JPS6123970Y2 - - Google Patents

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JPS6123970Y2
JPS6123970Y2 JP12651580U JP12651580U JPS6123970Y2 JP S6123970 Y2 JPS6123970 Y2 JP S6123970Y2 JP 12651580 U JP12651580 U JP 12651580U JP 12651580 U JP12651580 U JP 12651580U JP S6123970 Y2 JPS6123970 Y2 JP S6123970Y2
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JP
Japan
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joint
liquid gasket
groove
gasket
flange joint
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JP12651580U
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JPS5748351U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、液状ガスケツトを使用するフラン
ジ継手に関するものである。
従来の技術と考案が解決しようとする問題点 一般に、相対向した開口面を有する二つの物
体、例えばエンジン本体とオイルパンを接合する
場合には、両フランジ継手間に固形ガスケツトを
介装してボルトにて締結している。ところで、上
記固形ガスケツトに代えて液状ガスケツトを使用
する場合にあつて、平面状のフランジ継手間、或
は一方のフランジ継手面に液状ガスケツト溜り溝
を形成してこの溝内に液状ガスケツトを充填・介
装したものもあるが、これでは液状ガスケツトが
フランジ継手の両側面にはみ出してしまい、一方
の側面を外側面として使用する場合に不都合であ
るといつた問題がある。
かかる液状ガスケツトを用いたシール構造の先
行技術例として、特開昭53−71745号公報に記載
のものが知られている。この先行技術例は、シー
ル面に形成された凸条によりその部分に薄い液状
ガスケツト層を形成して未硬化時の無シール性を
解決し、又シール面に形成された凹条によりその
部分に厚肉の液状ガスケツト層を形成して、接着
はがれやガスケツト切れを防止するものである。
ところで、この先行技術例の構成で前記凸条側
のフランジ継手面に液状ガスケツトを介装しない
ようにして該凸条側のフランジ継手面に液状ガス
ケツトがはみ出さないように使用すれば、締結部
の位置が液状ガスケツトの介装される低い継手面
にあることから、前記低い継手面、凹条部及びボ
ルト通し孔の部分が撓み安定した接合ができな
い。
考案の目的 この考案は、これらの事情に鑑みてなされたも
ので、相接合するフランジ継手間に介装する液状
ガスケツトが、はみ出しては不都合なフランジ継
手側面にはみ出さないようにしたフランジ継手を
提供することを目的としている。
又、この考案の他の目的は、液状ガスケツトの
塗布位置が決まり、安定した高いシール性を得る
ことができ、又低いフランジ継手面側を高圧側と
することにより、シール圧増加を図れるようにし
たフランジ継手を提供しようとするものである。
更に、この考案の他の目的は、他方の継手面に
直接当接する当接面部を構成してこの当接面部を
締結部材で締結することにより、液状ガスケツト
が介装される低い面側の継手面が撓んだり、締結
部が変形するといつたことがなく、継手面全体が
均一に相接合でき安定した高いシー性を得ること
ができるようにしたフランジ継手を提供しようと
するものである。
問題点を解決するための手段 前記目的を達成するため本考案によるフランジ
継手は、締結側継手と被締結側継手との少なくと
も一方のフランジ継手面内に、この継手面の周方
向に沿つた溝部を形成し、この溝部を含むフラン
ジ継手面内に液状ガスケツトを介装するものにお
いて、前記少なくとも一方の継手の高圧側継手面
に前記溝部を含む一段低い段部を形成して液状ガ
スケツトを介装するガスケツト装着部を構成し、
且つ少なくとも一方の継手の低圧側継手面に他方
の継手面と当接する当接面部を構成すると共に、
この当接面部を締結部材で締結するものである。
考案の実施例 以下、図面を参照してこの考案の実施例を具体
的に説明する。
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
している。これらの図において、符号1は締結側
フランジ継手、2は被締結側フランジ継手で、そ
の一方、例えば締結側フランジ継手1の高圧側継
手面は第1図に示す如く一段低い段差Hを有する
段部に形成され、この低い継手面の周方向に沿つ
て液状ガスケツト溜り用の溝3が形成されてお
り、第2図に示すようにこの溝3を含む低い継手
面は液状ガスケツト5が介装されるガスケツト装
着部となつている。又、前記一方、例えば締結側
