JPH10236904A - 抗菌・消臭剤組成物 - Google Patents

抗菌・消臭剤組成物

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JPH10236904A
JPH10236904A JP9113391A JP11339197A JPH10236904A JP H10236904 A JPH10236904 A JP H10236904A JP 9113391 A JP9113391 A JP 9113391A JP 11339197 A JP11339197 A JP 11339197A JP H10236904 A JPH10236904 A JP H10236904A
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JP
Japan
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zinc
copper
acid
antibacterial
sodium
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JP9113391A
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English (en)
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Takahiro Otaguro
隆浩 大田黒
Yoshimi Ishikawa
芳美 石川
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 酸性から弱アルカリ性までの広いpH領域に
わたってあらゆる悪臭に対して優れた消臭効力を有し、
抗菌と防カビ作用を有し、人体、動物、家畜に安全な抗
菌・消臭剤組成物を提供する。 【解決手段】 A)グリコール酸亜鉛、グリコール酸
銅、または乳酸亜鉛、乳酸銅、またはヒドロキシ酪酸亜
鉛、ヒドロキシ酪酸銅、またはグリセリン酸亜鉛、グリ
セリン酸銅、またはリンゴ酸亜鉛、リンゴ酸銅、または
酒石酸亜鉛、酒石酸銅、またはクエン酸亜鉛、クエン酸
銅から選ばれた1種以上からなるオキシカルボン酸金属
塩、B)pH調整剤及びC)溶媒を含有し、pHが4〜
9である抗菌・消臭剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌・消臭剤組成
物に関し、詳しくは、トイレ、台所、下駄箱、浴室、部
屋等で発生するあらゆる悪臭に対して、優れた消臭効力
を有し、かつ抗菌作用と防カビ作用を同時に発現し、し
かも人体、動物、家畜に対して安全性を有する抗菌・消
臭剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭内悪臭の発生源には、種々のも
のがある。悪臭として問題となるのは発生源から出るガ
スであり、代表的なものとしては、冷蔵庫内において食
物が腐敗したときに発生するアミン臭や硫化水素臭、ト
イレで発生する糞尿によるアンモニア臭、硫化水素やメ
チルメルカプタン臭等が挙げられる。そこで、以前から
これらの種々の悪臭を感じさせるガスを消臭するために
オキシカルボン酸金属塩や亜鉛化合物、銅化合物等を利
用した消臭剤組成物に関する発明がいくつか提案されて
いる。たとえば、オキシカルボン酸金属塩を用いた消臭
剤としては、鉄、マンガン、亜鉛、銅などの金属とオキ
シカルボン酸類との反応生成物を、活性炭、活性アルミ
ナ、シリカゲルおよびウレタンフォームなどの多孔性担
体に付着させて製造したものがあり、これを用いると悪
臭ガスを吸着消臭させることができる(特開平4−29
7269号公報、特開平7−171207号公報、特開
平7−171208号公報)。また、亜鉛化合物、銅化
合物を利用し上記同様に、亜鉛化合物、あるいは銅化合
