JPS61234860A - 汚泥用消臭剤 - Google Patents
汚泥用消臭剤Info
- Publication number
- JPS61234860A JPS61234860A JP60076740A JP7674085A JPS61234860A JP S61234860 A JPS61234860 A JP S61234860A JP 60076740 A JP60076740 A JP 60076740A JP 7674085 A JP7674085 A JP 7674085A JP S61234860 A JPS61234860 A JP S61234860A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glutaraldehyde
- sludge
- amines
- deodorizing
- deodorant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は下水道汚泥に由来する消化汚泥の消臭剤に関す
る。
る。
公共下水道からもたらされる汚物は終末処理施設におい
て、嫌気的あるいは酸化的消化法により消化汚泥（以下
汚泥という）とされ、最終的に脱水されて脱水ケーキと
されたのち、肥料ある〜・は埋立用として場外へ搬出さ
れる。従来よりこの脱水ケーキを運搬する場合、又は埋
立用として投棄する場合は、その周辺は汚泥に起因する
不快な臭気を伴うため、付近住民からの苦情が多い。本
発明者らはこの問題を解決すべく研究を重ねた結果、グ
ルタルアルデヒドが汚泥の消臭に優れた効果があること
を見出して本発明を完成した。
て、嫌気的あるいは酸化的消化法により消化汚泥（以下
汚泥という）とされ、最終的に脱水されて脱水ケーキと
されたのち、肥料ある〜・は埋立用として場外へ搬出さ
れる。従来よりこの脱水ケーキを運搬する場合、又は埋
立用として投棄する場合は、その周辺は汚泥に起因する
不快な臭気を伴うため、付近住民からの苦情が多い。本
発明者らはこの問題を解決すべく研究を重ねた結果、グ
ルタルアルデヒドが汚泥の消臭に優れた効果があること
を見出して本発明を完成した。
本発明は、グルタルアルデヒドを有効成分として含有す
ることを特徴とする消化汚泥用消臭剤である。
ることを特徴とする消化汚泥用消臭剤である。
汚泥の悪臭成分としては、硫化水素、アンモニア、スカ
トール、メルカプタン類、アミン類等が知られている。
トール、メルカプタン類、アミン類等が知られている。
これらの悪臭成分中、アンモニア及びアミン類の消臭に
ホルムアルデヒド及びグリオキザールが有効であること
は知られているが、経済的に有利と考えられるホルムア
ルデヒドは初期の消臭力は強いが、揮発が早いためにそ
の効果を長（保持することが困難である。またグリオキ
ザールはアンモニア及びアミン類に対する消臭力が弱い
。これに対しグルタルアルデヒドは揮発が遅いため、消
臭効果の持続期間を長く保持することができる。
ホルムアルデヒド及びグリオキザールが有効であること
は知られているが、経済的に有利と考えられるホルムア
ルデヒドは初期の消臭力は強いが、揮発が早いためにそ
の効果を長（保持することが困難である。またグリオキ
ザールはアンモニア及びアミン類に対する消臭力が弱い
。これに対しグルタルアルデヒドは揮発が遅いため、消
臭効果の持続期間を長く保持することができる。
本発明において、グルタルアルデヒドは単独で用いても
よ℃・が、アンモニア及びアミン類と反応しない殺菌剤
を併用すると殺菌効果が持続され、二次腐敗を抑えて消
臭効果の持続期間をより長く保持することができる。ア
ンモニア及びアミン類と反応しない殺菌剤としては、例
えハ２−フロモー２−ニトロープロパンジオール−１，
３，５−クロロ−２−メチル−４−イソチアゾリン−６
−オン、４，５−ジクロロ−１，２−ジチオール−３−
オン、トリス（ヒドロキシメチル）ニトロメタン、１，
２−ベンズイソチアゾリン−６−オン、１，３．５−ト
リス（２−ヒドロキシエチル）−へキサヒドロ−ｓ −
トリアジン等があげられる。またグルタルアルデヒドと
ホルムアルデヒドを併用することもできる。
よ℃・が、アンモニア及びアミン類と反応しない殺菌剤
を併用すると殺菌効果が持続され、二次腐敗を抑えて消
臭効果の持続期間をより長く保持することができる。ア
ンモニア及びアミン類と反応しない殺菌剤としては、例
えハ２−フロモー２−ニトロープロパンジオール−１，
３，５−クロロ−２−メチル−４−イソチアゾリン−６
−オン、４，５−ジクロロ−１，２−ジチオール−３−
オン、トリス（ヒドロキシメチル）ニトロメタン、１，
