JPH01236012A - インテリア用品形成用長尺プレート材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、框部材組立法を利用して本箱９戸棚、その他
の家具等のインテリア用品を形成する方法に関する。

〔従来の技術〕

従来のインテリア用品の組立製造法として、複数の部材
を精密に加工して、一方の側板用の縦部材に孔を形成し
ておき、他方の天板、地板等の横の部材の端部にはホゾ
を設け、これらを組合わせて行う方法がある。

また、その他に、側板の内側面と横の板材の端部とにそ
れぞれダボ嵌入孔を設けて、ダボにより連結する方法も
ある。

かかる従来の方法を行うためには、ダボ挿入孔の形成と
ダボの準備のために相当の熟練を要するという欠点があ
った。

更に、不用になった家具、インテリア用品を分解し、別
の目的の品物を作ること等は容易にできなかった。

本願出願人は、この欠点を解消して、何等の熟練を要す
ることなく、簡単にしかも確実に框を形成することがで
きる方法を特公昭６１−６２３４号公報において開示し
た。

この框の構成方法は、対応する縦長溝をそれぞれ有する
２割桟を合体することによって第１ダボ嵌入孔を全長に
わたって形成した第１長尺框部材と、第１ダボ嵌入孔と
同一断面を有する第２ダボ嵌人孔を一側面上に所要長手
ピッチにて形成した第２長尺框部材とをそれぞれ所要長
さに裁断し、第１長尺框部材の端面を第２長尺框部材の
側面に当接させ、連結用ダボを上記端面及び側面に設け
た第１嵌人孔、第２嵌人孔に嵌装することによって一体
的に連結するものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

この発明は格別のダボ嵌人孔やダボ加工を行うことなく
、框部材を簡単に確実に組み立てることができるという
利点がある。

本発明は、上記光の発明を家具等のインテリア用品の製
造に適用するに際しての、棚板の取付けや大型の平面構
造を有する家具９間仕切り等の板材の取付けの問題点を
解決して、その適用展開を図ったものである。

〔課題を解決するための手段〕 本発明は、第１ダボ孔を長手方向に貫通して形成した１
対の框部材と、第１ダボ孔と同径の第２ダボ孔を片面に
長手方向等間隔に形成した１対の第２框部材とをダボに
より連結して框部を構成すると共に、第１框部材の対向
する面にそれぞれ長手方向等間隔に第２ダボ孔を形成し
ておき、且つ框部内に組入れる仕切板及び棚板にも長手
方向に貫通ずる第１ダボ孔及び少なくとも片面に第２ダ
ボ孔を形成しておき、仕切板、棚板を框部の内側にダボ
により連結して組立てることによって、上記光の発明の
平面接合が可能であり、接合強固なパネル等の長さ方向
に自由に裁断１組立てをすることができる構造を有する
インテリア用品の製造に適用するのに成功したものであ
る。

なお、本発明において、ダボ孔の断面形状は円形に限ら
れるものではなく、楕円、四角その他多角形等任意の形
状のものが適用できる。

〔実施例〕

添付各図は本発明の実施例を示す図である。

家具の組立て前における各構成部材の斜視図を示す第１
図において、框部９はそれぞれ天板部。

地板部をなす一対の第１框部材ｌａ、　ｌｂと、側板部
をなす一対の第２框部材３ａ、　３ｂとから構成される
。

第１框部材１ａ、　ｌｂは、長尺板材から所定の長さに
裁断された同一形状の板材で、それぞれ上記第１框部材
１ａ、　ｌｂの底面図と側面図を示す第２図及び第３図
に示すように、長手方向に貫通して両側端部に開口する
複数個の第１ダボ孔２が形成してあり、片面は長手方向
等間隔に第２ダボ孔４が形成しである。

また、第１框部材ｌａ、　ｌｂの間に配置される棚板５
は、第１框部材ｌａ、　ｌｂと略凹−の形状を有し、長
手方向に貫通した第１ダボ孔２を有すると共に表裏両面
に第２ダボ孔４が長手方向等間隔に形成しである。第１
框部材ｌａ、　　ｌｂ及び棚板５の第２ダボ孔４は、仕
切板７ａ、　７ｂを取付けるために形成されたものであ
る。地板部となる第１框部材１ｂの前部裏面に接して取
付ける台輪８にも長手方向に貫通した第１ダボ孔２が設
けである。

また、框部９の側板部を構成する第２框部材３ａ。

３ｂは同一形状のもので、第４図に示すように、片面に
長手方向に等間隔にて多数の第２ダボ孔４が数ｍｍのピ
ッチで第１框部材１ａ、　ｌｂ、棚板５及び台輪８の第
１ダボ孔２に対向して設けである。

仕切板７ａ、　７ｂは、第５図に示すように、長手方向
に貫通して両端面に開口する第１ダボ孔２を有する長尺
の板材を裁断して形成したものである。

これらの第１框部材ｌａ、　ｌｂ、第２框部材３ａ、　
３ｂ、棚板５、台輪８及び仕切板７ａ、　７ｂをそれぞ
れダボ６によって連結し組立てると、第６図に示すよう
な家具が簡単に完成する。