物からなる有効成分をゼオライト、活性炭などの多孔性
担持体に添着させて、気相中の悪臭成分を吸着除去する
ことにより消臭できる消臭剤(特開昭62−34565
号公報)がある。更に、トイレ用、冷蔵庫、部屋等に対
する悪臭に対しては、グルコン酸亜鉛とアルカリ性薬剤
を併用した消臭組成物(特開平7−328105号公
報)等が知られている。しかしながら、これらの消臭剤
組成物には次のような問題点が指摘されている。オキシ
多価カルボン酸金属塩と亜鉛化合物、銅化合物からなる
消臭有効成分を活性炭、活性アルミナ、シリカゲルおよ
びウレタンフオームなどの多孔性担体に付着させる消臭
剤では、消臭剤成分を多孔性担体に付着させる工程が複
雑であり、このことがコスト高の原因とされ、又消臭剤
としての使用用途が特定され、使い勝手も良くない。ま
た、グルコン酸亜鉛をアルカリ性薬剤によりpH調整し
た消臭組成物に関しては、公報記載の各種試験法を用い
て悪臭の消臭効力を測定すると、7から8付近の中性領
域においては、優れた消臭効力を有するが、溶液のpH
が6.0以下の弱酸性から酸性領域となると、硫化水素
に対する消臭力が低下し、8以上の弱アルカリからアル
カリ性領域となると同じく消臭力が著しく低下する。そ
して、硫化水素の消臭力が低下した上記pH領域におい
て、消臭力を維持または向上させるためには、グルコン
酸塩例えばグルコン酸亜鉛の配合量の増量を行う必要が
あり、このことはコストの高謄につながり、経済的にも
無駄であった。また、家庭内の生活環境において悪臭が
発生する場所は、例えば台所、ゴミ箱、靴入れ、トイ
レ、浴室等である。これらの悪臭は、アンモニア、アミ
ン等の含窒素化合物あるいは、硫化水素、メチルメルカ
プタン等の硫黄含有物質によるものが直接の原因であ
る。バクテリア等を含む微生物が介在して、栄養源の脂
肪酸系化合物、蛋白質等を分解した結果、悪臭物質を発
生するものである。これらの悪臭物質を除去、脱臭する
ために、最近脱臭効果の高い物質として、グルコン酸銅
を用いた抗菌・脱臭剤(特開平8−198709)が提
案されている。しかし、グルコン酸銅を含む組成物を栄
養条件等が異なる実際の生活環境の下で、抗菌性試験を
行うと十分に満足できる抗菌性および防かび性が得られ
ないことがわかった。このように家庭内の生活環境の中
から、発生する悪臭を確実にかつ安全に除去できる抗菌
・消臭剤組成物は、未だに開発されていないのが現状で
ある。従来から、使い勝手が良く、かつトイレ、台所、
下駄箱、浴室、部屋等で発生するあらゆる悪臭に対して
優れた消臭効力を有し、かつ抗菌作用と防かび作用を有
し、しかも人体、動物、家畜に対して安全な組成物が望
まれており、中性、アルカリ性領域はもちろんのこと、
弱酸性及び酸性領域に於いても少量で優れた消臭効力を
有する抗菌・消臭剤組成物の消臭剤の開発が望まれてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、酸性
から弱アルカリ性にわたる広いpH領域にわたって、あ
らゆる悪臭に対して優れた消臭効力を有し、かつ抗菌作
用と防カビ作用を有し、しかも、人体、動物、家畜に対
して安全性を有する抗菌・消臭剤組成物を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、人体に安
全で、しかも、pHが弱酸性、酸性およびアルカリ性で
ある条件を問わずに、優れた消臭効力及び抗菌・防かび
効果を有する抗菌・消臭剤組成物について、鋭意研究を
重ねた結果、オキシカルボン酸金属(この金属は亜鉛及
び/又は銅)塩と、pH調整剤として、水溶液中に於け
る酸解離定数pka(25℃)が12以下を示す有機酸
またはその有機酸塩、あるいは無機酸またはその無機塩
を組み合わせて、所定の範囲のpHに調整することによ
り、前記の課題を解決すること見出し、ついに本発明に
至った。
【0005】すなわち、本発明によれば、(A)グリコ
