JPS61249576A - 密着性良好な多層被膜の形成方法 - Google Patents

密着性良好な多層被膜の形成方法

Info

Publication number
JPS61249576A
JPS61249576A JP9308285A JP9308285A JPS61249576A JP S61249576 A JPS61249576 A JP S61249576A JP 9308285 A JP9308285 A JP 9308285A JP 9308285 A JP9308285 A JP 9308285A JP S61249576 A JPS61249576 A JP S61249576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
copolymer
weight
coating
thermosetting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9308285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH037433B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Ichimura
市村 喜芳
Koichiro Kido
木戸 厚一路
Kazuhiko Hotta
堀田 一彦
Shogo Yamamoto
山本 庄吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP9308285A priority Critical patent/JPS61249576A/ja
Priority to GB08605327A priority patent/GB2172292A/en
Priority to AU54393/86A priority patent/AU587429B2/en
Priority to DE19863607385 priority patent/DE3607385A1/de
Priority to CA000503472A priority patent/CA1273250A/en
Publication of JPS61249576A publication Critical patent/JPS61249576A/ja
Priority to US07/068,808 priority patent/US4741932A/en
Publication of JPH037433B2 publication Critical patent/JPH037433B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業の利用分野〕 本発明は自動車用等の長期の耐候性及び美装性に優れ、
かつ密着性に優れた塗膜の仕上げ方法に関する。
〔従来の技術〕
自動車用上塗り塗料等屋外で使用される塗料は耐薬品性
、耐溶剤性、物理的性能等の一般性能の他に、長期の耐
候性及び優れた美装性が要求される。例えば乗用車の場
合、従来は車検1回目(2年)迄の塗膜保障でよかった
が、最近は最低2回目(5年〕迄の塗膜保障が必要とさ
れるようになってきた。
一方美装性に関しては、特に本発明の主たる用途である
自動車用上塗り塗料の場合は、塗面外観、色彩によるフ
ァツション性等美装性の優劣がその商品価値に重大な影
響を及ぼすために美装性の向上に対する要請は極めて大
きい。上記性能を改善するため、従来は1コート1ぺ一
り系あるいは2コート1ベーク糸等の仕上げ方法につい
て、塗装膜厚を厚くすることにより美装性を向上するこ
とが考えられ、種々検討されたが、ワキ・タレの発生な
どのため一度に厚膜化することは困難であった。又、単
一色の塗膜では塗色に限界があシ、市場ではニューファ
ッション化の要請が強くなっている。
このように美装性に関する品質要求が高度になるにつれ
、最近多層被膜の形成による高美装化が試みられるよう
になった。すなわち、硬化塗膜上に、さらに熱硬化塗料
を塗装し、次いで加熱硬化することによ)、多層被膜が
得られる。
最も一般的な例としては塗色の異なる2種類の1コート
1ベーク系又は2コート1ベーク系熱硬化型塗料を用い
たツートンカラー仕上げ方式や1フート1ベーク系又は