２−ベンズイソチアゾリン−６−オン、１，３．５−ト
リス（２−ヒドロキシエチル）−へキサヒドロ−ｓ −
トリアジン等があげられる。またグルタルアルデヒドと
ホルムアルデヒドを併用することもできる。
本発明の消臭剤は、市販のグルタルアルデヒドをそのま
ま製剤としてもよく、これを水で希釈して製剤化しても
よい。使用に際しては、この製剤を水で希釈してグルタ
ルアルデヒドの濃度を２〜７％となし、この水溶液を汚
泥の脱水ケーキに噴霧することが好ましい。゛グルタル
アルデヒドと前記の殺菌剤を併用する場合は、グルタル
アルデヒド１重量部に対し、殺菌剤０．１〜０．５重量
部を含有する製剤を調製し、これを水で希釈して用いて
もよく、また各成分を別個の容器に入れ、使用時に混合
してもよい。
ま製剤としてもよく、これを水で希釈して製剤化しても
よい。使用に際しては、この製剤を水で希釈してグルタ
ルアルデヒドの濃度を２〜７％となし、この水溶液を汚
泥の脱水ケーキに噴霧することが好ましい。゛グルタル
アルデヒドと前記の殺菌剤を併用する場合は、グルタル
アルデヒド１重量部に対し、殺菌剤０．１〜０．５重量
部を含有する製剤を調製し、これを水で希釈して用いて
もよく、また各成分を別個の容器に入れ、使用時に混合
してもよい。
実施例１
グルタルアルデヒドの３％（Ｗ／Ｗ ）水溶液ＧＡ）、
ホルムアルデヒドの３％（Ｗ／ｗ）水溶液（Ｂ）及びグ
リオキザールの６％（ｗ／ｗ ）水溶液（Ｃ）を調製し
、広島県呉市新宮下水処理場より入手した脱水ケーキ（
湿った汚泥）１００ｇに前記の消臭剤を第１表に示す割
合でビーカー内で添加し、よく練り混ぜて１０分間放置
後、°アミン類の濃度を検知管法により測定した。検知
管はアミン類検知管（ガスティック社製）を使用し、ガ
ス検知管用吸引ポンプ（ガスティック社製）により、ビ
ーカーの上端より１０ｃｒｎの高さの位置で３回測定し
、平均値を求めた。また、臭いの強さを官能検査し、下
記の基準により６段階に分けて数値で表わした（ Ｒ，
Ｈ，ライト：「匂いの科学」参照）。その結果を第１表
に示す。これよりグルタルアルデヒドはホルマリンと同
程度の強力な消臭力を有することが知られる。
ホルムアルデヒドの３％（Ｗ／ｗ）水溶液（Ｂ）及びグ
リオキザールの６％（ｗ／ｗ ）水溶液（Ｃ）を調製し
、広島県呉市新宮下水処理場より入手した脱水ケーキ（
湿った汚泥）１００ｇに前記の消臭剤を第１表に示す割
合でビーカー内で添加し、よく練り混ぜて１０分間放置
後、°アミン類の濃度を検知管法により測定した。検知
管はアミン類検知管（ガスティック社製）を使用し、ガ
ス検知管用吸引ポンプ（ガスティック社製）により、ビ
ーカーの上端より１０ｃｒｎの高さの位置で３回測定し
、平均値を求めた。また、臭いの強さを官能検査し、下
記の基準により６段階に分けて数値で表わした（ Ｒ，
Ｈ，ライト：「匂いの科学」参照）。その結果を第１表
に示す。これよりグルタルアルデヒドはホルマリンと同
程度の強力な消臭力を有することが知られる。
第 １ 表
消臭剤無添加の場合 消臭剤を添加した場合アミン類
の濃度（ｐｐｍ） 実施例２ グルタルアルデヒドの５％（ｗ／ｗ）水溶液（Ａ）、グ
ルタルアルデヒド４％（ｗ／Ｗ）及び５−クロロ−２−
メチル−４−インチアゾリン−６−オン１％（ｗ／ｗ
）の水溶液（Ｂ）ならびにグルタルアルデヒド４％（Ｗ
／Ｗ ）及び２−プロモー２−ニトロ−プロパンジオー
ル−１，３の１％＜ Ｗ／Ｗ ＞の水溶液（Ｃ）を調製
し、実施例１と同じ脱水ケーキ１００ｇに対し各０．５
ｇをビーカー中で表面を覆うように噴霧器で噴霧し、１
０分間放置後、実施例１と同様の大法でアミン類の濃度
を測定した。そのまま室内に放置し、さらに５日後及び
１０日後にアミン類の測定を行い、各薬剤の消臭効果を
比較した。その結果を第２表に示す。これよりグルタル
アルデヒドと殺菌剤を併用することにより消臭力の持続
期間をより長く保持できることが知られる。
の濃度（ｐｐｍ） 実施例２ グルタルアルデヒドの５％（ｗ／ｗ）水溶液（Ａ）、グ
ルタルアルデヒド４％（ｗ／Ｗ）及び５−クロロ−２−
メチル−４−インチアゾリン−６−オン１％（ｗ／ｗ
）の水溶液（Ｂ）ならびにグルタルアルデヒド４％（Ｗ
／Ｗ ）及び２−プロモー２−ニトロ−プロパンジオー
ル−１，３の１％＜ Ｗ／Ｗ ＞の水溶液（Ｃ）を調製
し、実施例１と同じ脱水ケーキ１００ｇに対し各０．５
ｇをビーカー中で表面を覆うように噴霧器で噴霧し、１
０分間放置後、実施例１と同様の大法でアミン類の濃度
を測定した。そのまま室内に放置し、さらに５日後及び
１０日後にアミン類の測定を行い、各薬剤の消臭効果を
比較した。その結果を第２表に示す。これよりグルタル
アルデヒドと殺菌剤を併用することにより消臭力の持続