ール酸亜鉛、グリコール酸銅、または乳酸亜鉛、乳酸
銅、またはヒドロキシ酪酸亜鉛、ヒドロキシ酪酸銅、ま
たはグリセリン酸亜鉛、グリセリン酸銅、またはリンゴ
酸亜鉛、リンゴ酸銅、または酒石酸亜鉛、酒石酸銅、ま
たはクエン酸亜鉛、クエン酸銅から選ばれた1種又は2
種以上からなるオキシカルボン酸金属塩、(B)pH調
整剤、及び(C)溶媒を含有し、pHが4〜9である抗
菌・消臭剤組成物が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明では、オキシカルボン酸金
属塩(a成分)が用いられる。オキシカルボン酸金属塩
は化学的反応や物理的な吸着作用等により悪臭ガスを除
去するものである。オキシカルボン酸金属塩としては、
グリコール酸塩、乳酸塩、ヒドロキシ酪酸塩、グリセリ
ン酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩などを挙げ
ることができる。具体的なグリコール酸塩としては、グ
リコール酸亜鉛、グリコール酸銅、グリコール酸カルシ
ウム、グリコール酸第一鉄及びグリコール酸第二鉄等を
挙げることができる。具体的な乳酸塩としては、乳酸亜
鉛、乳酸銅、乳酸カルシウム、乳酸第一鉄及び乳酸第二
鉄等を挙げることができる。具体的なヒドロキシ酪酸塩
としては、ヒドロキシ酪酸亜鉛、ヒドロキシ酪酸銅、ヒ
ドロキシ酪酸カルシウム、ヒドロキシ酪酸第一鉄及びヒ
ドロキシ酪酸第二鉄等を挙げることできる。具体的なグ
リセリン酸塩としては、グリセリン酸亜鉛、グリセリン
酸銅、グリセリン酸カルシウム、グリセリン酸第一鉄及
びグリセリン第二鉄等を挙げることができる。具体的な
リンゴ酸塩としては、リンゴ酸亜鉛、リンゴ酸銅、リン
ゴ酸亜鉛、リンゴ酸カルシウム、リンゴ酸第一鉄及びリ
ンゴ酸第二鉄等を挙げることができる。具体的な酒石酸
塩としては、酒石酸亜鉛、酒石酸銅、酒石酸カルシウ
ム、酒石酸第一鉄及び酒石酸第二鉄等を挙げることがで
きる。また、具体的なクエン酸塩としては、クエン酸亜
鉛、クエン酸銅、クエン酸カルシウム、クエン酸第一鉄
及びクエン酸第二鉄等を挙げることができる。これらの
中では、特に、グリコール酸亜鉛、グリコール酸銅、乳
酸亜鉛、乳酸銅、ヒドロキシ酪酸亜鉛、ヒドロキシ酪酸
銅、グリセリン酸亜鉛、グリセリン酸銅、リンゴ酸亜
鉛、リンゴ酸銅、酒石酸亜鉛、酒石酸銅、クエン酸亜
鉛、クエン酸銅などは、安全性の面で好ましい。また、
上記オキシカルボン酸金属塩(亜鉛又は銅等)の水和状
態は、化合物の構造によりその形態が異なる。例えば、
乳酸亜鉛は三水塩、乳酸銅は二水塩であり、酒石酸亜鉛
は二水塩又は三水塩、酒石酸銅は二水塩又は三水塩、ク
エン酸亜鉛は二水塩、クエン酸銅は、五水塩又は2.5
水塩などである。このように化合物の持つ構造形態や温
度状態等によって、水和状態(無水物、二水塩、五水塩
など)が異なることが知られている。オキシカルボン酸
塩の抗菌・消臭剤組成物に対する割合は、0.01〜2
0重量%、好ましくは、0.1〜10%である。配合量
が0.01重量%未満では、消臭、脱臭効力が不十分で
ある。20重量%を越える場合には、著しい抗菌及び消
臭効果は見られず、安定性が低下し、不経済である。そ
して、オキシカルボン酸金属塩は1種または2種以上を
混合して用いてもよい。
【0007】本発明では、pH調整剤(b成分)が使用
される。pH調整剤としては、水溶液中(25℃)に於
ける酸解離定数(pka)が12以下を示す有機酸およ
び有機酸塩、あるいは無機酸および無機酸塩であれば、
いずれの化合物でも使用できる。例えば、オキシカルボ
ン酸亜鉛を用いる場合には、pH調整剤とオキシカルボ
ン酸亜鉛と併用し、水に溶かしたときに、pH調整剤の
作用により溶液のpHが4から9を呈するものであれ
ば、pH調整剤は何でも差支えない。pH調整剤として
は、有機酸、無機酸,有機酸塩及び無機酸塩から選ばれ
る1種、あるいは2種以上のものを用いても差支えな
