JPH0317478Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0317478Y2
JPH0317478Y2 JP5440983U JP5440983U JPH0317478Y2 JP H0317478 Y2 JPH0317478 Y2 JP H0317478Y2 JP 5440983 U JP5440983 U JP 5440983U JP 5440983 U JP5440983 U JP 5440983U JP H0317478 Y2 JPH0317478 Y2 JP H0317478Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
power supply
sensor circuit
circuit
switching element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5440983U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59159037U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5440983U priority Critical patent/JPS59159037U/ja
Publication of JPS59159037U publication Critical patent/JPS59159037U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0317478Y2 publication Critical patent/JPH0317478Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Thyristor Switches And Gates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の分野 本考案は動作表示に特徴を有する交流2線式の
無接点スイツチに関するものである。
考案の背景 交流2線式無接点スイツチは近接スイツチ等の
センサ回路と一対の端子を有し、この端子が負荷
と交流電源とに直列に接続される。そしてセンサ
回路によつて内部のインピーダンスを変化させる
ことによつて負荷に電源を供給し、又は負荷への
電源供給を停止するスイツチである。従つて理想
的なスイツチとしてはオン動作時にはスイツチの
両端に残る残留電圧ができるだけ低く、またオフ
動作時にはスイツチが消費する電流(漏れ電流)
はできるだけ小さいことが要求される。そしてこ
の交流2線式無接点スイツチの動作状態を表示す
る表示器としては、この漏れ電流を少なくすると
いう要請に基づいてスイツチのオン動作時に表示
灯を点灯させるようにすることが多い。もし表示
灯をスイツチオフ時に点灯させることにすれば、
漏れ電流はスイツチ回路部分の消費電流と通常数
mA程度を有する表示灯の消費電流との合計とな
り、交流2線式のスイツチとしては好ましくない
からである。一方オン動作時にはスイツチ両端の
残留電圧はかなり低くしなければならないので単
に表示灯を接続するだけで表示灯を点灯させるこ
とが困難となる。
考案の目的 本考案はこのような従来の交流2線式無接点ス
イツチの動作表示を行う場合における困難性に鑑
みてなされたもので、特別な回路や部品を必要と
せず容易に動作表示を行わせることができる動作
表示器を有する交流2線式無接点スイツチを提供
することを目的とする。
考案の構成と効果 本考案は交流電源と負荷が直列に接続される一
対の端子と、一対の端子間に接続される負荷開閉
素子と、センサ回路と、センサ回路の電源端間に
並列に接続されるコンデンサと、負荷開閉素子の
両端及びセンサ回路の電源間との間に接続され、
センサ回路のオフ時に電源電圧に等しい端子電圧
をセンサ回路に与えると共に、センサ回路のオン
動作時に交流入力の零クロス点でコンデンサを充
電するセンサ用電源・位相制御回路と、センサ用
電源・位相制御回路のセンサ回路側の電源出力端
子にアノード、負荷開閉素子側の電源入力端子に
カソードが接続された発光ダイオードと、を具備
し、オン時にセンサ用電源・位相制御回路の電源
の入出力差に基づいて発光ダイオードを点灯させ
るようにしたことを特徴とするものである。
このような特徴を有する本考案の交流2線式無
接点スイツチによれば、センサ回路のオフ動作時
にはセンサ用電源・位相制御回路によつて常に一
定の電圧がセンサ回路に与えられる。この場合に
は負荷開閉素子が導通していないためセンサ用電
源・位相制御回路の電源入力側の電圧レベルも高
いので、動作表示用の発光ダイオードは点灯しな
い。一方センサ回路から出力が得られれば負荷開
閉素子を導通させることによつて負荷に通電され
る。この場合にはセンサ用電源・位相制御回路は
交流電源の零クロス点で急速にコンデンサを充電
してセンサ回路の電源入力を高いレベルに保つ。
一方負荷開閉素子が閉成するためセンサ用電源・
位相制御回路の電源入力端の電圧レベルは低くな
る。従つて動作表示用の発光ダイオードが点灯す
ることとなる。
このため本考案では、センサ用電源・位相制御
回路の電源の入出力端間に発光ダイオードを挿入
するだけで、動作表示のための特別な回路を用い
ることなく極めて簡単に動作表示を行うことがで
