JPS61238192A - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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Publication number
JPS61238192A
JPS61238192A JP60079785A JP7978585A JPS61238192A JP S61238192 A JPS61238192 A JP S61238192A JP 60079785 A JP60079785 A JP 60079785A JP 7978585 A JP7978585 A JP 7978585A JP S61238192 A JPS61238192 A JP S61238192A
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JP
Japan
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signal
recording
signals
recorded
tracks
Prior art date
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JP60079785A
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English (en)
Inventor
Seiji Higure
誠司 日暮
Yasutoshi Matsuo
泰俊 松尾
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気記録装置に係り、特に輝度信号と色信号と
を別々の回転ヘッドにより、別々のトラックに、かつ、
同時に記録すると共に、音声信号も上記回転ヘッドによ
り上記色信号トラックに同時に記録する磁気記録装置に
関する。
従来の技術 現在、1/2インチ幅の磁気テープを使用したヘリカル
スキャン方式磁気記録再生装置1(VTR)は、家庭囲
では記録再生し得る帯域が比較的狭いために、カラー映
像信号から分離した輝度信号と搬送色信号のうち輝度信
号は周波数変調して被周波数変調波とし、搬送色信号は
低域変換搬送色信号とした侵、上記被周波数変調輝度信
号に周波数分割多重し、この周波数分割多重信号を磁気
テープに記録し、これを再生する、所謂低域変換カラー
記録再生方式を採用しており、またテープ利用効率向上
のため、相隣るトラックを記録する各回転ヘッドのアジ
マス角度が異ならしめられたガードパンドレス記録方式
を採用している。これに対し、放送用を目的とした業務
用VTRでは、特にカメラ一体形VTRの場合、装置の
小型、軽量化及び再生カラー映像信号の高画質化を目的
として、家庭用VTRと同じテープ幅の磁気テープに、
輝度信号と色信号とを別々の回転ヘッドで別々のトラッ
クに記録し、かつ、相隣るトラック間にはガートバンド
を設けて記録し、これを再生する方式を採用している。
第8図及び第9図は夫々上記の従来のカメラ一体形VT
Rで記録形成されたトラックパターンの各個を示す。第
8図において、磁気テープ1の長手方向に対して傾斜し
たトラック2+ * 2z +23は夫々被周波数変調
輝度信号(以下FM輝度信号という)が記録されたトラ
ックで、他方、トラック3+ 、32.33は夫々色差
信号1.Qで別々の搬送波を別々に周波数変調して得た
第1゜第2の被周波数変調色差信号(以下、FM色差信
号という)が周波数分割多重されて記録されているトラ
ックである。トラック2Iと31とは同一フィールドの
FM輝度信号とFM色差信号とが同時に、かつ、別々に
記録されたトラックで、同様、にトラック22と32.
23と33は夫々同じフィールドのFM輝度信号とFM
色差信号とが同時に、かつ、別々に記録されたトラック
である。更に、トラック21〜23.3+〜33を記録
形成する複数の回転ヘッドはすべて同一アジマス角度で
あり、相隣るトラック間にはガートバンド(信号無記録
帯)が形成されている。なお、第8図中、41及び42
