JPH0126419Y2 - - Google Patents

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JPH0126419Y2
JPH0126419Y2 JP2699284U JP2699284U JPH0126419Y2 JP H0126419 Y2 JPH0126419 Y2 JP H0126419Y2 JP 2699284 U JP2699284 U JP 2699284U JP 2699284 U JP2699284 U JP 2699284U JP H0126419 Y2 JPH0126419 Y2 JP H0126419Y2
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JP
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boss
pin
runner
molded product
stripper plate
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JP2699284U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、成形材料をランナからキヤビテイ内
へ送るサイドゲートがストリツパプレートに彫り
込まれた射出成形用金型に関する。
(従来技術) 従来の射出成形用金型としては、例えば、第1
図〜第3図に示すように、溶融した成形材料をス
プルー31およびランナ32からキヤビテイC内
へ送るサイドゲート40がストリツパプレート4
に彫り込まれており、成形品2の突出しを、スト
リツパプレート4に固着されたエジエクタピン7
によつて行なうようにしたものがある。
しかしながら、このような従来の射出成形用金
型においては、サイドゲート40内で成形材料が
固化してできたゲート部21がサイドゲート40
に係合しているとともに、スプルー31およびラ
ンナ32内でそれぞれ固化してできたスプルー部
23およびランナ部22と、成形品2と前記ゲー
ト部21とが連らなつているので、成形品2が小
重量のものである場合には、前記ゲート部21は
成形品2等の自重によつてはストリツパプレート
4のゲート40から離脱できないため、成形品2
等がストリツパプレート4から自動落下できず、
第3図に示す突出し位置からエジエクタピン7を
復帰させると、成形品2がコアピン5に再び嵌合
してしまい、成形品2を自動的に離型できないと
いう問題点があつた。
したがつて、従来の射出成形用金型において
は、成形品を手で離型するか、あるいは前記スプ
ルー部23を自動機によりチヤツクすることによ
つて、成形品2をストリツパプレート4から離形
しなければならないので、成形時間がかかり、成
形能率が悪いという問題点があつた。
(考案の目的) 本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、エジエクタピンが突出し位置か
ら復帰する際に、ゲート部をストリツパプレート
のゲートから離脱させることによつて上記問題点
を解決することを目的としている。
(考案の構成) かかる目的を達成するため、本考案において
は、成形材料をランナからキヤビテイ内へ送るサ
イドゲートがストリツパプレートに彫り込まれた
射出成形用金型において、前記ランナに連通し、
捨てボスを形成する陥入穴を型板に設けるととも
に、該陥入穴に挿通する捨てボス用コアピンを設
け、成形後無理抜き可能な程度に該コアピンを逆
テーパ状に形成したことを特徴とする射出成形用
金型とし、成形品の突出し時に、前記陥入穴から
無理抜きされた前記コアピンの先端部が、突出し
位置からの復帰動作時に前記捨てボスの端面を押
すことにより、前記ゲート内で成形材料が固化し
たゲート部を、ゲートから離脱させ、成形品が自
重により自動落下できるようにしたものである。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。なお、従来例と同様の部位には同一符号を付
する。
第4図〜第6図は本考案の一実施例を示してお
り、射出成形用金型1は、成形品2の外壁面を形
成するキヤビテイ部30が形成された型板3と、
ストリツパプレート4と、成形品2の内壁面を形
成するとともに成形材料が流入するキヤビテイC
をキヤビテイ部30と形成するコアピン5と、コ
アピン5を保持するコアプレート50と、ストリ
ツパプレート4および型板3を摺動可能に案内す
るガイドピン6と、ガイドピン6を保持した受け
板60と、成形品2の突出しを行なうためストリ
ツパプレート4に締付固定されたエジエクタピン
7と、エジエクタピン7を保持するエジエクタプ
レート71,72と、エジエクタピン7を突出し
位置から復帰させるためのリターンスプリング7
3と、スペーサブロツク74,74と、取付け板
75とから構成されている。
第4図および第5図に示すように、型板3に
は、スプルー31と、スプルー31に連通したラ
ンナ32と、陥入穴33とが形成されているとと
もに、キヤビテイ部30が4ケ所に形成されてい
る。
前記コアプレート50には、4ケ所のキヤビテ
イ部30にそれぞれ挿通するコアピン5が4本設
けられている。したがつて、キヤビテイ部30と
コアピン5とによつてキヤビテイCが4ケ所に形
成されている。
ストリツパプレート4には、成形材料をランナ
32の各先端部32a〜32dから4ケ所の各キ
ヤビテイC内へ送るサイドゲート40が4ケ所に
彫り込まれているとともに、コアプレート50に
保持されたスプルーロツクピン51が挿通可能な
ロツクピン用孔部41が形成されている。
前記陥入穴33は捨てボス20を形成するため
のものであり、ランナ32に連通して2ケ所に形
成されている。
この陥入穴33に挿通する捨てボス用コアピン
8がコアプレート50に保持されている。
第4図および第6図に示すように、捨てボス用
コアピン8は、ストリツパプレート4に形成され
た孔部42に摺動可能に係合する太径の基部81
と、陥入穴33に挿通し、成形後無理抜き可能な
程度の逆テーパ状に形成された逆テーパ状ピン8
2とから成つている。
この逆テーパ状ピン82の長さは、コアピン5
