JPS6124349Y2 - - Google Patents

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JPS6124349Y2
JPS6124349Y2 JP19089183U JP19089183U JPS6124349Y2 JP S6124349 Y2 JPS6124349 Y2 JP S6124349Y2 JP 19089183 U JP19089183 U JP 19089183U JP 19089183 U JP19089183 U JP 19089183U JP S6124349 Y2 JPS6124349 Y2 JP S6124349Y2
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JP
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mold
sand
frame
hole
rod
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JP19089183U
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JPS60103548U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は砂鋳型形成装置に係り、注湯穴、押湯
穴、湯上り穴等の、母型により形成されるキヤビ
テイに連通する従穴を砂鋳型中に形成するのに、
加圧用板により押されて軸方向に圧縮されかつ同
時に膨径するゴム製の棒体(先端が閉じられた中
空形であつてもよい)を型取用プレートに取付け
たことを要旨とするものである。
従来の砂鋳型形成装置において、前記した縦穴
を砂鋳型中に形成するには、第5図に示すように
型取付プレートaから湯道を形成する型bの一端
部に、テーパ鉄棒cを突出し、加圧用板dの内面
にプレス加圧と共に中心にテーパ鉄棒を進入させ
る中心孔eを該加圧用板dまでに設けた皿型など
のポートfをねじ釘などで取付けているものであ
る。前記において鉄棒cをテーパ形にしているの
は、型取付プレートaと共に砂鋳型gから抵抗を
無くして抜取るためであるが、第6図に示すよう
にテーパ鉄棒cの先端がポートfの中心孔eに嵌
まる加圧のときに、テーパ鉄棒cの前記先端に付
着した砂が中心孔e内に持込まれて摩滅を早めた
り、加圧を不良にすることが多く、またテーパ鉄
棒cにより形成される湯道などは外方の径が大き
いテーパ形であるのが理想であるのに、その理想
とは反対に内方の径が大きくなる形状で形成され
る。その他、砂鋳型の成形後に指先で該型をくり
抜く工法も実際には行なわれているが、実用性を
著しく欠くものである。本考案は従来のテーパ鉄
棒に変えて、先端を加圧することにより軸方向で
縮み、かつ外径を増加して鋳砂の加圧作用を生
じ、プレス加圧力を除去することにより、細い径
に戻つて砂鋳型からの脱型を容易にするゴム製の
棒体を使用して前記の従来の欠点を除くことを目
的とするものである。
本考案の好適な一実施例を添付図面について説
明する。
第1図は本考案装置においてプレス加圧を施し
た状態の縦断面図を示し、1は上下両面に母型
2,2aを取付けた型取付プレート、3は型取付
プレート1の下面に分離可能に接合した下枠、4
は同上面に分離可能に接合した上枠であつて、下
枠3に固定して突出した位置決めピン5を型取付
プレート1と上枠4とに挿通する普通構造にな
る。
型取付プレート1には、母型2,2aに夫々接
続した湯道型6,6aに接続させて上方に突出す
る案内棒7を第2図のとおりに取付け、その案内
棒に上端9を球形などにして閉じた中空のゴム棒
8を嵌める。10はゴム棒8の下端を接触した座
板である。
下枠3の開口と上枠4の開口には枠内への進入
を可能にした加圧用板11,12を当てる。加圧
用板12の内面(下面)にはゴム棒8の上端9に
対応させて、取付部の外径をゴム棒8の外径より
大きくした半球形の突出片13を取付ける。
前記のゴム棒8は、注湯穴、挿湯穴、湯上り穴
等を砂鋳型に形成することを目的とするもので、
案内棒7、突出片13等と共に複数個を設けるも
のである。
本実施例装置は、第1,2図に示すように上枠
4内にゴム棒8を突出し、下枠3と上枠4とに鋳
砂を盛り、それから加圧用板11,12を当てる
もので、順序は任意であるが鋳砂の充填は従来と
変らない。以上の準備ののちに、鋳型加圧成形用
のプレス機械によつて、加圧用板11,12を第
1図のとおりに加圧すると、第4図〜の順序
でゴム棒8の上端に対し突出片13が鋳砂を圧力
で排除しながら接近し、加圧完了のときには第3
図及び第4図のとおりに上端9に偏平形に密着
して押える。このため第4図〜によつても判
るように、ゴム棒8は加圧されて順次に軸方向の
長さを短縮し、同時に外径を膨らませて鋳砂15
を側方から加圧するため、該ゴム棒8により加圧
形成される穴14は穴壁が緻密になる。本実施例
では突出片13を半球形のゴム製としているが、
これを第2図のとおりに圧縮した皿型形状と同じ
ように変形を生じない硬質物にしてもよい。
上記の如きプレス成形のあとで、プレス加圧を
徐々に除くと、第4図〜のようにゴム棒8は
原形に戻つて外径及び軸方向の長さを弾性により
回復し、該ゴム棒8と穴の内周壁との間に充分な
隙間Sを生ずる。このため、母型2a、湯道型6
aと共に施すゴム棒8の型抜き取りは極く容易に
なる。
本考案は前記の説明により明らかにした構成作
用になり、砂鋳型中に縦穴を形成するゴム棒8の
作用は、加圧と共に軸方向に短かくなり、かつ外
径を膨径する特性をもつため、従来のテーパ鉄棒
などの如きテーパ穴ではなく、少くとも全長同径
の縦穴を有する砂鋳型を合理的に成形し、しかも
ゴム棒の型抜きを容易にできる効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の一実施例を示し、第1図
は全体の縦断側面図、第2図は要部の縦断側面
図、第3図は同加圧状態の縦断側面図、第4図
〜は動作順序によつて図示した説明用の側面
図、第5図は従来装置の側面図、第6図は同加圧
状態の側面図である。 1……型取付プレート、2,2a……母型、3
……下枠、4……上枠、8……ゴム棒、9……上
端、11,12……加圧用板、13……突出片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型取付プレートに上枠と下枠とを当て、該各枠
    内に鋳砂を充填し、前記各枠の口部に加圧用板を
    嵌入可能に当て、プレス装置により加圧用板を介
    して鋳砂を加圧して砂鋳型を形成する装置におい
    て、砂鋳型中に注湯穴、押湯穴、湯上り穴などの
    母型により形成するキヤビテイに連通する縦穴を
    形成するゴム製の棒体を型取付プレートに取付け
    て枠内に突出し、加圧用板には前記の加圧と共に
    該棒体の端部に接して該棒体を軸方向に圧縮しか
    つ径を増加させる突出片を取付けたことを特徴と
    する砂鋳型形成装置。
JP19089183U 1983-12-09 1983-12-09 砂鋳型形成装置 Granted JPS60103548U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19089183U JPS60103548U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 砂鋳型形成装置

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JP19089183U JPS60103548U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 砂鋳型形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60103548U JPS60103548U (ja) 1985-07-15
JPS6124349Y2 true JPS6124349Y2 (ja) 1986-07-22

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ID=30411196

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JP19089183U Granted JPS60103548U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 砂鋳型形成装置

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JPS60103548U (ja) 1985-07-15

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