JP4386894B2 - 乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、被乾燥物を収容する収容室を備え、この収納室内において被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機に関するものである。
従来、この種の乾燥機は、本体内に回転自在に取り付けられた回転ドラム内に衣類等の被乾燥物を収容する乾燥室(収容室)が構成され、当該乾燥室には乾燥用空気を送風するための循環空気経路が接続されている。そして、ファン(送風手段)により循環空気経路内に設けられた放熱器にて加熱された空気を乾燥室に送風して、当該乾燥室内に収容された被乾燥物から水分を奪う。被乾燥物から蒸発した湿気(水分)は蒸発器(吸熱器)にて凝結させて除湿し、再び放熱器にて加熱し、乾燥室に送風するサイクルを繰り返すものであった。そして、このようなサイクルを繰り返すことで、乾燥室内に収容された被乾燥物が徐々に乾燥されるのであった。
このような乾燥機では、乾燥運転に伴い圧縮機の電気入力が熱として冷媒回路や空気循環経路内に徐々に蓄積し、乾燥機内に熱がこもる不都合が生じることとなる。即ち、循環空気の温度が上昇すると、機器に損傷を与えるとともに、被乾燥物に吐出される空気の温度が高温となるので、冷媒回路内の冷媒の持つ熱量も増加するため、冷媒回路を流れる冷媒温度も上昇して、機器の損傷を引き起こしたり、被乾燥物が変色するなどの問題が生じていた。
また、循環空気が高温となると、それと熱交換する冷媒回路の冷媒温度も上昇するため、冷媒圧力も上昇して、冷媒回路が過負荷状態に陥る恐れがあった。そのため、当該回路内で最も高温高圧となる圧縮機の吐出冷媒温度が上限値に達すると、過負荷防止装置が作動して圧縮機が停止されて、係る過負荷状態となる不都合を回避していた。しかしながら、このように過負荷防止装置が作動すると圧縮機が停止されて、その間被乾燥物の乾燥を行うことができないので、乾燥に時間がかかるという問題が生じていた。
このような不都合を解消するため、放熱器から蒸発器までの間、或いは、乾燥室から蒸発器に至るまでの間に乾燥用空気を冷却するための放熱手段を設けて、圧縮機が極力停止しないようにした乾燥機も開発されている。例えば、乾燥室から蒸発器に至るまでの間に放熱手段を設けた場合には、乾燥空気、若しくは、冷媒回路の状態を検知する状態検知手段からの情報に応じて、圧縮機の能力を制御し、且つ、圧縮機出口の冷媒温度が所定値まで上昇すると、放熱手段の放熱量を増大させて、外部に排熱する。
これにより、乾燥室から出た空気が冷却されるので、これに伴い、圧縮機の吸気冷媒温度が低下する。そして、圧縮機の吸気冷媒温度が低下すると圧縮機自体の温度も低下するので、その結果、圧縮機から吐出される吐出冷媒温度も低下する。これにより、圧縮機を停止することなく、吐出温度を低下することができるようになり、乾燥時間を短縮することができるようになった(例えば、特許文献1)。
特開2004−236965号公報
しかしながら、上記の場合、乾燥室から出た空気を冷却するため、問題となる冷媒回路の高圧側である圧縮機出口の冷媒温度上昇に迅速に対応できなかった。即ち、圧縮機の吐出温度保護の制御対応時間が長くかかるため、結局、それを見越した制御(圧縮機の吐出温度の上限値を低く設定したり、圧縮機の能力制御などの保護動作等)を行う必要があり、圧縮機の能力を十分に発揮することが困難で、乾燥時間の短縮を図り難かった。
本発明は、係る従来技術の課題を解決するために成されたものであり、被乾燥物の乾燥時間の短縮を図りながら、熱のこもりを効果的に解消することができる乾燥機を提供することを目的とする。
本発明の乾燥機は、被乾燥物を収容する収容室を備え、該収容室内において前記被乾燥物の乾燥運転を実行するものであって、中間圧部を有するコンプレッサ、放熱器、減圧装置及び蒸発器等を順次環状に配管接続してなる冷媒回路と、送風手段により、前記放熱器から前記収容室内を経て前記蒸発器に送り、再び前記放熱器に戻す空気循環を行わせるための空気循環経路と、前記蒸発器の冷媒出口から前記放熱器の冷媒入口までの間で、外部の熱媒体と前記冷媒回路内の冷媒とを熱交換させるための熱交換手段と、を備え、前記熱交換手段は、外部の熱媒体と前記コンプレッサの中間圧部の冷媒とを熱交換させるための外部熱交換器から構成され、該外部熱交換器に冷媒を流すか否かを制御するための流路制御手段を更に備え、前記コンプレッサの中間圧部の冷媒と前記空気循環経路内の空気とを熱交換させるための内部熱交換器を備え、前記外部熱交換器に冷媒を流さない場合、前記内部熱交換器に冷媒を流すことを特徴とする。
請求項2の発明の乾燥機は、請求項1に記載の乾燥機において、前記内部熱交換器を前記放熱器と一体に構成したことを特徴とする
本発明によれば、被乾燥物を収容する収容室を備え、該収容室内において前記被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、中間圧部を有するコンプレッサ、放熱器、減圧装置及び蒸発器等を順次環状に配管接続してなる冷媒回路と、送風手段により、前記放熱器から前記収容室内を経て前記蒸発器に送り、再び前記放熱器に戻す空気循環を行わせるための空気循環経路と、前記蒸発器の冷媒出口から前記放熱器の冷媒入口までの間で、外部の熱媒体と前記冷媒回路内の冷媒とを熱交換させるための熱交換手段と、を備え、前記熱交換手段は、外部の熱媒体と前記コンプレッサの中間圧部の冷媒とを熱交換させるための外部熱交換器から構成され、該外部熱交換器に冷媒を流すか否かを制御するための流路制御手段を更に備え、前記コンプレッサの中間圧部の冷媒と前記空気循環経路内の空気とを熱交換させるための内部熱交換器を備え、前記外部熱交換器に冷媒を流さない場合、前記内部熱交換器に冷媒を流すので、中間圧冷媒の温度を乾燥用空気の加熱に利用することができる。
また、請求項2の発明の如き内部熱交換器を放熱器と一体に構成すれば、部品点数の削減を図ることができるようになり、スペース効率が向上する
