JPS61246153A - ジアリ−ル−p−フエニレンジアミンの製造方法 - Google Patents
ジアリ−ル−p−フエニレンジアミンの製造方法Info
- Publication number
- JPS61246153A JPS61246153A JP60085346A JP8534685A JPS61246153A JP S61246153 A JPS61246153 A JP S61246153A JP 60085346 A JP60085346 A JP 60085346A JP 8534685 A JP8534685 A JP 8534685A JP S61246153 A JPS61246153 A JP S61246153A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- mixture
- hydroquinone
- phenylenediamine
- diaryl
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明は鉄触媒を含有しないゴム用抗酸化剤ジアリール
−P−フェニレンジアミンの製造方法に関する。
−P−フェニレンジアミンの製造方法に関する。
芳香族アミン類とハイドロキノンとの縮合反応生成物の
混合物から鉄触媒を除去する方法としては、米国特許第
3305584号、或いは特公昭57−35862等に
記載がある。
混合物から鉄触媒を除去する方法としては、米国特許第
3305584号、或いは特公昭57−35862等に
記載がある。
米国特許第3305584号の内容は、縮合反応生成物
の混合物に、アルカリ金属塩の水溶液を添加することに
よって、鉄の不溶性塩を形成し、次に加熱、減圧により
水を留去した後、不溶性鉄塩を該混合物からろ別する方
法に関するものである。又、特公昭57−35862で
はアルカリ金属塩水溶液のかわりに無水の水酸化カルシ
ウムを用いる。
の混合物に、アルカリ金属塩の水溶液を添加することに
よって、鉄の不溶性塩を形成し、次に加熱、減圧により
水を留去した後、不溶性鉄塩を該混合物からろ別する方
法に関するものである。又、特公昭57−35862で
はアルカリ金属塩水溶液のかわりに無水の水酸化カルシ
ウムを用いる。
前者の例では、得られたジアミン抗酸化剤の鉄含有率は
30〜60ppmが限度であり、後者の例では1100
pp以下を得るのは極めて困難である。
30〜60ppmが限度であり、後者の例では1100
pp以下を得るのは極めて困難である。
鉄は有機物の酸化劣化を促進する傾向があるので、ジア
ミン抗酸化剤の鉄含有率は極力低いことが望ましい。し
かし、前記した如く、公知技術の方法では、鉄含有率は
30〜1100ppが限度であり、より低い含有率のも
のを得ることは極めて困難である。
ミン抗酸化剤の鉄含有率は極力低いことが望ましい。し
かし、前記した如く、公知技術の方法では、鉄含有率は
30〜1100ppが限度であり、より低い含有率のも
のを得ることは極めて困難である。
一方、縮合反応から生じた混合物を、多量の水で水洗す
れば、10ppm以下の含有率のものを得ることは可能
であるが、負荷の高い廃水が多量に出るため工業上有利
ではない。
れば、10ppm以下の含有率のものを得ることは可能
であるが、負荷の高い廃水が多量に出るため工業上有利
ではない。
鉄含有率の低いものを得べく鋭意研究を重ねた結果、縮
合反応生成物の混合物にアルカリ金属塩水溶液を添加す
る際、活性白土を加えることにより、5ppm以下とい
う極めて鉄含有率の低いジアリール−P−フェニレンジ
アミンを得る方法を見い出し本発明に到達した。即ち、
本発明は、 (式中R,,R7は、そ″れぞれ独立に水素原子又はC
0〜C3のアルキル基を示す)で示される芳香族アミン
とハイドロキノンを鉄ハロゲン化合物縮合触媒の存在下
100〜350℃の温度範囲で反応させることからなる
ジアリール−P−フェニレンジアミンの製造方法におい
て、縮合反応から生じた混合物にアルカリ金属塩の水溶
液と活性白土を加え、水を系外へ留去した後、該混合物
の溶液をろ過し、不溶性鉄塩を除去することを、特徴と
する鉄触媒を含有しないジアリール−P−フェニレンジ
アミンの製造方法を提供するものである。
合反応生成物の混合物にアルカリ金属塩水溶液を添加す
る際、活性白土を加えることにより、5ppm以下とい
う極めて鉄含有率の低いジアリール−P−フェニレンジ
アミンを得る方法を見い出し本発明に到達した。即ち、
本発明は、 (式中R,,R7は、そ″れぞれ独立に水素原子又はC
0〜C3のアルキル基を示す)で示される芳香族アミン
とハイドロキノンを鉄ハロゲン化合物縮合触媒の存在下
100〜350℃の温度範囲で反応させることからなる
ジアリール−P−フェニレンジアミンの製造方法におい
て、縮合反応から生じた混合物にアルカリ金属塩の水溶
液と活性白土を加え、水を系外へ留去した後、該混合物
の溶液をろ過し、不溶性鉄塩を除去することを、特徴と
