JPH1057924A - 生ごみ処理機用の培養基材 - Google Patents

生ごみ処理機用の培養基材

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JPH1057924A
JPH1057924A JP22247896A JP22247896A JPH1057924A JP H1057924 A JPH1057924 A JP H1057924A JP 22247896 A JP22247896 A JP 22247896A JP 22247896 A JP22247896 A JP 22247896A JP H1057924 A JPH1057924 A JP H1057924A
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JP
Japan
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garbage
binder
moss
peat
substrate
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JP22247896A
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English (en)
Inventor
Sei Sato
聖 佐藤
Tetsuya Mori
哲也 森
Kenji Kanbe
健司 神辺
Shinji Yonemura
伸二 米村
Kenji Sekine
健司 関根
Takashi Sekiguchi
孝志 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokko Chemical Industry Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Hokko Chemical Industry Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微生物を用いて生ごみを分解する生ごみ処理
機に用いられて、生ごみからの悪臭の発生を防止でき且
つ生ごみを長期間効率よく分解できる新規な微生物培養
基材を提供する。 【解決手段】 ピートモスとバインダーを混合し、また
所望の場合には、他の添加物を混合し、得られた混合物
を造粒することによって形成された多孔質の粒状物から
なるものであることを特徴とする生ごみ処理機用の培養
基材が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微生物を用いて生ご
みを分解する生ごみ処理機に用いる新規な微生物培養基
材に関する。本発明による生ごみ処理機用の培養基材
は、別に詳細に言えば、生ごみの微生物分解処理装置用
の微生物培養基材である。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭や食堂などからでる野菜、
魚、肉、残飯、麺類等の各種生ごみを微生物の有機物分
解能を利用して、水と炭酸ガスなどに分解するようにし
た生ごみ分解処理機が開発され、使用され始めている。
この生ごみ分解処理機は、発酵槽に攪拌装置、換気装
置、ヒーター等を設け、またそれらの制御回路等を設け
てなる装置である。この装置の発酵槽に、微生物を保持
し得る微生物培養基材を入れておき、家庭の台所などか
ら出た生ごみを順次に入れて発酵槽内で攪拌、換気、加
温などを周期的に行なうと、該基材中の生ごみ分解能の
ある好気性菌および通気嫌気性菌の作用により生ごみが
水と炭酸ガスなどに分解するものである。
【0003】生ごみ処理機に装入されて用いる微生物培
養基材としては、いくつかの種類のものが知られてい
る。例えば、そのような基材としてオガクズとピートモ
スが知られている(特開平 8−168744号公報)。ピート
モスはそのままを生ごみ処理機用基材として使用した場
合には、オガクズと比較してアンモニア臭などの悪臭の
発生が少なく、生ごみの分解率も向上する。しかもピー
トモスはオガクズより微細な多孔質構造を有し、保水
性、通気性にも優れ、微生物が生存、増殖するのに最適
であることと共に、高い臭気吸着活性を有する。
【0004】しかしながら、一般に市販されている天然
のピートモスは、多繊維質であり、水分含量が約50%で
