができるので、乾燥時間の短縮を図ることができるようになる。
一方、前記温度センサ204にて検出される第1の回転圧縮要素32で圧縮された冷媒温度が所定温度に上昇した場合には、前述する蒸発温度センサ208による膨張弁23の制御に関わらず、制御装置110はコンプレッサ21の能力を低下或いは膨張弁23の弁開度を拡大する。即ち、第1の回転圧縮要素32で圧縮された冷媒温度が所定温度を超えて上昇すると、冷媒回路20内が過負荷状態に陥り、この状態で、コンプレッサ21の能力を上げる或いは膨張弁23の弁開度を縮小すると、冷媒回路20のコンプレッサ21や機器等に損傷を与える不都合が生じる恐れがある。従って、温度センサ204にて検出される冷媒温度が予め設定された温度を超えて上昇した場合には、制御装置110が強制的にコンプレッサ21の能力を低下或いは膨張弁23の弁開度を拡大して冷媒温度及び冷媒圧力を低下させることで、上記のような不都合を未然に回避することができ、コンプレッサ21や機器等を保護することができるようになる。
これにより、本発明の洗濯乾燥機100の信頼性及び安全性の向上を図ることができるようになる。
一方、送風機75の運転により、ガスクーラ22における高温高圧の冷媒の放熱によって加熱され、高温となった空気循環経路72内の空気は中空部9を経て内槽ドラム5の収容室10に吐出される。
収容室10に吐出された加熱空気(この時点で+80℃〜+120℃)は内槽ドラム5内(収容室10)に収容された被洗濯物を暖めて水分を蒸発させ、被洗濯物を乾燥させる。被洗濯物を乾燥させて湿気を含んだ空気(空気温度は+50℃〜+90℃程度)は、収容室10を経て透孔7から内槽ドラム5外に出て入口73から空気循環経路72内に吸い込まれ、そこに設けられた蒸発器24を通過する。空気中の湿気は蒸発器24を通過する過程で蒸発器24の表面に結露し、水滴となって落下する。落下した水滴は図示しないドレンパイプを介して、排水通路から外部の排水溝などに排出される。
また、蒸発器24で湿気が取り除かれて乾燥した空気(温度は+45℃以下)は送風機75に吸い込まれ、空気循環経路72の出口74側に送風される。空気循環経路72の出口74側には前述の如くガスクーラ22が設けられているので、乾燥した空気は再度ガスクーラ22にて加熱された後、軸8の中空部9を経て内槽ドラム5内の収容室10に吐出され、内槽ドラム5内の被洗濯物から水分を奪って乾燥させる循環を繰り返す。
ここで、制御装置110は、温度センサ202にて検出される収納室10に入る空気の温度に基づいて、コンプレッサ21の能力を制御している。即ち、例えば、温度センサ202にて検出される収容室10に入る空気温度が低いときは、コンプレッサ21の回転数などの能力を上げてコンプレッサ21にて圧縮される冷媒の量を増やす。これにより、コンプレッサ21から吐出され、ガスクーラ22に入る冷媒ガスの吐出温度及び吐出圧力の上昇を図ることができるようになる。
従って、空気循環経路72内の循環空気をガスクーラ22における冷媒との熱交換により、高温に加熱することができるようになる。これにより、収容室10に吐出される空気の温度を高温にすることができるので、収容室10内の被洗濯物の乾燥時間の短縮を図ることができるようになる。
一方、温度センサ202にて検出される収容室10に入る空気温度が高い場合には、制御装置110は、コンプレッサ21の回転数などの能力を下げて、コンプレッサ21にて圧縮される冷媒の量を減らす。収容室10に入る空気温度が高すぎると、被洗濯物が高温空気にて変色したり、損傷する恐れがある。また、循環空気の温度が上昇し過ぎるすると、冷媒回路20内の冷媒温度も上昇し、高圧側の冷媒圧力が異常上昇する等、冷媒回路20が過負荷状態となる恐れがあった。
そこで、制御装置110により、係るコンプレッサ21の能力を下げることで、コンプレッサ21から吐出され、ガスクーラ22に入る冷媒ガスの吐出温度及び吐出圧力が低下する。これにより、ガスクーラ22にて当該冷媒ガスと熱交換して加熱される空気循環経路72内の空気温度も下げることができるようになるので、前述のような不都合を未然に回避することができる。
このように、コンプレッサ21の能力を制御装置110により温度センサ202にて検出される収容室10に入る空気温度に基づいて制御することで、収容室10に入る空気温度を最適に維持しながら、被洗濯物の乾燥の迅速化を図ることができるようになる。これにより、洗濯乾燥機100の信頼性の向上を図ることができるようになる。
他方、前記送風機75の風量は温度センサ202にて検出される収容室10に入る空気の温度に基づいて制御装置110により制御されている。即ち、例えば、温度センサ202にて検出される収容室10に入る空気温度が高いときには、制御装置110は送風機75の風量を増大させる。これにより、空気循環経路72内を循環する空気量が多くなると共に、空気循環経路72を循環する空気速度が速くなる。このため、循環空気がガスクーラ22を速く通過するため、ガスクーラ22にて冷媒と熱交換して、加熱される量が減り、収容室10に入る空気温度を下げることができるようになる。
