JPH0250808A - 消失発泡材原型成形用ダイ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、２サイクル機関の機関ブロックを鋳造する際
に使用する消失発泡材（ロストフオーム）原型あるいは
模型のり°イカストに関する。また、本発明は、シリン
ダの軸線に対して螺旋状ないし傾斜した関係のため、一
般にシリンダの軸線に沿う方向への１つ物のダイ部材の
除去を阻止する切下げ部分を有する螺旋状移送通路と、
シリンダボアとを備える該機関ブロックのダイカス１〜
に関する。更に、本発明は、該移送通路を形成するダイ
部材に関する。

従来の技術及び発明か解決しようとする課題従来、切下
は領域を有する構造は、一般に、切下は領域を有する構
造の主要部分を形成するコアによって形成され、該コア
は、支持用ダイ部材の引張りないし引出しの以前に、切
下げの方向に平行に延び支持用ダイ部材の軸線に対して
小さい角度の軸線に沿ってダイカストロストフオーム原
型から完全に引張りないし除去された。該除去は、鋳型
寸法と、コアの配置の精度と、ダイ組立体の費用とを付
加すると共にダイカストのサイクル時間を増大する比較
的長い行程長さを必要とした。

注意は、次の従来の米国特許に向けられる。

第４，２４３，０９３号　ネイマン　Ｊ、Ｒｉ　　　１
９８１年１月６日第４，６３２，１６９号　オスホーン
　Ｈ，Ｌ、　　１９８６年１２月３０日第４，６４０，
３３３号　マーティン等　　　　　１９８７年２月３日
第４，６５７，０６３号　モーリス　Ｒ，Ｌ、　　　１
９８７年４月１４日第４，６９１，７５４号　　ドラム
バウアー等　　　１９８７年９月８日第４，７２１，１
４９号　へスターバーク等　　　１９８８年１月２６日
再第３１，４８８号　　トラムハウア−１９８４年１月
１０日特別な注意は、３片ロストフオーム原型を開示す
るオスホーンの米国特許第４，６３２，１６９号に向け
られる。この関係では、オスホーンの特許の第２図に符
号１８で示される中央片の移送通路部分は、シリンダ軸
線に対して螺旋状に延びていない。

課題を解決するための手段 本発明は、シリンダブロックを鋳造するためのロストフ
オーム型を成形するダイ部材を提供し、原型は、軸線を
有する円筒形ボアと、該円筒形ボアの軸線に沿う方向に
おける該ダイ部材の分離を可能にする第１部分および該
円筒形ボアの軸線に沿う方向における原型からの１つ物
のダイ部材の分離を阻止する第２切下は部分を有する螺
旋状移送通路とを備え、該ダイ部材は、該円筒形ボアの
少なくとも一部分を形成して該移送通路の第１部分の第
１部に相当する第１空所を形成する突起を有する主要部
分と、該主要部分に装着されて該移送通路の第１部分の
第２部および該移送通路の切下げ部分に相当する第２空
所を形成する拡張位置と該円筒形ボアの軸線に沿う方向
て原型からの該ダイ部材の除去を与える後退位置との間
で該主要部分に対し可動であるコアとを備えている。

一実施例においては、前記螺旋状移送通路は、前記円筒
形ボアの軸線に対する第１角度で延び、前記コアは、該
円筒形ボアの軸線に対して第２角度の直線路に沿って前
記ダイ部材に対して可動であり、該第２角度は、該第１
角度よりも大きい。

実施例 ロストフオーム砂鋳造法により２サイクル機関フロック
（図示せず）を砂鋳造するための多重片口ストフオーム
原型（他の態様では示されない）の−片ないし一部２１
は、図面に部分的に示される。

型片２１は、第１図、第２図に示す様に、鋳造工程の際
に砂で充填され機関ブロックに対する移送通路（他の態
様では示されない）を与える空所２５を有している。ま
た、型片２１は、軸線３１のまわりに形成される円筒形
ボア２つを有し、該ボア２９は、機関ブロックの同様な
円筒形ボアを与え、移送通路の空所２５に連通する。

型片のダイカスト工程の際、型片２１は、当該技術で周
知の様に円筒形ボア２つの軸線３１に沿う方向において
開閉する第１ダイ部材４０（第３図参照）と第２ダイ部
材（図示せず）との間で成形される。