は第1.第2チヤンネルの音声信号が記録されたオーデ
ィオトラック、5はコントロールヘッドにより形成され
たコントロールトラック、6はタイムコードヘッドによ
り形成されたタイムコードトラックである。
他方、第9図に示す磁気テープ7上には、傾斜トラック
8+ 、82.9+ 、92と、第1.第2チヤンネル
のオーディオトラック101,102と、タイムコード
トラック11とコントロールトラック12とが夫々記録
形成されている。記録トラック81及び82はアジマス
角度−15°の回転ヘッドによりFM輝度信号が記録さ
れたトラックで、記録トラック91及び92はアジマス
角度+15°の回転ヘッドによりFM時間軸圧縮色差信
号が記録されたトラックである。ここで、上記FM時間
軸圧縮色差信号は、色差信号(R−Y)及び(B−Y)
の時間軸を1/2に圧縮した後それらをH/2(ただし
、Hは水平走査期間)毎に交互に時分割多重し、この時
分割多重信号で搬送波を周波数変調して得た信号である
。上記のアジマス角度−15°の2個の第1の回転ヘッ
ドと、アジマス角度+15°の2個の第2の回転ヘッド
とにより、トラック81と9電とを同時に、かつ、別々
に記録形成した後、次の1フイールドでトラック82と
92とを同時に、かつ、別々に記録形成し、以下同様に
してトラックが2本ずつ記録形成されていく。更にトラ
ック81 * 82 + 91 +92のうち相隣62
本のトラック間には、ガートバンドが形成され、互いの
°クロストークを避けている。
上記の第8図及び第9図のいずれのトラックパターンを
形成するカラー映像信号記録再生装置においても、輝度
信号と色差信号とを別々のトラックに記録し、これを再
生するので、前記した低域変換カラー記録再生方式のV
TRにおいてFMIIi度信号と低信号換搬送色信号と
を同時に非直線伝送系の磁気テープ上の同じトラックに
記録し再生するために生ずるモアレは発生せず、また輝
度信号及び色差信号の画記録再生帯域を夫々十分に広く
とることができ、また低域変換搬送色信号をFMini
度信号によりバイアス記録するものではないので、再生
色差信号のS/N (信号対雑音比)を改善でき、以上
より低域変換カラー記録再生方式のVTRに比し高画質
の再生カラー映像信号を得ることができる。
しかるに、上記従来のカラー映像信号記録再生装置は、
いずれもガートバンドを設けているため磁気テープの利
用効率が悪く、また再生時に回転ヘッドがガートバンド
を越えて隣接トラックを走査してしまった場合は、相隣
る2本のトラックにはFMIi度信号とFM色差信号と
が別々に記録されているために、輝度信号用回転ヘッド
(又は色差信号用回転ヘッド)でFM色差信号(又はF
M輝度信号)を再生することになり、両トラックの再生
信号間にはフィールド相関が無く、よって前記した低域
変換カラー記録再生方式を採用した家庭用VTRで行な
っているような、フィールド相関を利用したクロストー
クキャンセル方法は利用することができず、クロストー
クが目立った再生画像となってしまうという問題点もあ
った。
更に第9図に示すトラックパターンを形成する従来のカ
ラー映像信号記録再生装置では再生時のトラッキングず
れが、アジマス角の異なる2個の回転ヘッドからの再生
輝度信号と再生色差信号との間に相互の時間差を生じさ
せてしまうという問題点もあった。
そこで、本出願人は先に特願昭60−35827号、特
願昭60−35828号にて、カラー映像信号を構成す
る3種の信号を、例えば後述する第5図に示す如く、テ
ープ幅方向上互いに分離した領域に別々のトラックを形
成して記録し、これを再生するカラー映像信号記録再生
装置を提゛案した。かかる本出願人の提案になるカラー
IK’ll信号記録再生装置によれば、同時に、かつ、
別々に記録形成される複数本のトラックはテープ幅方向
上完全に分離しているので、各トラックの再生信号間の
相互干渉を防ぐことができ、更に前記した従来装置の諸
問題点を悉く解決することができる。
発明が解決しようとする問題点 かかる本出願人の提案になるカラー映像信号記録再生装
置において、カラー映像信号を構成する3種の信号、例
えば輝度信号と2種の色差信号とは夫々テープ幅方向上
