JPS6123171Y2 - - Google Patents

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JPS6123171Y2
JPS6123171Y2 JP7754980U JP7754980U JPS6123171Y2 JP S6123171 Y2 JPS6123171 Y2 JP S6123171Y2 JP 7754980 U JP7754980 U JP 7754980U JP 7754980 U JP7754980 U JP 7754980U JP S6123171 Y2 JPS6123171 Y2 JP S6123171Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bonnet
reinforcing member
section
screws
engine
Prior art date
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Expired
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JP7754980U
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English (en)
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JPS571772U (ja
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Publication of JPS571772U publication Critical patent/JPS571772U/ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、下側及び機体後方側が開放されたボ
ツクス状のエンジンボツネツトを、その前端側の
機体横向き軸芯周りで上下揺動開閉自在に、運転
部の前方に配置した作業車のボンネツト固定構造
に関する。
この種のボンネツト固定構造として、従来、実
開昭53−81705公報には、開閉自在のエンジンカ
バーの後縁部を、その閉塞姿勢において撚料タン
クなどの固定受座に、締付けに伴つてエンジンカ
バーと固定受座との電気的導通を保つ部材を含ん
だ締付具により固定する構成が開示されている。
この構成は、エンジンカバーの頑丈でない後端部
を締付具によつて燃料タンクなどの固定受座に単
に固定して閉塞姿勢にするものであるが、エンジ
ンの運転による振動が締付具の位置のみでエンジ
ンカバーに伝わるのみで後端部が微振動して騒音
を発生する不具合を生じる欠点があつた。また上
記のものは、エンジンカバーの開閉を行なうの
に、作業者が一々位置を変えて締付具を着脱しな
ければならず、乗用運転部を設けた自走機体に適
用するのに不便となる欠点があつた。
本考案は解決しようとする技術的課題は、簡単
な改造でもつて、ボンネツト遊端側の微振動を確
実に防止すると共に、ロツク及びロツク解除が容
易迅速に行えるようにする点にある。
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、ボンネツトの後縁側に、前記ボンネツト
の外郭形状とほぼ等しい外郭形状を有しかつ、前
記ボンネツトの閉じ状態において機体の操作コン
ソール部を入り込ませた状態でその操作コンソー
ル部の外郭周縁を囲繞する形状の内周縁部分を有
する補強部材を付設すると共に、前記ボンネツト
を閉じ状態でロツクする複数個のネジ具を、機体
前後方向に向かわせた状態でかつ少なくとも前記
補強部材の両端側に作用する状態で設け、かつ前
記運転部から操作可能に構成することである。
上記技術的手段は、次のように作用する。
ボンネツトの後縁側に、その外郭形状とほぼ等
しい外郭形状の補強部材を付設してあるから、ボ
ンネツト後縁の剛性を高めて保形強度が極めて大
にできる。又この補強部材の内周縁部分がボンネ
ツト閉じ状態において、操作コンソール部を入込
ませた状態で囲繞し両者間の間隙を小ささくする
ことができる。さらに複数個のネジ具が運転部か
ら操作可能にかつ補強部材の両端側に作用する状
態で設けてあるから、前記補強部材の高い保形強
度と共働して、確実にロツクできる。
従つて、本考案は次の効果を奏する。
補強部材によつて、ボンネツト後縁の保形強度
が極めて大となり、この補強部材の両端側でネジ
具により確実にロツクできるから、ボンネツトの
閉じ状態において、エンジン運転に伴う振動をボ
ンネツトの補強材全体で受け止め、ボンネツトの
遊端側すなわち後縁部の微振動を確実に防止し、
騒音発生を防止できるに至つた。
また、ボンネツトと操作コンソール部との間の
間隙を小さくすることができるから、ボンネツト
内へ塵埃が侵入するのを防止できるに至つた。
さらに、ネジ具の操作が運転部から行えるの
で、構造簡単にできて、コスト面、製作面を有利
にしながらも、それらネジ具を運転部に居ながら
容易迅速に操作でき、ボンネツト内の点検や修理
を能率良く行えるようになつた。
次に、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
前後輪1,2夫々を駆動可能に備えさせると共
に、前部に原動部3を設け、かつ、その後方に乗
用運転部4を設けた自走機体の後部に、5条植え
可能に苗植付装置5をリンク機構6により昇降操