嵩密度が0.12g/mlと小さく(乾燥時の嵩密度は約0.06g/
ml)軽くて飛散しやすいため、取り扱いに不便である。
天然ピートモスを生ごみ処理機用基材として使用した場
合には、発酵槽内で攪拌と換気を受けることによりピー
トモスの微粉化が激しく、生ごみ処理機の排気口に使用
されるフィルターに目詰まりを起こしやすく、更に、使
用日数が経過するにつれてピートモスの嵩が減少し、水
分の存在下で固結物を生じやすくなり、オガクズなどに
比べて、耐久性に欠けるという短所を有している。
【0005】また、オガクズ、木粉よりなる培養基材は
例えば特開平 8−24825号および特開平 8−24826号公報
に示され、さらにオガクズとコーヒー殻よりなる培養基
材は特開平 8−24821号公報に示されている。
【0006】オガクズは微生物で分解されにくいこと、
生ごみと共に攪拌しても崩れにくいこと、保水性と通気
性を有する性質をもつので、微生物の住み家として適す
ること、また安価に入手できる点で有用である。しかし
ながら、オガクズを用いた基材では、生ごみ分解中に発
生するアンモニア、アミンなどの悪臭を除去しにくく、
オガクズ使用量が大きいわりには処理できる生ごみ量が
少ないという欠点があった。
【0007】また、木炭粒よりなる基材(特開平 8-113
3号公報)、本質細片と原木チップよりなる基材(特開
平 8-39041号公報)、イネ科穀物の外皮よりなる基材
(特開平 8-51972号公報)なども知られている。
【0008】さらに、上記のような培養基材への添加物
として防臭剤、乳酸菌またはカビが配合できることが知
られ(特開平 7-275333号公報)、また好気性バクテリア
と酵素が配合できることも知られている(特開平 7-1322
74号公報、特開平7-149403号公報、特開平 8-24825号公
報)。
【0009】一方、特開平 7-241139号公報には、園芸
用培土用の粒状ピートモスの製造法として、ピートモス
に対してバインダーとしての粘土鉱物、例えばベントナ
イトあるいは熱硬化性酢酸ビニルなどの有機高分子、嵩
比重増与剤としてのパーライトなどの鉱物を混合し、そ
の混合物をロール型押出造粒機またはギヤ式押出造粒機
により造粒することにより、排水性などが改善されかつ
嵩密度が0.55〜0.73g/mlである難崩壊性の粒状ピートモ
スを製造する方法が記載されている。
【0010】さらに、特開平 2-77487号公報には、酸度
矯正資材としての石灰質肥料などと、吸水性高分子とし
てのデンプンなどと、必要により配合されるバインダー
としてのポリビニルアルコール、イソブチレン−無水マ
レイン酸塩共重合体、ポリ無水マレイン酸塩などの水溶
性合成高分子と、ピートモスなどとを含有して粒状に成
形した土壌改良剤が記載されている。
【0011】また、特開平 1-317440号公報には、消臭
作用を営む微生物および/または酵素を担持させて悪臭
空気を接触させることにより該悪臭空気を消臭させる消
臭用担体において、その担体は (A)植物の土中および/または水中堆積物として例え
ばピートモスと (B)人工繊維状物として例えばポリビニルアルコール
繊維などと (C)耐久性結合成分として例えば合成樹脂エマルジョ
ン、合成ゴムラテックスまたは熱架橋性合成樹脂などと
を必須構成成分とし、これらの成分の比率(A):
(B):(C)が96〜15重量%: 3〜84重量%: 1〜30
重量%であることからなるシート状物又は立体状物、あ
るいはその成形物であることを特徴とする消臭用担体が
記載されている。
【0012】しかしながら、上記の既知の園芸培土用粒
状ピートモスや消臭用担体が生ごみ処理機に装入される
微生物培養基材として使用しうることは記載されていな
い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の生
ごみ処理機用の培養基材は、悪臭抑止作用に乏しかった
り、攪拌に対する機械的または物理的な強度の不足か
ら、生ごみを入れた発酵槽内での攪拌や換気作用により
基材粒子が破砕されたり飛散したり、長時間使用すると
基材が生ごみ中の難分解性の物質や水分を吸収すること
により固結物を作ってしまい、それ以上は生ごみを効率
的に分解できなくなるなどの点で培養基材の耐用寿命が
短いという問題があった。そのため基材の約20〜30リッ
トル当たりの生ごみの処理量は一日当たり多くても1kg
