JPS61260066A - 2−イミダゾリン化合物の合成方法 - Google Patents
2−イミダゾリン化合物の合成方法Info
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- JPS61260066A JPS61260066A JP10215985A JP10215985A JPS61260066A JP S61260066 A JPS61260066 A JP S61260066A JP 10215985 A JP10215985 A JP 10215985A JP 10215985 A JP10215985 A JP 10215985A JP S61260066 A JPS61260066 A JP S61260066A
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- mol
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- heated
- aliphatic diamine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は触媒として銀化合物の存在下に1.2−脂肪族
ジアミンをニトリルと反応させることによる2−イミダ
ゾリン化合物の合成方法に関するものである。
ジアミンをニトリルと反応させることによる2−イミダ
ゾリン化合物の合成方法に関するものである。
(産業上の利用分野)
本発明の方法により合成される2−イミダゾリン化合物
はイミダゾール化合物の前駆物質として、また界面活性
剤、殺菌剤および帯電防止剤等の原料として有用な化合
物である。
はイミダゾール化合物の前駆物質として、また界面活性
剤、殺菌剤および帯電防止剤等の原料として有用な化合
物である。
(従来の技術)
2−イミダゾリン化合物は、例えばエチレンジ7ミン塩
をニトリルと100℃乃至260℃で反応させる方法(
ジャーナル オブ ケミカル ソサエティ 1947年
497〜505頁)によって合成できるが、この方法は
収率が悪く満足できない。
をニトリルと100℃乃至260℃で反応させる方法(
ジャーナル オブ ケミカル ソサエティ 1947年
497〜505頁)によって合成できるが、この方法は
収率が悪く満足できない。
また、1,2−脂肪族ジアミンとニトリルを単体硫黄触
媒下に加熱縮合させる方法は特公昭39−24965号
公報、五硫化燐または塩化硫黄から発生する単体硫黄を
用いる方法は特公昭40−8354号公報、硫化水素を
用いる方法は特公昭42−1548号公報、二硫化炭素
を用いる方法は西独特許842063号明細書に夫々記
載されている。
媒下に加熱縮合させる方法は特公昭39−24965号
公報、五硫化燐または塩化硫黄から発生する単体硫黄を
用いる方法は特公昭40−8354号公報、硫化水素を
用いる方法は特公昭42−1548号公報、二硫化炭素
を用いる方法は西独特許842063号明細書に夫々記
載されている。
(発明が解決しようとする問題点)
前記の各方法は低収率であったりあるいは悪臭を発し、
また同時に脱水素触媒毒ともなる硫黄化合物の生成を伴
うので、脱水素工程以前に脱硫工程を必要とすると云う
点においてイミダゾール前駆体としてのイミダシリン合
成法としてはいずれも不適当である。
また同時に脱水素触媒毒ともなる硫黄化合物の生成を伴
うので、脱水素工程以前に脱硫工程を必要とすると云う
点においてイミダゾール前駆体としてのイミダシリン合
成法としてはいずれも不適当である。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、この欠点を補うために、硫黄化合物以外
の多数の化合物の触媒作用を検討した結果、ある種の銀
化合物に式(II)で示される1、2−脂肪族ジアミン
と式(III)で示されるニトリルとの縮合反応に対す
る触媒作用のあることを見出し、式(1)で示されるイ
ミダシリン化合物を脱硫工程を要することなく合成しう
ろことを見出した。
の多数の化合物の触媒作用を検討した結果、ある種の銀
化合物に式(II)で示される1、2−脂肪族ジアミン
と式(III)で示されるニトリルとの縮合反応に対す
る触媒作用のあることを見出し、式(1)で示されるイ
ミダシリン化合物を脱硫工程を要することなく合成しう
ろことを見出した。
Rz CN (III)■
Rz
(但し、式中りは水素原子又はメチル基を表わしR2は
脂肪族、脂環族、芳香族の基を表わす。)、(発明の効
果) 本発明による合成方法は硫黄化合物の生成を伴わないの
で、悪臭の発生は少なく、またイミダゾールの前工程と