の例えば2本のトラックに、別々に記録されるが、その
場合、高品質の音声信号を得るべく回転ヘッドにより音
声信号も記録するものとすると、音声信号をどのような
信号形態で、かつ、どちらの側のトラックに記録するか
が問題となる。音声信号を回転ヘッドにより記録する場
合、通常は被周波数変調音声信号(FM音声信号)かパ
ルス符号変調された音声信号(PCM音声信号)の信号
形態で記録することが考えられる。しかし、FM音声信
号の場合は狭帯域で伝送できる反面、回転ヘッドの再生
出力信号のつなぎ目(ヘッドスイッチング)の部分で、
再生FM音声信号の位相がテープ張力の差などによって
完全に同一とならないので、スイッチングされた部分で
位相が変化することになり、再生FM音声信号をI調し
て得た出力中に、変化した位相に相当するパルス性ノイ
ズが発生してしまう。このため、このパルス性ノイズを
低減するための雑音低減回路が必要となる。またFM音
声信号はアナログ信号だから、ダビング記録する都度信
号劣化が著しくなる。
これに対し、PCM音声信号の場合は、水平。
垂直の各ブランキング期間を作り、また上記ヘッドスイ
ッチング時の影響を避け、更にステレオ音声信号の場合
は左チャンネルと右チャンネルの両音声信号の各々をパ
ルス符号変調し、時間軸圧縮を行ない、左チャンネルと
右チャンネルのPCM音声信号を時分割記録しているた
め、ヘッドスイッチング時の伝送を避けることができ、
上記のヘッドスイッチング時の位相の変化を無視できる
また、ディジタル信号であるからPCM音声信号の場合
はダビングによる信号劣化が極めて少ない。
従って、より高忠実度、高品質の音声信号記録再生のた
めにはPCM音声信号の信号形態で記録することが望ま
しいことになる。
しかし、PCM音声信号をダイレクト記録する場合は、
スペクトラムが広がるため、所要の帯域に帯域制限する
とエラーレートが悪化し、狭帯域で伝送するには無理が
ある。他方、狭帯域のPCM音声信号伝送として、4相
PSK(位相偏移変調)や4相DPSK(差動位相偏移
変調)が知られている。この4相PSK及び4相DPS
Kは、4つの位相のいずれかで4種の情報のいずれか−
を伝送するから、2ビツトに1回の位相変調でよく、搬
送波の位相の切換速度(シンボルレート)はビットレー
トの半分で良くなり、ビットレート分の帯域で伝送する
ことができ、IMH2程度の狭帯域で伝送することがで
きる。
次に、音声信号をどちらのトラックに記録するかにらき
検討するに、FM輝度信号に、音声信号を周波数分割多
重して記録する場合、上記の1MH2程度の狭帯域のP
CM音声信号でも、その1MHz程度分、FM輝度信号
の記録帯域が制限されることとなり、より高画質、高解
像度の再生輝度信号を得ることができない。これに対し
、色信号トラックには、例えば2種の色差信号で2つの
搬送波を別々に周波数変調して得た、互いに帯域の異な
る2種のFM色差信号を周波数分割多重した信号が記録
されるが、これら2種のFM色差信号の帯域間には1M
Hz程度の使用されていない周波数領域が存在する。
そこで、本発明は輝度信号記録トラックと別々に、かつ
、同時にテープ幅方向に分離して記録形成される色信号
トラックに、4相PSK又は4相DPSK変調された音
声信号を周波数分割多重して記録することにより、上記
の問題点を解決した磁気記録装置を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 本発明になる磁気記録装置は、本出願人が先に特願昭6
0−35827号、特願昭60−35828号にて提案
したカラー映像信号記録再生装置の記録系に、AD変換
器よりの音声信号を4相PSK変調又は4相DPSK変
調する変調手段と、この変調手段の出力ディジタル音声
信号を帯域制限するフィルタ回路と、このフィルタ回路
の出力ディジタル音声信号を2種の変調色信号よりなる
多重信号又は2種の変調色信号のうちのいずれか一方の
変調色信号に多重する混合回路とを設けたものである。
作用 0組(ただし、nは2又は3)の回転ヘッドにより、テ
ープ幅方向上にn分割された領域の−には被周波数変調
輝度信号記録トラック群が形成され、かつ、他の−又は
