JPH02154629A - 微生物ベースのペット用床敷造粒体 - Google Patents

微生物ベースのペット用床敷造粒体

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JPH02154629A
JPH02154629A JP63306171A JP30617188A JPH02154629A JP H02154629 A JPH02154629 A JP H02154629A JP 63306171 A JP63306171 A JP 63306171A JP 30617188 A JP30617188 A JP 30617188A JP H02154629 A JPH02154629 A JP H02154629A
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JP
Japan
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bacteria
genus
parts
microorganisms
weight
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Application number
JP63306171A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Moriguchi
森口 浩史
Tetsuro Watanabe
哲朗 渡邊
Junichiro Hirata
平田 準一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、微生物ベースのペント床敷砂、特に、造粒体
に関する。即ち、 微生物ベースで、清浄性(クリーン性)の高く、特に微
生物の作用により芳香成分を生成4゛る有機物質を含有
汁しめた微生物ベースのペット用床敷造粒体に関−る。
[従来の技術] 従来のベット用散砂としては、微生物を含有していない
ものが、工体であり、そのt成分は、殺菌剤、色素、香
料、吸着材料である残香性の強い油香料をタルクやビオ
ライトなどに吸着したものを便用していた。
:l:た、べ/トの排泄物や体臭等の悪臭を吸着できる
ように吸B削を配合したもの、ペットの排泄物や体臭等
の悪臭を本質的に分解できるように、微生物や酵素を配
合したものを使用していた。
flit者の方法では、物理的吸着には限界があり、動
物の排泄物が生成するアンモニア、硫化水素、トリメフ
ルアミン、メチルメルカプタンいを完全に抑えることが
出来なく、特に、ベット用敷砂としては、臭気抑制が不
十分である.また、後者の方法では、微生物が動物の排
泄物中の悪臭源を分解処理するには、時間がかかるため
に、従来用いられている組合わせや菌数では効果が不十
分である.また、酵素を併合した製品も検34されてい
るが、効果が不十分でぺ/ト用敷砂としては、実用に供
す°ることが困難であった。
また、微生物は、あまり使用されていないが、バチルス
属のうら特にズブチルス(B. subtilis)を
1量体とし、有機物汚物を分解’t′I’tするもので
、有機物汚物を分解さけるには菌数が少なく、共存4る
他種の菌もγθ物分解を助長するものではなかつた.ま
た、バブルス属などの微生物にアミラゼ、ブ11プアー
げ、リバービなどの酵素を混合したものがあったが、酵
素の:1ス(・が高いために、実用的ではなかった。
[発明が解決しようとする問題点コ 従って、本発明は、従来の問題点を解決す″るように、
鋭7α研究を行なった結果、菌数の多い微生物の組合わ
せにより解決する道を見出し、その知見に基づき本発明
を為したものである.また、極めて悪臭を発する場合に
は、更にグルタルアル′1ゞヒトを■1持させて、完全
に悪臭を防1トするものである.従って、本発明は、ペ
ットの排泄物等で悪臭を発4る有機物汚物を短時間で分
解でき、臭気を殆ど無くし、芳香性成分を生成する有機
物質を配合したべ!ト用微生物ベース床敷逍粒体を提供
することをNi的とす゛る.また、本発明は、上記微生
物成分や酵素、グルグルアルデヒドを無機質粉体や多孔
