JPS6124182Y2 - - Google Patents

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JPS6124182Y2
JPS6124182Y2 JP3210981U JP3210981U JPS6124182Y2 JP S6124182 Y2 JPS6124182 Y2 JP S6124182Y2 JP 3210981 U JP3210981 U JP 3210981U JP 3210981 U JP3210981 U JP 3210981U JP S6124182 Y2 JPS6124182 Y2 JP S6124182Y2
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JP
Japan
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lid
rice
rice cooker
inner case
rice bowl
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JP3210981U
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JPS57143017U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は炊飯と保温を兼用する電子炊飯ジヤー
に関するものである。
第3図に示す従来の電子炊飯ジヤーでは、保温
時に飯器蓋8の下面で結露するのを防止するため
に外蓋7の下面に蓋ヒータ(露取用ヒータ)30
を取付けて上方から飯器蓋8を加熱するようにし
ているが、外蓋7側に蓋ヒータ30を取付ける場
合には専用の蓋ヒータが必要となるとともにその
蓋ヒータ30への結線(本体と蓋にまたがる)が
複雑となるという問題がある。
又、第3図に示す従来の電子炊飯ジヤーにおい
ては、飯器蓋8は、外蓋7の下面中央部に設けら
れた弾性部材(弾性ゴム)20でもつて下方に付
勢されていて、閉蓋時に該飯器蓋8の外周部が飯
器6の上方開口部6aに圧接せしめられるように
なつているが、この従来の電子炊飯ジヤーでは、
飯器蓋8は閉蓋時に中央部のみしか押圧されない
ため、例えば飯器蓋8又は飯器6などに製作寸法
誤差があつたり或いは飯器蓋8が変形したときな
どにおいては、飯器蓋8の外周部8aと飯器6の
上方開口部6aとが全周に亘つて完全に密着しな
くなることがあり、該両者間のシール性が劣ると
いう問題があつた。
本考案は上記した従来の電子炊飯ジヤーの問題
点に鑑み、蓋側に露取用ヒータを取付けなくても
よいようにするとともに、飯器蓋の外周部と飯器
の上方開口部との間のシール性を向上せしめ得る
ようにすることを目的としてなされるものであつ
て、本考案は、底部に炊飯ヒータを取付けた内ケ
ースと外ケースとの間に断熱材を収容してなる本
体内に飯器を収容し、さらに前記本体の上部に、
外蓋と該外蓋の下面に該外蓋に対して上下動可能
に支持された飯器蓋からなる蓋体を載置した電子
炊飯ジヤーにおいて、前記内ケースの上方部裏面
に保温ヒータを取付けるとともに、前記外蓋の下
面に、前記飯器蓋とは別体でしかも熱伝導性の良
好な材料からなる環状の伝導部材を、閉蓋時に前
記飯器蓋の外周部と前記内ケースとの双方にまた
がつてしかも該飯器蓋外周部と内ケースに弾性的
に圧接する如くして設けたことを特徴とするもの
である。
以下、本考案の電子炊飯ジヤーを添付の各実施
例に基づいて説明すると、第1図及び第2図には
それぞれ本考案の第1および第2実施例の電子炊
飯ジヤーが示されている。
第1図に示す本考案第1実施例の電子炊飯ジヤ
ーにおいて符号1は炊飯ジヤーの本体で、該本体
1は外ケース4と内ケース5の二重壁の間に断熱
材13を充填して構成している。符号2は内部に
断熱材14を充填した外蓋7と伝導性の良好な板
金製の飯器蓋8からなる蓋体、6は内ケース5内
に収容された飯器を示している。
蓋体2は本体1の上部に蝶番3によつて枢着さ
れている。
本体1の外ケース4と内ケース5とはその上部
において環状の肩部材9によつて連結されてい
る。
内ケース5の底部には炊飯ヒータ11が取付け
られ、又、内ケース5の上方部裏面には保温ヒー
タ12が取付けられている。
内ケース5の上方部には拡径部15が形成され
ており、さらに該拡径部15の上端には外向きの
フランジ16が形成されている。保温ヒータ12
は該外向きのフランジ16の下面に取付けられて
いる。
飯器蓋8は外蓋7の下面中央部においてピン1
8によつて支持されている。又、この飯器蓋8
は、閉蓋時には該飯器蓋8と外蓋7の間に介設さ
れた弾性ゴム20によつて下方に付勢された状態
で飯器6上に載置される。
又、飯器蓋8は前記内ケース5の上部に形成さ
れたフランジ16に接触する大きさをもつており
蓋体2の閉蓋時には飯器蓋8の外周部8aがその
全周に亘つて内ケースフランジ16上に接触する
ようになつている。
前記外蓋7の下面には、保温ヒータ12からの
熱を飯器蓋8側へ伝導するための伝熱部材Bが設
けられている。この伝熱部材Bは、伝熱性が良好
でしかも弾性をもつ環状の金属板10が採用され
ている。この金属板10からなる伝熱部材Bは内
ケースフランジ16と飯器蓋外周部8aに跨がる
環状の幅をもつており、さらに該金属板10は外
蓋7の下面にビス22によつて固定されている。
又、この金属板10には、その外周側に飯器蓋
外周部8aを押圧するための環状の蓋押え部23
とその外周部側に内ケースフランジ16に接触す
る環状のフランジ接触部24がそれぞれ下方に向
けて突出形成されている。なお、蓋押え部23及
びフランジ接触部24の各下端にはそれぞれ内向
き鍔部23a及び外向き鍔部24aが屈曲形成さ
れており、それぞれ接触面積が大きくするように
している。又蓋押え部23及びフランジ接触部2
4は適度のバネ性を有しており、蓋体2の閉蓋時
には前記弾性ゴム20による付勢作用と協動して
蓋押え部23が飯器蓋外周部8aを弾性的に押圧
して飯器6の上方開口部6aを密閉すると同時に
フランジ接触部24が内ケースフランジ16上に
圧接するようになつている。従つてこの第1図の