い。有機酸の具体例として、ヒドロキシカルボン酸、例
えば、グリコール酸、乳酸、ヒドロキシ酪酸、グリセリ
ン酸、リンゴ酸、酒石酸、メチルリンゴ酸、クエン酸、
イソクエン酸、安息香酸、サリチル酸等を挙げることが
でき、無機酸の具体例としては、塩酸、硫酸などを挙げ
ることができる。また、有機酸塩および無機塩として
は、グリコール酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ヒドロ
キシ酪酸ナトリウム、グリセリン酸ナトリウム、リンゴ
酸ナトリウム、メチルリンゴ酸ナトリウム、酒石酸ナト
リウム、クエン酸ナトリウム、イソクエン酸ナトリウ
ム、安息香酸ナトリウム、サリチル酸ナトリウム、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、または
水酸化カリウム等が挙げられる。その他の有機酸又はそ
の塩では、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、マレイン酸、メチルマレ
イン酸、フマル酸、メチルフマル酸、イタコン酸、シト
ラコン酸、アセチレン酸、シュウ酸ナトリウム、マロン
酸ナトリウム、コハク酸ナトリウム、グルタル酸ナトリ
ウム、アジピン酸ナトリウム、ピメリン酸ナトリウム、
マレイン酸ナトリウム、メチルマレイン酸ナトリウム、
フマル酸ナトリウム、メチルフマル酸ナトリウム、イタ
コン酸ナトリウム、シトラコン酸ナトリウム、アセチレ
ン酸ナトリウム等のモノ、ジ、又はトリカルボン酸また
はその塩が挙げられる。塩の対イオンは、ナトリウム、
カリウム、アンモニウム等でも差支えない。消臭剤とし
て実用性と安全性が必要であることを考慮すると、抗菌
・消臭剤に用いるには、食品添加物に指定されている乳
酸、リンゴ酸、クエン酸、フマル酸、コハク酸、安息香
酸および乳酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、クエン
酸ナトリウム、フマル酸ナトリウム、コハク酸ナトリウ
ム、安息香酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムが好ましい。本発明の抗菌・消
臭剤組成物では、オキシカルボン酸金属塩とpH調整剤
は任意の割合で配合して使用することができるが、抗菌
・消臭剤組成物をpHが、4〜9に調整されるようにし
て使用することが好ましい。より好ましいpHの範囲
は、5〜8である。このようにpH調整剤により、本発
明の抗菌・消臭剤組成物は、そのpHが5〜8のほぼ中
性領域付近に調製されて使用すると、酸性の悪臭、アル
カリ性の悪臭に対して優れた消臭効果を示すばかりでは
なく、安全性の面でも好ましいものである。特に、本発
明の抗菌・消臭組成物の保存安定性を考慮すると、pH
調整剤としては、金属イオンとキレート力を有するヒド
ロキシカルボン酸又は/及びその塩を用いるのが好まし
い。例えば、オキシカルボン酸亜鉛単独系にpH調整剤
としてモノエタノールアミンや水酸化ナトリウム等のア
ルカリ剤を併用して、水に溶かすと、コロイド状の沈澱
物が発生し、安定な亜鉛金属イオンを含む組成物ができ
ないことがわかった。同時に十分な抗菌・消臭効果が得
ることはできなかった。そのため、pH調整剤として種
々検討した結果、オキシカルボン酸金属塩(亜鉛あるい
は銅)にヒドロキシカルボン酸又は/及びその塩を併用
して、水に溶かしたとき、溶液のpHが4〜9を呈し、
かつ安定な亜鉛金属イオン(銅金属イオン)を含む組成
物が得られる基剤であることがわかった。このことから
安定な亜鉛金属イオン(銅金属イオン)を含む組成物が
得られる基剤としてヒドロキシカルボン酸又は/及びそ
の塩が有効であることがわかった。用いるヒドロキシカ
ルボン酸又は/及びその塩は、1種あるいは2種以上の
ものを組み合わせても安定性の良い組成物が得られる。
また、この組成物にモノエタノールアミンや水酸化ナト