また、収容室10に入る空気温度が低い場合には、制御装置110は送風機75の風量を減少させる。これにより、空気循環経路72内を循環する空気量が少なくなると共に、空気循環経路72を循環する空気の速度が遅くなる。このため、循環空気がガスクーラ22をゆっくり通過するようになり、ガスクーラ22にて冷媒に熱交換されて、充分に加熱されるようになる。これにより、収容室10に入る空気温度を上げることができるようになる。
このように、温度センサ202にて検出される収容室10に入る空気温度に基づいて、送風機75を制御することで、収容室102に入る空気温度を適切に維持しながら、被洗濯物の乾燥の迅速化を達成することができるようになる。
尚、上記実施例では、温度センサ202にて検出される収容室10に入る空気温度に基づいて送風機75の風量を制御するものとしたが、送風機75の風量はこれに限らず、蒸発温度センサ208にて検出される冷媒の蒸発温度(蒸発器24の入口の冷媒温度)と冷媒温度センサ216にて検出される蒸発器24の出口の冷媒温度との差に基づいて制御するものであっても構わない。この場合、例えば、温度差が小さいときには、送風機75の風量を増大させて、空気循環経路72内を循環する空気を多くする。即ち、蒸発器24にて冷媒はより多くの循環空気と熱交換することができる状態であるため、送風機75の風量を増加させて、空気循環経路72内を循環する空気量を多くしても、蒸発器24にて循環空気を低温にすることができるようになる。このため、空気循環経路72を循環する空気量を多くすることができ、その場合においても水分回収能力を維持することができる。
一方、冷媒の温度差が大きいときには、送風機75の風量を減少させて、空気循環経路72内を循環する空気量を少なくする。蒸発器24における冷媒の温度差が大きい場合、蒸発器24において冷媒が循環空気と熱交換する能力が低いため、多量の循環空気を充分に冷却することができない。このため、蒸発器24を通過する空気量を少なくすることで、水分回収能力を維持することができるようになる。
また、送風機75の風量を冷媒温度センサ206にて検出される膨張弁23手前の冷媒温度に基づいて制御するものとしても構わない。この場合、例えば、膨張弁23手前の冷媒温度が高いときには、送風機75の風量を増加させて、空気循環経路72内を循環する空気量を多くする。膨張弁23手前の冷媒温度が高いと、ガスクーラ22にて循環空気を更に加熱することができる。即ち、ガスクーラ22にて冷媒はより多くの循環空気と熱交換することができる状態であるため、送風機75の風量を増加させて、空気循環経路72内を循環する空気量を多くしても、ガスクーラ22にて循環空気を高温に加熱することができるようになる。これにより、収容室10に高温の空気をより多く吐出することができるようになるので、被洗濯物の乾燥の迅速化を図ることができる。
他方、膨張弁23手前の冷媒温度が低いときには、送風機75の風量を減少させ、空気循環経路72内を循環する空気量を少なくする。膨張弁23手前における冷媒温度が低い場合、蒸発器24において、冷媒が循環空気と熱交換する能力が高いため、収容室10に吐出される循環空気の温度が低くなってしまう。そこで、送風機75の風量を減少させて、ガスクーラ22を通過する空気量を少なくすることで、蒸発器24において、冷媒が循環空気と熱交換する能力を調整できるようになる。これにより、蒸発器24において、水分回収能力を維持することができるようになるので、被洗濯物の乾燥の迅速化を図ることができる。
更に、送風機75を上記全センサ(温度センサ202、蒸発温度センサ208、冷媒温度センサ206)にて検出される空気温度及び冷媒温度に基づいて、複合的に風量制御を行うものとしても構わない。
また、上記実施例では、温度センサ204を冷媒導入管41に設けて、第1の回転圧縮要素32で圧縮された中間圧の冷媒温度に基づいて、コンプレッサ21の保護動作を実行するものとしたが、これに限らず、コンプレッサ21の密閉容器52の温度や第2の回転圧縮要素34にて圧縮された高温高圧の冷媒温度の温度に基づいて、コンプレッサ21の保護動作を実行しても良い。また、冷媒温度に限らず、上記箇所の冷媒圧力を検出可能な圧力センサを設けて、その冷媒圧力に基づいてコンプレッサ21の保護動作を実行するものであっても構わない。
また、上記実施例では、温度センサ202にて検出される収容室10に入る空気温度に基づいて、制御装置110はコンプレッサ21の能力を制御するものとしたが、これに限らず、温度センサ212にて検出される収容室10から出た空気温度に基づいてコンプレッサ21の能力を制御しても構わない。更に、制御装置110は温度センサ202にて検出される収容室10に入る空気温度と当該洗濯乾燥機100の設置箇所の外気温度との差に基づき、コンプレッサ21の能力を制御するものであっても良い。