しての脱硫工程は不必要である。
脂肪族、脂環族、芳香族の基を表わす。)、(発明の効
果) 本発明による合成方法は硫黄化合物の生成を伴わないの
で、悪臭の発生は少なく、またイミダゾールの前工程と
しての脱硫工程は不必要である。
従って、本発明方法は環境対策面においても、設備面に
おいても既知方法にくらべ簡単であり、また、使用した
触媒は容易に回収出来るので、経済的にも有利にイミダ
シリンが合成できる。
おいても既知方法にくらべ簡単であり、また、使用した
触媒は容易に回収出来るので、経済的にも有利にイミダ
シリンが合成できる。
本発明の方法において用いられる出発物質1.2−脂肪
族ジアミンの代表的なものはエチレンジアミン、1,2
−プロピレンジアミンであり、またニトリルとしてはア
セトニトリル、プロピオニトリル、ベンズニトリル、ラ
ウロニトリル、ステアニトリル等である。
族ジアミンの代表的なものはエチレンジアミン、1,2
−プロピレンジアミンであり、またニトリルとしてはア
セトニトリル、プロピオニトリル、ベンズニトリル、ラ
ウロニトリル、ステアニトリル等である。
触媒の銀化合物としては無機酸、有機酸の銀塩、酸化銀
、塩化銀、酢酸銀、安息香酸銀、あるいはイミダゾール
化合物の複塩(例えば硝酸銀複塩、硫酸銀複塩)が用い
られる。
、塩化銀、酢酸銀、安息香酸銀、あるいはイミダゾール
化合物の複塩(例えば硝酸銀複塩、硫酸銀複塩)が用い
られる。
触媒の°使用量は1.2−脂肪族ジアミンの100重量
部に対し0.1〜5重量部である。
部に対し0.1〜5重量部である。
1.2−脂肪族ジアミンとニトリルの反応は、上記各銀
塩または複塩の存在下に100℃乃至300℃好ましく
は150℃乃至250℃の温度で常圧または加圧下で行
われる。この反応は特に溶剤を必要としない。
塩または複塩の存在下に100℃乃至300℃好ましく
は150℃乃至250℃の温度で常圧または加圧下で行
われる。この反応は特に溶剤を必要としない。
出発原料はお互いに等モルでもあるいは一方が過剰でも
良く、好ましくはニトリル1モルに対し1.2−脂肪族
ジアミンを160乃至1.1モル用いる加圧下の反応は
1.2−脂肪族ジアミン、ニトリル及び該触媒の混合物
を加圧容器中で該反応温度で1時間加熱し、ついで一旦
冷却し発生したアンモニアを放出後該容器中の反応混合
物を更に該反応温度で1時間加熱することにより行われ
る。
良く、好ましくはニトリル1モルに対し1.2−脂肪族
ジアミンを160乃至1.1モル用いる加圧下の反応は
1.2−脂肪族ジアミン、ニトリル及び該触媒の混合物
を加圧容器中で該反応温度で1時間加熱し、ついで一旦
冷却し発生したアンモニアを放出後該容器中の反応混合
物を更に該反応温度で1時間加熱することにより行われ
る。
常圧反応はニトリル及び触媒よりなる混合物を先ず15
0℃に加熱し、これに1.2−脂肪族ジアミンを滴下し
該反応温度を8〜12時間維持する。その際、発生する
アンモニアは気泡針を介して放出される。
0℃に加熱し、これに1.2−脂肪族ジアミンを滴下し
該反応温度を8〜12時間維持する。その際、発生する
アンモニアは気泡針を介して放出される。
目的物は常法の減圧蒸留で精製される。
次に実施例によって本発明の方法を具体的に説明する。
実施例1
300’ccのステンレス製オートクレーブ中でエチレ
ンジアミン30g(0,5モル)とアセトニトリル20
.5g(0,5モル)及び硝酸銀0.6gの3者をかき
まぜながら1時間200℃に加熱した。(オートクレー
ブ中の圧力は22kg/adとなった。)ついで冷却後
(圧力は5kg/aa)発生アンモニアを放圧し、再び
反応系を200℃で1時間加熱した。(圧力は20kg
/−となった。) 冷却後(圧力は4 kg / ctA )アンモニアを
放圧した。
ンジアミン30g(0,5モル)とアセトニトリル20
.5g(0,5モル)及び硝酸銀0.6gの3者をかき
まぜながら1時間200℃に加熱した。(オートクレー
ブ中の圧力は22kg/adとなった。)ついで冷却後
(圧力は5kg/aa)発生アンモニアを放圧し、再び
反応系を200℃で1時間加熱した。(圧力は20kg
/−となった。) 冷却後(圧力は4 kg / ctA )アンモニアを
放圧した。
かくしてえられた反応液は、次系条件のガスクロ分析の
結果65モル%の2−メチルイミダシリンを含有する。
結果65モル%の2−メチルイミダシリンを含有する。
カラム内径×長さ ; 3mx1mカラム温度
・ 125℃→200℃キャリヤーガス 種類
と流量 ; Hl 、 50cc/si
n検出器 ・ FID 実施例2 300ccのステンレス製オートクレーブ中でエチレン
ジアミン30g(0,5モル)とア七ト二トリル20.