第７図及び第８図は本発明の他の実施例を示す。

この実施例においては、それぞれ天板部及び地板部をな
し且つ長手方向に貫通した第１ダボ孔１２及び片面にそ
れぞれ長手方向に等間隔に形成した第２ダボ孔１４を有
する一対の第１框部材ｌｌａ、　１ｌｔｌと、それぞれ
側板部をなし且つ片面にそれぞれ長手方向等間隔に第２
ダボ孔１４を形成した第２框部材１３ａ、　　１３ｂと
、自由棚板１５ａ、　　１５ｂ、　　１５ｃ　　と、長
手方向に貫通した第１ダボ孔１２及び両面にそれぞれ第
２框部材１３ａ、　１３ｂの第２ダボ孔１４に対向する
第２ダボ孔１４を形成した仕切板１７ａ、　１７ｂと、
裏板２０と、戸板２１ａ、　２１ｂ、　２１Ｃとからな
る部材を用いた。

この中、第１框部材１１ａ、　ｌｌｂ及び第２框部＋Ａ
１３　ａ　。

１３ｂは框部１９を構成する。

これらの部材の中、自由棚板１５ａ、　１５ｂ、　１５
ｃ及び戸板２１ａ、　２１ｂ、　２１ｃを除いてダボ１
６によって連結し組立て、裏板２０を釘、ビス又は接着
剤によって固定すると家具の主要部ができ上がる。第２
框部材１３ａ、　１３ｂ及び仕切板１７ａ、　１７ｂの
対向する第２ダボ孔１４にそれぞれダボ１６を半ば嵌入
して突出させ、これらのダボ１６の突起部を利用して自
由棚板１５ａ、　１５ｂ、　１５Ｃを自由に（立置を変
えられるように取付ける。第１框部材１１ａ、　１ｌｔ
ｌには予め溝を設けておくかレールを敷設しておき、戸
板２１８．２１ｂ。

２１Ｃを取付けると本発明の框の構成方法を利用した家
具が完成する。

戸板２１ａ’、　２１ｂ、　　２１ｃには、同様に第１
框部材３１ａ。

３１ｂ及び第２框部材３３ａ、　３３ｂとの組立てによ
り構成した框部３９によって作られたものを用いてもよ
い。

〔発明の効果〕

本発明のインテリア用品の形成方法によって以下の効果
を奏することができる。

（１）所要寸法を有する第１框部材、第２框部材。

仕切板、棚板等の加工済み板材を購入して、希望の取付
は位置を決め、裁断９組立てするだけで、各種の形状及
び寸法を有するインテリア用品を素人でも短時間に簡単
に作成できる。

（２）第１ダボ孔と第２ダボ孔とは予め機械加工が施さ
れているため、正確に組立てられた丈夫な家具が得られ
る。

（３）　　基本的にはパネル構造であるので、室内の間
仕切り等大型のものまで、素人でも１Ｉ７ｉ単に組み立
てることができる。

（４）縦、横の平面接続が可能となり、強度及び用途が
拡大する。

【図面の簡単な説明】

添付図は本発明の実施例を示す。 第１図〜第６図は第１の実施例を示す。 第１図は家具の組立て前における各部材の斜視図、第２
図は貫通した第１ダボ孔と片面に第２ダボ孔とを形成し
た第１框部材を示す底面図、第３図は同じく側面図、第
４図は片面に多数の第２ダボ孔を形成した第２框部材を
示す斜視図、第５図は第１ダボ孔及び第２ダボ孔を形成
した仕切板の斜視図、第６図は組立て後の家具を示す斜
視図である。 第７図および第８図は第２の実施例を示す。 ｌａ、　ｌｂ　　第１框部祠　　　２．第１ダボ孔３ａ
、３ｂ：第２框部材　　　４　第２ダボ孔５　棚板　　
　　　　　　６　ダボ ？ａ、７ｂ：仕切板　　　　　８　台輪９　框部 １１ａ、　ｌｌｂ　：第１框部材　　１２　　第１ダボ
孔１３ａ、　１３ｂ　　第２框部材　　１４．第２ダボ
孔１５ａ、　１５ｂ、　１５ｃ：自由棚板　　１６　　
ダボ１７ａ、　１７ｂ　　仕切板　　　　１８　　台輪
１９　　框部　　　　　　　　２ｏ；裏板２１ａ、　２
１ｂ、　２１ｃ：戸板 ３１ａ、　３１ｂ　　第１框部材 ３３ａ、　３３ｂ　：第２框部材 ３９　　框部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、第１ダボ孔を長手方向に貫通して形成した１対の框
   部材と、第１ダボ孔と同径の第２ダボ孔を片面に長手方
   向等間隔に形成した１対の第２框部材とをダボにより連
   結して框部を構成すると共に、第１框部材の対向する面
   にそれぞれ長手方向等間隔に第２ダボ孔を形成しておき
   、且つ框部内に組入れる仕切板及び棚板にも長手方向に
   貫通する第１ダボ孔及び少なくとも片面に第２ダボ孔を
   形成しておき、仕切板、棚板を框部の内側にダボにより
   連結して組立てることを特徴とするインテリア用品の形
   成方法。