更にまた、上記実施例での制御装置110による膨張弁23の弁開度制御は、蒸発器24の入口に設置された蒸発温度センサ208にて検出される冷媒の蒸発温度に基づく制御であったが、蒸発温度センサ208と冷媒温度センサ216にて検出される冷媒の蒸発温度(蒸発器24の入口の冷媒温度)と蒸発器24の出口の冷媒温度との差に基づいて、膨張弁23の弁開度を制御するものや冷媒温度センサ216にて検出される蒸発器24の出口の冷媒温度のみにより、当該温度に基づいて膨張弁23の弁開度を制御するものとしても構わない。
次に、本発明の乾燥機の第2の実施例について詳述する。図1において214は空気循環経路72の入口側に設置され、収容室10にて被洗濯物を乾燥させ、湿気を含んだ空気の露点温度を検出するための温湿度センサである。当該温湿度センサ214の出力は制御装置110に接続されている。
この場合、制御装置110は、温湿度センサ214にて検出される空気の露点温度と蒸発温度センサ208にて検出される冷媒の蒸発温度に基づき、膨張弁23の弁開度を制御する。即ち、温湿度センサ214にて検出される空気の露点温度と蒸発温度センサ208にて検出される冷媒の蒸発温度との差により、制御装置110は、蒸発温度が露点温度以下になるように膨張弁23の弁開度を調整している。
このため、湿気を含んだ空気が蒸発器24における熱交換にて確実に露点温度以下に低下して、除湿されるので、蒸発器24において必要な水分回収能力を得ることができるようになる。これにより、被洗濯物を迅速に乾燥することができるようになる。従って、被洗濯物の乾燥時間の短縮を図ることができるようになる。
次に、本発明の乾燥機の第3実施例について詳述する。この場合、制御装置110は、温度センサ212にて検出される収容室10を出た空気温度と蒸発温度センサ208にて検出される蒸発器24における冷媒の蒸発温度に基づいて、膨張弁23の弁開度を制御する。即ち、収容室10を出た空気温度と蒸発器における冷媒の蒸発温度との差により、制御装置110は、収容室10を出た空気の温度上昇に伴い蒸発温度が低下するように膨張弁23の弁開度を制御している。
これにより、乾燥の最終段階で収容室10を出た空気温度が上昇し始めると、制御装置110により膨張弁23の弁開度を縮小し、蒸発器24における冷媒の蒸発温度を低くする。従って、乾燥の最終段階で水分が少なくなっても、必要な水分回収能力を得ることができるようになる。
図3に示すように被洗濯物の乾燥運転を長時間実行すると、被洗濯物の乾燥が進行し、時間の経過に伴い水分回収能力が低下する。特に、乾燥の最終段階では、被洗濯物の乾燥が進行してそれに含まれる水分が著しく少なくなり、水の蒸発潜熱が少なくなるので、その分、循環空気の温度が上昇してしまう。即ち、洗濯乾燥機100内に熱がこもる現象が生じ、機器の故障が発生すると共に、収容室10に収容された被洗濯物に吐出される空気の温度が高温となるので、被洗濯物が変色するなどの問題が生じる。また、循環空気が高温となることで、それと熱交換する冷媒の温度も上昇し、これにより、高圧側の冷媒圧力が異常に上昇して冷媒回路20が過負荷状態に陥る恐れがあった。
しかしながら、制御装置110により収容室10を出た空気の温度上昇に伴い蒸発温度が低下するように膨張弁23の弁開度を制御している。上記のような不都合を効果的に解消することができ、洗濯乾燥機100の信頼性の向上を図ることができるようになる。
一方、温度センサ212にて検出される収容室10を出た空気温度が低下すると、制御装置110は、それに伴い蒸発温度が高くなるように膨張弁23の弁開度を拡大する。これにより、蒸発器24における冷媒の蒸発温度が高くなる。即ち、収容室10から出た空気温度が低い状態では、蒸発器24における蒸発温度をさほど低温とすること無く、露点温度まで容易に低下させることができる。また、この場合に膨張弁23の弁開度を小さくして、蒸発器24における蒸発温度を低くし過ぎると、ガスクーラ22に入る空気温度が低くなりすぎてしまうため、収容室10に入る空気温度も低下する。従って、被洗濯物から水分を蒸発させる能力が低下してしまう。
しかしながら、制御装置110にて収容室10を出た空気温度の上昇に伴い、冷媒の蒸発温度が低くなるように膨張弁23が制御されるので、蒸発器24を経た空気を所定の温度まで下げることができるようになり、上記のような不都合を未然に回避することができるようになる。
これにより、蒸発器24における水分回収能力を常時維持することができるようになるので、被洗濯物の乾燥の迅速化を図ることができるようになる。
尚、上記実施例では、制御装置110は、温度センサ212にて検出される収容室10を出た空気温度と蒸発温度センサ208にて検出される冷媒の蒸発温度とにより膨張弁23の弁開度制御を実行するものとしたが、制御装置110は、温度センサ212にて検出される空気温度のみで膨張弁23の弁開度制御を行うものであっても構わない。