5g(0,5モル)及び酢酸銀0.6gの3者をかきま
ぜながら1時間200℃に加熱した。(オートクレーブ
中の圧力は20kg/cdとなった。)ついで冷却後(
圧力は4 kg/aJ)発生アンモニアを放圧し、再び
反応系を200℃で1時間加熱した。(圧力は18kg
/−となった。) 冷却後(圧力は3kg/cJ)アンモニアを放圧した。
・ 125℃→200℃キャリヤーガス 種類
と流量 ; Hl 、 50cc/si
n検出器 ・ FID 実施例2 300ccのステンレス製オートクレーブ中でエチレン
ジアミン30g(0,5モル)とア七ト二トリル20.
5g(0,5モル)及び酢酸銀0.6gの3者をかきま
ぜながら1時間200℃に加熱した。(オートクレーブ
中の圧力は20kg/cdとなった。)ついで冷却後(
圧力は4 kg/aJ)発生アンモニアを放圧し、再び
反応系を200℃で1時間加熱した。(圧力は18kg
/−となった。) 冷却後(圧力は3kg/cJ)アンモニアを放圧した。
かくしてえられた反応液は実施例1と同条件のガスクロ
分析の結果45モル%の2−メチルイミダシリンを含有
する。
分析の結果45モル%の2−メチルイミダシリンを含有
する。
実施例3
.300CCのステンレス製オートクレーブ中でプロピ
レンジアミン18g(0,33モル)とゾロ゛ビオニト
リル25g(0,33モル)及び硝酸銀0.5gの3者
をかきまぜながら1時間200℃に加熱した。(オート
クレーブ中の圧力は18kg/aaとなった。)ついで
冷却後(圧力は4kg/aa)発生アンモニアを放圧し
、再び反応系を200℃で1時間加熱した。(圧力は1
7kg/−となった。) 冷却後(圧力は3kg/aa>アンモニアを放圧した。
レンジアミン18g(0,33モル)とゾロ゛ビオニト
リル25g(0,33モル)及び硝酸銀0.5gの3者
をかきまぜながら1時間200℃に加熱した。(オート
クレーブ中の圧力は18kg/aaとなった。)ついで
冷却後(圧力は4kg/aa)発生アンモニアを放圧し
、再び反応系を200℃で1時間加熱した。(圧力は1
7kg/−となった。) 冷却後(圧力は3kg/aa>アンモニアを放圧した。
かくしてえられた反応液は、ガスクロ分析の結果、70
モル%の2−エチル−4−メチルイミダシリンを含有す
る。
モル%の2−エチル−4−メチルイミダシリンを含有す
る。
実施例4
ソーダライム乾燥管と気泡計を介して外気と連通した3
00ccフラスコ中でベンゾニトリル103g (1モ
ル)を硝酸銀1.5gと共にかきまぜながら150℃迄
加熱した。ついでこの系内にエチレンジアミン63g(
1,05モル)を系内温度が150℃以下にならない様
に滴下し、滴下終了後反応系を180℃迄加熱し、更に
この温度でアンモニアの発生が気泡計では確認できなく
なる時点迄8時間加熱した。
00ccフラスコ中でベンゾニトリル103g (1モ
ル)を硝酸銀1.5gと共にかきまぜながら150℃迄
加熱した。ついでこの系内にエチレンジアミン63g(
1,05モル)を系内温度が150℃以下にならない様
に滴下し、滴下終了後反応系を180℃迄加熱し、更に
この温度でアンモニアの発生が気泡計では確認できなく
なる時点迄8時間加熱した。
かくしてえられた反応液は、ガスクロ分析の結果、78
モル%の2−フェニルイミダシリンを含有する。
モル%の2−フェニルイミダシリンを含有する。
実施例5
ソーダライム乾燥管と気泡計を介して外気と連通した3
00ccフラスコ中でベンゾニトリル103g (1モ
ル)を硝酸銀1.4gと共にかきまぜながら150℃迄
加熱した。ついでこの系内にエチレンジアミン63g(
1,05モル)を系内湯度が150℃以下にならない様
に滴下し、滴下終了後反応系を180℃で12時間加熱
した。
00ccフラスコ中でベンゾニトリル103g (1モ
ル)を硝酸銀1.4gと共にかきまぜながら150℃迄
加熱した。ついでこの系内にエチレンジアミン63g(
1,05モル)を系内湯度が150℃以下にならない様
に滴下し、滴下終了後反応系を180℃で12時間加熱
した。
かくしてえられた反応液は、ガスクロ分析の結果、40
モル%の2−フェニルイミダシリンを含有する。
モル%の2−フェニルイミダシリンを含有する。
実施例6
ソーダライム乾燥管と気泡計を介して外気と連通した3
00ccフラスコ中でベンゾニトリル103g (1モ
ル)を硝酸銀1.5gと共にかきまぜながら150℃迄
