JPS61234386A

JPS61234386A - アラ−ム時計

Info

Publication number: JPS61234386A
Application number: JP60076012A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Aoki; 洋青木
Original assignee: Seikosha KK
Current assignee: Seikosha KK
Priority date: 1985-04-10
Filing date: 1985-04-10
Publication date: 1986-10-18
Also published as: JPH0352037B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は時計を叩くことによってアラームを制御するア
ラーム時計に関するものであある。

［従来の技術］従来のアラーム時計においては、アラームのセットスイ
ッチによってアラームのセットおよび鳴止めを行ってい
た。

［発明が解決しようとする問題点］上記のものでは、ねぼけていたり、暗い所等では、鳴止
めボタンの所在がわからなくてすぐに鳴止めが行えない
場合があった。

本発明は、時計の一部を叩くだけでアラームの制御が行
え、しかも誤動作を防止するようにしたものである。

［問題点を解決するための手段］本発明は、時計の一部に振動センサを固定し、時計を叩
いたときの振動センサの出力によってアラーム装置の制
御を行い、しかもこの制御状態に応じて振動センサの感
度を調整する調整回路を設けたものである。

［実施例］第１図において、１は時計の一部に固定した圧電素子等
の撮動センサ、２はその出力の増幅回路、３はフリップ
フロップ回路、４〜６はゲート回路である。７はアラー
ムスイッチ、８はワンショット回路、９は発音装置であ
る。１ｏは増幅回路２の感度調整回路、１１はアラーム
の状態を表示する表示部でおる。

第２図は時計の構成例を示したもので、同図において、
枠体１２は前枠１２ａと中枠１２ｂと後枠１２Ｃとが連
結して構成しである。この枠体１２の下面の形状は、そ
の接部がテーブル等に対接する載置面１２ｄである。載
置面１２ｄの前端から前方へ向けて次第に上昇する傾斜
面１２ｅが形成しである。枠体１２の前端である前枠１
２ａには、文字板１３、指針１４・・・前面カバー１５
による時刻表示部１６を設けである。前枠１２ａの背面
の枠体内にはムーブメント１７ａおよび回路１７ｂが収
納しである。また枠体内であって中枠１２ｂには発音体
１８が収納しである。枠体１２は全体として載置面１２
ｄ側にその重心が位置するように、後枠１２Ｃ内に錘１
９がねじ２０により固着しである。回路１７ｂの基板１
７Ｃ背面には黄銅などで形成された金属板２１が貼着し
てあり、この金属板には振動センサ１を固着しである。

つぎに動作について説明する。いま、夜寝る前で、アラ
ームスイッチ７が開いており、しかもフリップフロップ
回路３の出力Ｑは“ＯＩＴになっているものとする。そ
こで、アラームをセットするには第２図の枠体１２の上
方前部を１回叩く。これによって撮動センサ１から出力
が生じ、増幅回路２に供給される。いま感度調整回路１
０の出力によって増幅回路２の感度は中程度に設定され
ている。そのため、中程度の強さで時計を叩くことによ
って、増幅回路２から出力が発生し、フリップフロップ
回路３がトリガされる。これによってワンショット回路
８から１パルスが発生し、ゲート回路６からアラーム信
号が通過して発音装置９からセット確認音が発生する。

一方、フリップフロップ回路３の出力の上記反転によっ
て、感度調整回路１０では増幅回路２を低感度に設定す
る。そのため、一旦アラームをセットすると、小さな撮
動では感応せず、誤動作によるアラームセット解除の危
険性が少くなる。

そして翌朝の設定時刻になると、アラームスイッチ７が
閉じ、フリップフロップ回路３の出力がゲート回路５に
供給され、アラーム信号が発音装置９に供給されてアラ
ーム音が発生する。このときの感度は最高感度に調整さ
れ、枠体１２を軽く叩くことによって増幅回路２から出
力が発生する。

これによってフリッププロップ回路３がトリガされ、ア
ラーム音が停止する。

ところで、表示部１１では、アラームの状態を表示する
ものである。例えば、発光ダイオードを用い、アラーム
の非セツト状態では消灯、アラームのセット状態では点
滅、アラームが鳴っている状態では点灯するようにする
。但し、このような表示に限らず、アラームのセットに
よって秒針を２秒運針するようにしてもよい。

第３図はスヌーズ機能を持たせた例を示したものである
。同図において。２２はスヌーズ回路、２３はフリップ
フロップ回路、２４〜２７はゲート回路、２８はワンシ
ョット回路、２９は感度調整回路である。

つぎに動作について説明する。いまフリップフロップ回
路３．２３がリセット状態にあり、アラームスイッチ７
が開いていて鳴止め状態にあるものとする。この状態で
は、感度調整回路２９によって振動センサ１の感度は中
程度に設定されている。そこで、アラームをセットする
には、やや強めに時計を叩く。これによって、増幅回路
２から出力が発生し、フリップフロップ回路３がトリガ
され、その出力Ｑが“１″になってアラームがセットさ
れる。このときワンショット回路８からのパルスによっ
て発音装置９から確認音が発生する。

また、感度調整回路２９によって振動センサ１は低感度
に設定される。つまり、一旦アラームがセットされると
、誤動作によるセット解除がされ難くなる。

そこでアラーム時刻になってアラームスイッチ７が閉じ
ると、ゲート回路６が開き、発音装置９からアラーム音
が発生する。また、このときは、振動センサ１は高感度
に設定される。

そこで時計を軽く叩くことによって、増幅回路２から出
力が発生し、ワンショット回路２８から１パルスが発生
する。このパルスによってフリップフロップ回路２３が
セットされ、アラーム音が停止するとともにスヌーズ回
路２２が動作を開始する。このとき、振動センサ１は中
程度の感度に設定される。ここで時計を叩かないでいる
と、一定時間後にスヌーズ回路２２から出力が発生し、
フリップフロップ回路２３がリセットされ、再びアラー
ム音が発生する。また、撮動センサの感度も高感度に戻
る。

そこで軽く時計を叩くと、再びスヌーズがセットされる
。アラーム音を完全に停止したい場合は、ここでもう−
反時計を叩くものである。これによってフリップフロッ
プ回路３がトリガされ、その出力Ｑが“Ｏｕに反転して
アラーム音が完全に停止する。

なお、上記の実施例では振動センサの感度を増幅回路２
において調整したが、これに限らずフリップフロップ回
路２のしきい値を変えるようにしてもよい。また、振動
センサの出力側にフィルタを設け、このフィルタの定数
を変え、周波数応答特性を変えるようにしてもよい。

また、本発明は全電子時計にも適用できるものである。

［発明の効果］本発明によれば、時計の一部に固定した振動センサの出
力によって、時計を叩くことによってアラームの制御を
行うとともにアラームの状態に応じて振動センサの感度
を調整するようにしたので、鳴止めボタンが不要となり
、ねぼけていても暗いところでも簡単にアラームの制御
が行えるとともに誤動作を防止することができる。。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した論理回路図、第２図
は時計の構成の一例を示した断面図、第３図は他の例を
示した論理回路図である。１・・・撮動センサ、３・・・フリップフロップ回路、
７・・・アラームスイッチ、９・・・発音装置、１０・
・・感度調整回路、２９・・・感度調整回路以上

Claims

【特許請求の範囲】

設定時刻にアラーム音を発生するアラーム装置と、時計
の一部に固定した振動センサと、上記時計に振動が与え
られたときの上記振動センサの出力によって上記アラー
ム装置の制御を行う制御回路と、この制御回路の出力状
態に応じて上記振動センサの感度を調整する調整回路と
からなるアラーム時計。