のうち、キヤビテイ部C内に挿入された部分の長
さより長い。
上記構成を有する射出成形用金型1では、第4
図に示すように型締め状態において、溶融した成
形材料が、スプルー31、ランナ32、サイドゲ
ート40を通つて4ケ所のキヤビテイC内に充填
されるとともに、陥入穴33と捨てボス用コアピ
ン8とによつて形成される部分にも、溶融した成
形材料がスプルー31およびランナ32を通つて
充填される。
成形材料が固化した後に型板3を開くと、キヤ
ビテイC内に形成された4つの成形品2と、サイ
ドゲート40、ランナ32およびスプルー31内
で成形材料がそれぞれ固化してできたゲート部2
1、ランナ部22およびスプルー部23と、陥入
穴33および捨てボス用コアピン8によつて形成
された捨てボス20とが連なつて、ストリツパプ
レート4側に残る。
次に、エジエクタピン7を動かして突出しを行
なうと、第6図に示すように、スプルーロツクピ
ン51がスプルー部23から外れ、コアピン5が
成形品2から抜けるとともに、捨てボス用コアピ
ン8の逆テーパ状ピン82が捨てボス20から無
理抜きされる。
第6図に示す突出し位置においては、ゲート部
21がサイドゲート40に係合しているので、成
形品2等は自重によつて自動落下しない。
また、前記突出し位置においては、逆テーパ状
ピン82が捨てボス20から無理抜きされたこと
によつて、捨てボス20には孔部20aが形成さ
れ、かつ該孔部20aは樹脂の弾力性によつて縮
径するので、孔部20aの入口部20bの径は逆
テーパ状ピン82の先端部82aの径より小さく
なつている。
したがつて、突出し位置においては、逆テーパ
状ピン82の先端部82aは捨てボス20の端面
20cに当接している。
この状態において、エジエクタピン7がリター
ンスプリング73のばね力によつて第7図に示す
突出し位置から復帰すると、逆テーパ状ピン82
の先端部82aが捨てボス20の端面20cを押
すので、ゲート部21がストリツパプレート4の
サイドゲート40から外れ、成形品2がゲート部
21、ランナ部22、スプルー部23および捨て
ボス20と一緒に自重によりストリツパプレート
4から落下する。
(考案の効果) 本考案に係る射出成形用金型によれば、成形品
の突出し時に捨てボスから無理抜きされた捨てボ
ス用コアピンの先端部が、突出し位置からの復帰
動作時に捨てボスの端面を押すことにより、スト
リツパプレートのサイドゲート内で成形材料が固
化してできたゲート部がサイドゲートから外れる
ので、成形品がたとえ小重量のものであつても、
成形品等が自重により自動落下する。
したがつて、本考案に係る射出成形用金型によ
れば、成形品の離型作業が自動化され、成形時間
が短縮されるので、成形能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来例を示しており、第1図
は型締め状態を示す縦断面図、第2図はスプル
ー、ランナ等の位置関係を示す配置説明図、第3
図は突出し状態を示す説明図、第4図〜第6図は
本考案の一実施例を示しており、第4図は型締め
状態を示す縦断面図、第5図はスプルー、ランナ
等の位置関係を示す説明図、第6図は突出し状態
を示す縦断面図である。 1……射出成形用金型、3……型板、4……ス
トリツパプレート、8……捨てボス用コアピン、
20……捨てボス、32……ランナ、33……陥
入穴、40……サイドゲート、C……キヤビテ
イ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成形材料をランナからキヤビテイ内へ送るサイ
    ドゲートがストリツパプレートの彫り込まれた射
    出成形用金型において、前記ランナに連通し、捨
    てボスを形成する陥入穴を型板に設けるととも
    に、該陥入穴に挿通する捨てボス用コアピンを設
    け、成形後無理抜き可能な程度に該コアピンを逆
    テーパ状に形成したことを特徴とする射出成形用
    金型。
JP2699284U 1984-02-27 1984-02-27 射出成形用金型 Granted JPS60138723U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2699284U JPS60138723U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 射出成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2699284U JPS60138723U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 射出成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60138723U JPS60138723U (ja) 1985-09-13
JPH0126419Y2 true JPH0126419Y2 (ja) 1989-08-08

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ID=30523525

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JP2699284U Granted JPS60138723U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 射出成形用金型

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721294Y2 (ja) * 1991-04-25 1995-05-17 日本プラスト株式会社 射出成形用金型
JP7340330B2 (ja) * 2018-12-19 2023-09-07 株式会社パイロットコーポレーション 筆記具の部品の製造方法

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JPS60138723U (ja) 1985-09-13

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