JPS5925635Y2 - 管継手本体射出成形用型枠装置 - Google Patents

管継手本体射出成形用型枠装置

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Publication number
JPS5925635Y2
JPS5925635Y2 JP7992781U JP7992781U JPS5925635Y2 JP S5925635 Y2 JPS5925635 Y2 JP S5925635Y2 JP 7992781 U JP7992781 U JP 7992781U JP 7992781 U JP7992781 U JP 7992781U JP S5925635 Y2 JPS5925635 Y2 JP S5925635Y2
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JP
Japan
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molding
diameter
cap nut
axial direction
injection molding
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Expired
Application number
JP7992781U
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English (en)
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JPS57189830U (ja
Inventor
潔 浜本
Original Assignee
矢野技研株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、袋ナツトを遊外嵌させる筒部の一側に、袋ナ
ツトの最小内径部よりも大径で雌ねじの内径よりも小さ
い外径をもったフランジ部を、他端に接合管抜止め用楔
の内装部を一体化してなる合成樹脂製の管継手本体を、
前記筒部に前記袋ナツトを外嵌させた状態で射出成形す
るために、開閉自在な複数の成形型枠の夫々に、前記袋
ナツトとそれの雌ねしに螺合された環状の割りスペーサ
とをセットする凹部を形成しであるとともに、前記セッ
トされた物の内側において軸芯方向に挿抜自在な第一ピ
ンとこの第一ピンと端面どうし突き合せ可能で軸芯方向
に挿抜自在な第二ピンを設け、前記各成形型枠には、前
記セットされた物の内周面および端面どうし突き合せ状
態の前記両ピン外周面に臨む状態で、かつ、前記フラン
ジ部成形用キャビティ部分および前記横内装部成形用キ
ャビティ部分と前記セットされた物との間に環状隔壁を
構成する状態で、前記管継手本体成形用のキャビティを
形成しである管継手本体射出成形用型枠装置に関する。
従来、上記型枠装置は特開昭53−99261号公報で
知られる様に、袋ナツト及び割りスペーサは、共に合成
樹脂製の管継手本体に対してその硬化時における収縮作
用だけを利用して移動自在になる様構成されていたが、
更にその遊動自由化をより一層容易にして作業性を向上
させるための改良が必要であった。
本考案の目的は、射出成形後において前記袋ナツトを前
記管継手本体の筒部に対して軸芯方向および周方向に遊
動する状態へ移行しやすくすることにある。
本考案の管継手本体射出成形用型枠装置は、袋ナツトを
遊外嵌させる筒部の一端に、袋ナツトの最小内径部より
も大径で雌ねじの内径よりも小さい外径をもったフラン
ジ部を、他端に接合管抜止め用楔の内装部を一体化して
なる合成樹脂製の管継手本体を、前記筒部に前記袋ナツ
トを外嵌させた状態で射出成形するために、開閉自在な
複数の成形型枠の夫々に、前記袋ナツトとそれの雌ねじ
に螺合された環状の割りスペーサとをセットする凹部を
形成しであるとともに、前記セットされた物の内側にお
いて軸芯方向に挿抜自在な第一ピンとこの第一ピンと端
面どうし突き合せ可能で軸芯方向に挿抜自在な第二ピン
を設け、前記各成形型枠には、前記セットされた物の内
周面および端面どうし突き合せ状態の前記両ピン外周面
に臨む状態で、かつ、前記フランジ部成形用キャビティ
部分および前記横内装部成形用キャビティ部分と前記セ
ットされた物との間に環状隔壁を構成する状態で、前記
管継手本体成形用のキャビティを形成しである管継手本
体射出成形用型枠装置において、前記袋ナツトの最小内
