JPS6124660Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124660Y2 JPS6124660Y2 JP9353080U JP9353080U JPS6124660Y2 JP S6124660 Y2 JPS6124660 Y2 JP S6124660Y2 JP 9353080 U JP9353080 U JP 9353080U JP 9353080 U JP9353080 U JP 9353080U JP S6124660 Y2 JPS6124660 Y2 JP S6124660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jacket chamber
- cooling water
- oil cooler
- cylinder
- jacket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 37
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 34
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 25
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 17
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 239000013049 sediment Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はエンジンの潤滑油冷却装置の改良に関す
るものである。
るものである。
従来のエンジンの潤滑油冷却装置を第１図によ
り説明すると、ａがクランクケース、ｂが同クラ
ンクケースａに形成した冷却水ジヤケツト、ｃが
同冷却水ジヤケツトｂ内に設けたオイルクーラ、
ｄが同オイルクーラｃの側方に設けた冷却水導入
口、ｅが上記ジヤケツトｂ壁に設けた各シリンダ
への冷却水通路で、潤滑油Ａがオイルクーラｃ内
を流れる一方、冷却水導入口ｄから冷却水ジヤケ
ツトｂ内をオイルクーラｃの長手方向に沿い流れ
てオイルクーラｃ内の潤滑油Ａを冷却したのち、
冷却水通路ｅから各シリンダへ排出されるように
なつている。
り説明すると、ａがクランクケース、ｂが同クラ
ンクケースａに形成した冷却水ジヤケツト、ｃが
同冷却水ジヤケツトｂ内に設けたオイルクーラ、
ｄが同オイルクーラｃの側方に設けた冷却水導入
口、ｅが上記ジヤケツトｂ壁に設けた各シリンダ
への冷却水通路で、潤滑油Ａがオイルクーラｃ内
を流れる一方、冷却水導入口ｄから冷却水ジヤケ
ツトｂ内をオイルクーラｃの長手方向に沿い流れ
てオイルクーラｃ内の潤滑油Ａを冷却したのち、
冷却水通路ｅから各シリンダへ排出されるように
なつている。
前記エンジンの潤滑油冷却装置では、冷却水が
冷却ジヤケツトｂ内をオイルクーラｃの長手方向
に沿い流れるので、オイルクーラｃの冷却効率が
冷却水の流れ方向下流側ほど悪い。また冷却水温
度がオイルクーラｃの長手方向で不均一のまま各
冷却水通路ｅから各シリンダへ排出されるので、
シリンダの冷却効果も悪いという問題があつた。
冷却ジヤケツトｂ内をオイルクーラｃの長手方向
に沿い流れるので、オイルクーラｃの冷却効率が
冷却水の流れ方向下流側ほど悪い。また冷却水温
度がオイルクーラｃの長手方向で不均一のまま各
冷却水通路ｅから各シリンダへ排出されるので、
シリンダの冷却効果も悪いという問題があつた。
本案は前記の問題点に対処するもので、シリン
ダを囲繞して形成したシリンダジヤケツト室と同
シリンダジヤケツト室に隔壁を介して設けた入口
ジヤケツト室とを有し、同隔壁にシリンダジヤケ
ツト室への冷却水導入口を設けたエンジンの潤滑
油冷却装置において、前記入口ジヤケツト室を上
部及び下部ジヤケツト室に分割し、同上部ジヤケ
ツト室内にオイルクーラをエンジンの長手方向に
沿い内設するとともに同下部ジヤケツト室に冷却
水導入口を設け、同上下の入口ジヤケツト室を区
画する隔壁のオイルクーラ下方部位にオイルクー
ラのほぼ全長にわたつて冷却水導入口を設けたこ
とを特徴とするエンジンの潤滑油冷却装置に係
り、その目的とする処は、オイルクーラの冷却効
率及びシリンダの冷却効果を向上できる。またオ
イルクーラの閉塞を防止できる改良されたエンジ
ンの潤滑油冷却装置を供する点にある。
ダを囲繞して形成したシリンダジヤケツト室と同
シリンダジヤケツト室に隔壁を介して設けた入口
ジヤケツト室とを有し、同隔壁にシリンダジヤケ
ツト室への冷却水導入口を設けたエンジンの潤滑
油冷却装置において、前記入口ジヤケツト室を上
部及び下部ジヤケツト室に分割し、同上部ジヤケ
ツト室内にオイルクーラをエンジンの長手方向に
