JPH03161141A - 中空部品を成型する機構および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、グイキャストあるいは鋳造装置および方法に
関し、特にロストフォーム鋳造法において使用可能な腔
部を有するフォーム・パターンを鋳造する方法および装
置に関する。

本発明はまた、１対の鋳型ダイスから腔部を内部に持つ
成型されたパターンを分離する方法に関する。

（背景技術） 従来の射出成型あるいはグイキャスト装置は、鋳型の腔
部を少なくとも部分的に画成する面を何する鋳型構成部
またはダイス部材を含む。

もし成型された部品が腔部即ち空隙を含むか、あるいは
中空ならば、装置はまた中子を含み得、この中子は成型
された部品内部の前記腔部即ち空隙を少なくとも部分的
に画成する外表面を有する。

従来の射出成型あるいはグイキャスト・プロセスは、鋳
型摺成部またはダイス部材を相互に隣接して配置して鋳
型腔部を形成することにより開始する。次・いで、発泡
材あるいは池の材料をダイス部材および中子により形成
される腔部内へ射出する。この発泡材その池の材料は、
成型された部品を形成するため硬化させられる。賎型装
置からの成型部品の取山しは、鋳型ダイスを少なくとも
１つの鋳型ダイスの表面を成型部品の外表面から離すに
充分な距離だけ分離して、エジェクタ機構を用いて成型
された部品を残りのダイス部材から分離することにより
行われる。

１９７２年ｌ月４日発行のＳｔａｎｃｉｕの米国特許第
３，　６３２，　２５９号、およびｌ９８６年ｌ２月３
０日発行のＯｓｂｏｒｎ等の同第４，　６３２．　１６
９号を参照されたい。

また、１９８８年６月３日出願のＶａｎＲｅｎｓの米国
特許出願第２０２．　４８９号および１９８８年６月３
日出願のＶａｎＲｅｎｓの同第２０２．　８７６号も参
照されたい。

（発明の概要） 本発明は、内部に腔部を有する部品を成型するための機
構を提供するもので、その構成はフレームと、このフレ
ーム上にあって第１の方向に相互に運動でき、鋳型腔部
を少なくとも部分的に画成する面を含む１対の鋳型ダイ
スと、成型された部品の腔部を形成し、鋳型ダイスに対
して第１の方向に運動でき、また鋳型ダイスに対して前
記第１の方向を横切る第２の方向に運動できる前記フレ
ーム上の中子とからなっている。

一実施態様においては、本機構はまた、威型された部品
を鋳型ダイスの一方から分離するための突き出し手段を
も含む。

一実施態様においては、本機構はフレームに固定される
鋳型ダイスを有する。

本発明はまた、１対の鋳型ダイスから成型された部品を
分離するための方法を提供し、この成型された部品は内
面により画成されかつ中子により形成される腔部を内部
に有する。成型された部品はまたｌ対の鋳型ダイスによ
り画成される外面を有し、この鋳型ダイスは相互に運動
自在であり、かつ鋳型腔部を少なくとも部分的に画成す
る面を有する。本方法は、中子を第１の方向に、この中
子を成型された部品の内面から離すに充分でありかつ前
記方向において中子の長さより短い量だけ変位させ、こ
の中子を鋳型ダイスに対して前記第１の方向を横切る第
２の方向に、鋳型ダイスの表面を成型された部品の外面
から離すに充分な距離だけ変位させるステップからなる
。

一実施態様においては、中子を成型された部品の内面か
ら離すに充分な量だけ第１の方向に変位させるステップ
は、中子を鋳型ダイスに対して前記第１の方向を横切る
第２の方向に変位させるステップに先行する。

一実施態様においては、中子を鋳型ダイスに対して第１
の方向を横切る第２の方向に変位させるステップは、成
型された部品の内面から中子を離すに充分な量だけ中子
をこの第１の方向に変位させるステップに先行する。