する鉄触媒を含有しないジアリール−P−フェニレンジ
アミンの製造方法を提供するものである。
本発明の一般式(I)で示される芳香族アミンとしては
、例えば、アニリン、トルイジン、エチルアニリン、キ
シリジン、ジエチルアニリン等がある。かかる芳香族ア
ミン゛の単品又は、混合物とハイドロキノンの反応は、
鉄ハロゲン化物縮合触媒の存在下に行なわれる。鉄ハロ
ゲン化物縮合触媒には、塩化第1鉄又は、塩化第2鉄等
が使用される。反応方法は、常圧、加圧いずれであって
もよいが、生成水を系外へ除く工夫をすることが好まし
い。反応温度は、100〜350℃の範囲が望ましいが
、反応時間等の関係から190〜250℃の範囲が特に
好ましい。反応時間は5〜20時間である。ハイドロキ
ノンに対して使用する芳香族アミンの使用量は、ハイド
ロキノン1モルに対して、1.6モル以上であることが
望ましいが、特に好ましくは、1.8〜2.2モルであ
る。本発明では、例えばトルエン、キシレン等を脱水目
的で共沸蒸留の際使用できる。
、例えば、アニリン、トルイジン、エチルアニリン、キ
シリジン、ジエチルアニリン等がある。かかる芳香族ア
ミン゛の単品又は、混合物とハイドロキノンの反応は、
鉄ハロゲン化物縮合触媒の存在下に行なわれる。鉄ハロ
ゲン化物縮合触媒には、塩化第1鉄又は、塩化第2鉄等
が使用される。反応方法は、常圧、加圧いずれであって
もよいが、生成水を系外へ除く工夫をすることが好まし
い。反応温度は、100〜350℃の範囲が望ましいが
、反応時間等の関係から190〜250℃の範囲が特に
好ましい。反応時間は5〜20時間である。ハイドロキ
ノンに対して使用する芳香族アミンの使用量は、ハイド
ロキノン1モルに対して、1.6モル以上であることが
望ましいが、特に好ましくは、1.8〜2.2モルであ
る。本発明では、例えばトルエン、キシレン等を脱水目
的で共沸蒸留の際使用できる。
本発明で使用できるアルカ金属塩としては、炭酸ナトリ
ウム(NazCO3)、炭酸カリウム(K*C03)、
硫酸ナトリウム(Nazso*)、硫酸カリウム(K、
So、)、酸性硫酸ナトリウム(NaH3O,)、チオ
硫酸ナトリウム(NatStOs)等の水溶性アルカリ
金属塩が例示される。
ウム(NazCO3)、炭酸カリウム(K*C03)、
硫酸ナトリウム(Nazso*)、硫酸カリウム(K、
So、)、酸性硫酸ナトリウム(NaH3O,)、チオ
硫酸ナトリウム(NatStOs)等の水溶性アルカリ
金属塩が例示される。
活性白土としては、市販のものを使用すればよく、かく
して縮合反応から生じた反応混合物中の鉄を不溶性鉄塩
として固定化する効果を増強せしめることができる。水
は、共沸蒸留等により、系外へ留去した後無水の反応混
合物をろ過して、不溶性鉄塩を除き、極めて鉄含有率の
低いジアリール−P−フエニレンジアミンが得られる。
して縮合反応から生じた反応混合物中の鉄を不溶性鉄塩
として固定化する効果を増強せしめることができる。水
は、共沸蒸留等により、系外へ留去した後無水の反応混
合物をろ過して、不溶性鉄塩を除き、極めて鉄含有率の
低いジアリール−P−フエニレンジアミンが得られる。
この際、活性白土の吸着効果により、溶媒に不溶の不純
物の含有率の少ないジアリール−P−フェニレンジアミ
ンが得られ、なおかつ、水洗法のような多量の廃水を出
すことがない。
物の含有率の少ないジアリール−P−フェニレンジアミ
ンが得られ、なおかつ、水洗法のような多量の廃水を出
すことがない。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1
ハイドロキノン110g、オルソトルイジ:/ 75g
、混合キシレン:/ 169.5gを、50hl四ツロ
フラスコに仕込み、撹拌下に41.7%塩化第二鉄水溶
液13gを加える。
、混合キシレン:/ 169.5gを、50hl四ツロ
フラスコに仕込み、撹拌下に41.7%塩化第二鉄水溶
液13gを加える。
徐々に加熱して生成水等の水分を系外に留去しながら反
応を続け、250℃で反応を終える。反応液を120℃
まで冷却し、希釈溶媒として、キシレン120a+1を
加え、さらに活性白土■(日本活性白土社製)を6gを
加えた。
応を続け、250℃で反応を終える。反応液を120℃
まで冷却し、希釈溶媒として、キシレン120a+1を
加え、さらに活性白土■(日本活性白土社製)を6gを
加えた。
次に90℃にて15,7%炭酸ソーダ水溶液50gを加
え、100℃で4時間の後撹拌を行なった後、水を系外
へ留去すると、内温は140°Cとなった。この後、同
反応液をろ過し、続いて減圧下にキシレン及び未反応ア
ミン類を留去すると285gのジアリール−P−フェニ
レンジアミン混合物が得られた。鉄の含有率を原子吸光
法で測定すると、2.2ppmであった。得られたジア
リール−P−フェニレンジアミン混合物20gを300
m1のトルエンに溶解し、孔径1.0μmのメンブラン
フィルタ−でろ過した後、取り出したメンブランフィル
タ−の乾燥重量の増量より求めたトルエン不溶分は0.
