JPS61247236A - 充電表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は非常用負荷装置等に用いられる充電表示装置に
関する。

〔背景技術〕

従来の充電表示装置の一例を第２図に示す。この装置は
、交流電源たる商用電源１の両端にリレーＲｙの励磁コ
イルＬと充電トランスＴの入力側とを互いに並列接続す
るとともに、充電トランスＴの出力側に整流器２を接続
し、整流器２の直流出力側に抵抗３を介して蓄電池４を
接続し蓄電池４の両端にリレーＲｙの常閉接点間Ｓを介
して非常用負荷Ｋを接続し、抵抗３及び蓄電池４の直列
接続の両端に抵抗５０．表示要素たる発光ダイオード５
１及びトランジスタ５２の直列回路を接続するとともに
トランジスタ５２のベース・エミッタ間を上記抵抗３に
抵抗５３を介して接続し充電表示回路５を形成して構成
される。

かかる従来装置は、商用電源通電時にはリレーｕｙが動
作して常閉接点間Ｓは開成状態を保ち、非常用負荷には
動作せず、一方、蓄電池４は抵抗３を介して充電され非
常時に備えられるのであるが、蓄電池４への充電電流に
より抵抗３の両端に電圧が発生しこの電圧によりトラン
ジスタ５２がオンして発光ダイオード５１に電流が流れ
、発光ダイオード５１が発光して充電中であることを表
示する。

商用電源１が停電すると、リレーＲｙの動作により常閉
接点間Ｓが閉成し蓄電池４から非常用負荷Ｋに給電が行
われ、非常用負荷Ｋが作動する。

ところがかかる従来装置において、停電等で蓄電池４が
放電し切ってしまった後に商用電源１が復帰したような
場合、蓄電池４の電圧は殆ど零Ｖにまで下がっているた
め、充電電流は当初定常時の２〜３倍もの大きな値とな
る。そうすると、整流器２の内部抵抗が増大（抵抗３に
比べかなり大きな値となる）し、抵抗３の両端電圧が定
常時よりかなり低下するため、充電表示回路５両端の電
圧自体が減少し、発光ダイオード５１の電流が低下して
その明るさが定常時に比べ格段に暗くなり、表示が非常
にわかりにくいという欠点があった。

抵抗３の値を上げてやれば明るさは幾分稼げるが、定常
時の抵抗３での電圧降下が大きくその発熱が大となり、
また、整流器２や充電トランスＴのＶＡも大きくする必
要があり、実用的でない。

〔発明の目的〕

本発明は上記欠点に鑑みて為されたもので、不所望な電
力損を発生させることなく充電当初にも表示要素が充分
に充電を表示しうる充電表示装置を提供する。

〔発明の開示〕

本発明は、蓄電池に直列接続される抵抗の抵抗値を蓄電
池の両端電圧が所定値に達するまでの間大きくしておく
ことにより上記目的を達成したもので、以下図に示す実
施例に基づき本発明を説明する。

第１−は本発明の実施例を示すもので、抵抗３及び蓄電
池４の直列回路に抵抗６と切り替え要素たるトランジス
タ７との並列回路を直列接続するとともに、整流器２の
出力端に定電圧ダイオード８０及び抵抗８１を介して上
記トランジスタ７のベース・エミッタ間を接続して蓄電
池４の電圧を検出する電圧検出回路８を構成し、トラン
ジスタ５２のベース・エミッタ間を抵抗５３を介して上
記抵抗３と抵抗６及びトランジスタ７０仙列回路との直
列接続の両端に接続したものである。

本実施例のものは、定常時には蓄電池４の電圧が充分高
く定電圧ダイオード８０が導通しトランジスタ７にベー
ス電流が流れてトランジスタ７がオンしているため、抵
抗６はトランジスタ７によってその両端が短絡された格
好となり、従来のものと同様に蓄電池４は抵抗３を介し
て充電され発光ダイオード５１が発光して充電を表示す
る。一方、蓄電池４が放電し切った状態から充電を開始
される場合には、蓄電池４の両端電圧が充分低いので定
電圧ダイオード８０は導通せずトランジスタ７もオフす
るので、抵抗５０、発光ダイオード５１及びトランジス
タ５２の直列回路の両端電圧は抵抗３及び抵抗６の直列
接続両端の電圧となり、この電圧は抵抗６の挿入されて
いない従来装置のものより充分高いので発光ダイオード
５１にも充分な電流が供給されることとなり、発光ダイ
オード５１は定常状態とさほど大差なく充分な光を発す
る。

このように、本実施例によれば、蓄電池に直列接続され
る抵抗で定常時に大きな電力を消費させることなく、充
電当初にも適切な充電表示を行うことができる。

なお、充電表示回路の構成は、蓄電池の充電を表示する
ものであれば、上記実施例に示すもののように充電電流
を検出するものの他たとえば蓄電池の電圧を検出するも
の等どのような具体回路を用いてもかまわない。また、
切り替え要素も上記実施例では抵抗のバイパス用に用い
たが、たとえばトランジスタを蓄電池と直列に介挿しこ
のトランジスタを能動領域で用いることにより、−個の
トランジスタを抵抗及び切り替え要素の両方として機能
させてもかまわないし、勿論またトランジスタ以外の要
素を用いてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように本発明は、蓄電池に直列接続される抵抗の
抵抗値を蓄電池の両端電圧が所定値に達するまでの間大
きくし、これら抵抗及び蓄電池の直列回路と並列に充電
表示回路を接続したので、不所望な電力損を発生させる
ことなく充電当初にも充分に充電を表示しうる充電表示
装置を得ることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す回路図、第２図は従来例
を示す回路図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）交流電源と、交流電源の出力を整流する整流器と
   、整流器の直流出力側に互いに並列接続される抵抗及び
   蓄電池の直列回路、及び蓄電池の充電状態を表示する充
   電表示回路と、を有する充電表示装置において、 抵抗及び蓄電池の直列回路に該抵抗の抵抗値を切り替え
   る切り替え要素を設け、蓄電池の両端電圧が所定値に達
   するまでの期間は上記切り替え要素を動作させて上記抵
   抗値を大きく設定したことを特徴とする充電表示装置。