リウム等のアルカリ剤を併用しても安定性が良いことが
わかった。用いるヒドロキシカルボン酸又は及びその塩
は、例えば、グリコール酸、乳酸ヒドロキシ酪酸、グリ
セリン酸、リンゴ酸、酒石酸、メチルリンゴ酸、クエン
酸、イソクエン酸、安息香酸、サリチル酸、グリコール
酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ヒドロキシ酪酸ナトリ
ウム、グリセリン酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、
メチルリンゴ酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、クケン
酸ナトリウム、イソクエン酸ナトリウム、安息香酸ナト
リウム、サリチル酸ナトリウム等の酸及びその塩が挙げ
られる。このようにオキシカルボン酸金属塩(亜鉛ある
いは銅)にオキシカルボン酸又はその塩をpH調整剤と
して用いたとき、安定な亜鉛金属イオンを含む本発明の
抗菌・消臭組成物が得られることがわかった。また、時
間が経過しても安定な組成物が得られることがわかっ
た。
【0008】本発明では溶媒(c成分)が用いられる。
溶媒はオキシカルボン酸金属塩を液状で安定に保つと共
にpH調整剤を溶液状に保持し、抗菌・消臭剤組成物合
体のpHを4〜9の範囲に維持させる作用を有するもの
である。溶媒としてはオキシカルボン酸塩及びpH調整
剤を溶液状に保つことができるものであれば差支えな
い。具体的な溶媒としては水、アルコール類、グリコー
ルアルキルエーテル類などを用いることができる。アル
コール類としては脂肪族アルコールを挙げることができ
る。脂肪族アルコールとしてはメチルアルコール、エチ
ルアルコール、プロピルアルコール、エチレングリコー
ル、グリセリンなどを挙げることができる。グリコール
アルキルエーテル類としてはアルキレングリコールアル
キルエーテル系溶剤を挙げることができる。アルキレン
グリコールエーテル系の化合物としては例えば、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコール
モノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコール
モノフェニルエーテル、トリエチレングリコールモノフ
ェニルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエ
ーテル、トリプロピレングリコールジメチルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールモ
ノブチルエーテル等を挙げることができる。これらは、
1種あるいは2種以上を組み合わせて使用することがで
きる。アルコールやグリコールは水を含んだ状態で差支
えない。溶媒は抗菌・消臭剤組成物100重量%に対し
て80〜99重量%、好ましくは90〜99重量%含有
させることができる。この範囲を越えるときは保有時の
安定性が低下し、不経済であり、この範囲未満では十分
な抗菌及び消臭効果が得られない。
【0009】本発明の抗菌・消臭剤組成物のpHは4〜
9の範囲、好ましくは5〜8である。この範囲に保つに
はpH調整剤の添加量を調節することにより行われる。
組成物のpHが4未満、又は9を越える範囲では、消臭
力、脱臭力が十分でなく、かつ身体への安全性に対して
十分なものではない結果となる。
【0010】本発明は、必要に応じて他の任意成分を適
宜配合することができる。任意成分としては、界面活性
剤、低温下または高温下での液性を保持するのに配合さ
れる低級アルコール、低級アルキルベンゼンスルホン酸
またはその塩、エチレングリコールなどのハイドロトロ
ープ剤、殺菌剤、防腐剤及び防カビ剤、香料、及び色
素、酸化防止剤、増粘剤、紫外線吸収剤がある。また、
本発明の抗菌・消臭剤組成物に他の消臭剤や脱臭剤を組
