JPS61242277A

JPS61242277A - 多列２段式駐車場

Info

Publication number: JPS61242277A
Application number: JP8170685A
Authority: JP
Inventors: 幸雄四方; 厚佐藤
Original assignee: Hitachi Zosen Corp
Current assignee: Hitachi Zosen Corp
Priority date: 1985-04-16
Filing date: 1985-04-16
Publication date: 1986-10-28
Also published as: JPH0532545B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は多列２段式駐車場に関する。

従来の技術従来の上下２段に車を駐車する構成の立体駐車場におい
ては、例えばケージを昇降自在に設け、ケージを降下さ
せた状態において車を入れ、この後ケージを上昇させて
該ケージの下に別個車を入れていた。

発明が解決しようとする問題点しかしながら、このような従来の駐車場によると、上段
の車を出入りさせるには必ず下段の車を出してからでな
ければ行えないという問題点があった。したがって、非
常に手間がかかり、車の出入りに時間がかかつていた。

本発明はこのような問題点を解決することのできる多列
２段式駐車場を提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段上記問題点を解決するため、本発明の多列２段式駐車場
は、地表に所要長さの地下ピットを設け、この地下ピッ
ト内に、上下２段に車を駐車可能な駐車ケージを多数並
列に並べて、かつ上昇限位置と下降限位置において位置
固定可能に設け、前記地下ピットの底に、各駐車ケージ
を昇降させるためのリフターを備えた走行台車を設ける
構成とした。

作用すなわち、このような構成で、例えば駐車ケージの上段
に駐車した車を出す場合は、走行台車を当該駐車ケージ
の下まで走行させ、リフターによって当該駐車ケージを
下降限まで降下させてその位置で固定する。そうすると
、当該駐車ケージの上段と地表とが面一となるので、上
段に駐車していた車を外へ出す。このとき、下段に駐車
していた車はピット内にある。

実施例以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図〜第４図において、（１）は地表（２）に設けら
れた所要長さの地下ピット、（３）は上下２段に車（４
）を駐車可能な駐車ケージで、地下ピット（１）内に多
数並列に並べて設けられ、かつ下段パレット（５）が地
表（２）と同一高さになる上昇位置と上段パレット（６
）が地表（２）と同一高さになる下降限位置において位
置固定可能に構成されている。すなわち、上昇限位置に
おいては、第４図に特に明らかなように、下段パレット
（５）下面の前後両側にブラケット（７）を重下して設
け、これら各ブラケット（７）に上端が円弧をなして折
れ曲がる係止片（８）を横軸（９）回りに回動自在に設
けてその上端をローラ付板バネ（６）で外方に付勢し、
一方、地下ピット（１）の内側面に係止片（８）化対応
して上段受は台（ロ）を設けてこの上段受は台（ロ）上
面の突起（２）に前記係止片（８）の折れ曲がり部（至
）を係止することによって位置固定する構成とされてい
る。係止片（８）の解除は後述するように解除用のシリ
ンダ装置によって該係止片（８）の下端に設けられた当
て板ａ４を押すことによってなされる。

下降限位置においては、地下ピット（１）の内側面所定
高さの所に適当数の下段受は台（至）を設け、各下段受
は台（至）間にわたって駐車ケージ（３）の下段パレッ
ト（５）を載置することによって位置固定する構成とさ
れている。

（ホ）は駐車ケージ（３）をスムーズに昇降させるため
の駐車ケージ昇降案内装置で、各駐車ケージ（３）に対
応して地下ピット（１）の内側面に鉛直方向に沿うＴ形
し−ル（２）を設け、各下段パレット（５）下面の前後
中間部にブラケットに）を垂下して設け、各ブラケット
に）に前記Ｔ形し−ル（２）の前面および両側面に当接
する三個の車輪に）■（２）を設けることによって構成
されている。

曽は地下ピット（１）の底に敷設されたレール、０珍は
このレールに）に沿って自走自在に設けられた走行台車
で、上部に前記各駐車ケージ（３）を昇降させるための
リフター（２）を備えている。本実施例におけるリフタ
ー（２）は、昇降用のシリンダ装置（至）によって台板
（ロ）を昇降させる機構のものが用いられている。そし
て、台板に）の前後両側に前記各係止片（８）に対応す
る係止片解除用のシリンダ装置（７）がブラケット（至
）を介して設けられている。＠（至）は走行台車（ロ）
の−側に設けられた前進カウントセンサおよび後進カウ
ントセンサで、地下ピット（１）の底に該カウントセン
サ＠（至）に対応して一定間隔おきに設けられた位置検
出用突片ＯＩに）の数をカウントして走行台車（２）の
位置を検出する働きをなすものである。笛８図に示す働
は走行台“車０］）の走行スペースを示しており、地下
ピット（１）の底から下段受は台（至）の受は面近傍の
範囲内において台車０珍は走行する。なお、第１図に示
す（６）は操作盤、榊は下段受は台（ロ）の受は面およ
び台板（至）の受は面に設けられた防振パッドである。

このような構成で、任意の駐車ケージ（３）の上下段に
車（４）を駐車しようとする場合は、先ず、当該駐車ケ
ージ（３）が下降限位置すなわち下段受は台（至）の上
に載置された状態にあれば、その状態で上段パレット（
６）上に車（４）を乗り入れる。次に、操作盤に）を操
作して当該駐車ケージ（３）の下まで走行台車（２）を
走行させ、リフターに）によって当該駐車ケージ（３）
を上昇位置まで上昇させる。この場合、各係止片（８）
の上端がローラ付板バネαＱによって外方に付勢されて
いるが、上昇の途中で先ずその上端円弧部が上段受は台
（ロ）の下端に当接し、後方に押しやられる。そして、
その状態で上段受は台（ロ）の突起（２）のところまで
達したところで折れ曲がり部（転）が突起（２）に係合
する状態となる。係止片（８）が上段受は台（ロ）の突
起（２）によって係止されることにより、駐車ケージ（
３）は上昇限に位置固定される。そこで、下段パレット
（５）に車（４）を乗り入れる。

一方、このような状態から駐車ケージ（３）の上段に駐
車した車（４）を出す場合は、先ず係止片解除用シリン
ダ装置■のロッドを伸展させ、係止片（８）の当て板α
◆を押して係止片折れ曲がり部（至）と突起（６）の係
合を解く。そして、リフター（至）によって当該駐車ケ
ージ（３）を下降限まで降下させ、下段受は台（ロ）の
上に載置する。これにより、上段パレット（６）と地表
（２）とが同一高さく面一）となるので、上段パレット
（６）に駐車していた車（４）を外へ出す。このとき、
下段パレット（５）に駐車していた車（４）はピット（
１）内にある。

発明の効果以上本発明によれば、上段の車を出入りさせるのに下段
の車を出さなくて済み、車の出入りに要する手間および
時間を大幅に削減することができる。また、一台の走行
台車ですべての駐車ケージを昇降させることができるの
で、構造が簡単でかつイニシャルコストおよびランニン
グコストを抑えることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は側面図、第２
図は正面図、第８図は全体概略斜視図、第４図は第１図
のイ部拡大図である。

Claims

【特許請求の範囲】

１、地表に所要長さの地下ピットを設け、この地下ピッ
ト内に、上下２段に車を駐車可能な駐車ケージを多数並
列に並べて、かつ上昇限位置と下降限位置において位置
固定可能に設け、前記地下ピットの底に、各駐車ケージ
を昇降させるためのリフターを備えた走行台車を設けた
ことを特徴とする多列２段式駐車場。