JPH0367780B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0367780B2 JPH0367780B2 JP27792589A JP27792589A JPH0367780B2 JP H0367780 B2 JPH0367780 B2 JP H0367780B2 JP 27792589 A JP27792589 A JP 27792589A JP 27792589 A JP27792589 A JP 27792589A JP H0367780 B2 JPH0367780 B2 JP H0367780B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- molding sand
- surface plate
- flask
- joint frame
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003110 molding sand Substances 0.000 claims description 25
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 8
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、鋳型造型装置の改良に関するもので
あり、詳しくは、鋳型硬度をほぼ均一にできる鋳
型造型装置に関するものである。
あり、詳しくは、鋳型硬度をほぼ均一にできる鋳
型造型装置に関するものである。
(従来の技術)
従来、模型を有する下定盤上に鋳枠を載置した
後、鋳枠内に鋳物砂を投入し、平板状の上定盤又
は周縁部に突出した鋳物砂押圧片を有する上定盤
によつて鋳物砂をつき固めて造型している(例え
ば、実開昭54−134728号公報)。
後、鋳枠内に鋳物砂を投入し、平板状の上定盤又
は周縁部に突出した鋳物砂押圧片を有する上定盤
によつて鋳物砂をつき固めて造型している(例え
ば、実開昭54−134728号公報)。
(発明が解決しようとする課題)
鋳型造型に際して、鋳物砂を模型上方から鋳枠
内に投入すると、模型上方に砂密度は大きく、鋳
枠近傍の砂密度は小さい。そのため、鋳物砂上面
を上定盤によつてつき固めて鋳型硬度の均一化を
図つているが、鋳物砂が均一な硬度にならず、模
型の頂部上方の鋳物砂は硬く、鋳枠近傍の鋳物砂
は軟らかいため、搬送工程又は時間経過による鋳
型変形や鋳込圧力によるハリが発生するという問
題点がある。そこで、本発明はかかる問題点を解
消するためになされたもので、鋳枠近傍の鋳型硬
度を均一化して鋳物砂全体を所要の硬度にできる
鋳型造型装置を提供するものである。
内に投入すると、模型上方に砂密度は大きく、鋳
枠近傍の砂密度は小さい。そのため、鋳物砂上面
を上定盤によつてつき固めて鋳型硬度の均一化を
図つているが、鋳物砂が均一な硬度にならず、模
型の頂部上方の鋳物砂は硬く、鋳枠近傍の鋳物砂
は軟らかいため、搬送工程又は時間経過による鋳
型変形や鋳込圧力によるハリが発生するという問
題点がある。そこで、本発明はかかる問題点を解
消するためになされたもので、鋳枠近傍の鋳型硬
度を均一化して鋳物砂全体を所要の硬度にできる
鋳型造型装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段)
本発明の鋳型造型装置は、継ぎ枠と上定盤との
間に昇降自在な枠体を介設し、該枠体の内壁下端
部をテーパ状に形成したものである。
間に昇降自在な枠体を介設し、該枠体の内壁下端
部をテーパ状に形成したものである。
(作用)
鋳枠および継ぎ枠内に鋳物砂を投入した後、枠
体のテーパ部が鋳枠に係合するまで枠体を下降せ
しめると、継ぎ枠内の鋳物砂が継ぎ枠の中心方向
に移動して枠体近傍の鋳物砂を高密度状態に充填
し、次いで鋳物砂を上下定盤で押圧すると、鋳物
砂全体が所要の硬度になる。
体のテーパ部が鋳枠に係合するまで枠体を下降せ
しめると、継ぎ枠内の鋳物砂が継ぎ枠の中心方向
に移動して枠体近傍の鋳物砂を高密度状態に充填
し、次いで鋳物砂を上下定盤で押圧すると、鋳物
砂全体が所要の硬度になる。
(実施例)
第1図に本発明に係る鋳型造型装置が示され、
昇降自在なスクイズシリンダ1に模型2を有する
下定盤3が接続され、下定盤3には矩形状の鋳枠
4および継ぎ枠5が載置されている。継ぎ枠5の
上方にはフレーム7に取付けられた上定盤6が配
設され、継ぎ枠5と上定盤6との間に矩形状の枠
体8が介設されている。上定盤6の近傍には、4
個の下向きの枠体用シリンダ9が周設され、該シ
リンダ9は枠体8の上面四隅に接続し、枠体8の
内壁下端部がテーパ状に形成され、下降した枠体
8と鋳枠4とが前記テーパ部を介して係合可能に
形成されている。さらに、枠体用シリンダ9の近
傍には下向き継ぎ枠用シリンダ10が4個配設さ
れ、該シリンダ10は継ぎ枠5の上面四隅に接続
している。
昇降自在なスクイズシリンダ1に模型2を有する
下定盤3が接続され、下定盤3には矩形状の鋳枠
4および継ぎ枠5が載置されている。継ぎ枠5の
上方にはフレーム7に取付けられた上定盤6が配
設され、継ぎ枠5と上定盤6との間に矩形状の枠
体8が介設されている。上定盤6の近傍には、4
個の下向きの枠体用シリンダ9が周設され、該シ
リンダ9は枠体8の上面四隅に接続し、枠体8の
内壁下端部がテーパ状に形成され、下降した枠体
8と鋳枠4とが前記テーパ部を介して係合可能に
形成されている。さらに、枠体用シリンダ9の近
傍には下向き継ぎ枠用シリンダ10が4個配設さ
れ、該シリンダ10は継ぎ枠5の上面四隅に接続
している。
次に作動について述べる。
下定盤3上に載置された鋳枠4および継ぎ枠5
内に鋳物砂11を投入し、継ぎ枠5に沿つて鋳物
砂11を砂切りした後、枠体用シリンダ9を下方
向に伸長作動して枠隊8のテーパ部が鋳枠4に係