径部を雌ねじ側はど径小なテーパ一孔に形成すると共に
、前記フランジ部成形用キャビティ部分と前記割りスペ
ーサとの間の環状隔壁は前記割りスペーサを前記袋ナツ
トから離脱可能な軸芯方向中を有し、かつこの割りスペ
ーサの内周面を前記袋ナツトテーパ一孔の最小径よりも
小径に構成しであることを特徴とする。
従って、前記袋ナツトとしてその中心孔がフランジ部側
はど径小のテーパ一孔のものを用い、かつこの袋ナツト
の雌ねじに対する射出樹脂せき止めのための割りスペー
サの内周面をテーパ一孔の最小径より小径にしであるが
故に、筒部におけるテーパ一孔に対応する外周面部分を
テーパー状にでき、かつこのテーパー外周面部分と割り
スペーサに対応する外周面部分との間に後者が径小の段
差を生じさせることができ、従って、割りスペーサを袋
ナツトから外したのちの袋ナツトの前記テーパー外周面
部分からフランジ部側への移動、ならびに筒部の径小外
周面部分における袋ナツトの軸芯方向および周方向の遊
動を非常に迅速容易なものとすることができ、管接続の
ための管継手装着作業の向上を図ることができるに至っ
た。
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す管継手は、雌ねじ1側はど径小なテーパー
JL2を有する金属製の袋ナツトAを合成樹脂製の管継
手本体Bの筒部4に対して遊外嵌したもので、筒部4の
一端には袋ナツト抜止め用フランジ部3が、他端には接
合管抜止め用の楔の内装部5を一体化しである。
フランジ部3の外径はテーパ一孔2よりも大径で、雌ね
じ1の内径よりも小径である。
この横内装部5は射出成形後の離型ののち第2図のよう
にテーパー内周面5aの状態に切削加工し、そこに2つ
の半割環状の楔13と水蜜(気密)用シール14とを内
装するものである。
第1図の管継手本体Bを、その筒部4に袋ナツトAが当
初から外嵌される格好で射出成形するための型枠装置は
、第3図〜第5図に示すように、開閉自在な一対の成形
型枠C9Cの夫々に、前記袋ナツ)Aとそれの雌ねじ1
に螺合された環状の割りスペーサDとをセットする凹部
6,6を形威しであるとともに、前記セットされた物A
、 Dの内側において軸芯方向に挿抜自在な第一ピン7
とこの第一ピン7と端面どうし突き合せ可能で軸芯方向
に挿抜自在な第二ピン8を設け、前記各成形型枠C9C
には、前記セットされた物A、 Dの内周面および端面
どうし突き合せ状態の前記両ピン7.8外周面に臨む状
態で、かつ、前記フランジ部3成形用キャビティ部分9
a、9aおよび前記楔内装部5威形用キャビティ部分9
b、9bと前記セットされたe7A、 Dとの間に環状
隔壁10.10゜11、11を構成する状態で、前記管
継手本体B成形用のキャビティ9,9を形成するととも
に、前者環状隔壁10.10は前記割りスペーサDを前
記袋ナツ)Aから離脱可能な軸芯方向中Wを有し、がっ
この割りスペーサDの内周面12の径d2を前記袋ナツ
トテーパー’JL2の最小径d1よりも小径に構成しで
ある。
15は溶融樹脂射出用の通路である。この装置の動作順
序は次の通りである。
■ 第一、第二ピン7,8を退出させた状態で一方の型
枠Cの凹部6に、割りスペーサD螺合ずみの袋ナツトA
をセットする。
■ 両型枠C5Cを型締めすると、一方にセットされた
物A、 Dは他方の凹部6にも入り込む。
■ 第一、第二のピン7.8を突入移動させて互いに突
き合せさせる。
■ 通路15を通じてキャビティ9,9内に溶融樹脂を
射出しキャビティ9,9内に充満させる。
■ 樹脂の冷却硬化、即ち管継手本体Bの成形をまって
、両ピン7.8を退出させ、ついで両枠体C5Cを開き
、割りスペーサDを袋ナツ)Aに螺合して、本体Bに外
嵌している状態のelA。
B、 Dを取出す。
この物A、 B、 Dにあっては、第6図のように射出
樹脂の硬化時の冷却収縮により袋ナツ)Aのテーパー7
L2の内周面2aおよび割りスペーサDの内周面12と
筒部4の外周面4a、4bとの間に微小な隙間16.1
7が生じている。
■ 次に、割りスペーサDを回転させることにより軸芯
方向に沿ってフランジ部3に近づく方向に移動させて袋
ナツ)Aから取外す。
尚、スペーサDは第5図のように割っであるからそれの
軸芯方向中W′が環状隔壁10の巾Wよりや・大きい場
合でも螺合さえ解ければ分割によって袋ナツ)Aから取
外すことも可能である。
従ってw < w’の場合もあり得る。一般にはW≧W
′である。
■ 次に袋ナツトAを軸芯方向に沿ってフランジ部Aに
近づく方向に移動させる。
この移動に際し隙間16での対向面が移動方向側はど径