程度であり約1か月間ほどの耐久性または耐用寿命を有
するにすぎず、たとえば一般家庭用の生ごみ処理装置は
小型化するのにも限度があるという問題点もあった。し
たがって、臭気を充分に抑制できる性能をもち、しかも
機械的な攪拌に対し強固で耐久性があり、少量の培養基
材でも効率よく多量の生ごみ処理を長期間可能にする培
養基材が必要とされている。本発明の目的の一つはこの
ような要望に合致した性質を有する生ごみ処理機用の微
生物培養基材を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の目的
を達成するために、鋭意研究をした。天然ピートモス
は、地下水位の高い湿地帯において、枯死した草類など
の植物がその繊維組織を残したまま土中で腐蝕し堆積し
たフミン酸などと水分の多い酸性の物質である。天然ピ
ートモスは繊維質の含量が多く、嵩密度が非常に小さ
く、軽くて飛散しやすい性質を有している。前記のとお
り天然ピートモスはそのまま生ごみ処理機で微生物培養
基材として用いた場合には、多くの欠点を示した。しか
しながら、本発明者の研究の結果、天然ピートモスをバ
インダー(結合剤)の水溶液と混合した後に、ピートモ
ス繊維を該バインダーで結合すると共に、ピートモス繊
維間の間隙や繊維中の多孔内空間をバインダーにより部
分的に充填するように、ピートモス繊維とバインダーの
水溶液からなる混合物を造粒機で圧縮力下に造粒して多
孔質構造を保留する多孔質の粒状物に加工した場合に
は、このようなピートモス含有の多孔質粒状物は、改良
された物理的強度または耐久性を示すのみならず、生ご
みの微生物分解処理機の発酵槽内に生ごみと共に装入し
て微生物の培養基材として用いた時には、長期間にわた
り該基材として使用中でも、基材粒状物の各粒子の微粉
砕化が少なく、したがって微粒子の飛散を起さず、また
すぐれた悪臭抑止作用を保持し続けて且つ生ごみの微生
物分解のすぐれた効率を保有する性質を示すこと、すな
わち培養基材としての耐用寿命が長く、生ごみ分解性能
が高いことが見いだされた。
【0015】従って、本発明においては、ピートモスと
バインダーを混合し、得られた混合物を造粒することに
よって形成された多孔質の粒状物からなるものであるこ
とを特徴とする生ごみ処理機用の培養基材が提供され
る。
【0016】次に本発明の生ごみ処理機用の培養基材に
ついて詳しく説明する。本発明の基材で原料として用い
られるピートモスは市販された天然品であることがで
き、これを原料として未乾燥のまま、あるいは乾燥後に
用いればよい。
【0017】本発明の基材中のピートモスの配合量は20
〜98重量%、好適には30〜95重量%であることができ
る。
【0018】本発明の基材でピートモスと混合されるバ
インダーは、造粒時における原料ピートモスの飛散を防
止するとともに、ピートモスの嵩密度を高め且つピート
モスに可塑性と粘結性を付与し、しかも造粒工程で形成
された多孔質粒状物の結合強度を向上させるために使用
される。
【0019】本発明によらずにバインダーを配合しない
場合にも粒状ピートモスは得られるが、それの結合強度
が十分でなく、容易に粉末化したり、水中で崩壊し易い
ので培養基材としては不適当である。
【0020】本発明で用いられるバインダーは、生ごみ
を分解する微生物を死滅させたり、微生物の生ごみ分解
能を低下させる性質を持たないこと、またピートモスと
混和しやすい性質を持つものであるのがよい。本発明で
配合するに適するバインダーには、ポリビニルアルコー
ル(PVA)、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸
共重合体(VEMA)などの水溶性高分子重合体、各種
の合成樹脂のエマルジョン、合成ゴムラテックス、熱硬
化性合成樹脂等がある。好適にはバインダーは水溶性の
高分子重合体であるのがよく、特に好ましくはポリビニ
ルアルコールである。これらのバインダーは2種または
それ以上を併用してもよい。
【0021】本発明の培養基材をなす多孔質粒状物中で
ピートモスと混合され配合されるバインダーの配合量
(割合)は、ピートモスの乾燥重量に基づいて、 2〜50
重量%の範囲であることができ、好適には 5〜40重量%
の範囲であるのがよい。ピートモスの乾燥重量に基づい
て、添加されたバインダーの配合量が2重量%未満であ