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。
図1は本発明を適用した乾燥機の一実施例として、洗濯運転と洗濯運転終了後の乾燥運転を実行する洗濯乾燥機Wの内部構成図を示している。本実施例の洗濯乾燥機Wは、衣類等の被洗濯物(この被洗濯物が乾燥運転における被乾燥物となる)を洗濯、及び、乾燥するために使用するもので、本体1内には、円筒の軸を水平方向として配置された貯水可能な円筒樹脂製の外槽ドラム2と、この外槽ドラム2の内側に配置され、洗濯槽と脱水槽を兼ねる円筒状ステンレス製の内槽ドラム(回転ドラム)5からなるドラム本体Dが設けられている。そして、この内槽ドラム5の内部が被洗濯物(被乾燥物)を収容するための収容室7とされ、これも円筒の軸を水平方向として配置されると共に、この回転軸が外槽ドラム2の側壁に装着された図示しない駆動モータの軸に連結され、この軸に連結された内槽ドラム5の軸である回転軸を中心とし、内槽ドラム5は外槽ドラム2内で回転可能に保持されている。
本体1の上部には、内槽ドラム5内に給水するための給水手段としての図示しない給水通路が設けられており、この給水通路の一端は給水バルブを介して水道水などの給水源に接続されている。この給水バルブは制御装置にて開閉が制御される。また、給水通路の他端は、外槽ドラム2に接続されて内部と連通しており、制御装置にて給水バルブが開放されると、外槽ドラム5内に設けられた内槽ドラム5内の収容室7に給水源から水(水道水)が供給されるように構成されている。
また、前記本体1の下部には、内槽ドラム5内の収容室7の水を排出するための排水手段としての図示しない排水通路が設けられており、この排水通路の一端は、制御装置にて開閉を制御される排水バルブを介して外槽ドラム2の最底部と連通している。また、排水通路の他端は、洗濯乾燥機Wの外部に導出され、排水溝等に至る。
本体1内のドラム本体Dの側方には機械室9が構成され、この機械室9内に空気循環経路20が構成されている。この空気循環経路20の一端には入口20Aが形成され、当該入口20Aの近傍の空気循環経路20内には後述する冷媒回路10の蒸発器15が設置されている。そして、この空気循環経路20の入口20Aは内槽ドラム5の一側と連通している。また、空気循環経路20の他端には出口20Bが形成され、当該出口20Bの近傍の空気循環経路20内には前記冷媒回路10の放熱器12が設置されている。
また、空気循環経路20内には送風手段としてのファン16が設けられており、空気循環経路20の出口20Bから内槽ドラム5内の収容室7内に循環空気(乾燥用空気)を送風する。即ち、洗濯乾燥機Wは、乾燥運転時に内槽ドラム5内の空気をファン16により空気循環経路20内に循環させることにより、空気循環経路20の出口20B側に設けられた放熱器12との熱交換にて空気を加熱した後、内槽ドラム5内の収容室7に吐出する。そして、収容室7内を循環し、被乾燥物を乾燥させた後の空気は、入口20Aから空気循環経路20内に吸い込まれ、この入口20A側に設けられた蒸発器15と熱交換して冷却され、除湿された後、再びファン16に吸い込まれて放熱器12に送られ、収容室7内に吐出される構成とされている。即ち、ファン16により、空気循環経路20内の空気は、放熱器12から収容室7内を経て蒸発器15に送られ、再び放熱器12に戻る循環が行われる。
一方、前述した冷媒回路10は、コンプレッサ11、放熱器12、減圧装置としての膨張弁14及び蒸発器15等を順次環状に配管接続して構成されている。また、冷媒回路10内には、冷媒として二酸化炭素(CO2)が所定量封入されている。ここで、本実施例で使用するコンプレッサ11は、密閉容器18内に駆動要素としての図示しない電動要素と、この電動要素にて駆動される第1の回転圧縮要素32(1段目)及び第2の回転圧縮要素34(2段目)が設けられた多段(2段)圧縮式のロータリコンプレッサであり、空気循環経路20内の蒸発器15の下流側(風下側)で、放熱器12の上流側(風上側)に設けられている。
そして、冷媒導入管30からコンプレッサ11の第1の回転圧縮要素32に低圧冷媒が導入され、当該第1の回転圧縮要素32にて圧縮された中間圧の冷媒は、冷媒導入管35を介して、一旦密閉容器18外部に吐出された後、第2の回転圧縮要素34に導入され、冷媒吐出管37から第2の回転圧縮要素34で圧縮された高温高圧の冷媒ガスがコンプレッサ11外部に吐出される構成とされている。
このコンプレッサ11の冷媒吐出管37は、空気循環経路20の出口20B側に設けられた放熱器12の入口に接続される。この放熱器12を出た配管は、膨張弁14の入口に接続され、膨張弁14を出た配管は空気循環経路20の入口20A側に設けられた蒸発器15の入口に至り、蒸発器15の出口は冷媒導入管30と接続され、コンプレッサ11に至る。
一方、洗濯乾燥機Wには、蒸発器15の冷媒出口から放熱器12の冷媒入口までの間に、洗濯乾燥機W外部の熱媒体と冷媒回路10内の冷媒とを熱交換させるための熱交換手段を具備している。本実施例の熱交換手段は、洗濯乾燥機W外部の熱媒体とコンプレッサ11の中間圧部の冷媒とを熱交換させるための外部熱交換器50から構成されいる。ここで、コンプレッサ11の中間圧部とは、第1の回転圧縮要素32で圧縮された冷媒が中間圧となって吐出されるところから第2の回転圧縮要素34に吸い込まれるまでの範囲内であり、本実施例では冷媒導入管35内を中間圧部とする。従って、本実施例の外部熱交換器50は空気循環経路20外であって、冷媒導入管35の途中部に配置されている。本実施例の外部熱交換器50は空冷式の熱交換器であり、当該外部熱交換器50を通過する冷媒は洗濯乾燥機W外部の熱媒体としての外気と熱交換するものとされている。
また、冷媒導入管35の上記外部熱交換器50の上流側にはバイパス配管36の一端が接続されている。当該バイパス配管36は外部熱交換器50をバイパスするための冷媒配管であり、他端は冷媒導入管35の外部熱交換器50の下流側に接続されている。また、バイパス配管36及び冷媒導入管35のバイパス配管36の一端の接続点より下流側であって、外部熱交換器50の入口側(上流側)にはそれぞれ弁装置60、62が設けられている。両弁装置60、62は外部熱交換器50に冷媒を流すか否かを制御するための流路制御手段であり、図示しない制御装置にて弁装置60、62の開閉がそれぞれ制御されている。