移送通路空所２５は、入口端部４１と、遠い端部ないし
外側端部４３とを有している。入口端部４１と、遠い端
部ないし外側端部４３とは、側壁４５．４７によって結
合される。また、移送通路空所２５は、外側端部ないし
遠い端部４３における軸方向外側壁５１と、側壁４５．
４７および軸方向外側壁５１を結合する半径方向外側壁
５３とによって限定される。図示の様に、軸方向外側壁
５１は、シリンダボア２９に向かって傾斜している。側
壁４５は、半径方向へ延ひ、側壁４７は、第１図、第２
図に示す様に僅かに傾斜して、移送通路空所２５の隅５
５を軸方向外側壁５１と共に限定する。

移送通路空所２５は、円筒形ボア２つの軸線３１に対し
て僅かな傾斜で延び、即ち円筒形ボア２９の軸線３１に
対して螺旋状に配置され、直線５９の右に位置する切下
は部分ないし区域ないし領域５７を移送通路空所２５内
に形成し、該切下げ部分は、ここに開示される発明が存
在しない場合には型片２］と、移送通路空所２５を形成
する１つ物のダイ部材との分離を阻止する。従って、１
つ物のダイ部材と、型片２１とは、型片２１からの１つ
物ダイ部材の引出しまたは１つ物ダイ部材からの型片２
１のつまみ出しのいづれによっても容易には相互に分離
不能である。型のその他の付加的な特徴は、シリンタポ
ア２９の軸線に沿う方向における型と、ダイ組立体との
分離に付随して与えられる。

上述の問題を克服するため、ダイ部材４０は、移送通路
空所２５の一部分６３、即ち第３図の直線６４の左の部
分を形成するのに役立つ突出し部分６１を備えている。

更に、ダイ部材４０は、移送通路空所２５の残りの部分
６７、即ち第３図の直線６４の右の部分を形成するのに
役立つ可動コア６５を備え、該コアは、ダイ部材４０に
対して伸張位置と後退位置との間で可動である。この点
では、移送通路空所２５は、直線５つの左に配置され、
部分６３と、部分６７の第１セグメント８３（即ち直線
５つの左で直線６４の右のセクメント）とを有し、ダイ
部材４０と型片２１との間６７の第２セグメント（即ち
直線５つの右のセグメン１へ）であり該分離を許容しな
い第２部分ないし切下けられた分離不能な部分８５とを
備える様に見做されてもよい（第２図参照）。

従って、他の構造を考えることか可能であるが、開示し
た構造では、ダイ部材４０の突出し部分６１は、移送通
路空所２５の分離可能な部分８１の部分６３のみを形成
し、コア６５は、拡張位置のとき、分離可能な空所部分
８１の第１セグメント８３と、移送通路空所２５の分離
不能な部分ないし切下げ部分８５の総てとを形成する。

後退位置では、コア６５は、移送通路空所２５がら部分
的に除去されて、切下げ部分８５から完全に除去され、
従って、コア６５の突出し端部９１は、移送通路空所２
５の分離可能な部分８１の第１セクメントに配置される
。

該行為を容易にするため、コア６５は、比較的僅かな距
離のコアの移動が移送通路空所２５からのコア６５の部
分的な除去ないし分離を生しる様に、円筒形ボア２９の
軸線３１に対する所定の角度９７の直線路９５に沿って
ダイ部材４０に対して可動であり、該部分的な分離は、
型片２１からのダイ部材４０の引出しまたはダイ部材４
０からの型片２１のはね出しのいづれかによる型片２１
からのダイ部材４０の分離による移送通路空所２５から
のコア６５の分離ないし除去をその後可能にする様に、
移送空所２５の切下げ領域ないし部分５７から空所２５
の非切下げ部分ないし分離可能な部分８１へのコア６５
の移動を伴う移送空所２５の遠い端部４３からのコア６
５の突出し端部９１の移動を含む。