加熱した。ついでこの系内にプロピレンジアミン77g
(1,04モル)を系内温度が150℃以下にならない
様に滴下し、滴下終了後反応系を180℃迄加熱し、更
にこの温度でアンモニアの発生が気泡計では確認できな
くなる時点迄9時間加熱した。
00ccフラスコ中でベンゾニトリル103g (1モ
ル)を硝酸銀1.5gと共にかきまぜながら150℃迄
加熱した。ついでこの系内にプロピレンジアミン77g
(1,04モル)を系内温度が150℃以下にならない
様に滴下し、滴下終了後反応系を180℃迄加熱し、更
にこの温度でアンモニアの発生が気泡計では確認できな
くなる時点迄9時間加熱した。
かくしてえられた反応液は、ガスクロ分析の結果、75
モル%の2−フェニル−4−メチルイミダシリンを含有
する。
モル%の2−フェニル−4−メチルイミダシリンを含有
する。
実施例7
ソーダライム乾燥管と気泡計を介して外気と連通した3
00ccフラスコ中でベンゾニトリル103g (1モ
ル)を硝酸銀1.5gと共にかきまぜながら150℃迄
加熱した。ついでこの系内にプロピレンジアミン77g
(1,04モル)を系内湯度が150℃以下にならない
様に滴下し、滴下終了後反応系を180℃で12時間加
熱した。
00ccフラスコ中でベンゾニトリル103g (1モ
ル)を硝酸銀1.5gと共にかきまぜながら150℃迄
加熱した。ついでこの系内にプロピレンジアミン77g
(1,04モル)を系内湯度が150℃以下にならない
様に滴下し、滴下終了後反応系を180℃で12時間加
熱した。
かくしてえられた反応液は、ガスクロ分析の結果、45
モル%の2−フェニル−4−メチルイミダシリンを含有
する。
モル%の2−フェニル−4−メチルイミダシリンを含有
する。
実施例8
ソーダライム乾燥管と気泡計を介して外気と連通した3
00 ccフラスコ中でラウロニトリル181g (1
モル)を硝酸銀1.0gと共にかきまぜながら150℃
迄加熱した。ついでこの系内にエチレンジアミン63g
(1,05モル)を系内温度が150℃以下にならない
様に滴下し、滴下終了後反応系を200℃で12時間加
熱した。
00 ccフラスコ中でラウロニトリル181g (1
モル)を硝酸銀1.0gと共にかきまぜながら150℃
迄加熱した。ついでこの系内にエチレンジアミン63g
(1,05モル)を系内温度が150℃以下にならない
様に滴下し、滴下終了後反応系を200℃で12時間加
熱した。
かくしてえられた反応液は、ガスクロ分析の結果、65
モル%の2−ドデシルイミダシリンを含有する。
モル%の2−ドデシルイミダシリンを含有する。
実施例9
ソーダライム乾燥管と気泡計を介して外気と連通した3
00ccフラスコ中でラウロニトリル181g (1モ
ル)を安息香酸銀1.4gと共にかきまぜながら150
℃迄加熱した。ついでこの系内にエチレンジアミン63
g(1,05モル)を系内湯度が150℃以下にならな
い様に滴下し、滴下終了後反応系を200℃で12時間
加熱した。
00ccフラスコ中でラウロニトリル181g (1モ
ル)を安息香酸銀1.4gと共にかきまぜながら150
℃迄加熱した。ついでこの系内にエチレンジアミン63
g(1,05モル)を系内湯度が150℃以下にならな
い様に滴下し、滴下終了後反応系を200℃で12時間
加熱した。
かくしてえられた反応液は、ガスクロ分析の結果、30
モル%の2−ドデシルイミダシリンを含有する。
モル%の2−ドデシルイミダシリンを含有する。
実施例10
ソーダライム乾燥管と気泡計を介して外気と連通した3
00ccフラスコ中でステアロニトリル132゜5g(
0,5モル)を酢酸銀1.0gと共にかきまぜながら1
50℃迄加熱した。ついでこの系内にエチレンジアミン
31g(0,52モル)を系内温度が150℃以下にな
らない様に滴下し、滴下終了後反応系を200℃で12
時間加熱した。
00ccフラスコ中でステアロニトリル132゜5g(
0,5モル)を酢酸銀1.0gと共にかきまぜながら1
50℃迄加熱した。ついでこの系内にエチレンジアミン
31g(0,52モル)を系内温度が150℃以下にな
らない様に滴下し、滴下終了後反応系を200℃で12
時間加熱した。
かくしてえられた反応液は、ガスクロ分析の結果、60
モル%の2−ヘプタデシルイミダシリンを含有する。
モル%の2−ヘプタデシルイミダシリンを含有する。
実施例11
ソーダライム乾燥管と気泡計を介して外気と連通した3
00ccフラスコ中でステアロニトリル132゜5g(