ると、バインダーによるピートモス繊維同志の相互の結
合の強度が所望の結合強度を基材の多孔質粒状物に与え
るには不足してその多孔質粒状物の耐久性または機械的
攪拌に対する強度が劣る。また、バインダーの配合量が
50重量%を超えると、ピートモスの多孔質構造の微小孔
の大部分がバインダーで充填されて埋まり且つピートモ
スの多孔性表面もバインダーで大部分が覆われてしまう
から、適当な吸水性と保水性が失われ、しかも微生物の
定着、生息できる微小孔の多くが失われることになり、
その結果、得られた粒状物はそれの悪臭の脱臭力と生ご
みの分解性能が低下して所望の培養基材として不適当に
なる。
【0022】さらに、本発明の培養基材をなす多孔質粒
状物の各粒子の内部には、ピートモスおよびバインダー
の他に、ピートモス以外の植物性繊維質および(また
は)鉱物質および(または)脱臭剤、ないし消臭剤など
の少なくとも1種が所望の場合に任意に配合できる添加
物として、1種またはそれ以上を配合され得る。これら
の添加物は、造粒する以前の混練段階で原料混合物に添
加できる。
【0023】そのような植物性繊維質の例には、オガク
ズ、ヤシガラ、稲モミガラ、麦モミガラ、コーヒー殻、
原木チップなどがある。また、鉱物質の例としては、ゼ
オライト、セピオライト、パーライト、かんらん石、酸
化鉄、大理石粉などがあげられる。その植物性繊維質ま
たは鉱物質の配合量は、ピートモスの乾燥重量(水分2
%時)に基づいて5〜120重量%の範囲、好ましくは10〜
100重量%の範囲でありうる。
【0024】また脱臭剤ないし消臭剤は、配合したバイ
ンダーの固有臭または生ごみ分解中に生ずる悪臭の成分
を吸着、吸収して脱臭または消臭する物質であり、例え
ば活性炭、ゼオライトなどを使用できる。ピートモスの
乾燥重量に基づいて1〜100重量%の量で配合できる。
【0025】本発明の基材をなす多孔質粒状物の各粒子
の内部に上記のように任意に配合された植物性繊維質
(ピートモス以外の)や鉱物質は、所要の多孔質粒状物
を原料ピートモスとバインダーの水溶液の混合物から造
粒するときの造粒適性を高めたり、また造粒された粒状
物の結合強度を高めたりする添加剤として役立つ。
【0026】なお、バインダーとピートモスとを混合す
るときに両者の親和性を高めるために、撥水防止剤(界
面活性剤)として例えば既知の非イオン系界面活性剤
を、前記の任意の添加物として配合することも可能であ
る。
【0027】他方、前記の植物性繊維質および(また
は)鉱物質および(または)脱臭剤ないし消臭剤などの
任意の添加物は、本発明の基材をなす多孔質粒状物の各
粒子に対してそれらの外部から混合されることもでき、
そしてこの混合により、本発明の基材の多孔質粒状物と
前記の添加物とが混合されてなる組成物を形成できる。
このような混合により得られた該組成物は、その中に含
まれた本発明の基材の粒状物が生ごみ処理機の発酵槽内
壁へ付着するのを防止できる性質を示し、かつ(また
は)発酵槽内における生ごみ中の水含量を好ましい範囲
に保持できる性質を示し、また消臭作用も有する。しか
し、該組成物における植物性繊維質および(または)鉱
物質および(または)脱臭剤ないし消臭剤の合計の混合
量は、本発明の基材のピートモス成分の特性を維持して
発揮させるためには、本発明の基材の乾燥重量に基づい
て50重量%以下であるのが望ましい。
【0028】さらに、本発明の基材をなす多孔質粒状物
の各粒子表面上にまたは表面層中には、生ごみ分解能を
有する微生物および(または)脱臭能を有する微生物を
添加して存在させることも可能である。
【0029】生ごみ分解能を有する微生物の例には糸状
菌、酵母、放線菌、細菌がある。生ごみを分解する酵素
を産生するアミラーゼ生産菌、プロテアーゼ生産菌、リ
パーゼ生産菌、セルラーゼ生産菌などが好ましい。特に
好ましい微生物としては枯草菌〔バチルス・ズブチリス
(Bacillus subtilis)〕がある。また、脱臭能を有する
微生物の例には、悪臭の主因をなすアンモニアを資化で
きるアンモニア資化菌、硫化水素を資化できる硫黄細
菌、硝化菌などがある。本発明の基材の多孔質粒状物の
粒子表面また表面層中に上記の微生物を添加する方法と
しては、該表面に微生物の菌体の懸濁液をスプレーで添
着する手段によって、またはその多孔質粒状物を菌体懸
濁液に浸漬する手段によって行なわれ、これで微生物の