該コア移動及び該引出しまたははね出しを容易にするた
め、移送通路空所２５は、既に示しな様に、ダイ部材４
０によるダイカストの際に形成される部分６３と、切下
げ領域８５およびセクメント８３を含みコア６５によっ
て形成される部分６７とに移送通路空所２５を分割する
ことによって形成される。この分割は、移送通路空所２
５の入口端部４１から移送通路空所２５の遠い端部４３
へ延びる線６４に沿って延ひ、線６４は、コア６５とダ
イ部材４０との間の相対的な運動の直線路９５に平行で
あり、従って円筒形ボア２９の軸線３１に対して所定の
角度９７にあり、この結果、ダイ部材４０の突出し部分
６１によって形成される空所部分６３は、入口端部４１
に隣接する移送通路空所２５の小さい部分と、遠い端部
４３に隣接する移送通路空所２５の大きい部分とである
。この結果、コア６５によって形成される空所部分は、
入口端部４１に隣接する移送通路空所２５の大きい部分
と、遠い端部４３に隣接する移送通路空所２５の小さい
部分とである。

他の特別な配置が可能であるが、開示した構造では、円
筒形ボア２９の軸線３１に対する移送通路空所２５の螺
旋角度ないしり一１〜角度９つは、約６６であり、ダイ
部材４０とコア６５との間の相対的な運動の方向とシリ
ンダボアの軸線との間の角度９７は、移送通路空所２５
の入口端部４１の一側部において円筒形ボア２つに対し
てはソ接線方向へ延びる平面１０１において測定したと
き、約３０°である。この結果は、コアの小さい後退行
程、即ち例えば１５　、８８　ｍｍ　（５７８″）がか
なり長い行程長さ、即ち約１０ｃ＋ｎ（数インチ）の行
程長さに比較して得られることである。

ダイカスト技術において周知の任意の好適な装置は、型
片２コのカスト後で型片２１と、ダイ部材４０との分離
以前のときにおいてコアの移動路に沿うダイ部材４０に
対するコア６５の移動を生じさせるのに使用されてもよ
い。

本発明の種々な特徴は、特許請求の範囲に記載される。

【図面の簡単な説明】

第１図は２サイクル機関用ロストフオーム原型の一部を
形成するロストフオーム原型片の円筒形ボアの横方向の
部分図、第２図は２サイクル機関ブロック用ロストフオ
ーム原型の一片ないし一部分の部分的な立面図、第３図
はロストフオーム原型片と該原型片を成形するダイ部材
との関係を示す第２図と同様な図である。 ２１・・・・型片、　２５・・・・移送通路空所、２つ
・・・・円筒形ボア、　３１・・・・軸線、４０・・・
・第１ダイ部材、　６１・・・・突出し部分、６３・・
・・部分、　６５・・・・可動コア、８１・・・・第１
部分く分離可能な部分）、８３・・・・第１セグメント
、　８５・・・・第２部分く切下げ部分、第２セクメン
ト）、　９５・・・・直線路、９７・・・・角度、　９
９・・・・螺旋角度（リード角度）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シリンダブロックを鋳造するためのロストフォーム
   型を成形するダイ部材において、前記型が軸線を有する
   円筒形ボアと、該円筒形ボアの軸線に沿う方向において
   前記ダイ部材の分離を可能にする第１の部分および該円
   筒形ボアの軸線に沿う方向において該型からの１つ物の
   ダイ部材の分離を阻止する第２切下げ部分を有する螺旋
   状移送通路とを備え、前記ダイ部材が、該円筒形ボアの
   少なくとも一部分を形成して、該移送通路の第１の部分
   の第１部分に相当する第１空所を形成する突起を有する
   主要部分と、該主要部分に装着されたコアであって、該
   コアが前記移送通路の第１の部分の第２部分および前記
   移送通路の切下げ部分に相当する第２空所を形成する拡
   張位置と、該コアが前記円筒形ボアの軸線に沿う方向で
   前記型からの前記ダイ部材の除去を可能とする後退位置
   との間で前記主要部分に対して可動であるコアを備える
   ダイ部材。 ２、特許請求の範囲第１項に記載のダイ部材において、
   前記螺旋状移送通路が、前記円筒形ボアの軸線に対して
   第１の角度で延び、前記コアが、該円筒形ボアの軸線に
   対して第２の角度の直線路に沿って前記ダイ部材に対し
   て可動であり、該第２の角度が、前記第１の角度よりも
   大きいダイ部材。