二の領域には2種の変調色信号よりなる多重信号の記録
トラック群、又は2種の変調色信号が別々に記録された
トラック群が形成されるが、そのうちの一の領域の変調
色信号が記録されているトラック群に、上記フィルタ回
路の出力ディジタル音声信号が記録される。以下、本発
明の一実施例について第1図乃至第7図と共に説明する
実施例 第1図は本発明装置の一実施例のブロック系統図を示す
。同図中、入力端子20.21及び22に入来した赤(
R)、緑(G)及び青(B)の各原色信号はエンコーダ
23に夫々供給される。エンコーダ23はこれらの三原
色信号と複合同期信号発生器24よりの複合同期信号と
が夫々供給され、輝度信号と複合同期信号が多重された
色差信号R−Yと、複合同期信号を有しない色差信号B
−Yの3種の信号を出力する。エンコーダ23より取り
出された輝度信号は自動利得制御回路(AGC回路)2
5.低域フィルタ28.エンファシス回路31.ホワイ
ト・ダーククリップ回路34を夫々経て周波数変調器3
7に供給される。他方、エンコーダ23より取り出され
た2種の色差信号(R−Y)、(B−Y)は、AGC回
路26゜27と、低域フィルタ29.30とエンファシ
ス回路32.33とホワイト・ダーククリップ回路35
.36とを夫々通して周波数変調器38゜39に供給さ
れる。
周波数変調器37からは第2図(A)に示す如く、搬送
波偏移帯域fが5MHz 〜6.4MHz t’、下側
波帯、上側波帯が夫々I[L、IIUで示されるFM輝
度信号が取り出されて高域フィルタ40゜記録アンプ4
3.ロータリートランス441及び442を夫々通して
第1及び第2の回転ヘッドY1及びY2に夫々供給され
る。一方、周波数変調器38.39からは第1.第2の
FM色差信号が取り出される。第2図(B)はこの第1
及び第2のFM色差信号及び後述するディジタル音声信
号の周波数スペクトラム(周波数アロケーション)の−
例を示す。第2図(B)中、■は色差信号(R−Y)で
第1の搬送波を周波数変調して得た第1のFM色差信号
の周波数スペクトラムで、その搬送波偏移帯域DIcは
5.5M Hz 〜6.5M Hzに選定されており、
その下側波帯、上側波帯は111L、I[Iuで示され
る。一方、■は色差信号(B−Y)で第2の搬送波を周
波数変調して得た第2のFM色差信号の周波数スペクト
ラムで、その搬送波偏移帯域TVcは1.25 MHz
 〜1.75 MHzに選定されており、その下側波帯
、上側波帯はrVL、rVuで示される。周波数変調器
38より取り出された上記の第1のFM色差信号と、周
波数変調器39より取り出された上記の第2のFM色差
信号とは、夫々帯域フィルタ41.42を通して混合回
路45に供給されて、ここで周波数分割多重される。
他方、入力端子46.47には第1.第2チヤンネルの
アナログ音声信号が例えば2対1の対数圧伸型のノイズ
リダクション回路及び低域フィルタ(いずれも図示せず
)を通して入来し、これよりAD変換器48.49に供
給され、ここで例えば44.056 kH2の標本化周
波数による標本化機量子化されて例えば量子化ビット数
10ビツトのPCM信号に変換された後エンコーダ50
に夫々供給される。エンコーダ50’は上記のPCM信
号に対して非線形量子化を行なって量子化ビット数10
ビツトを量子化ビット数8ビツトに圧縮する処理を行な
うと共に垂直のブランキング期間を設け、かつ、2チヤ
ンネルのPCM信号を時□分割多重して伝送するために
時間軸圧縮され、その後に同期信号や誤り訂正コード(
ECC)、誤り検査コード(例えばCRCC)等を付加
されて1ブロック単位のディジタル音声信号に変換され
る。。
第3図は上記のディジタル音声信号の1ブロツクの信号
フォーマットを示す、W4図中、1ブロツクは140ビ
ツトからなり、その第1ビツト目から第12ビツト目ま
でのSで示す位置56には12ビツトの固定パターンの
同期信号が配置され、次の第13ビツト目から第108
ビツト目までの96ピツトの位1257には量子化ビッ
ト数8ビツトの2チヤンネルのディジタルオーディオデ
ータが6サンプルずつ時分割多重される。更に残りの3
2ビツトのうち、前半の16ビツトの位置58には8ピ