きる。従つて無接点スイツチの動作表示に対する
部品数を減少させ、スペースをとることもなく容
易に動作表示を実現することが可能となる。
実施例の説明 第1図は本考案による交流2線式無接点スイツ
チの一実施例を示す基本的な回路図である。本図
において交流2線式無接点スイツチの端子1,2
間にダイオードブリツジ3が接続され、その両出
力端間には負荷を開閉する負荷開閉素子4が接続
される。負荷開閉素子4は例えば大容量トランジ
スタやサイリスタ等からなるスイツチング素子で
あつて、制御入力に応じてスイツチング動作を行
うものである。ダイオードブリツジ3の両端間に
は更にセンサ回路用の安定化電源とこの負荷開閉
素子4の位相制御を行うためのセンサ用電源・位
相制御回路5が接続される。そしてその電源出力
は抵抗R1、コンデンサC1からなるローパスフ
イルタ6を介してセンサ回路7に接続される。ロ
ーパスフイルタ6のコンデンサC1はこの無接点
スイツチがオフ動作をしている場合にはセンサ用
電源・位相制御回路5より与えられる脈流を平滑
する平滑用のコンデンサとなり、オン動作をして
いる場合にはセンサ回路7に電源を供給する電源
となるコンデンサであつて、比較的容量の大きい
タンタルコンデンサ等が用いられる。センサ用電
源・位相制御回路5は第1図にその回路例を示す
ようにツエナダイオード10とトランジスタ11
からなる定電圧回路部、及びトランジスタ12、
ツエナダイオード13、トランジスタ14からな
る充電部を有している。トランジスタ12のエミ
ツタ・コレクタ間に接続される抵抗R3は交流2
線式無接点スイツチがオフ時にこの抵抗R3を介
してコンデンサC1を充電するために用いられ
る。トランジスタ12はこの無接点スイツチがオ
ン動作時にコンデンサC1を急速充電するための
ものであつて、ツエナダイオード13がオンとな
るまで急速充電をし、その後トランジスタ14を
介して負荷開閉素子4をトリガするものである。
さて本考案においてはセンサ用電源・位相制御
回路5の電源入力端5a間と電源出力5bに動作
表示用の発光ダイオード8を接続する。そしてこ
の表示用発光ダイオード8に直列に必要に応じて
電流制限用の抵抗R2を図示のように設ける。
こうして構成された交流2線式無接点スイツチ
の端子1,2間には図示のように商用交流電源2
0と負荷21とが直列に接続される。
次にこの交流2線式無接点スイツチの動作につ
いて第2図の波形図を参照しつつ説明する。第2
図aは電源20の電圧波形を示すものであり、第
2図bはセンサ回路7の動作を示す波形図であつ
て、“L”レベルではセンサがオフ、“H”レベル
でオンとする。そしてセンサ回路7がオフ状態に
ある時刻t1以前では電源20の電圧波形がダイ
オードブリツジ3によつて全波整流されているた
め、第2図cに示すように負荷開閉素子4にはそ
の脈流の電圧がそのまま印加される。そしてこの
状態ではセンサ用電源・位相制御回路5及びロー
パスフイルタ6を介してセンサ回路7に第2図d
に示すようにほぼ一定の電圧が印加されている。
そして時刻t1においてセンサ回路7よりセンサ
出力が与えられたとすると、トランジスタ12が
導通し抵抗R1を介してコンデンサC1が急速に
充電される。そしてツエナダイオード13が導通
すればトランジスタ14がオンとなり、一定の位
相遅れをもつて時刻t2にセンサ用電源・位相制
御回路5より負荷開閉素子4に位相制御信号が与
えられ、負荷開閉素子4が導通する。従つて第2
図cに示すように時刻t2において負荷開閉素子
4の両端の電圧は非常に低い残留電圧となる。そ
うすればセンサ用電源・位相制御回路5の電源の
電源出力端5bの電位は電源入力端5aよりも高
い電位となり、表示用の発光ダイオード8が第2
図eに示すように点灯する。そして電源20の次
のゼロクロス点である時刻t3では負荷開閉素子
4がオフとなり、以後時刻t4まで負荷開閉素子
4の両端の電圧が第2図cに示すように上昇す
る。この時センサ用電源・位相制御回路5を介し
てローパスフイルタ6のコンデンサC1が急速に
充電され、第2図dに示すように時刻t3〜t4
の間にはセンサ回路7の電源入力の電位が上昇す
る。そして時刻t4においてセンサ回路7からの
センサ出力に基づいて負荷開閉素子4が導通する
と、前述の半サイクルと同様に負荷開閉素子4の
両端の電圧が残留電圧となり、以後表示用発光ダ
イオード8はコンデンサC1からの放電電流によ
つて第2図eに示すように点灯する。時刻t5〜
t6の間の動作についても同様である。このよう
にして交流2線式無接点スイツチがオン動作をし
ている間は発光ダイオード8が点灯しその動作表
示をすることができる。
次に第3図は本考案の他の実施例を示す交流2
線式無接点スイツチの回路図である。本実施例は
第1図のものと基本的には同様であつて端子1,
2間にダイオードブリツジ3、負荷開閉素子4、
センサ用電源・位相制御回路5が並列に接続さ
れ、その電源出力間にローパスフイルタ6とセン
サ回路7が接続されている。さて本実施例ではセ
ンサ用電源・位相制御回路5の電源の入出力端間
に表示用の発光ダイオード8と通常のダイオード
22が直列に接続される。これは電源20の電圧
が高くてもセンサ回路7の電源電圧はせいぜい20
〜30Vであつてセンサ用電源・位相制御回路5の
電源の入出力端間の電圧が高くなる。従つて表示
用発光ダイオード8には高い逆電圧がかかるの
で、これを保護するために耐圧保護用のダイオー
ド22を設けたものである。このようなダイオー