尚、前述した制御装置は洗濯乾燥機Wの運転を司る制御手段であり、図示しない駆動モータの運転、給水通路の給水バルブの開閉、排水通路の排水バルブの開閉、コンプレッサ11の運転、膨張弁14の絞り調整、ファン16の風量調整を制御している。
更に、制御装置は前記弁装置60、62の開閉を制御している。具体的に、制御装置は当該弁装置60、62の開閉をコンプレッサ11の吐出冷媒温度、或いは、コンプレッサ11の吸込冷媒温度、コンプレッサ11の密閉容器18の温度、膨張弁14入口の冷媒温度、膨張弁14出口の冷媒温度、冷媒回路10の高圧側冷媒圧力、冷媒回路10の中間圧部の圧力、冷媒回路10の低圧側の冷媒圧力の何れか、若しくは、収容室7入口の乾燥用空気温度(循環空気温度)、収容室8出口の乾燥用空気温度、或いは、蒸発器15出口の乾燥用空気温度、放熱器12入口の冷媒温度の何れかに基づき、弁装置60、62を開閉して、外部熱交換器50への冷媒の流通を制御している。
本実施例では、冷媒回路10のコンプレッサ11出口側に当該コンプレッサ11から出た高温高圧の冷媒の温度を検知するための状態検知手段としての冷媒温度センサ70を設けて、当該冷媒温度センサ70の出力に基づき、制御装置が弁装置60、62を開閉するものとする。即ち、制御装置は、冷媒温度センサ70にて検出される吐出冷媒温度が予め設定された所定の保護上限温度に上昇すると、弁装置62を開き、弁装置60を閉じる。これにより、第1の回転圧縮要素32にて圧縮された中間圧の冷媒は冷媒導入管35から弁装置62を経て、外部熱交換器50に流れた後、第2の回転圧縮要素34に吸い込まれる。
一方、冷媒温度センサ70にて検出される吐出冷媒温度が予め設定された所定の保護下限温度に低下すると、制御装置は弁装置60を開き、弁装置62を閉じる。これにより、上記中間圧の冷媒は冷媒導入管35からバイパス配管36に入り、弁装置60を経て、外部熱交換器50の下流側の冷媒導入管35を介して第2の回転圧縮要素34に吸い込まれる。
以上の構成で次に洗濯乾燥機Wの動作を説明する。内槽ドラム5内の収容室7に被洗濯物と当該被洗濯物の量に応じた所定量の洗剤が投入され、図示しない操作スイッチの電源スイッチ及びスタートスイッチが操作されると制御装置は洗濯運転を開始する。これにより、制御装置により図示しない給水通路の給水バルブが開き、給水通路が開放されて給水源から内槽ドラム5内の収容室7に水が供給される。尚、このとき排水通路の排水バルブは制御装置により閉じられている。
内槽ドラム5内の収容室7に所定量の水が溜まると、制御装置は給水バルブを閉じて給水通路を閉塞する。これにより、給水源からの水の供給が停止される。
次に、制御装置により駆動モータが通電起動されて、前記軸が回転し、軸に取り付けられた内槽ドラム5が外槽ドラム2内で回転し始め、洗濯運転の洗濯行程が開始される。
洗濯行程の開始から所定時間経過すると、制御装置により駆動モータが停止され、前記排水通路の排水バルブが開放されて内槽ドラム5の収容室7内(即ち、外槽ドラム2内)の水(洗濯水)が排出されていく。
そして、内槽ドラム5の収容室7内の水が排出されると、制御装置は再び駆動モータを作動し、被洗濯物の脱水を行う。この脱水を所定時間実行した後、制御装置は排水通路の排水バルブを閉じる。
次に、制御装置はすすぎ行程に移行し、給水通路の給水バルブを開いて給水通路を開放する。これにより、給水源から内槽ドラム5内の収容室7に再び水が供給される。内槽ドラム5内の収容室7に所定量の給水が行われると、制御装置は給水バルブを閉じ、給水通路を閉塞する。これにより、給水源からの水の供給が停止される。
そして、前記駆動モータの回転動作を所定時間繰り返してすすぎを行った後、制御装置は駆動モータを停止し、排水通路の排水バルブを開いて収容室7内のすすぎ水を排水通路に排出する。収容室7内のすすぎ水が排出されると、制御装置は再び駆動モータを作動し、前述同様に内槽ドラム5を回転させて、被洗濯物の脱水を行う脱水行程に移行する。そして、この脱水行程を所定時間実行した後、制御装置は駆動モータにより内槽ドラム5を回転させて乾燥運転に移行する。
この乾燥運転では、制御装置により空気循環経路20内のファン16及び冷媒回路10のコンプレッサ11が起動される。これにより、コンプレッサ11にて冷媒の圧縮が開始される。即ち、コンプレッサ11の第1の回転圧縮要素32に低温低圧の冷媒ガスが吸い込まれる(図2に示すモリエル線図のAの状態)。そして、第1の回転圧縮要素32において圧縮され、中間圧となった冷媒ガスは図2に示すBの状態となり、冷媒導入管35に吐出される。このとき、前記冷媒温度センサ70にて検知されるコンプレッサ11の吐出冷媒温度が予め設定された所定の保護上限温度より低い場合には、制御装置によりバイパス配管36の弁装置60が開かれ、弁装置62が閉じられているので、当該冷媒導入管35に吐出された中間圧の冷媒は、外部熱交換器50に流れることなく、全てバイパス配管36を経由して、第2の回転圧縮要素34に吸い込まれる(図2の破線で示すBの状態のまま)。
このように、冷媒温度センサ70にて検知されるコンプレッサ11の吐出冷媒温度が予め設定された所定の保護上限温度より低い場合には、冷媒回路10の冷媒は外部熱交換器50にて放熱されないので、図2に破線で示すように当該冷媒温度を早期に高温とすることができる。
一方、第2の回転圧縮要素34に吸い込まれた中間圧の冷媒ガスは、そこで圧縮されて、高温高圧の冷媒ガスとなり(図2のCの状態)、冷媒吐出管37からコンプレッサ11の外部に吐出される。そして、コンプレッサ11から吐出された冷媒は放熱器12に入り、そこで放熱して図2に示すDの状態となった後、膨張弁14に至る。そして、当該膨張弁14にて冷媒が減圧され、その過程で液化した後(図2に示すEの状態)、蒸発器15に流入し、そこで周囲から吸熱し、蒸発してコンプレッサ11に吸い込まれる循環を行う(図2に示すAの状態)。