ツトの誤り訂正コードFCCが2つ配置され、後半の1
6ビツトの位置59にはそのブロックの誤りを検出する
ための誤り検査コード(ここではサイクリック・リダン
ダンシイ・チェック・コード(CRCC))が配置され
る。これら、170ツクのディジタルデータは2H(た
だし、Hは水平走査期間)かけて、かつ、ヘッドスイッ
チング期間、例えば垂直ブランキング期間の前後16H
又は17Hの期間とを夫々避けた期間内で伝送される。
ディジタルデータは上記のブロック単位で時系列的に合
成されてエンコーダ50より取り出されて第1図に示す
4相DPSK変調器51に供給される。
4相DPSK変調器51は入力ディジタルデータを直並
列変換した後所定の差動変換をする符号変換回路と、低
域フィルタを通したこの符号変換回路の2つの並列出力
信号で夫々互いに90°位相が興なる搬送波を別々に平
衡変調する2個の平衡変調回路と、これら2個の平衡変
調回路の出力信号を夫々合成して4相差動位相偏移変調
(DPSK)されたディジタル音声信号を出力する合成
回路とからなり、上記搬送波周波数は一例として、水平
走査周波数fHの210倍の周波数(NTSC方式の場
合を例にとって説明すると3.304M HZ )に選
定されている。また、上記ディジタルデータの伝送ビッ
トレートは、前記した如く1ブロツク140ビツトが2
Hかけて伝送されるから70fH(−1,101MH2
)に選定されている。従って、4相DPSK変調器51
の出力ディジタル音声信号の周波数スペクトラムは、搬
送波周波数3,304MH2で最大レベル、  3.3
04M HZに対して±550.5 kHz  (−1
101kHz /2>離れた周波数で0となり、同様に
3.304MHz +n x 550.5kH2(ただ
し、nは自然数)の周波数位置でOとなる、公知のくし
歯状のスペクトラムとなる。
従って、上記4相DPSK変調器51の出力ディジタル
音声信号は不要周波数成分を除去するための帯域制限を
して、かつ、符号量干渉を起こさないような、3,30
4M HZを中心として通過帯域幅が前記伝送ビットレ
ートの0.7倍程度に選定された帯域フィルタ52を通
されて第2図(8)にVで示す如き周波数スペクトラム
のディジタル音声信号に帯域制限された後、混合回路4
5に供給される。これにより、混合回路45からは、第
2図(B)に示す如く前記第1及び第2のFM色差信号
と、それらの周波数スペクトラム■及び■の中間の空い
ている周波数領域内に周波数スペクトラムVが位置する
ようにされた上記ディジタル音声信号とよりなる周波数
分割多重信号が取り出される。この周波数分割多重信号
は記録アンプ53及びロータリートランス541及び5
42を介して回転ヘッドC1及びC2に夫々供給される
ここで、回転ヘッドY1.Y2.CI及びC2は前記し
た本出願人のカラー映像信号記録再生装置にて提案した
如く、第4図(A)、(8)に示すよ“うに回転体の一
例としての上部回転ドラム63に取付固定されている。
同図(A)中、モータ60のモータシャフト61は下部
固定ドラム62の中央部を貫通して、回転体の一例とし
ての円筒状の上部回転ドラム63の中央部に固定されて
いる。従って、上記の回転ドラム63のみがモータ60
により回転せしめられる。下部固定ドラム62にはテー
プガイド64が設けられており、磁気テープはその下端
部がこのテープガイド64に沿って案内され、下部固定
ドラム62及び上部回転ドラム63の周側面に添接され
つつ略180゜の角度範囲に亘って巻回せしめられつつ
走行せしめられる。
上部回転ドラム63にはその平面図を第4図(B)に示
す如く、上部回転ドラム63の回転面上、相対向して第
1及び第2の回転ヘッドY1及びY2が取付けられると
共に、第3及び第4の回転ヘッドC1及びC2が取付け
られている。また、第4図(A)かられかるように、−
組の回転ヘッドY1とY2は同じ高さ位置で上部回転ド
ラム63に取付けられ、同様にもう一組の回転ヘッドC
1及びC2も同じ高さ位置で取付けられている。
更に第4図(A>、(B)かられ かるように、回転ヘ
ッドY1と01とは上部回転ドラム63の回転軸方向に
高さ位置だけ異ならしめて取付けられており、回転面上