2コート1ベーク系硬化塗膜の上に熱硬化型クリヤー塗
料を塗装するいわゆる2コート2ベーク系又は3コ一ト
2ベーク系方式が挙げられる。
これらのような多層被膜の形成により、ワキ・タレなど
の問題も解消され、鮮映性、ファツション性等の美装性
ならびに耐候性に関し、従来技術における品質よ)も格
段にすぐれた塗膜が得られることは同業他社には既に公
知であろう。しかし、前記の多層被膜化は多様の二一ズ
があシながら未だ一般的に広〈実施されていない。なぜ
ならば、多層被膜の形成が、旧硬化塗膜と新硬化塗膜の
間の付着性が不十分のため工程的に繁雑になっているこ
とにある。すなわち、塗装自体は自動化されており、塗
装焼付工数が増えても問題ないが、熱硬化型塗料を再塗
装する際、一旦硬化した塗膜との付着性が十分でないた
めに、その境界面で初期又は経時的にハガレを生じ、目
的にかなった多層被膜が形成できない。付着性を改善す
る方法として旧塗膜を多大な時間と労力をかけてサンデ
ィングした後、再塗装し焼付けているのが現状であり、
ノンサンディング付着性の良好な熱硬化型塗料の要請は
卑珈hヱ大きい。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、ノンサンディン
グ方式により工程を短縮化を図り、省力化、低コスト化
に寄与すると共に、長期の耐候性と美装性に優れた塗膜
を得るための多層塗膜の形成方法を提供することにある
【問題を解決するための手段〕
本発明は、被塗物表面に熱硬化型塗料(ト)を塗装し、
加熱硬化した塗膜上に、部分的に熱硬化型塗料(B)を
塗装し、加熱硬化することによる第1図に示す多層被膜
の形成方法であって、かつ上記熱硬化型塗料内が、 (1)  が、(1)1,4−ブタンジオールモノ(メ
タ)アクリレート         1〜50重量−(
2)  α、β−モノエチレン性不飽和力〃ボン酸l1
lL5〜10重量− (3)共重合可能な他の単量体 40〜98.5重量− より構成される共重合体(I)及び共重合体(I)と架
橋反応して熱硬化しうる硬化剤(至)とからなることを
特徴とする密着性良好な多層被膜の形成方法を第1の発
明とし、被塗物表面にベース塗料(a)を塗装し、さら
に熱硬化型塗料内を塗装し、加熱硬化した塗膜上に、部
分的に熱硬化型塗料(B)を塗装し、加熱硬化すること
による第2図に示す多層被膜の形成方法であって、かつ
上記熱硬化型塗料(ト)が (1)  が、(1)1,4−ブタンジオールモノ(メ
タ)アクリレート         1〜50重量%(
2)  α、β−モノエチレン性不飽和力μボン酸0.
5〜10重量% (3)  共重合可能な他の単量体 40〜9a5重量− より構成される共重合体(I)及び共重合体σ)と架橋
反応して熱硬化しうる硬化剤■とからなるととを特徴と
する密着性良好な多層被膜の形成方法を第2の発明とし
、被塗物表面に熱硬化型塗料(A)を塗装し、加熱硬化
した塗膜上に、部分的にベース塗料(B)を塗装しさら
に該ベース塗料(b)の上に熱硬化型塗料(B)を塗装
し、加熱硬化することによる第3図に示す多層被膜の形
成方法であって、かつ上記熱硬化型塗料内が、(1)が
、(1)1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレ
ート        1〜50重量−(2)  α、β
−モノエチレン性不飽和力μボン酸α5〜10重量% (3)共重合可能な他の単量体 40〜?a5重量− より構成される共重合体(I)及び共重合体(Dと架橋
反応して熱硬化しうる硬化剤(2)とからなることを特
徴とする密着性良好な多層被膜の形成方法を第3の発明
とし、被塗物表面にベース塗料(a)を塗装し、さらに
熱硬化型塗料内を塗装し、加熱硬化した塗膜上に、部分
的にベース塗料(B)を塗装し、さらに該ベース塗料の
上に熱硬化型塗料(B)を塗装し、加熱硬化することに
よる第4図に示す多層被膜の形成方法であって、かつ上
記熱硬化型塗料内が、 (1)  が、(1)1,4−ブタンジオールモノ(メ
タ)アクリレート        1〜50重量%(2
)  α、β−モノエチレン性不飽和カルボン酸15〜
10重量% (3)共重合可能な他の単量体 40〜?&5重量− より構成される共重合体(I)及び共重合体(I)と架
橋反応して熱硬化しうる硬化剤(至)とからなることを
特徴とする密着性良好な多層被膜の形成方法を第4の発
