JPS6350055Y2 - - Google Patents

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JPS6350055Y2
JPS6350055Y2 JP1981198318U JP19831881U JPS6350055Y2 JP S6350055 Y2 JPS6350055 Y2 JP S6350055Y2 JP 1981198318 U JP1981198318 U JP 1981198318U JP 19831881 U JP19831881 U JP 19831881U JP S6350055 Y2 JPS6350055 Y2 JP S6350055Y2
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JP
Japan
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core
mold
molding
wall
fluid passage
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JP1981198318U
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JPS58102242U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、流体継手のステータのような翼列
装置における流体通路を形成するための中子を成
形する中子成形装置に関するものである。
自動車や雪上車などの乗物の動力伝達系に使用
される流体継手のステータ10は、第1図に示す
ように、環状の外壁11と内壁12との間に周方
向へ多数の翼片13を取り付け、これら翼片13
と上記両壁11,12とで流体通路14を形成し
てなるものである。
上記ステータ10はアルミ低圧鋳造法(重力鋳
造法を含む)により形成されるが、その際、上記
流体通路14は砂型の中子を用いて成形される。
そこで従来は、中子15を、隣接する2つの翼片
13,13間の流体通路14を個別に形成するよ
うに小さな中子片15A,15A…で構成し、こ
れら中子片15Aを合せ面16で周方向に重ね合
わせ、各中子片15Aの側部に設けた翼片成形面
17で翼片13を成形している。実際の成形にあ
たつては、第2図に示すように、上記多数の中子
片15Aを金属製のステータ内型19と外型20
との間に挾み込み、アルミニウムの溶湯を注入し
て、外壁11、内壁12および翼片13を有する
ステータ10を形成する。
ところが、上記構成では、多数の中子片15A
を重ね合わせているので、各中子片15Aの寸法
誤差が集積され、ステータ10の成形の精度が低
下する欠点があつた。
この考案は上記従来の欠点を解消するためにな
されたもので、中子を一体もので形成してステー
タ10の精度を向上させる中子成形装置を提供す
ることを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第3図において、中子21は砂型の一体もので
あつて、その周壁22に多数の翼片成形孔23が
開設されている。この中子21を用いてステータ
10を成形するには、第4図に示すように、中子
21をステータ内型24とステータ外型25との
間に挾み込み、アルミニウムの溶湯を注入して、
外壁11、内壁12および翼片13を形成する。
このとき、上記中子21の周壁22の外周面22
aと内周面22bは、それぞれ流体通路14の外
周14aと内周14bとに対応する。
上記中子21を成形するにあたつては、第5図
に示す中子成形装置27を用いる。第5図におい
て、中子成形装置27は、軸方向に2分割された
1対の内型材28A,28Bからなる内型28
と、径方向に開かれる1対の外型材29A,29
Bからなる外型29と、多数の翼片型30とを具
備しており、これら内型28、外型29および翼
片型30のそれぞれが、第3図に示した中子21
の内周面22b、外周面22aおよび翼片成形孔
23を形成する。上記翼片型30には、取付用突
起31が一体形成されており、下側の内型材28
Bに設けた取付溝32に上記取付用突起31を嵌
合することにより、翼片型30を内型28に対し
て着脱自在に取り付けるようになつている。ま
た、下側の内型材28Bにはねじ棒33が植設さ
れており、上側の内型材28Aに設けた挿通孔3
4に上記ねじ棒33を挿通して、ナツト35で締
結するようになつている。
上記中子成形装置27を組み立てるには、ま
ず、下側の内型材28Bに翼片型30を取り付
け、上側の内型材28Aを重合してナツト35で
締結する。ついで、左右の外型材29A,29B
を重合すると、第6図に示すように中子成形装置
27が得られる。この状態で、取付溝32に嵌合
された上記翼片型30は、内型28と外型29の
内周面に接触して、がたつきがないように保持さ
れる。この中子成形装置27のキヤビテイに、砂
と結合剤を混入した原料を注入することにより、
中子21を成形する。
この中子2の成形後に、第7図に示すように、
外型29を左右に開き、内型28を上下に開く
と、上記翼片型30が下側の内型材28Bから離
脱し、中子21の翼片成形孔23内に取り残され
る。この取り残された翼片型30を上記翼片成形
孔23から径方向内方へ手作業で抜き出せば、所
望の中子、すなわち、一体ものからなる中子21
が得られる。
このとき、翼片型30の本体は翼片成形孔23
内に埋まつているが、翼片型30の取付用突起3
1は翼片成形孔23から径方向内方へ突出してい
るから、この取付用突起31を手または工具でつ
かむことにより、翼片型30を翼片成形孔23か
ら容易に抜き出せる。つまり、翼片型30を内型
28に位置決めするための取付用突起31が、翼
片型30を中子21から抜き出すときのつかみ代
としての機能も発揮する。
この考案の中子成形装置27は上記のような構
成になつており、一体ものの中子21を容易に成
形できる。したがつて、従来と比較して中子21