では略同−位置に取付けられている。これは回転ヘッド
Y2と02との間でも同様である。また、回転ヘッドY
1.Y2.C1及びC2は夫々所定のアジマス角のギャ
ップを有しており、そのヘッドアジマス角と記録すべき
信号との関係をまとめると次表に示す如くになる。
これにより、まず最初の1フイールドは回転ヘッドY1
と01とにより第5図に示したトラックTYIとTc+
 とが夫々同時に、かつ、別々に磁気テープ65上に記
録形成され、次の1フイールドは回転ヘッドY2とC2
とによりトラックTY2とTc2とが夫々同時に、かつ
、別々に記録形成される。以下、上記と同様にして、1
フイールド毎に回転ヘッドY1及びC1とY2及びC2
とにより、交互に一対のトラックがTY3゜TC3→T
Y4.TC4→Tys、Tcs→9一の順でガートバン
ド無く順次記録形成されていく。
このようにして、磁気テープ65のテープ幅方向に2分
割された記録領域W1及びW2のうち、テープガイド6
4に近接するテープ下端側の記録領域W1に形成される
トラックTYI〜TY+6には、第2図(A)に示した
周波数スペクトラムのFM輝度信号が記録され、他方の
記録領域W2に形成されるトラックTc+〜Ta+6に
は第2図(8)に示した周波数スペクトラムの第1及び
第2のFM色差信号と4相D P S K、変調された
ディジタル音声信号とよりなる周波数分割多重信号が記
録される。
また、トラックTY I 〜TY +s及びTc1〜T
c+sに記録される水平同期信号部分は、第5図のトラ
ックパターンの一部拡大図を示す第6図に実線を付して
示す如く、トラック幅方向に整列して記録されている(
所謂H並び記録されている)。
また、第5図において磁気テープ65の長手方向に沿っ
て記録形成されたトラック66+ 、 662 。
67及び68は専用の固定ヘッドにより記録形成された
トラックで、66+ 、662は第1.第2チヤンネル
のオーディオ信号が記録されたオーディオトラック、6
7はテープ上の位置情報を知るためのタイムコードが記
録されたタイムコードトラック、そして68は一定周期
のコントロールパルスが記録されたコントロールトラッ
クである。
次に、本発明装置により記録形成された第5図及び第6
図に示す如きトラックパターンの磁気テープ65の既記
緑信号を再生する再生装置の一例について第7図と共に
説明する。磁気テープ65上の記録トラックTYI〜T
y+sは回転ヘッドY1及びY2により1フイールド毎
に交互に走査され、その既記縁FM音声信号が再生され
た後、ロータリートランス441及び442.連続信号
とするためのスイッチ回路(図示せず)及び再生プリア
ンプ70を通してFM復調器71に供給される。一方、
これと同時に磁気テープ65上の記録トラックTc+〜
Tc+sは回転ヘッドC1及びC2により1フイールド
毎に交互に走査され、その既記縁周波数分割多重信号が
再生される。この再生周波数分割多重信号はロータリー
トランス541及び542.連続信号とするためのスイ
ッチ回路(図示せず)及び再生プリアンプ72を通して
帯域フィルタ73.74及び75に夫々供給され、ここ
で第1及び第2のFM色差信号とディジタル音声信号と
を夫々分離P波される。
FM復調器71によりFM復調されて得られた再生輝度
信号は低域フィルタ77及びデ・エンファシス回路78
を夫々通してデコーダ79に供給される。他方、帯域フ
ィルタ73より取り出された第2図(B)に■で示した
周波数スペクトラムの第1の再生FM色差信号はFM復
調器80によりFM復調されて再生色差信号(R−Y)
とされ、また帯域フィルタ74より取り出された第2図
(B)に■で示した周波数スペクトラムの第2の再生F
M色差信号はFM復調器81によりFM復調されて再生
色差信号(B−Y)とされる。上記の再生色差信号(R
−Y)、(B−Y)は、低域フィルタ82.83とデ・
エンファシス回路84゜85を通してデコーダ79に夫
々供給される。これにより、デコーダ79から出力端子
86.87及び88へ赤(R)、緑(G)、青(B)の
三原色信号が出力される。
また、帯域フィルタ75より取り出された第2図(B)