明とするものである。
本発明においては第1〜4図に示すように、熱硬化型塗
料囚は最外層塗膜であシかっ熱硬化型塗料03)の下塗
り塗膜となる場合において特にその特徴を発揮すること
ができるものである。
本発明で用いられる共重合体(I)は (1)が、(1)1,4−ブタンジオールモノ(メタ)
アクリレート         1〜50重量−(2)
  α、β−モノエチレン性不飽和力μボン酸15〜1
0重量− (3)共重合可能な他の単量体 40〜?&5重量− からなる単量体混合物を重合してなる共重合体である。
(1)のが、(1)1,4−ブタンジオールモノ(メタ
)アクリV−)は具体的には1,4−ブタンジオールモ
ノアクリV−)又はが、(1)1,4−ブタンジオール
モノメタクリレート等が挙げられ、硬化剤■と架橋反応
する成分であり、熱硬化した新塗膜に対する付着性に著
しい効果を発揮する成分である。
又が、(1)1,4−ブタンジオーμ七ノ(メタ)アク
リレートは従来一般的に使用されている2−ヒドロキV
エチ/L/(メタ)アクリレートに比較して種々の特徴
を有する。すなわち、同一分子量と同一01(価の共重
合体の粘度を比較するとが、(1)1,4−ブタンジオ
ールモノ(メタ)アクリ1/−)系は大幅に低粘度とな
シバイソリッド化が可能となる。更ニが、(1)1,4
−ブタンジオーμモノ(メタ)アクリレートを使用した
共重合体(I)は硬化剤■、特にアミノ樹脂又はポリイ
ソシアネート、との反応性が高い。特に共重合体(I)
の重量平均分子量が4000〜ICLOOOの低分子量
領域では2−ヒドロキVエチA/(メタ)アクリレート
を使用した共重合体に比較して顕著な高反応性を示す。
これらが、(1)1,4−ブタンジオ−1vヤノ(メタ
)アクリレートの使用量は共重合体(I)中の1〜50
重量−の範囲である。1重量Ls未満では本発明の目的
とする新塗膜との密着性が十分でない。又、50重量−
を越えると樹脂の粘度が高くなると同時に平滑性、鮮映
性等の塗膜外観が低下し、又、コスト的に高くなるので
好ましくない。より好ましい使用量は4〜35重量−で
ある。
(2)のα、β−モノエチVン性不飽和力μボン酸は共
重合体の架橋反応の触媒として重要な役割を果すばかシ
でなく、これ自体が架橋反応基として作用し、更には顔
料との親和性の向上、新塗膜との接着性向上に大きな効
果を発揮する。
α、β−モノエチレン性不飽和力μボン酸は1個又は2
個以上のカルホキV基を有する重合性単量体であり、具
体的には、アクリμ酸、メタクリμ酸、イタコン酸、マ
レイン酸、フタμ酸、ツマ!酸、α−メチレンゲμタロ
酸、アコニット酸、アトロバ酸、及びイタコン酸、マレ
イン酸、ツマμ酸のアルコ−/L/(例えばメチルアル
コ一μ、エチルアルコール、ブチμアμコー〃、2−エ
チμヘキシμアμコーμ等) 変性モツプ〜キルエステ
μ等が挙げられる。これらのα。
β−モノエチレン性不飽和力μポン酸の使用量は11〜
10重量−が必要である。11重量−未満では上述の効
果が不充分であシ、又10重量−を越えると共重合体の
粘度が高くなシ、外観(鮮映性等)、耐水性等が低下す
るので好ましくない。より好ましい範囲は15〜5重量
−である。
(3)の他の共重合可能な不飽和単量体としては、メチ
/I/(メタ)アクリレート、メチ/I/(メタ)アク
リレート、n−プロピ/L/(メタ)アクリレート、n
−ブチ/L/(メタ)アクリレート、is。
−ブチ/L/(メタ)アクリレート、tert−ブチル
アクリレート、2−エチルヘキシ/L/(メタ)アクリ
レート、ラウリ/L/(メタ)アクリレート、ステアリ
I′v(メタ)アクリレート、トリデシμ(メタ)アク
リレ−’5C1l及びaIgの混合アルコ−μでエステ
μ化されたアルキルメタクリレ−) (商品名アクリエ
ステ/7SL)、?’クロヘキV/I/(メタ)アクレ
ート、ベンジlv(メタ)アクリレ−F、フエネチA/
(メタ)アクリレート、フエ=/I/(メタ)アクリレ
ート等の(メタ)アクリル酸エステμ酸、スチレン、α
−メチμスチレン、ビニ/I/)μエン等のスチレン誘
導体、アクリロニトリ〃、メタクリロニトリμ等の有機
ニトリル類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニμ等のビニ
ルエステル類等が挙げられる。これらの非官能性の単量