体と組合わけ造粒体を形成きけ、その脱臭効果に緩効化
さける効果も有4°るべ/ト用床敷逍粒体を提供するこ
とを目的と4−る。
[問題点を解決するための手段] 本発明の要旨とするものは、微生物、培地、担体から構
成される微生物成分100重′Wk811に対し、グル
タルアルデヒド5〜20重量部、無機質多孔体50〜1
00重量部、フィラー20〜50重l1℃部、バインダ
ー5〜20重量部を配合することを特徴とする微生物ベ
ースのべ・/ト用床敷造粒体である.そして、その微生
物成分は、その中の微生物が4種以上から構成され、該
微生物成分1gに対する菌数が、バチルス(Bacil
lus)Jf4の菌IQ II〜I Q 147 gl
 ストレプトコッカス(Strcpt。
coccus)kI4の菌1 0’ 〜1 0”7g,
 エンテロバクタ−(Entcrobact.er)属
のIJI O’−1 0”7g。
ノゾーブス( Rhizopus )属のlJ104〜
1011/g,ニドoソモナス(Nitrosomon
as )属の1101−10’/g,ニトロバクタ−(
Nitrobacter)jf&のiJl 0’−1 
0’/g,シュードeナス( p3eudos+ona
s)属のIJil 0’ 〜1 0’/g,  ヒル【
1モナス(CellulomonasJ属の菌10’ 
〜10’/gであることが好適である。
本発明者らは、脱臭効果にすぐれたベット用床敷造粒体
を提供するために、微生物成分を、微生物、培地、担体
から構成される微生物成分1001量部に対し、例えば
、微生物成分1gに対する菌数が、バチルス(Baci
llus )JijEの菌101′〜104/g1スト
レプトコアカス(Streptococcus )属の
菌10’−10”7g、エンテロバクタ−(Entcr
obacter )属の菌1 0’ 〜1 0”7g,
 リゾーブス(Rhizopus )属の菌1 0 ’
 〜1 0 ”7g,ニド11ソモナス(Nitros
ollIonas )属の菌10’ 〜10”7g。
」―ト11バククー(Nitrobacter)属の菌
10’−101 / g、ンユードeナス(Pseud
omonas )属の菌10〜10”7g,t=ルτ1
モナス(Celluloa+onas )属の菌107
〜10”7gの組合わせにし、更に、微生物成分だけで
は、処理しきれない部分をグルグルアルデヒド(化学吸
着剤)で補足し、完全な悪臭発生防上と汚物分解機ft
を有する床#に造粒体を提供するものである。
本発明のベット用微生物ベース床敷造粒体に用いる微生
物としては、バチルス(Bacillus )fiの菌
体、ストレプトコッカス(Streptococcus
 )属の菌、エンゾロバクター(Enterobact
er)属の菌の他に、リゾーブス(Rhizopus)
属の菌体、更に、ニトロソモサス(Nitrosoa+
onas)属の菌、ニド[1バクタ(Nitrobac
t、er)属の1■、シュートモリス(Ps’eud。
mona3)属の菌及びセルaモナス(Cellulo
monas)Jliの菌を含有せしめたものである。
本発明のぺ/ト用微生物ベース床敷造粒体の微生物成分
は、微生物、培地及び担体から構成されるが、その培地
としては、使用微生物の食料となるもので、ある程度組
成が明らかである一定の太りカスやフスマ、バガスなど
の農業製品副産物が使用され、或いは、牛乳など飲料の
腐敗したものを用い、場合により、酵母エキスや麦芽エ
キス及びその他部品を併用することができる。
また、本発明に用いる担体としては、使用微生物の住居
となるものであり、好適には、無機質の粉体(多孔体も
含む)の場合は、炭酸カルシラl1、炭酸マグ不ンウム
、珪酸カルンウトの粉末を用い、有機質の粉体の場合は
、オガクズ等を用いることかできる。
本発Iすlの床敷造粒体配合割合については、微生物、
培地、担体から構成される微生物成分中に゛存在する菌
数は、バチルス(Bacillus )属cy>uで、
10II〜10 ”#ち、ストレプトコッカス(Str
eptoc。
ccus>kAの菌で10’−10”7g、エンゾロバ
クター (Entcrobactcr)属の菌で10’
−10”7gで、Jゾーブス(Rhizopus)属の