沿い内設するとともに同下部ジヤケツト室に冷却
水導入口を設け、同上下の入口ジヤケツト室を区
画する隔壁のオイルクーラ下方部位にオイルクー
ラのほぼ全長にわたつて冷却水導入口を設けたこ
とを特徴とするエンジンの潤滑油冷却装置に係
り、その目的とする処は、オイルクーラの冷却効
率及びシリンダの冷却効果を向上できる。またオ
イルクーラの閉塞を防止できる改良されたエンジ
ンの潤滑油冷却装置を供する点にある。
本案は前記のようにシリンダを囲繞して形成し
たシリンダジヤケツト室と同シリンダジヤケツト
室に隔壁を介して設けた入口ジヤケツト室とを有
し、同隔壁にシリンダジヤケツト室への冷却水導
入口を設けたエンジンの潤滑油冷却装置におい
て、前記入口ジヤケツト室を上部及び下部ジヤケ
ツト室に分割し、同上部ジヤケツト室内にオイル
クーラをエンジンの長手方向に沿い内設するとと
もに同下部ジヤケツト室に冷却水導入口を設け、
同上下の入口ジヤケツト室を区画する隔壁のオイ
ルクーラ下方部位にオイルクーラのほぼ全長にわ
たつて冷却水導入口を設けたので、オイルクーラ
内を流れる潤滑油が万遍なく均一に冷却されて、
オイルクーラの冷却効率が向上する。また冷却水
温度がオイルクーラの長手方向で均一になつて、
シリンダの冷却効果も向上する。また、海水、川
水等を冷却水として使用する直接冷却式エンジン
においては、水中に含まれる異物（土砂やゴミ）
がジヤケツト室内に溜まると、オイルクーラのエ
レメントを塞いで冷却能率を低下させるという問
題がある。ところが本案では、入口ジヤケツト室
を、上部ジヤケツト室と下部ジヤケツト室とに分
割する一方、冷却水を同下部ジヤケツト室に設け
た冷却水導入口から下部ジヤケツト室→上部ジヤ
ケツト室へ流すようにしており、オイルクーラを
収納した上部ジヤケツト室に異物（土砂やゴミ）
が入らなくて、オイルクーラのエレメントが閉塞
されることがない。
たシリンダジヤケツト室と同シリンダジヤケツト
室に隔壁を介して設けた入口ジヤケツト室とを有
し、同隔壁にシリンダジヤケツト室への冷却水導
入口を設けたエンジンの潤滑油冷却装置におい
て、前記入口ジヤケツト室を上部及び下部ジヤケ
ツト室に分割し、同上部ジヤケツト室内にオイル
クーラをエンジンの長手方向に沿い内設するとと
もに同下部ジヤケツト室に冷却水導入口を設け、
同上下の入口ジヤケツト室を区画する隔壁のオイ
ルクーラ下方部位にオイルクーラのほぼ全長にわ
たつて冷却水導入口を設けたので、オイルクーラ
内を流れる潤滑油が万遍なく均一に冷却されて、
オイルクーラの冷却効率が向上する。また冷却水
温度がオイルクーラの長手方向で均一になつて、
シリンダの冷却効果も向上する。また、海水、川
水等を冷却水として使用する直接冷却式エンジン
においては、水中に含まれる異物（土砂やゴミ）
がジヤケツト室内に溜まると、オイルクーラのエ
レメントを塞いで冷却能率を低下させるという問
題がある。ところが本案では、入口ジヤケツト室
を、上部ジヤケツト室と下部ジヤケツト室とに分
割する一方、冷却水を同下部ジヤケツト室に設け
た冷却水導入口から下部ジヤケツト室→上部ジヤ
ケツト室へ流すようにしており、オイルクーラを
収納した上部ジヤケツト室に異物（土砂やゴミ）
が入らなくて、オイルクーラのエレメントが閉塞
されることがない。
次に本案のエンジンの潤滑油冷却装置を第２，
３図に示す一実施例により説明すると、１が各シ
リンダ、２が同各シリンダ１を囲繞して形成した
シリンダジヤケツト室、３が同シリンダジヤケツ
ト室２に隔壁４を介して設けた入口ジヤケツト
室、５が同入口ジヤケツト室３を上部ジヤケツト
室３ａと下部ジヤケツト室３ｂとに区画する隔
壁、６が同上部ジヤケツト室３ａ内にエンジンの
長手方向に沿うように設けたオイルクーラ、７が
上記下部ジヤケツト室３ｂに設けた冷却水導入
口、８が上記隔壁５のオイルクーラ６下方部位に
オイルクーラ６のほぼ全長にわたつて設けた冷却
水導入口、９が上記隔壁４に設けたシリンダジヤ
ケツト室２へ冷却水導入口である。
３図に示す一実施例により説明すると、１が各シ
リンダ、２が同各シリンダ１を囲繞して形成した
シリンダジヤケツト室、３が同シリンダジヤケツ
ト室２に隔壁４を介して設けた入口ジヤケツト
室、５が同入口ジヤケツト室３を上部ジヤケツト
室３ａと下部ジヤケツト室３ｂとに区画する隔
壁、６が同上部ジヤケツト室３ａ内にエンジンの
長手方向に沿うように設けたオイルクーラ、７が
上記下部ジヤケツト室３ｂに設けた冷却水導入
口、８が上記隔壁５のオイルクーラ６下方部位に
オイルクーラ６のほぼ全長にわたつて設けた冷却
水導入口、９が上記隔壁４に設けたシリンダジヤ
ケツト室２へ冷却水導入口である。
本案は前記のようにシリンダ１を囲繞して形成
したシリンダジヤケツト室２と同シリンダジヤケ
ツト室２に隔壁４を介して設けた入口ジヤケツト