体は本発明の主たる用途である自動車用上塗り塗料の品
質性能、例えば耐候性、美装性、耐薬品性、耐水性及び
物理性能に影響を与えるため、他の官能性単量体との組
み合せで適宜選択することができる。
他の共重合可能な単量体としては、2−ヒドロキVエチ
fi/(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ/
L/(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピ/L
/(メタ)アクリレート、「カージュラE」(シェル化
学社製合成脂肪酸のグリVジμエステ/I/)に代表さ
れるモノエポキシ化合物とアクリル酸フマμ酸、マレイ
ン酸トノエステ〃化反応物、重合性不飽和基を有する低
分子量のポリエステμ系樹脂等の水酸基含有単量体、N
−メトキシメチ/L/(メタ)アクリルアミド、N−エ
トキシメチ/l/(メタ)アクリルアミド、N−ブトキ
シメチμアクリルアミド等のN−アルコキシアμキμ置
換アミド類、グリシジ/I/(メタ)アクリレート、(
メタ)アリ〃グリシジ〃エーテル、メタグリシジfv(
メタ)アクリ7u酸エステル等のエポキV基含有単量体
、ジメチ〜アミノエチ/L/(メタ)アクリμ酸、ジエ
チルアミノエチiv(メタ)アクリμ酸等の塩基性単量
体等も必要に応じ使用することができる。
本発明における熱硬化型塗料用共重合体σ)の重合方法
としては、溶液重合法、塊状重合法、乳化重合法等の公
知の何れの重合法による重合体でもよいが、とりわけ溶
液重合法による重合体であることが好ましい。溶液重合
法による場合、有機液体及び重合開始剤の存在下で例え
ば、前記へ)〜C)の単量体混合物を共重合させる。使
用する有機液体はイソプロピμア〃コー〃、n−ブタノ
−μ、トルエン、キシレン等の通常用いられる有機液体
でよく、また重合開始剤もアゾビスイソブチロニトリル
、過酸化ベンゾイル、クメンハイドロパーオキサイド等
の通常用いられる重合開始剤でよい。更に共重合体(I
)は高固形分濃度で使用されることが好ましいので、分
子量を低下させるために、必要に応じて2−メルカプト
エタノール、n−ブチルメルカプタン、n−オクチμメ
〜カプタン等の連鎖移動剤を使用することができる。共
重合体α)の好ましい分子量は重量平均分子量(GPC
測定)で2,000〜10へ000であり、2,000
未満では自動車用上塗り塗料としての性能が不足する傾
向にあり、また100,000以上になると塗装作業性
(低固形分濃度及び微粒化)が低下゛する傾向にある。
分子量のより好ましい範囲はへ000〜70.000で
ある。又、高固形分濃慝塗料用に対しては分子量は40
00〜I0.000の範囲が望ましく、−20〜−30
℃の如き低温における耐衝撃性、耐屈曲性の要求される
用途に対しては分子量は2 0.OOO〜7 0.00
0の高分子量の範囲が望ましい。
得られた共重合体くDを加熱硬化させる硬化剤0として
はアミノ樹脂やイソシアネートプレポリマー等が挙げら
れる。アミノ樹脂の具体例としてはアミノトリアジン、
尿素、ジシアンジアミド、N、N’−エチレン尿素のメ
チロ−〃化物をシクロヘキサノ−μ又は炭素数1〜6個
のアμカッ−μでアμキμエーテμ化したものであり、
特にアミノトリアジンより得られたもの、例えばメチル
エーテル化メラミン樹脂、ブチμエーテル化メラミン樹
脂等が好適であり、その使用量は固形分比により、共重
合体σ)/アミノ樹脂−90/1G〜60/40の範囲
が好ましい。
又、イソシアネートプレポリマーとしてはそれ自体公知
のものが使用できる。すなわち、1分子中に遊離又はブ
ロックされたイソシアネート基を2個以上含有する化合
物でアシ、具体的には、テトラメチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチμヘキ
サンジイソシアネート等の脂肪族系ジイソシアネート類
、イソホロンシイ’/ V 7 ネ−) 、4.4’−
メチレンビス(シクロヘキVμイソシアネート)等の脂
環族系ジイソシアネート類、キシリレンジイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート等の芳香族系ジイソシア
ネート類、その他エチレングリコ−〃、プロピレングリ
コールネオベンチルグリコ−μ、トリメチロ−μプロパ
ンなどの多価アルコ一μやイソシアネート基と反応する