菌で10’ 〜10”/g1更に、ニドI7ソモーJ°
ス(Nitrosomonas)属の菌で10’ 〜t
o’、’g、ニトロバクタ−(Nilrobacter
)属の菌で10’ 〜10’/g、シュードモ−タス(
Pseudo*onas )rlの菌で10’ 〜10
”7g、そしてセルl−1%ナス(Cellulos*
onas )属の菌−C’IO’〜io’、’g金含有
る。この微生物成分100重量部に対して、更に、微生
物成分100重量部に対して、グルタルアルデヒド5〜
20重喰部を含有させ、脱臭効果を完全にする。グルグ
ルアルデヒドs fft +;を部未満では、悪臭を完
全に抑λ、切れなく、不都合であり、1トだ、20虫晴
部を超えると、 mlスト的にも大きく、これ以ト入れ
てもそれほど効果が]二がらなくなる。
本発明の床敷造粒体では、更に、微生物成分100重量
部に対して、無機質多孔体50〜1001TX!^部、
フィラー20〜50重量部、バンダー5〜20重!、+
C部を含有する。無機質多孔体が50重1i)部未満で
は、微生物成分やベントの排泄物を均に取り込むことか
でさなく、不都合であり、また、100ffi晴部を超
えると、床敷造粒体中の空隙が多くなり過ぎ、多孔体に
取り込んだ微生物成分とベットの排泄物との接触が不I
−分になる。
、1′た、ノイラーが、20重晴部未満では、逍粒体製
逍時に、作業性が悪くなり、造粒し難くなり、イζ都合
であり、50重量部を超えると、20ffiht部未満
の場合と同様に、作業性が悪くなり、不都合である。
また、バインダー5重量部未満では、構成に必要な原料
の接合が不可能になり、造粒体を形成できなく、20重
量部を超えると、造粒体の強度は増すが、ニアスト高の
原因となり、不都合である。
無機質多孔体としては、ケイ酸カルシウム発泡体、硬質
ポリウレタン発泡体、炭酸カルシウム発泡体などを粉砕
し、適当な粒度(50〜300メツシユ)にしたものを
用いることができる。これは、ペットが排泄した尿を吸
着、吸蔵し、微生物と接触させるのに役立つものである
また、フィラーとしては、有機質、無機質いずれでも使
用でき、微生物成分、無機質多孔体、バインダーを均一
に分散させるために用いる。
更に、バインダーとしては、ポリマー、オリゴマー、モ
ノマーを含め、有機質バインダーならばいずれでも用い
ることができる。無機質の場合は、水硬性物質に限定さ
れ、セメント、石膏などを使用できる。
グルグルアルデヒドは、アンモニアなどの悪臭源を結合
安定化し、無臭化するものである。
また、微生物成分中の微生物は、8種からなり、その微
生物成分1g当りの菌数が、バチルス(Bacillu
s)属の菌で10目〜l Q l 47g、ストレプト
;1ノカス(Streptococcus )属の菌で
10’ 〜10’/g、10’E1バクター(Ente
robacter>fi (7)菌で10’−1011
7g、リゾーブス(Rhizopus )属で10′〜
10口/ g 、ニトロソモナス(Nitrosomo
naS)属の菌で10’ 〜10”/g、ニトロバクタ
−〈N1trobactcr )属の菌でto’−to
’/g、シュード[リス(Pscudomonas)属
の菌で10’ 〜10’/g、t=10’/リス(Ce
llulomonas)属の菌107〜10’/、gの
割合で含有している。
即ら、バー1ルス(Bacillus)属の菌が、10
11未満では澱粉質や蛋白τ1などの有機rIj物を2
4時間で分解−4る能力が不足し、10117gを超え
ると、他の種の菌との共存での増殖の限界になり、また
、悪臭の原因となる。
また、ストレプトコッカス(Streptococcu
s )属の菌が、109未満では、グルコースなど糖類
の分解が241+、¥間で不充分であり、l10ll7
を超えると、分解処理能力がこれ以1−必便でなく、他
の種の菌との共存での増殖の限界になる。4トたエンデ
11バクター(Entcrobactcr)1Mfkの
菌が、io’未満では24時間て゛の糖類の分解がイ(
充分であり、また、10117.、を超えると、24時
間以内で黄色い色素を生<する菌も増λ、るため、他の
種の菌との共存での増殖の限界になる。