また、前記ファン16の運転により、放熱器12における高温高圧の冷媒ガスの放熱によって加熱され、高温となった乾燥用空気は空気循環経路20の出口20A側へと送風され、当該出口20Aから収容室7内に吐出される。収容室7に吐出された乾燥用空気は内槽ドラム5内(収容室7)に収容された被乾燥物を暖めて水分を蒸発させ、被乾燥物を乾燥させる。被乾燥物を乾燥させて湿気を含んだ空気は、収容室7を経て内槽ドラム5外に流出し、入口20Aから空気循環経路20内に戻り、そこに設けられた蒸発器15を通過する。
このとき、収容室7からの空気に含まれる水分(被乾燥物から蒸発した水分)は蒸発器15を通過する過程で当該蒸発器15の表面に凝結し、水滴となって落下する。落下した水滴は図示しないドレンパイプを介して、排水通路から外部の排水溝などに排出される。この蒸発器15で湿気が取り除かれて乾燥した空気は、ファン16に吸い込まれた後、コンプレッサ11向かって吐出され、当該コンプレッサ11の周囲を通過する。このとき、本実施例では、コンプレッサ11を空気循環経路20内に配置したので、蒸発器15にて冷却され、ファン16に吸い込まれて吐出された空気をコンプレッサ11の周囲を通過させることで、運転により加熱したコンプレッサ11を冷却することができる。更に、乾燥用空気の加熱にコンプレッサ11自体からの放熱を利用することができる。これにより、乾燥運転初期における乾燥用空気の温度上昇を促進することができる。
また、コンプレッサ11を冷却した循環空気(乾燥用空気)は、放熱器12に流入して加熱され、空気循環経路20の出口20Bから出て内槽ドラム5内の収容室7に吐出されて収容室7内の被乾燥物から水分を奪って乾燥させる循環を繰り返す。
このような乾燥運転が実行されると、当該乾燥運転に伴いコンプレッサ11の電気入力が冷媒回路10や空気循環経路20に徐々に蓄積し、洗濯乾燥機Wに熱がこもる不都合が生じることとなる。従来の洗濯乾燥機Wではこのような熱のこもりに対処することが困難で、洗濯乾燥機が故障したり、収容室に非常に高温の空気が吐出されて、被乾燥物が変色する恐れがあった。
また、循環空気の温度が上昇すると、冷媒回路内の冷媒温度も上昇するため、高圧側の冷媒圧力が異常上昇する等、冷媒回路が過負荷状態に陥る恐れがあった。そのため、従来の洗濯乾燥機では冷媒回路内の高圧側となるコンプレッサの吐出温度が上限値に達すると、過負荷防止装置が作動してコンプレッサが停止され、過負荷状態となる不都合を回避していた。しかしながら、過負荷防止装置が作動するとコンプレッサが停止されて、その間、被乾燥物の乾燥を行うことができないので、乾燥時間がかかるという問題が生じていた。
そこで、放熱器から蒸発器の間の冷媒、或いは、収容室から蒸発器に至るまでの間の乾燥用空気を冷却するための放熱手段を設けて、当該放熱手段により冷媒、若しくは、乾燥用空気を冷却すると共に、コンプレッサの回転数を制御することにより、コンプレッサの停止を極力回避した洗濯乾燥機も開発されている。
この場合、例えば、収容室から蒸発器に至るまでの間の循環空気を放熱するための放熱手段を設けると、先ず、収容室から出た空気が冷却され、これに伴い、コンプレッサの吸込冷媒温度が低下し、その後、コンプレッサの吸い込み冷媒温度が低下して、最終的にコンプレッサから吐出される冷媒温度が低下するため、コンプレッサ出口の冷媒温度上昇に迅速に対応できなかった。
また、放熱器から蒸発器に至るまでの間に冷媒を冷却するための放熱手段を設けた場合にも、蒸発器に入る冷媒温度が低下し、これに伴い、コンプレッサの吸い込み冷媒温度が低下し、その後、コンプレッサの吸い込み冷媒温度が低下して、最終的にコンプレッサから吐出される冷媒温度が低下するため、コンプレッサ出口の冷媒温度上昇に迅速に対応できなかった。
従って、コンプレッサの吐出温度保護の対応時間が長くかかるため、結局、当該対応時間を見越した制御(コンプレッサの吐出温度の上限値を低く設定したり、コンプレッサの能力制御などの保護動作等)を行う必要があり、コンプレッサの能力を充分に発揮することが困難であった。そのため、被乾燥物の乾燥時間の短縮を効果的に図ることができなかった。
しかしながら、本実施例の洗濯乾燥機Wは、前記冷媒温度センサ70にて検知されるコンプレッサ11の吐出冷媒温度が予め設定された所定の保護上限温度に上昇すると、制御装置によりバイパス配管36の弁装置60が閉じられ、弁装置62が開かれる。これにより、冷媒導入管35(中間圧部)に吐出された中間圧の冷媒は、全て外部熱交換器50に流れる。そして、外部熱交換器50に流入した冷媒は、外気と熱交換して熱を奪われて放熱して、図2に示すFの状態となる。その後、外部熱交換器50から出た冷媒は、第2の回転圧縮要素34に吸い込まれて圧縮され、コンプレッサ11の外部に吐出される。これにより、コンプレッサ11の吐出冷媒温度が図2のGに示すように低下する。
このように、当該外部熱交換器50にて外部の熱媒体としての外気と冷媒とを熱交換させて、冷媒の熱を外気に捨てることができるようになり、熱のこもりを解消することができる。特に、本実施例の如く中間圧部の冷媒を放熱させることで、迅速且つ的確にコンプレッサ11の吐出冷媒温度を低下させることができるようになるので、従来のようにコンプレッサ11の能力を制御したり、停止することなく、コンプレッサ11の能力を高く維持することが可能となる。従って、乾燥時間の短縮を図ることができるようになる。
また、本実施例のように、コンプレッサ11の中間圧部の冷媒を熱交換させることで、第2の回転圧縮要素34に吸い込まれる冷媒の温度を下げることができるので、第2の回転圧縮要素34の圧縮作業を向上させることが可能となる。
更に、本実施例の如く、流路制御手段としての弁装置60、62とを設けて、当該弁の切り換えにより外部熱交換器50への冷媒流通を制御することで、乾燥運転初期には当該外部熱交換器50に冷媒を流さず、排熱しないようにすれば、乾燥用空気の温度上昇を促進して、乾燥時間の短縮に寄与することができる。