期間をより長く保持できることが知られる。
第 ２ 表
以上の実験成績によれば、本発明消臭剤の消臭効果は顕
著である。
著である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、グルタルアルデヒドを有効成分として含有すること
を特徴とする消化汚泥用消臭剤。 ２、グルタルアルデヒドを有効成分とし、さらにアンモ
ニア及びアミン類と反応しない殺菌剤を含有することを
特徴とする消化汚泥用消臭剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60076740A JPS61234860A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 汚泥用消臭剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60076740A JPS61234860A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 汚泥用消臭剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61234860A true JPS61234860A (ja) | 1986-10-20 |
Family
ID=13613995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60076740A Pending JPS61234860A (ja) | 1985-04-12 | 1985-04-12 | 汚泥用消臭剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61234860A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02154629A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-14 | Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd | 微生物ベースのペット用床敷造粒体 |
| JPH03258262A (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-18 | Meiji Yakuhin Kogyo Kk | 含硫黄化合物を除去するし尿用消臭剤 |
| JPH0451959A (ja) * | 1990-06-19 | 1992-02-20 | Nippon Soda Co Ltd | 循環式トイレ処理剤 |
| AU2014201142B2 (en) * | 2009-05-26 | 2015-07-02 | Dow Global Technologies Llc | Glutaraldehyde based biocidal compositions and methods of use |
-
1985
- 1985-04-12 JP JP60076740A patent/JPS61234860A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02154629A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-14 | Mitsubishi Mining & Cement Co Ltd | 微生物ベースのペット用床敷造粒体 |
| JPH03258262A (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-18 | Meiji Yakuhin Kogyo Kk | 含硫黄化合物を除去するし尿用消臭剤 |
| JPH0570472B2 (ja) * | 1990-03-09 | 1993-10-05 | Meiji Yakuhin Kogyo Kk | |
| JPH0451959A (ja) * | 1990-06-19 | 1992-02-20 | Nippon Soda Co Ltd | 循環式トイレ処理剤 |
| AU2014201142B2 (en) * | 2009-05-26 | 2015-07-02 | Dow Global Technologies Llc | Glutaraldehyde based biocidal compositions and methods of use |
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