作可能に連結すると共に、前記自走機体から苗植
付装置5に回転軸14により伝動すべく構成し
て、乗用田植機を構成してある。
前記原動部3を構成するに、エンジンE、及
び、その前方に配設したエンジン排気マフラー7
を、下端及び機体後方側が開放されたボンネツト
8により覆わせると共に、エンジン燃料用のタン
ク9を、上端側が前記ボンネツト8から露出する
状態でかつ前記ボンネツト8に入り込ませた状態
で、計器板などを備えたハンドル取付枠10に取
付けて機体の操作コンソール10Aを構成してあ
る。
前記ボンネツト8を、その前端側に位置させた
機体横向きの軸芯P周りで上下に揺動開閉可能に
構成する一方、ボンネツト8の後端側に、前記ボ
ンネツト8の外郭形状とほぼ等しい外郭形状を有
する補強部材11を付設し、さらにこの補強部材
11の内周縁部分11aを開口し、この開口の形
状は、前記ボンネツト8の閉じ状態において、前
記機体コンソール部10Aの燃料タンク9の入込
ませた部分の外郭周縁を囲繞する形状に構成され
ている。そして、閉じ状態にしたボンネツト8を
ロツクすべく機体側の固定部材12に螺着する2
個のネジ具13,13を、前記補強部材11に付
設してある。前記両ネジ具13,13を、軸芯が
機体前後方向に向かい、かつ、操作部13aが運
転部4側に向かう状態で前記内周縁部分11aの
両端側に振分け配設して、補強部材11の前端側
に作用させるように構成すると共に、運転部4か
ら操作できるように構成してある。つまり、補強
部材11によりボンネツト8の保形強度を高める
と共に、遊端側を固定部材12に締付ける事によ
り、ボンネツト8をその遊端側が振動しないよう
に確実に閉じロツク出来るように構成すると共
に、2個のネジ具13,13を設けるものであり
ながら、ロツク及びロツク解除操作が運転部4の
一箇所から行えるように構成してある。
尚、前記ネジ具13を、8個以上にして、補強
部材11の中間部分にも設けたり、又、固定部材
12側に付設しても良いのであり、要するに、運
転部4から操作できると共に、少なくとも補強部
材11の両端側に作用するように設けると良い。
又、本考案は、トラクタや建設車輌等の各種作
業車にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車のボンネツト固定構
造の実施例を示し、第1図は乗用田植機の全体側
面図、第2図は原動部を示す一部切欠側面図、第
3図は要部を示す斜視図である。 4……運転部、8……ボンネツト、10A……
操作コンソール部、11……補強部材、11a…
…内周縁部分、13……ネジ具、P……軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下側及び機体後方側が開放されたボツクス条の
    エンジンボツネツト8を、その前端側の機体横向
    き軸芯P周りで上下揺動開閉自在に、運転部4の
    前方に配置した作業者のボンネツト固定構造にお
    いて、前記ボンネツト8の後縁側に、前記ボンネ
    ツト8の外郭形状とほぼ等しい外郭形状を有しか
    つ、前記ボンネツト8の閉じ状態において機体の
    操作コンソール部10Aを入り込ませた状態でそ
    の操作コンソール部10A、外郭周縁を囲繞する
    形状の内周縁部分11aを有する補強部材11を
    付設すると共に、前記ボンネツト8を閉じ状態で
    ロツクする複数個のネジ具13を、機体前後方向
    に向かわせた状態でかつ少なくとも前記補強部材
    11の両端側に作用する状態に設け、かつ前記運
    転部4から操作可能に構成してある事を特徴とす
    る作業者のボンネツト固定構造。
JP7754980U 1980-06-03 1980-06-03 Expired JPS6123171Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7754980U JPS6123171Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7754980U JPS6123171Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS571772U JPS571772U (ja) 1982-01-06
JPS6123171Y2 true JPS6123171Y2 (ja) 1986-07-11

Family

ID=29440113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7754980U Expired JPS6123171Y2 (ja) 1980-06-03 1980-06-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6123171Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323621Y2 (ja) * 1974-06-04 1978-06-19
JPS5647436Y2 (ja) * 1976-12-07 1981-11-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS571772U (ja) 1982-01-06

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