フランジ継手1の低圧側継手面は、第2図に示す
如く被締結フランジ継手2の継手面に直接当接す
る当接面部を構成している。そして、この当接面
部が締結部となつており、第3図に示すように溝
3と溝3との間に形成した当接面部にボルト用ね
じ孔4が形成され、図示しないボルトにより前記
締結側フランジ継手1の当接面部と被締結側フラ
ンジ継手2の継手面とを当接した状態で締結する
ようになつている。
このような構成では、液状ガスケツト5はフラ
ンジ継手1の一段低い継手面内に形成された溝3
内に塗布すればよいので、その塗布位置が決ま
り、又前記液状ガスケツト5を塗布する溝3は継
手面内のうち前記のように一段低い継手面内に形
成されていることから、塗布する液状ガスケツト
5が誤つて高い面側、即ち当接面部にも塗布され
るといつたことを防止できる。前記液状ガスケツ
トの塗布後は、例えば締結側フランジ継手1の継
手面に、被締結側フランジ継手2の継手面を相接
合し、締結側フランジ継手1の当接面部と被締結
側フランジ継手2の該当接面部と当接する継手面
をボルトにて締結すれば、前記塗布された液状ガ
スケツト5は溝3及び低い面側、即ちガスケツト
装着部にのみ充填・介装され、前記当接面部側に
は介装されることなく、したがつてこの当接面部
の側端面に液状ガスケツトがはみ出すことはな
い。さらに、前記のようにボルトにて締結する締
結部は、被締結側フランジ継手の継手面に当接す
る高い面側の当接面部であることから、低い面側
の継手面、或はボルト用ねじ孔4等に応力が加わ
つてこれらが撓んだり変形することがなく、継手
面全体を均一に相接合することができる。
第4図は本考案の変形例を示している。これ
は、高い面側の当接面部に形成される締付ボルト
用ねじ孔4を迂回して、低い面側の溝3を形成し
たものである。
尚、この考案において、溝3及び段差Hは締結
側フランジ継手1及び被締結側フランジ継手2の
双方に相対向して形成してもよいものである。
考案の効果 以上説明したようにこの考案によれば、フラン
ジ継手の一側、例えば液状ガスケツトがはみ出し
ては不都合な一側面にはこの液状ガスケツトがは
み出すことはなく、又、液状ガスケツトの塗布位
置が決まり、安定した高いシール性を得ることが
でき、さらに、低いフランジ継手側を高圧側とす
ることによつて、シール圧の増加を図ることがで
きる。さらに、締結によつて液状ガスケツトが介
装される低い面側の継手面が撓んだり、締結部が
変形するといつたことがなく、継手面全体が均一
に相接合でき安定した高いシール性を得ることが
できるといつた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るフランジ継
手の締結前の状態を示す断面図、第2図は締結後
の状態を示す断面図、第3図はフランジ継手のA
−A矢視平面図、第4図は他の実施例を示す平面
図である。 符号1,2はフランジ継手、3は溝、Hは段
差、5は液状ガスケツトを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 締結側継手と被締結側継手との少なくとも一方
    のフランジ継手面内に、この継手面の周方向に沿
    つた溝部を形成し、この溝部を含むフランジ継手
    面内に液状ガスケツトを介装するものにおいて、
    前記少なくとも一方の継手の高圧側継手面に前記
    溝部を含む一段低い段部を形成して液状ガスケツ
    トを介装するガスケツト装着部を構成し、且つ少
    なくとも一方の継手の低圧側継手面に他方の継手
    面と当接する当接面部を構成すると共に、この当
    接面部を締結部材で締結することを特徴とするフ
    ランジ継手。
JP12651580U 1980-09-04 1980-09-04 Expired JPS6123970Y2 (ja)

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JP12651580U JPS6123970Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04

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JP12651580U JPS6123970Y2 (ja) 1980-09-04 1980-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS5748351U JPS5748351U (ja) 1982-03-18
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JP6666584B2 (ja) * 2015-12-09 2020-03-18 三菱自動車エンジニアリング株式会社 シール構造

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JPS5748351U (ja) 1982-03-18

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