JPS61249405A - 組立棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は組立棚に関するものである。

従来の技術 従来、家庭内で用いられる組立棚においては、スチール
製や木製の側板の間隔に所望枚数の棚板をラックやビス
等で係止したものが多く用いられ、所定の高中に組立し
た後に壁面に沿って設置して収容棚や飾棚として利用し
ているものである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記組立棚においては側板や棚板の高中
が一定で、高さや棚巾の調節が不可能であり、単に壁面
に沿って配列するだけで間仕切９壁としての兼用もなし
得ない等の欠点があった。

この様な問題点を解消する目的において、本発明は小径
木より形成した小巾板を単位として、該小中板の上下端
や前後端面に継手孔を設けると共に側板として利用する
小巾板の上下寄りや天板、底板として利用する小巾板の
端面中心にネジ孔を開孔し、該各小巾板を任意数枚前後
方向に継手すると共に両側板、天板、底板を構成する各
小巾板をねじで固締し、更に内部に棚板用小巾板や縦仕
切用小巾板を配置して単一ボックスを組立し、該ボック
スを上下方向に継手したもので、分解、移動、組み替え
を簡易になしながら壁飾り棚や間仕切り棚等として多目
的利用をなし得ることを特徴とするものである。

問題点を解決するための手段 以下、実施例図により本発明の詳細な説明する。

適肉厚の縦長板１ａの外側面の前後端寄りと内側面の前
後端寄シとに条溝２，２を開孔すると共に前後端面の上
下位置に継手孔３．３を開孔し、縦長板１ａの上下端面
の中心位置に継手孔３′。

３′を設け、該継手孔ａ／、３／の下方位置で内外側面
に連通したネジ孔４．４を開孔すると共にネジ孔４．４
と同じ高さ位置で内外側面の条溝２゜２に連通した継手
孔３＃　、　ａ　＃を開孔した側板用小巾板５ａと、適
肉厚の横長板１ｂの上面の前後端寄りと下面の前後端寄
りとに条溝２，２を開孔すると共に側板用小巾板５ａの
ネジ孔４や継手孔３’、３’と連通ずるネジ孔４′と継
手孔３′。

３′とを横長板１ｂの両端面に設け、条溝２，２の中間
位置で上下面に連通した継手孔３，３を開孔した天板用
小巾板５ｂ、底板用小巾板５ｃと、両側面に条溝２，２
を開孔すると共に上下端に天板や底板用小巾板の継手孔
３．３　に連通ずる継手孔を上下端に設けた縦仕切用小
巾板５ｄと、天板、底板用小巾板と同一構成で対向した
側板用小巾板や１方の側板用小巾板と縦仕切用小巾板と
の内面に嵌合する棚板用小巾板５ｅ、５ｆ等を多数形成
し、数枚の側板用小中、板５ａの前後端面の継手孔３を
軸片（タボ）６で連結して左右対向配置すると共に左右
の各側板用小巾板５ａの内面上下位置に天板用小巾板５
ｂと底板用小巾板５Ｃとを嵌着して連通したネジ孔４，
４′を飾ネジ７で、継手孔３’、３’を軸片（タボ）６
で固締し、左右対向した側板用小巾板５ａ内に棚板用小
巾板５ｅを配置して側板用小巾板５ａの内面条溝２．２
内に棚受ネジ８をねじ込みして該棚受ネジ８に棚板用小
巾板５ｅを受着させた第１段ボックス９ａを組立し、第
１段ボックス９ａの両側の任意の側板用小巾板５ａの上
端に２段目の側板用小巾板５ａを載設して上下対向した
継手孔３／、ａ／を軸片（タボ）６で連結すると共に前
後対向した２段目の側板用小巾板５ａの継手孔３を軸片
（タボ）６で連結し、該両側面の左右対向した側板用小
巾板５ａ内の上下位置に飾ネジ７と軸片（タボ）６で天
板用小巾板５ｂと底板用小巾板５Ｃとを連結し、上下の
天板用小巾板５ｂと底板用小巾板５Ｃとの条溝２，２に
設けた継手孔３．３　の位置で内部に縦仕切用小巾板５
ｄを配置して軸片（タボ）６で縦仕切用小巾板５ｄを固
締し、該縦仕切用小巾板５ｄと１方側板用小巾板５ａと
の内面に短尺な棚板用小巾板５ｆを配置して同じく棚受
ネジ８に受着させた第２段ボックス９ｂを組立しながら
任意数段ボックスを積層し、該各組立したボックスの背
面に裏板１０をネジ止めすると共に任意のボックスの正
面に扉１１．１１を枢着させた組立棚１２を構成すべく
なして成るものである。