本発明の主な特徴は、内部に腔部を有する部品を成型す
る機構および方法の提供にある。この機構の主な特徴は
、相互に第１の方向に運動自在な鋳型ダイスと、この鋳
型ダイスに対して第１の方向に、またこの第１の方向を
横切る第２の方向にも運動自在な中子とを含む。相対的
な運動のこのような組合わせは、部品が中子に対する本
機構自体の運動により完全に機棉から取出されるまで、
中子が成型された部品の内部に少なくとも部分的に止ま
ることを許すことにより、鋳型の全体寸法を低減する。

本発明の池の特徴および利点については、以降の詳細な
説明、特許請求の範囲および図面を参照すれば、当業者
には明らかになるであろう。

本発明の一実施態様を詳細に説明する先立ち、本発明は
その用途において以下の記述において述べ図而に示す構
造の細部および構成要素の配置に限定されないことを理
解すべきである。本発明は、池の実施態様が可能であり
、色々な方法で実施されあるいは実施可能である。また
、本文に用いる語句は記述の目的のためのもので限定と
見做されるべきでないことを理解すべきである。

（実施例） 本発明を実施するダイス鋳造即ち鋳型組立体４が図面に
示される。鋳型組立体４は色々な部品の鋳造のため使用
することができるが、望ましい実施態様においては、こ
の鋳型組立体は、内部に腔部を有しかつロストフォーム
鋳造プロセスにおいて使用されるフォーム・パターンの
鋳造のため使用される。第１図に示されるように、鋳型
組立体４は、支持フレーム８上に取付けられた鋳造装置
６を含む。この鋳造装置６は、それぞれ第１および第２
の相対的に運動自在な鋳型ダイス即ち鋳型部分１０、ｌ
２を含む。望ましい実施態様においては、第１の鋳型ダ
イスｌＯは支持フレーム８に対して運動自在に結合され
、第２の鋳型ダイスｌ２は支持フレーム８に対して固定
的に結合されている。しかし、ダイスｌＯおよび１２の
双方を可動とすることもでき、あるいは第２の鋳型ダイ
スｌ２を可動とし第１の鋳型ダイス１０を静止とするこ
ともできる。

鋳型ダイスｌＯ、ｌ２はそれぞれ面ｌ４、ｌ６を含み、
その各々は鋳型腔部ｌ８を部分的に画成する。鋳型腔部
ｌ８は、上記のフォーム・パターンの如き或型された部
品２０を形成するためのフォーム・ビード等の適当な材
料で充填されるようになっている。

鋳型ダイスの面１４、ｌ６はそれぞれ、成型された部品
２０の外面２２を部分的に画成する鋳造装置６はまた、
中子支持組立体２８により鋳造装置上に支持される中子
２４を含む。中子支持組立体２８は、鋳型ダイス｛０に
対して結合される中子支持部３０により一端部で連動自
在に支持される。中子支持組立体２８は、鋳型ダイスＩ
Ｏにより反対側端部で運動自在で支持される。中子２４
は、成型された部品２０の内面３２を形成する。成型さ
れた部品２ロの内面３２は、成型された部品２０におけ
る中空即ち腔部３４を画成する。

例示された構成においては、中子２４は中子支持組立体
２８により鋳造装置６上に支持されるように示されるが
、池の＄７／Ｉ成においては、この中子は鋳造装置の池
の部分あるいは支持フレーム８により支持することもで
きる。

鋳造装置６はまた、中子２４を鋳型ダイス１０またはｉ
２に対して、中子２４が、中子２４を成型された部品２
ロの内面３２から離すに充分な爪だけ該部分から部分的
に引山された第１の即ち引込み位置（第２図および第３
図に示される）と、中子２４が成型された部品２０の内
面３２と係合される第２の即ち伸びた位置（第１図に示
される）との間に変位させるための手段を含む。鋳型ダ
イス１０およびｌ２に対して中子２４を変位させるため
の色々な適当な手段を使用することができるが、開示さ
れた摺造においては、このような変位手段は、中子支持
組立体２８により支持され、中子２４と結合されて中子
２４の往復運動を生じる、液圧作動あるいは空圧作動シ
リンダの形態であることが望ましい作動組立体３６を含
む。