次に、本発明の乾燥機の第4実施例について詳述する。図1において、214は空気循環経路72の入口側に設置され、収容室10を出た空気の絶対湿度を検出するための温湿度センサである。そして、この場合、制御装置110は、当該湿度センサ214にて検出される収容室10を出た空気の絶対湿度と前記蒸発温度センサ208にて検出される冷媒の蒸発温度に基づき、膨張弁23の弁開度を制御する。即ち、収容室10を出た空気の絶対湿度の低下に伴い蒸発温度が低下するように膨張弁23の開度を制御している。
特に、被洗濯物の乾燥の最終段階では、被洗濯物の乾燥が進行してそれに含まれる水分が少なくなり、水の蒸発潜熱が少なくなるので(収容室10から出た空気の絶対湿度も低下する)、その分、循環空気の温度が上昇してしまう。このような状況では、洗濯乾燥機100内に熱がこもる現象が生じ、機器の故障が発生すると共に、収容室10に収容された被洗濯物に吐出される空気の温度が高温となるので、被洗濯物が変色するなどの問題が生じる。また、循環空気が高温となることで、それと熱交換する冷媒の温度も上昇し、これにより、高圧側の冷媒圧力が異常に上昇して冷媒回路20が過負荷状態に陥る恐れがある。
しかしながら、温湿度センサ214にて検出される収容室10を出た空気温度の絶対湿度と蒸発器24における冷媒の蒸発温度に基づいて膨張弁23の弁開度を制御することで、蒸発器24において充分な水分回収能力を得ることができるようになると共に、上記のような不都合を未然に回避することができるようになる。
尚、上記各実施例では冷媒として二酸化炭素(CO2)を使用し、高圧側圧力を超臨界圧力として運転するものとしたが、本発明の乾燥機に使用可能な冷媒はこれに限らず、HFC(炭化フッ化水素)系の冷媒などを使用した場合であっても有効である。
本発明の実施例の洗濯乾燥機の内部構成図である。 図1の洗濯乾燥機の制御を示すブロック図である。 洗濯乾燥機100の運転時間と除湿能力の関係を示す図である。
符号の説明
1 本体
2 外槽ドラム
3 開閉扉
5 内槽ドラム
8 軸
9 中空部
10 収容室
12 排水通路
13 排水バルブ
15 給水通路
20 冷媒回路
21 コンプレッサ
22 ガスクーラ
23 膨張弁
24 蒸発器
32 第1の回転圧縮要素
34 第2の回転圧縮要素
40 冷媒導入管
41 冷媒導入管
42 冷媒吐出管
35 給水バルブ
75 送風機
100 洗濯乾燥機
110 制御装置
202 温度センサ
204 温度センサ
206 冷媒温度センサ
208 蒸発温度センサ
212 温度センサ
214 温湿度センサ
216 冷媒温度センサ

Claims (12)

  1. 被乾燥物を収容する収容室を備え、該収容室内において前記被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、
    コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、
    送風手段により、前記放熱器と熱交換した空気を前記収容室内に吐出し、該収容室内を経た空気を前記放熱器と熱交換させるための空気経路と、
    前記膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて、前記膨張弁の弁開度を制御することを特徴とする乾燥機。
  2. 被乾燥物を収容する収容室を備え、該収容室内において前記被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、
    コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、
    送風手段により、前記放熱器と熱交換した空気を前記収容室内に吐出し、該収容室内を経た空気を前記放熱器と熱交換させるための空気経路と、
    前記膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記収容室を出た空気の露点温度と前記蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて前記膨張弁の弁開度を制御することを特徴とする乾燥機。
  3. 被乾燥物を収容する収容室を備え、該収容室内において前記被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、
    コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、
    送風手段により、前記放熱器と熱交換した空気を前記収容室内に吐出し、該収容室内を経た空気を前記放熱器と熱交換させるための空気経路と、
    前記膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記収容室を出た空気の温度と前記蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて前記膨張弁の弁開度を制御することを特徴とする乾燥機。
  4. 被乾燥物を収容する収容室を備え、該収容室内において前記被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、