菌体が多孔質粒状物の微少孔内に導入され、および(ま
たは)多孔質粒状物の表面上に付着されることになる。
その後、必要に応じて乾燥にかける。この場合に導入、
付着された微生物菌体の量は、本基材の乾燥重量の1g
あたりに103 〜108 個であるのが好ましい。
【0030】さらに、生ごみ分解能および(または)脱
臭能を有する各種の酵素を、それの酵素液の形で本発明
の基材の多孔質粒状物の粒子表面にスプレー法によりま
たは浸漬法により導入、付着して添加することも可能で
ある。かかる酵素の例には、アミラーゼ、プロテアー
ゼ、リパーゼ、セルラーゼなどがあげられる。セルラー
ゼとしては、セルラーゼオノズカ(ヤクルト薬品工業株
式会社の製品名)やマセロチームA(ヤクルト薬品工業
株式会社の製品名)などがあげられる。
【0031】あるいは、前記の微生物および(または)
酵素は、適当な吸着性の粒状固体担体中に含有または吸
着させておき、そしてこのような微生物または酵素を担
持した担体を本発明の基材をなす多孔質粒状物に対して
加えて混和させることも可能である。そのような担体と
しては、例えばゼオライト、クレー、活性炭を使用でき
る。また、添加される酵素はそれの水溶液の形で本発明
の基材に添加することもできる。さらに、生ごみ処理機
内の生ごみ中または培養基材中の微生物の絶対量が少な
い運転開始初期においては、生ごみ分解能を有する微生
物や酵素を別途に添加してもよい。
【0032】本発明による培養基材をなす多孔質粒状物
は、0.1〜1g/mlの嵩密度を有するものであるのがよい
が、特に好ましくは0.12〜0.8g/mlの範囲の嵩密度を有
するのがよい。この嵩密度の測定法は、乾燥した多孔質
粒状物、例えば空気中で80℃で1〜2時間乾燥して水分
含量を約2%(重量)に低下させた多孔質粒状物の一定
容量(例えば1000ml)をとり、それの重量(g)を計量
し、そしてその重量(g)を容量(ml)で割ることで計算
した値(g/ml)を計算することからなる。
【0033】本発明の基材をなす多孔質粒状物の嵩密度
が0.1g/ml未満であると、生ごみ処理機に使用中に基材
粒子が短期間で崩壊してしまい、また1g/mlを超える
と、撹拌機の羽根の回転に過大な負荷をかけて好ましく
ない。
【0034】さらに、本発明の基材をなす多孔質粒状物
は、それの微粉化しにくい物理的な難崩壊性と吸水して
も崩壊しにくい耐水性との点から、後記に説明される方
法で測定される水中崩壊率で0〜60%の値を有すること
が望ましい。
【0035】本発明の基材をなす多孔質粒状物の水中崩
壊率が60%を超えると、物理的に崩壊し易く、微粉を生
じて生ごみ処理機内のフィルターの目詰まりの原因とな
り好ましくない。
【0036】なお、上記の水中崩壊率の測定法は次のと
おりである。本発明基材の多孔質粒状物の乾燥物(水分
含量が約2%)の1gを100mlのビーカーに入れ、室温
で水49mlを入れ、さらに直径3cmの4枚羽根をもつスタ
ーラーを水中装填して回転数60rpmで12時間攪拌する。
これによって、固体粒子の懸濁液を得る。その後に、水
中で崩壊しないで粒状に残る基材試料を篩残として通過
させない程度のメッシュの大きさをもつ篩を選択して用
い、この篩で前記の懸濁液を濾過する。篩残分の乾燥重
量(水分含量が約2%)を測定して、さらに下記の計算
式で水中崩壊率を算出する。
【0037】水中崩壊率(%)=(1−篩残分乾燥重量
/元の試料重量)×100
【0038】本発明の基材をなす多孔質粒状物の形状は
特に制限されないけれども、円筒状または円板状である
のが好ましく、またブロック状であることもできる。円
筒状または円板状である場合、その粒状物の粒径は、1
mm〜10mmでよいが、製造コスト及び耐用性から1.5mm〜
5mm位の粒径のものが望ましい。
【0039】本発明の培養基材の特に好ましい実施態様
例によると、ピートモスにバインダーとしてポリビニル
アルコールの水溶液を混合し、また所望の場合には、任
意に配合できる他の添加物として植物性繊維質、鉱物質
および脱臭剤ないし消臭剤のうちの1種またはそれ以上
も混合し、このようにして得られた混合物を圧縮力の下
に造粒し、さらに加熱および乾燥することによって形成
された多孔質の粒状物からなる基材であって、その多孔
質粒状物は水分含量が約2%の乾燥状態において0.1〜
1g/mlの嵩密度、好ましくは0.18〜0.84g/mlの嵩密度を