み合わせて使用することも可能である。なお、これら任
意成分に用いられる化合物は、通常消臭剤に使用される
物ならばどのようなものでもよく、特に限定されるもの
ではない。
【0011】本発明の抗菌・消臭剤組成物は、任意の使
用形態で使用できる。具体的には、ゲル形態及び多孔質
の含浸体に含浸させる形態やスプレー(トリガータイプ
やディスペンサータイプ)、更にエアゾール形態で噴霧
して使用したりあるいは容器に消臭剤組成物を入れ、薬
液中に吸い上げ芯を挿入し、毛細管現象により吸い上げ
て揮散させる形態等があげられる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の抗菌・消臭剤組成物について
実施例を用いて説明する。本発明の抗菌・消臭剤組成物
の効果を確認するためにアンモニアの消臭試験、硫化水
素の消臭試験、生ゴミに対する消臭試験、防カビ性試験
及び抗菌性試験を行った。これらの試験方法の詳細は次
の通りである。 (アンモニアの消臭試験方法)横20cm、縦20c
m、高さ20cm(8リットル)の密閉ガラス容器の中
央部に試料1.0ccずつ取り、直径70mmの濾紙に
含浸させて作製した試験片を配置し、その後、一定量の
アンモニアを注入し、アンモニア注入直後及びアンモニ
ア注入後90分経過時のアンモニア濃度変化をアンモニ
ア検知管を用いて測定する。 (硫化水素の消臭試験方法)横25cm、縦25cm、
高さ20cm(12.5リットル)の密閉ガラス容器の
中央部に試料(直径70mmの濾紙に試料1.0ccを
含浸させた試験片)を配置し、その後一定量の硫化水素
を注入し、硫化水素注入直後及び硫化水素注入後90分
経過時の硫化水素濃度変化を硫化水素検知管により測定
する。 (生ゴミに対する消臭試験方法)5リットルのポリ容器
(蓋付き)2個それぞれ生ゴミ(魚、肉、野菜、などを
刻んで混ぜたもの)を300g入れて放置する。その
後、本発明組成物約15mlをスプレー容器により生ゴ
ミに直接噴霧する。蓋を閉じて2日間放置後、パネラー
5人が蓋をあけて、その臭いについて官能評価を行う。 評価基準 0;臭いを感じない。 1;やっと臭いを感知できる。 2;何の臭いかわかる弱い臭い。 3;らくに感知できる臭い。 4;強い臭い。 5;強烈な臭い。 (防カビ性試験方法)本発明組成物を、家の風呂場の壁
タイルの一部にトリガータイプの容器を用いて、一週間
3回の割合でスプレーする。スプレーしたタイル部分に
ついては、4週間後、8週間後および12週間後の経日
的変化について、グルコン酸銅を含む組成物、安息香酸
Naを含む組成物、リンゴ酸Naを含む組成物と比較す
る。タイルの表面状態を目視により判定する。 タイルの表面状態の測定基準 ○ ;カビの発育なし × ;カビが少し発育している ××;カビが発育している (抗菌性試験方法)本発明組成物の抗菌性の試験を最小
発育阻止濃度測定法により試験を行う。予め寒天培地で
前培養した菌体を白金耳で滅菌生理食塩水に、マックフ
ァーランドスタンダード3(約108CFU/ml)相
当に懸濁した。供試菌は、この懸濁液1容量に対して生
理食塩水100容量を加えて希釈したものを接種用菌液
として用いる。菌体としては、S.aureu 209P 及びE. co
liIFO3301を用いる。評価サンプルの調整方法では、グ
リコール酸亜鉛2gとpH調整剤のリンゴ酸Na10g
をガラス瓶SV50に秤量し、精製水50mlを加えて
溶解させる(4%)。これをガラス瓶SV50に20m
lとり、精製水で2倍に希釈した後、さらに順次希釈す
ることによって、1.0%、0.5%、0.25%およ
び0.125%の評価サンプルを作成する。次に、各濃
度に調整したそれぞれのサンプル1mlを標準寒天培地
19mlに混釈(1/20倍)したものを測定用平板培
地とし、ここに上記で調整した接種菌液一白金耳を画線
し、35℃で48時間培養する。培養後、菌の発育の有
無を肉眼で判定して、発育の認められない薬剤の最小発