添加のリゾーブス(Rhizopus)属の菌は、大変
強力な糖化酵素を分泌−4るためベット排泄物中の炭水
化物を急速に糖類に変え、バグールス(Bacillu
s)の効果を大幅に強めることができる。これにより得
られた糖類や炭化水素を、ストレプトコッカス(Str
eptococcus J属やエンブ[1バクター(E
otcrobactcr)属の菌が分解するため、リゾ
ープス(Rh 1zopus)属の菌を混入すると極め
て短時間で115物や悪臭源の分解を終了させることが
できる。リゾーブス(Rhizopus )属の菌が、
10’/g未満では、糖類の分解能力が不充分で、1o
 l I / gを超λ、ると、他の種の菌との共存で
の増殖の限界になる。
以上の4種の菌は、ペット排泄物を分解する。
特に、排泄物を分解し、芳香を有する香γ1成分(化学
構造は明らかでない)を生成さ仕ることができる。
−トI+ソモ−タス(Nitrosomonas)属の
]貞が、10ソ1未満では、アンモニアをNOlに変化
きせるには不充分で、to’/gを超えると、他の種の
菌との共存での増殖の限界になる。
また、ニトロバクタ−(Nitrobacter)IX
の菌が、10’/g未満では、NO3をNOlに変化さ
せるに不充分であり、10’/gを超えると、他の種の
菌との共存での増殖の限界になる。
ンユード[ナス(Pseudomonas )属の菌が
、10“7g未満では、NO8をN、に変化させるには
不充分であり、10’/gを超えると、他の種の菌との
共存での増殖の限界になる。
以上の3種の閑、即ら、ニド【1ソモナス(Nitr。
somonas )属の1′j4、ニド[]バクター(
Nitrobacter )属の閑、及び/ニード七ナ
ス(Pseudomonas)属の菌は、以上のように
ベット排泄物中に多量に発生するアンモニアの分解に寄
り、するものであり、組合わせて、アンモニアの悪臭を
除去4゛る作用を有する。
そして、ヒル[1モナス(Cellulos*onas
)属の閑は、べ7ト排泄物中のセル+1−ス成分をある
8!度分解#Vるものである。そして、セル【1モナス
(Cellulomonas)属の菌が、10’未満で
はセルロースを分解させるには不充分であり、10’/
gを超えると、他の種の菌との共存での増殖の限界にな
る。
以上の理由により、本発明のペット用微生物ベース床敷
逍粒体は、上記のような配合割合のものを用いる。
以りのように、本発明の床fk造粒体では、これらの8
種の閑を混入し、総合的にバランスの取れたペット排泄
物の分解を志向するものである。そして、以1−の8種
の菌は、各々の機能を果たすことによって、ペット排泄
物を分解するものである。また、同時に生成する芳香を
有する香料成分のために床敷造粒体中の悪臭をマスク減
少させることができる。
また、本発明のペット用徽生物ベース床fk造粒体に用
いるバチルス(Bacillus)fiは、特に、バチ
ルス・ズブチルス(B、5ubtilis)[IAM(
Institute 。
f Applied Mtcrobiology;東京
大学応用微生物研究所4f用菌株保存施設の略称;以ド
同様にこの略称で示す)1168]が好適であるが、こ
の他に、バチルス・ナラトウ(B、natto)[IF
O(Institutc for Fermentat
ion 0saka :財団法人発酵研究所:の略称二
以下同様にこの略称で示す) 3009]菌、バチルス
・フ1アギュラス(B、 coagulans)[IA
M 1115]、バチルス・マI!ランス(B、mac
crans)[T、AM 1243]を併用してもよい
ストレプトr ッカス(Streptococcus 
)属の菌としては、何でも良いが、ストリブトコ/カス
・フッカリス<S、faecalis)[IAM 11
19]、ストレプトコッカス・クレモリス(S、crc
moris)[IAM 1150コ及びラクチス(S、
 1actis)[IAM 1198]などを用いるこ
とができる。
また腸内細菌科として知られるエンテロバクタ(Ent
erobacter)、11%の菌としては、エンテロ
バクタ−・サカザキ(E、5akazakii)[IA
M 12660]、エンゾロバクター・アグロメランス