官能基を有する低分子量のポリエステル樹脂又は水など
の付加物又はビユレット体、ジイソシアネート同志の重
合体、さらにこれらと低級1価ア〃コーμ、メチμエチ
〃ケトオキシムなど公知のブロック化剤でブロックした
ものなどが挙げられる。これらイソVアネートプVポリ
マーの使用量はモル比でOH/NCO−1/α5〜1 
/ が、(1)1,5の範囲が好ましい。
本発明において使用されるベース塗料(ト)又は伽)は
、特に限定されるものではなく、多層被膜の表面外観、
耐ガソリン性、耐酸性、耐温水性、耐候性を考慮して熱
硬化型樹脂囚又は03)の組成に応じて任意の組み合せ
のものを選択すればよい。
上記条件を満足するベース塗料の具体例としてはアクリ
IV/メラミン系樹脂やアクリ/I//ウレタン系樹脂
等の熱硬化型樹脂が挙げられる。
上記アクリμ樹脂は特に規定されるものではなく、例え
ばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸及びイタコン
酸の変性上ノアμキ〃エステp等で代表されるα、β−
モノエチVン性不飽和力μボン酸、2−ヒドロキシエチ
/L/(メタ)アクリレ−F等で代表される水酸基含有
単量体及びアルキ/I/(メタ)アクリレート、芳香族
ビニμ単量体、シアン化ビニル単量体等の他の共重合可
能な単量体からなる公知の熱硬化型アクリμ樹脂を用い
ることができる。
本発明においては、ベース塗料(a)又は中)、及び熱
硬化型塗料(8又は(]1中にはアρミ粉末、着色顔料
等を必要に応じて添加することができ、さらに1表面硬
度及びアμミ粉末の配列向上を目的として、公知の七μ
ロースアセテートグチレート、ニトロセμロースの併用
、顔料分散性、可撓性及び肉持ち意向上を目的として公
知のア〃ギフト樹脂、ポリエステル樹脂の併用、耐食性
及び下地への密着性向上を目的としてエポキシ樹脂の併
用、あるいは表面調整剤、紫外線吸収剤の如き公知の各
種添加剤を公知の方法で使用できる。以下、本発明を実
施例にょシ説明する。
実施例1〜30及び比較例1〜25 (樹脂の合成) 通常の溶液重合法により表−1の組成及び溶液特性を有
する樹脂を合成した。
(塗料化) 同業他社には公知の方法により表−2に示す2C/IB
系メタリツク用及びI C/I B系ソリッドカラー用
塗料をメラミンあるいはイソシアネートを硬化剤として
調整した。
(多層被膜の形成) リン酸亜鉛処理された鋼板上に通常自動車塗装に使用さ
れている電着塗装を行い焼付けた後、更に自動車塗装の
中塗シ用に使用されているアミノア〃キト系樹脂塗料を
塗布して150℃X30分焼付けこれをサンドペーパー
で水研した。
上塗シとしては表−3〜4の実施例及び比較例に示す如
き多層被膜を形成した。実施例1にょシ具体的な塗装焼
付方法について述べる。
前述の水研された中塗シ塗膜上に表−2中の2コート1
ベーク系メタリツクベース塗料BB−1を15〜20声
塗装し3分後つェットオンウェット方式により2コート
1ベーク系クリヤー塗料AC−1を25〜30μ塗装し
10分間のセツティング後140℃あるいは160℃X
20分焼付けた。1時間後塗板の半分をテープによりマ
スキングし再度同様の方法により、ベース塗料BB−1
及びクリヤー塗料AC−1を塗シ重ね110℃あるいは
120’CX20分焼付けた後マヌキンダテープをはく
シし、多層被膜を得た。
この多層被膜について、ゴパン目セロテープハクリテス
トを行ったが付着性は良好であった。
iた”j−7V’rイyW−0−M2000H及び耐湿
試験後の付着性も良好であった。以下実施例2〜30、
比較例1〜25についても表−3〜4に示す焼付条件に
より多層被膜を得たが、実施例の場合付着性が良好であ
るのに対して比較例はツートン密着性及び耐候性いずれ
も付着性が不十分であシ、自動車用塗膜としての信頼性
に乏しいものであった。
一方表−2で得られた塗料を用いて自動車上塗シ用の2
C/IBメタリツクあるいはIC/Bソリッドカラー系
塗膜金塗膜し、性能について評価したところ、表−5に
示す通シ外観、塗膜性能、耐候性ともに優れていた。
表 −1続き 1 重量部 壷2  三井東圧■製メラミン樹脂(加熱残分 60チ
)秦5 住友パイエfi/<m製イソVアネーF樹脂(
加熱残分 75%) ※4 モンサント(櫛製表面調整剤 秦5 東洋アルミ■製アμミベースト 壷6 石産産業銖)制酸化チタン 秦7 シンナー 8−1  キvvン/スーパーシーfi/1500−5
