JPS61233074A - 金属板接合部の隙間充填方法 - Google Patents

金属板接合部の隙間充填方法

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Publication number
JPS61233074A
JPS61233074A JP7412585A JP7412585A JPS61233074A JP S61233074 A JPS61233074 A JP S61233074A JP 7412585 A JP7412585 A JP 7412585A JP 7412585 A JP7412585 A JP 7412585A JP S61233074 A JPS61233074 A JP S61233074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
liquid filler
joint
gap
filler
Prior art date
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Pending
Application number
JP7412585A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Kawasaki
川崎 国男
Kazuyoshi Morimoto
森本 和佳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP7412585A priority Critical patent/JPS61233074A/ja
Publication of JPS61233074A publication Critical patent/JPS61233074A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のボディ等における金属板接合部に形成
される隙間に、充填材を充填する金属板接合部の隙間充
填方法に関する。
(従来の技術) 一般に、車両のボディには2枚の鋼板等の金属板を重ね
合わせてスポット溶接等で接合した接合部が多数存在す
るが、斯かる金属板接合部においては、製造上、接合さ
れた金属板相互間に僅かではあるが隙間が形成される。
そのため、金属板接合部に微小振動が発生するとともに
、この隙間を介して騒音が洩れるという現象が生じる。
そして、このような金属板接合部における微小振動や金
属板接合部に形成される隙間を介して洩れる騒音は、個
々の金属板接合部については微々たるものであるが、車
両のボディ全体についてみると、無視できない騒音ある
いは異音となる虞があり、その低減化対策が必要とされ
る。
斯かる金属板接合部における微小振動や金属板接合間に
形成される隙間を介して洩れる騒音に対する低減化対策
としては、例えば、ボディを形成する各金属板部材の加
工精度を向上させて、金属板接合部に生じる隙間を実質
的になくすようにすることが考え、られる、しかしなが
ら、プレス加工等によって形成される各金属板部材の加
工精度には限度があって、金属板接合部に隙間が実質的
に形成されないようにするまで加工精度を高めることは
困難である。また、騒音の要因である振動を低減すべく
割振鋼板の使用も考えられるが、斯かる場合には、加工
精度の向上が一段と難しくなる。
そこで、金属板接合部における微小振動や接合された金
属板相互間に形成される隙間を介して洩れる騒音に対す
る実効的な低減化対策として、金属板接合部に形成され
る隙間に割振材あるいは遮音材等の充填材を充填し、金
属板接合部における振動を抑制するとともに金属板接合
部に形成される隙間からの騒音洩れを防止することが考
えられている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、金属板接合部に充填材を充填するにあたって
は、通常、液状の充填材を、接合されるべき金属板の接
合部分に予め塗布しておくことにより、充填材を金属板
接合部に形成される隙間の所望の部位に介在せしめるよ
うになし、その後、これを固化させて隙間の所望の部位
を充填材によって塞ぐようにされるのであるが、充填材
が液状であるので、金属板接合部の態様如何によっては
、固化する以前に塗布位置から流動してしまい、金属板
接合部に形成される隙間の所望の部位に適正に充填でき
ないという問題がある0、即ち、例えば、金属板接合部
に形成される隙間が垂直方向に形成されるような場合に
は、充填すべき部位に介在せしめた充填材が固化する以
前に流れ落ちてしまい、目的とする充填材による割振効
果あるいは遮音効果が得られないことになるという不都
合が生じるのである。
斯かる点に鑑み、本発明は、金属板接合部に形成される
隙間に、液状充填材を介在せしめ、その後、介在せしめ
た液状充填材を固化せしめるようにして、充填材を充填
するにあたり、金属板接合部に形成される隙間の所望の
部位に対する充填材の適正な充填を、確実に行うことが
できる金属板接合部の隙間充填方法を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る金属板接合部の
隙間充填方法は、金属板接合部に形成される隙間の所定
の部位に磁性粉体が混入された液状充填材を介在せしめ
、この液状充填材を磁石を用いて所定の部位に保持し、
磁石によって所定の部位に保持された状態にある液状充
填材を固化させるようになすものとされる。
(作 用) このような本発明に係る金属板接合部の隙間充填方法に
よれば、金属板接合部に形成される隙間の所定の部位に
介在せしめられた液状充填材が、それに混入された磁性
粉体に作用する磁石の吸引力により、介在せしめらた部
位に保持されて固化されることになり、金属板接合部に
形成される隙間の所定の部位に充填材が確実に充填され
る。そして、これにより、接合部を形成する金属板が車
両のボディを構成するものである場合等において、金属
板接合部における微小振動あるいは金属板接合部に形成
される隙間を介しての騒音洩れが効果的に低減されるこ
とになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明に係る金属板接合部の隙間充填方法の
一例が適用される金属板接合部の一部を示す。ここでは
、例えば、自動車のボディの一部を形成する鋼板等の2
枚の金属板11及び12が、重ね合わされてスポット溶
接により接合されるものとされている。これら金属板1
1及び12には、スポット溶接の打点位置となる部分で
ある溶接位置a及びbの周囲に、予めプレス加工等によ
って環状凹部が形成されており、その環状凹部に包囲さ
れた部分が互いに当接するように重ね合わされて、スポ
ット溶接が行われる。このため、接合された金属板11
と金属板12との間には、溶接位置a及びbの周囲に両
者の相互離隔距離が比較的大とされる大隙間りが形成さ
れ、さらにその周囲に、両者の相互離隔距離が比較的小
とされる小隙間Sが形成さ−れることになる。
そして、斯かる金属板11と金属板12との接合部に対
して本発明に斯かる金属板接合部の隙間充填方法の一例
が適用されるにあたっては、先ず、接合されるべき金属
板11及び12の接合部となる部分を重ね合わせるに先
立って、金属板11及び12の一方もしくは両者の接合
部となる部分に設けられた溶接位置a及びbとなる部分
を包囲する環状凹部に、磁性粉体、例えば、フェライト
微粒子粉を混入した熱硬化性を有する液状充填材15を
塗布する。この場合、液状充填材15を、金属板11及
び12の接合部となる部分における溶接位置a及びbと
なる部分の周囲のみならず、金属板11及び12の接合
部となる部分の全域に塗布してもよい。また、液状充填
材としては、割振効果あるいは遮音効果のある周知のも
のが用いられる。
その後、液状充填材15が塗布された金属板11及び1
2の接合部となる部分を、溶接位置a及びbにおける凹
部が一致するようにして重ね合わせる。これにより、第
1図に示される如(、金属板11及び12の接合部にお
ける溶接位置a及びbの周囲の大隙間りが形成された部
分に液状充填材15が介在せしめられた状態が得られる
。そして、液状充填材15が塗布された金属板11及び
12の接合部となる部分を重ね合わせるとともに、溶接
位置a及びbの周囲の大隙間りが形成された部分の近傍
に磁石16.17.18及び19を例えば金属板12側
から近接させる。これにより、液状充填材15が、それ
に混入された磁性粉体が磁石16.17.18及び19
から受ける吸引力によって、溶接位置a及びbの周囲の
大隙間りが形成された部分に集められ、そこに保持され
る。
この状態では、液状充填材15はまだ液状である。
次に、第2図に示される如くに、溶接位置a及びbに夫
々対をなす電極棒21及び22を押当てて加圧するとと
もに、対をなす電極棒21間及び対をなす電極棒22間
に電流を流してスポット溶接を行う、これにより、溶接
位置a及びbの周囲の大隙間りが形成される部分に保持
された液状充填材15が、−溶接の熱で加熱されて固化
せしめられ、第2図に示される如く、溶接位置a及びb
の周囲に固化された充填材15゛が得られる。この固化
された充填材15°は、夫々対をなす電極棒21及び2
2と磁石16.17.18及び19が取り去られた後に
おいても、溶接位置a及びbの周囲の大隙間りが形成さ
れた部分に充填された状態で介在せしめられる。なお、
液状充填材15が溶接の際の熱だけでは完全に固化しな
い虞がある場合には、スポット溶接終了後も磁石16.
17゜18及び19をそのまま溶接位置a及びbの周囲
の大隙間りが形成された部分に近接させた状態とし、そ
のままで放置しておくかあるいは適当な手段により加熱
を行うようにする。
このようにして、金属板11及び12の接合部となる部
分に液状充填材を塗布して固化させる手法を用いて、金
属板11及び12の接合部に形成される隙間における溶
接位置a及びbの周囲の部位に、充填材を確実に充填で
きることになる。そして、これにより、金属板11及び
12の接合部の周囲に大隙間りが形成される溶接位置a
及びbにおける微小振動を抑制することができ、また、
金属板11及び12の接合部に形成される大隙間り及び
小隙間Sを介しての騒音洩れを低減することができる。
また、上述の例では、重ね合わされた金属板11及び1
2の接合部に対して磁石16.17.18及び19を近
接させて、金属板11及び12の接合部に介在せしめら
れた液状充填材15を特定の部位(大隙間りが形成され
た部分)に寄せ集めるようにされているが、磁石16,
17.18及び19を単に金属板11及び12に対して
近接させるだけでなく、金属板11及び12に沿って移
動せしめるようになせば、金属板11及び12の接合部
に介在せしめられた液状充填材15を、金属板11及び
12の接合部に形成される隙間の任意の部位に移送し、
そこで固化させることが可能となる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る金属板接合
部の隙間充填方法によれば、金属板接合部に形成された
隙間の所望の部位に介在せしめられた液状充填材が磁石
によってそこに保持された状態で固化せしめられるので
、金属板接合部に形成される隙間に液状充填材を介在せ
しめ、その後、介在せしめた液状充填材を固化せしめる
という簡便な手法を利用して、金属板接合部に形成され
る隙間の所望の部位に対する充填材の適正な充填を、確
実に行うことができる。従って、本発明に係る金属板接
合部の隙間充填方法を車両のボディを形成する金属板の
接合部に対して適用する場合には、金属板接合部におけ
る微小振動を抑制でき、また、金属板接合部に形成され
る隙間を介しての騒音洩れを低減できることになり、車
両における騒音低減化を効果的に図れることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る金属板接合部の隙間充
填方法の説明に供される金属板接合部及びそこにおける
接合の様子を示す断面図である。 図中、11及び12は金属板、15は液状充填材、15
゛ は充填材、16〜19は磁石、21及び22は電極
棒、a及びbは溶接位置である。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属板接合部に形成される隙間の所定の部位に磁性粉体
    が混入された液状充填材を介在せしめ、該液状充填材を
    上記所定の部位に磁石によって保持し、該磁石によって
    保持された液状充填材を固化させることを特徴とする金
    属板接合部の隙間充填方法。
JP7412585A 1985-04-08 1985-04-08 金属板接合部の隙間充填方法 Pending JPS61233074A (ja)

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JP7412585A JPS61233074A (ja) 1985-04-08 1985-04-08 金属板接合部の隙間充填方法

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JPS61233074A true JPS61233074A (ja) 1986-10-17

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ID=13538164

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03252108A (ja) * 1990-02-28 1991-11-11 Tabuchi Denki Kk 磁性流体接着剤、その製造方法、使用方法および誘導電磁器
US5538581A (en) * 1995-02-02 1996-07-23 Davidson Textron Inc. Method for electromagnetically welding thermoplastic articles together
JP2012136565A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Ferrotec Corp 接着剤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03252108A (ja) * 1990-02-28 1991-11-11 Tabuchi Denki Kk 磁性流体接着剤、その製造方法、使用方法および誘導電磁器
US5538581A (en) * 1995-02-02 1996-07-23 Davidson Textron Inc. Method for electromagnetically welding thermoplastic articles together
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