小のテーパー面2a、4aであるから抵抗少なくスムー
スに移動開始し得、一旦移動すると径d2〈dlの関係
より殆ど抵抗なく軸芯方向および周方向において遊動自
在となる。
尚、先に述べたように横内装部5に切削加工によりテー
パー内周面を形威し、楔13とシール14とを内装すれ
ば、管継手が完成する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る管継手本体射出成形用型枠装置の実
施例を示し、第1図は成形製品の断面図、第2図は後加
工を示す断面図、第3図は型枠装置の断面図、第4図は
型開き状態の斜視図、第5図は割りスペーサの斜視図、
第6図は離型したものの断面図である。 1・・・・・・雌ねじ、2・・・・・・テーパ一孔、3
・・・・・・フランジ部、4・・・・・・筒部、5・・
・・・・横内装部、6・・・・・・凹部、7,8・・・
・・・ピン、9・・・・・・キャビティ、9a。 9b・・・・・・キャビティ部分、10.11・・・・
・・環状隔壁、12・・・・・・内周面、A・・・・・
・袋ナツト、B・・・・・・管継手本体、C・・・・・
・成形型枠、D・・・・・・割りスペーサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 袋ナツ)Aを遊外嵌させる筒部4の一端に、袋ナツ)A
    の最小内径部よりも大径で雌ねじ1の内径よりも小さい
    外径をもったフランジ部3を、他端に接合管抜止め用楔
    の内装部5を一体化してなるの一端に、袋す継手本体B
    を、前記筒部4に前記袋ナツ)Aを外嵌させた状態で射
    出成形するために、開閉自在な複数の成形型枠C9Cの
    夫々に、前記袋ナツ)Aとそれの雌ねし1に螺合された
    環状の割りスペーサDとをセットする凹部6,6を形威
    しであるとともに、前記セットされた物A。 Dの内側において軸芯方向に挿抜自在な第一ピン7とこ
    の第一ピン7と端面どうし突き合せ可能で軸芯方向に挿
    抜自在な第二ピン8を設け、前記各成形型枠C9Cには
    、前記セットされた物A、 Dの内周面および端面どう
    し突き合せ状態の前記両ピン7.8外周面に臨む状態で
    、かつ、前記フランジ部3成形用キャビティ部分9a、
    9aおよび前記横内装部5成形用キャビティ部分9b、
    9bと前記セットされた物A、 Dとの間に環状隔壁1
    0、10.11.11を構成する状態で、前記管継手本
    体Brfc形用キャビティ9,9を形成しである管継手
    本体射出成形用型枠装置において、前記袋ナツトAの最
    小内径部を雌ねじ1側はど径小なテーパ一孔2に形成す
    ると共に、前記フランジ部3成形用キャビティ部分9a
    、9aと前記割りスペーサDとの間の環状隔壁10.1
    0は前記割りスペーサDを前記袋ナツトAから離脱可能
    な軸芯方向中Wを有し、かつこの割りスペーサDの内周
    面12を前記袋ナツトテーパー”JL2の最小径よりも
    小径に構成しであることを特徴とする管継手本体射出成
    形用型枠装置。
JP7992781U 1981-05-29 1981-05-29 管継手本体射出成形用型枠装置 Expired JPS5925635Y2 (ja)

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JP7992781U JPS5925635Y2 (ja) 1981-05-29 1981-05-29 管継手本体射出成形用型枠装置

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Publication Number Publication Date
JPS57189830U JPS57189830U (ja) 1982-12-02
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DE3334896A1 (de) * 1983-09-27 1985-04-18 Webasto-Werk W. Baier GmbH & Co, 8035 Gauting Wasserablaufeinrichtung fuer rahmen von kraftfahrzeug-schiebedaechern und dergleichen

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