育阻止濃度をMIC(ppm)とする。
【0013】実施例1〜49、比較例1〜5 本発明の抗菌・消臭剤の組成物の具体例を実施例1〜4
9として表1乃至7に又、それらの実施例の評価結果を
表9乃至11に示す。比較例の消臭剤の具体例を表8に
又それらの評価結果を表11に示す。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】
【表5】
【0019】
【表6】
【0020】
【表7】
【0021】
【表8】
【0022】
【表9】
【0023】
【表10】
【0024】
【表11】
【0025】実施例50〜52,比較例6〜8 スプレー容器を用いて本発明組成物を生ゴミに噴霧した
ときの消臭効果について試験を行った。表12に本発明
の抗菌・消臭剤組成物(実施例50〜52)および比較
例の組成物(比較例6〜8)を示す。
【0026】
【表12】 次に消臭試験を行った。5リットルのポリ容器(蓋付
き)2個それぞれ生ゴミ(魚、肉、野菜、などを刻んで
混ぜたもの)を300g入れて放置した。その後、表1
2に示す本発明の組成物(実施例50、実施例51およ
び実施例52)約15mlをスプレー容器で生ゴミに直
接噴霧し、蓋を閉じ2日間放置後、パネラー5人が蓋を
開けてその臭いの官能評価を行った。比較例についても
同様に処理した。その結果を表13に示す。
【0027】
【表13】
【0028】又、本発明組成物の防カビ性について試験
を行った。表12で示したグリコール酸亜鉛を含む組成
物(実施例50)を用いて、これを家の風呂場の壁タイ
ルの一部にトリガータイプの容器を用いて、一週間3回
の割合でスプレーした。スプレーしたタイル部分につい
ては、4週間後、8週間後および12週間後の経日的変
化について、比較例6で示したグルコン酸銅を含む組成
物、比較例7で示した安息香酸Naを含む組成物、比較
例8で示したリンゴ酸Naを含む組成物と比較した。以
下グリコール酸亜鉛と同様に、実施例51で示した乳酸
亜鉛を含む組成物、実施例52で示した酒石酸亜鉛を含
む組成物を用いて、同様に防カビ性についての試験を行
った。その結果を表14に示す。
【0029】
【表14】 表中の○×はタイルの表面状態を表わす ○:変化なし(カビの発育なし) ×:カビの発育あり
【0030】実施例53 本発明の組成物の抗菌性に対する試験最小発育組成濃度
測定法により試験を行った。予め寒天培地で前培養した
菌体を白金耳で滅菌生理食塩水に、マックファーランド
スタンダード3(約108CFU/ml)相当に懸濁し
た。供試菌は、この懸濁液1容量に対して生理食塩水1
00容量を加えて希釈したものを接種用菌液として用い
た。菌体としては、S.aureu 209P 及びE.coliIFO3301を
用いた。評価サンプルの調製方法では、グリコール酸亜
鉛2gとpH調製剤のリンゴ酸Na10gをガラス瓶S
V50に秤量し、精製水50mlを加えて溶解させた
(4%)。これをガラス瓶SV50に20mlとり、精
製水で2倍に希釈した後、さらに順次希釈することによ
って1.0%、0.5%、0.25%および0.125
%の評価サンプルを得た。次に、各濃度に調製したそれ
ぞれのサンプル1mlを標準寒天培地19mlに混釈
(1/20倍)したものを測定用平板培地とし、ここに
上記で調製した接種菌液一白金耳を画線し、35℃で4
8時間培養した。培養後、菌の発育の有無を肉眼で判定
して、発育の認められない薬剤の最小発育阻止濃度をM
IC(ppm)とした。以下グリコール酸亜鉛と同様
に、乳酸亜鉛、ヒドロキシ酪酸亜鉛、グリセリン酸亜
鉛、リンゴ酸亜鉛、酒石酸亜鉛、クエン酸亜鉛について
調製し、抗菌性を最小発育阻止濃度測定法により評価し
た。その結果を表15に示す。
【0031】
【表15】
【0032】以上の結果より、本発明の抗菌・消臭剤組
成物は、グルコン酸亜鉛含有消臭剤組成物より弱酸性、
酸性側およびアルカリ性側pH領域で、アンモニア、硫