にVで示した周波数スペクトラムの再生ディジタル音声
信号は、4相DPSK復調器89に供給され、ここでD
PSK復調されてディジタルデータに戻された後、デコ
ーダ90に供給される。デコーダ90は第3図に示した
信号フォーマットのブロック単位で直列に入来する再生
ディジタルデータに対して、誤りの検査をし、誤りがあ
れば前記誤り訂正コードFCCを用いてもとの正しいデ
ータに復元すると共に、量子化ビット数8ビツトのデー
タを量子化ビット数10ビツトのデータに復元し、更に
時間軸伸長を行なってもとの時間軸に戻された第1チヤ
ンネルの再生ディジタルオーディオデータと、第2チヤ
ンネルの再生ディジタルオーディオデータとを得て、そ
れらを並列に、かつ、連続的にDA変換器91.92へ
供給する。なお、前記した如°く、ディジタルデータは
第3図に示した信号フォーマットのブロックの半分の7
0ビツトずつ、色差信号R−Yに付加した水平同期信号
に位相同期して記録されているから、再生時にこの水平
同期信号を検出することにより、第3図に56で示した
ブロックの先頭位置を示す同期信号を検出し易くできる
DA変換器91.92により量子化ビット数10ビツト
の再生ディジタルオーディオデータを夫々ディジタル−
アナログ変換して得られた第1チヤンネルの再生音声信
号と第2チヤンネルの再生音声信号とは夫々出力端子9
3.94へ並列に出力され、更にこれより低域フィルタ
及び例えば2対1対数圧伸型ノイズリダクション回路(
いずれも図示せず)を夫々経て取り出される。これによ
り、FM音声信号の記録再生に比較し、より高忠実度、
高品質の再生音声信号が得られる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、その他の種々の変形例も包含するものである。例えば
音声信号の変調方式は4相PSK変調でもよい。4相P
SK変調は4相DPSK変調が、搬送波の位相と符号と
の対応が基準位相をもたず、常に直前の搬送波の位相を
基準にしてそれから何度位相を変えるかで符号と対応さ
せたのに対し、搬送波の位相と符号との対応が基準位相
をもとにして固定されている点が異なるだけで、4つの
位相で4種の情報を伝送する点は同じで4相DPSK’
ff1lと同様に狭帯域伝送ができる。4相PSK変調
の場合、同期信号内に基準位相信号を入れておけばエラ
ーレートの低減した伝送が可能となる。
また、1ブロツクの構成は第3図に示した信号フォーマ
ットに限定されるものではなく、例えば誤り訂正コード
や誤り検査コード等の冗長度を落とせば、ディジタルオ
ーディオデータは例えば14→10ビット準瞬時圧伸で
記録再生することも可能である。
更に、本出願人は先に特願昭60−35828号にて、
回転体の回転面の相対する位置に同じ高さで取付けられ
た2個の回転ヘッドを一組とし、3組の回転ヘッドが回
転体の回転面上略同一位置に、かつ、回転体の回転軸方
向玉輿なる高さ位置に夫々取付けられ、カラー映像信号
を構成する3種の信号(例えば輝度信号と2種の色差信
号)を、3本のトラックに別々に、かつ、同時に記録し
、これを再生するカラー映像信号記録再生装置を提案し
たが、本発明はかかる装置にも適用できることは明らか
である。この場合、ディジタル音声信号は2種の色差信
号のいずれか一方の記録トラックに記録する構成でよい
また、2種の色差信号はI、Q信号でもよく、また回転
ヘッドC1,C2により記録再生する信号は色信号であ
ればよく、例えば低域変換搬送色信号とバイアス信号と
の多重信号、又は低域変換搬送色信号で搬送波を周波数
変調して得たFM低域変換搬送色信号、又はFMS順次
色差信号、又は三原色信号を別々に周波数変調して得た
3種のFM信号の多重信号等でもよい。更に回転ヘッド
C1,C2,Yl、Y2が取付けられる回転体としては
偏平な角棒状のヘッドバーを上下2段に配置した構成の
ものでもよい。また更に、回転ヘッドC1,02,Yl
、Y2は同一アジマス角としてガートバンドを設けたト
ラックパターンを形成してもよく、また回転ヘッドY1
と01との間。
Y2とC2との間のアジマス角度を夫々同一に選定しな
くともよい。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、音声信号をPCM信号形