合するまで枠体8を下降せしめると、継ぎ枠5内
の鋳物砂11が継ぎ枠5の中心方向に移動して枠
体8近傍の鋳物砂11が高密度状態に充填され
る。次に、枠体用シリンダ9および継ぎ枠用シリ
ンダ10の油圧を解除した後、スクイズシリンダ
1を上方向に伸長作動して下定盤3を上昇させ、
鋳物砂11を上下定盤3,6で押圧すると、鋳物
砂11全体が所要の硬度になる。
内に鋳物砂11を投入し、継ぎ枠5に沿つて鋳物
砂11を砂切りした後、枠体用シリンダ9を下方
向に伸長作動して枠隊8のテーパ部が鋳枠4に係
合するまで枠体8を下降せしめると、継ぎ枠5内
の鋳物砂11が継ぎ枠5の中心方向に移動して枠
体8近傍の鋳物砂11が高密度状態に充填され
る。次に、枠体用シリンダ9および継ぎ枠用シリ
ンダ10の油圧を解除した後、スクイズシリンダ
1を上方向に伸長作動して下定盤3を上昇させ、
鋳物砂11を上下定盤3,6で押圧すると、鋳物
砂11全体が所要の硬度になる。
鋳物砂11の硬化後、継ぎ枠用シリンダ10を
上方向に収縮作動して継ぎ枠5を上昇させ、次い
で枠体用シリンダ9を上方向に収縮作動して枠体
8を上昇させると共に、スクイズシリンダ1を下
方向に収縮作動して下定盤3を下降させ、下定盤
3から鋳枠4を取り出すと、第2図に示す様な鋳
型が得られる。しかる後、空の別の鋳枠4を下定
盤3に載置し、継ぎ枠用シリンダ10を下方向に
伸長作動して継ぎ枠5と鋳枠4とを枠合せする。
上方向に収縮作動して継ぎ枠5を上昇させ、次い
で枠体用シリンダ9を上方向に収縮作動して枠体
8を上昇させると共に、スクイズシリンダ1を下
方向に収縮作動して下定盤3を下降させ、下定盤
3から鋳枠4を取り出すと、第2図に示す様な鋳
型が得られる。しかる後、空の別の鋳枠4を下定
盤3に載置し、継ぎ枠用シリンダ10を下方向に
伸長作動して継ぎ枠5と鋳枠4とを枠合せする。
(発明の効果)
本発明によれば、継ぎ枠と上定盤との間に昇降
自在な枠体を介設し、該枠体の内壁下端部をテー
パ状に形成したので、大きなエネルギーを必要と
せず、容易に鋳物砂全体を所要の硬度にできる。
自在な枠体を介設し、該枠体の内壁下端部をテー
パ状に形成したので、大きなエネルギーを必要と
せず、容易に鋳物砂全体を所要の硬度にできる。
第1図は本発明に係る鋳型造型装置の一部破断
正面図、第2図は造型された鋳型を示す断面図で
ある。 5……継ぎ枠、6……上定盤、8……枠体。
正面図、第2図は造型された鋳型を示す断面図で
ある。 5……継ぎ枠、6……上定盤、8……枠体。
Claims (1)
- 1 鋳枠および継ぎ枠を載置した下定盤と上定盤
とにより鋳物砂を押圧する鋳型造型装置におい
て、継ぎ枠と上定盤との間に昇降自在な枠体を介
設し、該枠体の内壁下端部をテーパ状に形成した
ことを特徴とする鋳型造型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27792589A JPH03142038A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 鋳型造型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27792589A JPH03142038A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 鋳型造型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03142038A JPH03142038A (ja) | 1991-06-17 |
JPH0367780B2 true JPH0367780B2 (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=17590198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27792589A Granted JPH03142038A (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 鋳型造型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03142038A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2115480B1 (es) * | 1994-11-30 | 1999-02-16 | Erana Agustin Arana | Cabezal mejorado para maquinas de moldeo de cjas de arena con impacto de aire. |
US5660221A (en) * | 1995-06-16 | 1997-08-26 | Sintokogio, Ltd. | Apparatus and method for producing molds |
US5794681A (en) * | 1996-06-07 | 1998-08-18 | Sintokogio, Ltd. | Molding machine |
JPH1177242A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-23 | Sintokogio Ltd | 鋳型造型装置 |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP27792589A patent/JPH03142038A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03142038A (ja) | 1991-06-17 |
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