化水素の2種類の悪臭に対して優れた消臭効果を有し、
しかもグルコン酸亜鉛の配合量よりも少量で消臭効果を
発揮したことがわかる。また、本発明の抗菌・消臭組成
物は、グルコン酸銅含有組成物よりも消臭作用を有し、
同時に抗菌作用と防カビ作用を発現することがわかっ
た。
【0033】実施例54 以下の各実施例のものの保存安定性試験を行った(実施
例1、実施例5、実施例8、実施例12、実施例15、
実施例19、実施例22、実施例26、実施例29、実
施例33、実施例36、実施例40、実施例43、実施
例47)。保存条件は以下の通りであった。各実施例で
用いた試料をそれぞれ密封して、15、25、40℃の
恒温樽中に放置し、3ヶ月後に保存安定性の試験を行っ
た。その結果を表16に示す。
【0034】
【表16】
【0035】以上の結果より、本発明の抗菌・消臭組成
物は、15、25、40℃の恒温槽中に3ヶ月保存後
も、組成物調整時と変わらない安定性を示していること
がわかる。このようにオキシカルボン酸金属塩(亜鉛あ
るいは銅)にオキシカルボン酸又はその塩をpH調整剤
として用いたとき、安定な亜鉛金属イオンを含む本発明
の抗菌・消臭組成物が得られることがわかった。また、
経日においても安定な組成物が得られることがわかっ
た。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の抗菌・消
臭剤組成物は、家庭内において発生するあらゆる悪臭に
対して優れた消臭効果と、抗菌作用および防かび作用を
同時に発現すると共に、安全性が高く人体、動物、家畜
に対して安全で無害である。また、従来、亜鉛化合物で
使用されていたグルコン酸亜鉛のように弱酸性側および
弱アルカリ性のpH領域による消臭効果の低下を改善
し、広いpH領域にわたって消臭効果が維持・向上し、
しかもグルコン酸亜鉛の配合量よりも少量で消臭効果を
有し、かつ安全で経済的な本発明組成物である。本発明
の組成物は、ゲル、スプレー、ディスペンサー又はエア
ゾール形態で含有するか、あるいは噴霧して使用した場
合に、家具や被服、皮膚、器物等に付着しても安全で、
傷めないものである。本発明の抗菌・消臭剤の具体的用
途は、一般家庭内に於けるペットの消臭、生ゴミ、台
所、シンク内の三角コーナーやストレーナー、トイレの
便器やその空間、風呂内の配水管や目皿、靴、ゴミ箱、
排水口、下駄箱及びペットまわり、エアコン、カーテ
ン、畳、床、カーペット、ロッカー、自動車内等で発生
する嫌な臭いの除去、その他、乗り物内のタバコの臭い
の除去、ワキガ、生理臭、足の臭い、オムツ、タオル、
フキン、ハンカチによる臭いの除去、窒素酸化物や硫黄
酸化物による臭いの除去等、幅広い臭いに対して有効に
使用できるものであり、優れた抗菌および消臭効果を発
揮するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A01N 59/20 A01N 59/20 Z A61L 9/01 A61L 9/01 H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)グリコール酸亜鉛、グリコール酸
    銅、または乳酸亜鉛、乳酸銅、またはヒドロキシ酪酸亜
    鉛、ヒドロキシ酪酸銅、またはグリセリン酸亜鉛、グリ
    セリン酸銅、またはリンゴ酸亜鉛、リンゴ酸銅、または
    酒石酸亜鉛、酒石酸銅、またはクエン酸亜鉛、クエン酸
    銅から選ばれた1種又は2種以上からなるオキシカルボ
    ン酸金属塩,(B)pH調整剤、及び(C)溶媒を含有
    し、pHが4〜9である抗菌・消臭剤組成物。
  2. 【請求項2】 pH調整剤は、キレート力を有するヒド
    ロキシカルボン酸又はその塩である請求項1記載の抗菌
    ・消臭剤組成物。
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