0,5モル)を2−メチルイミダゾール硝酸銀複塩2g
と共にかきまぜながら150℃迄加熱した。
00ccフラスコ中でステアロニトリル132゜5g(
0,5モル)を2−メチルイミダゾール硝酸銀複塩2g
と共にかきまぜながら150℃迄加熱した。
ついでこの系内にエチレンジアミン31g(0,52モ
ル)を系内温度が150℃以下にならない様に滴下し、
滴下終了後反応系を200℃で12時間加熱した。
ル)を系内温度が150℃以下にならない様に滴下し、
滴下終了後反応系を200℃で12時間加熱した。
かくしてえられた反応液は、実施例10と同条件のガス
クロ分析の結果、25モル%の2−ヘプタデシルイミダ
シリンを含有する。
クロ分析の結果、25モル%の2−ヘプタデシルイミダ
シリンを含有する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 式(II)で示される1,2−脂肪族ジアミンと式(III
)で示されるニトリルを銀化合物の触媒の存在下に15
0℃乃至250℃で加熱することを特徴とする式( I
)で示される2−イミダゾリン化合物の合成方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) R_2−CN(III) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、式中R_1は水素原子又はメチル基を表わしR
_2は脂肪族、脂環族、芳香族の基を表わす。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215985A JPS61260066A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 2−イミダゾリン化合物の合成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10215985A JPS61260066A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 2−イミダゾリン化合物の合成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61260066A true JPS61260066A (ja) | 1986-11-18 |
Family
ID=14319945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10215985A Pending JPS61260066A (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 2−イミダゾリン化合物の合成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61260066A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0622357A1 (en) * | 1993-04-22 | 1994-11-02 | Lion Akzo Company Limited | Process for the production of cyclic amidine |
CN103086977A (zh) * | 2013-02-01 | 2013-05-08 | 江苏康乐新材料科技有限公司 | 一种制备2-乙基-4-甲基咪唑的方法 |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP10215985A patent/JPS61260066A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0622357A1 (en) * | 1993-04-22 | 1994-11-02 | Lion Akzo Company Limited | Process for the production of cyclic amidine |
CN103086977A (zh) * | 2013-02-01 | 2013-05-08 | 江苏康乐新材料科技有限公司 | 一种制备2-乙基-4-甲基咪唑的方法 |
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