ドを挿入することによつて電源20の電圧が高い
場合にも同様にこのスイツチがオン動作をする場
合に表示器を点灯させる点灯動作を行わせること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による交流2線式無接点スイツ
チの一実施例を示す回路図、第2図はこの実施例
の交流2線式無接点スイツチ各部の波形を示す波
形図、第3図は本考案による交流2線式無接点ス
イツチの他の実施例を示す回路図である。 1,2……端子、3……ダイオードブリツジ、
4……負荷開閉素子、5……センサ用電源・位相
制御回路、6……ローパスフイルタ、7……セン
サ回路、8……発光ダイオード、11,12,1
4……トランジスタ、C1……コンデンサ、20
……電源、21……負荷、22……ダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 交流電源と負荷が直列に接続される一対の端
    子と、 前記一対の端子間に接続される負荷開閉素子
    と、センサ回路と、 前記センサ回路の電源端間に並列に接続され
    るコンデンサと、 前記負荷開閉素子の両端及び前記センサ回路
    の電源端との間に接続され、前記センサ回路の
    オフ時に電源電圧に等しい端子電圧を前記セン
    サ回路に与えると共に、前記センサ回路のオン
    動作時に交流入力の零クロス点で前記コンデン
    サを充電するセンサ用電源・位相制御回路と、 前記センサ用電源・位相制御回路のセンサ回
    路側の電源出力端子にアノード、負荷開閉素子
    側の電源入力端子にカソードが接続された発光
    ダイオードと、を具備し、オン時にセンサ用電
    源・位相制御回路の電源の入出力差に基づいて
    前記発光ダイオードと点灯させるようにしたこ
    とを特徴とする交流2線式無接点スイツチ。 (2) 前記動作表示灯の発光ダイオードに直列に耐
    圧保護用のダイオードを接続したことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の交流
    2線式無接点スイツチ。
JP5440983U 1983-04-12 1983-04-12 交流2線式無接点スイツチ Granted JPS59159037U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5440983U JPS59159037U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 交流2線式無接点スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5440983U JPS59159037U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 交流2線式無接点スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59159037U JPS59159037U (ja) 1984-10-25
JPH0317478Y2 true JPH0317478Y2 (ja) 1991-04-12

Family

ID=30184751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5440983U Granted JPS59159037U (ja) 1983-04-12 1983-04-12 交流2線式無接点スイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59159037U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59159037U (ja) 1984-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5282126A (en) Start circuit for a switched mode power supply
JPH0317478Y2 (ja)
JP3267708B2 (ja) 充電装置
JPS598430A (ja) ゼロクロス制御回路
JPH04324983A (ja) 発光素子駆動用電源回路
JPH0115173B2 (ja)
JPH03233895A (ja) 放電灯点灯装置
JPH071863Y2 (ja) タイマ装置
JPS6125152Y2 (ja)
JPS605772A (ja) 直流安定化電源回路
JPH0713430Y2 (ja) 交流電力の位相制御回路
JP2540953Y2 (ja) 交流負荷の電力制御回路
SU1437988A1 (ru) Переключающее устройство
JPS58143630A (ja) 2線式交流開閉無接点スイツチ
KR890003173Y1 (ko) 전자식 강압기
JPH057666Y2 (ja)
JPH033464B2 (ja)
JPS624097U (ja)
JPH0548416A (ja) パルス発生回路
JPS5978393A (ja) 螢光表示管の駆動装置
JPS58141598U (ja) 放電灯調光装置
JPH03104999U (ja)
JPH0566719B2 (ja)
JPS6161399A (ja) 自動点滅器
JPH0449417B2 (ja)