(E、 agglonaerans)[IAM 126
59]、エンゾロバクター・アエ[Jゲネス(E、ac
rogcncs)[IAM 1183及び12348コ
などを用いることができる。
また、カビの1種のリゾーブス(Rhizopus )
属の菌としては、リゾーブス・フAルセナエンシス(R
hizopus formosacnsis)[IAM
 62501、リゾーブス・〕す’)’ 工(Rhiz
opus oryzac)[IAM 6006]、リゾ
ーブス・シュードノネンシス(Rhizopus ps
cudochincnsis)[IAM 6042]な
どを用いることができる。
そして、ニトロソモナス(Nitrosomonas 
)属の菌としては、ニトロソモナス・ニー11バエ(N
、 curopac)[IFo 1429g]などを用
イルコトカテキル。
ニドr1バクター(Nitrobacter)属の菌と
しては、ニド「1バクター・アギリス(N、 agil
is)[IFO14297]などを用いることができる
シュードモナス(Pscudomonas )属の菌と
しては、シュードモナス・アエルギノサ(P、 aur
uginosa>[EFO30801、シュードモナス
・キャリオフイリス(P、caryophtllis)
[XFo 12950]、シュードモナス・スヂュトヒ
リ(P、5tutzeri>[IFO3773]を用い
る、−とができる。
そして1fル目七ナス(Ccllulo…onas)属
の菌としては、セルロモナス・ビアゾデア(C,bia
zotea)[IFO12680コ、セルロモナス・セ
ラセア(C,cellasea)[IFO3753]、
セル口モナス−ラダ(C,Uda)[IFO3747]
などを用いることができる。
また、本発明のベット用微生物成分に用いる培地は、大
豆カスやフスマなどの農産物廃棄物を用い、場合により
、酵/TJエキスや麦芽エキスを併用4°ることかでき
る。また、その微生物成分に用いる儂1体としては、次
階カル・ンウム、炭〜マグネシウl1、ケイ酸カルシウ
ムなどの粉末が用いられる。
〔作用] 本発明の微生物ベースの速効性床敷造粒体の汚水処理の
メカニズムは次のようなものと考えられる。
即ち、バチルス(Bacillus)属の菌が、排泄物
中の悪臭を発する主に澱粉質や蛋白質など有機物を分解
し、その分解により生成した糖類、炭化水素をストレプ
トフッカス(Streptococcus )ks閑体
やエンテ「Iバクター(Enterobacter )
属菌体及びリゾーブス(Rhizopus)属菌体が急
速に更に分解し、発酵を促進し、悪臭物質を取り除くも
のである。そして、パチル’;A (Bacillus
)If&菌体、ストレプトコッカス(Streptoc
occus )属菌体、エンテロバクタ−(Enter
obacter)31g菌体及びリゾーブス(Rhiz
pus )属菌体は、ペット排泄物を分解する。
また、本発明により利用されるニトロソモナス(Nit
rosomooas )!菌体、二1へ17バクター(
Nitrobacter)属菌体、シュードモナス(P
seudomonas )jlX菌体は、ペット排泄物
中に多鑓に発生するアンモニアの分解に寄学するもので
、ニドi!ソモリスyAVa体は、アンモニア→NO1
にし、ニド「1バクタ属菌体は、No、4No、にし、
シュードモナス属菌体は、NO8→N、にし、これらの
3つの属菌体でアンモニアの悪臭の問題を解決できたも
のである。
そして、ヒルr? ’T:ナス(Celluloaon
ms )fi菌体により、ペット排泄物中に有るセルロ
ース成分を一部分解する。
本発明のベット用微生物ベース床敷造粒体は、バチルス
(Bacillus)属の菌体を1011〜l Q 目
/gとかなり多く含有するために、ペット排泄物の悪臭
を発する有機物汚物を短時間で分解し、分解により生成
した糖類や灰化水素をストレプトコッカス(Strep
tococcus )fif4の微生物とエンテロバク
タ−(Entcrobactcr)属微生物により分解
・発酵させることができ、また、その分解物の一部は、
芳香を有rることかあるものである。更に、本発明の床