一方、冷媒温度センサ70にて検知されるコンプレッサ11の吐出冷媒温度が予め設定された所定の保護上限温度に上昇する場合にのみ、外部熱交換器50に冷媒を流して、排熱することで、熱のこもりによる不都合を解消することができる。
他方、冷媒温度センサ70にて検知されるコンプレッサ11の吐出冷媒温度が予め設定された所定の保護下限温度に低下すると、制御装置は弁装置60を開き、弁装置62を閉じて外部熱交換器50への冷媒流通を阻止する。これにより、第1の回転圧縮要素32で圧縮された冷媒は外部熱交換器50に流れることなく、全てバイパス回路36を経て第2の回転圧縮要素34に吸い込まれる。
尚、本実施例では、外部熱交換器50において冷媒と外気とを熱交換させるものとしたが、本発明において冷媒と熱交換させる熱媒体は外気に限らず、水やブラインやその他冷媒と熱交換可能な媒体であればどのようなものであっても構わない。また、本実施例では外部熱交換器50において冷媒を自然放熱させるものとしたが、これに限らず、図3に示すように外部熱交換器50の近傍にファン55を設置して、当該ファン55の風量を調節することにより外部熱交換器50における放熱量を制御するものとしても良いし、図4に示すように水冷方式の熱交換器として、外部熱交換器50に流れる水量を給水バルブ58により調節することで放熱量を制御するものとしても構わない。尚、図4に示すような水冷式の熱交換器とする場合、外部熱交換器50内を流れる冷媒と熱交換可能な給水通路59を形成し、この給水通路59の一端は給水バルブ58を介して水道水などの給水源に接続する。そして、給水通路59の他端は洗濯乾燥機Wの外部に導出して、排水溝等に至るように構成する。
上述の場合における放熱量の制御は、外部熱交換器50に冷媒を流す場合にのみ行うものとする。具体的には、冷媒温度センサ70の出力に基づき、前記保護上限温度に達した場合、まだファン55の運転を停止、或いは、給水バルブ58を全閉とし、外部熱交換器50を流れる冷媒を自然放熱させる。その後、更に上記冷媒温度センサ70にて検出される冷媒温度が上昇して当該保護上限温度より高い第1の閾値に上昇したら、制御装置はファン55を低速運転、或いは、給水バルブ58を少し開放して、外部熱交換器50における放熱量を増加させる。更に、第1の閾値より高い第2の閾値に冷媒温度が上昇した場合、制御装置はファン55を高速運転、或いは、給水バルブ58を更に開放して、外部熱交換器50における放熱量を更に増大するものとする。このように、段階的に外部熱交換器50における放熱量を制御することで、被乾燥物の乾燥に影響を与えることなく、熱のこもりのみを効果的に解消することができる。
更にまた、本実施例ではコンプレッサ11の回転数制御を行わないものとしたが、例えば、上述の如く放熱量大(ファン55を高速回転、或いは水量大)としてもコンプレッサ11の吐出冷媒温度が上昇する場合には、乾燥性能が低下しない範囲内でコンプレッサ11の回転数を制御(回転数を下げる制御)を行っても構わない。
また、本実施例では外部熱交換器50を迂回するためのバイパス回路36を設けて、流路制御手段としての弁装置60、62の開閉を制御することで、外部熱交換器50への冷媒の流通を制御するものとしたが、これに限らず、バイパス回路36及び弁装置60、62を設置しなくても、本発明は有効である。この場合、外部熱交換器50付近にファン55を設置するか、水冷式の熱交換器として、ファン55の運転を停止した状態、或いは、給水バルブ58を閉じた状態では当該外部熱交換器50における冷媒の放熱は殆どないものとする。そして、冷媒を放熱する場合には、ファン55の運転を開始し、或いは、給水バルブ58を開くことで外部熱交換器50における冷媒の放熱が開始される。このような場合であっても、上記実施例同様に乾燥運転の初期には外部熱交換器50における排熱を行わず、乾燥運転後期にのみ排熱させることで、熱のこもりを効果的に解消しながら、被乾燥物を早期に乾燥させることが可能となる。
上記実施例において、図5に示すようにコンプレッサ11の中間圧部の冷媒と空気循環経路20内の空気とを熱交換させるための内部熱交換器90を備えて、前記バイパス回路36が当該内部熱交換器90を通過するように配設し、外部熱交換器50に冷媒を流さない場合、内部熱交換器90に冷媒を流すようにしても構わない。
外部熱交換器50に冷媒を流さない場合に、内部熱交換器90に冷媒を流してコンプレッサ11の中間圧部の冷媒と空気循環経路20内の空気とを熱交換させることで、中間圧冷媒により空気循環経路20内の乾燥用空気を加熱することができる。
このように、内部熱交換器90に中間圧の冷媒を流して、当該冷媒の温度を空気循環経路20内の乾燥用空気の加熱に利用することで、乾燥用空気の温度を上昇することができるようになる。特に、内部熱交換器90に冷媒が流れるのは、冷媒温度センサ70にて検知されるコンプレッサ11の吐出冷媒温度が予め設定された所定の保護上限温度より低い温度であるため、乾燥運転の初期などの循環空気の温度が低い状態において、内部熱交換器90に冷媒を流すことで、乾燥用空気を加熱して、早期に高温とすることができ、乾燥時間、及び乾燥効率の向上を図ることができる。
また、上記内部熱交換器90を図6に示すように放熱器12と一体に構成すれば、部品点数の削減を図ることができるようになり、スペース効率を向上することが可能となる。
次に、本発明を適用した乾燥機の他の実施例について、図7に示す洗濯乾燥機Wの内部構成図を用いて説明する。尚、図7において図1乃至図6と同一の符号が付されたものは同様の効果、或いは、類似の効果を奏するものとして説明を省略する。
本実施例の熱交換手段は、外部の熱媒体としての外気とコンプレッサ11に吸い込まれる冷媒とを熱交換させるための外部熱交換器150から構成されている。具体的に、外部熱交換器150は冷媒導入管30の途中部に設けられている。また、外部熱交換器150は前記実施例の外部熱交換器50と同様に空気循環経路20外に設置されている。