有し且つ60%以下の水中崩壊率を有するものであること
を特徴とする、生ごみ処理機用の培養基材が提供され
る。この好ましい実施態様例による培養基材において
は、生ごみ分解能を有する微生物または/および脱臭能
を有する微生物として例えば枯草菌が本基材に添加され
てあることができ、この微生物は、所望ならば、固体担
体に吸着されて保持された形であることもできる。
【0040】本発明による培養基材は、生ごみ処理機の
発酵槽に1日当たりで生ごみ1kgにつき約5〜20リット
ルを装入することにより生ごみを分解処理できる。天然
ピートモスだけよりなる培養基材を用いた場合には、1
日当たりで生ごみの1kgにつき約20〜30リットルの大量
の基材を要するのに比べ少なくてすむ。従って、本発明
の培養基材を用いると生ごみ処理機を小型化することが
可能となる。
【0041】本発明による培養基材の製造は次のような
方法で行いうる。すなわち、ピートモスとバインダーの
水溶液を混合し、また場合によりその他の添加物の1種
またはそれ以上を添加して混合し、得られた混合物を混
練機で十分に混練する。得られた混練物を回転円筒形押
し出し造粒機またはロール型押し出し造粒機などの造粒
機により円筒状または円板状に造粒する。さらにこの造
粒した粒状物を自然乾燥するか、または40〜80℃で加熱
して乾燥することから成る方法で製造できる。
【0042】
【発明の実施の形態】次に、本発明の培養基材の製造例
を下記の実施例により示す。実施例1 ピートモス(5mm目の篩で予め篩分けしたもので水分含
量が50重量%、嵩密度0.12g/ml)81.4部、バインダーと
してポリビニルアルコール(日本合成化学工業株式会社
製、商品名NH−17Q)10重量%水溶液129部および活性炭
(日本カーボン株式会社製)5.7部を混練機(不二パウ
ダル株式会社製、KDH−10型)に仕込んで10分間混練し
た。この混練物をスクリーン穴径1.5mmの回転円筒型押
し出し造粒機(日本薬業機械株式会社製、NYG−K200
型)を使用して、円筒状に造粒した。この造粒した粒状
物を、80℃の恒温乾燥機(不二パウダル株式会社製、MD
B−400型)に入れて1時間乾燥して多孔質粒状物(水分
含量2%、嵩密度0.15g/ml、水中崩壊率5%)として本
発明の基材を得た。
【0043】実施例2 ピートモス(水分含量50重量%、嵩密度0.12g/ml)80.6
部、バインダーとしてポリビニルアルコール(日本合成
化学工業株式会社製、商品名NH−26)10重量%水溶液 1
37部、活性炭(日本カーボン株式会社製) 5.7部を混練
機(不二パウダル株式会社製、KDH−10型)に仕込んで1
0分間混練した。この混練物をスクリーン穴径5mmのロ
ール型押し出し造粒機(不二パウダル株式会社製、F−5
/11−175型)を使用して、円筒状に造粒した。この造粒
した粒状物を、80℃の恒温乾燥機(不二パウダル株式会
社製、MDB−400型)に入れて1時間乾燥した。多孔質粒
状物(水分含量2%、嵩密度 0.4g/ml、水中崩壊率12
%)として本発明の基材が得られた。
【0044】実施例3 ピートモス(水分含量50重量%、嵩密度0.12g/ml)60部
をポリビニルアルコール10重量%水溶液 100部、活性炭
5.7部および天然ゼオライト(日本活性白土株式会社
製、300メッシュ品)24.3部を混練機(不二パウダル株
式会社製、KDH−10型)に仕込んで10分間混練した。こ
の混練物をスクリーン穴径1mmのロール型押し出し造粒
機(不二パウダル株式会社製、F-5/11-175型)を使用し
て、円筒状に造粒した。この造粒した粒状物を、80℃の
恒温乾燥機(不二パウダル株式会社製、MDB−400型)に
入れて1時間乾燥した。多孔質粒状物(水分含量2%、
嵩密度0.95g/ml、水中崩壊率45%)を本発明の基材とし
て得た。
【0045】実施例4 実施例1に準じて調製した本発明の粒状の培養基材に対
して、生ごみ分解菌およびアンモニア資化菌として枯草
菌(バチルス・ズブチリス)の液体培養液を菌濃度が10
8 個/g以上になるように吸着させてあるゼオライトを5
重量%の量で添加した。これにより微生物を添加された
本発明の基材(水分含量2%、嵩密度0.15g/ml、水中崩
壊率5%)を得た。
【0046】実施例5 実施例2に準じて調製した本発明の粒状の培養基材に対
して、生ごみ分解菌およびアンモニア資化菌として枯草