    コンプレッサ、放熱器、膨張弁及び蒸発器等を順次環状に配管接続して成る冷媒回路と、
    送風手段により、前記放熱器と熱交換した空気を前記収容室内に吐出し、該収容室内を経た空気を前記放熱器と熱交換させるための空気経路と、
    前記膨張弁の弁開度を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記収容室を出た空気の絶対湿度と前記蒸発器における冷媒の蒸発温度に基づいて前記膨張弁の弁開度を制御することを特徴とする乾燥機。
  5. 前記制御手段は、前記収容室に入る空気の温度に基づいて、前記コンプレッサの能力を制御することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4の乾燥機。
  6. 前記制御手段は、前記収容室に入る空気の温度に基づいて、前記送風手段の風量を制御することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の乾燥機。
  7. 前記制御手段は、前記蒸発器入口の冷媒温度と当該蒸発器出口の冷媒温度との差に基づいて、前記送風手段の風量を制御することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の乾燥機。
  8. 前記制御手段は、前記膨張弁手前の冷媒温度に基づいて、前記送風手段の風量を制御することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の乾燥機。
  9. 前記制御手段は、前記収容室に入る空気温度、前記蒸発器入口の冷媒温度と当該蒸発器出口の冷媒温度との差及び前記膨張弁手前の冷媒温度に基づいて、前記送風手段の風量を制御することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の乾燥機。
  10. 前記コンプレッサは、密閉容器内に第1の圧縮要素及び第2の圧縮要素を備え、前記第1の圧縮要素で圧縮された冷媒を前記第2の圧縮要素に吸い込んで圧縮した後、前記放熱器に吐出すると共に、
    前記制御手段は、前記第1の圧縮要素で圧縮された冷媒温度又は冷媒圧力に基づいて、前記コンプレッサの保護動作を実行することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9の乾燥機。
  11. 前記コンプレッサは、密閉容器内に第1の圧縮要素及び第2の圧縮要素を備え、前記第1の圧縮要素で圧縮された冷媒を前記第2の圧縮要素に吸い込んで圧縮した後、前記放熱器に吐出すると共に、
    前記制御手段は、前記密閉容器の温度に基づいて、前記コンプレッサの保護動作を実行することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9の乾燥機。
  12. 前記コンプレッサは、密閉容器内に第1の圧縮要素及び第2の圧縮要素を備え、前記第1の圧縮要素で圧縮された冷媒を前記第2の圧縮要素に吸い込んで圧縮した後、前記放熱器に吐出すると共に、
    前記制御手段は、前記第2の圧縮要素から吐出された冷媒温度又は冷媒圧力に基づいて、前記コンプレッサの保護動作を実行することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9の乾燥機。
JP2003298405A 2003-08-22 2003-08-22 乾燥機 Pending JP2005069539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003298405A JP2005069539A (ja) 2003-08-22 2003-08-22 乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003298405A JP2005069539A (ja) 2003-08-22 2003-08-22 乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005069539A true JP2005069539A (ja) 2005-03-17

Family

ID=34403909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003298405A Pending JP2005069539A (ja) 2003-08-22 2003-08-22 乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005069539A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296450A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯乾燥機