次に、本実施例の洗濯乾燥機Wの乾燥運転時の動作を説明する。尚、乾燥運転以前の行程(洗濯行程、すすぎ行程及び脱水行程等)は前記実施例1と同一であるため説明を省略する。乾燥運転では、制御装置により空気循環経路20内のファン16及び冷媒回路10のコンプレッサ11が起動される。これにより、コンプレッサ11にて冷媒の圧縮が開始される。
即ち、コンプレッサ11の第1の回転圧縮要素32に低温低圧の冷媒ガスが吸い込まれる。そして、第1の回転圧縮要素32において圧縮され、中間圧となった冷媒ガスは第2の回転圧縮要素34に吸い込まれ、そこで圧縮されて、高温高圧の冷媒ガスとなり、冷媒吐出管37からコンプレッサ11の外部に吐出される。そして、コンプレッサ11から吐出された冷媒は放熱器12に入り、そこで放熱した後、膨張弁14に至る。そして、当該膨張弁14にて冷媒が減圧され、その過程で液化した後、蒸発器15に流入する。そこで周囲から吸熱し、蒸発して当該蒸発器15を出た冷媒は外部熱交換器150に流入する。当該外部熱交換器150に流入した冷媒はそこで周囲の空気(外気)と熱交換して放熱する。これにより、コンプレッサ11に吸い込まれる冷媒の温度が低下する。
外部熱交換器150にて冷却された冷媒はコンプレッサ11の第1の回転圧縮要素32に吸い込まれるサイクルを繰り返す。このように、熱交換手段を外気とコンプレッサ11に吸い込まれる冷媒とを熱交換させるための外部熱交換器150から構成した場合であっても、外部熱交換器150にて冷媒と外気とを熱交換して、冷媒の熱を外気に捨てることができるようになり、熱のこもりを解消することができる。特に、迅速且つ的確にコンプレッサ11の吐出冷媒温度を低下させることができるので、従来のようにコンプレッサ11の能力を制御したり、停止することなく、コンプレッサ11の能力を高く維持することが可能となる。従って、乾燥時間の短縮を図ることができるようになる。
更に、本実施例のようにコンプレッサ11に吸い込まれる冷媒を熱交換させることで、コンプレッサ11全体を冷却することができるので、コンプレッサ11の圧縮作業の効率を向上させることが可能となる。
尚、本実施例においても、実施例1の如き流路制御手段、例えば、図8に示すように外部熱交換器150を迂回するバイパス回路136と、弁装置160、162とを設けて、制御装置により各弁装置160、162を開閉することで、外部熱交換器150に冷媒を流すか否かを制御するものとしても構わない。これにより、外部熱交換器50への冷媒流通を制御することで、乾燥運転初期には当該外部熱交換器150に冷媒を流さず、排熱しないようにすれば、乾燥用空気の温度上昇を促進して、乾燥時間の短縮に寄与することができる。一方、乾燥運転後期に外部熱交換器150に冷媒を流して、排熱することで、熱のこもりによる不都合を解消することができる。
更にまた、本実施例では外部熱交換器150において冷媒を自然放熱させるものとしたが、これに限らず、冷媒の放熱量は前記図3に示すように外部熱交換器150の近傍にファン55を設置して、当該ファン55の風量を調節することにより外部熱交換器150における放熱量を制御するものとしても良いし、図4に示すように水冷方式の熱交換器として、外部熱交換器150に流れる水量を給水バルブ58により調節することで放熱量を制御するものとしても構わない。尚、この場合の制御についても前述の如き段階的に外部熱交換器150における放熱量を制御しても差し支えない。また、外部熱交換器150における放熱量を最も大きくしても、更に、熱のこもりが解消されない場合には乾燥性能が低下しない範囲内でコンプレッサ11の回転数を制御(下げる制御)を行っても構わない。尚、本実施例において、コンプレッサ11は2段圧縮式のコンプレッサに限らず、単段圧縮型のコンプレッサを用いるものとしても有効である。
尚、上記各実施例のコンプレッサ11は空気循環経路20内に配置するものとしたが、空気循環経路20外にコンプレッサ11を配置するものとしても構わない。図9及び図10は、実施例1の洗濯乾燥機Wのコンプレッサ11を空気循環経路20外に配置したものであり、図9は流路制御手段としての弁装置60、62を備えたものであり(即ち、図1の洗濯乾燥機Wのコンプレッサ11を空気循環経路20外に配置したもの)、図10は流路制御手段を設けない場合の内部構成図である。また、図11及び図12は実施例2の洗濯乾燥機Wのコンプレッサ11を空気循環経路20外に配置した図であり、図11は図5の洗濯乾燥機Wのコンプレッサ11を空気循環経路20外に配置した場合の図、図12は図6の内部熱交換器90を放熱器12と一体に構成した洗濯乾燥機Wのコンプレッサ11を空気循環経路20外に配置した場合の図をそれぞれ示している。更にまた、図13及び図14は、実施例3の洗濯乾燥機Wのコンプレッサ11を空気循環経路20外に配置した場合の図であり、図13は流路制御手段を有さないものであり、図14は流路制御手段としての弁装置160、162を備えたものである。尚、図9乃至図14において図1乃至図8と同一の符号が付されたものは同様の効果、或いは、類似の効果を奏するものとして説明を省略する。
図9乃至図14においてコンプレッサ11は空気循環経路20の外部に配置され、当該コンプレッサ11の周囲が外部と断熱されている。即ち、本実施例のコンプレッサ11の外郭を構成する密閉容器18は空気循環経路20外の断熱空間120内に配置されている。本実施例の如くコンプレッサ11を空気循環経路20外に配置し、周囲を断熱することで、特に、乾燥運転後期において温度上昇した乾燥用空気によってコンプレッサ11が加熱されて、当該コンプレッサ11内が温度上昇し、これにより、冷媒温度の上昇を招く不都合を未然に回避することができる。
次に、本発明を適用した乾燥機のもう一つの他の実施例について、図15に示す洗濯乾燥機Wの内部構成図を用いて説明する。尚、図15において図1乃至図14と同一の符号が付されたものは同様の効果、或いは、類似の効果を奏するものとして説明を省略する。