の寸法誤差が小さくなるので、この中子21を用
いてステータ10を成形すると、ステータ10の
精度が向上する。
また、翼片型30はその取付用突起31が内型
28の取付溝32に嵌合された状態で、型を締め
たとき内型28と外型29とに接触して保持され
るようになつており、連結用のピンを用いて翼片
型と内型間および翼片型と外型間をそれぞれ連結
するもの(例えば特公昭37−1861号公報参照)と
比較して型の構造が簡単で、型の開閉作業も容易
である。
なお、この考案は上記実施例で示したステータ
10の中子を成形する場合に限らず、タービンや
コンプレツサなどのような他の翼列装置の中子を
成形する中子成形装置にも適用できるものであ
る。
以上説明したように、この考案によれば、中子
を一体もので形成して、翼列装置の精度を向上さ
せることができる効果がある。
また、翼片型を型内に保持するのに連結用のピ
ンが不要であるから、型の構造が著しく簡単で、
その開閉作業も容易になる。さらに、翼片型から
は取付用突起が突出しているから、この取付用突
起をつかんで翼片型を中子の翼片成形孔から径方
向内方へ抜き出すことにより、翼片型を中子から
容易に離脱させることができるので、型を開く作
業が一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は翼列装置と従来の中子を示す斜視図、
第2図は従来の中子を用いて翼列装置を成形する
場合の鋳造型を示す縦断面図、第3図はこの考案
の中子成形装置により成形された中子を示す斜視
図、第4図は同中子を用いて翼列装置を成形する
場合の鋳造型を示す縦断面図、第5図はこの考案
の一実施例を示す中子成形装置の分解斜視図、第
6図は同中子成形装置の組立状態を示す縦断面
図、第7図はその分解状態を示す縦断面図であ
る。 10……翼列装置、11……外壁、12……内
壁、13……翼片、14……流体通路、21……
中子、22a……外周面、22b……内周面、2
3……翼片成形孔、28……内型、29……外
型、30……翼片型、31……取付用突起、32
……取付溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 環状の外壁と内壁との間に周方向へ多数の翼片
    を取り付け、上記外壁と内壁と翼片とで流体通路
    を形成した翼列装置における、上記流体通路形成
    用の中子を成形する中子成形装置であつて、上記
    流体通路の外周に対応する中子の外周面を形成す
    る外型と、流体通路の内周に対応する中子の内周
    面を形成する内型と、上記翼片に対応する中子の
    翼片成形孔を形成する多数の翼片型とを具備し、 上記内型は軸方向に分離可能な上側と下側の内
    型材からなり、 上記外型は径方向に分離可能な左右の外型材か
    らなり、 上記翼片型は、これに一体形成された取付用突
    起が下側の内型材に設けた取付溝に着脱自在に嵌
    合され、かつ、上記上下の内型材と左右の外型材
    を重合して中子成形装置を組み立てた状態でこれ
    ら内型と外型とに接触して保持され、さらに、上
    記中子の成形後に上記外型および内型を開いて中
    子を取り出したとき、中子の上記翼片成形孔内に
    取り残されて中子とともに内型から離脱し、この
    離脱した状態で上記翼片成形孔から手作業で径方
    向内方へ抜き出せるように構成されてなる中子成
    形装置。
JP19831881U 1981-12-28 1981-12-28 中子成形装置 Granted JPS58102242U (ja)

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JP19831881U JPS58102242U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 中子成形装置

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Publication Number Publication Date
JPS58102242U JPS58102242U (ja) 1983-07-12
JPS6350055Y2 true JPS6350055Y2 (ja) 1988-12-22

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ID=30111510

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JP19831881U Granted JPS58102242U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 中子成形装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7414610B2 (ja) * 2020-03-25 2024-01-16 株式会社アイシン 崩壊性中子の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5634841U (ja) * 1979-08-23 1981-04-04
JPS5668548A (en) * 1979-11-06 1981-06-09 Kubota Ltd Casting method of impeller for axial-flow and oblique- flow pump

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JPS5634841U (ja) * 1979-08-23 1981-04-04
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JPS58102242U (ja) 1983-07-12

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