敷造粒体では、リゾーブス(Rbizopus)属の菌
を含有し、これは、澱粉質汚物を短時間に分解すること
ができるものである。
本発明の床敷造粒体は、次のようにして製造できる。即
ち、L記の微生物成分(微生物+培地十担体)に水を加
えて、24〜48時間、25〜28℃で混合し、真空乾
燥機やスプレードライヤーなどを用いて最終的な水分が
5〜6%になるまで乾燥し粉末化した。その後、このよ
うにして製造した乾燥微生物成分に、グルグルアルデヒ
ド、無機質多孔体、フィラー、バインダーを所定量混合
し、或いは、所望により、水を混合して、適当な粒度で
、本発明の床敷造粒体が製造される。
次に、本発明の床敷造粒体の使用法は、ペット用敷き砂
等として使用すると、微生物の活性が高く、悪臭を生じ
ないようにでき、常に、クリーン化されでいるものであ
る。
ペット川床*造粒体では、多’xlの微生物がイC在し
、活性化させ、悪臭や排泄物を完全に分解発酵する。
従って、本発明のベット用微生物ベース床敷逍粒体を使
用することにより、ペット臭を、無臭化するという効果
が期待できるものである。
本発明のペット用微生物ベース床敷造粒体は、特に、速
効性があり、短時間で処理するペット用敷砂に適す゛る
ものである。更に、他の汚水や排水処理にも好適である
次に、本発明のペット用微生物ベース床を造粒体につい
てJ(体側により説明するが、本発明は、次の実施例に
限定されるものではない。
[″Jl施例] 微生物は12種とし、バチルス(Bacillus)属
のバチルス・ズブチルス(B、5ubtilis)[I
AM 1168]菌を2xto”7g、バチルス・コア
ギユランス(B、cogulans)[IAM 111
5]菌を2xlO”7g、ストレプトコッカス(Str
eptococcus )iのストレブトフッ力ス−フ
ァカルス(S、faecalis)[IAM 1119
]菌を4xtO’/g、エンテロバクタ−(Enter
obacter )属のエフテロバクター・サカザ* 
(E、 5akazakii)[lAl112660]
IJを3xto’/gt エフテロバクター・アグロメ
ラレス(E、aggloserans)[IAM 12
659]菌を4×10°/g及びリゾーブス(Rhiz
opuS)属のリゾーブス・フォルモサエシス(R,f
ormosaensis)[IAM 6250コ菌を6
X10’/g、ニトロソモナス(Nitrososon
as)属のニトロソモナス・ヨー「コバエア(N、eu
ropaea)[IFo 14298]菌体を7×10
 ’/ g 、 ニトロバクター(Nitrobact
er )fiのニトロバクタ−・アギリス(N、agi
lis)[IFO14297]菌体を8X10’/g、
シュードモナス(PseudosonaS)属のシュー
ドモナス・アエルギノサ(P、 aeruginosa
)[IFo 30gGF閑体を2xto’/g、シュー
ドモナス・キャリオフィリ(P、caryophill
i)[IFO12950]を4X10″/g、 シュー
ドモナス・シュットゼリ(P、5tutzeri)[I
Fo 3773]を2xlO’/g及びセルロモナス(
Callulomonas)IIのセルロモナス・ビア
ゾデア(C,biazotea)[IFo 12680
]菌体を2xlO’/gの割合今箒会を配合した微生物
成分を60重IJt部、大豆かす25重量部、酵母エキ
ス5!rf量部、麦芽エキス15ffi量部、戻酸カル
ンウム25重鼠部及び水1000重量部を計量配合し、
25°Cで48時間混合しながら培養した後に、真空乾
燥機及びスプレードライヤにより、最終水分が6〜4f
fiffi%になるまで乾燥し、粉末化したものを得た
この粉末体には、バチルス属の菌が、7×101/g5
ストレプトコッカス属の菌が、4X10117 g、エ
ンテロバクタ−属の菌が、4X10”7g及びリゾーブ
ス属の閑が、7×10′@/g、ニド「Iソモナス(N
itrososonms )属の閑が、2×10’/g
、ニトロバクター(Nitrobactcr)属の菌が
、4xlo”7g、シュードモナス(Pseudoso
naS)属の閑が、7xto’/g及びh ルIff 
モナス(C。
11uloI11onas)属の菌が、4xto”/g