本実施例の熱交換手段は、外部の熱交換媒体と空気循環経路20内の空気とを熱交換させるための熱交換器170から構成されて、蒸発器15の風下側(空気出口)から放熱器12の風上側(空気入口)までの間の空気循環経路20に設けられている。
当該熱交換器170は、蒸発器15の風下側であって、コンプレッサ11の風上側である空気循環経路20内で最も低温となる位置に配置されている。このため、蒸発器15にて冷却された乾燥空気の温度が外気(室温)より低い場合には、当該熱交換器170にて乾燥用空気が外気と熱交換することで、外気から熱を奪って加熱される。従って、乾燥運転初期などの空気循環経路20内の温度が低い状況下では、蒸発器15にて冷却された循環空気の温度は+15℃程と低いため、当該熱交換器170において、外部の熱媒体としての外気から吸熱することとなる。
一方、乾燥運転後期等の空気循環経路20内の温度が高い状況下では、蒸発器15を通過した後の循環空気は+50℃程と、循環空気温度が外気より高温となるので、当該熱交換器170において、外気に排熱(放熱)することとなる。
以上の構成で、次に本実施例の洗濯乾燥機Wの乾燥運転時の動作を説明する。尚、乾燥運転以前の行程(洗濯行程、すすぎ行程及び脱水行程等)は前記実施例1と同一であるため説明を省略する。乾燥運転では、制御装置により空気循環経路20内のファン16及び冷媒回路10のコンプレッサ11が起動される。これにより、コンプレッサ11にて冷媒の圧縮が開始される。
即ち、コンプレッサ11の第1の回転圧縮要素32に低温低圧の冷媒ガスが吸い込まれる。そして、第1の回転圧縮要素32において圧縮され、中間圧となった冷媒ガスは第2の回転圧縮要素34に吸い込まれ、そこで圧縮されて、高温高圧の冷媒ガスとなり、冷媒吐出管37からコンプレッサ11の外部に吐出される。そして、コンプレッサ11から吐出された冷媒は放熱器12に入り、そこで放熱した後、膨張弁14に至る。そして、当該膨張弁14にて冷媒が減圧され、その過程で液化した後、蒸発器15に流入する。
蒸発器15に流入した冷媒はそこで周囲から吸熱し、蒸発した後、冷媒導入管30からコンプレッサ11の第1の回転圧縮要素32に吸い込まれるサイクルを繰り返す。
また、ファン16の運転により、放熱器12における高温高圧の冷媒ガスの放熱によって加熱され、高温となった乾燥用空気は空気循環経路20の出口20A側に送風され、当該出口20Aから収容室7内に吐出される。収容室7に吐出された乾燥用空気は内槽ドラム5内(収容室7)に収容された被乾燥物を暖めて水分を蒸発させ、被乾燥物を乾燥させる。被乾燥物を乾燥させて湿気を含んだ空気は、収容室7を経て内槽ドラム5外に流出し、入口20Aから空気循環経路20内に戻り、そこに設けられた蒸発器15を通過する。
このとき、収容室7からの空気に含まれる水分(被乾燥物から蒸発した水分)は蒸発器15を通過する過程で当該蒸発器15の表面に凝結し、水滴となって落下する。落下した水滴は図示しないドレンパイプを介して、排水通路から外部の排水溝などに排出される。この蒸発器15で湿気が取り除かれて乾燥した空気は、次に、熱交換器170を通過する。
ここで、乾燥運転時における冷媒の温度は時間の経過と共に図16に示すように推移する。図16において実線Aは本発明を適用した場合の第1の回転圧縮要素32に吸い込まれる冷媒の温度(1段目の吸気冷媒温度)の推移を示しており、これは蒸発器15通過後の乾燥用空気の温度推移と略同一の挙動を示すものと考えられる。実線Bは、本発明を適用した場合の第2の回転圧縮要素34の吐出冷媒温度(2段目の吐出冷媒温度)の推移を示しており、これは収容室7内に吐出される乾燥用空気の温度推移と略同一の挙動を示すものと考えられる。また、破線Aは従来の洗濯乾燥機における第1の回転圧縮要素に吸い込まれる冷媒の温度(1段目の吸気冷媒温度)の推移を示し、破線Bは従来の洗濯乾燥機における第2の回転圧縮要素の吐出冷媒温度(2段目の吐出冷媒温度)の推移をそれぞれ示している。図16に示すように、乾燥運転初期には、空気循環経路20内の蒸発器15通過後の乾燥用空気の温度は外気(室温+20℃〜+25℃)より低温であるため、熱交換器170において乾燥用空気は外気と熱交換することで、外気から吸熱する。これにより、図16に実線Bで示すように乾燥運転初期における第2の回転圧縮要素34から吐出される冷媒温度を上昇し、収容室7に吐出される乾燥用空気の温度上昇を促進することが可能となる。従って、被洗濯物の乾燥効率を向上することができる。
そして、熱交換器170を通過して、加熱された乾燥用空気は、ファン16に吸い込まれた後、コンプレッサ11向かって吐出され、当該コンプレッサ11の周囲を通過した後、放熱器12に流入して加熱され、空気循環経路20の出口20Bから出て内槽ドラム5内の収容室7に吐出されて収容室7内の被乾燥物から水分を奪って乾燥させる循環を繰り返す。
このような乾燥運転が実行されると、前述の如き当該乾燥運転に伴いコンプレッサ11の電気入力が冷媒回路10や空気循環経路20に徐々に蓄積する。これにより、蒸発器15を通過した後の乾燥用空気の温度が外部の熱媒体としての外気より高温となると、熱交換器170において乾燥用空気は外気と熱交換することで、外気により熱を奪われて冷却される。これにより、乾燥用空気を外に排熱することができる。即ち、乾燥運転後期になると上述の如く乾燥用空気の温度が上昇し、蒸発器15通過後であっても+50℃程に達し、熱のこもりを引き起こす不都合が生じることとなる。しかしながら、本実施例によれば、図16の実線A、Bからも明らかなように熱交換器170により外気に乾燥用空気の熱を捨てることができるので、第1の回転圧縮要素32に吸い込まれる冷媒の温度を下げることができるようになる。
これにより、図16の実線Bの如き第2の回転圧縮要素34から吐出される冷媒温度も温度上昇を極力抑えることができるので、係る熱のこもりを解消、或いは、改善することができる。これにより、従来のようにコンプレッサ11の能力を制御したり、停止することなく、コンプレッサ11の能力を高く維持することが可能となる。従って、乾燥時間の短縮を図ることができるようになる。