例示された構成においては、作動組立体３６は中子支持
組立体２８により支持されるが、池の構践においては、
この作動組立体は鋳造装置６の池の部分あるいは支持フ
レーム８により支持することもできる。

鋳造装置６はまた、第２の鋳型ダイス１２に対して中子
２４を変位させる手段を含む。開示された棉造において
は、第１の鋳型ダイス１０および結合された中子２４は
、第２の鋳型ダイスｌ２に対して、鋳型ダイス１０およ
び１２が相互に隣接することにより鋳型腔部ｌ８を形成
する第１の即ち伸びた位置（第１図に示される）と、鋳
型ダイス１０と１２が分離される第２の即ち引込み位置
との間で変位させられ、これにより成型された部品２０
の外而２２が第２の鋳型ダイスｌ２の面ｌ６から分離さ
れる。中子２４を第２の鋳型ダイスｌ２に対して変位さ
せるため色々な適当な手段が使用可能であるが、開示し
た措造においては、このような変位手段は、液圧作動あ
るいは空圧作動シリンダ４０を含む。このシリンダ４０
は、支持フレーム８および鋳型ダイスＩＯに対して結合
され、鋳型ダイス１０および結合された中子２４の伸長
位置と引込み位置間での運動を生じる。

例示された構成においては、前記シリンダはフレーム８
に結合される如くに示され、またシリンダから伸びたロ
ッドが鋳型ダイス１０と結合されて鋳型ダイスＬＯおよ
び結合された中子２４の鋳型ダイスｌ２に対する運動を
生じるように示されるが、池の構成においては、このシ
リンダは池の形態で結合することもできる。

鋳造装置６はまた、中子２４を第１の鋳型ダイスｌＯに
対して、成型された部品２ロの外面２２が鋳型ダイス面
ｌ４と係合される第１の即ち係合位置（第１図および第
２図に示される）と、成型された部品２０の外面２２（
第３図に示される）から鋳型ダイス而１４が離される第
２の即ち突き出される位置との間で変位させるための手
段を含む。中子２４を鋳型ダイス１０に対して変位させ
るために色々な適当な変位手段が使用できるが、開示し
た構造においては、このような変位手段は、液圧作動ま
たは空圧作動シリンダ４２からなる。

このシリンダ４２は、鋳型ダイス１０および中子支持組
立体２８に対して結合されて、係合位置と突き出し位置
との間で中子２４の鋳型ダイスｌＯに対する運動を生じ
る。

例示した構威においては、シリンダは鋳型ダイス１０と
結合され、またシリンダから伸びたロンドが中子支持組
立体２８と結合される如くに示されるが、他の措威にお
いては、シリンダは池の形態で結合することもできる。

例示した構成においては、中子支持組立体２８は、シリ
ンダ４２と結合された突き出し板４４と、中子支持部３
０に摺動自在に収容され突き出し板４４と一端部で結合
されかつ作動組立体３６と曲端部で結合された中子支持
部材４６と、鋳型ダイス１０に摺動自在に収容され、突
き出し板４４と一端部で固定されかつ成型された部品２
０と係合可能である複数のエジェクタ・ピン４８を含む
鋳型ダイスＩＯから成型された部品２０を分離するため
の手段とからなる如くに示されるが、他の構成において
は、中子支持組立体２８は池の形態および池の便利な突
き出し手段を持つこともできる。

装置６は下記の如く作動する。鋳型ダイスｌＯおよび１
２が鋳型腔部ｌ８を画威するよう伸長位置（第１図に示
される）において中子２４と係合すると、フォームが腔
部１８内に注入されて成型部品２０を形成する。成型さ
れた部品２０が充分に硬化すると、中子２４が成型され
た部品２０から中子２４を威型部品２０の内面３２から
離すに充分な量だけ引っ込められる。次に、鋳型ダイス
１０および結合された中子２４が第２の鋳型ダイスｌ２
から離れる方向に変位させられる（第２図に示される）
。