07508−2  キsyvン/酢酸ブチ/L’=75
725S−5トルエン/酢酸エチ/I//ソμペッツ1
50z45./40/15 8−4  スーパーシー/L/1500/セロソルブア
セテート= 80720 8−5 キシレン/セロソμプアセテート−80720
〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明の方法により得られる多層被
膜は密着性に優れていることからノンサンディング方式
により形成でき、かつ耐候性、美装性等に優れた本ので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の方法で得られる多層被膜の断
面図を示すものであシ、1は被塗物、2は熱硬化型塗料
(A)を硬化して得られる塗膜、5は熱硬化型塗料(B
)を硬化して得られる塗膜、4及び5はそれぞれベース
塗料(ml及び伽)を硬化して得られる塗膜を示す。 第1図 第 2 図 第 3 図 第4目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被塗物表面に熱硬化型塗料(A)を塗装し、加熱硬
    化した塗膜上に、部分的に熱硬化型塗料(B)を塗装し
    、加熱硬化することによる多層被膜の形成方法であつて
    、かつ上記熱硬化型塗料(A)が、 (1)1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレー
    ト 1〜50重量% (2)α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸 0.
    5〜10重量% (3)共重合可能な他の単量体 40〜98.5重量% より構成される共重合体( I )及び共重合体( I )と
    架橋反応して熱硬化しうる硬化剤(II)とからなること
    を特徴とする密着性良好な多層被膜の形成方法。 2、被塗物表面にベース塗料(a)を塗装し、さらに熱
    硬化型塗料(A)を塗装し、加熱硬化した塗膜上に、部
    分的に熱硬化型塗料(B)を塗装し、加熱硬化すること
    による多層被膜の形成方法であつて、かつ上記熱硬化型
    塗料(A)が、 (1)1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレー
    ト 1〜50重量% (2)α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸 0.
    5〜10重量% (3)共重合可能な他の単量体 40〜98.5重量% より構成される共重合体( I )及び共重合体( I )と
    架橋反応して熱硬化しうる硬化剤(II)とからなること
    を特徴とする密着性良好な多層被膜の形成方法。 3、被塗物表面に熱硬化型塗料(A)を塗装し、加熱硬
    化した塗膜上に、部分的にベース塗料(b)を塗装し、
    さらに該ベース塗料(b)の上に熱硬化型塗料(B)を
    塗装し、加熱硬化することによる多層被膜の形成方法で
    あつて、かつ上記熱硬化型塗料(A)が、 (1)1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレー
    ト 1〜50重量% (2)α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸 0.
    5〜10重量% (3)共重合可能な他の単量体 40〜98.5重量% より構成される共重合体(1)及び共重合体(1)と架
    橋反応して熱硬化しうる硬化剤(2)とからなることを
    特徴とする密着性良好な多層被膜の形成方法。 4、被塗物表面にベース塗料(a)を塗装し、さらに熱
    硬化型塗料(A)を塗装し、加熱硬化した塗膜上に、部
    分的にベース塗料(b)を塗装し、さらに該ベース塗料
    の上に熱硬化型塗料(B)を塗装し、加熱硬化すること
    による多層被膜の形成方法であつて、かつ上記熱硬化型
    塗料(A)が、 (1)1,4−ブタンジオールモノ(メタ)アクリレー
    ト 1〜50重量% (2)α,β−モノエチレン性不飽和カルボン酸 0.