菌(バチルス・ズブチリス)の液体培養液を菌濃度が10
8 個/g以上になるように吸着させてあるゼオライトを5
重量%の量で添加した。これにより微生物を添加された
本発明の基材(水分含量2%、嵩密度0.4 g/ml、水中崩
壊率12%)を得た。
【0047】実施例6 実施例3に準じて調製した本発明の粒状の培養基材に対
して、生ごみ分解菌およびアンモニア資化菌として枯草
菌(バチルス・ズブチリス)の液体培養液を菌濃度が108
個/g以上になるように吸着させてあるゼオライトを5
重量%の量で添加した。これにより微生物を添加された
本発明の基材(水分含量2%、嵩密度0.95g/ml、水中崩
壊率45%)を得た。
【0048】実施例7 実施例1に準じて調製した本発明の粒状の培養基材に対
して、生ごみ分解菌およびアンモニア資化菌として枯草
菌(バチルス・ズブチリス)の液体培養液を菌濃度が10
8 個/g以上になるように吸着させてあるゼオライトを5
重量%の量で添加した。これに、次いで酵素〔セルラー
ゼオノズカ(ヤクルト薬品工業株式会社の製品名)とマ
セロチームA(ヤクルト薬品工業株式会社の製品名)の
1:1重量比の混合品〕の1%水溶液を2重量%の量で
添加した。さらに乾燥することによって、微生物と酵素
を添加された本発明の基材(水分含量2%、嵩密度0.15
g/ml、水中崩壊率5%)を得た。
【0049】比較例1 市販の天然ピートモス(水分含量50%、嵩密度0.12g/m
l)を比較の基材試料とした。
【0050】比較例2 ピートモス(5mm目の篩で予め篩分けしたもので水分含
量を50重量%、嵩密度0.12g/ml)84.3部、バインダーと
して合成樹脂エマルジョン(昭和高分子株式会社製、商
品名ポリゾール EVA EF−220)10部および活性炭(日本
カーボン株式会社製)5.7部を混練機(不二パウダル株
式会社製、KDH−10型)に仕込んで10分間混練した。こ
の混練物をスクリーン穴径 1.5mmの回転円筒型押し出し
造粒機(日本薬業機械株式会社製、NYG−K200型)を使
用して、円筒状に造粒した。この造粒した粒状物を、80
℃の恒温乾燥機(不二パウダル株式会社製、MDB−400型)
に入れて1時間乾燥した。これにより比較の基材(水分
含量2%、嵩密度0.12g/ml、水中崩壊率70%)を得た。
【0051】比較例3 ピートモス(水分含量50重量%、嵩密度0.12g/ml)94.3
部、活性炭(日本カーボン株式会社製)5.7部を混練機
(不二パウダル株式会社製、KDH−10型)に仕込んで10
分間混練した。この混練物をスクリーン穴径5mmのロー
ル型押し出し造粒機(不二パウダル株式会社製、F−5/11
−175型)を使用して、円筒状に造粒した。この造粒した
粒状物を、80℃の恒温乾燥機(不二パウダル株式会社
製、MDB−400型)に入れて1時間乾燥した。多孔質粒状
物(水分含量2%、嵩密度0.35g/ml、水中崩壊率 100
%)として比較の基材が得られた。
【0052】比較例4 オガクズに対して、生ごみ分解菌およびアンモニア資化
菌として枯草菌(バチルス・ズブチリス)の液体培養液
を菌濃度が108 個/g以上になるように吸着させてあるゼ
オライトを5重量%の量で添加した。これにより微生物
を添加された比較の基材(水分含量2%、嵩密度0.15g/
ml)を得た。
【0053】比較例5 比較例2の粒状基材に対して、生ごみ分解菌およびアン
モニア資化菌として枯草菌(バチルス・ズブチリス)の液
体培養液を菌濃度が108 個/g以上になるように吸着させ
てあるゼオライトを5重量%の量で添加した。これによ
り微生物を添加された比較の基材(水分含量2%、嵩密
度0.12g/ml、水中崩壊率70%)を得た。
【0054】次に本発明の培養基材を下記の試験例によ
り実証する。試験例1 本発明の実施例により得た基材あるいは比較試料として
の天然ピートモス(比較例1の試料)を小型生ごみ処理
機(処理容量20L)3台にそれぞれ10L入れ、さらに水
分含量が約50%になるように水を加えた。これに標準の
生ごみ〔肉:魚:ご飯:キャベツ:玉葱:みかん:りん
ご:卵の殻=50:50:50:250:200:200:200:27(g)比〕を1
kg/1回/1日の割合で投入し、40℃での連続運転を行
なった。生ごみは順次に分解して消化された。
【0055】調査は、表1に示す調査日の日数ごとに、
機内の生ごみ重量を計量し、また基材の状態、臭気など