当技術において周知の種々の適当な手段を用いて、鋳型
ダイス面ｌ４から離れる前に、成型された部品２０の外
面２２を鋳型ダイスの面ｌ６から離れさせるため使用す
ることができる。最後に、中子２４は鋳型ダイス１０に
対して鋳型ダイス面ｌ４が成型部品２０の外而２２から
離される突き出し位置（第３図に示される）まで変位さ
せられる。成型された部品２０を鋳造装置６から完全に
取出すために、重力の如き色々な便利な手段を用いるこ
とができる。

本発明の諸特徴については、頭書の特許請求の範囲に記
載される。

【図面の簡単な説明】

第Ｌ同は内部に１１安部を有する部品を１戊型するため
の機｛７＾を示す部分断ｉｒｉｆｌｌｌ１面図、第２図
は第２の位置における第１の鋳型ダイスと引込み位置に
おける中子とを示す第１図と類似の図、および第３図は
エジエクタ機構と第１の鋳型ダイスに対する第２の位置
における中子とを示す第２図と類似の図である。 １０・・・鋳型ダイス、Ｉ２・・・第２の鋳型ダイス、
ｌ４・・・鋳型ダイス而、１８・・・鋳型腔部、２０・
・・成型された部品、２２・・・外而、２ｄ・・・中子
、２８・・・中子支持組立体、３０・・・中子支持部、
３２・・・内面、３４・・・腔部、３６・・・作動組立
体、４｛｝・・・シリンダ、４２・・・シリンダ、４４
・・・突き出し板、４６・・・中子支持部材、４８・・
・エジエクタ・ビン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内部に腔部を有する部品を成型する機構において、
   フレームと、該フレーム上にあって相互に第１の方向に
   運動自在であり、かつ鋳型腔部を少なくとも部分的に画
   成する面を含む１対の鋳型ダイスと、前記フレーム上に
   あって前記成型された部品に腔部を形成し、前記鋳型ダ
   イスに対して前記第１の方向に運動自在でありかつ前記
   鋳型ダイスに対し前記第１の方向を横切る第２の方向に
   運動自在な中子とを設けることを特徴とする機構。 ２、請求項１記載の機構において、前記成型された部品
   を前記鋳型ダイスの１つから分離するためのエジェクタ
   ・ピンを含む手段を更に設けることを特徴とする機構。 ３、請求項１記載の機構において、前記鋳型ダイスの１
   つが前記フレームに対し固定されることを特徴とする機
   構。 ４、１対の鋳型ダイスから成型された部品を分離する方
   法であって、該成型された部品は、内部に内面により画
   成されかつ中子により形成される腔部と、前記１対の鋳
   型ダイスにより画成される外面とを有し、前記鋳型ダイ
   スは相対的に運動自在でありかつ鋳型腔部を少なくとも
   部分的に画成する面を有する方法において、前記中子を
   前記成型された部品の内面から離すに充分な量だけ第１
   の方向にかつ該第１の方向における該中子の長さより少
   ない量だけ該中子を変位させ、前記中子を前記鋳型ダイ
   スに対して前記第１の方向を横切る第２の方向に、前記
   成型された部品の外面から前記鋳型ダイスの面を分離す
   るに充分な距離だけ変位させるステップを含むことを特
   徴とする方法。 ５、請求項４に記載の如く１対の鋳型ダイスから成型さ
   れた部品を分離する方法において、前記中子を第１の方
   向に、前記成型された部品の内面から中子を離すに充分
   な量だけ変位させる ステップが、前記中子を前記鋳型ダイスに対して、前記
   成型された部品の外面から鋳型ダイスの面を分離するに
   充分な距離だけ前記第１の方向を横切る第２の方向に変
   位させるステップに先行することを特徴とする方法。 ６、請求項４に記載の如く１対の鋳型ダイスから成型さ
   れた部品を分離する方法において、前記中子を前記鋳型
   ダイスに対して前記第１の方向を横切る第２の方向に前
   記成型された部品の外面から鋳型ダイスの面を分離する
   に充分な距離だけ変位させるステップが、前記中子を前
   記第１の方向に前記成型された部品の内面から中子を離
   すに充分な量だけ、かつ前記方向における中子の長さよ
   り少ない量だけ変位させるステップに先行することを特
   徴とする方法。