JP2007325839A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Toshiba Corp 衣類乾燥機
US8015726B2 (en) * 2005-06-23 2011-09-13 Whirlpool Corporation Automatic clothes dryer
CN103748278A (zh) * 2011-05-27 2014-04-23 Bsh博世和西门子家用电器有限公司 衣物烘干设备及其控制方法
WO2016127553A1 (zh) * 2015-02-11 2016-08-18 青岛海尔洗衣机有限公司 一种变频热泵干衣机膨胀阀控制方法
EP2622122A4 (en) * 2010-09-30 2017-12-13 LG Electronics Inc. Clothes treating apparatus with heat pump system and operating method thereof
EP3378986A1 (en) * 2017-03-20 2018-09-26 LG Electronics Inc. Control method for laundry treating apparatus
WO2021241916A1 (ko) * 2020-05-27 2021-12-02 삼성전자주식회사 의류 처리 장치 및 그 제어 방법

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016291A (ja) * 1983-07-06 1985-01-28 横山鉄工株式会社 乾燥装置
JPS6089633A (ja) * 1983-10-19 1985-05-20 Matsushita Seiko Co Ltd 空気調和機の除湿運転制御装置
JPH04200751A (ja) * 1990-11-30 1992-07-21 Kubota Corp 除湿乾燥機
JPH07178289A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衣類乾燥機
JPH0914727A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Toshiba Corp 空気調和機
JP2000205163A (ja) * 1999-01-07 2000-07-25 Sanyo Electric Co Ltd ロ―タリ圧縮機
JP2001108319A (ja) * 1999-10-06 2001-04-20 Matsushita Refrig Co Ltd 冷凍装置
JP2002243307A (ja) * 2001-02-14 2002-08-28 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2003049777A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Sanyo Electric Co Ltd 密閉型圧縮機およびそれを用いた冷凍装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016291A (ja) * 1983-07-06 1985-01-28 横山鉄工株式会社 乾燥装置
JPS6089633A (ja) * 1983-10-19 1985-05-20 Matsushita Seiko Co Ltd 空気調和機の除湿運転制御装置
JPH04200751A (ja) * 1990-11-30 1992-07-21 Kubota Corp 除湿乾燥機
JPH07178289A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衣類乾燥機
JPH0914727A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Toshiba Corp 空気調和機
JP2000205163A (ja) * 1999-01-07 2000-07-25 Sanyo Electric Co Ltd ロ―タリ圧縮機
JP2001108319A (ja) * 1999-10-06 2001-04-20 Matsushita Refrig Co Ltd 冷凍装置
JP2002243307A (ja) * 2001-02-14 2002-08-28 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2003049777A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Sanyo Electric Co Ltd 密閉型圧縮機およびそれを用いた冷凍装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296450A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯乾燥機