を調べ、また下記の式により生ごみ分解率を求めた。そ
の結果を表1に示した。
【0056】生ごみ分解率(%)=(1−重量増加量/
投与生ごみ総量)×100
【0057】
【0058】
【0059】試験例2 試験例1に準じて実施例3〜7および比較例4〜5の培
養基材を用い、小型生ごみ処理機に装入して試験を行な
った。その結果を表2に示す。
【0060】
【0061】
【0062】
【発明の効果】本発明の培養基材は生ごみ処理機に装入
使用すると、次のような効果がもたらされる。すなわ
ち、生ごみからの悪臭の発生を防止し、基材粒子の微粉
末化とそれに伴う飛散もなく、生ごみを長期間にわたり
効率よく分解できる。また、生ごみが効率よく分解され
るので、生ごみ処理機を小型化できる。しかも生じた生
ごみ分解物は装置に対して付着性が少なく、また少量の
ため廃棄しやすい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米村 伸二 神奈川県厚木市岡田1−8−11−205 (72)発明者 関根 健司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 関口 孝志 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピートモスとバインダーを混合し、得ら
    れた混合物を造粒することによって形成された多孔質の
    粒状物からなるものであることを特徴とする生ごみ処理
    機用の培養基材。
  2. 【請求項2】 ピートモスとバインダーとの混合物に他
    の添加物を混合したことを特徴とする請求項1記載の生
    ごみ処理機用の培養基材。
  3. 【請求項3】 用いられるバインダーは水溶性高分子重
    合体であり、これが水溶液の形でピートモスと混合され
    た混合物を造粒して形成された多孔質粒状物の形である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の生ごみ
    処理機用の培養基材。
  4. 【請求項4】 バインダー以外の任意に配合できる他の
    添加物として、植物性繊維質または/および鉱物質また
    は/および脱臭剤ないし消臭剤が用いられ、これら添加
    物の1種またはそれ以上が本基材を成す多孔質粒状物の
    各粒子の内部にその造粒中に配合されてあるか、あるい
    は該多孔質粒状物の粒子にその造粒後に外部から添加さ
    れて該粒子との混合物の形であることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の生ごみ処理機用の培養基材。
  5. 【請求項5】 生ごみ分解能を有する微生物または/お
    よび脱臭能を有する微生物が本基材に添加されることを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の生ごみ処理機
    用の培養基材。
  6. 【請求項6】 該添加される微生物は、固体担体に吸着
    された形であることを特徴とする請求項5記載の生ごみ
    処理機用の培養基材。
  7. 【請求項7】 生ごみ分解作用を有する酵素が本基材に
    添加されることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の生ごみ処理機用の培養基材。
  8. 【請求項8】 該添加される酵素は、水溶液として添加
    された形であることを特徴とする請求項7記載の生ごみ
    処理機用の培養基材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000013787A3 (en) * 1998-09-04 2001-11-08 Response Environmental Service Oil sorbent composition
KR20160076684A (ko) * 2014-12-23 2016-07-01 이건희 미생물 배양장치 및 이를 이용한 식물 재배장치
KR102562712B1 (ko) * 2023-03-06 2023-08-02 주식회사 미래환경 교반 처리기

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