電子炊飯ジヤーでは、保温ヒータ12からの発熱
の一部が内ケースフランジ16、金属板10(伝
導部材B)のフランジ接触部24及び蓋押え部2
3を介して飯器蓋8の外周部8aに伝熱されるよ
うになつている。なおこの場合の金属板10の材
料としては適度の伝熱性と弾性をもたせ点でステ
ンレス鋼を使用している。
この第1実施例においては飯器蓋8が直接飯器
6上に載置されており、飯器蓋外周部8aがその
まま飯器蓋8と飯器6の間をシールするシール部
材Aとして作用している。又、この場合、伝熱部
材Bとして作用している金属板10のバネ作用に
よつて飯器蓋外周部8aと飯器6の間の接触圧が
増大せしめられている。従つて飯器蓋外周部8a
と飯器上方開口部6aとの間が全周に亘つて密着
するようになり、該両者(8aと6a)の間から
の蒸気漏れを可及的に阻止することができる。
第2図に示す本考案第2実施例の電子炊飯ジヤ
ーでは、伝熱部材Bとして第1図の伝熱部材Bと
同形状の金属板10を使用し該金属板10′を下
方に付勢するためにスプリング25を使用してい
る。この金属板10′はビス22によつて外蓋7
の下面に支持されしかもスプリング25によつて
下方に付勢された状態で取付けられており、金属
板10′の蓋押え部23が常に飯器蓋外周部8a
を押圧するようになつている。この第2図の実施
例では金属板10′に弾性をもたせなくてもよ
く、金属板10′として伝熱性のみを考慮してア
ルミニウム等を利用することができる。
尚、この第2実施例においても飯器蓋外周部8
aが飯器6上に載されており、さきの第1実施例
の場合と同様、飯器蓋外周部8aが飯器蓋8と飯
器6との間のシール部材Aとして作用している。
又、このシール部の接触圧はスプリング25によ
つて増大せしめられている。
尚、第1図及び第2図の各実施例の電子炊飯ジ
ヤーにおいては、飯器蓋8を下方に付勢するため
の弾性ゴム20(第1図)を必要に応じて適宜省
略することができる。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案の電
子炊飯ジヤーは次のような効果がある。
(1) 保温ヒータ12を内ケース5の上方部裏側に
取付け、さらに飯器蓋8と飯器6との間を伝熱
部材Bによつて伝熱的に接続するようにしてい
るので、飯器6側に取付けた保温ヒータ12の
熱を飯器蓋8側に伝達することができ、従来の
電子炊飯ジヤー(第3図)で利用されていた露
取り用の蓋ヒータを省略することができる。
(2) 伝熱部材Bは、環状に形成されしかも閉蓋時
に飯器蓋8の外周部8aに弾性的に圧接する如
くして外蓋7下面に設けられているので、閉蓋
時には該伝熱部材Bによつて飯器蓋8の外周部
8aをその全周に亘つて飯器6側に圧接せしめ
得るようになり、例えば飯器蓋8又は飯器6に
少しぐらいの寸法誤差があつたり或いは飯器蓋
8が変形したりしていた場合であつても、飯器
蓋8の外周部8aと飯器6間を全周に亘つて良
好にシールならびに伝熱させることができ、従
来(第3図)の電子炊飯ジヤー(飯器蓋8をそ
の中央部でのみ押圧するもの)に比べてシール
性並びに伝熱性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる電子炊飯ジ
ヤーの上方部分を切開した正面図、第2図は本考
案の第2実施例にかかる電子炊飯ジヤーの要部断
面図、第3図は従来の電子炊飯ジヤーの一部切開
正面図である。 1……本体、2……蓋体、4……外ケース、5
……内ケース、6……飯器、7……外蓋、8……
飯器蓋、8a……外周部、11……炊飯ヒータ、
12……保温ヒータ、13……断熱材、B……伝
熱部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部に炊飯ヒータ11を取付けた内ケース5と
    外ケース4との間に断熱材13を収容してなる本
    体1内に飯器6を収容、さらに前記本体1の上部
    に、外蓋7と該外蓋7の下面に該外蓋7に対して
    上下動可能に支持された炊飯蓋8からなる蓋体2
    を載置した電子ジヤーであつて、前記内ケース5
    の上方部裏面に保温ヒータ12取付けるととも
    に、前記外蓋7の下面に、前記飯器蓋8とは別体
    でしかも熱伝導性の良好な材料からなる環状の伝
    熱部材Bを、閉蓋時に前記飯器蓋8の外周部8a
    と前記内ケース5との双方にまたがつてしかも該
    飯器蓋外周部8aと内ケース5に弾性的に圧接す
    る如くして設けたことを特徴とする電子炊飯ジヤ
    ー。
JP3210981U 1981-03-05 1981-03-05 Expired JPS6124182Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3210981U JPS6124182Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

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JP3210981U JPS6124182Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

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Publication Number Publication Date
JPS57143017U JPS57143017U (ja) 1982-09-08
JPS6124182Y2 true JPS6124182Y2 (ja) 1986-07-21

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ID=29829504

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JP3210981U Expired JPS6124182Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

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