001%であった。
え、100℃で4時間の後撹拌を行なった後、水を系外
へ留去すると、内温は140°Cとなった。この後、同
反応液をろ過し、続いて減圧下にキシレン及び未反応ア
ミン類を留去すると285gのジアリール−P−フェニ
レンジアミン混合物が得られた。鉄の含有率を原子吸光
法で測定すると、2.2ppmであった。得られたジア
リール−P−フェニレンジアミン混合物20gを300
m1のトルエンに溶解し、孔径1.0μmのメンブラン
フィルタ−でろ過した後、取り出したメンブランフィル
タ−の乾燥重量の増量より求めたトルエン不溶分は0.
001%であった。
実施例2゜
活性白土■と共に、ろ過動剤のダイカ
ライドパーライト(ダイカライドオリエント社製)を3
g使用するほかは、実施例1と全く、同様の方法で実験
した。得られたジアリール−P−フェニレンジアミン混
合物は283g、鉄含有率は2.lppm、 トルエ
ン不溶分は0.001%であった。
g使用するほかは、実施例1と全く、同様の方法で実験
した。得られたジアリール−P−フェニレンジアミン混
合物は283g、鉄含有率は2.lppm、 トルエ
ン不溶分は0.001%であった。
実施例3゜
活性白土■を2.5gダイカライドパーライトを3g使
用するほかは、実施例2と全く同様の方法で実験した。
用するほかは、実施例2と全く同様の方法で実験した。
得られた製品は285g、鉄含有率は3.4ppmトル
エン不溶分は0.001%であった。
エン不溶分は0.001%であった。
比較例1゜
活性白土Oのかわりに、ダイカライド
パーライト6gを使用するほかは、実施例1と全く同様
の方法で実験した。
の方法で実験した。
得られた製品は285g、鉄含有率は33.5ppm、
トルエン不溶分は0.004%であった。
トルエン不溶分は0.004%であった。
以上の通り活性白土の使用は、鉄分除
去効果及び溶媒不溶分の除去効果が明白であり、鉄含有
率がtoppm以下のジアリール−P−フェニレンジア
ミンが得られることを可能にした。しかも、水洗法のよ
うに負荷の高い多量の廃水を出すこともない。
率がtoppm以下のジアリール−P−フェニレンジア
ミンが得られることを可能にした。しかも、水洗法のよ
うに負荷の高い多量の廃水を出すこともない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R_1、R_2はそれぞれ独立に水素原子又は、
C_1〜C_3のアルキル基を示す)で示される芳香族
アミンとハイドロキノンを鉄ハロゲン化物縮合触媒の存
在下100〜350℃の温度範囲で反応させることから
なるジアリール−P−フェニレンジアミンの製造方法に
おいて、縮合反応から生じた混合物にアルカリ金属塩の
水溶液と活性白土を加え、水を系外へ留去した後、該混
合物の溶液をろ過し、不溶性鉄塩を除去することを特徴
とする鉄触媒を含有しないジアリール−P−フェニレン
ジアミンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085346A JPS61246153A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | ジアリ−ル−p−フエニレンジアミンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085346A JPS61246153A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | ジアリ−ル−p−フエニレンジアミンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61246153A true JPS61246153A (ja) | 1986-11-01 |
JPH0482136B2 JPH0482136B2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=13856106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60085346A Granted JPS61246153A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | ジアリ−ル−p−フエニレンジアミンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61246153A (ja) |
-
1985
- 1985-04-23 JP JP60085346A patent/JPS61246153A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0482136B2 (ja) | 1992-12-25 |
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