が存在していた。
この微生物成分100jI((1)部に対して、グルタ
ルアルデヒド8重量部、クイ酸カルシウム多孔体(粒度
100〜150メツシユ、100%のもの)を35重I
11部、酢酸ビニルエマルジョン接看剤の10重!辻部
を、均一に混合して、得られたベートを造粒し、直径3
〜lQ++waの造粒体を製造した。
このようにして得られた微生物ベースの床敷造粒体につ
いて、次の試験を行なった。
即ち、ペットとして、猫2匹と犬3匹を対象として、1
00cmX 60cmX 40cm(縦X横X高さ)の
箱の中に、本発明の床敷造粒体を厚さ20ctaになる
ように、入れこみ、1週間のあいだのベントがタレ流ず
汚物によって悪臭が発生するか否かを観察した。その結
果を第1表に示す。
第1表本発明の床敷造粒体の動物試験の結果の比−但し
、0:臭く無い、△:少し臭い、×:臭い。
第1表から、つぎのことが明らかである。
即ち、猫の場合は、普通の砂では、1日目で少し臭いが
、また、市販品Aでは、2日目で少し臭い、これに対し
て、本発明の床敷造粒体を使用した場合は、413t1
で少し臭いという好成績を示した。
犬の場合、眸通の砂では、1日目で少し臭いが、また、
市販品Aでは、2〜3日目で少し臭い、これに対して、
本発明の床敷造粒体を使用した場合は、4〜5 )] 
11で少し臭いという好成績を示した。
以にのように、犬よりも猫の場合の方が、t11!、績
が悪いという結果であるものの、本発明の製品は、市販
品Aや婢通の砂よりも、2倍以上の悪臭防止の効果を示
している。
[発明の効果] 本発明の微生物ベース床gk造粒体は、とかく悪臭を発
生し易いペット排泄物の処理剤として、8種の属の微生
物を添加し、充分な分解を期し、且つ、分解し切れない
部分をグルグルアルデヒドが結合安定化させるために、 第1に、ペットを室内で悪臭なく飼うことができる床*
’a粒体を提供できること、 第2に、フィラーや無機質多孔体を構成要素としている
ために、ペットが排泄した尿を吸着し、分解又は結合安
定化できるために、室内を汚さないペット川床In粒体
を提供できること、第3に、造粒体であるために、飛散
せずに、ペットや人間の健康に対し安全であり、且つ、
取り扱い易いべ/ト用床fk造粒体を提供すること、第
4に、微生物の種類及び菌数を工夫したため、例え、ば
、微生物の菌数が多く、悪臭源の有機物を短時間に分解
し、更に菌種の組合わせによって、特に急速に分解でき
る床敷造粒体を提供するなどの技術的効果が得られた。
特許出願人  三IK業セメント株式会社代理人  弁
理士  倉 持  裕

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)微生物、培地、担体から構成される微生物成分1
    00重量部に対し、グルタルアルデヒド5〜20重量部
    、無機質多孔体50〜100重量部、フィラー20〜5
    0重量部、バインダー5〜20重量部を配合することを
    特徴とする微生物ベースのペット用床敷造粒体。
  2. (2)請求項第1項の微生物成分は、その中の微生物が
    4種以上から構成され、該微生物成分1gに対する菌数
    が、バチルス(Bacillus)属の菌10^1^1
    〜10^1^4/g、ストレプトコッカス(Strep
    tococcus)属の菌10^9〜10^1^3/g
    、エンテロバクター(Enterobacter)属の
    菌10^9〜10^1^3/g、リゾープス(Rhiz
    opus)属の菌10^4〜10^1^2/g、ニトロ
    ソモナス(Nitrosomonas)属の菌10^2
    〜10^9/g、ニトロバクター(Nitrobact
    er)属の菌10^7〜10^9/g、シュードモナス
    (Pseudomonas)属の菌10^6〜10^9
    /g、セルロモナス(Cellulomonas)属の
    菌10^7〜10^9/gであることを特徴とする請求
    項第1項記載の微生物ベースのペット用床敷造粒体。
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