室３とを有し、同隔壁４にシリンダジヤケツト室
２への冷却水導入口９を設けたエンジンの潤滑油
冷却装置において、前記入口ジヤケツト室３を上
部及び下部ジヤケツト室３ａ，３ｂに分割し、同
上部ジヤケツト室３ａ内にオイルクーラ６をエン
ジンの長手方向に沿い内設するとともに同下部ジ
ヤケツト室３ｂに冷却水導入口７を設け、同上下
の入口ジヤケツト室３ａ，３ｂを区画する隔壁５
のオイルクーラ６下方部位にオイルクーラ６のほ
ぼ全長にわたつて冷却水導入口８を設けたので、
オイルクーラ６内を流れる潤滑油Ａが下部ジヤケ
ツト３ｂから冷却水導入口８を経てオイルクーラ
６に向う冷却水Ｂにより万遍なく均一に冷却され
て、オイルクーラ６の冷却効率が向上する。また
冷却水温度がオイルクーラ６の長手方向で均一に
なつて、シリンダジヤケツト室２に向うので、シ
リンダ１の冷却効果も向上する。
したシリンダジヤケツト室２と同シリンダジヤケ
ツト室２に隔壁４を介して設けた入口ジヤケツト
室３とを有し、同隔壁４にシリンダジヤケツト室
２への冷却水導入口９を設けたエンジンの潤滑油
冷却装置において、前記入口ジヤケツト室３を上
部及び下部ジヤケツト室３ａ，３ｂに分割し、同
上部ジヤケツト室３ａ内にオイルクーラ６をエン
ジンの長手方向に沿い内設するとともに同下部ジ
ヤケツト室３ｂに冷却水導入口７を設け、同上下
の入口ジヤケツト室３ａ，３ｂを区画する隔壁５
のオイルクーラ６下方部位にオイルクーラ６のほ
ぼ全長にわたつて冷却水導入口８を設けたので、
オイルクーラ６内を流れる潤滑油Ａが下部ジヤケ
ツト３ｂから冷却水導入口８を経てオイルクーラ
６に向う冷却水Ｂにより万遍なく均一に冷却され
て、オイルクーラ６の冷却効率が向上する。また
冷却水温度がオイルクーラ６の長手方向で均一に
なつて、シリンダジヤケツト室２に向うので、シ
リンダ１の冷却効果も向上する。
第１図は従来のエンジンの潤滑油冷却装置を示
す側面図、第２図は本案に係るエンジンの潤滑油
冷却装置の一実施例を示す側面図、第３図は第２
図矢視−線に沿う縦断側面図である。 １……シリンダ、２……シリンダジヤケツト
室、３……入口ジヤケツト室、３ａ……上部ジヤ
ケツト室、３ｂ……下部ジヤケツト室、４，５…
…隔壁、６……オイルクーラ、７，８，９……冷
却水導入口。
す側面図、第２図は本案に係るエンジンの潤滑油
冷却装置の一実施例を示す側面図、第３図は第２
図矢視−線に沿う縦断側面図である。 １……シリンダ、２……シリンダジヤケツト
室、３……入口ジヤケツト室、３ａ……上部ジヤ
ケツト室、３ｂ……下部ジヤケツト室、４，５…
…隔壁、６……オイルクーラ、７，８，９……冷
却水導入口。
Claims (1)
- シリンダを囲繞して形成したシリンダジヤケツ
ト室と同シリンダジヤケツト室に隔壁を介して設
けた入口ジヤケツト室とを有し、同隔壁にシリン
ダジヤケツト室への冷却水導入口を設けたエンジ
ンの潤滑油冷却装置において、前記入口ジヤケツ
ト室を上部及び下部ジヤケツト室に分離し、同上
部ジヤケツト室内にオイルクーラをエンジンの長
手方向に沿い内設するとともに同下部ジヤケツト
室に冷却水導入口を設け、同上下の入口ジヤケツ
ト室を区画する隔壁のオイルクーラ下方部位にオ
イルクーラのほぼ全長にわたつて冷却水導入口を
設けたことを特徴とするエンジンの潤滑油冷却装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9353080U JPS6124660Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9353080U JPS6124660Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5718721U JPS5718721U (ja) | 1982-01-30 |
| JPS6124660Y2 true JPS6124660Y2 (ja) | 1986-07-24 |
Family
ID=29455472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9353080U Expired JPS6124660Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6124660Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-04 JP JP9353080U patent/JPS6124660Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5718721U (ja) | 1982-01-30 |
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