尚、図中１３はけ込み板を示す。

作用、効果 本発明になる組立棚１２は、側板用小巾板５ａを前後端
面を接合させると共に端面の上下位置に設けた継手孔３
．３を軸片（タボ）６で連結して好みの巾の側板となし
、該側板用小巾板５ａを連設した側板な適当間隔をおい
て左右対向させ、該左右対向した各側板用小巾板５ａの
内面の上下位置に天板用小巾板５ｂと底板用小巾板５Ｃ
とを配置し連通した継手孔ａ　Ｉ　、　ａ　＃を軸片６
で連設すると共にネジ孔４．４′に飾ネジ７をねじ込み
して両側の各側板用小巾板５ａ、５ａに天板用小巾板５
ｂと底板用小巾板５Ｃを連設し、更に各側板用小巾板５
ａの内面の条溝２，２の適当高さ位置に棚受ネジ８をね
じ込みしてそれぞれ棚板用小巾板５ｅを支架させて第１
段ボックス９ａとなし、次に第１段ボックス９ａの両側
の各側板用小巾板５ａ、５ａの上端に２段目の側板用小
巾板５ａ。

５ａを載設して上下連通した継手孔３／、３／を軸片６
で連結しながら第１段ボックス９ａと同様に第２段ボッ
クス９ｂを組立し、必要ならば第３段ボックスを更に積
層するものである。そして、各ボックスの背面に裏板１
０をネジ止めすると共にボックスの正面に木製の扉１１
を枢着して組立棚１２となし、屋内の壁面に沿った収納
棚、或いは屋内を間仕切りする収納棚等として利用する
ものである。そして、側板、天板、底板、棚板等は小巾
板を単位として組立するため、該小中板を前後方向、上
下方向等に軸片（タボ）６を利用して連結しながら奥行
や高さ、或いは横方向へも自由に連設し、内部の棚板や
縦仕切りも好みに応じて取付けしてよく、正面の扉１１
．１１も左右に開く両開き２枚戸にしたり、中心に寄せ
開きする２枚戸となしてもよく、従来の定形型の収容棚
に比べ住宅のスペースに合せた多目的利用をなし得るも
のであり、そして間伐材を利用して小巾板を形成し得る
ためにコストも安価で、木肌や木目模様に秀れた天然素
材を住宅空間に取入れることによって快適な暮しをなし
得る等、前記した顕著な諸効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る組立棚を示した斜視図、
第２図はその各構成部材の棋だ図、第３図は側板用小巾
板の側面図、第４図はその正面図、第５図はその拡大平
面図、第６図は第３図Ａ−Ａ線拡大断面図、第７図は天
板または底板用小巾板の正面図、第８図はその平面図、
第９図はその拡大側面図である。 １ａ縦長板、１ｂ横長板、２条溝、３継手孔、４ネジ孔
、５ａ側板用小巾板、５ｂ天板用小巾板、５ｃ底板用小
巾板、５ｄ縦仕切用小巾板、５ｅ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　縦長板の内外面に２本の条溝を開溝すると共に前後
   端面の上下位置に継手孔を、上下端面の中心位置に継手
   孔を、該上下端面の継手孔の下方位置で内外面に連通し
   たネジ孔を開孔すると共にネジ孔と同じ高さ位置で内外
   面の条溝に連通した継手孔をそれぞれ開孔した側板用小
   巾板と、横長板の上下面に２本の条溝を開溝すると共に
   側板用小巾板のネジ孔やネジ孔の前後位置の継手孔と連
   通し得るネジ孔や継手孔を両端面に設け、条溝内の中間
   位置に縦仕切板の継手のための継手孔を設けた天板用小
   巾板や底板用小巾板と、両側面に条溝を設けると共に天
   板や底板用小巾板の継手孔に連通する継手孔を上下端面
   に設けた縦仕切用小巾板と、天板、底板用小巾板と同一
   構成で対向した側板用小巾板や１方の側板用小巾板と縦
   仕切用小巾板との内面に嵌合する棚板用小巾板等とを多
   数形成し、該各部材の接合部位で連通したネジ孔に飾ネ
   ジをねじ込みすると共に連通した継手孔を軸片で連結し
   て適当奥行のボックスを組立して内部に棚板用小巾板を
   棚受ネジに支架させた下段ボックスを組設し、該下段ボ
   ックスの上面に上段ボックスを組設して同じく軸片で連
   結しながら任意数段積層し、各ボックスの背面に裏板を
   ネジ止めすると共に任意のボックスの正面に扉を枢着さ
   せたことを特徴として成る、組立棚。