特に、本実施例の熱交換器170によれば、乾燥運転前期には外気から熱を奪って乾燥用空気の温度上昇を促進すると共に、乾燥運転後期には外気に熱を捨てて、熱のこもりを解消することができる。また、当該熱交換器170の放熱と吸熱を切り換えることなく、外気温度と乾燥用空気の温度により調節されるため、最適な制御を容易に行うことが可能となる。従って、コストの削減も図ることができる。
尚、本実施例では、空気循環経路20内の空気とを熱交換させるための熱交換手段としての熱交換器を蒸発器15の風下側からコンプレッサ11の風上側までの間の空気循環経路20に設けるものとしたが、熱交換手段は、蒸発器15の風下側から放熱器12の風上側の間であれば何処に設けても良く、図17に示すようにコンプレッサ11の風下側から放熱器12の風上側の空気循環経路20に設けても構わない。
この場合、図15の如き蒸発器15の風下側からコンプレッサ11の風上側までの間に熱交換器170を設けた場合のような乾燥運転初期に外部熱媒体としての外気から吸熱して、蒸発器15を通過した後の乾燥用空気の温度を上昇させる吸熱効果を得ることはできないが、外気に排熱して熱のこもりを解消し、乾燥時間の短縮に寄与することが可能である。また、熱交換器を、蒸発器15の風下側からコンプレッサ11の風上側までの間と、コンプレッサ11の風下側から放熱器12の風上側の両方に設けるものとしても本発明は差し支えない。
また、本実施例の洗濯乾燥機Wでは、コンプレッサ11を空気循環経路20内に配置するものとした。このように、コンプレッサ11を空気循環経路20内に配置することで、蒸発器15にて冷却され、ファン16に吸い込まれて吐出された空気をコンプレッサ11の周囲を通過させることにより、運転により加熱したコンプレッサ11を冷却することができる。更に、乾燥用空気の加熱にコンプレッサ11自体からの放熱を利用することができる。これにより、乾燥運転初期における乾燥用空気の温度上昇を促進することができる。
上記に限らず、本実施例の洗濯乾燥機Wにおいて、コンプレッサ11を空気循環経路20外に配置し、当該コンプレッサ11の周囲を断熱しても良い。この場合には、特に、乾燥運転後期において温度上昇した乾燥用空気によってコンプレッサ11が加熱されて、当該コンプレッサ11内が温度上昇し、これにより、冷媒温度の上昇を招く不都合を未然に回避することができる。
尚、各実施例ではコンプレッサとして、第1の回転圧縮要素32と第2の回転圧縮要素34を備えた2段圧縮式のコンプレッサを用いるものとしたが、これに限らず、3段以上の圧縮要素を備えたコンプレッサを用いても有効である。また、請求項2以外の発明では、単段圧縮式のコンプレッサを使用しても良い。
また、上記各実施例では冷媒として二酸化炭素(CO2)を使用し、高圧側圧力を超臨界圧力として運転するものとしたが、本発明の乾燥機に使用可能な冷媒はこれに限らず、HFC(炭化フッ化水素)系の冷媒などを使用した場合であっても有効である。
本発明の実施例の洗濯乾燥機の内部構成図である。 図1の洗濯乾燥機の乾燥運転時における冷媒回路のモリエル線図である。 図1の洗濯乾燥機の外部熱交換器近傍にファンを設置した場合の説明図である。 図1の洗濯乾燥機の外部熱交換器を水冷式の熱交換器とした場合の説明図である。 本発明の実施例2の洗濯乾燥機の説明図である。 本発明の実施例2のもう一つの洗濯乾燥機の説明図である。 本発明の実施例3の洗濯乾燥機の内部構成図である。 本発明の実施例3のもう一つの洗濯乾燥機の説明図である。 本発明の実施例4の洗濯乾燥機の説明図である(実施例1にて適用)。 本発明の実施例4の洗濯乾燥機の説明図である(実施例1に適用した他の例)。 本発明の実施例4の他の洗濯乾燥機の説明図である(実施例2に適用)。 本発明の実施例4の他の洗濯乾燥機の説明図である(実施例2に適用した他の例)。 本発明の実施例4のもう一つの他の洗濯乾燥機の説明図である(実施例3に適用)。 本発明の実施例4のもう一つの他の洗濯乾燥機の説明図である(実施例3に適用した他の例)。 本発明の実施例5の洗濯乾燥機の内部構成図である。 図15の洗濯乾燥機の乾燥運転時における乾燥時間と循環温度(乾燥用空気)の推移を示す図である。 本発明の実施例5の他の洗濯乾燥機の説明図である。
符号の説明
W 洗濯乾燥機
1 本体
2 外槽ドラム
5 内槽ドラム
7 収容室
10 冷媒回路
11 コンプレッサ
12 放熱器
14 膨張弁
15 蒸発器
16 ファン
18 密閉容器
20 空気循環経路
20A 入口
20B 出口
30、35 冷媒導入管
32 第1の回転圧縮要素
34 第2の回転圧縮要素
36 バイパス回路
37 冷媒吐出管
50、150 外部熱交換器
55 ファン
58 給水バルブ
60、62、160、162 弁装置
70 冷媒温度センサ
90 内部熱交換器
170 熱交換器

Claims (2)

  1. 被乾燥物を収容する収容室を備え、該収容室内において前記被乾燥物の乾燥運転を実行する乾燥機において、
    中間圧部を有するコンプレッサ、放熱器、減圧装置及び蒸発器等を順次環状に配管接続してなる冷媒回路と、
    送風手段により、前記放熱器から前記収容室内を経て前記蒸発器に送り、再び前記放熱器に戻す空気循環を行わせるための空気循環経路と、
    前記蒸発器の冷媒出口から前記放熱器の冷媒入口までの間で、外部の熱媒体と前記冷媒回路内の冷媒とを熱交換させるための熱交換手段と、を備え、
    前記熱交換手段は、外部の熱媒体と前記コンプレッサの中間圧部の冷媒とを熱交換させるための外部熱交換器から構成され、該外部熱交換器に冷媒を流すか否かを制御するための流路制御手段を更に備え、
    前記コンプレッサの中間圧部の冷媒と前記空気循環経路内の空気とを熱交換させるための内部熱交換器を備え、前記外部熱交換器に冷媒を流さない場合、前記内部熱交換器に冷媒を流すことを特徴とする乾燥機。
  2. 前記内部熱交換器を前記放熱器と一体に構成したことを特徴とする請求項1に記載の乾燥機。
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