JPS6124681A - 自動二輪車等の車両用フレ−ム - Google Patents

自動二輪車等の車両用フレ−ム

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JPS6124681A
JPS6124681A JP14584884A JP14584884A JPS6124681A JP S6124681 A JPS6124681 A JP S6124681A JP 14584884 A JP14584884 A JP 14584884A JP 14584884 A JP14584884 A JP 14584884A JP S6124681 A JPS6124681 A JP S6124681A
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JP
Japan
Prior art keywords
square
frame
square pipe
pipe
motorcycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP14584884A
Other languages
English (en)
Inventor
柏原 礼一郎
生熊 宏行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP14584884A priority Critical patent/JPS6124681A/ja
Publication of JPS6124681A publication Critical patent/JPS6124681A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は断面角形の烏パイプを使用した自動二輪車ある
いは自動三輪車等の車両用フレームに関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近年、自動二輪車用のフレームとして、従来の丸パイプ
に代わって、例えば特開昭58−145584号あるい
は実開昭58−164987号公報に示されているよう
に、断面角形の角パイプを用いる傾向にある。これは、
外観的な面は勿論のこと、角パイプの方がねじれに対し
て強く、かつ一般的な幅の狭いフレームでは、ある方向
から受ける力に対向する面積が丸パイプよりも大きくな
る、つまり換言すれば、曲げによる最大応力発生箇所の
断面係数が丸パイプよりも大きな値となり、強度上有利
となるからである。
ところが、最近の幅の広いワイドフレーム(ラテラルフ
レーム)の場合、角バイブには、縦(上下)荷重により
、車体の左右軸回りの曲げモーメントばかりでなく、上
下軸回りの曲げモーメントも略同じ大きさで発生するこ
とが、本発明者らの解析によって明らかとなってきた。
このように、角パイプの上下左右両輪回りに略同じ値の
曲げモーメントが同時に作用した場合、それによる最大
応力発生箇所は角パイプの角部となり、このときの上記
角パイプの最大応力発生点、すなわち角部の断面係数を
、同じ断面積、断面2次モーメントをもつ丸パイプと比
較すると、逆に角パイプの方が丸パイプよりも小さくな
り、フレームの強度上好ましくないものとなってしまう
。したがって、丸パイプ製のフレームと同等の強度を角
パイプ製のフレームに持たせるためには、断面2次モー
メントの比較だけでは不充分であり、むしろ角パイプの
角部に加わる応力をいかに低減させるかが重要であるこ
とが明らかとなった。
なお、近時フレームの強度を高めることを目的として、
フレームのタンクレールやダウンチューブ等に六角形パ
イプを用いたものが知られているが、このフレームの場
合は、ダウンチューブやタンクレールの上面にエンジン
や燃料タンクを乗せるための平面を確保する必要上、フ
レームの側面に鋭角な角部が露出してしまい、したがっ
て、これまでの角パイプに比べて違和感が強く、角パイ
プのイメージが損われてしまう難点がある。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情にもとづいてるされたもので、
角パイプ製フレームの縦横荷重に対する強度および剛性
を高めることができ、しかも角バイブのイメージをその
まま残すことができ、外観的にも有利となる自動二輪車
等の車両用フレームの提供を目的とする。
〔発明の概要〕
すなわら、本発明は上記目的を達成するため、フレーム
を角パイプで構成するに当り、角パイプの対角線上に対
向する少なくとも一組の角部に、この角パイプの側面と
この側面に連なる上面および下面間を斜めに結ぶ斜面壁
部を形成し、かつこの角パイプはその平坦な側面を車体
の側方に面した状態で配置したことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例を、自動二輪車用のフレームに適
用した第1図およびM2図にもとづいて説明する。
第1図は例えばアルミ合金製のクレードル型ワイドフレ
ームを示し、その前端に位置するステアリングヘッドパ
イプ1には、後方に向って一直線状に延びる左右一対の
タンクレール2,2と、これらタンクレール2,2の下
方を後方下向きに延び、る左右一対のダウンチューブ3
,3が溶接されている。タンクレール2,2およびダウ
ンデユープ3.3は、ステアリングヘッドパイプ1の直
後において左右両側方に張出しており、これらタンクレ
ール2,2とダウンチューブ3.3の後端部相互は、ブ
ラケット4,4により連結されている。
そして、タンクレール2,2の途中には後方に延びる左
右のシートレール5.5が溶接されており、これらシー
トレール5.5とブラケット4,4との間にはバックス
テー6.6が架設されている。
なお、タンクレール2,2とシートレールの前半部の上
面には、燃料タンク7が載置されていると−ともに、タ
ンクレール2.2とダウンチューブ3゜3とで囲まれた
空間部分には、エンジン8が搭載されている。