態で記録しているので、ヘッドスイッチング時における
ノイズの影響を受けず、高忠実度。
高品質の再生音声信号が得らりるような記録ができ、ま
たダビングの劣化が極めて少なく、更に音声信号を4相
DPSK変調又は4相PSK変調して記録するようにし
たから、狭帯域でディジタル音声信号の記録再生ができ
、それを色信号記録トラックに記録したから、輝度信号
及び色信号(色差信号)の伝送帯域を制限することなく
、高解像度、高画質のカラー再生画像を得るようにする
ことができる等の数々の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロック系統図、
第2図は第1図図示ブロック系統中の各要部の信号の周
波数スペクトラムを示す図、第3図は本発明装置により
記録される音声信号の1ブロツクの信号フォーマットの
一実施例を示す図、第4図(A)及び(B)は夫々本発
明装置における回転ヘッドの配置関係に適用し得る本出
願人が先に提案したカラー映像信号記録再生装置の回転
ヘッド配置関係等を示す正面図及び平面図、第5図は本
発明装置により記録形成されたトラックパターンの一例
を示す図、第6図は第4図図示トラックパターンの一部
拡大図、第7図は本発明装置により記録された磁気テー
プの既記緑信号を再生する再生装置の一例を示すブロッ
ク系統図、第8図及び第9図は夫々従来装置により記録
形成されたトラックパターンの各個を示す図である。 20.21.22・・・三原色信号入力端子、23・・
・エンコーダ、24・・・複合同期信号発生器、37〜
39・・・周波数変調器、45・・・混合回路、46゜
47・・・音声信号入力端子、48.49・・−AD変
換器、50・・・エンコーダ、51・・・4相DPSK
変調器、52・・・帯域フィルタ、60・・・モータ、
63・・・上部回転ドラム、64・・・テープガイド、
65・・・磁気テープ、71.80.81・−F M復
調器、79゜90・・・デコーダ、86〜88・・・再
生三原色信号出力端子、89・・・4相DPSK復調器
、91.92・・・DA変換器、93.94・・・再生
音声信号出力端子、Yl、Y2.C1,C2−・・回転
ヘッド、TYI〜Ty+s・・・FM輝度信号記録トラ
ック、Tc+〜Tc+s・・・周波数分割多重信号記録
トラック。 特許出願人 日本ビクター株式会社 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 走行する磁気テープがテープガイドにより案内されて所
    定角度範囲に亘つて斜めに巻回せしめられる回転体の回
    転面上の相対向する位置に同じ高さで取り付けられた2
    個の回転ヘツドを一組とし、n組(ただし、nは2又は
    3)の回転ヘツドが該回転体の回転面上略同一位置に、
    かつ、該回転体の回転軸方向上異なる高さ位置に夫々取
    付けられ、該n組の回転ヘツドにより被周波数変調輝度
    信号記録トラツクと1本又は2本の2種の変調色信号記
    録トラツクとを別々に、かつ、同時にテープ幅方向に分
    離して記録形成することを繰り返してテープ幅方向上n
    分割された領域の夫々にトラツク群を形成する磁気記録
    装置であつて、AD変換器よりの音声信号を4相PSK
    変調又は4相DPSK変調する変調手段と、該変調手段
    の出力デイジタル音声信号を帯域制限するフイルタ回路
    と、該フイルタ回路の出力デイジタル音声信号を上記2
    種の変調色信号よりなる多重信号又は該2種の変調色信
    号のいずれか一方に多重する混合回路とを設け、該フイ
    ルタ回路の出力デイジタル音声信号を、上記n分割され
    た領域のうちの一の領域に記録形成される変調色信号記
    録トラツク群に記録することを特徴とする磁気記録装置
JP60079785A 1985-04-15 1985-04-15 磁気記録装置 Pending JPS61238192A (ja)

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