    5〜10重量% (3)共重合可能な他の単量体 40.〜98.5重量
    % より構成される共重合体( I )及び共重合体( I )と
    架橋反応して熱硬化しうる硬化剤(II)とからなること
    を特徴とする密着性良好な多層被膜の形成方法。 5、硬化剤(II)がアミノ樹脂であり、共重合体( I
    )/アミノ樹脂=90/10〜60/40(固形分比)
    で配合してなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    〜第4項記載の密着性良好な多層被膜の形成方法。 6、硬化剤(II)がイソシアネートプレポリマーであり
    、OH/NCO=1/0.5〜1/1.5(モル比)で
    配合してなることを特徴とする特許請求の範囲第1〜第
    4項記載の密着性良好な多層被膜の多層被膜の形成方法
JP9308285A 1985-03-08 1985-04-30 密着性良好な多層被膜の形成方法 Granted JPS61249576A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9308285A JPS61249576A (ja) 1985-04-30 1985-04-30 密着性良好な多層被膜の形成方法
GB08605327A GB2172292A (en) 1985-03-08 1986-03-04 Acrylic copolymer coatings
AU54393/86A AU587429B2 (en) 1985-03-08 1986-03-05 Acrylic coating with hydroxyalkyl groups and method for forming a multi-layered coating
DE19863607385 DE3607385A1 (de) 1985-03-08 1986-03-06 Beschichtungszusammensetzung und verfahren zur bildung einer mehrschichtigen beschichtung
CA000503472A CA1273250A (en) 1985-03-08 1986-03-06 Coating composition and method for forming a multi- layered coating
US07/068,808 US4741932A (en) 1985-03-08 1987-06-30 Coating composition and method for forming a multi-layered coating

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9308285A JPS61249576A (ja) 1985-04-30 1985-04-30 密着性良好な多層被膜の形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61249576A true JPS61249576A (ja) 1986-11-06
JPH037433B2 JPH037433B2 (ja) 1991-02-01

Family

ID=14072600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9308285A Granted JPS61249576A (ja) 1985-03-08 1985-04-30 密着性良好な多層被膜の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61249576A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH037433B2 (ja) 1991-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5142525B2 (ja) 塗料用水酸基含有樹脂及び塗料組成物
BRPI0617979A2 (pt) método de formação de revestimento em múltiplas camadas, revestimento de múltiplas camadas, composição de revestimento de primer, substrato e método de obtenção de acúmulos de filme normais
BRPI0617991A2 (pt) método de formação de revestimento em múltiplas camadas, e composição de revestimento de primer
JP2774985B2 (ja) 粉体塗料用樹脂組成物
WO2018181193A1 (ja) 複層塗膜形成方法
BRPI0617978A2 (pt) método de formação de revestimento em múltiplas camadas e composição de revestimento de primer
JP2741379B2 (ja) クリヤーコート用塗料
JPS61249576A (ja) 密着性良好な多層被膜の形成方法
CA2521343C (en) Thermosetting liquid coating composition for aluminum wheel and method of coating aluminum wheel
JP3988958B2 (ja) 塗料用組成物および多層塗膜
US5635555A (en) PVC-free coil-coated steel having excellent cut-side corrosion resistance
JP4434507B2 (ja) 複層塗膜形成方法
JP2000136332A (ja) 塗料組成物およびその塗装法
JP3283940B2 (ja) 熱硬化被覆用組成物および被膜の形成方法
JPH04371265A (ja) 熱硬化被覆組成物
JP3110773B2 (ja) 熱硬化被覆組成物
JP3451784B2 (ja) 熱硬化性塗料組成物
JP2622964B2 (ja) 積層塗膜の形成方法
JPH0994522A (ja) 多層塗膜
JP2968860B2 (ja) 耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物
JPH04114069A (ja) 熱硬化性塗料組成物
JPH0121191B2 (ja)
JP3224441B2 (ja) 熱硬化被覆用組成物および被膜の形成方法
JP2003334488A (ja) 複層塗膜形成方法
JPH0688056A (ja) 層間密着性の改良された塗料組成物、その使用法および多層塗膜

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees