JPS6123236Y2 - - Google Patents

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JPS6123236Y2
JPS6123236Y2 JP3328481U JP3328481U JPS6123236Y2 JP S6123236 Y2 JPS6123236 Y2 JP S6123236Y2 JP 3328481 U JP3328481 U JP 3328481U JP 3328481 U JP3328481 U JP 3328481U JP S6123236 Y2 JPS6123236 Y2 JP S6123236Y2
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JP
Japan
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damper
stopper
opening
lever
movable plate
Prior art date
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JP3328481U
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English (en)
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JPS57145937U (ja
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Priority to JP3328481U priority Critical patent/JPS6123236Y2/ja
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ルームエアコンデイシヨナー等の吸
排気用ダンパーの開閉装置に関する。
従来のこの種装置は、第1図の如く開閉回動自
在なダンパー1を閉方向へ付勢するばね2と、ダ
ンパー1と開閉レバー3とを連結する索4とを具
え、第2図の如くレバー3を上回動することによ
り索4を引張つてダンパー1を開き、逆に第3図
の如くレバー3を下回動することにより、索4を
緩ませ、ダンパー1をばね2で閉方向へ引張つて
閉じるよう構成されていた。しかし、この構成で
は、レバー3を開姿勢又は閉姿勢で保持するには
常にレバー3に上方又は下方への力を加えておか
ねばならず、そのためばね2の付勢力に打ち勝つ
力が必要となる。そこで従来は、常に外方向へ拡
がろうとするトツグルばね5を利用して力を加え
ていた。
しかし、これでは、組み立てに当たつては、ト
ツグルばね5を左右方向から大なる力で縮めて孔
に挿入しなければならず、力を要し、組立性が悪
い。一般にばねを有する機構を組み立てるにはば
ね力に抗してばねを変形させなければならず、組
立性に問題がある。
また、従来のものは、レバーを操作するに当た
つて、トツグルばね5の付勢力に抗して持ち上げ
たり下げたりする必要があり、特にダンパーを開
ける場合にはトツグルばね5の力に加えてばね2
の力にも抗して操作力を加える必要があり、操作
に大なる力を要し、若干操作性に問題がある。
本考案は、上記の点に鑑み、組立性が良好で操
作性にも優れたダンパー開閉装置を提供しようと
するものである。
以下に本考案の一実施例を第4図ないし第6図
に基づいて説明すると、これは、開口10付枠体
11に左右横軸12を介して開閉自在なダンパー
1を閉方向aへ付勢するための引張ばね2と、支
持枠13に開姿勢A(第5図)と閉姿勢B(第6
図)とに切換移動可能に支持された開閉レバー1
4と、該レバーと前記ダンパー1との間に張設さ
れた索15とを備え、前記支持枠13に縦長の摘
部案内孔16が形成され、該孔に前記レバー14
が下側の開姿勢Aと上側の閉姿勢Bとに上下方向
で切換移動自在に嵌合され、該レバー14の上部
に開姿勢用ストツパ17が形成され、前記ばね2
が索15を通して該ストツパ17を支持枠13の
係合側へ付勢するように該索15が移動板部14
aの下端摘部14bと反対方向に突出する索係合
フランジ14cに連結され、索15は常に後斜上
方bへ引張られ、前記ストツパ17はレバー14
の開姿勢Aで前記案内孔16の上縁16aに当接
するよう構成される。
なお、前記レバー14は、支持枠13の後面1
3aに沿つて上下動する移動板部14aと、該板
部の前面中央に固定され前記摘部案内孔16に嵌
合された摘部14bとから成り、該移動板部14
aの上部に長爪18が形成され、下部に短爪18
bが形成され、前記支持枠13に該両爪18a,
18bに対応する位置で縦長の爪案内孔19が形
成される。
そして、前記開閉レバー14は、前記ストツパ
17が前記ストツパ孔に係合する開姿勢Aと、前
記ストツパ17が前記ストツパ孔から外れて支持
枠13の後面13aに位置しかつ該移動板部が前
記フランジとの折曲部14dのみを前記支持枠1
3に当接する閉姿勢Bとに切換移動自在とされ、
前記索15はダンパーの閉成状態で前記摘部14
bを摘部案内孔16の端縁(上縁)16aに嵌合
圧接可能な長さに設定されている。なお、前記摘
部案内孔16はストツパ孔を兼用している。
上記構成において、開閉装置を組み立てるに
は、まずダンパー1を開口10付枠体11に取付
け、引張ばね2をダンパー1と枠体11との間に
介装し、次に索15をダンパーに取付け、さらに
開閉レバー14に取付ける。そして開閉レバー1
4の摘部14bおよび爪18a,18bを支持枠
13の後面13aから案内孔16,19に挿入す
る。このとき索15はダンパーの閉成状態で前記
摘部14bを摘部案内孔16の端縁16aに嵌合
圧接可能な長さに設定されているので、開閉レバ
ー14の摘部14bおよび爪18a,18bをダ
ンパー閉成状態で僅かにばねの力に抗して案内孔
16,19に挿入するだけで組立てが行なえる。
そして、ダンパー1はばね2により常に閉方向
への力が働いているので、索15にも必然的に後
斜上方bへの引張力Fが働き、この力Fによりレ
バー14には常にストツパ17を支持枠13の係
合側へ付勢するようなC方向のモーメントが働い
ている。同時にストツパ17は案内孔16の上縁
16aに押しつけられていることで係着し、ばね
2が縮んでダンパー1が閉成しようとするのを阻
止する。この状態において、レバー14の爪18
a,18bは案内孔19に対して下方にあるよう
にレバー14全体が下方にずれた状態にある。
今、第6図の状態からレバー14を下方向jへ
押し下げると、索15も同時に下方dへ引かれ、
第5図の如くダンパー1はe方向へ開き始め、更
に押し下げるとストツパ17がC方向へ回動して
案内孔16の上縁16aに係合する。従つて、摘
部14bから手を離してもストツパ17が案内孔
16に引掛かり、上方fへ移動せず、第5図の如
く開姿勢Aを保持する。このとき、ダンパー1は
完全に開き、又ばね2の付勢力により索15にか
かる引張力Fでガタ付きもなく、外れることもな
い。
次に第5図の如く開姿勢Aのレバー14を少し
後方gへ押すと、レバー14は、移動板部14a
とフランジ14cとの折曲部14bを支点として
後方へ回動してストツパ17が案内孔16から外
れる。このとき爪18bは案内孔19の下端に係
合しているため、レバー14が支持枠13から外
れることはない。そして開閉レバー14はその
後、ばね2の付勢力により上方fへ移動し、第6
図の如く閉姿勢Bとなる。そしてダンパー1も第
6図の如く閉成する。なお、このときストツパ1
7はばね2により常にC方向へのモーメントが働
いているため、支持枠13の後面13aに沿つて
移動する。そしてストツパ17は案内孔16の上
端16aより上方にあり、爪18a,18bは案
内孔19内の上方に位置している。
以上の説明から明らかな通り、本考案は、開閉
回動自在なダンパーを閉方向へ付勢するばねと、
支持枠に支持された開閉レバーと、該レバーと前
記ダンパーとの間に張設された索とを具えたダン
パー開閉装置において、前記開閉レバーは、支持
枠の後面に沿つて移動する移動板部と、該移動板
部の前面中央に固定された摘部とから成り、該移
動板部の前面に開姿勢用ストツパと案内爪が形成
され、前記支持枠に、前記ダンパーの取付位置の
斜前方位置で前記摘部を移動自在に貫通案内する
摘部案内孔と、前記ストツパをレバーの開姿勢で
係合するストツパ孔と、前記案内爪を移動自在に
嵌合する爪案内孔とが形成され、前記移動板部の
後面で前記ダンパーよりも遠方側端部に該移動板
部に対して摘部と反対方向に突出する索係合フラ
ンジが形成され、該フランジの先端に前記索が連
結され、前記摘部および案内爪は前記摘部案内孔
および爪案内孔に夫々嵌合され、前記開閉レバー
は、前記ストツパが前記ストツパ孔に係合する開
姿勢と、前記ストツパが前記ストツパ孔から外れ
て支持枠の後面に位置しかつ該移動板部が前記フ
ランジとの折曲部のみを前記支持枠に当接する閉
姿勢とに切換移動自在とされ、前記索はダンパー
の閉成状態で前記摘部を摘部案内孔の端縁に嵌合
圧接可能な長さに設定されたことを特徴とするダ
ンパー開閉装置に関するものである。
したがつて、本考案よると、次のような効果が
ある。
(イ) 開閉レバーの摘部および爪をダンパー閉成状
態で僅かにばねの力に抗して案内孔に挿入する
だけで組立てが行なえるので、従来の如く開閉
レバー専用のばね例えばトツグルばねを使用し
なくてもよく、組立性を良好にし得る。
(ロ) またダンパーを開成状態から閉成状態にする
には(第5,6図参照)、開閉レバーを少し後
方に押してストツパをストツパ孔から外すだけ
でよく、更にダンパーを閉成状態から開状態に
するには開閉レバーを下方へ押下げればよく、
このとき移動板部の折曲部を支点としてばねに
より開閉レバーにはストツパ係合側にモーメン
トが働くため、ストツパをストツパ孔の上端に
係着させることができ、従来のばねの力に抗し
て操作するのに比べてあまりが要らず操作が簡
単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダンパー開閉装置の斜視図、第
2図は同開閉レバーの開姿勢を示す側面断面図、
第3図は同開閉レバーの閉姿勢を示す側面断面
図、第4図は本考案の一実施例であるダンパー開
閉装置の斜視図、第5図は同ダンパー開状態を示
す縦断面図、第6図は同ダンパー閉状態を示す縦
断面図である。 A:開姿勢、B:閉姿勢、1:ダンパー、2:
引張ばね、13:支持枠、13a:その後面、1
4:開閉レバー、14a:移動板部、14b:摘
部、14c:索係合フランジ、14d:折曲部、
15:索、16:摘部案内孔、17:ストツパ、
18a,18b:爪、19:爪案内孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉回動自在なダンパーを閉方向へ付勢するば
    ねと、支持枠に支持された開閉レバーと、該レバ
    ーと前記ダンパーとの間に張設された索とを具え
    たダンパー開閉装置において、前記開閉レバー
    は、支持枠の後面に沿つて移動する移動板部と、
    該移動板部の前面中央に固定された摘部とから成
    り、該移動板部の前面に開姿勢用ストツパと案内
    爪が形成され、前記支持枠に、前記ダンパーの取
    付位置の斜前方位置で前記摘部を移動自在に貫通
    案内する摘部案内孔と、前記ストツパをレバーの
    開姿勢で係合するストツパ孔と、前記案内爪を移
    動自在に嵌合する爪案内孔とが形成され、前記移
    動板部の後面で前記ダンパーよりも遠方側端部に
    該移動板部に対して摘部と反対方向に突出する索
    係合フランジが形成され、該フランジの先端に前
    記索が連結され、前記摘部および案内爪は前記摘
    部案内孔および爪案内孔に夫々嵌合され、前記開
    閉レバーは、前記ストツパが前記ストツパ孔に係
    合する開姿勢と、前記スイツパが前記ストツパ孔
    から外れて支持枠の後面に位置しかつ該移動板部
    が前記フランジとの折曲部のみを前記支持枠に当
    接する閉姿勢とに切換移動自在とされ、前記索は
    ダンパーの閉成状態で前記摘部を摘部案内孔の端
    縁に嵌合圧接可能な長さに設定されたことを特徴
    とするダンパー開閉装置。
JP3328481U 1981-03-09 1981-03-09 Expired JPS6123236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3328481U JPS6123236Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09

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JP3328481U JPS6123236Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09

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JPS57145937U JPS57145937U (ja) 1982-09-13
JPS6123236Y2 true JPS6123236Y2 (ja) 1986-07-11

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JPS57145937U (ja) 1982-09-13

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