ところで、上記タンクレール2,2およびダウンチュー
ブ3.3は、第2図にタンクレール2゜2側を代表して
示したように、アルミ合金を押し出しあるいは引抜き成
形してなる断面長方形の角パイプ9によって形成されて
おり、この角パイプ9は長軸を車体の上下方向に沿わせ
た姿勢で縦置きされている。そして、角パイプ9は上下
左右両側に平坦な面10a 、 10b 、 10c 
、 10dを有し、この角バイブ9の四角部には上記上
面10aおよび下面10bの左右両端部と、左右の側面
10c 、 10dの上下端部とを斜めに結ぶ平坦な斜
面壁部11・・・が形成されている。したがって、本実
施例の角パイプ9は、四角形の各角部を斜めにカットシ
た断面へ角形をなしており、このような角バイブ9は側
面10c又は10dを車体の側方に面した姿勢で配置さ
れている。
なお、上記角バイブ9の肉厚tは周方向に一様であるど
ともに、各角部の上下左右方向のカット量aおよびbは
、上下面10a 、 10bの長さAおよび左右両側面
10c 、 10dの長さBに対して一様に形成されて
いる。
次に、上記構成の作用について説明する。
上述の如きワイドフレームの場合、先の〔発明の技術的
背景とその問題点〕の項でも述べたように、角バイブ9
には縦荷重ににより、車体の左右軸01−01回りの曲
げモーメントと、車体の上下軸02〜02回りの曲げモ
ーメントとが同時に作用するから、角パイプ9に対する
最大応力発生箇所は、対角線03−03上の各角部とな
る。
この場合、上記構成のフレームにおいては、最大応力発
生箇所が鋭角な角部ではなく、ある面積をもった斜面壁
部11に形成しである、つまり言換えれば、平坦になら
されているので、ここに加わる応力は広い範囲に分散さ
れ、この結果、対角線03−03との交差部分に生じる
応力゛が低減される。したがって、この角パイプ9の断
面積をこれまでの四角形のものと同一とすれば、フレー
ムの強度および剛性ともに向上させることができ、特に
この角バイブ9に対する縦横荷重を考慮すると、剛性と
強度とのバランスを図る上では本実施例の断面形状が最
適となる。
しかも、上記形状の角パイプ9を用いれば、車体の側方
には平坦な側面10c又は10dが面するので、これま
での角パイプのイメージをそのまま残すごとができ、外
観的にも有利となる利点がある。
なお、本発明を実施するに当って、上記角パイプはタン
クレールやダウンチューブに限らず、例えばシートレー
ルやその他のクロスパイプ類に用いても良く、したがっ
て、採用する場所に応じて応力の作用方向や大きさが異
なるので、斜面壁部は全ての角部に形成する必要はなく
、例えば第3図に示したように、対角線上に対向する一
方の角部のみに斜面壁部11.11を設けたり、あるい
は第4図に示したように三箇所の角部に斜面壁部11・
・・を設けるようにしても良い。
さらに、本発明に係る車両は自動二輪車に限らず、後輪
が二輪の自動三輪車であっても良い。
(発明の効果〕 以上詳述した本発明によれば、最大応力発生箇所が鋭角
な角部ではなく、ある面積をもった斜面壁部に形成され
て平坦にならされているので、ここに加わる応力は広い
範囲に亙って分散されることになる。この結果、角パイ
プに加わる応力が低減され、この角パイプの断面積をこ
れまでの四角形のものと同一どすれば、重量を増加させ
ることなしに、フレームの強度および剛性ともに向上さ
せることが可能となる。
しかも、車体の側方には角パイプの平坦な側面が面する
ので、これまでの角パイプのイメージをそのまま残すこ
とができ、外観的にも有利となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示し、第1図
はフレームの側面図、第2図は第1図中■−■線に沿う
断面図、第3図および第4図は本発明の他の実施例を示
す断面図である。 9・・・角パイプ、10a・・・上面、10b・・・下
面、ioc 。 10d・・・側面、11・・・斜面壁部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 断面角形の角パイプを使用した車両用フレームにおいて
    、 上記角パイプの対角線上に対向する少なくとも一組の角
    部に、この角パイプの側面とこの側面に連なる上面およ
    び下面間を斜めに結ぶ斜面壁部を形成し、かつ上記角パ
    イプはその平坦な側面を車体の側方に面した状態で配置
    したことを特徴とする自動二輪車等の車両用フレーム。
JP14584884A 1984-07-13 1984-07-13 自動二輪車等の車両用フレ−ム Pending JPS6124681A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01226484A (ja) * 1988-03-08 1989-09-11 Suzuki Motor Co Ltd オートバイのフレーム材
JPH049903U (ja) * 1990-05-14 1992-01-28
JP2005349015A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Paramount Bed Co Ltd ベッド等の仰臥台におけるフレーム構築用部材及びベッド等の仰臥台のフレーム
JP2017065272A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58177787A (ja) * 1982-04-09 1983-10-18 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車のフレ−ム
JPS5942783B2 (ja) * 1977-09-01 1984-10-17 株式会社竹中工務店 内外二重壁構造のド−ム構築方法

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