US8015726B2 (en) * 2005-06-23 2011-09-13 Whirlpool Corporation Automatic clothes dryer
JP2007325839A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Toshiba Corp 衣類乾燥機
EP2622122A4 (en) * 2010-09-30 2017-12-13 LG Electronics Inc. Clothes treating apparatus with heat pump system and operating method thereof
EP2719820A3 (en) * 2010-09-30 2017-12-13 LG Electronics, Inc. Clothes treating apparatus with heat pump system and operating method thereof
CN103748278A (zh) * 2011-05-27 2014-04-23 Bsh博世和西门子家用电器有限公司 衣物烘干设备及其控制方法
WO2016127553A1 (zh) * 2015-02-11 2016-08-18 青岛海尔洗衣机有限公司 一种变频热泵干衣机膨胀阀控制方法
US10494757B2 (en) 2015-02-11 2019-12-03 Qingdao Haier Washing Machine Co., Ltd. Method for controlling expansion valve of frequency conversion heat pump clothes dryer
EP3378986A1 (en) * 2017-03-20 2018-09-26 LG Electronics Inc. Control method for laundry treating apparatus
KR20180106294A (ko) * 2017-03-20 2018-10-01 엘지전자 주식회사 의류처리장치의 제어방법
US10544542B2 (en) 2017-03-20 2020-01-28 Lg Electronics Inc. Control method for laundry treating apparatus
KR102364677B1 (ko) * 2017-03-20 2022-02-18 엘지전자 주식회사 의류처리장치의 제어방법
WO2021241916A1 (ko) * 2020-05-27 2021-12-02 삼성전자주식회사 의류 처리 장치 및 그 제어 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4386894B2 (ja) 乾燥機
JP4889545B2 (ja) 乾燥装置及びこの装置を備えた洗濯乾燥機
JP4386895B2 (ja) 乾燥機
KR101613962B1 (ko) 히트펌프 사이클을 구비한 의류처리장치 및 이의 제어방법
KR101613966B1 (ko) 의류처리장치
JP4326445B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP4976965B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2005253588A (ja) 乾燥機
JP2005024113A (ja) 乾燥機
JP2005095291A (ja) 洗濯乾燥機
JP2008220817A (ja) 洗濯乾燥機
JP6486197B2 (ja) 衣類乾燥機
JP4986662B2 (ja) 乾燥機
JP2009195362A (ja) 衣類乾燥装置
JP2013085794A (ja) 衣類乾燥機
JP4507966B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP2007143735A (ja) 洗濯乾燥機
JP2005069539A (ja) 乾燥機
JP2005027934A (ja) 乾燥機
JP6092004B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2006272025A (ja) 乾燥機
JP2010012074A (ja) 衣類乾燥装置
JP2008079767A (ja) 衣類乾燥装置
JP2009034306A (ja) 衣類乾燥装置
JP4439451B2 (ja) 乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070528

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108